JPH06154487A - 収納庫乾燥機 - Google Patents

収納庫乾燥機

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Publication number
JPH06154487A
JPH06154487A JP4308473A JP30847392A JPH06154487A JP H06154487 A JPH06154487 A JP H06154487A JP 4308473 A JP4308473 A JP 4308473A JP 30847392 A JP30847392 A JP 30847392A JP H06154487 A JPH06154487 A JP H06154487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
chamber
air
box
box body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4308473A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Katagiri
庄司 片桐
Iwao Yamamoto
磐夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH06154487A publication Critical patent/JPH06154487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】収納庫内の空間を有効に活用し、収納庫内並び
に庫内の収納物を除湿乾燥する収納庫乾燥機の提供を目
的とする。 【構成】電子冷却素子11,冷却器12,放熱器13と
送風機15とによって、収納庫の壁2内部の通風孔5を
介して、除湿された温風を庫内全体に循還させ、効果的
に庫内並びに収納物の除湿乾燥を行うと同時に収納庫内
の空間を損なわないようにした収納庫乾燥機。 【効果】収納庫内を有効に使用し、壁の内部に通風孔を
通すことにより収納庫内全体に除湿された温風を循還さ
せ、収納庫内並びに収納物を除湿乾燥する効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納庫内部を有効に使
用し、且つ収納庫内の空間を効率良く除湿,乾燥するこ
とにより、収納物の湿気による被害を防止する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、実開昭54−14785
9に記載の如く、押し入れ等の収納体の棚板25内部に
設置された送風機26とヒーター27とから成る温風発
生装置28と、収納体の側壁29に配備された送風ダク
ト30及び送風ダクトから連通された吐出管31により
構成されており、温風発生装置28で発生した温風は送
風ダクト30に吹き込まれ、吐出管31を介して、収納
体の内部または、ふとん等に吹き込まれることにより、
収納体内部およびふとん等を乾燥させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による乾
燥機は、ヒーターと送風機から成る温風発生装置からの
温風によって押し入れ等の収納体や、収納体内部のふと
ん等の乾燥を行なうもので、押し入れやふとんの除湿に
ついては、あまり、配慮されていなかった。又、ヒータ
ーの使用により、ホコリ等の付着によるヒーターの異常
加熱といった問題や押し入れ内の異常加熱、場合によっ
ては、火災の不安があった、更に側壁に設置された吐出
管は、ふとん等の収納時、収納の妨げとなるものであっ
た。
【0004】本発明は、上記問題点を除去し、除湿機能
を備え、ヒーターレスで異常加熱の不安のない、しか
も、収納庫内の空間を損なわず、ふとん,衣服等の収納
の妨げとならない収納庫乾燥機を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、熱交換素子,冷却器,放熱器,交直変換手段、及び
送風機等が納められた箱体と、箱体から連結され、収納
庫の壁内に設置される通風手段とで構成し、収納庫内の
空間を有効に使用することにより、ふとん,衣服等を収
納する際に邪魔にならず、しかも除湿機能を有する収納
庫乾燥機としたものである。
【0006】
【作用】熱交換素子を冷却器と放熱器の間に密着するよ
うに配置し交直変換手段により、交流から変換された直
流電流を熱交換素子に通電することにより、冷却器は、
露点温度以下に冷却され、放熱器は高温に加熱される。
吸込口から空気を取り入れ、前記熱交換素子,冷却器及
び放熱器を通すことにより、冷却器表面で空気中の水分
が除湿され、放熱器は、流入空気を加熱する。又、通電
に伴い、熱交換素子と交直変換手段からも熱が発生す
る。これらの熱発生部材並びに、冷却器に空気が通るこ
とにより、当該空気は除湿され且つ、加熱された空気と
なり、送風機によって、箱体に連結された、収納庫壁内
の通風手段に吹き込まれ、通風手段の除中並びに先端の
収納庫内壁面に設置された吐出口から収納庫内に吹き出
される。庫内に吹き出された空気は、庫内のふとんや衣
服等の収納物に吹き付けられると共に庫内を循環し、吸
込口から再び箱体内に戻り、加熱および除湿される。上
記の繰り返しにより、収納庫内や、ふとん,衣服等の収
納物を除湿乾燥するよう作用する。しかも、本発明の収
納庫乾燥機は、収納庫の天井部,底部又は棚部に隠れて
設置され、通風手段も壁面内に配置されるので、収納庫
内への物の収納性を損なわない。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図3により説
明する。図1は、本実施例による収納庫乾燥機を設置し
た収納庫の縦断面図であり、図2は、本発明の収納庫乾
燥機の箱体並びに枠体の縦断面図である。1は収納庫で
あり、2は収納庫の扉、3は収納庫の壁で4は箱体、5
は箱体から連結された、壁内部の通風孔、6は空気の吹
出しグリル、7は箱体4の取り付け及び隠ぺいを目的と
した枠体で、8は枠体7の前面に設けられた空気の吸い
込み口である。9は箱体3の運転制御を行なう操作部
で、収納庫の扉2の裏側の収納庫の開口面付近に設置さ
れており、信号線10により箱体に運転信号の送信を行
う。11は熱交換を行なう電子冷却素子で、冷却器1
2,放熱器13の間に密着して固定されている。交直変
換手段14は、交流を直流に変換して電子冷却素子11
に通電した際に、電子冷却素子11の吸熱面に密着され
た冷却器12を冷却し、発熱面に密着された放熱器13
を加熱するように形成されている。送風機15は、枠体
7の前面の吸込口8から収納庫内の空気を吸い込み、吸
込口8を通過した空気は、除塵フィルター16を介して
吸込口8から貫通するよう設けられた箱体の吸込口17
から箱体4内部に流入する。箱体4に流入した空気は電
子冷却素子11と、冷却器12,放熱器13を通過し、
且つ、冷却器12よりの除湿風と放熱器13と交直変換
手段14からの熱を取り込んで箱体の背面吹出口18か
ら連結された収納庫の壁3の内部の通風孔5に吐き出さ
れる。通風孔5に入った空気は、通風孔5の途中の壁面
に設けられた複数個の吹出しグリル6から収納庫1内部
の空間に吹き出される。吹き出された空気は、収納庫1
内の衣服やふとん等に吹きつけられると同時に庫内を循
還し、吸込口8から箱体4内に戻る。以上の繰り返しに
よって収納庫1内部並びに庫内の収納物が除湿乾燥され
るよう形成されている。又、冷却器13によって流入空
気中から除湿された除湿水は、冷却器13下部に設置さ
れている露受皿19に滴下し、ドレンホース(図示せず)
により、屋外へ排水される。次に本実施例の収納庫乾燥
機による収納庫1内に吹き込まれる空気の熱量について
説明する。交直変換手段14の交流入力をW、交流から
直流への変換効率をη、直流通電時の電子冷却素子11
の入力をqp、冷却器12の吸熱量をqc、放熱器13の
発熱量をqh、交直変換手段14の発熱量をqt、送風機
15の発熱量をqmとするとこれらの間には次の関係が
ある。
【0008】
【数1】qh=qp+qc
【0009】
【数2】W×η=qp
【0010】
【数3】(1−η)W=qt 電子冷却素子11,冷却器12,放熱器13,交直変換
手段14,送風機15は、いずれも箱体4内部に配置さ
れ、取り入れた押し入れ内の空気は、箱体4を通り、吹
出しグリル6から収納庫内に吹き込まれるように形成さ
れているため、取り入れた空気の初期の熱量をQinとし
吹出しグリルの出口の熱量をQoutとすると。
【0011】
【数4】Qout=Qin+qh−qc+qm となり、数4に数1,数2,数3を代入すると、
【0012】
【数5】 Qout=Qin+qp+qt+qm =Qin+W+qm となる。
【0013】数5は、取り入れた空気に対し、交流入力
Wと送風機15の発熱量qmの和に相当する熱量が加え
られ、吐出口17より通風孔5を通り、吹き出しグリル
6から収納庫1内に吹き込まれることを意味している。
言い換えると前述のように収納庫1内の空気中の水分を
除湿して、乾燥空気とした上、更にこの空気を加熱して
収納庫内に戻すため、収納庫1内の空間並びに、衣服や
ふとん等、収納物の乾燥が適切に行なわれ、湿害を防止
できる。
【0014】次に収納庫への設置について説明する。
【0015】図3は、本発明の収納庫乾燥機のクローゼ
ットの天井部への設置状態を示す正面図で、クローゼッ
ト20内部の衣服を吊り下げるポール21の上部に箱体
4を設置したものである。ポール21の上部はほとん
ど、利用されることのない空間であるので、クローゼッ
ト19内部の実使用空間を減少させることなく据えつけ
ることが可能で、しかも、吸い込み口8が塞がれる心配
もない。又、破線で示す如くクローゼットの底面に箱体
4を設置しても、失う空間はわずかであり、クローゼッ
ト20に違和感なく納めることができる。
【0016】図4は、本発明の収納庫乾燥機を押し入れ
に設置した場合の一例を示す正面図であり、押し入れ2
2の中棚23下部に箱体4を設置し、壁内部の通風孔5
を上下方向に向けて配置している。また、押し入れ中棚
3と前框24が、枠体7を謙ねることとなり、前框24
に吸い込み口8と操作部9が設置され、クローゼットの
場合と同様、押し入れ内の空間を損なうことなく据付け
ることができる、以上の如く、クローゼットや押し入れ
等、様々な収納庫に、内部の空間を損なうことなく据付
けることができ、又、収納性を低下させることもなく、
収納庫内並びに庫内の収納物の除湿乾燥を効率良く行う
ことができるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、収納庫内の空気を吸い
込み、除湿した空気とすると共にヒーターを使うことな
く加熱して、壁の内部に設置された通風孔を介して収納
庫内に吹き込むので、収納庫内、並びに庫内の衣服やふ
とん等の収納物を適切に除湿乾燥し、湿害を防止する効
果がある。又、吸込口がふさがれることが無いので所定
風量が得られ、ヒーターレスで異常加熱の心配がなく、
更にクローゼットや押し入れといった収納庫内の天井,
底面,中棚等に据付けるため、庫内の空間を損なうこと
なく有効に活用でき、又、衣服やふとん等を収納する際
に邪魔にならないので、収納性を低下させることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の収納庫乾燥機を設置した収納庫
の縦断面図である。
【図2】本発明実施例の収納庫乾燥機の箱体および枠体
の縦断面図である。
【図3】本発明の収納庫乾燥機のクローゼットへの設置
状態の正面図である。
【図4】本発明の収納庫乾燥機の押し入れへの設置の一
例を示す正面図である。
【図5】従来の収納庫乾燥機の斜視図である。
【符号の説明】
1…収納庫、3…収納庫の壁、4…箱体、5…通風孔、
6…吹出しグリル、7…枠体、8…吸込口、9…操作
部、11…電子冷却素子、12…冷却器、13…放熱
器、14…交直変換手段、15…送風機。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換素子,冷却器,放熱器,交直変換手
    段、及び、送風機等が収められた箱体と、収納庫の壁の
    内部に配置され、前記箱体から連結された空気の吐出口
    を有する通風手段、並びに空気の吸込口を有する前記箱
    体の枠体、及び箱体の操作部とから構成されることを特
    徴とする収納庫乾燥機。
  2. 【請求項2】箱体の設置場所が、収納体の天井部,底
    部,棚部等に選択できることを特徴とする請求項1記載
    の収納庫乾燥機。
  3. 【請求項3】箱体の操作部が収納庫内部の開口部付近に
    配置されることを特徴とする請求項1記載の収納庫乾燥
    機。
JP4308473A 1992-11-18 1992-11-18 収納庫乾燥機 Pending JPH06154487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4308473A JPH06154487A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 収納庫乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4308473A JPH06154487A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 収納庫乾燥機

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Publication Number Publication Date
JPH06154487A true JPH06154487A (ja) 1994-06-03

Family

ID=17981447

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4308473A Pending JPH06154487A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 収納庫乾燥機

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JP (1) JPH06154487A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021116581A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 ウォークインクローゼット、および、建築物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021116581A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 ウォークインクローゼット、および、建築物

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