JPH06153550A - 単相誘導電動機の始動装置 - Google Patents

単相誘導電動機の始動装置

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Publication number
JPH06153550A
JPH06153550A JP4321433A JP32143392A JPH06153550A JP H06153550 A JPH06153550 A JP H06153550A JP 4321433 A JP4321433 A JP 4321433A JP 32143392 A JP32143392 A JP 32143392A JP H06153550 A JPH06153550 A JP H06153550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage relay
starting
induction motor
capacitor
phase induction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4321433A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Takeda
勝幸 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4321433A priority Critical patent/JPH06153550A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンプレッサ等駆動用の単相誘導電動機の停
止時において,その始動用及び運転用コンデンサの放電
による過電流によって始動用の電圧リレースイッチの接
点が溶着するのを防止するようにしたもの。 【構成】 電源に並列に接続される主巻線コイル3及び
補助巻線コイル4と,この補助巻線コイル4に並列に接
続される運転用コンデンサ10と,補助巻線コイル4に
並列に接続されるリレーコイル21及び始動用コンデン
サ9を切り離す可動接点22aを有する電圧リレースイ
ッチ22とを備えた単相誘導電動機の始動装置におい
て,電圧リレースイッチ22の可動接点22aと始動用
コンデンサ9間に高抵抗材22bを直列に接続するよう
に構成した。この場合,高抵抗材22bを接続する代わ
りに,電圧リレースイッチ22の可動接点22aとして
高抵抗材を用いるようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えばルームエアコ
ン,冷凍機等のコンプレッサの駆動源として組み込まれ
る単相誘導電動機の始動装置に係り,特に上記単相誘導
電動機の停止時における始動用及び運転用コンデンサの
放電による過電流によって電圧リレースイッチの接点が
溶着するのを防止できる単相誘導電動機の始動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の単相誘導電動機の始動装置は図
3に示すように構成されていた。同図において,1a,
1bは交流電源に接続した交流用の電源端子で,その両
端子1a,1b間には単相誘導電動機2の主巻線コイル
3とインターナルプロテクタ5とが直列に接続されてお
り,これらは,一直列回路を形成している。上記主巻線
コイル3の電源用端子1b側には上記単相誘導電動機2
の補助巻線コイル4が接続されており,この補助巻線コ
イル4の他端は,直列に接続された運転用コンデンサ1
0を介して電源用端子1a側に接続されている。また,
上記補助巻線コイル4,運転用コンデンサ10はこの順
に直列に接続されて一直列回路を形成しており,この直
列回路は前記主巻線コイル3に対して並列に接続されて
いる。一方,前記補助巻線コイル4に対して並列に始動
用の電圧リレー6が接続されている。上記電圧リレー6
はリレーコイル7と可動接点8aを有する電圧リレース
イッチ8とで構成されており,リレーコイル7はその一
端は上記電圧リレースイッチ8と直列に,他端は上記電
源用端子1bに夫々接続されている。また,始動用コン
デンサ9は上記電圧リレースイッチ8と直列に接続され
ており,これらは上記運転用コンデンサ10に対して並
列に接続されている。上記電圧リレースイッチ8のON
−OFFは上記リレーコイル7の電圧によって制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の単相誘導電動機
の始動装置は,単相誘導電動機の運転を停止する際,始
動,運転時に用いられた2つのコンデンサ,即ち始動用
コンデンサと運転用コンデンサに蓄えられた電荷の放電
による過電流によって,電圧リレースイッチの可動接点
が溶着しやすいという問題点があった。この場合,電圧
リレーの可動接点に対する配線を長くすることも考えら
れるが,リレー回路の構成上の制約を受け,この解決が
求められていた。本発明は従来のものの上記課題(問題
点)を解決するようにした単相誘導電動機の始動装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するために,電源に並列に接続される主巻線コイルに
並列に接続される運転用コンデンサと,上記補助巻線コ
イルに並列に接続されるリレーコイル及び始動用コンデ
ンサに直列に接続されて運転用コンデンサから始動後,
始動用コンデンサを切り離す可動接点を有する電圧リレ
ースイッチとを備えた単相誘導電動機の始動装置におい
て,上記電圧リレースイッチの可動接点と始動用コンデ
ンサ間に高抵抗材を直列に接続するようにした。この場
合,上記電圧リレースイッチの可動接点と始動用コンデ
ンサ間に高抵抗材を直列に接続する代わりに,上記電圧
リレースイッチの可動接点として,高抵抗材を用いるよ
うにしても良い。
【0005】
【作用】本発明の単相誘導電動機の始動装置は,電圧リ
レー内の電圧リレースイッチの可動接点に高抵抗材を直
列に接続するか,または上記可動接点にバイメタル等の
高抵抗材を使用するようにしたため,始動用コンデン
サ,運転用コンデンサの電荷の放電によって上記電圧リ
レーの可動接点が溶着するのが防止される。
【0006】
【実施例】以下図1に示す第1の実施例により本発明を
具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す
もので,同図において従来のものと同等のものは図3と
同一の符号を付して示した。20は始動用の電圧リレー
で,リレーコイル21と電圧リレースイッチ22で構成
される。なお,電圧リレースイッチ22の可動接点22
aには高抵抗材22bが直列に接続されている点にその
構成上の特徴がある。本発明の第1の実施例のもので
は,電圧リレースイッチ22の可動接点22aに高抵抗
材22bが直列に接続されているため,単相誘導電動機
2の運転を停止する際,始動用コンデンサ9と運転用コ
ンデンサ10に蓄えられていた電荷の放電で生じる過電
流は,この高抵抗材22bの部分で抑制されるから電圧
リレースイッチ22の可動接点22aの接点が溶着され
ることはなくなる。図2は本発明の第2の実施例で,こ
れは第1の実施例で電圧リレースイッチの可動接点と始
動用コンデンサ間に高抵抗材を直列に接続したものに代
え,電圧リレースイッチ32の可動接点32aとしてバ
イメタル等の高抵抗材を用いるようにした点にその構成
上の特徴がある。なお,31はリレーコイルで,これら
の31,32により始動用の電圧リレーが構成される。
第2の実施例の場合も,可動接点32aとして高抵抗材
を使用してあるため,この部分で過電流は抑制され,可
動接点32aが過電流により溶着されることはない。
【0007】
【発明の効果】本発明の単相誘導電動機の始動装置は,
始動用の電圧リレー内の電圧リレースイッチの可動接点
に高抵抗材を直列に接続するか,もしくは上記可動接点
としてバイメタル等の高抵抗材を使用するようにしたた
め,始動用コンデンサ,運転用コンデンサの電荷の放電
による過電流によって上記電圧リレースイッチ及び接点
が溶着するのを未然に防止することができ,この結果,
可動接点も大幅に高寿命化できるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す接続図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例に使用される電圧リレー
の構成を示す接続図である。
【図3】従来例の構成を示す接続図である。
【符号の説明】
2:単相誘導電動機 3:主巻線コイル 4:補助巻線コイル 20,30:始動用の電圧リレー 21,31:リレーコイル 22,32:電圧リレースイッチ 22a,32a:可動接点 22b:高抵抗材 9:始動用コンデンサ 10:運転用コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に並列に接続される主巻線コイル及
    び補助巻線コイルと,この補助巻線コイルに並列に接続
    される運転用コンデンサと,上記補助巻線コイルに並列
    に接続されるリレーコイル及び始動用コンデンサを切り
    離す可動接点を有する電圧リレースイッチとを備えた単
    相誘導電動機の始動装置において,上記電圧リレースイ
    ッチの可動接点と始動用コンデンサ間に高抵抗材を直列
    に接続するようにしたことを特徴とする単相誘導電動機
    の始動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の単相誘導電動機の始動装置に
    おいて,上記電圧リレーの可動接点と始動用コンデンサ
    間に接続される高抵抗材の代わりに,上記電圧リレース
    イッチの可動接点として高抵抗材を用いるようにしたこ
    とを特徴とする単相誘導電動機の始動装置。
JP4321433A 1992-11-06 1992-11-06 単相誘導電動機の始動装置 Pending JPH06153550A (ja)

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JP4321433A JPH06153550A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 単相誘導電動機の始動装置

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JP4321433A JPH06153550A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 単相誘導電動機の始動装置

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Publication Number Publication Date
JPH06153550A true JPH06153550A (ja) 1994-05-31

Family

ID=18132500

Family Applications (1)

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JP4321433A Pending JPH06153550A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 単相誘導電動機の始動装置

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JP (1) JPH06153550A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414223C (zh) * 2003-12-15 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 压缩机的控制装置

Cited By (1)

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