JPH0615579A - トルクレンチの締付制御装置 - Google Patents

トルクレンチの締付制御装置

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JPH0615579A
JPH0615579A JP26405092A JP26405092A JPH0615579A JP H0615579 A JPH0615579 A JP H0615579A JP 26405092 A JP26405092 A JP 26405092A JP 26405092 A JP26405092 A JP 26405092A JP H0615579 A JPH0615579 A JP H0615579A
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tightening
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Masaaki Okubo
雅明 大久保
Akira Fukada
亮 深田
Takaaki Okubo
隆明 大久保
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Fuji Kuki KK
Fuji Air Tools Co Ltd
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Fuji Kuki KK
Fuji Air Tools Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクレンチにおける締付トルク制御を正確
に行うと共に、締付作業の完了した員数把握を正確に行
う。 【構成】 トルクレンチに供給される給気圧力の変化率
を把握する圧力変化率把握手段と、上記変化率が基準値
に達したときに打撃間隔よりも長い時間の打撃信号を出
力する打撃信号出力手段と、上記打撃信号出力継続時間
を計時し、この計時値が設定時間に達したときに締付完
了信号を出力するタイマと、締付完了信号の出力でトル
クレンチへの給気通路を閉じる給気停止手段とを設け
た。さらに締付完了信号をカウントし、このカウント値
が設定員数に達したときに所定員数締付完了信号を出力
する員数計数手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインパクトレンチ、油
圧レンチ等のトルクレンチの締付制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】インパクトレンチにおい
て、締付トルク制御を正確に行ったり、あるいは締付作
業の完了した員数を正確に把握しようとすれば、打撃状
態を検出する必要があるが、従来、この打撃状態の検出
は、エアモータの主軸にセンサを取着し、主軸の反転を
検出する方法によって行われている。しかしながらこの
方法では、インパクトレンチ内部に正転及び逆転を検出
するためのセンサを配置する必要のあることから、機器
の大形化やコストアップを招くという欠点がある。
【0003】そのため給気圧を検出し、この給気圧が基
準値以下に低下したときにインパクトレンチが作動して
いるとして、上記打撃状態を検出するという方式を採用
することが考えられる。しかしながらこの方式では、イ
ンパクトレンチが無負荷回転状態にあるのか、打撃状態
にあるのかの識別が不可能であるという欠点がある。そ
れは、無負荷回転状態と打撃状態において生ずる圧力差
が、給気源において不可避的に生ずる圧力変動よりも小
さく、その識別が不可能であるためである。
【0004】そこでこの発明の主たる目的は、トルクレ
ンチにおける締付トルク制御を、正確に行うことのでき
るトルクレンチの締付制御装置を提供することにある。
【0005】さらにこの発明の他の目的は、上記のよう
に正確なトルク制御のもとに、締付作業の完了した員数
把握を正確に行うことの可能なトルクレンチの締付制御
装置を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】請求項1のトルクレン
チの締付制御装置は、トルクレンチに供給される給気圧
力の変化率を把握する圧力変化率把握手段と、上記変化
率が基準値に達したときに打撃間隔よりも長い時間の打
撃信号を出力する打撃信号出力手段と、上記打撃信号出
力継続時間を計時し、この計時値が設定時間に達したと
きに締付完了信号を出力するタイマと、締付完了信号の
出力でトルクレンチへの給気通路を閉じる給気停止手段
とを設けたことを特徴としている。
【0007】請求項2のトルクレンチの締付制御装置
は、上記締付完了信号をカウントし、このカウント値が
設定員数に達したときに所定員数締付完了信号を出力す
る員数計数手段を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記請求項1のトルクレンチの締付制御装置で
は、無負荷回転中は、給気圧は特定の圧力に維持され、
給気圧の経時変化が生じないことから、打撃信号は出力
されない。これに対し、打撃状態においては、給気圧に
は打撃発生毎にある程度以上の変化が生じ、この変化に
基づいて打撃信号が出力される。そして出力される打撃
信号の出力継続時間を計時し、これらが設定値に達した
ときにそれぞれ給気を停止するようにしてあるので、正
確な締付トルク制御が行えるようになる。
【0009】さらに請求項2のトルクレンチの締付制御
装置では、締付作業の完了した被締付体の員数を計数で
き、これが設定員数に達したことを把握し得るので、正
確な締付員数管理を行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】次にこの発明のトルクレンチの締付制御装置
の具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0011】図1に全体構成の概略図を示すが、同図に
おいて、1は給気源、2はエアホース、3はインパクト
レンチをそれぞれ示しており、エアホース2には、給気
源1側から順に、電磁弁4、チェックバルブ5、圧力ト
ランスデューサ6が介設されている。このチェックバル
ブ5は、給気源1側の圧力低下に起因するトラブルを防
止するためのものである。また同図において、7は制御
装置を示しているが、この制御装置7は、圧力トランス
デューサ6に接続された入力ポート8、電磁弁4に接続
された出力ポート9、設定員数の入力される複数の入力
ポート10・・、所定員数締付完了信号及びNG信号の
出力される出力ポート11、12を備えている。
【0012】図2には上記制御装置7の機能ブロック図
を示す。上記圧力トランスデューサ6からの圧力信号
は、圧力信号増幅部21に入力され、次いで圧力変化率
把握部22、打撃信号出力部23へと出力される。この
打撃信号出力部23は、検知レベル設定部24、信号出
力時間変更部25、リセットレベル設定部26をそれぞ
れ備え、打撃信号を出力するためのものであるが、その
機能については後述する。この打撃信号は、カウンタ2
7にてその出力数が計数されるか、あるいはタイマ28
にてその出力継続時間が計測され、これらが各設定部2
9、30における設定値に達したときに締付完了信号を
出力する。そしてこの締付完了信号に基づいて、電磁弁
シャットオフ部31は電磁弁4を閉弁する。一方、上記
制御装置7には、デジタルスイッチより成る員数設定部
32と、員数計数部33とが設けられており、員数計数
部33にて上記締付完了信号をカウントし、これが員数
設定部32での設定値に達したときに、所定員数締付完
了信号を出力し、一連の締付作動を停止し得るようなさ
れている。34は残数表示部を示しているが、これはあ
と何本の締付を行うかをLEDで表示するためのもので
ある。なお上記員数設定部32は、単数の場合もある
し、複数個設けておくこともある。また上記制御装置7
には、さらにタイマ部35が設けられており、一連の締
付作動を開始する際のスタート信号によってリセットさ
れた後、所定時間内に所定員数締付完了信号の出力され
ない場合に、NG信号を出力するようなされている。3
6はタイマ調整部、37は電源部である。
【0013】次に上記制御装置の作動状態について、図
3に基づいて説明する。まず同図(a)には、圧力トラ
ンスデューサ6からの出力信号を示すが、この信号か
ら、圧力変化率把握部22においては、交流成分のみを
圧力変動信号として取出す。この圧力変動信号は、同図
(b)のように停止時には変動がなく、レバー開時には
大きな負変動レベルが得られ、フリーランニング(無負
荷回転)時には微少な正負変動があり、また打撃時には
一打撃毎に大きな正変動と小さな負変動とを繰返すとい
う特性を有するものである。そこで打撃信号出力部23
では、レバー開時の負変動がリセットレベル設定部26
でのリセットレベルに達した際に、上記カウンタ27や
タイマ28をリセットし、打撃状態の検出を開始する。
いま、タイマ28において出力信号継続時間を計測する
場合について説明すると、上記検知レベル設定部24に
おいて設定された検知レベル以上の正変動、つまり打撃
が発生すると、上記打撃信号出力部23からは、同図
(c)に示すように打撃信号が所定時間Tだけ出力さ
れる。この信号出力時間Tは、信号出力時間変更部2
5にて設定されるものであって、いまここでは信号出力
時間Tは、打撃発生間隔Tよりも長く設定されてい
るものとする。そうすると打撃信号は、一打目から連続
した信号として出力されることになる。そのためタイマ
28において、この出力信号継続時間を計測し、これが
設定時間Tに達したときに、締付完了信号を出力して
電磁弁4を閉弁し、次いでレバーを閉止する(図3
(d)(e))。なお電磁弁4は、閉弁後、所定時間T
経過後に自動的に再度開弁する。そして上記のような
締付作動を所定回数だけ繰返し、員数計数部33におい
てカウントされる締付完了信号が設定値に達したとき
に、所定員数締付完了信号を出力し、これにより一連の
作動を完了する。
【0014】ところで上記信号出力時間変更部25にお
いて、信号出力時間Tを打撃発生間隔Tよりも短く
設定した場合について説明すると、この場合には、打撃
信号は、一打毎に不連続な信号として出力されることに
なる。そのためカウンタ27において、この打撃数をカ
ウントし、これが設定値に達したときに、締付完了信号
を出力するようにする。なおこれ以後の作動状態は前記
と同様である。
【0015】以上にこの発明のトルクレンチの締付制御
装置の一実施例の説明をしたが、この発明のトルクレン
チの締付制御装置は上記実施例に限定されるものではな
く、種々変更して実施可能である。例えば上記において
打撃間隔Tを検出し、この打撃間隔が基準時間よりも
長い場合には、これを打撃とはみなさず、外乱であると
し、カウンタ27やタイマ28をリセットするような方
策を講じることもある。さらに上記では圧力変動信号を
圧力変化率として、つまり圧力変動の微分値として把え
たが、これは変動圧力の交流成分のみを取出すようにし
てもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように請求項1のトルクレンチの
締付制御装置では、従来のように給気圧を検出するので
はなく、給気圧の変化に基づいて打撃状態を検出するよ
うにしてあるので、締付トルクを正確に制御し得ること
になる。
【0017】しかも請求項2のトルクレンチの締付制御
装置によれば、上記トルク制御に加えて、員数管理を正
確に行えることにもなり、使用上、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のトルクレンチの締付制御装置の一実
施例の全体構成を示す説明図である。
【図2】その制御構成を示すブロック図である。
【図3】その作動状態を示すタイムチャート図である。
【符号の説明】
1 給気源 3 インパクトレンチ 4 電磁弁 6 圧力トランスデューサ 7 制御装置 22 圧力変化率把握部 23 打撃信号出力部 30 タイマ 31 電磁弁シャットオフ部 32 員数設定部 33 員数計数部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクレンチに供給される給気圧力の変
    化率を把握する圧力変化率把握手段と、上記変化率が基
    準値に達したときに打撃間隔よりも長い時間の打撃信号
    を出力する打撃信号出力手段と、上記打撃信号出力継続
    時間を計時し、この計時値が設定時間に達したときに締
    付完了信号を出力するタイマと、締付完了信号の出力で
    トルクレンチへの給気通路を閉じる給気停止手段とを設
    けたことを特徴とするトルクレンチの締付制御装置。
  2. 【請求項2】 上記締付完了信号をカウントし、このカ
    ウント値が設定員数に達したときに所定員数締付完了信
    号を出力する員数計数手段を設けたことを特徴とする請
    求項1のトルクレンチの締付制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111802A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tohnichi Mfg Co Ltd 締結部品の締付け忘れ防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111802A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tohnichi Mfg Co Ltd 締結部品の締付け忘れ防止装置

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