JPS5817710Y2 - Xyテ−ブルの直角移動機構 - Google Patents
Xyテ−ブルの直角移動機構Info
- Publication number
- JPS5817710Y2 JPS5817710Y2 JP11240677U JP11240677U JPS5817710Y2 JP S5817710 Y2 JPS5817710 Y2 JP S5817710Y2 JP 11240677 U JP11240677 U JP 11240677U JP 11240677 U JP11240677 U JP 11240677U JP S5817710 Y2 JPS5817710 Y2 JP S5817710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balls
- base
- groove
- grooves
- movement mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、XYテーブルの直角移動機構に関するもので
ある。
ある。
従来のXYテーブル微量移動機構は第1図乃至第3図に
示す如く、ガイド部aを有する上、中、下三段のプレー
H,2,3で構成され、且つ図示せずの移動機構によっ
て上プレート1が中プレート2に対しY方向に、中プレ
ート2が下プレート3に対しX方向へ動きうる構成をし
ていた。
示す如く、ガイド部aを有する上、中、下三段のプレー
H,2,3で構成され、且つ図示せずの移動機構によっ
て上プレート1が中プレート2に対しY方向に、中プレ
ート2が下プレート3に対しX方向へ動きうる構成をし
ていた。
この為、部品点数が多く高価となるばかりでなく、中プ
レートの表裏に互いに直角なガイドaを持つ必要がある
ため、加工に多大の時間を要する欠点があった。
レートの表裏に互いに直角なガイドaを持つ必要がある
ため、加工に多大の時間を要する欠点があった。
さらに上記したような構造になっているため、薄型化も
難しかった。
難しかった。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点をなくし、安価で
しかも構造が簡単なXYテーブルの直角移動機構を提供
することにある。
しかも構造が簡単なXYテーブルの直角移動機構を提供
することにある。
本考案は上記の目的を達成するため、上下2枚のプレー
トと、これらの間に介在するボール及びリテーナ−とで
構成し、上記2枚のプレートには、夫々単純な平行で上
下2枚のプレートを対向させたとき、直交する方向に溝
を設けたものである。
トと、これらの間に介在するボール及びリテーナ−とで
構成し、上記2枚のプレートには、夫々単純な平行で上
下2枚のプレートを対向させたとき、直交する方向に溝
を設けたものである。
以下本考案の一実施例を示す第4図乃至第8図について
説明する。
説明する。
同図において、6はテーブルにして、このテーブル6に
は第7図に示す如く2本の平行な■溝6aを形威し、こ
れら各■溝6aの両端部にストッパ6bを固定している
。
は第7図に示す如く2本の平行な■溝6aを形威し、こ
れら各■溝6aの両端部にストッパ6bを固定している
。
9はベースにして、上記テーブル6の下方位置に配置さ
れ、テーブル6と対向する上面には、第8図に示す如く
互いに平行でかつ上記■溝6aと直交する方向に3本の
■溝9aを形威し、これら各■溝9aの両端部にストッ
パ9bを固定している。
れ、テーブル6と対向する上面には、第8図に示す如く
互いに平行でかつ上記■溝6aと直交する方向に3本の
■溝9aを形威し、これら各■溝9aの両端部にストッ
パ9bを固定している。
8は3個のボールにして、上記テーブル6側のV溝6a
と、ベース9側のV溝9aとの交差点のうち、3点の交
差点A、B、Cに2等辺三角形になるように配置されて
いる。
と、ベース9側のV溝9aとの交差点のうち、3点の交
差点A、B、Cに2等辺三角形になるように配置されて
いる。
7はリテーナ−にして、絶縁性の平板にて形成され、そ
の両端部に上記2点A、Bに配置された2等辺三角形の
一方の斜辺に相当する2個のボール8 a 、8 bを
挿入支持してこれら2個のボール8a、8bの間隔を一
定に保持している。
の両端部に上記2点A、Bに配置された2等辺三角形の
一方の斜辺に相当する2個のボール8 a 、8 bを
挿入支持してこれら2個のボール8a、8bの間隔を一
定に保持している。
10はマグネットにして、上記ベース9の中心部に埋め
込まれている。
込まれている。
11 a、11 bは2個のブロックにして、上記テー
ブル6の直角方向端部2個所に固定され、夫々押しネジ
12 a 、12 bをねじ込んでいる。
ブル6の直角方向端部2個所に固定され、夫々押しネジ
12 a 、12 bをねじ込んでいる。
13.14は2個で1対をなすばねブロックにして、夫
々テーブル6とベース9とに対向する如く固定され、ば
h15の両端部を保持している。
々テーブル6とベース9とに対向する如く固定され、ば
h15の両端部を保持している。
なお図示のDはテーブル6側の■溝6aとベース9側の
■溝9aとの交差点にして、上記3個のボール8a、8
b、8Cを2等辺三角形になるように配置することによ
って該り点と、上記リテーナ−7の両端部にて拘束され
た2個のボール8a、8bの中心点A、Bとで直角三角
形を形成している。
■溝9aとの交差点にして、上記3個のボール8a、8
b、8Cを2等辺三角形になるように配置することによ
って該り点と、上記リテーナ−7の両端部にて拘束され
た2個のボール8a、8bの中心点A、Bとで直角三角
形を形成している。
本考案は上記のような構成としたので、今ベース9を基
準即ち静止しているとした場合、テーブル6は直角方向
に配置されたばね15によりX方向および゛Y方向を常
にベース9側に引張られ、同時にテーブル6側の押しネ
ジ12 a 、12 bの先端部をベース9の端面に押
当てることにより上記ばね力を受けると同時にテーブル
6のX方向およびY方向の位置が位置決めされている。
準即ち静止しているとした場合、テーブル6は直角方向
に配置されたばね15によりX方向および゛Y方向を常
にベース9側に引張られ、同時にテーブル6側の押しネ
ジ12 a 、12 bの先端部をベース9の端面に押
当てることにより上記ばね力を受けると同時にテーブル
6のX方向およびY方向の位置が位置決めされている。
またベース9側のマグネット10によりテーブル6がベ
ース9側に吸引されながら3個のボール8a、8b、8
Cに圧縮力を与え、これによってテーブル6が常に水平
方向に移動するようにされている。
ース9側に吸引されながら3個のボール8a、8b、8
Cに圧縮力を与え、これによってテーブル6が常に水平
方向に移動するようにされている。
この状態で今一方の押しネジ12aを廻すと、ばね15
により押しネジ12aの先端部がベース9の端面に当る
まで、テーブル6をX方向に移動させる。
により押しネジ12aの先端部がベース9の端面に当る
まで、テーブル6をX方向に移動させる。
この時、A、B、C点にある3個のボール8a、8b、
scがベース9側のV溝9aによりX方向への移動を停
止され、かつ、A、B点にある2個のボール8 a 、
8 bがリテーナ−7によりその間隔を拘束されている
ため、A、B、C点で、3個のボール8a、8b、8C
が2等辺三角形を保持し、かつA。
scがベース9側のV溝9aによりX方向への移動を停
止され、かつ、A、B点にある2個のボール8 a 、
8 bがリテーナ−7によりその間隔を拘束されている
ため、A、B、C点で、3個のボール8a、8b、8C
が2等辺三角形を保持し、かつA。
B、D点で直角三角形を保持した状態で、テーブル6の
X方向への移動に伴なって、その■溝りa内を3個のボ
ール8 a 、8 b 、8 Cが転動するのでテーブ
ル6はそのV溝6aの方向に移動する。
X方向への移動に伴なって、その■溝りa内を3個のボ
ール8 a 、8 b 、8 Cが転動するのでテーブ
ル6はそのV溝6aの方向に移動する。
また他方の押しネジ12 bを廻すと、ばね15により
押しネジ12 bの先端部がベース9の端面に当るまで
テーブル6をY方向に移動させる。
押しネジ12 bの先端部がベース9の端面に当るまで
テーブル6をY方向に移動させる。
この時1個のボール8aと、2個のボール8b。
8Cとの間隔をテーブル6のV溝6aによって拘束され
、かつ2個のボール8a、8bがリテーナ−7によって
間隔を拘束されているため、3個のボール8a、8b、
8Cの中心点が2等辺三角形を保持し、かつ2個のボー
ル8a、8bの中心点間を斜辺とする直角三角形を保持
した状態で、3個のボール8a、8b、8Cがベース9
(7)V溝りa内を転動するので、テーブル6はそのV
溝9aの方向に移動する。
、かつ2個のボール8a、8bがリテーナ−7によって
間隔を拘束されているため、3個のボール8a、8b、
8Cの中心点が2等辺三角形を保持し、かつ2個のボー
ル8a、8bの中心点間を斜辺とする直角三角形を保持
した状態で、3個のボール8a、8b、8Cがベース9
(7)V溝りa内を転動するので、テーブル6はそのV
溝9aの方向に移動する。
したがってテーブル6とV溝6aとベース9のV溝9a
を予じめ直交する方向に形成すればテーブル6は直角な
2方向に移動することができる。
を予じめ直交する方向に形成すればテーブル6は直角な
2方向に移動することができる。
なお、上記実施例においては、テーブル6のV溝6aを
2個、ベース9の■溝9aを3個形威し、これらの■溝
6aの3個の交差点にその中心を2等辺三角形になる如
く配置したがこれに限定されるものでなく、テーブル6
の■溝6aおよびベース9のV溝9aを夫々2個宛形成
し、3個のボール8a、8b、8Cを点A、B、Cに夫
々配置してこれらの中心点が直角三角形になるようにす
ることも考えられる。
2個、ベース9の■溝9aを3個形威し、これらの■溝
6aの3個の交差点にその中心を2等辺三角形になる如
く配置したがこれに限定されるものでなく、テーブル6
の■溝6aおよびベース9のV溝9aを夫々2個宛形成
し、3個のボール8a、8b、8Cを点A、B、Cに夫
々配置してこれらの中心点が直角三角形になるようにす
ることも考えられる。
以上述べたように、本考案によれば、スライド部を2段
にすることができ、且つその部品の製作は極めて簡単で
薄形化出来る。
にすることができ、且つその部品の製作は極めて簡単で
薄形化出来る。
さらにガイド部は、■溝と、ボールとりテーナーが受は
持つ為、動きが滑らかとなるは゛かりでなくテーブルの
X、Y方向の直角を完全に維持させたままテーブルの移
動を行なうことができる効果を有する。
持つ為、動きが滑らかとなるは゛かりでなくテーブルの
X、Y方向の直角を完全に維持させたままテーブルの移
動を行なうことができる効果を有する。
第1図は従来のXYテーブルの直角移動機構を示す平面
図、第2図は第1図のII −II線に沿った断面図、
第3図は第2図のIII −III線に沿った断面図、
第4図は本考案のXYテーブルの直角移動機構を示す平
面図、第5図は第4図のIV−IV線に沿った断面図、
第6図は第4図の■−■線に沿った断面図、第7図は第
5図のVll矢視平面図、第8図は第5図の■矢視平面
図である。 6・・・・・・テーブル、7・・・・・・リテーナ−1
8・・・・・・ボール、9・・・・・・ベース、10・
・・・・・マグネット。
図、第2図は第1図のII −II線に沿った断面図、
第3図は第2図のIII −III線に沿った断面図、
第4図は本考案のXYテーブルの直角移動機構を示す平
面図、第5図は第4図のIV−IV線に沿った断面図、
第6図は第4図の■−■線に沿った断面図、第7図は第
5図のVll矢視平面図、第8図は第5図の■矢視平面
図である。 6・・・・・・テーブル、7・・・・・・リテーナ−1
8・・・・・・ボール、9・・・・・・ベース、10・
・・・・・マグネット。
Claims (1)
- 上下2個のプレートの対向面に、一方のプレートには互
いに平行な少なくとも2個のボール転送溝と、他方のプ
レートには互いに平行で上記一方のプレートのボール転
送溝と直交する如く少なくとも2個のボール転送溝とを
設け、上記溝の交差点のうち3点で三角形をなす如くボ
ールを設け、上記ボールの中心点をむすぶ三角形の斜辺
に相当する2点のボールを両端部で拘束する保持部材を
設け、上記保持部材に保持された2点のボールと、他の
1点のボールとにより前記上下プレートの相対運動が直
交するように構成したことを特徴とするXYテーブルの
直角移動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11240677U JPS5817710Y2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | Xyテ−ブルの直角移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11240677U JPS5817710Y2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | Xyテ−ブルの直角移動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5438984U JPS5438984U (ja) | 1979-03-14 |
JPS5817710Y2 true JPS5817710Y2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=29061198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11240677U Expired JPS5817710Y2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | Xyテ−ブルの直角移動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817710Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5689453A (en) * | 1979-12-14 | 1981-07-20 | Toshiba Corp | Positioning device |
JPS58109238A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-29 | Mitsutoyo Mfg Co Ltd | 位置出しテ−ブル装置 |
JP3455016B2 (ja) * | 1996-06-20 | 2003-10-06 | シグマ光機株式会社 | 直線運動ステージの鋼球ガイド溝加工方法およびその装置 |
JP2004028329A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-01-29 | Sigma Koki Kk | 直線運動ステージ |
-
1977
- 1977-08-24 JP JP11240677U patent/JPS5817710Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5438984U (ja) | 1979-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5817710Y2 (ja) | Xyテ−ブルの直角移動機構 | |
CN106695863B (zh) | 一种轴承套圈生产用机械手夹块 | |
JPH0615470Y2 (ja) | ケ−ブル支持機構 | |
JPS637473Y2 (ja) | ||
JPH0621668Y2 (ja) | チャック機構 | |
JP2006007259A (ja) | プレス装置 | |
JPS62156897U (ja) | ||
JPS5867306U (ja) | 光軸合せ装置 | |
JPH0750668B2 (ja) | 試料の固定装置 | |
JPH0636955Y2 (ja) | 筆写板の作図装置 | |
JPS6111027Y2 (ja) | ||
JPH01105022U (ja) | ||
JPH0335515U (ja) | ||
JPS63186020U (ja) | ||
JPH01152426U (ja) | ||
JPH01177976A (ja) | 矩形物位置決め機構 | |
JPS59118427U (ja) | 製図台 | |
JPS6293207U (ja) | ||
JPS6340861U (ja) | ||
JPH08300884A (ja) | Xy移動定規 | |
JPS60115649U (ja) | クロスロ−ル用金型 | |
JPS59175104U (ja) | シリンダゲ−ジ用零点調整装置 | |
JPS5869261U (ja) | 曲げ試験用試験片の位置決め装置 | |
JPS6426159U (ja) | ||
JPH05318986A (ja) | パース製図器 |