JPH06153771A - ソーセージ充填機のケーシング送り出し装置 - Google Patents

ソーセージ充填機のケーシング送り出し装置

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JPH06153771A
JPH06153771A JP33254392A JP33254392A JPH06153771A JP H06153771 A JPH06153771 A JP H06153771A JP 33254392 A JP33254392 A JP 33254392A JP 33254392 A JP33254392 A JP 33254392A JP H06153771 A JPH06153771 A JP H06153771A
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casing
filling pipe
filling
sausage
working bar
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JP33254392A
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JPH0734707B2 (ja
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Shigeyuki Nishiyama
茂幸 西山
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Futaba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充填管の外周に装填したケーシングの送り出
し抵抗に対する押し圧の調整が容易に行なえ、人工腸の
ケーシングだけでなく、天然腸のケーシングの送り出し
も自動化できるソーセージ充填機のケーシング送り出し
装置を提供すること。 【構成】 回転する充填管3の外周に装填されたひだ付
きの筒状ケーシングCを充填管3の先端から送り出し、
充填管3の先端開口から吐出する原料肉をケーシングC
に充填すると共に、ケーシングCをリンキングして連鎖
状のソーセージを製造するソーセージ充填機において、
充填管3にケーシングCの送りカラー7が軸方向移動自
在に外嵌され、送りカラー7の作動杆8が充填管3と平
行に配設されると共に、軸線方向に移動自在に支持さ
れ、かつワイヤ12を介して連結した重錘14により充
填管3の先端側に付勢されており、一方、作動杆8をク
ランプし所定距離引き戻したのち、押し戻して再びフリ
ーにする間欠往復運動機構16が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソーセージ充填機にお
いて、充填管の外周に装填されたひだ付きの筒状ケーシ
ングを徐々に送り出すケーシング送り出し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のケーシング送り出しは、
充填管の先端開口から吐出する原料肉に合わせて作業者
が手でケーシングを押して送り出すようにしていた。し
かし、回転中の充填管の外周面に沿ってケーシングを押
すため、ケーシングがよじれて送り出し抵抗が大きくな
り、ひどい場合にはケーシングが送られずに破れること
もあった。このため、ケーシングを押す力を微妙に加減
しなければならず、熟練を要する作業であった。
【0003】一方、前記ケーシングの送り出しを機械的
手段によって自動的に行なわせるようにしたソーセージ
充填機のケーシング送り出し装置が種々提案されている
(例えば、実開平4−28081号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の機
械的なケーシング送り出し装置は、前記ケーシングの送
り出し抵抗に対して押し圧を微妙に調整することが困難
で、特に羊腸のように材質が不均一で、破れ易い天然腸
のケーシングには使用できないという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、ケーシングの送り出し抵抗に対する押
し圧の調整が容易に行なえ、人工腸のケーシングだけで
なく、天然腸のケーシングの送り出しも自動化できるソ
ーセージ充填機のケーシング送り出し装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転する充填管の外周に装填されたひだ
付きの筒状ケーシングを前記充填管の先端から送り出
し、前記充填管の先端開口から吐出する原料肉を前記ケ
ーシングに充填すると共に、前記ケーシングをリンキン
グして連鎖状のソーセージを製造するソーセージ充填機
において、前記充填管に前記ケーシングの送りカラーが
軸方向移動自在に外嵌され、前記送りカラーの作動杆
が、前記充填管と平行に配設されると共に、軸線方向に
移動自在に支持され、かつワイヤを介して連結した重錘
により前記充填管の先端側に付勢されており、一方、前
記作動杆をクランプし所定距離引き戻したのち、押し戻
して再びフリーにする間欠往復運動機構が設けられてい
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成により、前記送りカラーの押し圧は前
記重錘の重さを変えることにより任意に加減でき、前記
ケーシングを所望の押し圧で送り出すことができる。ま
た、前記送りカラーがケーシングを押す時間は前記間欠
往復運動機構によって任意に設定することができる。し
たがって、前記ケーシングの送り出し抵抗に対応して前
記送りカラーの押し圧及び押す時間を設定すれば、材質
の異なるケーシングを容易かつ円滑に送り出すことが可
能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るケーシング送り出し装置を備
えたソーセージ充填機の要部を示しており、図2は同送
りカラーの引き戻し状態を示している。
【0009】フレーム1には、図示しない原料ホッパか
ら供給されるソーセージの原料肉の給送管2が設けら
れ、該給送管2の先端に充填管3がその軸線の周りに回
転可能に接続されている。そして、給送管2の途中に配
設したバルブ装置4により原料肉が所定量ずつ充填管3
に圧送されるようになっている。充填管3の先端開口か
ら吐出する原料肉を充填する筒状ケーシングCはひだ付
けされていて、充填管3の先端からその外周に装填した
のち、ヘッド5を充填管3の先端にセットし、ケーシン
グチャック6でケーシングCの端部を把持する一方、充
填管3に軸方向移動自在に外嵌した送りカラー7でケー
シングCの後端を押してケーシングCを送り出すように
なっている。
【0010】送りカラー7は、作動杆8の前端に固着し
たアーム9によって充填管3の軸線方向に往復移動せし
められる。作動杆8は、フレーム1に固設した支持枠1
0に充填管3と平行に配設されると共に、軸線方向に移
動自在に支持されている。作動杆8の後端にはブラケッ
ト11が固着され、該ブラケット11に可撓性のワイヤ
12の一端が連結されている。ワイヤ12は作動杆8と
平行に延び、かつ滑車13を介して垂直下方に方向変換
し、その下端に重錘14が取り付けられている。該重錘
14により作動杆8は充填管3の先端側に前進するよう
付勢され、重錘14の重さを変えることで、作動杆8に
よりアーム9を介して押される送りカラー7の押し圧を
任意に加減できるようになっている。なお、機械の停止
時には、支持枠10に取り付けた掛止金具15を作動杆
8の先端に係合させて、作動杆8を後退位置に待機させ
ておく。
【0011】支持枠10には、前述のように重錘14に
よって充填管3の先端側に付勢されている作動杆8をク
ランプして所定距離d(図2参照)だけ引き戻した後、
再び押し戻しフリーにして作動杆8に重錘14による付
勢力が作用するようにした間欠往復運動機構16が設け
られている。該間欠往復運動機構16は、作動杆8と平
行に配設して、支持枠10の軸線方向に移動自在に支持
された軸17と、該軸17を軸線方向に往復移動させる
エアシリンダ18と、軸17に固着された取付枠19
と、該取付枠19に枢支ピン20,20を介して摺動自
在に取り付けられた一対の可動板21,21と、両可動
板21,21に取り付けられたクランプ用のゴムローラ
22,22とを含んでおり、両ゴムローラ22,22は
作動杆8を挟むように相対向して配置され、かつ、両可
動番21,21の間に掛張した引張りばね23によって
両ゴムローラ22,22が作動杆8を挟み付けてクラン
プするように付勢されている。そして、図1に示すよう
に、取付枠19が前進位置に移動したとき、両可動板2
1,21の突出部21a,21aが支持枠10に固定し
たストッパ24に当接し、両可動板21,21を引張り
ばね23に抗してピン20,20を支点に回動させ、こ
の回動変位によって両ゴムローラ22,22が作動杆8
から離間し、作動杆8のクランプを解除して作動杆8が
自由に軸方向に移動可能なフリーの状態となるように構
成されている。なお、軸17を介して取付枠19を前進
後退させるエアシリンダ18はタイマーによって所定時
間毎に往復作動するように設定されている。図中、25
はエアシリンダ18の後退を感知するセンサ、26は作
動杆8の待機位置を検出するスイッチ、27はエアシリ
ンダ18の繰り返し動作終了を検出するスイッチ、28
はケーシングCが送り終わったことを検出するスイッチ
である。
【0012】次に、作動を説明する。図1に示す状態に
おいて、掛止金具15を外すと、重錘14の作用により
作動杆8が前進せしめられ、これに連動して送りカラー
7が充填管3の先端側に移動し、仮想線で示すようにケ
ーシングCに当接してこれを押す。この送りカラー7の
押し圧によってケーシングCが送り出される。送りカラ
ー7によりケーシングCを押す時間は予めタイマーで設
定されていて、所定時間(数秒間)が経過するとエアシ
リンダ18が作動し、軸17を介して取付枠19を後退
させる。該取付枠19の後退により、両可動板21,2
1がストッパ24から離れ、引張りばね23の作用で両
ゴムローラ22,22が作動杆8を挟み付けてクランプ
し、作動杆8を所定距離dだけ引き戻す。続いて、エア
シリンダ18の動作方向が切り替わり、軸17を介して
取付枠19を前進させる。該取付枠19の前進に連動し
て作動杆8も一緒に前進し、送りカラー7を元の位置ま
で押し戻す。そして、取付枠19が再び図1に示す前進
位置まで移動して停止すると、両可動板21,21の突
出部21a,21aがストッパ24に当接し、前述のよ
うに両可動板21,21が回動変位して両ゴムローラ2
2,22による作動杆8のクランプが解除される。した
がって、作動杆8は再び重錘14によって前進せしめら
れ、これに連動する送りカラー7が更に前進移動し、再
びケーシングCを押す。以下、上記動作を繰り返してケ
ーシングCを充填管3の先端から送り出し、充填管3の
先端開口から吐出する原料肉を一定量ずつケーシングC
に充填すると同時に、リンキングして連鎖状のソーセー
ジSが製造される。そして、ケーシングCの送り出しが
終了直前になると、作動杆8の後端のブランケット11
に装着してある検出子29をスイッチ27が検出して、
作動杆8の繰り返し動作を終了すると共に、スイッチ2
8が作動して、機械が停止する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケーシングの送りカラーの押し圧が前記重錘の重さを変
えるだけで任意に加減できると共に、前記送りカラーが
充填管に沿って前進後退を繰り返しながら常に一定の押
し圧で前記ケーシングを送り出すことができる。したが
って、前記ケーシングの送り出し抵抗に対応して前記送
りカラーの押し圧及び押す時間を設定すれば、人工腸の
ケーシングだけではなく、天然腸のケーシングの送り出
しにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーシング送り出し装置を備えた
ソーセージ充填機の要部を示す側面図である。
【図2】同送りカラーの引き戻し状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
3 充填管 7 送りカラー 8 作動杆 12 ワイヤ 14 重錘 16 間欠往復運動機構 17 軸杆 18 エアシリンダ 19 取付枠 21 可動板 22 クランプ用ゴムローラ 23 引張りばね 24 ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する充填管の外周に装填されたひだ
    付きの筒状ケーシングを前記充填管の先端から送り出
    し、前記充填管の先端開口から吐出する原料肉を前記ケ
    ーシングに充填すると共に、前記ケーシングをリンキン
    グして連鎖状のソーセージを製造するソーセージ充填機
    において、 前記充填管に前記ケーシングの送りカラーが軸方向移動
    自在に外嵌され、 前記送りカラーの作動杆が、前記充填管と平行に配設さ
    れると共に、軸線方向に移動自在に支持され、かつワイ
    ヤを介して連結した重錘により前記充填管の先端側に付
    勢されており、 一方、前記作動杆をクランプし所定距離引き戻したの
    ち、押し戻して再びフリーにする間欠往復運動機構が設
    けられていることを特徴とするソーセージ充填機のケー
    シング送り出し装置。
JP33254392A 1992-11-17 1992-11-17 ソーセージ充填機のケーシング送り出し装置 Expired - Lifetime JPH0734707B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301711A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Urakami Gijutsu Kenkyusho:Kk 隅部に負圧吸着し且つそれに沿って移動可能な表面処理装置
CN117063959A (zh) * 2023-08-08 2023-11-17 佛山市奥楷机械科技有限公司 一种自动套肠衣装置和高速扭结成型机

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CN117063959B (zh) * 2023-08-08 2024-04-26 佛山市奥楷机械科技有限公司 一种自动套肠衣装置和高速扭结成型机

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