JPH06156461A - 箱空け方法 - Google Patents

箱空け方法

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Publication number
JPH06156461A
JPH06156461A JP32066092A JP32066092A JPH06156461A JP H06156461 A JPH06156461 A JP H06156461A JP 32066092 A JP32066092 A JP 32066092A JP 32066092 A JP32066092 A JP 32066092A JP H06156461 A JPH06156461 A JP H06156461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
bucket
opening
conveyor
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP32066092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Suehara
和芳 末原
Akira Saito
昌 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP32066092A priority Critical patent/JPH06156461A/ja
Publication of JPH06156461A publication Critical patent/JPH06156461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 バケット11には、仕切り部材12で仕切ら
れて整列した状態で使用済みのレンズ付きフイルムユニ
ット10が収納されている。このバケット11は、工場
に回収される。工場では、バケット11を箱空け装置に
セットする。この箱空け装置は、バケット11の開口1
aを蓋36で塞ぎ、その後、開口11aが下方を向くよ
うに蓋36ごとバケット11を反転させた後に、開口1
1aを半分ずつ露呈させるように蓋36を交互にずら
す。 【効果】 バケット11の開口11aを半分ずつ露呈さ
せるように蓋36を交互にずらすから、レンズ付きフイ
ルムユニット10だけが落下して必要ない仕切り部材1
2がバケット11から落下することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷役、運搬、及び保管
等に用いられるバケット等の容器から部品を空け出す箱
空け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製品組立や分解工場では、荷役、運搬、
及び保管等を効率良く行うために、部品を一定の単位に
まとめて取り扱う容器、例えばバケットが用いられてい
る。バケットは、プラスチック製が増えており、空のと
きの取扱い方の区分により、落とし込みによる積み重ね
が可能なネスティング型、そのまま積み重ねるスタッキ
ング型、及びコンパクトに折り畳み可能な折り畳み型等
に分類される。また、バケットには、プラスチック製や
ダンボール製の仕切り部材が利用されている。この仕切
り部材は、単にバケット内に挿入され、部品を整列して
数多く収納させるとともに、運搬中に部品に加わる衝撃
を吸収するのに役立つ。このようなバケットから部品を
空け出す箱空け作業は、従来人手によって行われていた
が、人件費削減により自動的に空け出す箱空け装置が望
まれていた。
【0003】そこで、自動箱空け装置を考慮すると、ロ
ボットハンドにより部品を1個、又は複数個ずつ掴み出
す方式と、そのままバケットを引っ繰り返して全部品を
いっぺんに空け出す方式(自動化設計 Vol 23 ,No11(19
91)P73〜76)との二つが考えられる。しかしながら、掴
み出す方式の場合には、ロボットハンドを動作させるた
めの手順が複雑且つ高価となり、利用するにはあまり望
ましくない。そこで、空け出す方式を考慮した場合に
は、落下により部品を破損、又は損傷させる恐れがあ
り、しかもバケット内の仕切り部材も一緒に落下してし
まう欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な背景に鑑みてなされたもので、落下による部品の破
損、又は損傷を防止するとともに、仕切り部材を落下さ
せないようにした自動箱空け装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、着脱自在な仕切り部材を内蔵し、部品を
一定の単位で収納した容器を箱空け位置まで搬送して一
定の姿勢で位置決めした後、前記容器の開口を蓋で塞
ぎ、その後、前記開口が下方を向くように蓋ごと容器を
反転させた後に、前記仕切り部材を落下させないように
蓋を交互にずらして前記部品だけを空け出すようにした
ものである。蓋のずらし動作は、容器の開口を半分ずつ
交互に開くように移動させれば、仕切り部材を落下させ
ずに収納部品だけを全部空け出すことができる。
【0006】
【実施例】環境保全や産業廃棄物を削減するために工業
製品、例えばレンズ付きフイルムユニット(以下、「フ
イルムユニット」と称す。)等は、リサイクルが行われ
ている。フイルムユニットは、特公平2−32615号
公報等に提案されているように、国際標準規格ISOの
1007−1979年で規定された135タイプのパト
ローネ付きフイルムが工場で予め装填された状態で出荷
・販売される。
【0007】フイルムの全てのコマの撮影が終了する
と、そのまま現像所に提出され、現像所では、露光済フ
イルムを収納したパトローネを取出し、現行の現像処理
システムを使用して現像及び焼付等の処理を行い、ユー
ザーにプリント写真とフイルムネガとを返却する。空の
フイルムユニット10は、図2に示すように、通い箱、
例えばプラスチック製のバケット11に収納された状態
で工場に返却される。
【0008】バケット11は開口11aが上方に形成さ
れたスタッキング型となっており、内部に仕切り部材1
2を挿入した後に、フイルムユニット10が一定の数量
となるように収納される。仕切り部材12は、縦板13
と横板14との嵌め合わせによって仕切りを構成してお
り、収納する部品に応じて仕切り間隔を変えるため、取
り出し易いようにバケット11に収納される。
【0009】図3に示すように、工場に搬入されたバケ
ット11は、開口11aを上方に向けた状態で受入れコ
ンベヤ16に供給される。受入れコンベヤ16は、同図
に示す矢印A方向に沿ってバケット11を搬送する。受
入れコンベヤ16には、合流コンベヤ18が接続されて
いる。この合流コンベヤ18は、これに箱空け装置19
が接続されており、1個出し用のストッパー17により
受入れコンベヤ16からバケット11を1個ずつ搬送す
る。箱空け装置19は、ストッパー20でバケット11
を位置決めした後に、箱空け動作を行う。箱空け装置1
9には、フイルムユニット10を分解工程24に搬送す
るための供給コンベヤ25が受入れコンベヤ16の搬送
方向Aに対して直交する方向(同図に示す矢印B)に沿
って接続されている。
【0010】また合流コンベヤ18には、受入れコンベ
ヤ16と箱空け装置19との間に、分岐装置21を介し
て返却コンベヤ22が受入れコンベヤ16の搬送方向A
に対して直交する方向(同図に示す矢印C)に沿って接
続されている。この合流コンベヤ18は正逆転駆動が可
能となっており、合流コンベヤ18の逆転駆動の際に
は、空のバケット11を箱空け装置19から分岐装置2
1まで搬送する。分岐装置21は、空のバケット11を
検出すると返却コンベヤ22に向けて分岐させる。返却
コンベヤ22は、空のバケット11をバケット回収工程
26に向けて搬送する。
【0011】箱空け装置19は、図4に示すように、2
つの挟持部30、蓋移動機構31、及び反転機構32と
から構成される。挟持部30は、セット位置にあるバケ
ット11を左右から保持するものであり、受入れコンベ
ヤ16の搬送方向Aに対して直交する方向に沿って移動
自在に設けられている。これらの挟持部30は退避位置
とバケット11に接近する近接位置との間で図示してい
ないエアーシリンダー等の作動によって移動される。挟
持部30が近接位置に移動した際には、上下の爪板3
4,35によってバケット11を挟持する。
【0012】蓋移動機構31は、これにバケット11の
開口11aよりも僅かに大きな蓋36を、受入れコンベ
ヤ16の搬送方向Aに対して直交する方向(同図に示す
矢印D)に移動させるものであり、蓋支持部材37、リ
ードスクリュー38、及びモータ39で構成されてい
る。蓋支持部材37は、一端に蓋36が固着され、他端
にはリードスクリュー38が嵌合している。リードスク
リュー38は、受入れコンベヤ16の搬送方向Aに対し
て直交方向に沿って回動自在に設けられており、またそ
の長さ方向の中心が合流コンベヤ19の搬送中心と一致
している。リードスクリュー38はその両端が合流コン
ベヤ18の幅よりも長く、その一端にモータ39が接続
されており、また他端には軸受部40によって支持され
ている。モータ39の駆動により蓋支持部材37は、リ
ードスクリュー38の両端及び中間の位置との間でスラ
イド移動する。
【0013】反転機構32は、初期位置とこれから軸3
8を中心として180°回転させた反転位置との間で、
蓋移動機構31と挟持部30とをモータ41の駆動によ
って一体に回転させる。反転機構32の初期位置では、
蓋移動機構31の蓋36がセット位置にあるバケット1
1の開口11aを塞いだ状態となり、また反転位置で
は、バケット11の開口と供給コンベヤ25とが対面し
た状態となる。
【0014】次に、箱空け装置19の作用を説明する。
現像所では、バケット11に仕切り部材12を挿入し、
その後、フイルムユニット10を整然に収納する。この
バケット11は、工場に多量に回収されると順次に受入
れコンベヤ16で搬送される。ストッパー17によって
バケット11は、1個ずつ合流コンベヤ18に搬送さ
れ、この合流コンベヤ18の正転駆動により箱空け装置
19のセット位置に搬送される。セット位置に到達した
バケット11は、ストッパー20によって正確に位置決
めされる。
【0015】位置決めされたバケット11は、蓋移動機
構31の蓋36がリードスクリュー38の中間位置で待
機した状態となっているため、蓋36によって開口11
aが上方から遮蔽された状態となる。箱空け装置19
は、セット位置にバケット11が在席した信号を得る
と、挟持部30を近接位置に移動させた後に、バケット
11の左右を上下爪34,35で挟持する。挟持した後
には、反転機構32のモータ41を駆動させて蓋移動機
構31と挟持部30とを反転位置まで一体に回転させ
る。反転されたバケット11は、その開口11aと供給
コンベヤ25とが対面した状態となる。このときの開口
11aと供給コンベヤ25との隙間は、フイルムユニッ
ト10をバケット11から確実に落下させるのに必要な
最小の間隔となるように設定されており、落下時のショ
ックを少なくしている。その後、箱空け装置19は、蓋
移動機構31を作動させ、蓋36をスライド移動させ
る。
【0016】蓋36は、先ず、モータ39の正回転によ
りリードスクリュー38の一端側の位置に向けて水平に
移動する。この移動は、図1(A)に示すように、蓋3
6がバケット11の開口11aを約半分だけ露呈させる
位置まで行う。これにより、バケット11に収納された
フイルムユニット10は、蓋36で支持されなくなった
ものだけが供給コンベヤ25の上に落下する。
【0017】次に、モータ39を逆回転させ、蓋36を
リードスクリュー38の中心位置に向けて移動させ、さ
らに蓋36をリードスクリュー38の他端側の位置に向
けて移動させる。この移動は、同図(B)に示すよう
に、先に蓋36が開口11aを遮蔽していた部分を露呈
させる位置まで行う。これにより、残りのフイルムユニ
ット11が供給コンベヤ25の上に落下する。落下した
フイルムユニット10は、供給コンベヤ25によって分
解工程24に搬送される。このように、常に、蓋36が
バケット11の開口11aの半分を交互に塞いでいるか
ら、仕切り部材12がバケット11から落下することは
ない。
【0018】その後、モータ39を正回転させ、蓋36
をリードスクリュー38の中心位置に戻し、反転機構3
2のモータ41を駆動させ、蓋移動機構31と挟持部3
0とを初期位置に復帰させる。これにより仕切り部材1
2だけが入った空のバケット11は、合流コンベヤ18
の上に戻る。その後、上下爪34,35の挟持を解除さ
せて挟持部30を退避位置に移動させる。合流コンベヤ
18は、挟持部30が退避位置に戻った信号を得ると、
逆転駆動を行い、バケット11を分岐装置21まで搬送
する。分岐装置21は、バケット11の在席を検知する
と、そのバケット11を返却コンベヤ22に向けて分岐
させる。これにより、バケット11は、返却コンベヤ2
2によってバケット回収工程に向けて搬送される。
【0019】空のバケット11が返却コンベヤ22に分
岐完了した時点で、ストッパー17が作動して受入れコ
ンベヤ16から次のバケット11が合流コンベヤ18に
送り出され、前述したような手順を繰り返す毎に、フイ
ルムユニット10が供給コンベヤ25に箱空けされる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、容器の開口を蓋で塞ぎ、その後、開口が下方を向
くように蓋ごと容器を反転させた後に仕切り部材が落下
しないように蓋を交互にずらすから、収納部品だけを空
け出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は、箱空け装置の動作を示す
概略説明図である。
【図2】箱空け装置に用いるバケットを示す斜視図であ
る。
【図3】箱空け装置にバケットを搬送する設備の概略説
明図である。
【図4】箱空け装置の概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 レンズ付きフイルムユニット 19 箱空け装置 30 挟持部 31 蓋移動機構 32 反転機構 36 蓋 37 蓋支持部材 38 リードスクリュー 39,41 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在な仕切り部材を内蔵し、部品を
    一定の単位で収納した容器を箱空け位置まで搬送して一
    定の姿勢で位置決めした後、前記容器の開口を蓋で塞
    ぎ、その後、前記開口が下方を向くように蓋ごと容器を
    反転させた後に、前記仕切り部材を落下させないように
    蓋を交互にずらして前記部品だけを空け出すようにした
    ことを特徴とする箱空け方法。
JP32066092A 1992-11-30 1992-11-30 箱空け方法 Pending JPH06156461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32066092A JPH06156461A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 箱空け方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP32066092A JPH06156461A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 箱空け方法

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JPH06156461A true JPH06156461A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18123902

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JP32066092A Pending JPH06156461A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 箱空け方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH06156461A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003160115A (ja) * 2001-11-21 2003-06-03 Japan Crown Cork Co Ltd カートン自動開封システム
KR20180034799A (ko) * 2016-09-28 2018-04-05 대상 주식회사 포기김치 절단 및 포장장치

Cited By (2)

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