JPH06152600A - 同報データ無線送受信方法と同報データ無線送信局および同報データ無線受信局並びに同報データ無線伝送システム - Google Patents

同報データ無線送受信方法と同報データ無線送信局および同報データ無線受信局並びに同報データ無線伝送システム

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JPH06152600A
JPH06152600A JP4299647A JP29964792A JPH06152600A JP H06152600 A JPH06152600 A JP H06152600A JP 4299647 A JP4299647 A JP 4299647A JP 29964792 A JP29964792 A JP 29964792A JP H06152600 A JPH06152600 A JP H06152600A
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retransmission
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Application number
JP4299647A
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English (en)
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Makio Katagiri
真木夫 片桐
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Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Communication Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同報データ再送要求が子局各々から親局にあ
った場合でも、同報データ無線伝送上でのデータ伝送ス
ル−プットを低下せしめないこと。 【構成】 例えば先ずチャネル#1を介しての親局から
の同報デ−タの子局a〜dでの受信結果は上り回線を介
し親局に送信されるが、その受信結果より何れかの子局
に同報データを再送する必要がある場合には、その子局
に対しては、空きチャネルを再送チャネルとして割当て
つつ同報データを再送する一方、他の子局にはチャネル
#1を介し同報データを継続的に送信しようというもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同報データ無線送信局
より、同報データ無線受信局各々に対して、再送同報デ
ータ、同報データ各々が複数の無線回線を介し同時に送
信されるようにした同報データ無線送受信方法、更に
は、その同報データ無線送受信方法を実施するのに好適
とされた構成の同報データ無線送信局および同報データ
無線受信局、更にはまた、それら同報データ無線送信局
および同報データ無線受信局を構成要素としてなる同報
データ無線伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでの同報通信方式としては、例え
ば特開昭63−279633号公報や特開昭57−97
248号公報に記載されたものが知られている。これら
公報による場合には、同報デ−タ送信局からは複数の同
報デ−タ受信局各々に対し同報データが同報回線を介し
一斉に送信される一方、同報デ−タ受信局各々からはそ
の同報データ受信に対する応答信号が同報デ−タ送信局
に返送されているが、これら応答信号の内容如何によっ
ては、同報デ−タ送信局からは再度、同一内容の同報デ
ータが同報デ−タ受信局各々に送信される必要があるも
のとなっている。回線品質が良好でない場合には、同報
デ−タ受信局各々ではデータ受信誤りを生じ易く、これ
がために同一内容の同報データが同報デ−タ送信局から
再度送信されることで、回線品質の向上が図られるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報での同報通信方式による場合には、同報データのデー
タ伝送上でのスル−プット低下は否めないものとなって
いる。これは、同報デ−タ送信局で同報データの再送処
理が行われている間は、それまで継続されていた同報デ
ータの送信が一時中断され、その間、新規な同報データ
を連続的に同報デ−タ送信局に送信し得ないからであ
る。
【0004】本発明の第1の目的は、同報データ無線送
信局からの同報データが同報データ無線受信局各々で受
信されるに際して、同報データ受信誤りによる同報デー
タ再送要求が同報データ無線受信局各々から同報データ
無線送信局にあった場合でも、同報データ無線伝送シス
テム全体でのデータ伝送スル−プットを低下せしめるこ
となく、同報データを同報データ無線受信局各々に送信
し得る同報データ無線送受信方法を供するにある。本発
明の第2の目的は、そのような同報データ無線送受信方
法を実施するのに好適とされた同報データ無線送信局を
供するにある。本発明の第3の目的は、同じくそのよう
な同報データ無線送受信方法を実施するのに好適とされ
た同報データ無線受信局を供するにある。本発明の第4
の目的は、同報データ無線送信局からの同報データが同
報データ無線受信局各々で受信されるに際して、同報デ
ータ受信誤りによる同報データ再送要求が同報データ無
線受信局各々から同報データ無線送信局にあった場合で
も、同報データ無線伝送システム全体でのデータ伝送ス
ル−プットを低下せしめることなく、同報データを同報
データ無線受信局各々に送信し得る同報データ無線伝送
システムを供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、基本
的には、同報データは再送用に備えて一時記憶されつ
つ、再送チャネル使用状況を表示する再送チャネル制御
データとともに同報データ無線送信局から特定の1つの
下り回線周波数チャネルを介し同報データ無線受信局各
々に一斉に送信される一方、同報データ無線受信局各々
からは該同報データに対する誤り検出・フレーム番号識
別結果にもとづき、正常受信を示す受信応答信号か、ま
たは上記再送チャネル制御データに示されている空き下
り回線周波数チャネルより共通に選択設定された再送デ
ータ受信用自局チャネルを含む、異常受信を示す受信応
答信号が同報データ無線送信局に返送された後は、空き
下り回線周波数チャネルが存在する限りにおいては、正
常受信を示す受信応答信号を返送した同報データ無線受
信局各々に対しては、直前同報データの送信に使用され
た下り回線周波数チャネルを介し、同報データが再送チ
ャネル制御データとともに同報データ無線送信局から継
続的に送信されるとともに、異常受信を示す受信応答信
号を返送した同報データ無線受信局各々に対しては、該
受信応答信号に含まれている再送データ受信用自局チャ
ネルにて指定される未使用下り回線周波数チャネルを介
し、先頭フレームデータ以降の同報データ、あるいは誤
りフレーム番号以降の同報データが再送データとして再
送チャネル制御データとともに同報データ無線送信局か
ら送信される一方、同報データ無線受信局各々からは該
同報データに対する誤り検出・フレーム番号識別結果に
もとづき、正常受信を示す受信応答信号か、または上記
再送チャネル制御データに示されている空き下り回線周
波数チャネルより共通に選択設定された再送データ受信
用自局チャネルを含む、異常受信を示す受信応答信号が
同報データ無線送信局に返送される同報データ無線送受
信動作が繰返し行われることで達成される。
【0006】上記第2の目的はまた、同報デ−タ無線送
信局の構成要素として、上り/下り無線回線との間で電
波の送受信を行う送受信機と、同報データ発生後に該同
報データを再送に備えて一時記憶する同報データ記憶手
段と、該同報データ記憶手段からの、再送同報データを
含む1系統以上の同報データ各々を該同報データ対応に
変調した上、無線回線へ送信する複数の変調手段と、該
複数の変調手段各々に対し下り回線周波数チャネルを任
意に設定するチャネル設定手段と、再送同報データを含
む同報データを送信すべく下り回線周波数チャネル各々
が現に使用されるか否かに応じて、下り回線周波数チャ
ネル対応の変調手段各々に対し送信電波のON/OFF
制御を行う送信電波ON/OFF制御手段と、同報デ−
タ無線受信局各々からの、再送データ受信用自局チャネ
ルを含む応答信号を復調する復調手段と、該復調手段か
らの応答信号の内容を識別する応答信号識別手段と、該
応答信号識別手段からの識別結果より、再送用チャネル
が必要であると判断された場合に、上記チャネル設定手
段および送信電波ON/OFF制御手段を介し再送用下
り回線周波数チャネルを追加設定した上、該下り回線周
波数チャネルをONすべく制御するとともに、上記同報
データ記憶手段より再送同報データを該下り回線周波数
チャネル対応の変調手段に読み出すべく制御する一方、
再送チャネルの使用状況を示す再送チャネル制御データ
を同報データ送信の度に全同報データ無線受信局に送信
する再送制御手段と、を少なくとも具備せしめることで
達成される。
【0007】更に上記第3の目的は、同報デ−タ無線受
信局の構成要素として、無線回線との間で電波の送受信
を行う送受信機と、同報デ−タ無線送信局からの同報デ
ータを復調する復調手段と、受信同報デ−タに対する誤
り検出結果から、該受信同報デ−タが正常か否かを判定
した上、同報データ無線送信局に対し同報データの再送
を要求するか否か決定する受信デ−タ処理手段と、該受
信データ処理手段からの正常受信/異常受信を示す情報
と再送チャネル制御データに示されている空き下り回線
周波数チャネルより選択された再送データ受信用自局チ
ャネルを含む応答信号を作成する応答信号作成手段と、
該応答信号作成手段からの応答信号を変調した上、上記
送受信機に送出する変調手段と、再送チャネル制御デー
タに示されている空き下り回線周波数チャネルより再送
データ受信用自局チャネルを選択した上、上記復調手段
に設定するチャネル設定手段と、を少なくとも具備せし
めることで達成される。
【0008】更にまた、上記第4の目的は、以上の如く
にしてなる同報デ−タ無線送信局に対し、同じく以上の
如くにしてなる複数の同報デ−タ無線受信局各々を空間
内に散在設置せしめることで達成される。
【0009】
【作用】同報デ−タ送信用の周波数チャネルが予め複数
(仮にチャネル#1〜#n)設けられているものとし
て、同報データの送信が開始されるが、その送信の開始
に際しては、例えば先ずチャネル#1を介し同報データ
無線送信局より同報デ−タが送信されるものとなってい
る。その同報データは同報デ−タ無線受信局各々で一斉
に受信されるわけであるが、その際での受信結果は同報
デ−タ無線受信局各々から応答信号(正常受信または異
常受信を示す)として、上り回線(例えばTDMA方式
やアロハ方式等を利用)を介し同報データ無線送信局に
送信されるものとなっている。同報データ無線送信局で
はそれら応答信号内容を識別することで、異常受信に係
る同報データ無線受信局の存否が知れるが、識別結果と
して、異常受信に係る同報データ無線受信局が何等存在
しない場合には、そのまま次の同報データをチャネル#
1を介し送信するが、もしも、識別結果として、異常受
信に係る同報データ無線受信局が1局以上存在している
場合には、異常受信に係る同報データ無線受信局各々に
対しては、例えばチャネル#2を介し同報デ−タを再送
する一方では、正常受信に係る同報データ無線受信局各
々に対しては、チャネル#1を介し次の同報デ−タを継
続的に送信しようというものである。このようにして、
以降でも、異常受信に係る同報データ無線受信局に対し
ては、空きチャネルを送信チャネルとして新たに割当て
つつ同報データを再送する場合には、同報データ無線送
信局では本来での同報データ送信処理と再送処理とが同
時並行して行われる結果、同報データ無線伝送システム
でのデータ伝送上のスループット低下は抑制され得るも
のである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1から図5により説明す
る。先ず本発明を具体的に説明する前に、図2により本
発明に係る無線伝送路上での一例での周波数配置につい
て説明しておく。図2に示すように、下り同報データ送
信用回線として複数の周波数チャネル#1〜#nが予め
用意されている一方、上り応答信号送信用回線として少
なくとも1つの周波数チャネル(例:TDMA回線)が
用意されたものとなっている。同報データの送受信は最
初1つの特定下り同報データ送信用回線を介し行われる
が、同報データ無線受信局各々で受信誤りが発生する度
に、受信誤りに係る同報データ無線受信局各々には、空
き下り同報データ送信用回線が同報データ再送用として
新たに割当てられることによって、所期の目的が達成さ
れているものである。
【0011】さて、同報データ無線送信局が4局存在し
ているとして、本発明による同報データ無線送受信方法
の概要が図1に示されているが、これについて説明する
前に、以下の説明で頻繁に使用されている字句「再送チ
ャネル制御データ」について説明すれば、再送チャネル
制御データとは、再送チャネルの使用状況を示すデータ
として定義される。例えば周波数チャネル#1が上記特
定下り同報データ送信用回線に該当するとすれば、残り
の空き周波数チャネル#2〜#nは何れも同報データ送
信開始後に同報データ再送用として割当てられる可能性
があることは明らかである。これよりすれば、再送チャ
ネル制御データとは、周波数チャネル#2〜#nのう
ち、何れが現に同報データ再送用として割当てられ、何
れが現に空き状態にあるかを示すデータとして定義され
得るものである。当然のことながら、再送チャネル制御
データはその初期周波数チャネル#2〜#nの何れもが
空き状態にあることを示しているが、この再送チャネル
制御データが同報データ無線送信局より同報データ、再
送同報データ各々とともに送信されることで、同報デー
タ受信誤りに係る同報データ無線受信局各々では、予め
定められた再送データ受信用自局チャネル選択手順によ
り再送データ受信用自局チャネルを選択設定し得るもの
である。例えばある時点で同報データ受信誤りが検出さ
れた同報データ無線受信局各々では、空き状態にある最
も若番の周波数チャネルを再送データ受信用自局チャネ
ルとして自律的に選択設定すればよいものである。適当
な再送データ受信用自局チャネル選択手順が採られる場
合には、同報データ無線受信局各々は相互に独立な存在
でありながらも、同一周波数チャネルを再送データ受信
用自局チャネルとして自律的に選択設定し得るものであ
る。
【0012】以上のようにして、同報データ受信誤りに
係る同報データ無線受信局各々では再送データ受信用自
局チャネルが共通に選択設定されるが、この再送データ
受信用自局チャネルは応答信号とともに同報データ無線
送信局に送信されることで、再送チャネル制御データは
更新された上、次の同報データおよび再送同報データと
ともに同報データ無線受信局各々に送信されているもの
である。何れかの同報データ無線受信局で同報データ受
信誤りが検出された場合には、同様にして再送データ受
信用自局チャネルとして自律的に選択設定された上、応
答信号とともに同報データ無線送信局に送信される、と
いった動作が同報データ受信誤りの検出の度に繰返され
ているものである。なお、同報データ自体や再送同報デ
ータ自体に受信誤りが生じ易い場合であっても、再送チ
ャネル制御データ自体の受信誤りは低減化せしめること
が可能となっている。例えばそのデータ構成に冗長性を
もたせることによって、より確実に再送チャネル制御デ
ータは同報データ無線受信局各々に送信され得るもので
ある。
【0013】さて、図1により本発明による同報データ
無線送受信方法の概要について説明すれば、同報デ−タ
の送信開始に際して、同報データ無線送信局(以下、単
に親局と称す)からは、周波数チャネル#1を介し同報
データ無線受信局(以下、単に子局と称す)a〜d各々
には同報デ−タおよび再送チャネル制御データが一斉に
送信されるものとなっている。これら同報デ−タおよび
再送チャネル制御データは子局a〜d各々で受信された
上、同報デ−タに対し受信デ−タエラ−検出等が行われ
ることで、正常受信か異常受信であるかが判定されるも
のとなっている。正常受信である場合には「受信OK」
である旨の応答信号(白矢印)が、また、異常受信であ
る場合は「受信NG」(再送要求)である旨の応答信号
(黒矢印)が子局a〜d各々より上り回線を介し親局に
対して返送されているわけであるが、最初の同報データ
に対し子局a〜dの何れからも「受信OK」である旨の
応答信号が返送された場合には、親局からは周波数チャ
ネル#1を介し再送チャネル制御データとともに次の同
報データの送信が継続的に行われているものである。こ
の同報データも子局a〜d各々で受信された上、受信デ
−タエラ−検出等が行われることで、正常受信か異常受
信であるかが判定されるが、ここで、仮に子局aで受信
デ−タエラ−が検出された場合を想定すれば、子局aで
は再送チャネル制御データを参照することで、周波数チ
ャネル#2が再送データ受信用自局チャネルとして選択
設定された上、この再送データ受信用自局チャネル(周
波数チャネル#2)を含む、「受信NG」である旨の応
答信号が親局に返送されるものとなっている。親局では
その応答信号を識別することで、再送処理が必要である
と判断し、その再送データ受信用自局チャネルにもとづ
き再送チャネルとして周波数チャネル#2を追加すると
ともに、再送チャネル制御データを更新した上、この周
波数チャネル#2を介し子局aに再送チャネル制御デー
タとともに同報デ−タの再送を行うものとなっている。
これに並行して、他の子局b〜d各々に対しては、周波
数チャネル#1を介し、再送チャネル制御データととも
に同報デ−タが継続的に送信されているものである。し
たがって、以降、子局b〜dでは周波数チャネル#1を
介しての同報デ−タ受信を継続する一方、子局aでは自
局受信機での周波数チャネルが周波数チャネル#2に切
替された状態で、再送同報デ−タを受信するところとな
るものである。なお、再送される同報デ−タは、一般に
NGとなったフレームデ−タ以降のフレームデ−タ、あ
るいは先頭フレームデータ以降のフレームデ−タ全てと
される。NGとなったフレームデ−タ以降のフレームデ
−タを再送同報データとする場合には、子局a〜d各々
からの応答信号にはフレーム番号を含ませる等、措置が
必要となっているものである。
【0014】以上のようにして、同報データおよび再送
同報デ−タが送受信されている状態で、子局c,dで受
信デ−タエラ−が検出された場合を想定すれば、子局
c,d各々では再送チャネル制御データを参照すること
で、周波数チャネル#3が再送データ受信用自局チャネ
ルとして選択設定された上、この再送データ受信用自局
チャネル(周波数チャネル#3)を含む、「受信NG」
である旨の応答信号が親局に返送されるものとなってい
る。親局ではその応答信号を識別することで、再送処理
が必要であると判断し、その再送データ受信用自局チャ
ネルにもとづき再送チャネルとして周波数チャネル#3
を追加するとともに、再送チャネル制御データを更新し
た上、この周波数チャネル#3を介し子局c,dに再送
チャネル制御データとともに同報デ−タの再送を行うも
のとなっている。これに並行して、他の子局bに対して
は、依然として周波数チャネル#1を介し、再送チャネ
ル制御データとともに同報デ−タが継続的に送信されて
いる一方では、子局aに対しては、周波数チャネル#2
を介し、再送チャネル制御データとともに同報デ−タが
継続的に送信されているものである。したがって、以
降、子局c,dでは周波数チャネル#3を介しての再送
同報デ−タ受信を継続する一方、子局aでは周波数チャ
ネル#2を介しての再送同報デ−タ受信を継続するとこ
ろとなるものである。
【0015】それ以降も、子局a〜dの何れかに受信デ
−タエラ−が検出される度に、同様にして周波数チャネ
ル#4〜#nが順次再送チャネルとして追加設定され
る、といった具合に、本来での同報データ送信処理と再
送処理とが同時並行して行われることで、同報データ無
線伝送システムでのデータ伝送上のスループット低下は
抑制され得るものである。なお、その後に、子局bでも
受信デ−タエラ−が検出された場合には、周波数チャネ
ル#1は空き状態となるが、これを同報データ再送用と
して使用することも可能となっている。
【0016】以上、本発明による同報データ無線送受信
方法を説明したが、子局各々においては、一連の同報デ
ータを正常に全て受信し得た場合には、受信正常終了を
示す応答信号を親局に返送するとともに、同報データ受
信用自局チャネルは特定の1つの下り回線周波数チャネ
ルに初期設定された上、受信待機状態におかれるものと
なっている。また、親局においては、子局各々からの受
信正常終了を示す応答信号の収集監視結果として、全子
局での受信正常終了が検出された時点で、同報データ送
信用チャネルは特定の1つの下り回線周波数チャネルに
初期設定された後、必要に応じて同報データの送信が再
開されるようになっている。
【0017】また、子局各々での障害に対処するには、
親局で子局対応にその子局からの応答信号の受信間隔を
監視した上、その監視の結果として、受信間隔が一定時
間を越える子局が検出された場合には、その子局のみを
同報データ送信先対象から除外した状態で、残りの子局
各々との間で同報データ送信が行われるようにすればよ
いものとなっている。これを図3(A),(B)により
詳細に説明すれば、親局に対し子局a〜d各々からはT
DMA(時分割多元接続)回線を介し応答信号が返送さ
れるものとして、親局では例えば子局aについては、応
答信号a-1,a-2,aー3,…といった具合に、子局a〜
d毎にその応答信号の受信間隔が子局a〜d対応のタイ
マ(制限値:T)で常時監視されるものとなっている。
ここで、仮に子局cに障害が発生した場合を想定すれ
ば、親局では子局cからの応答信号c−2を、直前の応
答信号cー1の受信時点から時間T経過後も受信し得な
いことから、子局c対応のタイマはタイムオ−バ−する
ことになるが、このタイムオ−バ−を以て子局cに何等
かの障害が発生していると判断の上、子局cのみをシス
テムから除外すればよいものである。
【0018】更に、親局からチャネル#1〜#nを介し
同報デ−タ受信を行っている子局各々のうち、受信デ−
タ中のエラ−発生頻度が高くなり再送要求による同報デ
ータ送信回数が多くなった結果として、再送チャネルが
存在しなくなった時点以降、何れかの子局において、同
報データを正常に受信し得なかった場合には、その子局
は異常受信を示す受信応答信号を親局に返送することな
く、同報データ受信用自局チャネルが特定の1つの下り
回線周波数チャネルに初期設定された上、受信待機状態
におかれるものとなっている。親局では、その子局から
の応答信号の受信間隔の監視の結果として、受信間隔が
一定時間を越える場合には、その子局のみを同報データ
送信先対象から除外すればよいものである。
【0019】最後に、本発明による親局、子局について
説明すれば、図4,5はそれぞれそのハ−ドウェア構成
を示したものである。先ず図4に示す親局内の送信系か
ら説明すれば、同報デ−タ出力端末1では全子局に対し
一斉同報送信されるべき同報デ−タが作成された上、同
報デ−タ記憶部2に適当な長さ分(システムにより異な
る)に亘って一時記憶されるものとなっている。同報デ
ータが一時記憶されているのは、これは、後に子局の何
れから再送要求があった場合に、必要なデータを再送同
報デ−タとして得た上、その子局に再送する必要がある
からである。なお、送信すべく同報デ−タ量によって
は、同報デ−タ記憶部2内のメモリ容量には限界がある
ので、同報デ−タ出力端末1に対して同報デ−タ記憶部
2からデ−タ出力制御を行う必要があるものとなってい
る。
【0020】ところで、同報デ−タ記憶部2にはデ−タ
出力ポ−トが下り周波数チャネル数分(図2に示す例で
は周波数チャネル#1〜#n分)設けられており、子局
各々で何等受信データエラーが検出されていない場合に
は、デ−タ出力ポ−ト#1からの出力デ−タのみが送信
されるべき同報デ−タとされるが、子局各々で受信デー
タエラーが検出される度に、デ−タ出力ポ−トの数は1
つづつ増やされた上、そのデ−タ出力ポ−ト上には再送
されるべき同報デ−タが同報デ−タ記憶部2より読み出
されるものとなっている。したがって、このような事情
からすれば、同報デ−タ記憶部2を構成している記憶用
メモリとしては、下り周波数チャネル数分並列に配置し
ておくことが望ましいものとなっている。同報デ−タ記
憶部2からは同報デ−タや再送同報データがデ−タ出力
ポ−ト上に読み出されるわけであるが、これら同報デ−
タや再送同報データ各々は送信デ−タ出力部3でスクラ
ンブルされた上、誤り訂正符号化等の無線伝送用信号処
理が行われた後、変調器群5で変調されるものとなって
いる。変調器群5は周波数チャネル#1〜#n対応の変
調器4により構成されており、変調器4各々は変調ON
/OFF制御部10からの制御により初期状態では周波
数チャネル#1対応の変調器4のみがON状態とされて
いるが、以降で再送チャネルが追加される度に、残りの
周波数チャネル対応の変調器4がON状態に順次移行制
御されるものとなっている。変調器4内では同報デ−タ
や再送同報データに対しPSK等のデジタル符号変調が
行われているが、変調器4各々からの変調信号は変調波
合成器6で最大nチャネル分として合成された後、送受
信機7を介し下り無線回線に送信されているものであ
る。なお、変調器群5内の変調器4各々への周波数チャ
ネルの設定に際しては、相異なるチャネル値が設定され
る必要があるが、その周波数チャネルの設定は子局から
の応答信号内容に応じ、所定の規則に従い再送チャネル
設定部11が変調器4各々に対し選択的に行うものとな
っている。
【0021】一方、受信系では、送受信機7を介し受信
される子局各々からの応答信号(例:TDMA方式)は
復調器8でデジタル符号に復調された上、応答信号識別
部9でデ−タ先頭検出、誤り訂正復号、デスクランブル
等の受信信号処理が行われた後、子局別に応答信号の内
容が識別されており、識別結果は子局別に制御バス上に
出力された上、再送制御プロセッサ12ではそれにもと
づき所定の処理(子局別のタイマ監視や再送要求の有/
無判定、再送制御データの更新、再送チャネルの設定、
受信正常終了の収集監視、同報データ送信用チャネルへ
の初期設定処理等)が行われるものとなっている。具体
的に、ある子局から再送要求に係る応答信号があった場
合には、再送制御プロセッサ12では制御バスを介し同
報デ−タ記憶部2にはデータ出力ポ−ト#2〜#nの何
れかに再送同報デ−タを読出し出力すべく指示する一方
では、変調ON/OFF制御部10に対しては追加再送
チャネル番号対応の変調器4をON状態におくべく、ま
た、同時に再送チャネル設定部11に対しては、追加再
送チャネル番号に相当する周波数チャネル値を該当変調
器4に設定すべく指示しているものである。これ以外
に、再送制御プロセッサ12では追加再送チャネル番号
にもとづき再送チャネル制御データが更新された上、送
信データ出力部3を介し同報データや再送同報データと
ともに送信されるべく制御されているものである。
【0022】次に、図5に示す子局の構成について説明
すれば、図示のように、親局からの下り無線回線を介し
ての同報デ−タは再送チャネル制御データとともに送受
信機7で受信された上、復調器8でデジタル符号に復調
された後、受信誤り検出部13に入力されるものとなっ
ている。受信誤り検出部13では受信同報デ−タに対し
誤り訂正復号、デスクランブル等の信号処理が行われた
後、受信同報デ−タのブロックチェック(CRCチェッ
ク、パリティチェック等)が行われることで、受信デー
タエラ−の有/無が判定されるものとなっている。これ
で、受信データエラーがないと判定された場合には、そ
の受信同報データは正常デ−タとして同報デ−タ受信端
末14に出力されているものである。また、もしも、受
信データエラ−があると判定された場合は、その受信同
報データは無効とされた上、同報デ−タ受信端末14に
は出力されないものとなっている。受信データエラ−が
あると判定された場合はまた、その旨は受信チャネル設
定部15に通知され、受信チャネル設定部15では、別
途受信されている再送チャネル制御データを参照するこ
とによって、再送データ受信用自局チャネルが決定され
た上、復調器8に設定されるものとなっている。復調器
8にはその子局立上げ時に、データ受信用自局チャネル
として周波数チャネル#1が受信チャネル設定部15に
より設定された上、同報デ−タ受信を開始しているが、
受信データエラ−が検出される度に、再送チャネル制御
データを参照することによって、新たなデータ受信用自
局チャネルが再送データ受信用自局チャネルとして更新
設定されているものである(尤も、再送チャネルが存在
しなくなった状態で、受信データエラーがその子局で検
出された場合には、データ受信用自局チャネルは受信チ
ャネル設定部15により周波数チャネル#1に初期設定
された上、その子局はシステムから切離された状態で受
信待機状態におかれるものとなっている)。復調器8に
はまた、一連の同報データを正常に全て受信し得た時点
で、受信チャネル設定部15によりデータ受信用自局チ
ャネルとして周波数チャネル#1が受信チャネル設定部
15により設定された上、新たな同報データ受信に待機
するものとなっている。
【0023】一方、受信チャネル設定部15からの再送
データ受信用自局チャネルと、受信誤り検出部13から
の受信データエラー有無の判定結果とは応答信号作成部
16に通知されるものとなっている。応答信号作成部1
6ではその判定結果にもとづき正常受信を示す応答信号
か、または再送データ受信用自局チャネルを含む、異常
受信を示す応答信号が作成されているが、異常受信を示
す応答信号が作成される際には、必要に応じ受信誤りフ
レーム番号が付加されるものとなっている。受信誤りフ
レーム番号が付加される場合には、親局からはそれにも
とづきそのフレーム番号の同報データのみ(例:HDL
C)、あるいはそのフレーム番号以降の同報データだけ
を再送同報データとして送信すればよいものである。尤
も、受信誤りフレーム番号の同報データのみが再送され
る場合には、再送制御がやや複雑化することは否めない
ものとなっている。応答信号の種別としては、上記以外
にも、一連の同報データを正常に全て受信し得た場合に
応答信号作成部16で作成される、受信正常終了を示す
応答信号があるが、このようにして作成された応答信号
に対しては、応答信号送信部17でスクランブル、誤り
訂正符号化、プリアンブル付加等の信号処理が行われ、
更に応答信号は変調器4でデジタル符号化変調された
上、送受信機7より親局に送信されているものである。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜5に
よれば、同報データ無線送信局からの同報データが同報
データ無線受信局各々で受信されるに際して、同報デー
タ受信誤りによる同報データ再送要求が同報データ無線
受信局各々から同報データ無線送信局にあった場合で
も、同報データ無線伝送システム全体でのデータ伝送ス
ル−プットを低下せしめることなく、同報データを同報
データ無線受信局各々に送信し得る同報データ無線送受
信方法が、また、請求項6による場合は、そのような同
報データ無線送受信方法を実施するのに好適とされた同
報データ無線送信局が、更に請求項7による場合には、
同じくそのような同報データ無線送受信方法を実施する
のに好適とされた同報データ無線受信局が、更にまた、
請求項8によれば、同報データ無線送信局からの同報デ
ータが同報データ無線受信局各々で受信されるに際し
て、同報データ受信誤りによる同報データ再送要求が同
報データ無線受信局各々から同報データ無線送信局にあ
った場合でも、同報データ無線伝送システム全体でのデ
ータ伝送スル−プットを低下せしめることなく、同報デ
ータを同報データ無線受信局各々に送信し得る同報デー
タ無線伝送システムがそれぞれ得られるものとなってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による同報データ無線送受信方
法の概要を説明するための図
【図2】図2は、本発明に係る無線伝送路上での一例で
の周波数配置を示す図
【図3】図3(A),(B)は、同報データ無線受信局
各々からの受信応答信号間隔を同報データ無線送信局で
監視する場合での動作を説明するための図
【図4】図4は、本発明による同報データ無線送信局の
一例でのハ−ドウェア構成を示す図
【図5】図5は、本発明による同報データ無線受信局の
一例でのハ−ドウェア構成を示す図
【符号の説明】
1…同報デ−タ出力端末、2…同報デ−タ記憶部、3…
送信デ−タ出力部、4…変調器、5…変調器群、6…変
調波合成器、7…送受信機、8…復調器、9…応答信号
識別部、10…変調ON/OFF制御部、11…再送チ
ャネル設定部、12…再送制御プロセッサ、13…受信
誤り検出部、14…同報デ−タ受信端末、15…受信チ
ャネル設定部、16…応答信号作成部、17…応答信号
送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、複数の下り回線周波数チャネルを介し同報デ−
    タを同報データ無線送信局よりフレームデータとして無
    線送信する度に、該同報デ−タを受信する同報データ無
    線受信局各々からは、該同報データに対する正常受信/
    異常受信を示す受信応答信号が上り無線回線、あるいは
    地上回線を介し上記同報データ無線送信局に返送される
    ようにした同報データ無線送受信方法であって、同報デ
    ータは再送用に備えて一時記憶されつつ、再送チャネル
    使用状況を表示する再送チャネル制御データとともに同
    報データ無線送信局から特定の1つの下り回線周波数チ
    ャネルを介し同報データ無線受信局各々に一斉に送信さ
    れる一方、同報データ無線受信局各々からは該同報デー
    タに対する誤り検出・フレーム番号識別結果にもとづ
    き、正常受信を示す受信応答信号か、または上記再送チ
    ャネル制御データに示されている空き下り回線周波数チ
    ャネルより共通に選択設定された再送データ受信用自局
    チャネルを含む、異常受信を示す受信応答信号が同報デ
    ータ無線送信局に返送された後は、空き下り回線周波数
    チャネルが存在する限りにおいては、正常受信を示す受
    信応答信号を返送した同報データ無線受信局各々に対し
    ては、直前同報データの送信に使用された下り回線周波
    数チャネルを介し、同報データが再送チャネル制御デー
    タとともに同報データ無線送信局から継続的に送信され
    るとともに、異常受信を示す受信応答信号を返送した同
    報データ無線受信局各々に対しては、該受信応答信号に
    含まれている再送データ受信用自局チャネルにて指定さ
    れる未使用下り回線周波数チャネルを介し、先頭フレー
    ムデータ以降の同報データが再送データとして再送チャ
    ネル制御データとともに同報データ無線送信局から送信
    される一方、同報データ無線受信局各々からは該同報デ
    ータに対する誤り検出・フレーム番号識別結果にもとづ
    き、正常受信を示す受信応答信号か、または上記再送チ
    ャネル制御データに示されている空き下り回線周波数チ
    ャネルより共通に選択設定された再送データ受信用自局
    チャネルを含む、異常受信を示す受信応答信号が同報デ
    ータ無線送信局に返送される同報データ無線送受信動作
    が繰返し行われるようにした同報データ無線送受信方
    法。
  2. 【請求項2】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、複数の下り回線周波数チャネルを介し同報デ−
    タを同報データ無線送信局よりフレームデータとして無
    線送信する度に、該同報デ−タを受信する同報データ無
    線受信局各々からは、該同報データに対する正常受信/
    異常受信を示す受信応答信号が上り無線回線、あるいは
    地上回線を介し上記同報データ無線送信局に返送される
    ようにした同報データ無線送受信方法であって、同報デ
    ータは再送用に備えて一時記憶されつつ、再送チャネル
    使用状況を表示する再送チャネル制御データとともに同
    報データ無線送信局から特定の1つの下り回線周波数チ
    ャネルを介し同報データ無線受信局各々に一斉に送信さ
    れる一方、同報データ無線受信局各々からは該同報デー
    タに対する誤り検出・フレーム番号識別結果にもとづ
    き、フレーム番号を含む正常受信を示す受信応答信号
    か、または上記再送チャネル制御データに示されている
    空き下り回線周波数チャネルより共通に選択設定された
    再送データ受信用自局チャネルおよび誤りフレーム番号
    を含む、異常受信を示す受信応答信号が同報データ無線
    送信局に返送された後は、空き下り回線周波数チャネル
    が存在する限りにおいては、正常受信を示す受信応答信
    号を返送した同報データ無線受信局各々に対しては、直
    前同報データの送信に使用された下り回線周波数チャネ
    ルを介し、同報データが再送チャネル制御データととも
    に同報データ無線送信局から継続的に送信されるととも
    に、異常受信を示す受信応答信号を返送した同報データ
    無線受信局各々に対しては、該受信応答信号に含まれて
    いる再送データ受信用自局チャネルにて指定される未使
    用下り回線周波数チャネルを介し、誤りフレーム番号以
    降の同報データが再送データとして再送チャネル制御デ
    ータとともに同報データ無線送信局から送信される一
    方、同報データ無線受信局各々からは該同報データに対
    する誤り検出・フレーム番号識別結果にもとづき、フレ
    ーム番号を含む正常受信を示す受信応答信号か、または
    上記再送チャネル制御データに示されている空き下り回
    線周波数チャネルより共通に選択設定された再送データ
    受信用自局チャネルおよび誤りフレーム番号を含む、異
    常受信を示す受信応答信号が同報データ無線送信局に返
    送される同報データ無線送受信動作が繰返し行われるよ
    うにした同報データ無線送受信方法。
  3. 【請求項3】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、複数の下り回線周波数チャネルを介し同報デ−
    タを同報データ無線送信局よりフレームデータとして無
    線送信する度に、該同報デ−タを受信する同報データ無
    線受信局各々からは、該同報データに対する正常受信/
    異常受信を示す受信応答信号が上り無線回線、あるいは
    地上回線を介し上記同報データ無線送信局に返送される
    ようにした同報データ無線送受信方法であって、同報デ
    ータは再送用に備えて一時記憶されつつ、再送チャネル
    使用状況を表示する再送チャネル制御データとともに同
    報データ無線送信局から特定の1つの下り回線周波数チ
    ャネルを介し同報データ無線受信局各々に一斉に送信さ
    れる一方、同報データ無線受信局各々からは該同報デー
    タに対する誤り検出・フレーム番号識別結果にもとづ
    き、正常受信を示す受信応答信号か、または上記再送チ
    ャネル制御データに示されている空き下り回線周波数チ
    ャネルより共通に選択設定された再送データ受信用自局
    チャネルを含む、異常受信を示す受信応答信号が同報デ
    ータ無線送信局に返送された後は、空き下り回線周波数
    チャネルが存在する限りにおいては、正常受信を示す受
    信応答信号を返送した同報データ無線受信局各々に対し
    ては、直前同報データの送信に使用された下り回線周波
    数チャネルを介し、同報データが再送チャネル制御デー
    タとともに同報データ無線送信局から継続的に送信され
    るとともに、異常受信を示す受信応答信号を返送した同
    報データ無線受信局各々に対しては、該受信応答信号に
    含まれている再送データ受信用自局チャネルにて指定さ
    れる未使用下り回線周波数チャネルを介し、再送同報デ
    ータが再送チャネル制御データとともに同報データ無線
    送信局から送信される一方、同報データ無線受信局各々
    からは該同報データに対する誤り検出・フレーム番号識
    別結果にもとづき、正常受信を示す受信応答信号か、ま
    たは上記再送チャネル制御データに示されている空き下
    り回線周波数チャネルより共通に選択設定された再送デ
    ータ受信用自局チャネルを含む、異常受信を示す受信応
    答信号が同報データ無線送信局に返送される同報データ
    無線送受信動作が繰返し行われるに際して、同報データ
    無線受信局各々においては、一連の同報データを正常に
    全て受信し得た時点で、受信正常終了を示す応答信号が
    同報データ無線送信局に返送されるとともに、同報デー
    タ受信用自局チャネルは上記特定の1つの下り回線周波
    数チャネルに初期設定された上、受信待機状態におかれ
    る一方、同報データ無線送信局においては、同報データ
    無線受信局各々からの受信正常終了を示す応答信号の収
    集監視結果として、全同報データ無線受信局での受信正
    常終了が検出された時点で、同報データ送信用チャネル
    は上記特定の1つの下り回線周波数チャネルに初期設定
    されるようにした同報データ無線送受信方法。
  4. 【請求項4】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、複数の下り回線周波数チャネルを介し同報デ−
    タを同報データ無線送信局よりフレームデータとして無
    線送信する度に、該同報デ−タを受信する同報データ無
    線受信局各々からは、該同報データに対する正常受信/
    異常受信を示す受信応答信号が上り無線回線、あるいは
    地上回線を介し上記同報データ無線送信局に返送される
    ようにした同報データ無線送受信方法であって、同報デ
    ータは再送用に備えて一時記憶されつつ、再送チャネル
    使用状況を表示する再送チャネル制御データとともに同
    報データ無線送信局から特定の1つの下り回線周波数チ
    ャネルを介し同報データ無線受信局各々に一斉に送信さ
    れる一方、同報データ無線受信局各々からは該同報デー
    タに対する誤り検出・フレーム番号識別結果にもとづ
    き、正常受信を示す受信応答信号か、または上記再送チ
    ャネル制御データに示されている空き下り回線周波数チ
    ャネルより共通に選択設定された再送データ受信用自局
    チャネルを含む、異常受信を示す受信応答信号が同報デ
    ータ無線送信局に返送された後は、空き下り回線周波数
    チャネルが存在する限りにおいては、正常受信を示す受
    信応答信号を返送した同報データ無線受信局各々に対し
    ては、直前同報データの送信に使用された下り回線周波
    数チャネルを介し、同報データが再送チャネル制御デー
    タとともに同報データ無線送信局から継続的に送信され
    るとともに、異常受信を示す受信応答信号を返送した同
    報データ無線受信局各々に対しては、該受信応答信号に
    含まれている再送データ受信用自局チャネルにて指定さ
    れる未使用下り回線周波数チャネルを介し、再送同報デ
    ータが再送チャネル制御データとともに同報データ無線
    送信局から送信される一方、同報データ無線受信局各々
    からは該同報データに対する誤り検出・フレーム番号識
    別結果にもとづき、正常受信を示す受信応答信号か、ま
    たは上記再送チャネル制御データに示されている空き下
    り回線周波数チャネルより共通に選択設定された再送デ
    ータ受信用自局チャネルを含む、異常受信を示す受信応
    答信号が同報データ無線送信局に返送される同報データ
    無線送受信動作が繰返し行われるに際して、同報データ
    無線送信局においては、同報データ無線受信局対応に該
    同報データ無線受信局からの応答信号の受信間隔が監視
    された上、該監視の結果として、受信間隔が一定時間を
    越える同報データ無線受信局が検出された場合には、該
    同報データ無線受信局のみが同報データ送信先対象から
    除外された状態で、同報データ無線送受信が行われるよ
    うにした同報データ無線送受信方法。
  5. 【請求項5】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、複数の下り回線周波数チャネルを介し同報デ−
    タを同報データ無線送信局よりフレームデータとして無
    線送信する度に、該同報デ−タを受信する同報データ無
    線受信局各々からは、該同報データに対する正常受信/
    異常受信を示す受信応答信号が上り無線回線、あるいは
    地上回線を介し上記同報データ無線送信局に返送される
    ようにした同報データ無線送受信方法であって、同報デ
    ータは再送用に備えて一時記憶されつつ、再送チャネル
    使用状況を表示する再送チャネル制御データとともに同
    報データ無線送信局から特定の1つの下り回線周波数チ
    ャネルを介し同報データ無線受信局各々に一斉に送信さ
    れる一方、同報データ無線受信局各々からは該同報デー
    タに対する誤り検出・フレーム番号識別結果にもとづ
    き、正常受信を示す受信応答信号か、または上記再送チ
    ャネル制御データに示されている空き下り回線周波数チ
    ャネルより共通に選択設定された再送データ受信用自局
    チャネルを含む、異常受信を示す受信応答信号が同報デ
    ータ無線送信局に返送された後は、空き下り回線周波数
    チャネルが存在する限りにおいては、正常受信を示す受
    信応答信号を返送した同報データ無線受信局各々に対し
    ては、直前同報データの送信に使用された下り回線周波
    数チャネルを介し、同報データが再送チャネル制御デー
    タとともに同報データ無線送信局から継続的に送信され
    るとともに、異常受信を示す受信応答信号を返送した同
    報データ無線受信局各々に対しては、該受信応答信号に
    含まれている再送データ受信用自局チャネルにて指定さ
    れる未使用下り回線周波数チャネルを介し、再送同報デ
    ータが再送チャネル制御データとともに同報データ無線
    送信局から送信される一方、同報データ無線受信局各々
    からは該同報データに対する誤り検出・フレーム番号識
    別結果にもとづき、正常受信を示す受信応答信号か、ま
    たは上記再送チャネル制御データに示されている空き下
    り回線周波数チャネルより共通に選択設定された再送デ
    ータ受信用自局チャネルを含む、異常受信を示す受信応
    答信号が同報データ無線送信局に返送される同報データ
    無線送受信動作が繰返し行われるに際して、空き下り回
    線周波数チャネルが存在しなくなった時点以降、何れか
    の同報データ無線受信局において、同報データを正常に
    受信し得なかった場合には、該同報データ無線受信局は
    異常受信を示す受信応答信号を同報データ無線送信局に
    返送することなく、同報データ受信用自局チャネルが上
    記特定の1つの下り回線周波数チャネルに初期設定され
    た上、受信待機状態におかれる一方、同報データ無線送
    信局においては、同報データ無線受信局対応に該同報デ
    ータ無線受信局からの応答信号の受信間隔が監視された
    上、該監視の結果として、受信間隔が一定時間を越える
    同報データ無線受信局が検出された場合には、該同報デ
    ータ無線受信局のみが同報データ送信先対象から除外さ
    れた状態で、同報データ無線送受信が行われるようにし
    た同報データ無線送受信方法。
  6. 【請求項6】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、複数の下り回線周波数チャネルを介し同報デ−
    タをフレームデータとして同報データ無線受信局各々に
    一斉送信する一方、該同報データ無線受信局各々からの
    受信同報データに対する正常受信/異常受信を示す受信
    応答信号を、上り無線回線、あるいは地上回線を介し受
    信するために同報データ無線送信局であって、上り/下
    り無線回線との間で電波の送受信を行う送受信機と、同
    報データ発生後に該同報データを再送に備えて一時記憶
    する同報データ記憶手段と、該同報データ記憶手段から
    の、再送同報データを含む1系統以上の同報データ各々
    を該同報データ対応に変調した上、無線回線へ送信する
    複数の変調手段と、該複数の変調手段各々に対し下り回
    線周波数チャネルを任意に設定するチャネル設定手段
    と、再送同報データを含む同報データを送信すべく下り
    回線周波数チャネル各々が現に使用されか否かに応じ
    て、下り回線周波数チャネル対応の変調手段各々に対し
    送信電波のON/OFF制御を行う送信電波ON/OF
    F制御手段と、同報デ−タ無線受信局各々からの、再送
    データ受信用自局チャネルを含む応答信号を復調する復
    調手段と、該復調手段からの応答信号の内容を識別する
    応答信号識別手段と、該応答信号識別手段からの識別結
    果より、再送用チャネルが必要であると判断された場合
    に、上記チャネル設定手段および送信電波ON/OFF
    制御手段を介し再送用下り回線周波数チャネルを追加設
    定した上、該下り回線周波数チャネルをONすべく制御
    するとともに、上記同報データ記憶手段より再送同報デ
    ータを該下り回線周波数チャネル対応の変調手段に読み
    出すべく制御する一方、再送チャネルの使用状況を示す
    再送チャネル制御データを同報データ送信の度に全同報
    データ無線受信局に送信する再送制御手段と、を少なく
    とも含む同報デ−タ無線送信局。
  7. 【請求項7】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、同報データ無線送信局から、複数の下り回線周
    波数チャネルを介し送信される同報デ−タをフレームデ
    ータとして受信する一方、該同報データに対する正常受
    信/異常受信を示す受信応答信号を上り無線回線、ある
    いは地上回線を介し同報データ無線送信局に送信するた
    めの同報データ無線受信局であって、無線回線との間で
    電波の送受信を行う送受信機と、同報デ−タ無線送信局
    からの同報データを復調する復調手段と、受信同報デ−
    タに対する誤り検出結果から、該受信同報デ−タが正常
    か否かを判定した上、同報データ無線送信局に対し同報
    データの再送を要求するか否か決定する受信デ−タ処理
    手段と、該受信データ処理手段からの正常受信/異常受
    信を示す情報と再送チャネル制御データに示されている
    空き下り回線周波数チャネルより選択された再送データ
    受信用自局チャネルを含む応答信号を作成する応答信号
    作成手段と、該応答信号作成手段からの応答信号を変調
    した上、上記送受信機に送出する変調手段と、再送チャ
    ネル制御データに示されている空き下り回線周波数チャ
    ネルより再送データ受信用自局チャネルを選択した上、
    上記復調手段に設定するチャネル設定手段と、を少なく
    とも含む同報デ−タ無線受信局。
  8. 【請求項8】 衛星通信等に使用される無線伝送方式を
    利用し、複数の下り回線周波数チャネルを介し同報デ−
    タをフレームデータとして同報データ無線受信局各々に
    一斉送信する一方、該同報データ無線受信局各々からの
    受信同報データに対する正常受信/異常受信を示す受信
    応答信号を、上り無線回線、あるいは地上回線を介し受
    信するために同報データ無線送信局と、該同報データ無
    線送信局から、複数の下り回線周波数チャネルを介し送
    信される同報デ−タをフレームデータとして受信する一
    方、該同報データに対する正常受信/異常受信を示す受
    信応答信号を上り無線回線、あるいは地上回線を介し同
    報データ無線送信局に送信するための複数の同報データ
    無線受信局とからなる同報データ無線伝送システムであ
    って、上り/下り無線回線との間で電波の送受信を行う
    送受信機と、同報データ発生後に該同報データを再送に
    備えて一時記憶する同報データ記憶手段と、該同報デー
    タ記憶手段からの、再送同報データを含む1系統以上の
    同報データ各々を該同報データ対応に変調した上、無線
    回線へ送信する複数の変調手段と、該複数の変調手段各
    々に対し下り回線周波数チャネルを任意に設定するチャ
    ネル設定手段と、再送同報データを含む同報データを送
    信すべく下り回線周波数チャネル各々が現に使用された
    か否かに応じて、下り回線周波数チャネル対応の変調手
    段各々に対し送信電波のON/OFF制御を行う送信電
    波ON/OFF制御手段と、同報デ−タ無線受信局各々
    からの、再送データ受信用自局チャネルを含む応答信号
    を復調する復調手段と、該復調手段からの応答信号の内
    容を識別する応答信号識別手段と、該応答信号識別手段
    からの識別結果より、再送用チャネルが必要であると判
    断された場合に、上記チャネル設定手段および送信電波
    ON/OFF制御手段を介し再送用下り回線周波数チャ
    ネルを追加設定した上、該下り回線周波数チャネルをO
    Nすべく制御するとともに、上記同報データ記憶手段よ
    り再送同報データを該下り回線周波数チャネル対応の変
    調手段に読み出すべく制御する一方、再送チャネルの使
    用状況を示す再送チャネル制御データを同報データ送信
    の度に全同報データ無線受信局に送信する再送制御手段
    と、を少なくとも含む同報デ−タ無線送信局に対し、無
    線回線との間で電波の送受信を行う送受信機と、同報デ
    −タ無線送信局からの同報データを復調する復調手段
    と、受信同報デ−タに対する誤り検出結果から、該受信
    同報デ−タが正常か否かを判定した上、同報データ無線
    送信局に対し同報データの再送を要求するか否かを決定
    する受信デ−タ処理手段と、該受信データ処理手段から
    の正常受信/異常受信を示す情報と再送チャネル制御デ
    ータに示されている空き下り回線周波数チャネルより選
    択された再送データ受信用自局チャネルを含む応答信号
    を作成する応答信号作成手段と、該応答信号作成手段か
    らの応答信号を変調した上、上記送受信機に送出する変
    調手段と、再送チャネル制御データに示されている空き
    下り回線周波数チャネルより再送データ受信用自局チャ
    ネルを選択した上、上記復調手段に設定するチャネル設
    定手段と、を少なくとも含む複数の同報デ−タ無線受信
    局各々を空間内に散在設置せしめてなる同報データ無線
    伝送システム。
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