JPH0615470Y2 - ケ−ブル支持機構 - Google Patents

ケ−ブル支持機構

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JPH0615470Y2
JPH0615470Y2 JP10850885U JP10850885U JPH0615470Y2 JP H0615470 Y2 JPH0615470 Y2 JP H0615470Y2 JP 10850885 U JP10850885 U JP 10850885U JP 10850885 U JP10850885 U JP 10850885U JP H0615470 Y2 JPH0615470 Y2 JP H0615470Y2
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JP
Japan
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support
movable body
movement
stopper
protrusion
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JP10850885U
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JPS6219034U (ja
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春雄 竹内
正志 高田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 往復運動する可動体に配線接続されたケーブルを保護す
るよう保護管を湾曲状に張架し、該保護管を支持するサ
ポートは該可動体の往復運動によって移送されるように
することにより、該往復運動のストロークが大きくなる
ように形成したものである。
〔産業上の利用分野〕
本考案はケーブルが内設された可撓性の保護管をサポー
トにより支持するケーブル支持機構に係り、特に、該サ
ポートが該保護管を連結した可動体によって移送される
ように形成されたケーブル支持機構に関する。
最近、ロポット化により可動される装置が製造業などに
おいて多く使用されるようになった。
これらの装置に接続される電源線または信号線などのケ
ーブルは装置の移動に支障ないよう追従して可動される
ことが必要である。
したがって、このような可動される装置に接続されるケ
ーブルは装置の移動に負担がかかることなく、しかも、
移動範囲が大きく形成されよう配線されることが望まれ
ている。
〔従来の技術〕
従来は第5図の従来の説明図に示すように構成されてい
た。第5図の(a)は斜視図,(b)は側面図である。
第5図(a)に示すように、レール1に案内されて矢印A
方向に往復運動される装置などの可動体2に接続すべき
ケーブル4は可撓性の保護管3によって湾曲するように
布設され、保護管3の所定箇所はサポート10によって
支持されるように構成されている。
サポート10はケーブル4と保護管3との自重による矢
印B方向の撓を支ると共に、先端部には保護管3との摩
擦を極力小さくするようローラ11などが設けられ、可
動体2の往復運動に際して、ケーブル4が可動体2に負
担をかけることなく、しかも、損傷することなく、追従
されるように形成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構成では、第5図の(b)にしめすよ
うに、サポート10の固着された箇所によって往復運動
の移動ストロークLが制約される。
したがって、点線で示した箇所に可動体2が達した時は
サポート10に可動体2が当接され、それ以上移動させ
ることができなくなる問題を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理側面図である。
第1図に示すように、往復運動Aの始点となる箇所と、
中間点となる箇所とのそれぞれにサポート5の移動を規
制するストッパ6を配設すると共に、可動体2には突起
部7を設け、該サポート5には該突起部7が挿脱される
挿脱部8を設け、該可動体2の往復運動Aによって該サ
ポート5の移動が該始点に配設された該ストッパ6によ
って停止された時、該突起部7が該挿脱部8に挿入され
ることで該サポート5と該可動体2とが連結され、該サ
ポート5の移動が該中間点に配設された該ストッパ6に
よって停止された時、該挿脱部8から該突起部7が脱抜
されることで該サポート5と該可動体2との連結が切離
されるように構成したものである。
このように構成することによって前述の問題点は解決さ
れる。
〔作用〕
即ち、可動体2が往復運動Aする始点なる箇所と、中間
点となる箇所とのそれぞれの箇所にストッパ6を配設
し、サポート5がストッパ6間を移動されるように形成
すると共に、可動体2には突起部7を設け、サポート5
には突起部7が挿脱される挿脱部8を設け、始点の箇所
に配設されたストッパ6によってサポート5の移動が停
止された時、突起部7が挿脱部8に挿入され、可動体2
とサポート5とが連結され、中間点の箇所に配設された
ストッパ6によってサポート5の移動が停止された時、
突起部7が挿脱部8から脱抜され、可動体2とサポート
5との連結が切り離されるようにしたものである。
したがって、可動体2の往復運動に応じてサポート5が
ストッパ6間を移動させることになり、従来のようなサ
ポート10が固定されているため、可動体2がサポート
10に当接することで、可動体の移動ストロークが制限
されることがなくなり、移動ストロークを大きくするこ
とができる。
〔実施例〕
以下本考案を第2図,第3図及び第4図を参考に詳細に
説明する。第2図は本考案による一実施例の説明図で、
(a)は斜視図,(b)は、要部側面図,第3図は本考案の説
明図で、(a)は断面図,(b)は詳細図,第4図の(a)(b)
(c)は本考案の側面図である。全図を通じ同一符号は同
一対象物を示す。
第2図の(a)(b)に示すように、可動体2を移送する平行
に張架された2本のレール1によってスライドされる台
板5Aと、台板5Aの上部に支柱によって回転自在に支持さ
れたローラ9と、台板5Aの側端面に突出するよう係止さ
れた挿脱部8とによって形成されたサポート5を設け、
可動体2に追従されるよう一端がレール1間に、他端が
可動体2に固着され、上下に折り返すよう湾曲状に張架
された保護管3の上側をローラ9によって支持するよう
に構成したものである。
また、レール1の側面に突出することでサポート5の挿
脱部8に当接されるストッパ6が可動体2を移送する際
の始点となるA1の箇所と、可動体2の移送距離のほぼ中
間となるA2の箇所とのそれぞれに設けられ、サポート5
がA1とA2との間に位置し、サポート5のスライドローク
をストッパ6によって規制するように形成されている。
更に、可動体2の側面にはサポート5の挿脱部8に合致
する突起部7が固着されている。
そこで、可動体2が例えばシリンダなどの駆動によって
押されることでサポート5の挿脱部8の後方がA1の箇所
のストッパ6に当接された時、突起部7が挿脱部8に挿
入されることで可動体2とサポート5との連結が行わ
れ、逆に可動体2が引っ張られることでサポート5の挿
脱部8の前方がA2の箇所のストッパ6に当接された時、
突起部7が挿脱部8から脱抜されることで可動体2とサ
ポート5との切離が行われる。
ストッパ6は、レール1の側面に一端が固着された支持
板6Bの他端にネジ6Aを螺着することで、ネジ6Aの先端は
台板5Aの挿脱部8が設けられた箇所の下方に当接される
ように形成されている。
したがって、ストッパ6の当接によってサポート5のス
ライドが停止れるが、ストッパ6は可動体2に当接され
ることなく、可動体2の往復運動Aには支障ないよう配
慮されている。
また、サポート5が第3図の(a)に示すように、ローラ
9が折り返し張架された保護間3の上側を支持し、台板
5Aがレール1間の下側に位置した保護間3の上を通過す
ることでスライドされる。
更に、台板5Aの左右いづれか一方に挿脱部8が設けら
れ、挿脱部8の貫通穴8Cには(b)に示すように、塞栓8D
によってスプリング8Aの一端を押圧し、他端にボール8B
を係止させることでボール8Bが突出され、可動体2に固
着された突起部7が貫通穴8Cに押し込まれることで、突
起部7に設けられた凹部7Aにボール8Bが落ち込み、突起
部7がボール8Bによって挟持され、可動体2とサポート
5との連結が行われる。
また、この場合、挿脱部8を固定させ、突起部7を貫通
穴8Cから脱抜するように可動体2を移動させると、凹部
7Aからボール8Bが抜け出し可動体2とサポート5との連
結が切離される。
そこで、ストッパ6を第4図に示すように配設すると可
動体2の移動ストロークの拡大を図ることができる。
第4図の(a)に示すように、可動体2によってサポート
5を一方のストッパ6に押し付けることで突起部7と挿
脱部8とは連結され、第4図の(b)に示すように可動体
2の移動により他方のストッパ6にサポート5が当接さ
れることで前述の連結は解除される。
したがって、サポート5はそのままの箇所に位置し、第
4図の(c)に示す可動体2の移動に対しての保護管3の
支持を行うことができる。
このように構成すると、サポート5の位置は可動体2の
移動と2つのストッパ6の固着位置によって移動される
ため、可動体2の移動ストロークはL1となり、従来の
移動ストロークLより拡大されることが明らかである。
また、ストッパ6の位置調整はネジ6Aを廻すことで行う
ことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、サポートの位置
は可動体の移動によって移動されるため、従来のように
サポートの支持点によって可動体の移動ストロークが制
限されることがなくなる。
したがって、可動体の移動ストロークが拡大され、移動
量の大きなロボット化された装置の開発が可能となり、
実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理側面図, 第2図は本考案による一実施例の説明図で、(a)は斜視
図,(b)は要部側面図, 第3図は本考案の説明図で、(a)は断面図, (b)は詳細図, 第4図の(a)(b)(c)は本考案の側面図, 第5図は従来の説明図で、(a)は斜視図, (b)は側面図を示す。 図において、 1はレール,2は可動体, 3は保護管,4はケーブル, 5はサポート,6はストッパ, 7は突起部,8は挿脱部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール(1)の案内によって所定方向(A)に往
    復運動する可動体(2)と、 ケーブル(4)を収納し、一端が該可動体(2)に連結され、
    他端が該レール(1)の配設された箇所に固着され、上下
    方向に折り返すことで該可動体(2)の往復運動に追従す
    るように張架された可撓性の保護管(3)と、 該保護管(3)の張架された箇所に位置することで該レー
    ル(1)に沿って移動するサポート(5)とを備え、 該可動体(2)の移動に応じて、該保護管(3)の上側の所定
    箇所を該サポート(5)によって支持するケーブル支持機
    構であって、 前記往復運動の始点となる箇所と、ほぼ中間点となる箇
    所とのそれぞれに前記サポート(5)の移動を規制するス
    トッパを配設すると共に、 前記可動体(2)には突起部(7)を設け、該サポート(5)に
    は該突起部(7)の先端が挿脱される挿脱部(8)を設け、 該可動体(2)の移動によって該サポート(5)が該始点に配
    設された該ストッパ(6)に当接された時、該突起部(7)の
    先端が該挿脱部(8)に挿入されることで該可動体(2)と該
    サポート(5)とが連結され、 該可動体(2)の移動によって該サポート(5)が該中間点に
    配設された該ストッパ(6)に当接された時、該突起部(7)
    の先端が該挿脱部(8)から脱抜されることで該可動体(2)
    と該サポート(5)とが切離されることを特徴とするケー
    ブル支持機構。
JP10850885U 1985-07-16 1985-07-16 ケ−ブル支持機構 Expired - Lifetime JPH0615470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10850885U JPH0615470Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16 ケ−ブル支持機構

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JP10850885U JPH0615470Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16 ケ−ブル支持機構

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Publication Number Publication Date
JPS6219034U JPS6219034U (ja) 1987-02-04
JPH0615470Y2 true JPH0615470Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=30985770

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JP10850885U Expired - Lifetime JPH0615470Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16 ケ−ブル支持機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015211605A (ja) * 2014-04-30 2015-11-24 富士通フロンテック株式会社 ケーブルガイド動作規制装置
KR101641178B1 (ko) * 2016-02-05 2016-07-20 주식회사 대광로보틱스 다관절로봇용 슬라이더

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