JPH06153206A - 衛星放送移動体受信装置 - Google Patents

衛星放送移動体受信装置

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Publication number
JPH06153206A
JPH06153206A JP4294823A JP29482392A JPH06153206A JP H06153206 A JPH06153206 A JP H06153206A JP 4294823 A JP4294823 A JP 4294823A JP 29482392 A JP29482392 A JP 29482392A JP H06153206 A JPH06153206 A JP H06153206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
satellite broadcast
tuner
video signal
audio signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4294823A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kitahara
和夫 北原
Mitsugi Kuboki
貢 久保木
Tomohiro Adachi
知博 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4294823A priority Critical patent/JPH06153206A/ja
Publication of JPH06153206A publication Critical patent/JPH06153206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、衛星放送移動体受信装置に関する
もので、障害物などによる衛星放送電波の遮断時におけ
る画面上のノイズの発生を防ぐものである。 【構成】 複数の衛星放送アンテナと、それぞれのアン
テナに接続されたチューナと、選択回路と、モニタと、
コントローラで構成され、CN比を検出、比較し、最も
CN比の高いアンテナとチューナから出力された映像信
号と音声信号を選択するものである。 【効果】 複数のアンテナに到来する電波の一部が視野
段された場合、CN比の比較により遮断を検知し、他の
CN比の高いアンテナ、チューナから出力された映像や
音声信号を選択することにより、遮断によるノイズの発
生を防ぐことができ、常時、鮮明な衛星放送を楽しむこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体における衛星放送
受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、放送衛星の充実と番組内容の多様
化により衛星放送の需要は高まりつつある。マルチパス
やゴーストの影響がなく、サービスエリアの広い衛星放
送波は自動車や列車などの移動体上で受信するのに適し
ていると考えられ、船舶や列車の一部で既に実用化され
たシステムもある。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の衛星放送移動体受信装置の一例について説明する。
【0004】図2は従来の衛星放送移動体受信装置の構
成を示すものである。図2において1は自動追尾のBS
アンテナ、2はCS/BS−IF信号、3はチューナ、
21は選局・復調回路、22は映像信号処理回路、23
は音声信号処理回路である。映像信号処理回路から出力
された映像信号4と音声信号処理回路から出力された音
声信号5はモニタ10に入力される。
【0005】以上のように構成された衛星放送移動体受
信装置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、移動体の屋根に設置され、地磁気セ
ンサーやジャイロ、到来衛星放送電波の位相差により多
軸制御された衛星放送アンテナ1からCS/BS−IF
信号2がチューナ3の選局・復調回路21に入力され
る。ここでは入力信号の中から希望する衛星チャンネル
の信号を選局し、FM復調される。映像信号処理回路2
2では選局・復調回路で取り出した信号をディエンファ
シスし、ローパスフィルタにより映像信号を抜き出し、
エネルギー拡散信号除去などをしたのち映像信号4を出
力する。音声信号処理回路23では選局・復調回路で取
り出した信号の中から、バンドパスフィルターにより音
声PCM副搬送波を抜き出して、4相DPSK復調のの
ちPCM復調し、音声信号5を出力する。映像信号4と
音声信号5はモニタ10に入力され、移動体においても
鮮明な衛星放送の映画や高音質の音楽等を楽しむことが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では歩道橋や鉄橋の橋桁、架線の支柱などで衛
星放送電波が遮断されたとき映像や音声が一瞬途切れ、
無信号のノイズが発生し非常に見苦しく聞き苦しいとい
う問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、複数のアンテナとチューナにより、一つのアンテナ
で電波が遮断された場合でも他のアンテナが受信した電
波による映像や音声に切替え、無信号によるノイズの発
生を防ぐことができる衛星放送移動体受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の衛星放送移動体受信装置は、複数の衛星放
送アンテナと、それぞれのアンテナに接続されたチュー
ナと、それぞれのチューナから出力された映像信号と音
声信号の内で、外部から選択信号により特定の信号を選
択することができる選択回路と、選択された映像信号と
音声信号が入力されるモニタと、それぞれのチューナか
ら出力されたCN比を比較し最もCN比が高いアンテ
ナ、チューナから出力された映像信号と音声信号を選択
する信号を出力するコントローラという構成を備えたも
のである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって複数のアンテナ
とチューンにより、一つのアンテナに到来する衛星放送
電波が歩道橋や鉄橋の橋桁、架線の支柱などで遮断さ
れ、映像や音声が一瞬、途切れた場合でも他のアンテナ
が受信した電波による映像や音声に切替え、信号の遮断
によるノイズの発生を防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の衛星放送移動体受信
装置について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における衛星放送
移動体受信装置の構成図を示すものである。図1におい
て1はアンテナ、2はCS/BS−IF信号、3はチュ
ーナ、4は映像信号、5は音声信号、6はCN比、7は
選択回路、8は選択された映像信号、9は選択された音
声信号、10はモニタ、11はコントローラである。
【0013】以上のように構成された衛星放送移動体受
信装置について、以下図1を用いてその動作を説明す
る。
【0014】まず、図1は衛星放送移動体受信装置の構
成図を示すものであって、移動体の屋根に設置され、地
磁気センサーやジャイロ、到来衛星放送電波の位相差に
より多軸制御された複数の衛星放送アンテナ1の中で例
えば1aから出力されたCS/BS−IF信号2aはチ
ューナ3の3aに入力され、映像信号4a,音声信号5
a,CN比6aを出力する。同様にアンテナ1bに接続
されたチューナ3bからは映像信号4b,音声信号5
b,CN比6bを出力し、アンテナ1cに接続されたチ
ューナ3cからは映像信号4c,音声信号5c,CN比
6cを出力する。映像信号(4a,4b,4c・・・)
と音声信号(5a,5b,5c・・・)はそれぞれ選択
回路7の7aと7bに入力される。一方、CN比(6
a,6b,6c・・・)はコントローラ11に入力、そ
れぞれのレベルが比較され、例えば、チューナ3aのC
N比6aが最も高い場合、チューナ3aが選択される。
コントローラ11からチューナ3aを選択する信号12
が出力され、選択回路7で最もCN比の大きいチューナ
3aから出力された映像信号4aと音声信号5aが選択
され、それぞれ映像信号8と音声信号9としてモニタ1
0に入力される。このとき、移動体が歩道橋や鉄橋の橋
桁、架線の支柱などの下を通過し、アンテナ1aが受け
ていた衛星放送電波を遮らした場合、コントローラ11
ではCN比6aの低下を検知し、6a以外のCN比を比
較、次にCN比が高いチューナを選択し、そのチューナ
から出力されている映像信号と音声信号に切り替え、衛
星放送電波が途切れないようにする。以上のような本実
施例によれば、車、列車等の移動体の屋根に設置され、
多軸制御された複数の衛星放送アンテナと、それぞれの
アンテナに接続され、アンテナから出力されたCS/B
S−IF信号を選局、FM復調し、映像信号と音声信
号、CN比を出力するチューナと、それぞれのチューナ
から出力された映像信号の内で、外部からの選択信号に
より特定の信号を選択することができる選択回路1と、
同じく音声信号を選択できる選択回路2と、選択された
映像信号と音声信号が入力されるモニタと、それぞれの
チューナから出力されたCN比を比較し最もCN比が高
いアンテナ、チューナから出力された映像信号と音声信
号を選択する信号を出力するコントローラを設けること
により、一つのアンテナに到来する衛星放送電波が歩道
橋や鉄橋の橋桁、架線の支柱などで遮断され、映像や音
声が一瞬、途切れた場合でも他のアンテナが受信した電
波による映像や音声に切替え、信号の遮断によるノイズ
の発生を防ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は一つのアンテナに
到来する衛星放送電波が歩道橋や鉄橋の橋桁、架線の支
柱などで遮断され、映像や音声が一瞬、途切れた場合で
も他のアンテナが受信した電波による映像や音声に切換
え、信号の遮断によるノイズの発生を防ぐことができ、
移動体のなかで鮮明な衛星放送を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における装置の構成図
【図2】従来の装置の構成図
【符号の説明】
1 アンテナ 3 チューナ 7 選択回路 10 モニタ 11 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の屋根に設置された複数の衛星放
    送アンテナと、前記それぞれのアンテナに接続され出力
    されたCS/BS−IF信号を選局、FM復調し、映像
    信号と音声信号、キャリアとノイズの比(以下CN比)
    を出力するチューナと、それぞれのチューナから出力さ
    れた映像信号の内で、外部からの選択信号により特定の
    映像信号を選択することができる選択回路1と、同じく
    音声信号を選択できる選択回路2と、選択された映像信
    号と音声信号が入力されるモニタと、それぞれのチュー
    ナから出力された最もCN比が高いアンテナおよびチュ
    ーナから出力された映像信号と音声信号を選択する信号
    を出力するコントローラとをもつことを特徴とする衛星
    放送移動体受信装置。
JP4294823A 1992-11-04 1992-11-04 衛星放送移動体受信装置 Pending JPH06153206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4294823A JPH06153206A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 衛星放送移動体受信装置

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JP4294823A JPH06153206A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 衛星放送移動体受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06153206A true JPH06153206A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17812716

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4294823A Pending JPH06153206A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 衛星放送移動体受信装置

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JP (1) JPH06153206A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100421836B1 (ko) * 1996-12-27 2004-06-16 엘지전자 주식회사 디지탈방송공청시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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