JPH06154223A - メカニカルセクタ走査型超音波探触子用ケーブル - Google Patents

メカニカルセクタ走査型超音波探触子用ケーブル

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JPH06154223A
JPH06154223A JP31481092A JP31481092A JPH06154223A JP H06154223 A JPH06154223 A JP H06154223A JP 31481092 A JP31481092 A JP 31481092A JP 31481092 A JP31481092 A JP 31481092A JP H06154223 A JPH06154223 A JP H06154223A
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JP
Japan
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input
cable
line
output line
piezoelectric vibrator
Prior art date
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Pending
Application number
JP31481092A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumika Hasegawa
ふみか 長谷川
Kiyoshi Fujii
清 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31481092A priority Critical patent/JPH06154223A/ja
Publication of JPH06154223A publication Critical patent/JPH06154223A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メカニカルセクタ走査型超音波探触子の圧電
振動子と装置本体とを接続する入出力線を電気的ノイズ
から保護して超音波画像の画質を向上させるとともに、
不要輻射を防止する。 【構成】 メカニカルセクタ走査型超音波探触子の圧電
振動子、モータおよびエンコーダと装置本体とを接続す
る入出力線15、制御線16および信号線17をケーブ
ル被覆18で保護し、かつ入出力線15のみ独立してシ
ールド20を施す。入出力線15がシールド20により
モータ7による制御線16からのモータノイズ、エンコ
ーダによる信号線17からの信号ノイズ、その他の電気
的ノイズの影響を受けることがなくなる。シールド20
により入出力線15からの不要輻射がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波ビームの走査を
圧電振動子の機械的動作により行なうようにしたメカニ
カルセクタ走査型の超音波探触子を装置本体に接続する
ために用いるケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】水を対象としたソナーや、生体を対象と
した超音波診断装置などに用いる超音波探触子として
は、大別してリニア走査方式とセクタ走査方式とがあ
り、セクタ走査方式には、主として電子セクタ走査方式
とメカニカルセクタ走査方式とがある。このメカニカル
セクタ走査型超音波探触子としては、一般に(社)日本
電子機械工業会編『医用超音波機器ハンドブック』(昭
60.4.20コロナ社発行)135頁の図3−57に
記載された構成が知られている。以下、上記従来のメカ
ニカルセクタ走査型超音波探触子について図3に示す概
略説明図を参照しながら説明する。
【0003】図3に示すように、筐体1の前面側に音響
窓2が形成されている。筐体1内にはフレーム3が取り
付けられ、このフレーム3にセンサである圧電振動子4
が回転軸5により回転可能に支持されている。音響窓2
内には音響媒体液6が封入され、圧電振動子4は音響媒
体液6および音響窓2を介して超音波を送受信する。筐
体1内にはモータ7が支持され、このモータ7の出力軸
8がクランク機構9とリンク機構10を介して圧電振動
子4の回転軸5に連係されている。したがって、モータ
7の駆動によりクランク機構9、リンク機構10を介し
て圧電振動子4が回転され、若しくは揺動される。リン
ク機構10にはエンコーダ(角度検出器)11の軸12
が連係され、このエンコーダ11により圧電振動子4の
位置(角度)が検出される。このように構成された超音
波探触子13と超音波診断装置本体(図示省略)とはケ
ーブル14により接続されている。このケーブル14は
圧電振動子4と超音波診断装置本体とを接続する入出力
線(I/O線)15のほかに、モータ7と超音波診断装
置本体とを接続する電気制御線16、エンコーダ11と
超音波診断装置本体とを接続する信号線17などが不要
輻射対策のため、図2に示すように、すべてまとめてケ
ーブル被覆18の内側でシールド19が施されている。
【0004】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。超音波診断装置本体から制御線16を介
して送出された信号によりモータ7が駆動され、クラン
ク機構9、リンク機構10を介して圧電振動子4が回転
され、若しくは揺動される。この間、超音波診断装置本
体から入出力線15を介して送出された信号により圧電
振動子4が駆動されて超音波を被検体Mに対して送信
し、被検体Mからの反射波を圧電振動子4が受信し、電
荷量の変化を生じる。この圧電振動子4の電気的変化が
入出力線15を介して超音波診断装置本体へ送出され
る。圧電振動子4の走査位置(角度)は、エンコーダ1
1から信号線17を介して送出された信号により超音波
診断装置本体で検出される。そして、超音波診断装置本
体で圧電振動子4から送出された電気信号が処理されて
表示手段に超音波画像として表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のメカニカルセクタ走査型超音波探触子用ケーブル
では、入出力線15、制御線16および信号線17のす
べてがまとめてシールドされているため、制御線16か
ら発生するモータ7のブラシノイズや、信号線17から
発生するエンコーダ11の信号ノイズが、入出力線15
に飛び込んでしまい、結果として、超音波画像にノイズ
を生じさせるなど、画質を低下させることになる。
【0006】本発明は、このようにな従来の問題を解決
するものであり、圧電振動子と装置本体とを接続する入
出力線を不要な電気的ノイズから保護して超音波画像の
画質を向上させることができ、また、不要輻射を防止す
ることができるようにしたメカニカルセクタ走査型超音
波探触子用ケーブルを提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、圧電振動子、この圧電振動子の駆動手段
および上記圧電振動子の位置を電気的に検出する手段
と、装置本体とをそれぞれ接続する入出力線、制御線お
よび信号線が被覆され、かつ上記入出力線が上記制御線
および信号線に対し、上記被覆の内側で独立してシール
ドされたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、圧電振動子と装
置本体とを接続する入出力線だけを独立してシールドす
ることにより、駆動手段より発生するノイズや、位置検
出手段より発生する信号ノイズや、その他の電気的ノイ
ズが入出力線に影響を及ぼすのを防ぐことができる。ま
た、ケーブルの不要輻射の主たるノイズ源である入出力
線をシールドすることにより、不要輻射対策ともなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例におけるメカニカ
ルセクタ走査型超音波探触子用ケーブルを示す概略断面
図である。
【0011】本実施例においては、上記従来技術で説明
したメカニカルセクタ走査型超音波探触子を超音波診断
装置本体に接続する場合に適用することができるので、
図1、図3を参照しながら説明する。そして、メカニカ
ルセクタ走査型超音波探触子の基本的な構成については
上記と同様であるので、本実施例においては、特徴とす
る点について説明する。
【0012】図1、図3に示すように、メカニカルセク
タ走査型超音波探触子13と超音波診断装置本体とはケ
ーブル14により接続されている。このケーブル14
は、圧電振動子4と超音波診断装置本体とを接続する入
出力線(I/O線)15、圧電振動子4を回転、若しく
は揺動させるためのモータ7と超音波診断装置本体とを
接続する電気制御線16、圧電振動子4の位置(角度)
検出のためのエンコーダ11と超音波診断装置本体とを
接続する信号線17がケーブル被覆18により保護さ
れ、かつ入出力線15だけに制御線16、信号線17に
対し、独立してケーブル被覆18の内側でシールド20
が施されており、超音波探触子13側と超音波診断装置
本体側の両端で接地されている。
【0013】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。超音波診断装置本体から入出力線15を
介して送された電気信号により駆動された圧電振動子4
は、超音波を発し、被検体Mから反射される超音波を受
波し、電荷量の変化を生じる。この圧電振動子4の電気
的変化は、入出力線15を介して超音波診断装置本体に
伝達される。このとき、圧電振動子4はモータ7の駆動
によりクランク機構9、リンク機構10を介して音響媒
体液6中で回転、若しくは揺動しており、この動作は、
モータ7につながる制御線16を介して超音波診断装置
本体によって制御されている。このとき、制御線16か
らはモータ7のブラシノイズが発生する。また、圧電振
動子4の走査位置(角度)はエンコーダ11から信号線
17を介して送信される電気信号をもとに超音波診断装
置本体で検出される。このとき、信号線12には上記電
気信号が流れ、信号ノイズが発生する。すなわち、圧電
振動子4からの入出力線15、モータ7からの制御線1
6、エンコーダ11からの信号線17は、同一ケーブル
14内にありながら、それぞれまったく別の電気信号が
流れているが、入出力線15だけがシールド20を施さ
れているで、他の制御線16、信号線17からのノイズ
の影響を受けることがない。このシールドの効果は、当
然のことながら、ケーブル14内で発生するノイズにと
どまらず、ケーブル14の外部の周辺機器で発生するノ
イズにも及ぶ。また、ケーブル14の不要輻射の主たる
ノイズ源は入出力線15であり、これをシールドしてい
るため、不要輻射対策の効果を有する。
【0014】このように、上記実施例によりば、メカニ
カルセクタ走作型超音波探触子13のセンサである圧電
振動子4と超音波診断装置本体とをつなぐ入出力線15
が独立にシールドされているので、ケーブル内、外の不
要なノイズの影響を受けることがなく、結果として、ノ
イズの少ない正確な超音波画像が得られる。また、ケー
ブルの不要輻射対策ともなっている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
カニカルセクタ走査型超音波探触子と装置本体を接続す
るケーブルにおいて、圧電振動子と装置本体とを接続す
る入出力線だけに独立してシールドを施しているので、
駆動手段より発生するノイズや、位置検出手段により発
生する信号ノイズや、その他の電気的ノイズが、上記入
出力線に影響を及ぼすことを防ぐことができる。したが
って、圧電振動子と装置本体との電気信号の送受信が正
しく行われ、ノイズの少ない正確な超音波画像を得るこ
とができる。また、ケーブルの不要輻射対策の効果をも
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるメカニカルセクタ走
査型超音波探触子用ケーブルを示す概略断面図
【図2】従来のメカニカルセクタ走査型超音波探触子用
ケーブルを示す概略断面図
【図3】メカニカルセクタ走査型超音波探触子を示す概
略説明図
【符号の説明】
4 圧電振動子 7 モータ 11 エンコーダ 13 メカニカルセクタ走査型超音波探触子 14 ケーブル 15 入出力線 16 制御線 17 信号線 18 ケーブル被覆 20 シールド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電振動子、この圧電振動子の駆動手段
    および上記圧電振動子の位置を電気的に検出する手段
    と、装置本体とをそれぞれ接続する入出力線、制御線お
    よび信号線が被覆され、かつ上記入出力線が上記制御線
    および信号線に対し、上記被覆の内側で独立してシール
    ドされたメカニカルセクタ走査型超音波探触子用ケーブ
    ル。
JP31481092A 1992-11-25 1992-11-25 メカニカルセクタ走査型超音波探触子用ケーブル Pending JPH06154223A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31481092A JPH06154223A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 メカニカルセクタ走査型超音波探触子用ケーブル

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ID=18057877

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019209384A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 セイコーエプソン株式会社 ロボット

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JPS6359609B2 (ja) * 1982-09-25 1988-11-21
JPH01138854A (ja) * 1987-08-11 1989-05-31 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JPH01212533A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置

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