JPH06155231A - 数値制御工作機械 - Google Patents

数値制御工作機械

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JPH06155231A
JPH06155231A JP33254092A JP33254092A JPH06155231A JP H06155231 A JPH06155231 A JP H06155231A JP 33254092 A JP33254092 A JP 33254092A JP 33254092 A JP33254092 A JP 33254092A JP H06155231 A JPH06155231 A JP H06155231A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動運転モ−ドで、クランプ機構を有する制
御軸をアンクランプ/クランプを繰り返すことなく移動
可能な数値制御工作機械を提供する。 【構成】 手動運転モードで、手動パルス発生器106
によりクランプ機構を有する回転テーブル4を回転させ
るときは回転ワークテーブル装置50にクランプを解除
させ(ステップ4)、また、自動運転モードで回転テー
ブル4を回転させるとき該回転ワークテーブル装置50
にクランプを行わせる(ステップ7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御工作機械に関
し、特に、手動モードにおいてクランプ機能を解除する
数値制御工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から数値制御工作機械には、工作物
を加工する際に、該工作物が動かないように制御軸の移
動を機械的に阻止するクランプ機構を備えるものがあ
る。この数値制御工作機械は、クランプ機構を備える制
御軸(以下、B軸と略称する)を移動する際に、先ずク
ランプを解除してB軸の移動を可能にし、次に目標位置
まで移動を行い、そして、クランプにより固定して加工
作業を行う。数値制御工作機械がB軸を連続して移動す
る際に、この移動が加工作業等を伴わず該工作物を固定
する必要がないときは、自動運転モードでは、プログラ
ム上の指令によりアンクランプのまま移動が行えるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手動運
転モードでは、上述したB軸を連続して移動する場合に
クランプによる固定の必要がないときでも、移動動作の
度にアンクランプ/クランプ動作が行われていた。これ
は特に、工作物の位置決め等のためB軸を少しずつ移動
させるときに、その少しずつの移動の毎にアンクランプ
/クランプ動作が繰り返され、オペレータに煩わしい思
いをさせると共に、アンクランプ/クランプ処理に時間
がかかり作業能率を劣化させていた。これを解消する方
法として、手動運転モードに切り換える以前に自動運転
モードで、前もってアンクランプ状態にしておくことが
従来行われていた。しかし、手動運転でB軸を動かす際
に毎回わざわざ自動運転でアンクランプ指令し、手動運
転での動作が終了した後には再び自動運転でクランプ指
令を行わなければならず、オペレータに負担を掛けてい
た。本発明は、上述した問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は手動運転モ−ドで、クランプ
機構を有する制御軸をアンクランプ/クランプを繰り返
すことなく移動可能な数値制御工作機械を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の数値制御工作機械では、数値制御装置からの
指令に基づき複数の制御軸の移動を行う移動手段と、前
記制御軸の移動の阻止及びその阻止の解除を行うクラン
プ機構とを有し、前記制御軸を手動運転にて移動させる
ための指令を出力する手動運転指令手段と、前記手動運
転指令手段により手動運転の指令が出力されたときに、
前記制御軸の移動の阻止を解除し、その手動運転の指令
が解除されたときに前記制御軸の移動を阻止するように
前記クランプ機構を制御するクランプ制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成を有する本発明によれば、手動運転
指令手段が制御軸を手動運転にて移動させるための指令
を出力したとき、クランプ制御手段がクランプ機構に該
制御軸の移動の阻止を解除させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図2に本実施例に係るクランプ機構
を有する回転ワ−クテ−ブル装置50を備える工作機械
60を示す。回転ワークテ−ブル装置50は、工作物を
保持して所定角度(任意に設定可能であり、等角度であ
る必要はない)ずつB軸上を回転すると共に、後述する
クランプ機構により停止位置で該工作物を固定するもの
である。この工作機械60は、工作物の送りのために更
に、回転ワ−クテ−ブル装置50を支持し水平面内でX
Y方向に移動可能なスライドワ−クテ−ブル52を備え
ている。ベ−ス56に固定されているコラム58に支持
された主軸台61は、コラム58の上端に取り付けられ
たZ軸駆動モータ62によってZ軸方向に移動させられ
る。主軸台61の図示しない主軸に工具ホルダ64を介
して取り付けられるドリル、センタドリル、タップ等の
工具66は、主軸駆動モータ68によって回動され、工
作物を切削する。なお、前記工具66は、図示しない工
具交換装置によって、必要に応じて適時別の工具と交換
される。この工作機械60は、工作物をスライドワーク
テーブル52でXY方向に送り、また、回転ワークテー
ブル装置50でB軸上を回転させると共に、設定位置で
固定(クランプ)して切削等の加工を行う。
【0007】図1は、図2に示す工作機械60のクラン
プ機構を備える回転ワークテーブル装置50のA−A断
面図である。ハウジング1の内部にはベアリング2がネ
ジ30で取り付けられ、また、食い違い傘歯車機構のピ
ニオン5が、大歯車6の回転軸と直角な軸線に、大歯車
6と噛み合いながらハウジング1に回転可能に支持され
ている。ベアリング2には食い違い傘歯車機構の大歯車
6とスピンドル3とがベアリング2を挟み込むようにネ
ジ32で取り付けられ、ハウジング1に対し回転可能に
支持されている。スピンドル3の一端には、回転テーブ
ル4がネジ34で取り付けられている。この回転テーブ
ル4は図示しない保持具により工作物を保持するように
なっている。スピンドル3の回転テーブル4と反対側の
端部には、ボス18がスピンドル3に、ディスク19と
スピンドル3の間でOリング9を、そして、ディスク1
9とボス18との間とでOリング17を挟み込むように
ネジ40により取り付けられている。シリンダー13の
内周にはオイルシール16が取り付けられている。ま
た、リング状のピストン14の外周部にはOリング12
が、内周部にはOリング15が挿入され、そして、該ピ
ストン14は、その軸方向に摺動可能にシリンダー13
に挿入されてシリンダー組を構成している。シリンダー
組は、ハウジング1の回転テーブル4と反対の面に、ネ
ジ42によりパッキン21を挟持しながら取り付けてあ
る。シリンダー13には通気孔20が設けられている。
ハウジング1のシリンダー組に向かう面に設けられた凹
部22には、バネ11が、ピストン14をシリンダー1
3側に押し付けるように配置されている。パッキン2
1、Oリング9及びOリング17は、クランプ機構内に
切削油等が進入して摩擦力が低下することを防いでい
る。
【0008】次に、上記構成を有する回転ワークテーブ
ル装置50のクランプ動作について説明する。図示され
ていない回転テーブル駆動モータにより食い違い傘歯車
機構のピニオン5が回されると、ピニオン5と噛み合っ
ている大歯車6がベアリング2の支持によりピニオン5
の軸線と直角な軸線回りに回転する。これに従い、スピ
ンドル3、回転テーブル4、ボス18及びディスク19
が回転する。この工作物を保持している回転テーブル4
の回転により、該工作物がB軸上を送られる。回転動作
の終了後、エアーを通気孔20より注入すると、その圧
力によりハウジング1の方向にピストン14は移動す
る。その圧力がバネ11のバネ力を越えると、ディスク
19に接触し、ディスク19を弾性変形させるのに必要
な力を越えると、ディスク19をハウジング1に押し当
てて挟み込む。そこでディスク19とハウジング1との
間で摩擦力が発生し、ディスク19とスピンドル3の動
きを拘束する。これにより回転テーブル4を固定し、図
2に示す工作機械60が加工を行う際に工作物を支持す
る回転テーブル4の回転を防ぐ。
【0009】工作物の工具66との角度を変える(B軸
上を送る)ために再び回転テーブル4を回転させる場合
には、加えていたエア圧を開放する。これにより、バネ
11のバネ力によりピストン14はシリンダー13の方
向に移動する。すると、ディスク19はその弾性力によ
り元に戻ろうとし、ディスク19とハウジング1との接
触が離れ、摩擦力は無くなりシリンダー3は回転可能に
なる。
【0010】図2に示す工作機械60は、図3に示す数
値制御装置によって制御される。数値制御装置は、CP
U114、ROM116、RAM120及びそれらを接
続するバス112を有するコンピュータ100を主体と
するものである。バス112には入力インターフェイス
110が接続され、該入力インターフェイス110に
は、操作装置102、入力装置104、手動パルス発生
器106及びクランプ検出器108が接続されている。
操作装置102は、手動運転モード/自動運転モードの
切り換えスイッチ、数値制御工作機械の起動及び停止等
を指令する複数の指令キー、運転プログラムの入力キー
及び編集キー等を備える装置である。入力装置104
は、数値データを含む運転プログラム、即ち、NCデー
タを紙テープから読み込む装置である。手動パルス発生
器106は、その手動ハンドルの回転角度に比例してパ
ルスを発生させる装置である。そして、クランプ検出器
108は、回転ワークテーブル装置50のクランプの状
態を検出してクランプ確認信号を送信するための検出器
である。
【0011】バス112にはまた、出力インターフェイ
ス118が接続され、この出力インターフェイス118
には、駆動回路130、131、132、133、13
7及び制御回路140、141を介してX軸駆動モータ
150、Y軸駆動モータ151、Z軸駆動モータ62、
主軸駆動モータ68、回転テーブル駆動モータ157、
表示装置160及びクランプ制御装置161が接続され
ている。なお、バス112を介してCPU114に接続
されているROM116には、図6に示される制御ルー
チン等が格納されている。この制御ルーチンによる動作
については後述する。
【0012】次に、この数値制御装置による工作機械6
0の制御動作について説明する。紙テープに記録された
NCデータは、数値制御装置の入力装置104から入力
インターフェイス110を経て読み込まれ、CPU11
4により、その読み込まれたNCデータに基づく作動指
令が出力インターフェイス118を経て発せられる。そ
の作動指令に基づいてX軸駆動モータ153及びY軸駆
動モータ151が回され、図2に示すスライドワークテ
ーブル52を水平に移動し、また、Z軸駆動モータ62
が回され工具66をZ軸上に送り、また、主軸駆動モー
タ68が工具66を回動して工作物の加工を行う。更
に、回転テーブル駆動モータ157が回されて工作物を
保持する回転テーブル4をB軸上で回転させると共に、
クランプ制御装置161が図1に示すディスク19を動
作させ該回転テーブル4の固定(クランプ)を行う。な
お上述した作動指令において、クランプ制御装置161
に対するもの以外は、作動量値(例えば、各モータによ
り移動させられる移動部材の移動位置を表すデータ)の
みならず作動速度等のデータも含まれる。
【0013】ここで、回転テーブル4を回転させる場
合、即ち、回転テーブル駆動モータ157を駆動する駆
動回路137に作動指令を与たときのアンクランプ/ク
ランプ処理について図4を参照して更に詳しく説明す
る。図4には、回転テーブル駆動モータ157と、クラ
ンプ制御装置161と、クランプの状態を検出するクラ
ンプ検出器108のクランプ確認信号とのタイミングチ
ャートが示されている。先ず、CPU114からクラン
プ制御装置161の制御回路141に作動指令が発せら
れ、これに応じて、該クランプ制御装置161は回転テ
ーブル4のクランプを解除する(時間t1)。
【0014】次に、CPU114から回転テーブル駆動
モータ157の駆動回路137に作動指令が発せられ、
回転テーブル駆動モータ157がオンにされ回転を開始
する(時間t2)。この回転テーブル駆動モータ157
が一定微小角度回転する毎に、該回転テーブル駆動モー
タ157に取り付けられたエンコーダから一個ずつのパ
ルスが発せられる。このパルス信号に基づいて回転テー
ブル4の位置が算出され、算出された位置が、作動指令
による指令位置のインポジション幅内に設定時間留まっ
ていれば、回転テーブル4は作動指令位置に位置決めさ
れたと判断され、該回転テーブル駆動モータ157をオ
フにして、その回動が停止される(時間t3)。
【0015】その後、再び制御回路141に、CPU1
14から作動指令が発せられ、クランプ制御装置161
により回転テーブル4がクランプされ(時間t4)、工
作物が固定される。そして、工作物がクランプされたこ
とをクランプ検出器108が検出してクランプ確認信号
を出力する(時間t5)。その後、工具66による加工
が開始される。そして、当該位置での加工が終了する
と、次の位置での加工を行うために、再び上記手順に従
い、回転テーブル4のクランプ解除、回転及びクランプ
を行い工作物をB軸上で移動させる。
【0016】なお、上述したアンクランプ/クランプの
一連の動作により回転テーブル4のB軸上の移動を行っ
ているが、この移動が加工作業等を伴わず該工作物を固
定する必要がないとき、自動運転モードにおいては、プ
ログラム上の指令によりアンクランプのまま移動を行う
ことができる。
【0017】次に、本発明の実施例に係る手動運転モー
ドにおけるオペレータの操作について、手動運転モード
で工作物を移動させるための手動パルス発生器106の
外観を示す図5を参照して説明する。本実施例は、図3
に示す数値制御装置の操作装置102に備えられた手動
運転モード/自動運転モード切り換えスイッチにより自
動運転モードから手動運転モードに切り換え得るように
なっている。オペレータは、上記手動運転モードにおい
て、図5に示す手動パルス発生器106の軸選択スイッ
チ204でX、Y、Z、B軸のいずれかを選択し、パル
ス発生ハンドル202を回すことにより、該選択した制
御軸を移動させることができる。即ち、手動パルス発生
器106は、軸選択スイッチ204でいずれかの軸が選
択され、且つ、パルス発生ハンドル202が回される
と、該軸選択スイッチ204で選択された制御軸に対し
て、パルス発生器ハンドル202の回転分に相当する
量、該回転方向に向かって移動するよう移動指令を発す
る構成になっている。なお、オペレータが、軸選択スイ
ッチ204で、回転テーブル4を回動させるB軸を選択
した場合には、後述するように該回転テーブル4を回動
する回転ワークテーブル装置50のクランプが解除さ
れ、アンクランプ/クランプを行うことなく回転テーブ
ル4を回転できるようになっている。
【0018】次に、上記手動運転モードによるB軸のク
ランプ解除について、RAM116の制御ルーチンに基
づくCPU114による処理の流れを示すフローチャー
トである図6を参照して更に説明する。先ず、オペレー
タが図3に示す操作装置102の手動運転モード/自動
運転モード切り換えスイッチにより、手動運転モードを
選択すると、制御が手動運転モードに切り換わる(ステ
ップ1がYes)。次に、軸選択スイッチ204をOF
F位置からX、Y、Z、Bのいずれかの軸を選択する位
置まで回すと、該手動パルス発生器106が有効にされ
(ステップ2がYes)、更に、回転テーブル4を回動
させるB軸を選択すると(ステップ3がYes)、CP
U114により、クランプ制御装置161の制御回転1
41へ作動指令が発せられ、これに応じて該制御回路1
41が回転ワークテーブル装置50のクランプを解く
(ステップ4)。そして、パルス発生ハンドル202が
オペレータにより回されると(ステップ5がYes)、
CPU114が回転テーブル駆動モータ157の制御回
路137に作動指令を発し、B軸、即ち回転テーブル4
が、パルス発生器ハンドル202の回転分に相当する
量、該回転された方向に向かって回転する(ステップ
6)。これにより、オペレータは、手動運転モードで、
回転テーブル4に支持された工作物を位置決め等の目的
で少しずつ送るとき、回転テーブル4のアンクランプ/
クランプ動作を繰り返すことなく移動させることができ
る。
【0019】他方、操作装置102の手動運転モード/
自動運転モード切り換えスイッチが自動運転モードに切
り換えられ(ステップ1がNo)、軸選択スイッチ20
4がOFFに切り換えられ(ステップ2がNo)、或い
は、軸選択スイッチ204がB軸から、X、Y、Z軸の
いずれかに切り換えられると(ステップ3がNo)、C
PU114は、クランプ制御装置161の制御回転14
1へ作動指令を発し、回転ワークテーブル装置50に回
転テーブル4のクランプを行わせる(ステップ7)。
【0020】なお、以上説明した実施例においては、手
動パルス発生器106の軸選択スイッチ202が「B」
軸に切り換えられると回転テーブル4がアンクランプさ
れ、反対に、自動運転モードが選択されるか、軸選択ス
イッチ204がOFFに切り換えられるか、或いは、軸
選択スイッチ204がB軸から、X、Y、Z軸のいずれ
かに切り換えられるとクランプが行われた。この代わり
に、軸選択スイッチ204がOFFからX、Y、Z、B
のいずれかの軸選択に切り換えられると回転テーブル4
のアンクランプを行い、反対に、自動運転モードが選択
されるか、或いは、軸選択スイッチ204がOFFに切
り換えられとクランプを行うようにすることも好適であ
る。
【0021】更に、この実施例では、手動運転命令を発
生するのに手動パルス発生器106を用いたが、この代
わりに、キーを押している間当該軸を移動させるジョグ
キー等を用いることも可能である。また、この実施例で
B軸が軸選択スイッチ204により選択された場合に、
自動的に回転ワークテーブル装置50をアンクランプさ
せたが、手動パルス発生器106にB軸のアンクランプ
/クランプの選択スイッチを設け、B軸のアンクランプ
を行うか否かを選択可能にすることも好適である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の数値制御工作機械によれば、手動運転モードに
おいて、クランプ機構によりクランプされる制御軸を移
動する際に、アンクランプ/クランプを繰り返すことが
ないので、オペータに煩わしさを感じさせず、また、移
動動作を速くし、操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るクランプ機構を備え
た回転ワークテーブル装置の断面図である。
【図2】 本実施例の工作機械の外観図である。
【図3】 本実施例の数値制御装置の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図4】 本実施例の数値制御工作機械のB軸移動指令
時のタイミングチャートである。
【図5】 本実施例の手動パルス発生器の外観図であ
る。
【図6】 本発明の数値制御工作機械の手動運転モード
における処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 回転テーブル 50 回転ワークテーブル装置 62 Z軸駆動モータ 68 主軸駆動モータ 100 コンピュータ 102 操作装置 104 入力装置 106 手動パルス発生器 114 CPU 116 R0M 120 RAM 137 駆動回路 141 制御回路 157 回転テーブル駆動モータ 161 クランプ制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置からの指令に基づき複数の
    制御軸の移動を行う移動手段と、前記制御軸の移動の阻
    止及びその阻止の解除を行うクランプ機構とを有する数
    値制御工作機械であって、 前記制御軸を手動運転にて移動させるための指令を出力
    する手動運転指令手段と、 前記手動運転指令手段により手動運転の指令が出力され
    たときに、前記制御軸の移動の阻止を解除し、その手動
    運転の指令が解除されたときに前記制御軸の移動を阻止
    するように前記クランプ機構を制御するクランプ制御手
    段とを備えたことを特徴とする数値制御工作機械。
  2. 【請求項2】 請求項1の数値制御工作機械であって、 該数値制御工作機械が自動運転にて運転されていると
    き、前記クランプ制御手段は、前記制御軸の移動を阻止
    するように前記クランプ機構を制御することを特徴とす
    る数値制御工作機械。
JP04332540A 1992-11-18 1992-11-18 数値制御工作機械 Expired - Lifetime JP3117044B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012198734A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Brother Ind Ltd 数値制御装置及びクランプ解除方法
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