JPH06153597A - 故障検出装置 - Google Patents

故障検出装置

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JPH06153597A
JPH06153597A JP4299570A JP29957092A JPH06153597A JP H06153597 A JPH06153597 A JP H06153597A JP 4299570 A JP4299570 A JP 4299570A JP 29957092 A JP29957092 A JP 29957092A JP H06153597 A JPH06153597 A JP H06153597A
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JP
Japan
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pulse
circuit
output
circuits
abnormality
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JP4299570A
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English (en)
Inventor
Shigeru Taguchi
茂 田口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同期機励磁装置において、ゲートパルス発生器
以後の出力最終段の異常検出を行うこと。 【構成】ゲートパルス発生器1の出力を、2 out of 3
回路2で受け、複数の2 outof 3 回路2の出力を、信
号切換え回路3によって周期的に切換えた出力と、ゲー
トパルス発生器1の出力の位相差を、位相差検出回路4
により検出する。2out of 3 回路2に異常が発生する
と、全位相差検出回路4が位相差信号を出力し、その時
の信号切換え回路3により、どの2 out of 3回路2に
異常が発生したか識別可能とした。 【効果】ゲートパルス発生器以後の出力最終段の異常検
出を実現し、信頼性を向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期機用励磁装置にお
いて、ゲートパルス発生器の出力と、2 outof 3 回路
の出力の位相差を検出することにより、ゲートパルス発
生器、及び2out of 3 回路の故障検出を行う装置であ
る。
【0002】また、狭幅パルス→広幅パルス変換を行う
ことにより、パルス増幅器の出力を広幅パルスに変換
し、ゲートパルス発生器の出力との位相差を検出するこ
とで、2 out of 3回路及びパルス増幅器の故障検出を
行う装置である。
【0003】
【従来の技術】従来の技術では、ゲートパルス発生器の
信号入力部で、入力信号の偏差の検出と、各ゲートパル
ス発生器間の出力信号の位相差の検出を行うのみであっ
た。2out of 3 回路、パルス増幅器については信頼性
が十分高く、定期検査時のチェックで2系同時故障は、
防げるとしていた。
【0004】図3に従来の例を示す。図3において、ゲ
ートパルス発生器1の入力信号は、AVR信号偏差検出
器6により、各系コントローラの偏差検出を行う。ま
た、ゲートパルス発生器の出力は、他の2系のゲートパ
ルス発生器の出力を高値選択回路5により高値選択した
値と、位相差検出回路4により位相差を検出し、他の2
系に対してのゲートパルス発生器1の異常を検出する。
ゲートパルス発生器1の出力は、2 out of 3回路2に
より、3つのパルスのうち2番目に出力されるパルスを
選択し、そのパルスを、パルス増幅器7,パルストラン
ス8を介して、サイリスタ9にゲートパルスを出力して
いた。
【0005】また、2 out of 3回路2及び、パルス増
幅器7については、考えられる故障モードとして、パル
スを出さなくなる故障であるとし、さらに、これらの装
置の信頼性は十分高いので同時2重故障は、起らないも
のとして、オンライン故障検出は行わず、定期検査時に
チェックを行うのみであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、2
out of 3回路の異常検出は行わなかった。しかし、高
信頼化の目的から、2 out of 3回路及び、パルス増幅
器の異常の早期検出のためにオンライン時の異常検出を
可能とすることを目的とした。
【0007】請求項1の発明は、ゲートパルス発生器の
出力と、周期的に切り換えた2 outof 3 回路の出力の
位相差から、どの2 out of 3回路に異常が発生したか
を検出することを目的としている。
【0008】請求項2の発明は、広幅パルス→狭幅パル
ス変換器によりゲートパルス発生器の出力を狭幅パルス
とした後、パルス増幅器に入力しそのパルス増幅器の出
力を再び狭幅パルス→広幅パルス変換を行い広幅パルス
とゲートパルス発生器の出力の位相差を検出することに
より、2 out of 3回路及びパルス増幅器の異常検出を
行うことを目的としている。
【0009】請求項3の発明は、狭幅ゲートパルス発生
器を使用した時、ゲートパルス発生器の出力を狭幅パル
ス→広幅パルス変換することで、位相差を検出し、2 o
utof 3 回路及びパルス増幅器の異常検出を行うことを
目的としている。
【0010】請求項4の発明は、2 out of 3回路の出
力を高値選択回路を介して位相差検出を行うことで、ゲ
ートパルス発生器の異常検出を行うことを目的としてい
る。請求項5の発明は、請求項4の発明に加えて、2 o
ut of 3回路の出力を、信号レベル検出回路により比較
することで、2 out of 3回路の異常を検出することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1は目的を達成す
るため、2 out of 3回路の出力を切り換え装置を介し
て、ゲートパルス発生器の出力との位相差検出回路を設
けた。
【0012】請求項2は目的を達成するため、狭幅パル
ス→広幅パルス変換回路を設けた。請求項3は目的を達
成するため、ゲートパルス発生器の出力側に狭幅パルス
→広幅パルス変換回路を設けた。
【0013】請求項4は目的を達成するため、2 out o
f 3回路の出力を高値選択回路に入力し、高値選択回路
の出力とゲートパルス発生器の出力の位相差検出回路を
設けた。
【0014】請求項5は目的を達成するため、2 out o
f 3回路の出力を比較する信号レベル検出回路を設け
た。
【0015】
【作用】ゲートパルス発生器の出力と2 out of 3回路
の出力の位相差は、正常に動作している時は、一定の誤
差範囲内にある。
【0016】2 out of 3回路に異常が発生した時は、
全ての位相差検出回路が誤差範囲以上の位相差を検出す
る。
【0017】また、複数の2 out of 3回路の出力を高
値選択回路に入力し、その出力とゲートパルス発生器の
出力の位相差を検出することで、ゲートパルス発生器に
異常が発生したことを検出できる。
【0018】また、複数の2 out of 3回路の出力を周
期的にどれか1つを選択する切り換え回路を使用するこ
とで、全ての位相差検出回路が誤差範囲を越えた位相差
を検出した時の、切り換え回路の状態を監視すること
で、どの2 out of 3回路に異常が発生したかを検出で
きる。
【0019】なお、ゲートパルス発生器に異常が発生し
た時は、どれか1つの位相差検出回路だけが、誤差範囲
以上の位相差を検出するので、2 out of 3回路の異常
と区別することが可能である。
【0020】2 out of 3回路の出力信号を比較して、
パルスが出力していないことを検出する信号レベル検出
回路により、2 out of 3回路の故障を検出できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明による一実施例を説明する。
【0022】図6に同期機励磁装置の概略を示す。同期
機励磁装置は発電機13の端子電圧が一定となるよう
に、コントローラ12でサイリスタ9の点弧角を計算
し、その値により、ゲートパルス発生器1がパルスを発
生し、2 out of 3回路2により中間値選択したパルス
をパルス増幅器は図のようにサイリスタを点弧するのに
十分なパルス幅のパルスに変換し増幅する。さらに、パ
ルストランス8を介して、サイリスタのゲートに印加す
る。
【0023】本発明は、この同期機励磁装置で、図6の
点線内のゲートパルス発生器、2out of 3 回路、パル
ス増幅器の故障検出を行い、その信号をコントローラに
送るものである。
【0024】図1は、同期機励磁装置のサイリスタゲー
トパルス出力部の構成を示す図である。
【0025】制御装置からゲートパルス発生器1に入力
したAVR信号により、A系,B系,C系のゲートパル
スをそれぞれ出力する。
【0026】上記ゲートパルスを、2 out of 3回路2
により、2つ以上の系からゲートパルスが出力している
時に、ゲートパルスをパルス増幅器パルストランスを介
して、サイリスタに出力する。
【0027】上記2 out of 3回路2のゲートパルス出
力を、周期的に切換えを行う信号切換え回路3により、
どちらか一方のみを位相差検出回路4に入力するように
する。位相差検出回路4は、上記信号切換え回路3の出
力とゲートパルス発生器1の出力を入力し、双方の位相
差を電圧で出力し、また、あらかじめ設定した範囲を越
えたら、位相差大信号を出力するものである。
【0028】これにより、ゲートパルス発生器1に異常
が発生した時は、同じ系の位相差検出回路4が、位相差
大信号を出力する。
【0029】また、2 out of 3回路2のどちらかに異
常が発生した時は、A系,B系,C系の全ての位相差検
出回路4が、位相差大信号を出力する。さらに、信号切
換え回路3がどちらの2 out of 3回路の出力を選択し
ているかを監視することで、どちらの2 out of 3回路
2に異常が発生したかを位相差大信号が発生した時、選
択した側として検出できる。
【0030】また図2に、2 out of 3回路2の信頼性
を十分高いものとして、ゲートパルス発生器の異常検出
のみを行う方法を示す。
【0031】図2において、ゲートパルス発生器1,2
out of 3回路2,位相差検出回路4は図1と同様の構
成であるが、信号切換え回路3の代わりに高値選択回路
5を使用した。2 out of 3回路単体の異常検出はでき
なくなるが、簡単にゲートパルス発生器の出力の位相差
検出が実現できる。
【0032】また、図4にゲートパルス発生器1の出力
が狭幅パルスの時、及び、2out of3回路2と共にパル
ス増幅器7の異常検出も含めた別の方法を示す。
【0033】図4で、ゲートパルス発生器1の出力を2
out of 3回路2によって、3分の2選択を行い、パル
ス増幅器7で増幅し、パルストランジスタ8を介して、
サイリスタ9に出力する。位相差検出回路は2つのパル
スの内、一方のみが出力されていることを検出する積分
器により構成している。そのため、パルス増幅器7の出
力を狭幅パルス→広幅パルス変換回路10により狭幅パ
ルスを広幅パルスに変換し、信号切換え回路3により周
期的にパルス増幅器7の出力を一方に切換え、その出力
を位相差検出回路4に入力する。
【0034】また、ゲートパルス発生器1の出力を、狭
幅パルス→広幅パルス変換回路10により、広幅パルス
に変換し、位相差検出回路4に入力する。
【0035】これにより、2 out of 3回路2、また
は、パルス増幅器7に異常が発生した時、全ての位相差
検出回路4が位相差大信号を出力する。
【0036】次に図5に、位相差検出回路4を使用せず
に、2 out of 3回路2及びパルス増幅器7の異常を検
出する方法を示す。
【0037】図5で、ゲートパルス発生器1の位相差検
出法は図2の場合と、同様である。しかし、2 out of
3回路2、及びパルス増幅器7の異常を検出するため
に、それぞれの出力を信号レベル検出回路11に入力
し、一方の信号のパルスがなくなったことを検出し、そ
れにより、出力パルスがなくなった側の2 out of 3回
路2、又はパルス増幅器7が故障したと診断することが
できる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、請求項1
については、2 out of 3回路の単体異常検出を可能に
し、信頼性の向上を実現した。
【0039】請求項2,請求項3については、狭幅パル
ス→広幅パルス変換回路を使用することで、パルス増幅
器の異常検出を実現し、狭幅ゲートパルス発生器につい
ても、2 out of 3回路、パルス増幅器を含めた異常検
出を実現した。
【0040】請求項4については、信号切換え回路を簡
略化し、2 out of 3回路の異常検出は行わずゲートパ
ルス発生器のみの異常検出を実現した。
【0041】請求項5については、位相差検出回路をゲ
ートパルス発生器の異常検出のみに限定し、2 out of
3回路、及びパルス増幅器の異常検出には信号レベル検
出回路を設けることで、より細かな異常検出を実現し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】2 out of 3回路異常検出装置を示す図であ
る。
【図2】ゲートパルス発生器異常検出装置を示す図であ
る。
【図3】従来ゲートパルス出力部構成図である。
【図4】狭幅ゲートパルス発生器及び2 out of 3回路
とパルス増幅器の異常検出装置を示す図である。
【図5】信号レベル検出回路を用いた2 out of 3回路
とパルス増幅器の異常検出装置を示す図である。
【図6】同期機励磁装置の概略図である。
【符号の説明】
1…ゲートパルス発生器、2…2 out of 3回路、3…
信号切換え回路、4…位相差検出回路、5…OR回路、
6…AVR信号偏差検出器、7…パルス増幅器、8…パ
ルストランス、9…サイリスタ、10…狭幅パルス→広
幅パルス変換回路、11…信号レベル検出回路、12…
コントローラ、13…発電機。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3台のゲートパルス発生器の出力と、2台
    の2 out of 3回路の出力を周期的に切り換えた値の位
    相差を検出することにより、2 out of 3回路の異常を
    検出することを特徴とした故障検出装置。
  2. 【請求項2】狭幅パルス→広幅パルス変換回路を使用す
    ることにより、パルス増幅器を含めた2 out of 3回路
    の異常を検出することを特徴とした故障検出装置。
  3. 【請求項3】狭幅ゲートパルス発生器使用時、ゲートパ
    ルス発生器出力と、パルス増幅器出力を狭幅パルス→広
    幅パルス変換を行い位相差を検出することにより、パル
    ス増幅器の異常検出を行うことを特徴とした故障検出装
    置。
  4. 【請求項4】ゲートパルス発生器の出力と2 out of 3
    回路の高値選択出力の位相差を検出することにより、ゲ
    ートパルス発生器の異常を検出することを特徴とした故
    障検出装置。
  5. 【請求項5】ゲートパルス発生器の出力と、2 out of
    3回路の高値選択出力の位相差を検出することにより、
    ゲートパルス発生器の異常を検出し、同時に、2 out o
    f 3回路の出力の信号レベル検出回路により、2 out o
    f 3回路の異常を検出することを特徴とした故障検出装
    置。
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