JPH0615577U - 衣服掛け - Google Patents

衣服掛け

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JPH0615577U
JPH0615577U JP6203292U JP6203292U JPH0615577U JP H0615577 U JPH0615577 U JP H0615577U JP 6203292 U JP6203292 U JP 6203292U JP 6203292 U JP6203292 U JP 6203292U JP H0615577 U JPH0615577 U JP H0615577U
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JP
Japan
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hanger body
support
shaft support
support piece
shaft
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JP6203292U
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JPH0630041Y2 (ja
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康雄 笹井
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HEIAN SHINDO KOGYO CO., LTD.
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HEIAN SHINDO KOGYO CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】支柱に傷をつけずにハンガー本体の位置を簡単
に変更することができる衣服掛けを提供すること。 【構成】支柱Aに対して摺動自在に挿通される横断面略
C字形の把持部21とこの把持部の開口した両端から外
方へほぼ平行に突出する一対の軸支片22とを有する支
持具20と、一端部が上記軸支片に支軸を介して上下方
向に回動自在に取り付けられ、長手方向に複数の引っ掛
け部31を有するハンガー本体30とを備える。ハンガ
ー本体30を下方へ回動させると、軸支片22が内側へ
押圧され、把持部21が支柱Aに対して圧着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は上下方向に立設された支柱にハンガー本体を取り付けた衣服掛けに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、上下壁面に突っ張った状態で支持される支柱にエルボを介して複 数のハンガーパイプを直角に取り付け、このハンガーパイプに洋服ハンガーを掛 けることができる衣服掛けを提案した(実願平3−62098号)。 この衣服掛けの場合、エルボは支柱に摺動自在に挿通され、エルボに螺合する 固定ネジを支柱に圧着させることにより、エルボを支柱の任意の位置に固定でき るようにしてある。そのため、ハンガーパイプも支柱に対して任意の位置に固定 できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記衣服掛けの場合、ハンガーパイプの位置や高さを変更する には、固定ネジを緩めかつ再度締め付けるという作業が必要であり、作業性が悪 かった。また、固定ネジの先端が支柱に圧着した際に圧痕を付けるため、ハンガ ーパイプの位置を変更すると、支柱の表面に傷が残ることになり、美感上も好ま しくない。 そこで、本考案の目的は、支柱に傷をつけずにハンガー本体の位置を簡単に変 更することができる衣服掛けを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、上下方向に立設される支柱と、支柱に 対して摺動自在に挿通される横断面略C字形の把持部とこの把持部の開口した両 端から外方へほぼ平行に突出する一対の軸支片とを有する支持具と、一端部が上 記軸支片に支軸を介して上下方向に回動自在に取り付けられ、長手方向に複数の 引っ掛け部を有するハンガー本体とを備え、上記ハンガー本体には一定回動角度 において支持具のストッパ面に当たって下方への回動が停止されるストッパ面が 形成され、ハンガー本体と軸支片との少なくとも一方に、ハンガー本体を上方か ら上記停止角度まで回転させるに従い軸支片を内側へ押圧する傾斜面が設けられ 、上記傾斜面で軸支片を内側へ押圧することにより、支持具の把持部を支柱に対 して圧着固定するものである。
【0005】
【作用】
ハンガー本体の位置を変更するには、まずハンガー本体の自由端側を持ち上げ て支軸を支点として上方へ回動させる。これにより、傾斜面の軸支片に対する押 圧力が解除されるので、支持具の把持部が開き、支柱に対して摺動自在となる。 この状態でハンガー本体を支柱に対して自由に移動させることができる。所望の 位置まで移動させた後、ハンガー本体をそのストッパ面が支持具のストッパ面に 当接するまで下方へ回動させると、停止位置までの間で傾斜面が軸支片を内側へ 押圧するため、支持具の把持部が支柱に圧着し、支持具は支柱に対して固定され る。
【0006】
【実施例】
図1,図2は本考案にかかる衣服掛けの一例を示す。 支柱Aは外筒1と内筒2とを有し、内筒2の下端部が外筒1の上端部内に摺動 自在に挿入されている。外筒1の下端部には樹脂製キャップ3が嵌合固定されて おり、キャップ3の裏面にはクッションゴム4が接着されている。
【0007】 外筒1の上端部には内筒2を摺動自在に案内する樹脂製スリーブ5が嵌着固定 されており、このスリーブ5には金属製ナット6がインサート成形等にて一体的 に固定されている。上記ナット6には樹脂製把手7aを有する固定ネジ7が螺合 しており、固定ネジ7の先端は内筒2に食い込んで内外筒1,2を相互に固定し ている。
【0008】 内筒2の上端部には、外筒1とほぼ同径の可動筒10が外挿されている。可動 筒10の下端部には内筒2の外周面を摺動自在な樹脂製スリーブ11が嵌着され ており、上端部には樹脂製キャップ12が嵌着固定されている。なお、13はキ ャップ12の裏面に接着されたクッションゴムである。上記可動筒10の内部か ら内筒2の上端部内側にかけてコイルスプリング14が挿通されており、このコ イルスプリング14の上端部は可動筒10の上端部に直径方向に架け渡して固定 された固定軸15に止着されている。なお、固定軸15の両端は上記キャップ1 2で覆われ、外部に露出しない。上記内筒2の上端には内側に向かってガイド片 2aが一体に切り起こされており、このガイド片2aはコイルスプリング14の 螺旋に摺動自在に係合している。そのため、内筒2を可動筒10に対して相対回 転させると、ガイド片2aはコイルスプリング14の螺旋に沿って移動し、コイ ルスプリング14のばね有効長Sを変化させることができる。
【0009】 上記外筒1の外周および内筒2の外周には複数の樹脂製支持具20が摺動自在 に挿通され、この支持具20にハンガー本体30の一端部が上下方向に回動可能 に支持されている。支持具20は、図3,図4に示すように外筒1または内筒2 に対して摺動自在に挿通される横断面略C字形の把持部21と、この把持部21 の開口した両端から外方へほぼ平行に突出する一対の軸支片22とを有しており 、自由状態において一対の軸支片22の間には隙間δが設けられている。軸支片 22の外側面にはその上端部から下端部にかけて漸次厚肉になる傾斜面23が形 成され、かつ軸支片22の外側端部が内側端部よりやや薄肉に形成されている。 軸支片22の上端部に水平方向に穿設された軸穴24には支軸の一例であるボル ト25(図2参照)が挿通され、このボルト25を介してハンガー本体30が回 動可能に軸支されている。
【0010】 ハンガー本体30は樹脂でプレート状に一体成形されたものであり、図5,図 6のように長手方向に複数の引っ掛け穴31が形成されている。引っ掛け穴31 の下辺部には上方へ突出する突起32が突設され、この突起32によって各引っ 掛け穴31に2箇所の引っ掛け部33が形成される。ハンガー本体30の一端部 には、上記支持具20の軸支片22にボルト25を介して連結される軸受部34 が形成され、この軸受部34の内側縁はハンガー本体30の上辺および下辺に対 して約45度の角度となっている。この軸受部34の内側縁34aは、ハンガー 本体30を下方へ回動させた時に把持部21の外側面(ストッパ面21a)に当 たって停止するストッパ面を構成している。軸受部34の内側には凹部35が形 成され、この凹部35の幅寸法dは、2枚の軸支片22の上端部の厚みと隙間δ との和D1 よりやや大きく、2枚の軸支片22の下端部の厚みと隙間δとの和D 2 より小さい。そのため、ハンガー本体30を上方位置から停止位置(軸受部3 4のストッパ面34aが支持具20のストッパ面21aに当たって停止した位置 )まで回動させるに従い、凹部35の内面が軸支片22の傾斜面23を摺動して 軸支片22を内側へ押圧し、支持具20の把持部21は外筒1または内筒2の外 周面に圧着する。
【0011】 つぎに、衣服掛けの設置方法および使用方法を説明する。 まず、固定ネジ7を緩めて内筒2を外筒1に対して摺動させ、支柱Aの全長L を上下壁面W1 ,W2 の距離にほぼ一致させた後、固定ネジ7を締め付けて内外 筒1,2を相互に固定する。つぎに、可動筒10を回して内筒2からの突出長さ を調整し、コイルスプリング14のばね定数を調整する。そして、可動筒10の キャップ12の上面を上壁面W1 に当接させた状態で、支柱A全体を上方へ押し 上げ、コイルスプリング14を圧縮しながら、外筒1下端のキャップ3を下壁面 W2 に当接させ、押し上げ力を解除することにより、取り付けを完了する。
【0012】 通常状態においては、ハンガー本体30はそれ自身の重力によって下方へ回動 した位置にあり、軸受部34のストッパ面34aが支持具20のストッパ面21 aに当たった位置で停止している。そのため、ハンガー本体30は支柱Aに対し て斜め下方へ傾斜しており、ハンガー本体30の各引っ掛け穴31に洋服ハンガ ーを掛けた場合、個々の洋服ハンガーが高さ方向にずらした状態となるので、洋 服ハンガーを容易に識別できる。上記ハンガー本体30の位置を変更する場合に は、ハンガー本体30をほぼ90度上方へ回動させる。すると、凹部35の内面 は軸支片22の厚肉部から薄肉部へと摺動するので、軸支片22は自身の復元力 で開き、把持部21の支柱Aに対する圧着力が解除される。ここで、ハンガー本 体30を上方または下方へスライドさせれば簡単に位置を変更でき、その後、ハ ンガー本体30を下方へ回動させれば、軸受部34のストッパ面34aが支持具 20のストッパ面21aに当たって停止し、同時に軸受部34が軸支片22を内 側へ押圧するので、把持部21が支柱Aに圧着し、ハンガー本体30をその位置 で固定できる。
【0013】 なお、上記実施例では可動筒10を内筒2の上端部に外挿したが、これに限ら ず、内筒2の上端部に可動筒を内挿してもよく、さらに外筒1の下端部に外挿ま たは内挿してもよい。また、可動筒10に代えて実開昭63−178578号の ようなジャッキ機構を設けてもよい。 また、ハンガー本体30の停止位置は、水平位置または斜め上方位置でもよい が、実施例のように斜め下方へ傾いた位置とするのが望ましい。その理由は、第 1にハンガー本体の外方への突出量が少なくなるため、邪魔になりにくいからで あり、第2にハンガー本体の引っ掛け部に複数の洋服ハンガーを掛けた場合、個 々の洋服ハンガーが高さ方向にずらした状態となるので、洋服ハンガーを容易に 識別できるからであり、第3にハンガー本体と支柱との角度が大きく取れるので 、ハンガー本体を直上方まで回動させなくても支持具の把持力を開放でき、ハン ガー本体の位置変更時の取扱いが容易となるからである。 さらに、傾斜面23を軸支片22の外側面に設けた例を示したが、これに限る ものではなく、ハンガー本体30の軸受部34の内面に傾斜面を設けてもよい。 いずれの場合も、ハンガー本体30を停止位置まで回動させる間に軸支片22が 内側に押圧され、把持部21を支柱Aに圧着させることができる。 また、上記実施例では軸受部34の内側縁34aと把持部21の外側面21a とをストッパ面としたが、凹部35の底面35aと軸支片22の外側縁22aと をストッパ面としてもよい。
【0014】
【考案の効果】 以上の説明で明らかなように、本考案によれば、ハンガー本体の自由端側を持 ち上げて上方へ回動させるだけで支持具の把持力が開放されるので、ハンガー本 体を支柱に対して自由に移動させることができる。また、ハンガー本体を下方へ 回動させれば支持具の把持部が支柱に圧着するので、固定ネジ等を締め付ける必 要がなく、極めて簡単にハンガー本体の位置を変更できる。しかも、支柱には圧 痕等が残らないので、ハンガー本体の位置を変更しても支柱を傷つけることがな く、美感上望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる衣服掛けの一例の正面図であ
る。
【図2】図1の拡大縦断面図である。
【図3】支持具の斜視図である。
【図4】支持具の正面図である。
【図5】ハンガー本体の一部断面平面図である。
【図6】ハンガー本体の正面図である。
【符号の説明】
A 支柱 1 外筒 2 内筒 20 支持具 21 把持部 22 軸支片 23 傾斜面 25 ボルト(支軸) 30 ハンガー本体 31 引っ掛け穴 34 軸受部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に立設される支柱と、 支柱に対して摺動自在に挿通される横断面略C字形の把
    持部とこの把持部の開口した両端から外方へほぼ平行に
    突出する一対の軸支片とを有する支持具と、 一端部が上記軸支片に支軸を介して上下方向に回動自在
    に取り付けられ、長手方向に複数の引っ掛け部を有する
    ハンガー本体とを備え、 上記ハンガー本体には一定回動角度において支持具のス
    トッパ面に当たって下方への回動が停止されるストッパ
    面が形成され、 ハンガー本体と軸支片との少なくとも一方に、ハンガー
    本体を上方から上記停止角度まで回転させるに従い軸支
    片を内側へ押圧する傾斜面が設けられ、 上記傾斜面で軸支片を内側へ押圧することにより、支持
    具の把持部を支柱に対して圧着固定することを特徴とす
    る衣服掛け。
JP6203292U 1992-08-10 1992-08-10 衣服掛け Expired - Lifetime JPH0630041Y2 (ja)

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JP6203292U JPH0630041Y2 (ja) 1992-08-10 1992-08-10 衣服掛け

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JPH0615577U true JPH0615577U (ja) 1994-03-01
JPH0630041Y2 JPH0630041Y2 (ja) 1994-08-17

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JP (1) JPH0630041Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101379750B1 (ko) * 2012-04-13 2014-03-31 청주대학교 산학협력단 접철식 행거
JP2018068952A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社岡村製作所 物品支持具および什器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101379750B1 (ko) * 2012-04-13 2014-03-31 청주대학교 산학협력단 접철식 행거
JP2018068952A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社岡村製作所 物品支持具および什器

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JPH0630041Y2 (ja) 1994-08-17

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