JPH06153205A - テレビインターホン装置 - Google Patents

テレビインターホン装置

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JPH06153205A
JPH06153205A JP30017492A JP30017492A JPH06153205A JP H06153205 A JPH06153205 A JP H06153205A JP 30017492 A JP30017492 A JP 30017492A JP 30017492 A JP30017492 A JP 30017492A JP H06153205 A JPH06153205 A JP H06153205A
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永山宗人
Yukio Imai
今井征雄
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武田雅彦
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/22Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/183Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source

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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な回路構成で、画質の劣化が少なく、画像
位置を自由に動かす。 【構成】映像信号から水平同期信号及び垂直同期信号を
分離する同期信号分離回路3と、水平同期信号に同期し
て遅延する水平同期用可変遅延回路11と、遅延動作後
に映像信号を走査する水平走査期間を設定する水平走査
パルス出力回路13と、同期信号分離回路から分離され
た垂直同期信号に同期して遅延する垂直同期用可変遅延
回路4と、遅延動作後に水平走査期間の水平走査線を走
査する垂直走査期間を設定する垂直走査パルス出力回路
6と、水平のこぎり波を出力する水平偏向回路14及び
垂直のこぎり波を出力する垂直偏向回路7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビインターホン装置
に係わり、特に簡単な回路構成で、画質の劣化が少な
く、来訪者画像の位置を自由に動かすことができるテレ
ビインターホン装置に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】従来か
ら来訪者を撮像し映像信号を生成するカメラを有する玄
関子機と、玄関子機で生成された映像信号を受信する室
内親機とを備え、室内親機に設けられたテレビモニタで
玄関子機から送出される映像信号をモニタするテレビイ
ンターホン装置が知られている。
【0003】このテレビインターホン装置のうち機械的
な方式を用いた例として特開平4ー53382号公報に
は、玄関子機のカメラにパンチルト機能を持たせ、室内
親機から玄関子機へ上下用モーター及び左右用モーター
を制御するパンチルト制御信号を送出し、来訪者の映像
がテレビモニタの画面から外れないようにしたものが提
案されている。このテレビインターホン装置では上下用
モーター及び左右用モーターでカメラを駆動するため機
械的部品が使用されているので、機械的部品の摩耗等に
よる耐用年数への影響、部品点数の増加、パンチルト動
作が遅いという難点があり、更に、室内親機から玄関子
機へ送出するパンチルト制御信号に係わる複雑な制御回
路を室内親機と玄関子機に設けなければならないという
難点がある。
【0004】また、デジタル方式を用いた例として特開
平2ー114786号公報には、画像メモリを設け、こ
の画像メモリを各種デジタルビデオ技術により処理し、
画面の下偶の画像を拡大するテレビインターホン装置が
提案されている。このテレビインターホン装置はパンチ
ルト機能とは違う機能であるが、大方の機能を満たして
おり、パンチルト制御信号に係わる複雑な制御回路を室
内親機と玄関子機に設けず、機械的部品を削減できる利
点がある反面、例えば図11に示すテレビインターホン
装置で映像信号処理をしなければならない。このテレビ
インターホン装置は、図11に示すようにテレビカメラ
31を設けた玄関子機EQ3と、A/D変換回路32、
画像メモリ33を有する映像信号処理回路34、D/A
変換回路35及びテレビモニタ36を設けた室内親機E
4とで構成され、玄関子機EQ3の端子T11と室内親機
EQ4のビデオ信号入力端子T12はケーブルCBL12
接続されている。室内親機EQ4のビデオ信号入力端子
12はA/D変換回路32の入力側と接続され、A/D
変換回路32の出力側は映像信号処理回路34を介して
D/A変換回路35の入力側と接続されている。更に、
D/A変換回路35の出力側はビデオ信号モニタ端子T
13を介してテレビモニタ36と接続されている。 この
テレビインターホン装置で室内親機EQ4のビデオ信号
入力端子T12に入力されたビデオ信号はA/D変換回路
32でデジタルビデオ信号に変換され、映像信号処理回
路34に設けた画像メモリ33の原画面領域に記憶され
る。画像メモリ33の画面領域は例えば単位水平走査線
の画素を910画素(63.49ηS)、奇数、偶数フ
ィールドの走査線数を262.5とすると、画像メモリ
33の図12に示す原画面PM1から切出す切出し画面
PM2を原画面PM1の1/4とすれば、拡大画面PM3
は原画面PM1と等しくなる。
【0005】この場合、切出し画面PM2から拡大画面
PM3を編成する方法は図13に示すように切出し画面
PM2の画素を2回続けて呼出し、単位水平走査線を編
成する。この儘では垂直方向が拡大されないので、垂直
方向を拡大するため、単位水平走査線を2本続けて呼出
し、奇数フィールドの第1、第3水平走査線を編成す
る。 この様にして、奇数フィールドが完成したら、次
に、同様な方法で偶数フィールドを編成する。
【0006】このような拡大画面PM3の編成方法では
偶数フィールドに不用な水平走査線が入るため水平方向
の解像度が低下するという難点がある。また、原画面P
1と切出し画面PM2の比率は1/4、1/16、・・・
に限定される難点がある。更に、A/D変換回路32及
びD/A変換回路35の変換雑音により画質が劣化する
だけでなく、画像メモリ33を設けなければならないと
いう難点もある。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述した難点に鑑みなされたも
ので、画像メモリを使用せず、簡単な回路構成で、画質
の劣化が少なく、来訪者画像の位置を自由に動かせるテ
レビインターホン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるテレビイン
ターホン装置は、来訪者を撮像し映像信号を生成するカ
メラを有する玄関子機と、玄関子機で生成された映像信
号を受信する室内親機とを備え、室内親機は受信した映
像信号から水平同期信号及び垂直同期信号を分離する同
期信号分離回路と、同期信号分離回路から分離された水
平同期信号に同期して遅延する水平同期用可変遅延手段
と、水平同期用可変遅延手段の遅延動作後に映像信号を
走査する水平走査期間を設定する水平走査パルス出力手
段と、同期信号分離回路から分離された垂直同期信号に
同期して遅延する垂直同期用可変遅延手段と、垂直同期
用可変遅延手段の遅延動作後に水平走査期間の水平走査
線を走査する垂直走査期間を設定する垂直走査パルス出
力手段と、水平走査パルス出力手段に接続され水平のこ
ぎり波を出力する水平偏向回路及び垂直走査パルス出力
手段に接続され垂直のこぎり波を出力する垂直偏向回路
とにより構成される。
【0009】
【作用】室内親機に設けた同期信号分離回路で水平同期
信号及び垂直同期信号が分離される。水平同期用可変遅
延手段により水平同期信号に同期して遅延した水平同期
信号が生成される。この遅延した水平同期信号の生成後
に水平走査パルス出力手段により映像信号が走査される
水平走査期間が設定される。また、垂直同期用可変遅延
手段により垂直同期信号に同期して遅延した垂直同期信
号が生成される。この遅延した垂直同期信号の生成後に
垂直走査パルス出力手段により水平走査期間の水平走査
線が上から下へ走査される垂直走査期間が設定される。
水平走査パルス出力手段及び垂直走査パルス出力手段に
より水平偏向回路及び垂直偏向回路がそれぞれ駆動され
所望の水平のこぎり波及び垂直のこぎり波がテレビモニ
タの受像管の偏向コイルへそれぞれ送出される。この遅
延した水平、垂直同期信号により画像の位置を自由に動
かすことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるテレビインターホン装置
の一実施例を図面を参照して詳述する。本発明によるテ
レビインターホン装置は図1に示すように、来訪者を撮
像し映像信号を生成するテレビカメラ1を有する玄関子
機EQ1と、玄関子機EQ1で生成された映像信号を受信
する室内親機EQ2とを備えている。この玄関子機EQ1
のテレビカメラ1には広角レンズ(図示せず)が装着さ
れている。
【0011】この室内親機EQ2は受信した映像信号を
増幅する映像信号増幅回路2と、受信した映像信号から
水平同期信号及び垂直同期信号を分離する同期信号分離
回路3と、同期信号分離回路から分離された水平同期信
号に同期して遅延する水平同期用可変遅延回路11と、
水平同期用可変遅延回路の遅延動作後に映像信号を走査
する水平走査期間を設定する水平走査パルス出力回路1
3と、同期信号分離回路から分離された垂直同期信号に
同期して遅延する垂直同期用可変遅延回路4と、垂直同
期用可変遅延回路の遅延動作後に水平走査期間の水平走
査線を上から下へ走査する垂直走査期間を設定する垂直
走査パルス出力回路6と、水平走査パルス出力回路に接
続され水平のこぎり波を出力する水平偏向回路14及び
垂直走査パルス出力回路に接続され垂直のこぎり波を出
力する垂直偏向回路7とを備えている。
【0012】垂直同期用可変遅延回路4には垂直遅延量
設定器5が接続され、水平同期用可変遅延回路11には
水平遅延量設定器12が接続されている。受像管CRT
には、垂直偏向回路7、水平偏向回路14から出力され
るのこぎり波が印加される垂直偏向コイル8、水平偏向
コイル15を備えている。この玄関子機EQ1の端子T1
と室内親機EQ2の端子T2はケーブルCBL1で接続さ
れている。
【0013】その接続関係について更に説明すると、室
内親機EQ2の端子T2は、映像信号増幅回路2と同期信
号分離回路3の入力側にそれぞれ接続され、映像信号増
幅回路2の出力は受像管CRTに加えられる。また、同
期信号分離回路3の一方の出力側は、垂直同期信号入力
端子T3を介して垂直遅延量設定器5が接続された垂直
同期用可変遅延回路4の入力側と接続されている。更
に、垂直同期用可変遅延回路4の出力側は、遅延垂直同
期信号出力端子T4を介して、垂直走査パルス出力回路
6の入力側と接続され、垂直走査パルス出力回路6の出
力側は垂直偏向回路7を経由して垂直偏向コイル8と接
続されている。
【0014】また、同期信号分離回路3の他方の出力側
は、水平同期信号入力端子T5を介して水平遅延量設定
器12が接続された水平同期用可変遅延回路11の入力
側と接続されている。更に、水平同期用可変遅延回路1
1の出力側は、遅延水平同期信号出力端子T6を介し
て、水平走査パルス出力回路13の入力側と接続され、
水平走査パルス出力回路13の出力側は水平偏向回路1
4を経由して水平偏向コイル15と接続されている。
【0015】垂直同期用可変遅延回路4は、図2に示す
ように、単安定マルチバイブレータ18で構成され、単
安定マルチバイブレータ18のC端子とC/R端子の間
には一端が基準電位点に接続されたコンデンサC6が接
続され、コンデンサC6の他端は可変抵抗VR1を設けた
垂直遅延量設定器5aと接続されている。更に、垂直遅
延量設定器5aの他端は電源+Vccと接続され、B端
子は垂直同期信号入力端子T3と接続されている。次
に、Q端子は遅延垂直同期信号出力端子T4に接続さ
れ、A端子は基準電位点と接続されている。
【0016】図3に示すように、垂直同期用可変遅延回
路4は、オペアンプ20及び可変抵抗VR2で構成され
た垂直遅延量設定器5bを使用して構成することもでき
る。この場合、オペアンプ20の(−)端子は一端が基
準電位点に接続されたコンデンサC1の他端が接続さ
れ、この(−)端子は抵抗R1を介してオペアンプ20
の出力側と接続されている。また、一端が電源+Bに接
続された垂直遅延量設定器5bの可変抵抗VR2の他方
は(+)端子と接続され、(+)端子は抵抗R2、R3を
介して遅延垂直同期信号出力端子T4が接続されたオペ
アンプ20の出力側と接続されている。更に、抵抗R2
とR3の接続点には一端が基準電位点に接続された抵抗
4の他方が接続されている。垂直同期信号入力端子T3
はコンデンサC2を介して抵抗R2とR3の接続点と接続
されている。
【0017】図4に示すように、垂直同期用可変遅延回
路4は、オペアンプ21及び可変抵抗VR3で構成され
た垂直遅延量設定器5cを使用しても構成される。この
場合、オペアンプ21の(−)端子は一端が基準電位点
に接続されたコンデンサC3の他方が接続され、この
(−)端子は抵抗R5を介してオペアンプ21の出力側
と接続されている。また、一端が電源+Vに接続された
垂直遅延量設定器5cの可変抵抗VR3の可変中点は
(+)端子と接続され、(+)端子は抵抗R6、R7を介
して遅延垂直同期信号出力端子T4が接続されたオペア
ンプ21の出力側と接続されている。更に、抵抗R6
7の接続点には一端が基準電位点に接続された抵抗R8
の他方が接続されている。垂直同期信号入力端子T3
コンデンサC4を介して抵抗R6とR7の接続点と接続さ
れている。また、一端が電源−Vに接続された抵抗R10
の他端は可変抵抗VR3と接続されている。
【0018】さらに、図5に示すように垂直同期用可変
遅延回路4は、オペアンプ19及び可変抵抗VR4で構
成された垂直遅延量設定器5dを使用しても構成でき
る。この構成において、オペアンプ19の(−)端子は
一端が基準電位点に接続されたツエナダイオードD1
他端と接続され、この(−)端子は抵抗R12を介して電
源Vccと接続されている。また、遅延垂直同期信号出
力端子T4が接続されたオペアンプ19の出力側は、一
端が電源Vccに接続された抵抗R11と接続されてい
る。更に、垂直同期信号入力端子T3が接続された垂直
遅延量設定器5dの可変抵抗VR4はオペアンプ19の
(+)端子と接続され、(+)端子は一端が基準電位点
に接続されたコンデンサC7の他端が接続されている。
【0019】図6に示すように、垂直同期用可変遅延回
路4は、タイマーIC22及び可変抵抗VR5で構成さ
れた垂直遅延量設定器5eを使用しても形成される。こ
の例において、タイマーIC22の端子TAは、垂直遅
延量設定器5eの可変抵抗VR5を介して電源Vccと
接続され一端が基準電位点に接続されたコンデンサC5
の他端が接続され、端子TAは端子TCと接続されてい
る。また、端子TBは垂直同期信号入力端子T3と接続
されタイマーIC22のタイマー出力側は遅延垂直同期
信号出力端子T4と接続されている。なお、タイマーI
C22の電源端子には基準電位点と電源Vccが接続さ
れている。
【0020】図7に示すように、垂直同期用可変遅延回
路4は、カウンターIC23及び垂直遅延量設定器を発
振周波数制御器5fでも構成される。この実施例におい
て、カウンターIC23のR端子は垂直同期信号入力端
子T3と接続され、カウンターIC23のカウンタ出力
側は遅延垂直同期信号出力端子T4と接続されている。
また、発振器23aの出力側はカウンターIC23のデ
ータ端子Dと接続され、発振器23aの発振周波数は発
振周波数制御器5fで変更できる。
【0021】図8に示すように、垂直同期用可変遅延回
路4はCPU24を設けることによっても構成される。
この例において、垂直同期信号入力端子T3はCPU2
4を介して遅延垂直同期信号出力端子T4と接続され、
CPU24の遅延データ端子TPは発振器24bが接続
されたプログラマブルデバイダ24aと接続され、プロ
グラマブルデバイダ24aの分周比は周波数設定器5g
で設定する。
【0022】さらに垂直同期用可変遅延回路4はROM
に遅延データを記入しておき、この遅延データを垂直遅
延量設定器で読み出すことによっても構成できる。ま
た、垂直走査パルス出力回路6は垂直同期用可変遅延回
路4の図2〜図8の可変回路を固定することによって構
成される。水平遅延量設定器12を含む水平同期用可変
遅延回路11および水平走査パルス出力回路13は図2
〜図8の回路と同様に構成される。
【0023】このように構成されたテレビインターホン
装置において、玄関子機EQ1のテレビカメラ1からケ
ーブルCBL1を介して送られてきた映像信号は室内親
機EQ2に設けた同期信号分離回路3で水平同期信号及
び垂直同期信号に分離される。水平同期用可変遅延回路
4により水平同期信号に同期して遅延した水平同期信号
が生成される。この遅延した水平同期信号の生成後に水
平走査パルス出力回路6により映像信号が走査される水
平走査期間が設定される。
【0024】また、垂直同期用可変遅延回路11により
垂直同期信号に同期して遅延した垂直同期信号が生成さ
れる。この遅延した垂直同期信号の生成後に垂直走査パ
ルス出力回路13により水平走査期間の水平走査線が上
から下へ走査される垂直走査期間が設定される。水平走
査パルス出力回路6及び垂直走査パルス出力回路13に
より水平偏向回路7及び垂直偏向回路14はそれぞれ駆
動され所望の水平のこぎり波及び垂直のこぎり波はテレ
ビモニタCRTの受像管の偏向コイル8、15へそれぞ
れ送出する。この遅延した水平、垂直同期信号により画
像の位置を自由に動かすことができる。
【0025】この場合、図9のに示す垂直同期信号が
の遅延量だけ遅延するよう設定されると、モニタでき
る範囲はの範囲となりの映像は斜線で示す範囲とな
る。また、のこぎり波のデューティーは垂直走査期間が
1、垂直帰線期間がZ2となり、点線のデューティーが
変更されたことになる。図10のに示す水平同期信号
がの遅延量だけ遅延するよう設定されると、モニタで
きる範囲はの範囲となりの映像は斜線で示す範囲と
なる。また、のこぎり波のデューティーは水平走査期間
がY1、水平帰線期間がY2となり、点線のデューティー
が変更されたことになる。
【0026】このようにテレビカメラ1で撮像された原
画面のうち、左上の部分を見たいときは、の遅延量
をゼロにすればよい。反対に、右下の部分を見たいとき
は、の遅延量を最大にすればよい。このように、
の遅延量を調節することによって見たい画面を自由に
選択できる。なお、垂直走査期間がZ1と垂直帰線期間
がZ2の合計は16.66mS、水平走査期間Y1と水平
帰線期間Y2の合計は63.49μSであり、縦横の比
率は変更されないから、何れか一方が決まると、他方も
決まることになる。
【0027】
【発明の効果】本発明によるテレビインターホン装置
は、来訪者を撮像し映像信号を生成するカメラを有する
玄関子機と、玄関子機で生成された映像信号を受信する
室内親機とを備え、室内親機は受信した映像信号から水
平同期信号及び垂直同期信号を分離する同期信号分離回
路と、同期信号分離回路から分離された水平同期信号に
同期して遅延する水平同期用可変遅延手段と、水平同期
用可変遅延手段の遅延動作後に映像信号を走査する水平
走査期間を設定する水平走査パルス出力手段と、同期信
号分離回路から分離された垂直同期信号に同期して遅延
する垂直同期用可変遅延手段と、垂直同期用可変遅延手
段の遅延動作後に水平走査期間の水平走査線を走査する
垂直走査期間を設定する垂直走査パルス出力手段と、水
平走査パルス出力手段に接続され水平のこぎり波を出力
する水平偏向回路及び垂直走査パルス出力手段に接続さ
れ垂直のこぎり波を出力する垂直偏向回路とを設けたこ
とにより、画像メモリを使用せず、簡単な回路構成で、
画質の劣化が少なく、来訪者画像の位置を自由に動かす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビインターホン装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】本発明による垂直同期用可変遅延回路に単安定
マルチバイブレータを設けた一実施例を示すブロック図
である。
【図3】本発明による垂直同期用可変遅延回路にオペア
ンプを設けた一実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明による垂直同期用可変遅延回路にオペア
ンプを設けた一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明による垂直同期用可変遅延回路にオペア
ンプを設けた一実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明による垂直同期用可変遅延回路にタイマ
ーICを設けた一実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明による垂直同期用可変遅延回路にカウン
ターICを設けた一実施例を示すブロック図である。
【図8】本発明による垂直同期用可変遅延回路にCPU
を設けた一実施例を示すブロック図である。
【図9】本発明によるテレビインターホン装置の垂直同
期信号のタイムチャート図である。
【図10】本発明によるテレビインターホン装置の水平
同期信号のタイムチャート図である。
【図11】従来のテレビインターホン装置を示すブロッ
ク図である。
【図12】従来のテレビインターホン装置の画像ズーム
の編成を示す構成図である。
【図13】従来のテレビインターホン装置の画像ズーム
の走査を示す構成図である。
【符号の説明】
EQ1・・・・・玄関子機 EQ2・・・・・室内親機 3・・・・・・同期信号分離回路 4・・・・・・垂直同期用可変遅延回路(手段) 6・・・・・・垂直走査パルス出力回路(手段) 7・・・・・・垂直偏向回路 11・・・・・・水平同期用可変遅延回路(手段) 13・・・・・・水平走査パルス出力回路(手段) 14・・・・・・水平偏向回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】来訪者を撮像し映像信号を生成するカメラ
    を有する玄関子機と、前記玄関子機で生成された映像信
    号を受信する室内親機とを備え、前記室内親機は受信し
    た前記映像信号から水平同期信号及び垂直同期信号を分
    離する同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路から
    分離された水平同期信号に同期して遅延する水平同期用
    可変遅延手段と、前記水平同期用可変遅延手段の遅延動
    作後に前記映像信号を走査する水平走査期間を設定する
    水平走査パルス出力手段と、前記同期信号分離回路から
    分離された垂直同期信号に同期して遅延する垂直同期用
    可変遅延手段と、前記垂直同期用可変遅延手段の遅延動
    作後に前記水平走査期間の水平走査線を走査する垂直走
    査期間を設定する垂直走査パルス出力手段と、前記水平
    走査パルス出力手段に接続され水平のこぎり波を出力す
    る水平偏向回路及び前記垂直走査パルス出力手段に接続
    され垂直のこぎり波を出力する垂直偏向回路とを設けた
    ことを特徴とするテレビインターホン装置。
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