JPH0615647Y2 - 変形玩具 - Google Patents

変形玩具

Info

Publication number
JPH0615647Y2
JPH0615647Y2 JP1987065601U JP6560187U JPH0615647Y2 JP H0615647 Y2 JPH0615647 Y2 JP H0615647Y2 JP 1987065601 U JP1987065601 U JP 1987065601U JP 6560187 U JP6560187 U JP 6560187U JP H0615647 Y2 JPH0615647 Y2 JP H0615647Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting piece
toy
robot
recess
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987065601U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63172484U (ja
Inventor
高史 国弘
英昭 餘家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Co Ltd filed Critical Takara Co Ltd
Priority to JP1987065601U priority Critical patent/JPH0615647Y2/ja
Publication of JPS63172484U publication Critical patent/JPS63172484U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0615647Y2 publication Critical patent/JPH0615647Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、玩具の構成要素の非展開状態と展開状態と
でそれぞれ別の形態を呈する変形玩具に関するものであ
る。
解決しようとする技術課題 この考案は、非展開状態では通常の飛行機の形態を呈
し、構成要素の展開状態において発射台付きロケットの
形態に変化し、かつ、そのロケットを発射台から分離上
昇させて遊ぶことができる変形玩具を提供しようとする
ものである。
課題解決手段 上記の課題を解決するため、この考案による玩具は、飛
行機の胴部又はロケットと同様の形状を備えた前半部
と、飛行機の後尾部又はロケットの発射台と同様の形状
を備えた後半部とを、前記後半部の前部中央に回動自在
に設けた連結片により分離可能に結合して構成してある
とともに、可動自在な係止爪により係合されるように構
成してある。
そして、前記連結片は、一端を前記後半部の前部中央に
軸により回転自在に取付け、前記連結片の他端を前記前
半部の後尾部中央に着脱自在に結合して、前記前半部は
前記連結片を介して前記軸の周りに回転して前記後半部
に対して屈曲可能としてある。
また、前記前半部は機首部とその機首部に縦軸周りに回
転自在に連結された後尾部とで構成してある。
そして、前記機首部は、上面、下面のいずれか一方又は
双方に小型人形を挿入・取出し可能なカバー付きハッチ
を備えている。
さらに、前記後半部は前記小型ロボット人形を折り畳ん
で挿入できる凹部を有し、その凹部にその小型ロボット
人形が挿入されると前記係止爪の係合が解かれ前記前半
部が前記後半部から分離可能となる。
この考案の実施例 次に、この考案を図示の実施例について説明する。
この実施例は、第1図に示すように、単独非展開状態に
おいてジェット飛行機の形態を備えるこの考案に係る第
一変形玩具Aと、単独非展開状態において戦車の形態を
備える第二変形玩具Bとを用いてそれぞれの変形玩具を
分割した構成要素の一部を展開して合体することによ
り、第2図に示すようなロボットに変形することもでき
るように実現したものである。
以下に、まず、各変形玩具A,Bの構成について詳細に
説明する。
[第一変形玩具の構成] この考案に係る第一変形玩具Aは、第3図に示すよう
に、ジェット飛行機の機首部又はロケットと同様の形状
を備えた前半部Aと、ジェット飛行機の後尾部及び主
翼と同様の形状を備えた後半部Aとを、後半部A
前部中央に回動自在に設けた連結片1により分離可能に
結合して構成してある。
連結片1は、一端部を後半部Aの前部中央に設けた凹
部2に嵌合し、後半部と連結片1に貫通した軸3により
回転自在に取付けられており、また、連結片1は前半部
の後尾部中央に形成してある凹部4aに嵌合し、そ
の凹部4aの対向面に設けた小孔5に連結片1の他端部
両側面に設けた突起6を着脱自在に嵌合してあり、前半
部Aは後半部Aに対して軸3周りに回転して屈曲可
能である。
また、前半部Aは、機首部6と後尾部7とに分割形成
してあり、両者はその対向面において縦軸8により結合
され、その縦軸8周りに回転自在である。
機首部6の上面にはコックピットを模して常時はカバー
9で閉じられたハッチ10(第13図参照)が設けられ
て、そのハッチにはカバー9を開閉して、パイロットに
見立てた小型ロボット人形rを収納したり、取出したり
することができる。
また、後部7の背面には、燃焼済みガス噴出口を模した
孔11と、係止孔12が設けてある。
後半部Aは、平面ほぼ矩形状の中央部材13を有し、
その左右両側に筒状部材14をその前部側面に設けた突
起15を中央部材13の側面に設けた孔16に回転自在
に連結して有り、その筒状部材の上面と側面には垂直尾
翼と主翼に類似させた薄板17,18が回転自在に結合
してある。また、中央部材13の後部下面にはジェット
エンジンの噴射口に類似した外観を有する端部部材19
が回転自在に取り付けられている。中央部材13の前部
上面には上方に開口する凹部20が設けてあり、その凹
部にも前記小型ロボット人形を折畳んだ状態で着脱自在
に嵌合することができる。中央部材13の上面後半部の
左右両側辺には左右の被覆部材21の端部がヒンジ22
により反転・展開自在に連結されている。被覆部材21
は板状部分の端部にジェット機の後尾丸胴部の上半分を
左右二分したような形状を有する厚肉部23を形成して
なっている。
後半部Aは、前記筒状部材14を中央部材13の側面
にこれと平行な状態に揃え、端部部材19をその噴射口
に類似した部分19aを後方に向け、かつ、前記被覆部
材21を中央部材13の上面に当接して上面より見ると
きは、第1図に示すようにジェット飛行機の後半部分と
同様の外観を呈する。
中央部材13は、第4図に示すように、前面中央に挿入
孔24を有し、その挿入孔にロボット頭部25が抜け出
ないように出入り自在に嵌合され、そのロボット頭部に
コ字形のカバー26が回転自在に装着されている。この
カバー26は前半部Aの凹部4b内に収容可能な大き
さであり、カバー26でロボット頭部25の顔面を被覆
した状態で前半部Aを後半部Aに直線状に揃えた場
合は、カバー26が凹部4b内に収納されるため、ロボ
ット頭部25の存在が判らない。
中央部材13の前面両側には、前方(第4図においては
上方)に突出する係止爪27が形成してあり、前半部A
と後半部Aを第1図に示すように直線状に揃えた場
合はこれらの係止爪27が前半部Aの背面の係止孔1
2内に嵌合して、その係止爪を押すばね(図示せず)の
力により係止爪27が係止孔12に係止するようになっ
ている。
また、中央部材13の下面には、第4図に示すように、
ロボットの胸部らしい外観を呈するように適当な模様形
状が設けられており、前部の左右両側にヒンジ28,2
8aにより開閉自在に取り付けられた胸板29,29a
を開放すると、第5図に示すように凹部30,30aが
開き、その凹部に前記小型ロボット人形rをエンジンブ
ロックに変形した状態で嵌合することができる。
そして、各凹部30,30a内にはそれぞれ突起31,
31aが設けてあり、第6図に示すように小型ロボット
人形rを折り畳んでエンジンブロックに変形した後、凹
部30に嵌合してその突起31を押下すると、その凹部
より後方(第4図においては下方)に回転自在に取付け
られ、かつ、外側に突出するようにばね(図示せず)に
より付勢されている模擬発砲装置32がヒンジ33周り
に回転して外側に突出すると同時に銃砲に類似した筒3
4が模擬発砲装置32の内部に設けてあるばね(図示せ
ず)により突出される。また、他方の凹部30aの突起
31aを小型ロボット人形rにより押下すると、その凹
部より下方に出没自在に備えられた銃砲状の筒35が外
側に突出するようになっている。凹部30,30aから
小型ロボット人形を取出した後、筒34を手で逆方向に
押して模擬発砲装置32内に収容し、模擬発砲装置を中
央部材13側に回転すると原状に復帰し、また、筒35
は中央部材13内部で連結板(図示せず)に連結されて
いるので、そのいずれかを押すことにより中央部材内に
収納することができる。
前記筒状部材14は上半面が第3図に示すように円筒状
に形成され、先端に円錐形のキャップ36が着脱自在に
装着されているので、ミサイルのような外観を呈する
が、下半面は第4図及び第7図に示すようにほぼ角筒状
の外観を有して、ロボットの腕と同様な外観を呈してお
り、その自由端側の部分37が開閉自在に設けられ、そ
の内側の中空部先端に拳に類似した形状のブロック38
が回転自在に取付けられていて、第7図(ロ)に示すよ
うに腕の一部37を開放してその中からブロック38を
外側に突出させ、又は第7図(イ)に示すように内部に
収納することができる。
第一変形玩具Aは、上記構成により、後半部Aのロボ
ット頭部25を挿入孔24に挿入し、カバー26で顔面
を被覆した状態で連結片1を介して前半部Aを後半部
の前方に直線状に揃え、前半部の背面に設けてある
孔12に後半部前面に突設されている係止突起27を挿
入係止して、前記ロボット頭部25が外部より見えない
ようにし、また、被覆部材21を中央部材13の上面に
当接し、筒状部材14を中央部材13の側面に平行状態
に並べるとともに、端部部材19の噴射口19aを後方
に向け、垂直尾翼(17)及び水平尾翼(18)をそれ
ぞれ垂直水平の正常状態にすると、第1図に示すよう
に、左右両側にミサイルを搭載したジェット飛行機の形
態を呈する。
[第二変形玩具の構成] 第二変形玩具Bは、第8図に示すように、左右に二分割
可能な右部材39と左部材40と、これらの両部材の上
部前面の間に分離可能に嵌合保持される模擬銃砲部材4
1と、一方の部材39の上部に装着される模擬発砲部材
42とから成っている。
左右両部材39,40はほぼ対称形に構成してあり、第
9図に示すように、それぞれ基礎部材43と中間部材4
4と上部部材45とをヒンジ46,47により横転N字
形に順次連結して構成してある。
第10図に示すように基礎部材43はソリの形態に形成
してあり、その外側面にはキャタピラーの模様が施さ
れ、内側壁上端に上向きの突起48が設けられ、後半部
上面に傾斜板49が回転して伸長し又は逆方向に回転し
て収容可能に取付けられている。また、基礎部材43の
内側面には孔50が設けてある。
中間部材44はほぼ角筒状に形成してあり、その前面に
は前方に開口する孔51が設けられ、その孔内に発砲口
と同様な外観を有する筒52が備えてある。この筒は後
述されるように、第一変形玩具Aとの結合素子ともな
る。また、中間部材44の内側面下部には基礎部材43
の突起48を嵌合する凹部53を有しており、基礎部材
43を中間部材44の底面に近接した場合は突起48が
凹部53にきつく嵌合して固定される。さらに、中間部
材44の後部には背面と内側面に開口する凹部54が形
成してあり、その凹部にほぼ台形状のブロック55が嵌
合され、そのブロックの上下方向に貫通する長孔56に
中間部材44に固定した軸57を挿通することにより、
このブロック55が中間部材44から出没自在に備えら
れている。
なお、第11図に示すように、中間部材44の下面中央
には、凹部58が設けられ、その凹部に模擬発砲装置5
9が回転出没自在に備えてあり、これを突出させた状態
で模擬発砲装置59の突起60を指先で移動することに
より発射筒61を前方に突出させることができる。
上部部材45には、その上面ほぼ中央に上方に開口する
凹部62が形成してあり、その凹部に他方の部材40に
対向する側に係止孔63を有する作動部材64が昇降自
在に備えられ、常時は作動部材64の底面と上部部材4
5の間に備えれたばね(図示せず)により、係止孔63
は上部部材の内側面の孔65の上部に位置され、作動部
材64を押下すると、その係止孔が下降するようになっ
ている。
上記は右部材39の構成である。他方の左部材40は、
第12図に示すように基礎部材43aの対向面に前記基
礎部材43の孔50に対応する突起50aを有し、上部
部材45の前記右部材39に対向する面に前記係止孔6
3及び孔65に対応するフック66を突設してあるとと
もに、上面に開口されて蓋67により閉じられている凹
部68を有する点、及び基礎部材44aの下面の凹部に
模擬クレーン69が回転自在に備えてある点を除けば、
前述した右部材39と同一構成である。
作動部材64の上面には小孔70が設けてあり、その小
孔に模擬発砲装置42の下端に設けた軸42aを着脱自
在に差し込んで固定することができる。
第二変形玩具Bは、左右両部材39,40の前部の間に
模擬発砲装置41の基端部を嵌合し、その模擬発砲装置
の両側面に設けてある突起41aを両部材の対向面に形
成してある孔39aに回転自在に差し込んで装着すると
ともに、左の部材40の上部部材45aの内側面に設け
て有るフック66を右の部材39の上部部材39に設け
てある係止孔63に嵌合し、かつ、基礎部材43,43
aの対向面に対応して設けてある孔50と突起50aを
嵌合することにより一体的に結合してあり、第1図に示
すような戦車の形態を呈している。右の部材39の上部
部材の作動部材64の上面に形成してある小孔70に
は、模擬発砲装置42が差し込んで装着してある。
[各玩具の形態変化] 上記のように、第一変形玩具Aは前半部Aと後半部A
2とが連結片1を介して屈曲可能であり、また、前半部
においては前部6が後部7に対して回転自在であ
り、後半部Aもまた被覆部材21が展開可能である。
第二変形玩具Bの各構成部材39,40は横転N字形に
折畳まれている状態からヒンジ46,47により平面状
に展開可能である。
第23図から第25図までの図面は、上記二つの変形玩
具の構成を利用して、それぞれの固有の形態とは全く異
なる形態に変形して遊戯する例を示す。すなわち、同図
中央には、この考案に係る第一変形玩具Aを配置し、前
半部Aを後半部Aに対して直角に曲げて、下面を正
面に向けて上向きとし、後半部Aにおいては両側の筒
状部材14を前半部Aと平行になるように上向きにな
るように回転し、さらに被覆部材21を中央部材13の
左右両外側に展開している。これにより、第一変形玩具
Aの後半部Aは、ロケット発射台の形態を備え、前半
部Aはロケット又はスペースシャトルの形態となるか
ら、第一変形玩具全体は発射台付きロケットのような形
態を呈するに至る。
また、この第一変形玩具Aの左右両側には、第一変形玩
具Aからやや離間した位置に第二変形玩具Bの各部材3
9,40を配置し、かつ各部材をヒンジ46,47周り
に展開して、基礎部材43が最も内側に存し、中間部材
44が中央に位置し、上部部材45が最も外側に位置さ
せてある。そして、このように展開した状態で、前記ロ
ボットの脚カバーとなるカバー部材71を第一変形玩具
Aの展開した被覆部材21と左右の第二変形玩具Bの展
開状態の基礎部材43との間に掛け渡してある。
そして、これらの部材A,39,40の前方に前記小
型ロボット人形rを起立させて配置すると、全体として
ロケット発射基地らしい外観を備えることとなり、小型
ロボット人形rはこれを宇宙飛行士に見立てることがで
きる。
この状態で、第二変形玩具の中間部材44の下面は上向
きとなり、その上面に開口する凹部から模擬発射装置5
9とクレーン69が臨んでいる。第24図に示すよう
に、模擬発射装置59を引き起こせば、軍事基地に見立
てることができ、また、クレーン69を立てて、任意の
方向に回転することができるので、これを回動して地上
から搭乗員や貨物などの積み卸しに使用することを想定
することができる。
前半部Aの機首部6底面にはカバー80で閉められた
ハッチ81が設けてあり、前記上面ハッチ10とこの底
面ハッチとに小型ロボット人形rを挿入して再びカバー
9,80を閉めることにより、宇宙飛行士の搭乗を想定
することができる。こうして、宇宙飛行士の搭乗が終了
したときは、第25図に示すように、機首部6を縦軸8
周りに回転してその上面を遊戯者側に向けると、ロケッ
トの発射準備が完了したことになる。
ロケットである前半部Aは後半部Aから分離可能で
あるので、この前半部を手で握り発射基地である後半部
の連結片1から分離して上方に移動することによ
り、あたかも、ロケットが空中に発進する様子を想定す
ることができる。
[各玩具の固有形態及び合体変形] 続いて、上記二つの変形玩具A,Bを分割展開し、その
一部を結合して当初の固有の形態と異なるロボットの形
態に変化させる例について説明する。
第一変形玩具Aのジェット飛行機のコックピットに相当
するハッチカバー9を開けると、その中に第14図に示
すような小型ロボット人形rが嵌合してあり、その小型
ロボット人形を取出すと、この人形は折り畳み・展開自
在な構成であるので、これを折り畳むと、ほぼ直方体状
のブロックとなり、その外面にエンジンの模様又は彫刻
が施されており、第15図に示すように、ジェット飛行
機の後半部Aの上面に形成してある凹部20に押し込
んで嵌合することができる。このエンジンブロック
(r)の凹部20への嵌合により、その凹部内に突出さ
れているピン20aが押下されるため、そのピンに連結
されている前記係止爪27が図示されていないばねに抗
して前半部Aの背面の孔12に対して移動するので、
前半部Aは後半部Aから分離可能な状態となる。
そこで、前半部Aを後半部Aの連結片1から分離
し、続いて、第4図ないし第6図に示すように後半部A
をその前面が上向き、下面が前向きとなるように立
て、連結片1を後方に倒して見えないようにし、カバー
26を後方に回転するとともにロボット頭部25を挿入
孔24から上方に最大量引き出し、左右両側の筒状部材
14のカバー37を開放してその中から拳38を回転し
て外側に延出させて再びカバー37を閉め、この筒状部
材14をその基端の軸15を中心として回転して任意の
方向に向けると、後半部Aは全体としてロボットの上
半身の形態を呈する。
そして、第二変形玩具Bについては、第16図に示すよ
うに、蓋67を開放して凹部68の中から前記小型ロボ
ット人形rと同様の構成を有する小型ロボット人形を取
出し(第17図)、これを折り畳んでエンジンブロック
とし、模擬発砲装置42を取出したのちの凹部62に嵌
合して(第18図)、作動部材64を押下し、係止孔6
3を下方に移動してフック66を解放する。これによ
り、第二変形玩具の両部材39,40を互いに反対方向
に引いて第8図に示すように左右に分離することが可能
となる。そして、左右に分離した両部材39,40の前
面に開口している筒52には、前記第一変形玩具の後半
部Aの端部部材19の噴射口を形成している突起19
aをきつく嵌合することができる。
従って、第一変形玩具Aの噴射口の突起19aを第二変
形玩具Bの各部材39,40の発射口51,51aに嵌
合して両玩具A,Bを結合すると、第19図に示すよう
に、ロボットに近似した形態となる。このままではま
だ、完全にロボットらしくはないので、各部材39,4
0の中間部材44に備えてあるブロック55を手前に引
き出すと、ロボットの足の形態になる。
また、足の外観に安定感をもたせるため、第20図及び
第21図に示すようなカバー部材71が、そのカバーの
裏面両側に設けてある突起72を各部材39,40の側
面に形成してある凹部73及び薄板のヒンジ47に嵌合
して装着して、第一変形玩具Aの筒状部材14を適宜前
方に回転して傾けることにより、第2図に示すようにロ
ボットらしい形態を備えている。
第2図における74は、望みにより、第22図に示すよ
うに、外面に結合よう突起75を有し、一端に凹部76
を形成する弾性板77,78を有する装着材であり、弾
性板77間に前記第二変形玩具の模擬発砲装置41の基
端部を前記凹部76に嵌合し、両側面の突起41aを弾
性板77の孔79に嵌合して回転自在に保持することが
できる。
次に、第5図に示すように、第一変形玩具Aの後半部A
により構成されるロボット上半身の正面のカバー2
9,29aを回転して凹部30,30aを開放し、その
中に前記小型ロボット人形を折り畳んで形成されたエン
ジンブロックrをそれぞれ嵌合して、各凹部内に突設し
てある突起31,31aを押下する。これにより、各凹
部の下側に設けてある模擬発射装置32と発射筒35を
ばねの弾発力に抗して係止している図示されていないフ
ックが解除されるので、第6図に示すようにこれらの模
擬発射装置と発射筒がそれぞれ外側に突出する。
以上のように、第一変形玩具Aを分割し、その一部であ
る後半部Aと、第二変形玩具Bを左右に分割した各部
材39,40とを、それぞれ第一変形玩具の固有の形態
であるジェット戦闘機の一部である噴出口19a、及
び、第二変形玩具の固有の形態である戦車の一部である
発砲口51を用いて合体して第三の形態であるロボット
の形態に変化させることができる。
上記のように、合体によりロボットの形態に変化した二
つの変形玩具A,Bは、それぞれ分離した構成要素を再
び結合することにより、第1図に示したそれぞれ単独固
有の形態に復帰することができる。
この考案の効果 以上のように、この考案による玩具は、飛行機の胴部又
はロケットと同様の形状を備えた前半部と、飛行機の後
尾部又はロケットの発射台と同様の形状を備えた後半部
とを、前記後半部の前部中央に回動自在に設けた連結片
により分離可能に結合するとともに、可動自在な係止爪
により係合され、前記連結片は、一端を後半部の前部中
央に軸により回転自在に取付けられ、連結片の他端は前
半部の後尾部中央に着脱自在に結合されて、前記前半部
は前記連結片を介して前記軸の周りに回転して前記後半
部に対して屈曲可能であり、前記前半部は機首部とその
機首部に縦軸周りに回転自在に連結された後尾部〜とを
有し、前記機種部は、上面、下面のいずれか一方又は双
方に小型ロボット人形を挿入・取出し可能なカバー付き
ハッチを備え、前記後半部は前記小型ロボット人形を折
り畳んで挿入できる凹部を有し、その凹部にその小型ロ
ボット人形が挿入されると前記係止爪の係合が解かれ前
記前半部が前記後半部から分離可能となるから、非展開
状態では通常の飛行機の形態を呈し、構成要素の展開状
態において発射台付きロケットの形態に変化し、かつ、
そのロケットを発射台から分離上昇させて遊ぶこと〜が
できるとともに、ハッチを開閉してパイロットに見立て
た小型ロボット人形を出し入れできたり、その小型ロボ
ット人形を凹部に挿入できるようにしたので、より興味
ある変形玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであり、第1図
はこの考案に係る変形玩具と他の変形玩具の固有の形態
を有している状態の斜視図、第2図は各変形玩具の分離
・一部合体により他の形態に変化した状態における斜視
図である。 第3図ないし第7図はこの考案に係る変形玩具の構成を
詳細に説明するものであって、第3図は分解斜視図、第
4図は後半部の分解斜視図、第5図及び第6図はロボッ
ト正面に対して小型ロボット人形を装着される前と後の
変化を示す斜視図、第7図は筒状部材の展開前と展開後
の斜視図である。 第8図ないし第11図は他の変形玩具の構成を詳細に示
すものであり、第8図は分解斜視図、第9図は一方の部
材の背面図、第10図は同じく一方の部材の分解斜視
図、第11図は中間部材の下面を示す斜視図、第12図
は他の部材の斜視図である。 第13図ないし第15図はこの考案に係る変形玩具の変
形過程を示す斜視図、第16図ないし第18図は他の変
形玩具の変形過程を示す斜視図である。 第19図は二つの変形玩具を合体した状態における形態
を示す斜視図である。 第20図は脚カバー部材の斜視図、第21図は同脚カバ
ー部材の反対側面を示す斜視図である。第22図は装飾
部材の一例を示す斜視図である。 第23図ないし第25図はこの考案の変形玩具の本来的
変化を示す斜視図であり、第23図はロケット発射基地
における宇宙飛行士搭乗前の状態を示す斜視図、第24
図は搭乗終了直前の状態を示す斜視図、第25図は搭乗
を終了して発射準備完了状態を示す斜視図である。 A……変形玩具、 A……前半部、 A……後半部、 1……連結片、 3……軸、 6……機首部、 7……後尾部、 8……縦軸、 r……小型人形。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)飛行機の胴部又はロケットと同様の
    形状を備えた前半部と、飛行機の後尾部と又はロケット
    の発射台と同様の形状を備えた後半部とを、前記後半部
    の全部中央に回動自在に設けた連結片により分離可能に
    結合してなるとともに、可能自在な係止爪により係合さ
    れていること、 (ロ)前記連結片は、一端を前記後半部の前部中央に軸
    により回転自在に取付けられ、連結片の他端部は前記後
    半部の後尾部中央に着脱自在に結合されて、前記前半部
    は前記連結片を介して前記軸の周りに回転して前記後半
    部に対して屈曲可能であること、 (ハ)前記前半部は機首部とその機首部に縦軸周りに回
    転自在に連結された後尾部とを有すること、 (ホ)前記後半部は、小型ロボット人形を折り畳んで挿
    入できる凹部を有し、その凹部にその小型ロボット人形
    が挿入されると前記係止爪の係合が解かれて前記前半部
    から分離可能となること、 (ニ)前記機種部は、上面、下面のいずれか一方又は双
    方に前記小型ロボット人形を挿入・取出し可能なカバー
    付きハッチを備えていること、を特徴とする変形玩具。
JP1987065601U 1987-04-30 1987-04-30 変形玩具 Expired - Lifetime JPH0615647Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987065601U JPH0615647Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 変形玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987065601U JPH0615647Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 変形玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63172484U JPS63172484U (ja) 1988-11-09
JPH0615647Y2 true JPH0615647Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=30902824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987065601U Expired - Lifetime JPH0615647Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 変形玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615647Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2531757Y2 (ja) * 1992-02-28 1997-04-09 株式会社トミー アクセサリー玩具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242884B2 (ja) * 1979-05-16 1987-09-10 Mitsubishi Gasu Kagaku Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316713Y2 (ja) * 1984-12-27 1991-04-10
JPH0411756Y2 (ja) * 1985-08-30 1992-03-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242884B2 (ja) * 1979-05-16 1987-09-10 Mitsubishi Gasu Kagaku Kk

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63172484U (ja) 1988-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4307533A (en) Insect simulating mobile toy having flappable wings
US4391060A (en) Toy robot vehicle assembly
US20180333651A1 (en) Transforming toy having launcher
CN207822509U (zh) 可弹射的玩具车
EP1616609B1 (en) Transformable toy
US5810638A (en) Land, air and outerspace toy vehicle
US7753753B2 (en) Playsets with pop-up structures
US4946413A (en) Multi-use toy
US6086446A (en) Transformable insect-like toy figure
US6346025B1 (en) Methods and systems for joints useable in toys
US8992284B2 (en) Reconfigurable toy assembly
US20010049249A1 (en) Method and system for interactive toys
US5471968A (en) Projectile launcher with folding housing
CN214597220U (zh) 可变形玩具和包括可变形玩具的玩具套件
US20010051488A1 (en) Method and system for interactive toys
WO2020187089A1 (zh) 可分裂组合的玩具套装
US4673367A (en) Animated figure toy
US4673373A (en) Transformable toy block and hinge therefor
JPH0615647Y2 (ja) 変形玩具
CN207941195U (zh) 翻转组合玩具
JPH063675Y2 (ja) 合体変形玩具
JPH0615648Y2 (ja) 変形玩具
CN209997191U (zh) 可分裂组合的玩具套装
JPS6029176A (ja) ロボツト玩具
CN202700063U (zh) 玩具、可重构玩具和动作人偶