JPH06155883A - 感熱製版印字装置 - Google Patents

感熱製版印字装置

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Publication number
JPH06155883A
JPH06155883A JP30566292A JP30566292A JPH06155883A JP H06155883 A JPH06155883 A JP H06155883A JP 30566292 A JP30566292 A JP 30566292A JP 30566292 A JP30566292 A JP 30566292A JP H06155883 A JPH06155883 A JP H06155883A
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JP
Japan
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plate
making
main body
base paper
printing
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Pending
Application number
JP30566292A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumasa Hoshino
照雅 星野
Kaoru Sakakibara
薫 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP30566292A priority Critical patent/JPH06155883A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続的に変化する数字等を次々に連続印字す
る場合でも、その都度原板を作成して自分で取り替え印
字する必要がなく、連続的に原板を作成することが出
来、軽量小型の印字アクチュエーターに原板を取り付け
るだけで簡単に連続的に印字が出来、製版原紙の交換も
容易な感熱製版印字装置を提供する。 【構成】 製版本体に製版原紙ユニットをセットし、製
版本体のキーボードとLCDで入力指令を行うことによ
り製版原紙に穿孔を行い原板を作成する。穿孔を行った
製版原紙ユニットを印字本体にセットし、印字本体のキ
ーボードとLCDにより指令を出し、製版原紙を所定の
位置まで巻き戻す。巻戻しが完了したら手動で印字を行
う。印字が終了すると印字検出センサーが働き、次の印
字文字を印字できる位置まで製版原紙を送り、印字が行
われるのを待つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製版原紙にサーマルヘ
ッドで穿孔を行い、その製版原紙を原板として手動印字
を行う感熱製版印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂フィルムの製版原紙
にサーマルヘッドで穿孔を行い、その製版原紙を原板と
して手動印字を行う感熱製版印字装置にあっては、穿孔
を行う部分と入力、制御を行う部分が一体で構成され、
印字のみを行うスタンプ台を別に設け、穿孔された原板
を別のスタンプ台にいちいち取り付けた後に印字を行う
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
感熱製版印字装置は、以上のように構成されているので
穿孔を行った後いちいち原板を自分で取り替えて印字を
行わなければならず、連続的に変化する数値等を印字す
るのに非常に手間がかかった。又、別のスタンプ台を設
けず、本体自身に印字部を設け印字する方法も考えられ
るが、本体が大きく重すぎるため任意の位置に手でもっ
て印字するには問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とする所は、連続的に
変化する数字等を次々に連続印字する場合でも、その都
度原板を作成し自分で取り替えて印字する必要がなく連
続的に原板を作成し簡単に連続的に印字出来る感熱製版
印字装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の感熱製版印字装置は、原板作成を行うための
製版本体入力手段と、前記製版本体入力手段からの信号
に応答して各種制御信号を出力し統括管理する製版本体
制御手段と、前記製版本体制御手段の信号により表示を
行う製版本体表示手段と、前記製版本体制御手段の信号
により製版原紙に穿孔を行う穿孔手段と、前記製版本体
制御手段の信号により前記製版原紙を送るための製版本
体製版原紙送り手段と、前記穿孔手段により穿孔され前
記製版本体製版原紙送り手段により所定量送られる前記
製版原紙を含む製版原紙ユニットを着脱出来る製版本体
製版原紙ユニット着脱手段とを持つ製版本体と、印字回
数の設定等を行う印字本体入力手段と、前記印字本体入
力手段からの信号に応答して各種信号を出力し統括管理
する印字本体制御手段と、前記印字本体制御手段の信号
により表示を行う印字本体表示手段と、前記印字本体制
御手段の信号により前記製版原紙ユニットを送る印字本
体製版原紙送り手段と、印字物に印字を行う印字手段
と、前記製版原紙ユニットを着脱出来る印字本体製版原
紙ユニット着脱手段とを持つ印字本体とを備えている。
【0006】前記製版本体製版原紙送り手段及び印字本
体製版原紙送り手段の内の少なくともひとつは、前記製
版原紙を正逆方向どちらでも送れる構成としている。
【0007】前記製版原紙ユニットは、ロール状に蓄え
られた製版原紙を供給する製版原紙供給部と、前記製版
原紙を巻取る製版原紙巻取り部と、前記製版原紙の穿孔
部を介して印字物にインクを供給するためのインク供給
部とよりなり、前記インク供給部は、前記製版本体製版
原紙送り手段及び前記印字本体製版原紙送り手段による
送りにおいて、前記製版原紙に接触しないように隙間を
設けて配置され、前記製版原紙供給部と製版原紙巻取り
部とインク供給部とが一体に構成されている。
【0008】前記製版原紙供給部及び前記製版原紙巻取
り部は前記製版原紙を正逆方向どちらでも巻取り、供給
出来るよう構成されている。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の感熱製版印字装置
は、製版本体と印字本体の2体に分け、原板の穿孔に必
要な手段は製版本体に納め、印字に必要な手段のみを印
字本体に納めたことにより、コードレスで軽量、小型の
印字アクチュエーターとすることが出来る。
【0010】又、ロール状の製版原紙を巻取りながら連
続的に穿孔出来る一体型の製版原紙ユニット構造とした
ことで、連続する数値等の印字についてもいちいち原板
を取り替える必要なく製版本体で連続的に穿孔出来、連
続穿孔後の製版原紙ユニットを印字本体に取り付けるだ
けで連続的に印字を行うことが出来る。又、一体型の製
版原紙ユニットのため、製版原紙の取り替えもユニット
ごと簡単に取り替えることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】図1は、本発明による感熱製版印字装置の
全体外観図であり、製版本体1の外観は、外郭を構成す
る製版本体ケース2が製版本体ケース上2aと製版本体
ケース下2bとで構成され、前記製版本体ケース上2a
には、製版本体表示手段3を構成する製版本体LCD4
と製版本体入力手段5を構成する製版本体キーボード6
が図示しないネジで固定されている。又、前記製版本体
ケース上2aには、製版原紙ユニット23を製版本体1
に着脱可能にするための製版本体製版原紙ユニット着脱
手段24を構成する製版本体着脱カバー9が着脱可能に
取り付けられている。前記製版本体ケース上2aと前記
製版本体ケース下2bは、前記製版本体ケース下2bの
裏面より図示しないネジで固定されている。
【0013】印字本体19の外観は、印字本体ケース2
0を構成する印字本体ケース前20aと、印字本体ケー
ス後ろ20bと、印字位置の確認をしやすくするため透
明部材で構成され印字位置を示す開口部21を有するス
ライド22とより成っている。前記印字本体ケース前2
0aには、前記製版原紙ユニット23を印字本体19に
着脱可能にするための印字本体製版原紙ユニット着脱手
段25を構成する印字本体着脱カバー26が着脱可能に
取り付けられている。又、前記印字本体ケース前20a
には、印字回数の設定等を行う印字本体入力手段27と
して印字本体キーボード28が図示しないネジで取り付
けられ、前記印字本体ケース前20aの上面には印字本
体表示手段29を構成し印字回数等の表示を行う印字本
体LCD30が設けられている。
【0014】前記印字本体ケース後ろ20bには、乾電
池の収納のための乾電池蓋31が着脱可能に設けられて
いる。前記印字本体ケース前20aと前記印字本体ケー
ス後ろ20bは、図示しないネジで固定され前記印字本
体ケース20を構成している。
【0015】図2は、本発明の感熱製版印字装置におけ
る製版本体の内部機構を示す斜視図であり、前記製版本
体ケース2の内部には、製版本体制御手段7を構成する
製版本体制御基板8が前記製版本体ケース下2bに図示
しないネジで固定されている。
【0016】前記製版本体制御基板8は、前記製版本体
キーボード6、及び前記製版本体LCD4と図示しない
コードで接続されている。
【0017】前記製版本体着脱カバー9には、前記製版
原紙ユニット23が前記製版本体1に収納されているか
どうかを外から判別できる開口部9dを設けてある。
【0018】前記製版本体着脱カバー9は、一体に形成
されている突起9aと爪9bを前記製版本体ケース上2
aに設けてある係合孔10、11に係合することで前記
製版本体ケース上2aに取り付けられ、又、前記爪9b
上部の突起9cを操作することにより前記爪9bが前記
係合孔11からはずれ前記製版本体ケース上2aから取
り外せる構成となっている。
【0019】前記製版本体着脱カバー9の下で前記製版
本体ケース上2aには、熱可塑性樹脂フィルムより成る
製版原紙32を送る製版本体製版原紙送り手段33とし
てのステッピングモーター12が軸を外方に向けて前記
製版本体ケース上2aの裏側から図示しないネジで固定
され、その軸先端には前記製版原紙ユニット23とギヤ
連結するためのギヤ13が圧入されている。
【0020】又、前記製版本体ケース上2aには、前記
製版原紙ユニット23の位置決めを行う位置決めピン3
4と、前記製版本体製版原紙ユニット着脱手段24を構
成するプラテン着脱レバー15と、前記プラテン着脱レ
バー15の片側に固定されたプラテンローラー16と、
ローラーバネ17と、穿孔手段35を構成するサーマル
ヘッド14とが設けられている。
【0021】前記サーマルヘッド14の近傍で前記製版
原紙32の供給側には、前記製版原紙32の検出を行う
製版本体製版原紙検出センサー37が設けられている。
この製版本体製版原紙検出センサー37は、ホトインタ
ラプタ等が用いられ、非接触にて検出を行ない、図示し
ない信号コードを介して検出信号を前記製版本体制御基
板8に送り、前記製版原紙ユニット23が無い場合は穿
孔を行わないように構成されている。又、前記サーマル
ヘッド14と前記ステッピングモーター12は、図示し
ない信号コードで前記製版本体制御基板8に接続され、
前記製版本体制御基板8からの穿孔信号と送り信号によ
り前記製版原紙32に穿孔を行い、所定の巻取りを行う
ように構成されている。
【0022】図3は、図2のa−aにおける断面図であ
り、前記プラテン着脱レバー15はL字形状を成し片側
にプラテンローラー16が固定され、前記製版本体ケー
ス上2aのレバースライド溝36内に溝の長手方向に移
動可能に収納されている。
【0023】前記プラテン着脱レバー15には、片側を
前記本体部ケース上2aの突起18に引っかけた前記ロ
ーラーバネ17が掛けられている。
【0024】前記製版原紙ユニット23内にロール状に
蓄えられた前記製版原紙32に、熱により穿孔を行う穿
孔手段35としての前記サーマルヘッド14は、前記プ
ラテンローラー16と対向する位置で、前記製版本体ケ
ース上2aに設けられたレバースライド溝36に直交
し、前記プラテン着脱レバー15を抑え込む形に図示し
ないネジで固定されている。
【0025】前記プラテンローラー16は前記プラテン
着脱レバー15に固定されているため、前記プラテン着
脱レバー15の操作側15aを操作すると、前記プラテ
ン着脱レバー15の動きに合わせ、前記プラテン着脱レ
バー15が解除側にある場合は前記製版原紙ユニット2
3のどことも干渉せず、又、前記プラテン着脱レバー1
5がセット側の場合は前記サーマルヘッド14に前記製
版原紙32をローラーバネ17の力により一定圧で押し
つけ安定した穿孔を行わせるように移動する構成とされ
ている。
【0026】図4は、本発明の感熱製版印字装置におけ
る印字本体の内部機構を示す斜視図であり、前記印字本
体着脱カバー26には、前記製版原紙ユニット23が前
記印字本体19に収納されているかどうかを外から判断
できる開口部26aを設けてある。前記印字本体着脱カ
バー26は、一体に形成されている突起26bと爪26
cを前記印字本体ケース前20aに設けてある係合孔4
4、45と係合することで前記印字本体ケース前20a
に取り付けられ、又、前記爪26c上部の突起26dを
操作することにより前記爪26cが前記係合孔45から
はずれ前記印字本体ケース20aから取り外せる構成と
なっている。
【0027】前記印字本体ケース後ろ20bには、印字
本体製版原紙送り手段46として印字本体ステッピング
モーター47と印字本体制御手段49としての印字本体
制御基板50が図示しないネジで取り付けられている。
又、図5にて図示される印字本体製版原紙検出センサー
51が前記製版原紙ユニット23の検出を行うように設
けられている。
【0028】前記印字本体制御基板50は、前記印字本
体キーボード28、前記印字本体LCD30、前記印字
本体ステッピングモーター47、前記印字本体製版原紙
検出センサー51と図示しない信号コードで接続されて
いる。
【0029】図5は、本発明における印字本体の正面断
面図であり、手動にて印字を行う印字手段38を構成す
るため、前記スライド22は一体的に形成されたスライ
ド突起22aにて、前記印字本体ケース20の両側面に
形成されている縦長の長溝39に係合しており、前記印
字本体ケース20に対し前記長溝39に沿って相対的に
上下動する。又、前記スライド突起22aと前記印字本
体ケース20の間にはスライドバネ40がかけられ、印
字動作により前記印字本体ケース20を手動にて下方に
押し下げて離すと前記スライドバネ40によって原位置
に上昇復帰される。
【0030】前記印字本体ケース20の下面41には、
印字動作により、前記印字本体ケース20の下面41が
前記スライド22の上面42に当たるまで押しつけられ
た時印字動作を検出する印字検出センサー43が設けら
れており、前記印字本体制御基板50と図示しない信号
コードで接続されている。
【0031】前記印字本体ステッピングモーター47の
軸にはギヤ52が圧入され、前記ギヤ52はギヤ53と
連結されている。前記ギヤ53の両側には製版原紙ユニ
ット23をドライブするドライブ軸72、73をもった
ギヤ54、55が設けられている。前記ドライブ軸7
2、73と前記製版原紙ユニット23が連結されると、
前記印字本体ステッピングモータ47の回転方向を変え
ることにより正逆どちらでも前記製版原紙ユニット23
内の製版原紙32を送ることが出来る。
【0032】図6は、本発明の製版原紙ユニット23の
内部機構を示す正面断面図であり、外郭は、カセットケ
ース上56aとカセットケース下56bとより成り、図
示しないネジで止められ一体化されてカセットケース5
6を構成している。
【0033】製版原紙供給部57は、前記製版原紙32
の終端32bを供給ドラム58に固定し、前記製版原紙
32をロール状に巻取り蓄えた構成を成し、前記供給ド
ラム58は前記カセットケース上56aと前記カセット
ケース下56bとで支持され、前記供給ドラム58にテ
ンションをかけるテンションバネ59が前記製版原紙3
2と接触せず、前記供給ドラム58に接触するように配
置されていることにより、一定のテンションを受けなが
ら回転可能に構成されている。
【0034】又、前記供給ドラム58には、前記ドライ
ブ軸73と連結する部分に供給部ワンウエイクラッチ7
4が一体で形成されており、前記供給部ワンウエイクラ
ッチ74は前記ドライブ軸73が軸側から見て左回転の
時ロックし前記ドライブ軸73と同期して回転し、前記
ドライブ軸73が軸側から見て右回転の時フリーとなり
前記ドライブ軸73は空転する。
【0035】前記印字本体ステッピングモータ47と連
結され、前記製版原紙32を巻き取るための製版原紙巻
取り部63は、巻取りドラム64に前記製版原紙32の
巻始め32aを固定して構成され、前記巻取りドラム6
4は、前記カセットケース上56aと前記カセットケー
ス下56bとで回転可能に支持されている。前記巻取り
ドラム64に一定のテンションをかけるテンションバネ
59が、前記製版原紙32と接触せず前記巻取りドラム
64に接触するように配置されている。
【0036】前記製版原紙32には、巻始めと終端を検
出できるように図示しない穿孔マークが設けてある。
【0037】又、前記巻取りドラム64には、前記ドラ
イブ軸72と連結する部分に巻取り部ワンウエイクラッ
チ75が一体で形成されており、前記巻取り部ワンウエ
イクラッチ75は前記ドライブ軸72が軸側から見て右
回転の時ロックし前記ドライブ軸72と同期して回転
し、前記ドライブ軸72が軸側から見て左回転の時フリ
ーとなり前記ドライブ軸72は空転する。
【0038】前記製版原紙32を送るためのガイドロー
ラー60が、前記カセットケース上56aと前記カセッ
トケース下56bとで回転可能に支持されている。
【0039】前記カセットケース56の中央下部には、
インク供給部61としてのインクパッド62が設けられ
ている。前記インクパッド62は、印字動作において前
記製版原紙32と接触しインクを供給するインク供給面
62aにはインク透過シート、その他の面にはインク不
透過シートを用いてある。
【0040】前記ガイドローラー60の内側には、前記
製版原紙32と前記インクパッド62のインク供給面6
2aとの間に所定の隙間を設け前記製版原紙32の送り
動作が円滑に行えるようにスペーサー65が設けてあ
る。前記スペーサー65は、前記カセットケース上56
aと前記カセットケース下56bとに設けた小判穴66
にスペーサー軸68を係合し、前記小判穴66の外方に
前記スペーサー軸68が片寄りするよう板バネ67で付
勢されている。前記構成により前記製版原紙32を前記
インクパッド62から遠ざけるように前記スペーサー6
5が働き、所定の隙間を保つことが出来る。又、印字動
作により前記スペーサー65を押し上げる力が掛かると
前記スペーサー65は前記小判穴66の内方に逃げ、前
記製版原紙32と前記インクパッド62が接触する。イ
ンクパッド62は圧力が加わると前記インク供給面62
aより前記製版原紙32の穿孔部を介して印字物にイン
クを供給し印字が行える。
【0041】上記構成にて前記製版原紙32に余分なイ
ンク付着を行わず、前記印字本体ステッピングモーター
47の回転方向により前記製版原紙32を、前記巻取り
ドラム64又は前記供給ドラム58のどちらにもにロー
ル状に巻取ることが出来る。
【0042】図7は、本発明のシステムブロック図であ
り、これを用いて動作を簡単に説明する。
【0043】製版本体1には、製版本体制御手段7とし
て製版本体制御基板8と、製版本体入力手段5として製
版本体キーボード6と、製版本体表示手段3として製版
本体LCD4と、穿孔手段35としてサーマルヘッド1
4と、製版本体製版原紙送り手段33としてステッピン
グモーター12と、製版本体製版原紙検出センサー37
とがある。
【0044】前記製版本体制御基板8には、入力される
情報を統括管理し各種制御信号を出力するCPU69
と、前記製版本体制御基板8等へ電源を供給する電源回
路70と、前記CPU69を動作させるためのクロック
回路71とがある。
【0045】前記CPU69の入力には、前記製版本体
キーボード6と、製版原紙ユニット23が有るか無いか
を検出する製版本体製版原紙検出センサー37からの信
号があり、製版本体製版原紙検出センサー37にて製版
原紙ユニット23が無いと判断したときは穿孔及び送り
を行わない。
【0046】製版原紙ユニット23が製版本体1にセッ
トされている状態で、製版本体キーボード6を用い製版
本体LCD4を見ながら入力指令を行うと、入力指令に
従いCPU69はサーマルヘッド14に穿孔指令、ステ
ッピングモータ12に送り指令を出し所定の穿孔を行
う。所定の穿孔を終了すると穿孔された製版原紙32を
次の文字を穿孔する位置まで所定量送る指令を出しステ
ッピングモーター12により製版原紙32を送る。次
に、穿孔指令、送り指令により所定の穿孔を行う。以上
の繰り返しにより連続する数字等も連続的に穿孔するこ
とが出来る。
【0047】印字本体19には、印字本体製版原紙送り
手段46として印字本体ステッピングモーター47と、
印字本体製版原紙検出センサー51と、印字検出センサ
ー43と、印字本体制御手段49としての印字本体制御
基板50と、印字本体表示手段29としての印字本体L
CD30と、印字本体入力手段27として印字本体キー
ボード28とがある。
【0048】前記製版本体1にて所定の穿孔を行った製
版原紙ユニット23を印字本体19にセットすると、印
字本体製版原紙検出センサー51にて製版原紙23の検
出を行い、動作可能な状態となる。印字本体キーボード
28を用いて前記製版原紙32の巻戻し指令出すと、巻
戻し指令により印字本体ステッピングモーター47は、
軸側からみて左回転に回転し、製版原紙32の巻始めの
穿孔マークを印字本体製版原紙検出センサー51が検出
するまで製版原紙32を製版原紙ユニット23の供給ド
ラム58に巻取る。
【0049】巻取りを完了すると印字本体制御基板50
より印字可能の表示を印字本体LCD30に出す。印字
本体キーボード28にて印字回数の設定等を行い、手動
にて印字を行う。印字が行われると印字検出センサー4
3が働き、印字本体制御基板50へ信号が送られ印字本
体制御基板50は、次の印字分製版原紙23を送る送り
信号を印字本体ステッピングモーター47へ送る。印字
本体ステッピングモーター47は、送り信号により軸側
からみて右回転に回転し製版原紙23を所定量送り、印
字が行われるのを待つ。以上の動作の繰り返しにより連
続する数値等の印字を連続的に行うことが出来る。
【0050】図8は、上記動作による製版原紙の穿孔例
であり、製版原紙32には入力指令に従い所定の数字7
6が穿孔され、連続する数値と数値の間には印字におけ
る必要な間隔77が設けられている。
【0051】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の感熱製版印字装置は軽量で小型の印字アクチュエ
ーターを得ることが出来ると共に、簡単に連続穿孔、連
続印字を行うことが出来るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱製版印字装置の全体外観図であ
る。
【図2】本発明の感熱製版印字装置における製版本体の
内部機構を示す斜視図である。
【図3】図2のa−a面における断面図である。
【図4】本発明の感熱製版印字装置における印字本体の
内部機構を示す斜視図である。
【図5】本発明の感熱製版印字装置における印字本体の
正面断面図である。
【図6】本発明の感熱製版印字装置における製版原紙ユ
ニットの内部機構を示す正面断面図である。
【図7】本発明のシステムブロック図である。
【図8】本発明における製版原紙の穿孔例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 製版本体 3 製版本体表示手段 5 製版本体入力手段 7 製版本体制御手段 19印字本体 23製版原紙ユニット 24製版本体製版原紙ユニット着脱手段 25印字本体製版原紙ユニット着脱手段 27印字本体入力手段 29印字本体表示手段 32製版原紙 33製版本体製版原紙送り手段 35穿孔手段 38印字手段 46印字本体製版原紙送り手段 49印字本体制御手段 57製版原紙供給部 61インク供給部 63製版原紙巻取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41K 1/32 Z 6863−2C B41L 13/02 E 9112−2C F 9112−2C 13/18 D 9112−2C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版原紙(32)にサーマルヘッドにて
    穿孔を行い、その製版原紙(32)を原板として手動印
    字を行う感熱製版印字装置において、 原板作成を行うための製版本体入力手段(5)と、前記
    製版本体入力手段(5)からの信号に応答して各種制御
    信号を出力し統括管理する製版本体制御手段(7)と、
    前記製版本体制御手段(7)の信号により表示を行う製
    版本体表示手段(3)と、前記製版本体制御手段(7)
    の信号により製版原紙(32)に穿孔を行う穿孔手段
    (35)と、前記製版本体制御手段(7)の信号により
    前記製版原紙(32)を送るための製版本体製版原紙送
    り手段(33)と、前記穿孔手段(35)により穿孔さ
    れ前記製版本体製版原紙送り手段(33)により所定量
    送られる前記製版原紙(32)を含む製版原紙ユニット
    (23)を着脱出来る製版本体製版原紙ユニット着脱手
    段(24)とを持つ製版本体(1)と、 印字回数の設定等を行う印字本体入力手段(27)と、
    前記印字本体入力手段(27)からの信号に応答して各
    種信号を出力し統括管理する印字本体制御手段(49)
    と、前記印字本体制御手段(49)の信号により表示を
    行う印字本体表示手段(29)と、前記印字本体制御手
    段(49)の信号により前記製版原紙ユニット(23)
    を送る印字本体製版原紙送り手段(46)と、印字物に
    印字を行う印字手段(38)と、前記製版原紙ユニット
    (23)を着脱出来る印字本体製版原紙ユニット着脱手
    段(25)とを持つ印字本体(19)とを備えたことを
    特徴とする感熱製版印字装置。
  2. 【請求項2】 前記製版本体製版原紙送り手段(33)
    及び印字本体製版原紙送り手段(46)の内の少なくと
    もひとつは、前記製版原紙(32)を正逆方向どちらで
    も送れる構成であることを特徴とする請求項1に記載の
    感熱製版印字装置。
  3. 【請求項3】 前記製版原紙ユニット(23)は、ロー
    ル状に蓄えられた製版原紙(32)を供給する製版原紙
    供給部(57)と、前記製版原紙(32)を巻取る製版
    原紙巻取り部(63)と、前記製版原紙(32)の穿孔
    部を介して印字物にインクを供給するためのインク供給
    部(61)とよりなり、前記インク供給部(61)は、
    前記製版本体製版原紙送り手段(33)及び前記印字本
    体製版原紙送り手段(46)による送りにおいて、前記
    製版原紙(32)と接触しないように隙間を設けて配置
    され、前記製版原紙供給部(57)と製版原紙巻取り部
    (63)とインク供給部(61)とが一体に構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の感熱製版印字装置。
  4. 【請求項4】 前記製版原紙ユニット(23)の前記製
    版原紙供給部(57)及び前記製版原紙巻取り部(6
    3)は、前記製版原紙(32)を正逆方向どちらでも巻
    取り、供給出来るように構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の感熱製版印字装置。
JP30566292A 1992-11-16 1992-11-16 感熱製版印字装置 Pending JPH06155883A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016187867A (ja) * 2015-03-28 2016-11-04 株式会社シード 印刷機

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