JPH0342097B2 - - Google Patents
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- JPH0342097B2 JPH0342097B2 JP59269082A JP26908284A JPH0342097B2 JP H0342097 B2 JPH0342097 B2 JP H0342097B2 JP 59269082 A JP59269082 A JP 59269082A JP 26908284 A JP26908284 A JP 26908284A JP H0342097 B2 JPH0342097 B2 JP H0342097B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/22—Details, e.g. general constructional or apparatus details
- G01N29/30—Arrangements for calibrating or comparing, e.g. with standard objects
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、超音波診断装置、特に超音波を送信
し、その反射波を受信する振動子を複数個並列に
設けた電子走査型の超音波診断装置に用いる超音
波プローブ測定走査装置に関するものである。
し、その反射波を受信する振動子を複数個並列に
設けた電子走査型の超音波診断装置に用いる超音
波プローブ測定走査装置に関するものである。
従来の技術
電子走行型の超音波診断装置は、短時間で被検
体の生体断層像を得ることができるので、診断医
学上、きわめて有用である。このような走行型の
超音波診断装置においては、走査位置間の特性の
バラツキ(感度、距離分解能、方位分解能等)が
生じる。この走査位置間のバラツキの原因は、超
音波診断装置本体による場合と、超音波の送受波
センサーである超音波プローブによる場合が考え
られるが、一般には超音波プローブによるバラツ
キ要因が殆んどである。近時、超音波プローブ内
に、走査方向に配列された振動子を選択する電子
スイツチを内蔵した超音波診断装置が提案されて
いるが、この装置においては配列された振動子間
のバラツキのみでなく、電子スイツチ間のバラツ
キも無視出来なくなり、超音波プローブ全体とし
てのバラツキ要因が問題視されている。
体の生体断層像を得ることができるので、診断医
学上、きわめて有用である。このような走行型の
超音波診断装置においては、走査位置間の特性の
バラツキ(感度、距離分解能、方位分解能等)が
生じる。この走査位置間のバラツキの原因は、超
音波診断装置本体による場合と、超音波の送受波
センサーである超音波プローブによる場合が考え
られるが、一般には超音波プローブによるバラツ
キ要因が殆んどである。近時、超音波プローブ内
に、走査方向に配列された振動子を選択する電子
スイツチを内蔵した超音波診断装置が提案されて
いるが、この装置においては配列された振動子間
のバラツキのみでなく、電子スイツチ間のバラツ
キも無視出来なくなり、超音波プローブ全体とし
てのバラツキ要因が問題視されている。
このため、超音波プローブの特性のバラツキを
測定検査することが必要となる。従来のこの種、
測定検査装置を理解し易いように便宜的に第2図
によつて説明すると、測定検査の対象である電子
リニア走査型の超音波プローブ1には信号供給用
のケーブルが接続され、超音波プローブ1におけ
る走査方向に配列された複数個の振動子3の面と
所定距離を存してガラスブロツク等よりなる反射
体4が水槽(図示省略)内に設けられている。而
して各振動子3より走査ピツチ毎に超音波を放射
させ、反射体4からの反射信号の振幅、或は反射
波形を観測し、感度、或は分離分解能等の特性を
評価するようになつている。ところで、この測定
検査装置においては、走査方向に配列された複数
個の振動子3の面と反射体4を走査方向Xにも短
軸方向Yにも正確な平行状態に設置するところが
正確な測定走査を行う上で重要となる。
測定検査することが必要となる。従来のこの種、
測定検査装置を理解し易いように便宜的に第2図
によつて説明すると、測定検査の対象である電子
リニア走査型の超音波プローブ1には信号供給用
のケーブルが接続され、超音波プローブ1におけ
る走査方向に配列された複数個の振動子3の面と
所定距離を存してガラスブロツク等よりなる反射
体4が水槽(図示省略)内に設けられている。而
して各振動子3より走査ピツチ毎に超音波を放射
させ、反射体4からの反射信号の振幅、或は反射
波形を観測し、感度、或は分離分解能等の特性を
評価するようになつている。ところで、この測定
検査装置においては、走査方向に配列された複数
個の振動子3の面と反射体4を走査方向Xにも短
軸方向Yにも正確な平行状態に設置するところが
正確な測定走査を行う上で重要となる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら従来においては振動子3の面と反
射体4を正確な平行状態に設置するには、振動子
3面、即ち超音波プローブの相対位置または角度
をオシロスコープを見ながら、或は、診断装置等
の映像装置上に写し出された波形及び画像を見な
がら、手動により行なつていた。従つてこの測定
検査作業が面倒で、時間を要し、また測定精度も
劣る等の問題があつた。
射体4を正確な平行状態に設置するには、振動子
3面、即ち超音波プローブの相対位置または角度
をオシロスコープを見ながら、或は、診断装置等
の映像装置上に写し出された波形及び画像を見な
がら、手動により行なつていた。従つてこの測定
検査作業が面倒で、時間を要し、また測定精度も
劣る等の問題があつた。
そこで、本発明は、超音波プローブの相対位置
または角度を容易に、且つ迅速に、自動制御する
ことができ、また測定精度を向上させることがで
きるようにした超音波プローブ測定検査装置を提
供しようとするものである。
または角度を容易に、且つ迅速に、自動制御する
ことができ、また測定精度を向上させることがで
きるようにした超音波プローブ測定検査装置を提
供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
そして上記問題点を解決するための本発明の技
術的な手段は、超音波プローブの複数個並列され
た振動子に対向して配置された反射体と、上記超
音波プローブの振動子面が反射体に対し平行とな
るように超音波プローブの姿勢を制御する姿勢制
御装置と、上記超音波プローブの振動子より超音
波を反射体に送信させる送信部及び反射体からの
反射波を超音波プローブを経て受信する受信部
と、上記振動子の配列方向に対して少なくとも2
点以上の任意の配列位置における送受波信号間の
時間及び受波信号の振幅を計測する計測手段と、
この計測手段の計測により上記振動子面の反射体
に対する姿勢を制御すべく上記姿勢制御値を作動
させ自動制御手段を有している。
術的な手段は、超音波プローブの複数個並列され
た振動子に対向して配置された反射体と、上記超
音波プローブの振動子面が反射体に対し平行とな
るように超音波プローブの姿勢を制御する姿勢制
御装置と、上記超音波プローブの振動子より超音
波を反射体に送信させる送信部及び反射体からの
反射波を超音波プローブを経て受信する受信部
と、上記振動子の配列方向に対して少なくとも2
点以上の任意の配列位置における送受波信号間の
時間及び受波信号の振幅を計測する計測手段と、
この計測手段の計測により上記振動子面の反射体
に対する姿勢を制御すべく上記姿勢制御値を作動
させ自動制御手段を有している。
作 用
本発明は上記の構成により超音波プローブの振
動子の少なくとも2点以上の任意の配列位置にお
ける送受波信号間の時間及び受波信号の振幅を計
測手段により計測し、このデータに基いて自動制
御手段により制御信号を作成し、この制御信号に
より姿勢制御装置を作動させ、超音波プローブの
振動子の反射体に対する走査方向と短軸方向の傾
斜位置を自動制御することができる。
動子の少なくとも2点以上の任意の配列位置にお
ける送受波信号間の時間及び受波信号の振幅を計
測手段により計測し、このデータに基いて自動制
御手段により制御信号を作成し、この制御信号に
より姿勢制御装置を作動させ、超音波プローブの
振動子の反射体に対する走査方向と短軸方向の傾
斜位置を自動制御することができる。
実施例
以下に本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。第1図において1は電子リニア
走査型の超音波プローブで、信号供給用ケーブル
2が接続されている。超音波プローブ1における
走査方向に配列された複数個の振動子3の面と所
定距離を存してガラスブロツク等よりなる反射体
4が水槽5内に設置されている。
詳細に説明する。第1図において1は電子リニア
走査型の超音波プローブで、信号供給用ケーブル
2が接続されている。超音波プローブ1における
走査方向に配列された複数個の振動子3の面と所
定距離を存してガラスブロツク等よりなる反射体
4が水槽5内に設置されている。
ここで振動子3の走査領域における両端の2点
の受信波信号の測定検査について説明する。第2
図における振動子3の左端からの振動子駆動パル
スD1と、このパルスD1による反射物体4からの
反射信号E1の波形を第3図aに示す。同様に振
動子3の右端からの振動子駆動パルスD2と、こ
のパルスD2による反射物4からの反射信号E2の
波形を第3図bに示す。ところで、第2図におけ
る振動子3の面と反射体4とが正確な平行条件に
あり、且つ配列された各振動子3の面が揃つてい
れば左端の振動子駆動パルスD1と反射信号E1間
の時間TS1と、右端の振動子駆動パルスD2と反射
信号E2間の時間TS2とは等し筈である。振動子3
の面と反射体4の平行条件が完全に満されていな
ければ図示のようにTS1とTS2に差が生じる。つ
まりこの時間差を少なくするように超音波プロー
ブ1における配列された振動子3の面の走行方向
X傾斜を時間差計測により制御すればよいことに
なる。また走行方向Xと直交する短軸方向Yの制
御は具体的には、反射信号E1,E2の振幅VM1,
VM2に依存するので、振幅VM1,VM2の最大値を
求めればよいことになる。そこで、超音波プロー
ブ1の反射体4に対する姿勢制御装置と、走行方
向に配列された振動子3い少なくとも2点以上の
送受波信号の計測、即ち、走行位置個々の振動子
駆動パルスと、反射信号間の時間差計測及び振幅
計測を行なう計測手段及びこの計測手段により計
測されたデータを基にして振動子3の面の走行方
向X及び短軸方向Yの傾斜の姿勢制御を行うべ
く、上記姿勢制御装置を自動的に制御するための
姿勢制御手段が設けられている。
の受信波信号の測定検査について説明する。第2
図における振動子3の左端からの振動子駆動パル
スD1と、このパルスD1による反射物体4からの
反射信号E1の波形を第3図aに示す。同様に振
動子3の右端からの振動子駆動パルスD2と、こ
のパルスD2による反射物4からの反射信号E2の
波形を第3図bに示す。ところで、第2図におけ
る振動子3の面と反射体4とが正確な平行条件に
あり、且つ配列された各振動子3の面が揃つてい
れば左端の振動子駆動パルスD1と反射信号E1間
の時間TS1と、右端の振動子駆動パルスD2と反射
信号E2間の時間TS2とは等し筈である。振動子3
の面と反射体4の平行条件が完全に満されていな
ければ図示のようにTS1とTS2に差が生じる。つ
まりこの時間差を少なくするように超音波プロー
ブ1における配列された振動子3の面の走行方向
X傾斜を時間差計測により制御すればよいことに
なる。また走行方向Xと直交する短軸方向Yの制
御は具体的には、反射信号E1,E2の振幅VM1,
VM2に依存するので、振幅VM1,VM2の最大値を
求めればよいことになる。そこで、超音波プロー
ブ1の反射体4に対する姿勢制御装置と、走行方
向に配列された振動子3い少なくとも2点以上の
送受波信号の計測、即ち、走行位置個々の振動子
駆動パルスと、反射信号間の時間差計測及び振幅
計測を行なう計測手段及びこの計測手段により計
測されたデータを基にして振動子3の面の走行方
向X及び短軸方向Yの傾斜の姿勢制御を行うべ
く、上記姿勢制御装置を自動的に制御するための
姿勢制御手段が設けられている。
超音波プローブ1の姿勢制御装置6の一例につ
いて説明すると、揺動枠7の一対の脚部8に固定
用ねじ9が螺合され、この固定用ネジ9により超
音波プローブ1が固定されている。この揺動枠7
の上面中間部に実設された支持部10がピン11
により揺動枠12の中間部に揺動可能に支持され
ている。これら揺動枠7と12の一側部間に圧縮
ばね13が介在されている。ピン11に対し圧縮
ばね13の反射側において機枠(図示省略)にパ
ルスモータ14が取付けられ、このパルスモータ
14はその回転力を直線運動に変換する手段(図
示省略)を介して押圧部材15連繋され、この押
圧部材15が揺動枠7の上面に接されている。揺
動枠12における上部の一対の支持部16の間で
揺動枠12と直交方向(紙面と直角方向)に可動
枠17が配置され、この可動枠17に揺動枠12
の支持部材16がピン18により揺動可能に支持
されている。これらの揺動枠12と可動枠17の
一側部間には揺動枠7,12間と同様に圧縮ばね
19が介在されている。ピン18に対し圧縮ばね
19の反対側において機枠にパルスモータ20が
取付けられ、このパルスモータ20はその回転力
を直線運動に変換する手段(図示省略)を介して
押圧部材21に連繋され、この押圧部材21が揺
動枠12の上面に当接されている。可動枠17は
機枠に走査方向Xで水平方向に取付けられた軸2
2に摺動のみ可能に支持されている。従つて可動
枠17を軸22に沿つて摺動させることにより超
音波プローブ1の振動子3を反射体4に対応させ
ることができる。またパルスモータ14を駆動
し、押圧部材15を前進させることにより揺動枠
7及び超音波プローブ1を圧縮ばね13の弾性に
抗しピン11を中心として回動させ、これとは逆
に押圧部材15を後退させることにより揺動枠7
及び超音波プローブ1を圧縮ばね13の弾性によ
り上記とは逆方向に回動させることができる。即
ち、超音波プローブ1の振動子5をX軸である走
査方向の傾斜位置を調整することができる。また
パルスモータ20を駆動し、押圧部材21いを前
進させることにより揺動枠12,7及び超音波プ
ローブ1を圧縮ばね19の弾性に抗しピン18を
中心いとして回動させ、これとは逆に押圧部材2
1を後退させることにより揺動枠12,7及び超
音波プローブ1を圧縮ばね19の弾性により上記
とは逆方向に回動させることができる。即ち、超
音波プローブ1の振動子5をY軸である短軸方向
の傾斜位置を調整することができる。
いて説明すると、揺動枠7の一対の脚部8に固定
用ねじ9が螺合され、この固定用ネジ9により超
音波プローブ1が固定されている。この揺動枠7
の上面中間部に実設された支持部10がピン11
により揺動枠12の中間部に揺動可能に支持され
ている。これら揺動枠7と12の一側部間に圧縮
ばね13が介在されている。ピン11に対し圧縮
ばね13の反射側において機枠(図示省略)にパ
ルスモータ14が取付けられ、このパルスモータ
14はその回転力を直線運動に変換する手段(図
示省略)を介して押圧部材15連繋され、この押
圧部材15が揺動枠7の上面に接されている。揺
動枠12における上部の一対の支持部16の間で
揺動枠12と直交方向(紙面と直角方向)に可動
枠17が配置され、この可動枠17に揺動枠12
の支持部材16がピン18により揺動可能に支持
されている。これらの揺動枠12と可動枠17の
一側部間には揺動枠7,12間と同様に圧縮ばね
19が介在されている。ピン18に対し圧縮ばね
19の反対側において機枠にパルスモータ20が
取付けられ、このパルスモータ20はその回転力
を直線運動に変換する手段(図示省略)を介して
押圧部材21に連繋され、この押圧部材21が揺
動枠12の上面に当接されている。可動枠17は
機枠に走査方向Xで水平方向に取付けられた軸2
2に摺動のみ可能に支持されている。従つて可動
枠17を軸22に沿つて摺動させることにより超
音波プローブ1の振動子3を反射体4に対応させ
ることができる。またパルスモータ14を駆動
し、押圧部材15を前進させることにより揺動枠
7及び超音波プローブ1を圧縮ばね13の弾性に
抗しピン11を中心として回動させ、これとは逆
に押圧部材15を後退させることにより揺動枠7
及び超音波プローブ1を圧縮ばね13の弾性によ
り上記とは逆方向に回動させることができる。即
ち、超音波プローブ1の振動子5をX軸である走
査方向の傾斜位置を調整することができる。また
パルスモータ20を駆動し、押圧部材21いを前
進させることにより揺動枠12,7及び超音波プ
ローブ1を圧縮ばね19の弾性に抗しピン18を
中心いとして回動させ、これとは逆に押圧部材2
1を後退させることにより揺動枠12,7及び超
音波プローブ1を圧縮ばね19の弾性により上記
とは逆方向に回動させることができる。即ち、超
音波プローブ1の振動子5をY軸である短軸方向
の傾斜位置を調整することができる。
上記超音波プローブ1にはケーブル2を介して
送信部23と受信部24が接続され、受信部24
が計測回路25に接続されている。計測回路25
にはタイミング発生回路26が接続され、計測回
路25は計測データ記憶回路27、演算処理回路
28を経て姿勢制御回路29に接続され、この姿
勢制御回路29は上記姿勢制御装置6のパルスモ
ータ14,20に接続されている。また受信部2
4は測定データ処理回路30に接続され、この測
定データ処理回路30はレコーダ31に接続され
ている。
送信部23と受信部24が接続され、受信部24
が計測回路25に接続されている。計測回路25
にはタイミング発生回路26が接続され、計測回
路25は計測データ記憶回路27、演算処理回路
28を経て姿勢制御回路29に接続され、この姿
勢制御回路29は上記姿勢制御装置6のパルスモ
ータ14,20に接続されている。また受信部2
4は測定データ処理回路30に接続され、この測
定データ処理回路30はレコーダ31に接続され
ている。
次に上記実施例の動作について説明する。
送信部23により振動子駆動パルス及び走査タ
イミング信号を超音波プローブ1へ加え、この振
動子駆動パルスにより振動子3より超音波パルス
を反射体4に放射する。この反射体4から反射信
号を超音波プローブ1により受信し、この受信し
た反射信号は受信部24に入力される。受信部2
4を通過した信号は、振動子駆動パルスと反射体
4からの反射信号間の時間計測及び反射信号の振
幅を計測する計測回路25に入力される。タイミ
ング発生回路26は、計測する走査位置を決定す
るための制御信号を発生させるためのもので、少
なくとも2点以上の走行位置を選択するタイミン
グを作成する。計測回路25で得たデータは、計
測データ記憶回路27で記憶され、演算処理回路
28で、各走行位置での送受波信号の時間差及び
反射信号の最大幅の演算処理を行ない、姿勢制御
回路29へ入力する。姿勢制御回路29は上記姿
勢制御装置6のパレヌモータ14,20を制御す
る信号を作成する。この制御信号により上記姿勢
制御装置6のパルスモータ14,20をそれぞれ
駆動させ、これにより揺動枠7と共に超音波プロ
ーブ1をピン11を中心として回動させ、超音波
プローブ1の振動子3の反射体4に対する走査方
向Xの傾斜位置を制御し、また揺動枠12及び揺
動枠7と共に超音波プローブ1をピン18を中心
として回動させ、超音波プローブ1の振動子3の
反射体4に対する短軸方向Yの傾斜位置を制御
し、振動子3を完全に反射体4と平行にすること
ができる。超音波プローブ1と反射体4との平行
条件が満されることにより、受信部24からの反
射信号は測定データ処理回路30を通じ、配列さ
れた各振動子3間の感度及び距離分解能のバラツ
キ特性がレコーダ31へ記録される。
イミング信号を超音波プローブ1へ加え、この振
動子駆動パルスにより振動子3より超音波パルス
を反射体4に放射する。この反射体4から反射信
号を超音波プローブ1により受信し、この受信し
た反射信号は受信部24に入力される。受信部2
4を通過した信号は、振動子駆動パルスと反射体
4からの反射信号間の時間計測及び反射信号の振
幅を計測する計測回路25に入力される。タイミ
ング発生回路26は、計測する走査位置を決定す
るための制御信号を発生させるためのもので、少
なくとも2点以上の走行位置を選択するタイミン
グを作成する。計測回路25で得たデータは、計
測データ記憶回路27で記憶され、演算処理回路
28で、各走行位置での送受波信号の時間差及び
反射信号の最大幅の演算処理を行ない、姿勢制御
回路29へ入力する。姿勢制御回路29は上記姿
勢制御装置6のパレヌモータ14,20を制御す
る信号を作成する。この制御信号により上記姿勢
制御装置6のパルスモータ14,20をそれぞれ
駆動させ、これにより揺動枠7と共に超音波プロ
ーブ1をピン11を中心として回動させ、超音波
プローブ1の振動子3の反射体4に対する走査方
向Xの傾斜位置を制御し、また揺動枠12及び揺
動枠7と共に超音波プローブ1をピン18を中心
として回動させ、超音波プローブ1の振動子3の
反射体4に対する短軸方向Yの傾斜位置を制御
し、振動子3を完全に反射体4と平行にすること
ができる。超音波プローブ1と反射体4との平行
条件が満されることにより、受信部24からの反
射信号は測定データ処理回路30を通じ、配列さ
れた各振動子3間の感度及び距離分解能のバラツ
キ特性がレコーダ31へ記録される。
発明の効果
以上の説明により明らかなように本発明によれ
ば、超音波プローブの複数個並列された振動子に
対向して反射体を配設し、超音波プローブ振動子
面が反射体に対し平行となるように姿勢制御装置
により制御するようにし、超音波プローブより反
射体に送信部により送信させ、反射波を受信部に
より受波するようにし、振動子の配列方向に対し
て少なくとも2点以上の任意の配列位置における
送受波信号間の時間及び反射信号の振幅を計測手
段により計測し、このデータに基いて自動制御手
段により上記姿勢制御装置を作動させて超音波プ
ローブの振動子の反射体との平行条件を満すよう
にしている。従つて測定検査を容易に、且つ迅速
に行うことができ、また測定精度の向上を図るこ
とができる。
ば、超音波プローブの複数個並列された振動子に
対向して反射体を配設し、超音波プローブ振動子
面が反射体に対し平行となるように姿勢制御装置
により制御するようにし、超音波プローブより反
射体に送信部により送信させ、反射波を受信部に
より受波するようにし、振動子の配列方向に対し
て少なくとも2点以上の任意の配列位置における
送受波信号間の時間及び反射信号の振幅を計測手
段により計測し、このデータに基いて自動制御手
段により上記姿勢制御装置を作動させて超音波プ
ローブの振動子の反射体との平行条件を満すよう
にしている。従つて測定検査を容易に、且つ迅速
に行うことができ、また測定精度の向上を図るこ
とができる。
第1図は本発明の超音波プローブ測定検査装置
の一実施例を示す説明図、第2図は超音波プロー
ブ測定検査説明用の原理図、第3図a及びbはそ
れぞれ振動子駆動パルスと反射体から反射信号の
タイミングを表わした図である。 1……超音波プローブ、2……ケーブル、3…
…振動子、4……反射体、5……水槽、6……姿
勢制御装置、7……揺動枠、9……固定ねじ、1
2……揺動枠、14……パルスモータ、17……
可動枠、20……パルスモータ、23……送信
部、24……受信部、25……計測回路、26…
…タイミング発生回路、27……計測データ記憶
回路、28……演算処理回路、29……姿勢制御
回路、30……測定データ処理回路、31……レ
コーダ。
の一実施例を示す説明図、第2図は超音波プロー
ブ測定検査説明用の原理図、第3図a及びbはそ
れぞれ振動子駆動パルスと反射体から反射信号の
タイミングを表わした図である。 1……超音波プローブ、2……ケーブル、3…
…振動子、4……反射体、5……水槽、6……姿
勢制御装置、7……揺動枠、9……固定ねじ、1
2……揺動枠、14……パルスモータ、17……
可動枠、20……パルスモータ、23……送信
部、24……受信部、25……計測回路、26…
…タイミング発生回路、27……計測データ記憶
回路、28……演算処理回路、29……姿勢制御
回路、30……測定データ処理回路、31……レ
コーダ。
Claims (1)
- 1 超音波プローブの複数個並列された振動子に
対向して配設された反射体と、上記超音波プロー
ブの振動子面が反射体に対し平行となるように超
音波プローブの姿勢を制御する姿勢制御装置と、
上記超音波プローブの振動子より超音波を反射体
に送信させる送信部及び反射体からの反射波を超
音波プローブを経て受信する受信部と、上記振動
子の配列方向に対して少なくとも2点以上の任意
の配列位置における送受波信号間の時間及び受波
信号の振幅を計測する計測手段と、この計測手段
の計測により上記振動子面の反射体に対する姿勢
を制御すべく上記姿勢制御装置を作動させる自動
制御手段を有することを特徴とする超音波プロー
ブ測定検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269082A JPS61145454A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 超音波プロ−ブ測定検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269082A JPS61145454A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 超音波プロ−ブ測定検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61145454A JPS61145454A (ja) | 1986-07-03 |
JPH0342097B2 true JPH0342097B2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=17467415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59269082A Granted JPS61145454A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 超音波プロ−ブ測定検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61145454A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2634963B2 (ja) * | 1991-03-20 | 1997-07-30 | 日本碍子株式会社 | 発電装置 |
JP2698482B2 (ja) * | 1991-03-22 | 1998-01-19 | 日本碍子株式会社 | 発電装置 |
JP2007275354A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Toshiba Corp | 超音波診断装置およびその信号処理プログラム |
JP2011010423A (ja) | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP59269082A patent/JPS61145454A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61145454A (ja) | 1986-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |