JP2005204170A - データ受信装置およびデータ受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 データ受信装置が下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設できない場合であっても、データ送信装置の構成を何ら複雑化せずに、信頼性の高いデータ配信を行うことを可能とするデータ受信装置を提供する。
【解決手段】 データ受信装置10は、電子ファイルを構成する分割データを一方向チャネルを用いて受信する一方向チャネル受信部102と、一方向チャネル受信部102によって受信した分割データに基づいて電子ファイルを復元するファイル組立部110と、電子ファイルの所在を特定する所在情報を取得するチャネル情報取得部120と、電子ファイルの再送信が必要とされる際に双方向チャネルを開設し、当該双方向チャネルを用いて、上記所在情報によって特定されるデータ送信装置に対して電子ファイルの送信を要求し、電子ファイルを受信する双方向チャネル送受信部122とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ受信装置およびデータ受信方法に関するものである。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、第3世代移動体通信システムにおいて放送・マルチキャストサービスを実現するMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)が検討されている。MBMSにおいては、無線基地局から移動局への下りチャネルのみが提供され、移動局から無線基地局への上りチャネルは提供されない。また、デジタル放送においても同様に、電波送信局から受信局への下りチャネルのみが提供され、受信局から電波送信局への上りチャネルは提供されない。
このような一方向チャネルを用いて電子ファイルを配信する技術として、例えば、下記非特許文献1に開示されているようなFLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)が知られている。図14は、FLUTEにおけるファイル配信シーケンスを示す図である。FLUTEにおいては、まず、データ送信装置1は、これから配信しようとする電子ファイルの属性を含むファイル配信テーブル(File Delivery Table,以下FDTという)を、オブジェクトID(TOI)=0として配信する(S10)。データ受信装置2は、データ送信装置1から配信されたFDTを、一方向チャネルを用いて受信する。図15は、FLUTEにおけるFDTの記述例を示す図である。FDTには、図15に示すように、1つまたは複数の電子ファイルについて、ファイル名、オブジェクトID、ファイル種別、圧縮タイプ、データ長、URLなどの属性情報がXML形式で記述されている。ここで、図15に示すFDTには、オブジェクトID=1の電子ファイルの属性情報(破線囲い部分P1)とオブジェクトID=2の電子ファイルの属性情報(破線囲い部分P2)が記述されていることが分かる。
データ送信装置1は、FDTを配信した後、電子ファイルを分割して配信する。図14に示す例では、まず、オブジェクトID=1の電子ファイル1が複数のパケットに分割されて配信され(S12)、続いてオブジェクトID=2の電子ファイル2が複数のパケットに分割されて配信される(S14)。データ受信装置2は、データ送信装置1から配信された電子ファイルを、一方向チャネルを用いて受信する。その後、データ受信装置2は、受信した電子ファイルを組み立て、先に受信したファイル転送テーブルを参照し、組み立てた電子ファイルを適切なアプリケーションに渡す。
FLUTEでは、このような手順により、一方向チャネルを用いて比較的大容量の電子ファイルを配信することができる。また、FLUTEでは、電子ファイルを構成する分割データに加えて当該分割データを復元するための冗長データをも配信することで、分割データの一部が欠損した場合であっても冗長データから分割データを復元可能とし、ある程度の信頼性を確保している。
また、上りチャネルをも利用して信頼性の高いデータ配信を行う技術も開示されている。下記非特許文献2には、データ送信装置からデータ受信装置に対して電子ファイルを配信する際に、データ受信装置からデータ送信装置へ信号を送信するための上りチャネルを常に開設しておき、当該上りチャネルを用いてパケット損失信号(NACK)を送信する。また、下記特許文献1には、データ送信装置がデータ受信装置に対してマルチキャストでデータを配信した後、データ受信装置が取得できなかったデータ部分を配信元のデータ送信装置に対して通知し、当該データ送信装置から当該通知されたデータ部分を再度マルチキャストで送信する技術が開示されている。
特開2002−124992号公報 "FLUTE−File Delivery over Unidrectional Transport",IETF Internet Draft,draft−ietf−rmt−flute−07.txt,December 2003 木下真吾,"リライアブルマルチキャスト技術の最新動向",電子情報通信学会論文誌B,Vol.J85−B,No.11,pp.1819−1842,2002年11月
しかしながら、上記従来の技術には、以下に示すような問題点があった。すなわち、上記非特許文献1に記載の技術は、データ送信装置からデータ受信装置へ電子ファイルを送信するに際し、一方向チャネルのみを利用する。従って、データの欠損をデータ受信装置からデータ送信装置に通知し、欠損データをデータ送信装置からデータ受信装置に再配信することができず、信頼性の高いデータ配信を行うことができない。
また、上記非特許文献2に記載の技術は、データ配信の信頼性を高めるために、データ受信装置からデータ送信装置へ信号を送信するための上りチャネルを常に開設しておく必要がある。従って、ネットワーク資源の有効活用ができない。また、下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設する必要があるため、下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設することのできないデータ受信装置にこの技術を適用することはできない。
さらに、上記特許文献1に記載の技術は、データ受信装置が取得できなかったデータ部分を配信元のデータ送信装置に対して通知し、当該データ送信装置から当該通知されたデータ部分を再度マルチキャストで送信する。従って、当該データ送信装置が、データ配信機能(マルチキャストデータ配信)とデータ再送信機能(データ受信装置からのデータ送信要求に応じて特定のデータ部分を再送信する機能)との双方の機能を有する必要があり、データ送信装置の構成が複雑化する。
そこで本発明は、上記問題点を解決し、データ受信装置が下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設できない場合であっても、データ送信装置の構成を何ら複雑化せずに、信頼性の高いデータ配信を行うことを可能とするデータ受信装置およびデータ受信方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のデータ受信装置は、電子ファイルを構成する分割データまたは当該分割データを復元するための冗長データを一方向チャネルを用いて受信する第1の受信手段と、上記第1の受信手段によって受信した上記分割データまたは上記冗長データに基づいて上記電子ファイルを復元する復元手段と、上記電子ファイルの所在を特定する所在情報を取得する所在情報取得手段と、上記電子ファイルの全部または一部の再送信が必要とされる際に双方向チャネルを開設するチャネル開設手段と、上記チャネル開設手段によって開設された上記双方向チャネルを用いて、上記所在情報取得手段によって取得された上記所在情報によって特定される上記所在に対して上記電子ファイルの全部または一部の送信を要求し、上記所在から上記電子ファイルの全部または一部を受信する第2の受信手段とを備える。
また、上記課題を解決するために、本発明のデータ受信方法は、データ受信装置が電子ファイルを受信するデータ受信方法であって、上記電子ファイルを構成する分割データまたは当該分割データを復元するための冗長データを一方向チャネルを用いて受信する第1の受信ステップと、上記第1の受信ステップにおいて受信した上記分割データまたは上記冗長データに基づいて上記電子ファイルを復元する復元ステップと、上記電子ファイルの所在を特定する所在情報を取得する所在情報取得ステップと、上記電子ファイルの全部または一部の再送信が必要とされる際に双方向チャネルを開設するチャネル開設ステップと、上記チャネル開設ステップにおいて開設された上記双方向チャネルを用いて、上記所在情報取得ステップにおいて取得された上記所在情報によって特定される上記所在に対して上記電子ファイルの全部または一部の送信を要求し、上記所在から上記電子ファイルの全部または一部を受信する第2の受信ステップとを備える。
本発明においては、データ受信装置が、通常は一方向チャネルを用いてデータを受信し、データの再送信が必要とされる際に双方向チャネルを別途開設してデータの再送信を要求する。従って、データ受信装置が下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設できない場合であっても、信頼性の高いデータ配信を行うことができる。すなわち、データ受信装置が下り方向の一方向チャネルと双方向チャネルとを同時に開設する必要がない。また、本発明においては、データ受信装置が、電子ファイルの所在情報を取得し、電子ファイルの再送信が必要とされる際は、当該所在情報によって特定される所在に対して電子ファイルの送信を要求する。従って、電子ファイルの再送信の要求先をデータの配信元であるデータ送信装置とは異なる装置にすることができる。従って、データ送信装置は、データ配信機能(マルチキャストデータ配信)のみを有すればよく、データ再送信機能(データ受信装置からのデータ送信要求に応じて特定のデータ部分を再送信する機能)を他の装置に分散させることができる。その結果、データ送信装置を簡易に構成することができる。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記電子ファイルを構成する上記分割データまたは当該分割データを復元するための冗長データの送信終了を判断する判断手段をさらに備え、上記チャネル開設手段は、上記判断手段によって送信終了と判断された場合であって上記復元手段によって上記電子ファイルが復元できないときに、上記双方向チャネルを開設することが好適である。
送信終了と判断されたにもかかわらず電子ファイルが復元できないときに限って双方向チャネルを開設することで、双方向チャネルを開設する頻度が低くなる。その結果、ネットワーク資源や無線資源を有効活用することができる。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記双方向チャネルを開設するまでの待ち時間を特定する待ち時間情報を取得する待ち時間情報取得手段をさらに備え、上記チャネル開設手段は、上記判断手段によって送信終了と判断された場合であって上記復元手段によって上記電子ファイルが復元できないときに、上記待ち時間情報取得手段によって取得された上記待ち時間情報によって特定される上記待ち時間と乱数とを用いて演算された時間だけ待った後、上記双方向チャネルを開設することが好適である。
送信終了と判断されたにもかかわらず電子ファイルが復元できないときに、複数のデータ受信装置それぞれが、一定の待ち時間と乱数とを用いて演算された時間だけ待った後に双方向チャネルを開設することで、複数のデータ受信装置が同一の一方向チャネルで配信される電子ファイルを同時に取得し損なった場合に、これら複数のデータ受信装置が一斉に双方向チャネルを開設することを回避できる。その結果、ネットワークや無線チャネルの混雑を防止でき、安定した電子ファイルの配信を行うことが可能となる。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記双方向チャネルに関するチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段をさらに備え、上記チャネル開設手段は、上記チャネル情報取得手段によって取得された上記チャネル情報に基づいて上記双方向チャネルを開設することが好適である。
双方向チャネルに関するチャネル情報を取得し、当該チャネル情報に基づいて双方向チャネルを開設することで、電子データの所在(データ受信装置からのデータ送信要求に応じて特定のデータ部分を再送信するデータ再送信装置)から簡易かつ確実に電子ファイルを受信することができる。すなわち、データ受信装置は、チャネル情報に含まれるチャネル種別、データ転送速度、ファイル転送方式、有効期限などの情報を利用して、簡易かつ確実に双方向チャネルを開設し、電子ファイルを受信することができる。また、ネットワーク、データ送信装置またはデータ再送信装置の管理者が、チャネル情報に含まれるチャネル種別やデータ転送速度を指定することにより、ネットワークの混雑やシステムの不安定性を回避することが可能となる。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記双方向チャネルに関するチャネル情報を予め格納するチャネル情報格納手段をさらに備え、上記チャネル開設手段は、上記チャネル情報格納手段に格納されている上記チャネル情報に基づいて上記双方向チャネルを開設することが好適である。
双方向チャネルに関するチャネル情報に基づいて双方向チャネルを開設することで、電子データの所在(データ受信装置からのデータ送信要求に応じて特定のデータ部分を再送信するデータ再送信装置)から簡易かつ確実に電子ファイルを受信することができる。この場合、データ受信装置のチャネル情報格納手段に予めチャネル情報を格納しておくことで、チャネル情報を外部からその都度取得する(例えばチャネル情報をその都度データ送信装置から転送してもらう)必要がなくなり、データ送信装置からデータ受信装置への送信情報量を削減することができる。その結果、ネットワーク資源や無線資源を有効活用することができる。本態様は、特に、継続的な電子ファイルの配信を行う際に効果がある。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記第2の受信手段は、上記電子ファイルの全部または一部の送信を要求するに際し、未取得部分を選択的に要求することが好適である。
また、本発明のデータ受信方法においては、上記第2の受信ステップは、上記電子ファイルの全部または一部の送信を要求するに際し、未取得部分を選択的に要求することが好適である。
データの未取得部分を選択的に要求することで、既に一方向チャネルを用いて取得済みのデータ部分については、双方向チャネルを用いて再送信させる必要がなくなる。従って、データ再送信装置からデータ受信装置への送信情報量を削減することができる。その結果、ネットワーク資源や無線資源を有効活用することができる。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記第2の受信手段は、上記未取得部分の先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを指定することによって上記未取得部分を選択的に要求することが好適である。
データ受信装置が、データの未取得部分の先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを指定することによって、データ再送信装置に対して当該未取得部分を要求することで、データ再送信装置は、データ受信装置から提供される未取得部分の先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値に基づいて電子ファイルから該当するデータ部分を切出し、これを送信することができる。従って、データ再送信装置は、単に電子ファイルを保持していればよいものとなり、データ再送信装置を簡易に構成することができる。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記第2の受信手段は、上記未取得部分を選択的に要求するに際し、一定長の上記分割データを要求し、上記復元手段は、既に受信している上記冗長データと新たに上記第2の受信手段によって受信した上記分割データとに基づいて上記電子ファイルの復元を試み、上記第2の受信手段は、上記復元手段によって上記電子ファイルが復元できない場合に、上記復元手段によって上記電子ファイルが復元できるまで、繰り返し、上記一定長の分割データを要求することが好適である。
また、本発明のデータ受信方法においては、上記第2の受信ステップは、上記電子ファイルの未取得部分の送信を要求するに際し、一定長の上記分割データの送信を要求し、既に受信している上記冗長データと新たに受信した上記分割データとに基づいて上記電子ファイルの復元を試み、上記電子ファイルが復元できない場合には、上記電子ファイルが復元できるまで、繰り返し、上記一定長の分割データを要求することが好適である。
双方向チャネルを用いてデータを受信するに際し、既に一方向チャネルを用いて受信している冗長データを活用することで、双方向チャネルを用いて送受信されるデータ量を削減することが可能となる。
また本発明のデータ受信装置においては、上記第1の受信手段は、FLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)を用いて上記分割データまたは上記冗長データを受信し、上記所在情報取得手段は、ファイル転送テーブル(File Delivery Table)に含まれる上記所在情報を取得することが好適である。
本構成により、データ受信装置は、FLUTEを用いて送信されるファイル転送テーブルさえ受信できれば、電子ファイルを構成する分割データや当該分割データを復元するための冗長データを受信できない場合であっても、双方向チャネルを用いて電子ファイルを取得することが可能となる。
また、本発明のデータ受信装置においては、上記第2の受信手段は、HTTP(HyperText Transport Protocol)を用いて上記電子ファイルの全部または一部の送信を要求するとともに上記電子ファイルの全部または一部を受信し、HTTPのRangeヘッダを用いて送信を要求する部分を指定することが好適である。
本構成によれば、データ再送信装置として、通常のHTTPサーバのような汎用的な装置を採用することが可能となる。その結果、データ再送信装置を簡易に構成することが可能となる。
本発明においては、データ受信装置が、通常は一方向チャネルを用いてデータを受信し、データの再送信が必要とされる際に双方向チャネルを別途開設してデータの再送信を要求する。従って、データ受信装置が下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設できない場合であっても、信頼性の高いデータ配信を行うことができる。また、本発明においては、データ受信装置が、電子ファイルの所在情報を取得し、電子ファイルの再送信が必要とされる際は、当該所在情報によって特定される所在に対して電子ファイルの送信を要求する。従って、電子ファイルの再送信の要求先をデータの配信元であるデータ送信装置とは異なる装置にすることができる。従って、データ送信装置は、データ配信機能(マルチキャストデータ配信)のみを有すればよく、データ再送信機能(データ受信装置からのデータ送信要求に応じて特定のデータ部分を再送信する機能)を他の装置に分散させることができる。その結果、データ送信装置を簡易に構成することができる。
以上により、データ受信装置が下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設できない場合であっても、データ送信装置の構成を何ら複雑化せずに、信頼性の高いデータ配信を行うことが可能となる。
本発明の第1の実施形態にかかるデータ受信装置について説明する。
まず、本発明のデータ受信装置を含むネットワークシステムの構成について説明する。図1は、本発明のデータ受信装置を含むネットワークシステムの構成図である。本発明のデータ受信装置10は、図1に示すように、無線基地局60及びネットワーク30を介して、一方向データ送信装置70と回復データ送信装置80とに接続されている。ここで、一方向データ送信装置70は、FLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)を用いて、データ受信装置10に向けて一方向チャネルを用いたファイル配信を行う機能を有する。また、回復データ送信装置80は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いて、データ受信装置10に向けて双方向チャネルを用いたファイル配信を行う機能を有する。
なお、ここでは、一方向チャネルを用いたファイル配信プロトコルとしてFLUTEを用いているが、これは、一方向チャネルを用いたファイル配信プロトコルであれば他のプロトコルであっても良い。同様に、ここでは、双方向チャネルを用いたファイル配信プロトコルとしてHTTPを用いているが、これは、双方向チャネルを用いたファイル配信プロトコルであれば他のプロトコルであっても良い。
また、ここでは、データ受信装置10、無線基地局60、一方向データ送信装置70、回復データ送信装置80をそれぞれ1つずつしか記載していないが、これらはそれぞれ複数存在しても良い。また、ここでは、データ受信装置10が無線基地局60を介して一方向データ送信装置70と回復データ送信装置80とに接続されているが、データ受信装置10が有線によって一方向データ送信装置70と回復データ送信装置80とに接続されていてもよい。
続いて、本実施形態にかかるデータ受信装置10の構成について説明する。図2は、本実施形態にかかるデータ受信装置10の構成図である。本実施形態にかかるデータ受信装置10は、一方向チャネル受信部102(第1の受信手段)と、受信データ振分部104と、分割データ取得部106と、冗長データ取得部108と、ファイル組立部110(復元手段)と、FDT保持部112と、ファイル保持部114と、アプリケーション部116と、一方向データ送信終了判断部118(判断手段)と、チャネル情報取得部120(所在情報取得手段、待ち時間情報取得手段)と、双方向チャネル送受信部122(チャネル開設手段、第2の受信手段)とを備えて構成される。
一方向チャネル受信部102は、一方向データ送信装置70からFLUTEを用いて送信されるFDT(File Delivery Table)と電子ファイルとを一方向チャネルを用いて受信する。ここで、FDT及び電子ファイルは、FDT及び電子ファイルを構成する1又は複数の分割データと、欠損した分割データを復元するための冗長データとを含んでいる。
図3は、一方向チャネル受信部102が受信するFDTの記述例を示す図である。FDTは、これから配信しようとする電子ファイルの属性を記述したテーブルである。図3に示す例では、オブジェクトID(TOI)=1の電子ファイルについて、ファイル種別が“text/html”(HTML形式テキスト)、URLが“www.example.com/menu/tracklist.html”である旨がFDTに記述されている。FDTには、さらに、電子ファイルの再送信が必要とされる際に電子ファイルを要求するために必要とされる電子ファイルの所在を特定する所在情報(破線囲い部分P3,ここでは“http://repair−server/menu/tracklist.html”)と、双方向チャネルを開設するまでの待ち時間を特定する待ち時間情報(破線囲い部分P4,ここでは“30s”)とが記述されている。
受信データ振分部104は、一方向チャネル受信部102によって受信したデータを分割データと冗長データとのそれぞれに振り分ける。
分割データ取得部106は、受信データ振分部104によって振り分けられた分割データを取得し、一時的に記憶する。
冗長データ取得部108は、受信データ振分部104によって振り分けられた冗長データを取得し、一時的に記憶する。
ファイル組立部110は、分割データ取得部106に一時的に記憶された分割データと冗長データ取得部108に一時的に記憶された冗長データとに基づいてFDT及び電子ファイルを復元する。より具体的には、ファイル組立部110は、分割データ取得部106に一時的に記憶された分割データを組み立てることによってFDT及び電子ファイルを復元する。ここで、ファイル組立部110は、分割データの一部が欠損している場合など、必要に応じて冗長データ取得部108に一時的に記憶された冗長データを用いて、欠損した分割データの復元を試み(FECデコード)、復元された分割データをFDT及び電子ファイルの復元に利用する。
FDT保持部112は、ファイル組立部110によって復元されたFDTを保持(記憶)する。
ファイル保持部114は、ファイル組立部110によって復元された電子ファイルを保持(記憶)する。
アプリケーション部116は、ファイル保持部114に保持されている電子ファイルあるいは双方向チャネル送受信部122から出力される電子ファイルを利用して動作するアプリケーションプログラム部分である。
一方向データ送信終了判断部118は、電子ファイルを構成する分割データ及び当該分割データを復元するための冗長データの送信終了を判断する。一方向データ送信終了判断部118は、より具体的には、一方向チャネル受信部102によって受信される分割データ及び冗長データのLCTヘッダのAフィールドまたはBフィールドをモニタすることにより、電子ファイルの送信終了を判断する。すなわち、一方向データ送信終了判断部118は、LCTヘッダのAフィールド又はBフィールドが“1”であれば、電子ファイルの送信終了あるいは送信終了が近いと判断する。
チャネル情報取得部120は、電子ファイルの再送信が必要とされる際に電子ファイルを要求するために必要とされる電子ファイルの所在を特定する所在情報と、双方向チャネルを開設するまでの待ち時間を特定する待ち時間情報とを取得する。より具体的には、チャネル情報取得部120は、FDT保持部112に保持されているFDTに含まれる所在情報と待ち時間情報とを読み出す。
双方向チャネル送受信部122は、電子ファイルの再送信が必要とされる際に双方向チャネルを開設する。より具体的には、双方向チャネル送受信部122は、一方向データ送信終了判断部118によって送信終了と判断された場合であってファイル組立部110によって電子ファイルが復元できないときに、双方向チャネルを開設する。この場合、双方向チャネル送受信部122は、チャネル情報取得部120によって取得された待ち時間情報によって特定される待ち時間と乱数とを用いて演算された時間(例えば待ち時間と乱数とを乗じた時間)だけ待った後、双方向チャネルを開設する。
双方向チャネル送受信部122は、また、上述の如く開設された双方向チャネルを用いて、チャネル情報取得部120によって取得された所在情報によって特定されるデータ送信装置(この場合、回復データ送信装置80)に対して電子ファイルの送信を要求し、当該回復データ送信装置80から電子ファイルを受信する。この場合、双方向チャネル送受信部122は、HTTP(HyperText Transport Protocol)を用いて電子ファイルの送信を要求し、HTTPを用いて電子ファイルを受信する。双方向チャネル送受信部122は、また、受信した電子ファイルをアプリケーション部116に出力する。
続いて、本実施形態にかかるデータ受信装置の動作について説明する。図4は、本実施形態にかかるデータ受信装置10の動作を示すフローチャートであり、図5は、本実施形態にかかるデータ受信装置10に対する電子ファイルの配信シーケンスを示す図である。
一方向データ送信装置70からデータ受信装置10に向けた電子ファイルの配信に際し、まず、一方向データ送信装置70により、FDTが複数の分割データに分割されるとともに冗長データが生成される(S102)。当該分割データ及び冗長データは、オブジェクトID(TOI)=0が付され(ヘッダに当該オブジェクトIDが記述されて)データ受信装置10に向けて送信される(S104)。
一方向データ送信装置70から送信された分割データ及び冗長データは、一方向チャネル受信部102により、一方向チャネルを用いて受信される(S106)。一方向チャネル受信部102によって受信された分割データ及び冗長データは、データ振分部104によって振り分けられ、分割データ取得部106と冗長データ取得部108とのそれぞれに一時的に記憶される。その後、ファイル組立部110によって、分割データ取得部106に一時的に記憶された分割データが組み立てられ、FDTが復元される(S108)。ここで、分割データの一部が欠損している場合など、必要に応じて冗長データ取得部108に一時的に記憶された冗長データが用いられ、欠損した分割データの復元が試みられ(FECデコード)、復元された分割データがFDTの復元に利用される。
ファイル組立部110によって組み立てられたFDTは、FDT保持部112に保持(記憶)される。
続いて、一方向データ送信装置70により、電子ファイルが複数の分割データに分割されるとともに冗長データが生成される(S110)。当該分割データ及び冗長データは、オブジェクトID(TOI)=1が付されデータ受信装置10に向けて送信される(S112)。
一方向データ送信装置70から送信された分割データ及び冗長データは、一方向チャネル受信部102により、一方向チャネルを用いて受信される(S114)。一方向チャネル受信部102によって受信された分割データ及び冗長データは、データ振分部104によって振り分けられ、分割データ取得部106と冗長データ取得部108とのそれぞれに一時的に記憶される。その後、ファイル組立部110によって、分割データ取得部106に一時的に記憶された分割データの組立が組み立てられ、電子ファイルが復元される(S116)。ファイル組立部110によって復元された電子ファイルはファイル保持部114に保持され、必要に応じてアプリケーション部116に出力されて(S118)、アプリケーション部116で利用される。
一方、一方向データ送信終了判断部118によって、電子ファイルを構成する分割データ及び当該分割データを復元するための冗長データの送信終了が判断されたにもかかわらず、分割データの一部が欠損しているために電子ファイルの組み立てが不可能な場合、チャネル情報取得部120により、FDT保持部112に保持されているFDTから所在情報と待ち時間情報とが読み出される(S120)。ここでは、受信した分割データ及び冗長データのLCTヘッダのAフィールドまたはBフィールドが“1”であれば、電子ファイルの送信終了あるいは送信終了が近いと判断される。
続いて、チャネル情報取得部120によって取得された待ち時間情報によって特定される待ち時間(図3に示すFDTの例では30秒)と乱数(例えば0.5〜1.5の間で発生させた一様乱数)とを乗じた時間が経過した後、双方向チャネル受信部122から無線基地局60に対して双方向チャネルの開設が要求され、双方向チャネルが開設される(S122)。
双方向チャネルが開設されると、当該開設された双方向チャネルを用いて、FDTから読み出された所在情報(図3に示す例では“http://repair−server/menu/tracklist.html”)によって特定されるデータ送信装置(この場合、回復データ送信装置80)に対して、HTTPを用いて電子ファイルの送信が要求される(S124)。
回復データ送信装置80に対して電子ファイルの送信が要求されると、回復データ送信装置80から電子ファイルが送信され、データ受信装置10の双方向チャネル送受信部122によって受信される(S126)。双方向チャネル送受信部122によって受信された電子ファイルは、アプリケーション部116に出力されて(S128)、アプリケーション部116で利用される。
続いて、本実施形態にかかるデータ受信装置の作用及び効果について説明する。本実施形態にかかるデータ受信装置10においては、通常は一方向チャネル受信部102が一方向チャネルを用いて電子ファイルを受信し、電子ファイルの再送信が必要とされる際に双方向チャネル送受信部122が双方向チャネルを別途開設して電子ファイルの再送信を要求する。従って、データ受信装置10が下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設できない場合であっても、信頼性の高いデータ配信を行うことができる。また、データ受信装置10においては、チャネル情報取得部120が、FDTに記述された電子ファイルの所在情報を取得し、電子ファイルの再送信が必要とされる際は、双方向チャネル送受信部122が、当該所在情報によって特定されるデータ送信装置(ここでは回復データ送信装置80)に対して電子ファイルの送信を要求する。従って、電子ファイルの再送信の要求先をデータの配信元であるデータ送信装置(ここでは一方向データ送信装置70)とは異なる装置にすることができる。従って、データ送信装置は、データ配信機能(マルチキャストデータ配信)のみを有すればよく、データ再送信機能(データ受信装置からのデータ送信要求に応じて特定のデータ部分を再送信する機能)を他の装置に分散させることができる。その結果、データ送信装置を簡易に構成することができる。以上により、データ受信装置10が下りチャネルと上りチャネルとを同時に開設できない場合であっても、一方向データ送信装置70の構成を何ら複雑化せずに、信頼性の高いデータ配信を行うことが可能となる。
また、本実施形態にかかるデータ受信装置10においては、一方向データ送信終了判断部118によって分割データ及び冗長データの送信終了と判断されたにもかかわらず電子ファイルが復元できないときに限って、双方向チャネル送受信部122が双方向チャネルを開設する。従って、分割データあるいは冗長データが欠損するたびに双方向チャネルを開設するような態様と比較して、双方向チャネルを開設する頻度が低くなる。その結果、ネットワーク資源や無線資源を有効活用することができる。
また、本実施形態にかかるデータ受信装置10においては、一方向データ送信終了判断部118によって分割データ及び冗長データの送信終了と判断されたにもかかわらず電子ファイルが復元できないときに、一定の待ち時間と乱数とを用いて演算した時間だけ待った後に双方向チャネル送受信部122が双方向チャネルを開設する。従って、複数のデータ受信装置10が同一の一方向チャネルで配信される電子ファイルを同時に取得し損なった場合に、これら複数のデータ受信装置10が一斉に双方向チャネルを開設することを回避できる。その結果、ネットワークや無線チャネルの混雑を防止でき、安定した電子ファイルの配信を行うことが可能となる。
また、本実施形態にかかるデータ受信装置10においては、FLUTEを用いて送信されるFDTから所在情報を取得することで、FDTさえ受信できれば、電子ファイルを構成する分割データや当該分割データを復元するための冗長データを受信できない場合であっても、双方向チャネルを用いて電子ファイルを取得することが可能となる。
また、本実施形態にかかるデータ受信装置10においては、双方向チャネル送受信部122がHTTPを用いて電子ファイルの送信を要求するとともにHTTPを用いて電子ファイルを受信することで、回復データ送信装置80として、通常のHTTPサーバのような汎用的な装置を採用することが可能となる。その結果、回復データ送信装置80を簡易に構成することが可能となる。
上記第1の実施形態にかかるデータ受信装置10においては、双方向チャネルに関するチャネル情報をFDTに含ませておき、チャネル情報取得部120(チャネル情報取得手段)がFDT保持部112に格納されているFDTから当該チャネル情報を読み出し、双方向チャネル送受信部122がチャネル情報取得部120によって読み出されたチャネル情報に基づいて双方向チャネルを開設するようにしてもよい。
図6は、このような場合のFDTの記述例を示す図である。図6に示すように、FDTには、電子ファイルの所在を特定する所在情報(破線囲い部分P5,ここでは“+81 46 840 XXXX”)、双方向チャネルを開設するまでの待ち時間を特定する待ち時間情報(破線囲い部分P6,ここでは“1min”)、双方向チャネルのビットレート(破線囲い部分P7,ここでは“8000”bit/s)、双方向チャネルにおける転送方式(破線囲い部分P8,ここでは“PPP”(Point−to―Point Protocol))、回復データ送信装置80に電子データを要求できる有効期限(破線囲い部分P9,ここでは“2890842807”(カウント値))などのチャネル情報が含まれている。この場合、双方向チャネル送受信部122は、これらのチャネル情報に従って双方向チャネルを開設する。
このように、チャネル情報取得部120が双方向チャネルに関するチャネル情報をFDTから読み出し、双方向チャネル送受信部122が当該チャネル情報に基づいて双方向チャネルを開設することで、回復データ送信装置80から簡易かつ確実に電子ファイルを受信することができる。すなわち、データ受信装置10は、チャネル情報に含まれるビットレート、転送方式、有効期限などの情報を利用して、簡易かつ確実に双方向チャネルを開設し、電子ファイルを受信することができる。また、ネットワーク30、一方向データ送信装置70または回復データ送信装置80の管理者が、チャネル情報に含まれるビットレートや転送方式を指定することにより、ネットワーク30の混雑やシステムの不安定性を回避することが可能となる。
ここで、上述のチャネル情報が図示しないチャネル情報格納部(チャネル情報格納手段)に予め格納されており、双方向チャネル送受信部122がチャネル情報格納部から読み出されたチャネル情報に基づいて双方向チャネルを開設するようにしてもよい。このようにすることで、チャネル情報をその都度一方向データ送信装置70からデータ受信装置10に対して送信する必要がなくなり、一方向データ送信装置70からデータ受信装置10への送信情報量を削減することができる。その結果、ネットワーク資源や無線資源を有効活用することができる。本態様は、特に、継続的な電子ファイルの配信を行う際に効果がある。
続いて、本発明の第2の実施形態にかかるデータ受信装置について説明する。本実施形態にかかるデータ受信装置が上記第1の実施形態にかかるデータ受信装置10と異なる点は、上記第1の実施形態にかかるデータ受信装置10が電子ファイルの全体を双方向チャネルを用いて受信していたのに対し、本実施形態にかかるデータ受信装置は電子ファイルの欠損部分のみを双方向チャネルを用いて受信する点である。以下、本実施形態にかかるデータ受信装置について説明するが、第1の実施形態にかかるデータ受信装置10と同様である部分については、重複する説明を省略する。
まず、本実施形態にかかるデータ受信装置の構成について説明する。図7は、本実施形態にかかるデータ受信装置の構成図である。本実施形態にかかるデータ受信装置20は、一方向チャネル受信部102と、受信データ振分部104と、冗長データ取得部108と、ファイル組立部110と、FDT保持部112と、ファイル保持部114と、アプリケーション部116と、一方向データ送信終了判断部118と、チャネル情報取得部120と、分割データ取得部202と、取得データ記憶部204と、双方向チャネル送受信部206とを備えて構成される。ここで、一方向チャネル受信部102、受信データ振分部104、冗長データ取得部108、ファイル組立部110、FDT保持部112、ファイル保持部114、アプリケーション部116、一方向データ送信終了判断部118、チャネル情報取得部120それぞれの機能は、第1の実施形態にかかるデータ受信装置10におけるものと同様である。
分割データ取得部202は、受信データ振分部104によって振り分けられた分割データを取得し、一時的に記憶する。分割データ取得部202は、また、受信したデータの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを取得データ記憶部204に対して出力する。
取得データ記憶部204は、分割データ取得部202によって受信されたデータの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを記憶する。
双方向チャネル送受信部206は、上記第1の実施形態にかかるデータ受信装置10の双方向チャネル送受信部122と同様の手順で双方向チャネルを開設する。双方向チャネル送受信部122は、また、上述の如く開設された双方向チャネルを用いて、チャネル情報取得部120によって取得された所在情報によって特定されるデータ送信装置(この場合、回復データ送信装置80)に対して、上記電子ファイルを構成する分割データのうち未取得の分割データを選択的に要求する。より具体的には、双方向チャネル送受信部206は、取得データ記憶部204に記憶されている既取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値を参照し、未取得の分割データを特定する。続いて、双方向チャネル送受信部206は、未取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを指定することによって、回復データ送信装置80に対して当該未取得の分割データを選択的に要求する。
双方向チャネル送受信部206は、HTTPを用いて電子ファイルの送信を要求し、HTTPを用いて電子ファイルを受信するが、この場合、HTTPのRangeヘッダを用いて送信を要求する部分、すなわち未取得の分割データを指定する。図8は、HTTPのレンジヘッダの一例を示す図である。例えば、未取得の分割データが電子ファイルの101バイト目から200バイト目までである場合、双方向チャネル送受信部206は、図8の破線囲い部分P10に示すように、その旨をRangeヘッダに記述して未取得の分割データの送信を要求する。なお、ここでは1つの分割データのみを要求する例を示しているが、複数の分割データを一度に要求することもできる。
双方向チャネル送受信部206は、受信した分割データをファイル組立部110に対して出力する。ファイル組立部110は、双方向チャネル送受信部206から出力された分割データをも用いて、電子ファイルを組み立てる。
続いて、本実施形態にかかるデータ受信装置の動作について説明する。図9は、本実施形態にかかるデータ受信装置20の動作を示すフローチャートであり、図10は、本実施形態にかかるデータ受信装置20に対する電子ファイルの配信シーケンスを示す図である。
一方向データ送信装置70からデータ受信装置20に対するFDT及び電子ファイルの送信は、第1の実施形態において説明したS102〜S114の手順と同様である。
一方向チャネル受信部102によって受信された分割データ及び冗長データは、データ振分部104によって振り分けられ、分割データ取得部202と冗長データ取得部108とのそれぞれに一時的に記憶される。その際、分割データ取得部202によって取得された分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが分割データ取得部202から出力され、取得データ記憶部204に記憶される(S202)。
その後、電子ファイルの復元、アプリケーション部116への出力については、第1の実施形態において説明したS116〜S118の手順と同様である。
一方向データ送信終了判断部118によって、電子ファイルを構成する分割データ及び当該分割データを復元するための冗長データの送信終了が判断されたにもかかわらず、分割データの一部が欠損しているために電子ファイルの組み立てが不可能な場合、チャネル情報取得部120によって所在情報と待ち時間情報とが読み出され(S120)、当該待ち時間情報によって特定される待ち時間と乱数とを乗じた時間が経過した後、双方向チャネルが開設される(S122)。
双方向チャネルが開設されると、双方向チャネル送受信部122によって、上述の如く開設された双方向チャネルを用いて、チャネル情報取得部120によって取得された所在情報によって特定されるデータ送信装置(この場合、回復データ送信装置80)に対して、上記電子ファイルを構成する分割データのうち未取得の分割データが選択的に要求される(S206)。より具体的には、取得データ記憶部204に記憶されている既取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが参照され、未取得の分割データが特定される。続いて、未取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが指定されることによって、回復データ送信装置80に対して当該未取得の分割データが選択的に要求される。
双方向チャネル送受信部206によって受信された分割データはファイル組立部110に対して出力される。その後、ファイル組立部110により、既に一方向チャネルを用いて受信している分割データと新たに双方向チャネルを用いて受信した分割データとが用いられ、電子ファイルが組み立てられる。
続いて、本実施形態にかかるデータ受信装置の作用及び効果について説明する。本実施形態にかかるデータ受信装置20は、上記第1の実施形態にかかるデータ受信装置10が有する効果に加えて、以下に示すような効果を有する。すなわち、本実施形態にかかるデータ受信装置20においては、双方向チャネル送受信部206が、回復データ送信装置80に対して、未取得の分割データを選択的に要求する。従って、既に一方向チャネルを用いて取得済みの分割データについては、双方向チャネルを用いて再送信させる必要がなくなる。従って、回復データ送信装置80からデータ受信装置20への送信情報量を削減することができる。その結果、ネットワーク資源や無線資源を有効活用することができる。
また、本実施形態にかかるデータ受信装置20においては、特に、未取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを指定することにより、回復データ送信装置80に対して当該未取得の分割データを要求する。従って、回復データ送信装置80は、データ受信装置20から提供される未取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値に基づいて電子ファイルから該当するデータ部分を切出し、これを送信することができる。その結果、回復データ送信装置80は、単に電子ファイルを保持していればよいものとなり、回復データ送信装置80を簡易に構成することができる。
続いて、本発明の第3の実施形態にかかるデータ受信装置について説明する。本実施形態にかかるデータ受信装置が上記第2の実施形態にかかるデータ受信装置20と異なる点は、上記第2の実施形態にかかるデータ受信装置20が電子ファイルの欠損部分をすべて受信するのに対し、本実施形態にかかるデータ受信装置は電子ファイルの欠損部分のうち一部を受信して電子ファイルの組み立てを試み、電子ファイルの組み立てに成功するまでこの処理を繰り返す点である。以下、本実施形態にかかるデータ受信装置について説明するが、第2の実施形態にかかるデータ受信装置20と同様である部分については、重複する説明を省略する。
まず、本実施形態にかかるデータ受信装置の構成について説明する。図11は、本実施形態にかかるデータ受信装置30の構成図である。本実施形態にかかるデータ受信装置30は、一方向チャネル受信部102と、受信データ振分部104と、冗長データ取得部108と、FDT保持部112と、ファイル保持部114と、アプリケーション部116と、一方向データ送信終了判断部118と、チャネル情報取得部120と、分割データ取得部202と、取得データ記憶部204と、ファイル組立部302と、双方向チャネル送受信部304とを備えて構成される。ここで、一方向チャネル受信部102、受信データ振分部104、冗長データ取得部108、FDT保持部112、ファイル保持部114、アプリケーション部116、一方向データ送信終了判断部118、チャネル情報取得部120、分割データ取得部202、取得データ記憶部204それぞれの機能は、第2の実施形態にかかるデータ受信装置20におけるものと同様である。
ファイル組立部302は、分割データ取得部202に一時的に記憶された分割データと冗長データ取得部108に一時的に記憶された冗長データとに基づいてFDT及び電子ファイルを復元する。より具体的には、ファイル組立部302は、分割データ取得部202に一時的に記憶された分割データを組み立てることによってFDT及び電子ファイルを復元する。ここで、ファイル組立部302は、分割データの一部が欠損している場合など、必要に応じて冗長データ取得部108に一時的に記憶された冗長データを用いて、欠損した分割データの復元を試み(FECデコード)、復元された分割データをFDT及び電子ファイルの復元に利用する。
ファイル組立部302は、分割データが一部欠損して電子ファイルを復元できない場合、双方向チャネル送受信部304によって受信される分割データ(詳細は後述する)をも用いて電子ファイルの復元を試みる。この場合も、ファイル組立部302は、必要に応じて冗長データ取得部108に一時的に記憶された冗長データを用いて、欠損した分割データの復元を試み、復元された分割データを電子ファイルの復元に利用する。ファイル組立部302は、また、双方向チャネル送受信部304によって受信される分割データ、及び既に取得している冗長データを用いて復元に成功した分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを取得データ記憶部204に対して出力する。
取得データ記憶部204は、ファイル組立部302から出力されたオフセット値を、既取得データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値として記憶する。
双方向チャネル送受信部304は、上記第1の実施形態にかかるデータ受信装置10の双方向チャネル送受信部122と同様の手順で双方向チャネルを開設する。双方向チャネル送受信部304は、また、上述の如く開設された双方向チャネルを用いて、チャネル情報取得部120によって取得された所在情報によって特定されるデータ送信装置(この場合、回復データ送信装置80)に対して、上記電子ファイルを構成する分割データのうち未取得の分割データのうちの1つ(一定長の分割データ)を選択的に要求する。より具体的には、双方向チャネル送受信部304は、取得データ記憶部204に記憶されている既取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値を参照し、未取得の分割データを特定する。続いて、双方向チャネル送受信部206は、未取得の分割データのうちの1つ(例えば先頭部のオフセット値が最も小さいもの)の先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを指定することによって、回復データ送信装置80に対して当該未取得の分割データを選択的に要求する。双方向チャネル送受信部304は、また、受信した分割データをファイル組立部302に出力する。
双方向チャネル送受信部304は、新たに受信した分割データを用いてもなおファイル組立部302よって電子ファイルが復元できない場合には、ファイル組立部302よって電子ファイルが復元できるまで、繰り返し、回復データ送信装置80に対して、新たな未取得の分割データを1つずつ要求する。
続いて、本実施形態にかかるデータ受信装置の動作について説明する。図12は、本実施形態にかかるデータ受信装置30の動作を示すフローチャートである。
一方向データ送信装置70からデータ受信装置30に対するFDT及び電子ファイルの送信、取得した分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値との記憶、電子ファイルの復元、アプリケーション部116への出力については、第2の実施形態において説明したS106〜S118及びS202の手順と同様である。
一方向データ送信終了判断部118によって、電子ファイルを構成する分割データ及び当該分割データを復元するための冗長データの送信終了が判断されたにもかかわらず、分割データの一部が欠損しているために電子ファイルの組み立てが不可能な場合、チャネル情報取得部120によって所在情報と待ち時間情報とが読み出され(S120)、当該待ち時間情報によって特定される待ち時間と乱数とを乗じた時間が経過した後、双方向チャネルが開設される(S122)。
双方向チャネルが開設されると、双方向チャネル送受信部304によって、上述の如く開設された双方向チャネルを用いて、チャネル情報取得部120によって取得された所在情報によって特定されるデータ送信装置(この場合、回復データ送信装置80)に対して、上記電子ファイルを構成する分割データのうち未取得の分割データの1つが選択的に要求される(S302)。より具体的には、取得データ記憶部204に記憶されている既取得の分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが参照され、未取得の分割データが特定される。続いて、未取得の分割データうちの1つ(例えば先頭部のオフセット値が最も小さいもの)の先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが指定されることによって、回復データ送信装置80に対して当該未取得の分割データが選択的に要求される。
双方向チャネル送受信部304によって受信された分割データはファイル組立部302に対して出力される。その後、ファイル組立部302により、既に一方向チャネルを用いて受信している分割データと新たに双方向チャネルを用いて受信した分割データとが用いられ、電子ファイルが組み立てられる(S304)。その際、既に取得されている冗長データが用いられ、欠損した分割データの復元が試みられる。双方向チャネル送受信部304によって受信された分割データ、及び既に取得している冗長データを用いて復元に成功した分割データは、既取得の分割データとして、その先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが取得データ記憶部204に記憶される(S306)。
ここで、ファイル組立部302によって電子ファイルが復元された場合、復元された電子ファイルはアプリケーション部116に出力されて利用される(S118)。一方、ファイル組立部302によって電子ファイルが復元できなかった場合、ファイル組立部302よって電子ファイルが復元できるまで、双方向チャネル送受信部304により、繰り返し、回復データ送信装置80に対して、新たな未取得の分割データが1つづつ要求される。
以下、本実施形態にかかるデータ受信装置30における電子ファイルの受信の手順をより具体的に説明する。図13は、本実施形態にかかるデータ受信装置13に対する電子ファイルの配信シーケンスを示す図である。ここでは、データ受信装置30が既にFDTを受信しているものとする。
まず、一方向データ送信装置70によって、電子ファイル2が分割データ1〜6に分割され、分割データ1〜3に基づいて冗長データ(FEC)1が生成されるとともに、分割データ4〜6に基づいて冗長データ(FEC)2が生成される(S402)。ここで、冗長データは、欠損した分割データを復元するための情報である。すなわち、分割データ1〜3のいずれか2つの分割データと冗長データ1とに基づいて他の1つの分割データが復元可能となる。同様に、分割データ4〜6のいずれか2つ分割データと冗長データ2とに基づいて他の1つの分割データが復元可能となる。このような冗長データとしては、XOR符号やリードソロモン符号など、なんらかのFEC符号によって生成される。また、ここでは、便宜的に分割データ及び冗長データそれぞれのデータ長を100バイト(分割データと冗長データとは同じデータ長)とするが、これに限られるものではない。
続いて、一方向データ送信装置70からデータ受信装置30に向けて、分割データ1〜3、冗長データ1,分割データ4〜6、冗長データ2が順次送信される(S404)。
ここでは、分割データ2,3,4,5が欠損し、データ受信装置30に届かなかったものとする。また、冗長データ2が送信される際に、電子ファイル2に関するデータ送信が終了することが一方向データ送信装置70からデータ受信装置30に向けて通知されたものとする。
分割データ及び冗長データは、データ受信装置30の一方向チャネル受信部102によって受信され、受信された分割データ及び冗長データに基づいて、ファイル組立部302によってファイルの復元が試みられる。ここで、受信した分割データの先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが、取得データ記憶部204に記憶される。
また、一方向チャネルにおける電子ファイルの配信が終了したかどうかは、一方向データ終了判断部118によって逐次モニタされ、冗長データ2を受信した際に、一方向チャネルにおける電子ファイルの配信終了が判断される。この時点で、データ受信装置30が受信したデータは、分割データ1,5と冗長データ1,2のみであり、電子ファイルを復元することはできない。
そこで、双方向チャネル送受信部304によって双方向チャネルが開設され、取得データ記憶部204が参照された後、回復データ送信装置80に対して、当該電子ファイルの101バイト目から200バイト目までのデータ部分がHTTPを用いて要求される(S406)。当該データ部分は、上記分割データ2(未取得)に相当する部分である。
この要求に応じて回復データ送信装置80から送信される分割データ2が双方向チャネル送受信部304によって受信される(S408)と、当該分割データ2がファイル組立部302に出力される。
続いて、ファイル組立部302により、既に一方向チャネルを用いて受信した分割データ及び冗長データと新たに双方向チャネルを用いて受信した分割データとを組み合わせて、電子ファイル2及び未取得の分割データの復元が試みられる。ここでは、既に一方向チャネルを用いて受信した分割データ1及び冗長データ1と新たに双方向チャネルを用いて受信した分割データ2とを組み合わせて、分割データ3が復元できる。この時点で、分割データ2,3は、既取得の分割データとして、その先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが取得データ記憶部204に記憶される。
しかしながら、未だ分割データ4及び6を取得できていないため、電子ファイルを復元することはできない。そこで、取得データ記憶部204が参照された後、回復データ送信装置80に対して、当該電子ファイルの301バイト目から400バイト目までのデータ部分がHTTPを用いて要求される(S410)。当該データ部分は、上記分割データ4(未取得)に相当する部分である。
この要求に応じて回復データ送信装置80から送信される分割データ4が双方向チャネル送受信部304によって受信される(S412)と、当該分割データ4がファイル組立部302に出力される。
続いて、ファイル組立部302により、既に一方向チャネルを用いて受信した分割データ及び冗長データと新たに双方向チャネルを用いて受信した分割データとを組み合わせて、電子ファイル2及び未取得の分割データの復元を試みる。ここでは、既に一方向チャネルを用いて受信した分割データ5及び冗長データ2と新たに双方向チャネルを用いて受信した分割データ4とを組み合わせて、分割データ6が復元できる。この時点で、分割データ4,6は、既取得の分割データとして、その先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とが取得データ記憶部204に記憶される。
この時点で、電子ファイル2を構成する分割データ1〜6のすべてがデータ受信装置30によって取得されたことになる。ファイル組立部302によって電子ファイル2が復元され、復元された電子ファイル2はアプリケーション部116に出力される。
続いて、本実施形態にかかるデータ受信装置の作用及び効果について説明する。本実施形態にかかるデータ受信装置30は、上記第2の実施形態にかかるデータ受信装置20が有する効果に加えて、以下に示すような効果を有する。すなわち、本実施形態にかかるデータ受信装置30においては、双方向チャネルを用いてデータを受信するに際し、既に一方向チャネルを用いて受信している冗長データを活用することで、双方向チャネルを用いて送受信されるデータ量を削減することが可能となる。図13を用いて説明した具体例によれば、4つの分割データが欠損したにもかかわらず、双方向チャネルを用いて取得した分割データは2つだけである。
第1の実施形態にかかるデータ受信装置を含むネットワークシステムの構成図である。 第1の実施形態にかかるデータ受信装置の構成図である。 FDTの記述例を示す図である。 第1の実施形態にかかるデータ受信装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態にかかるデータ受信装置に対する電子ファイルの配信シーケンスを示す図である。 FDTの記述例を示す図である。 第2の実施形態にかかるデータ受信装置の構成図である。 HTTPのレンジヘッダの記述例を示す図である。 第2の実施形態にかかるデータ受信装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態にかかるデータ受信装置に対する電子ファイルの配信シーケンスを示す図である。 第3の実施形態にかかるデータ受信装置の構成図である。 第3の実施形態にかかるデータ受信装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態にかかるデータ受信装置に対する電子ファイルの配信シーケンスを示す図である。 FLUTEにおけるファイル配信シーケンスを示す図である。 FLUTEにおけるFDTの記述例を示す図である。
符号の説明
10,20,30…データ受信装置、102…一方向チャネル受信部、104…受信データ振分部、106,202…分割データ取得部、108…冗長データ取得部、110,302…ファイル組立部、112…FDT保持部、114…ファイル保持部、116…アプリケーション部、118…一方向データ送信終了判断部、120…チャネル情報取得部、122,206,304…双方向チャネル送受信部、204…取得データ記憶部

Claims (13)

  1. 電子ファイルを構成する分割データまたは当該分割データを復元するための冗長データを一方向チャネルを用いて受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段によって受信した前記分割データまたは前記冗長データに基づいて前記電子ファイルを復元する復元手段と、
    前記電子ファイルの所在を特定する所在情報を取得する所在情報取得手段と、
    前記電子ファイルの全部または一部の再送信が必要とされる際に双方向チャネルを開設するチャネル開設手段と、
    前記チャネル開設手段によって開設された前記双方向チャネルを用いて、前記所在情報取得手段によって取得された前記所在情報によって特定される前記所在に対して前記電子ファイルの全部または一部の送信を要求し、前記所在から前記電子ファイルの全部または一部を受信する第2の受信手段と
    を備えることを特徴とするデータ受信装置。
  2. 前記電子ファイルを構成する前記分割データまたは当該分割データを復元するための冗長データの送信終了を判断する判断手段をさらに備え、
    前記チャネル開設手段は、前記判断手段によって送信終了と判断された場合であって前記復元手段によって前記電子ファイルが復元できないときに、前記双方向チャネルを開設する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  3. 前記双方向チャネルを開設するまでの待ち時間を特定する待ち時間情報を取得する待ち時間情報取得手段をさらに備え、
    前記チャネル開設手段は、前記判断手段によって送信終了と判断された場合であって前記復元手段によって前記電子ファイルが復元できないときに、前記待ち時間情報取得手段によって取得された前記待ち時間情報によって特定される前記待ち時間と乱数とを用いて演算された時間だけ待った後、前記双方向チャネルを開設する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ受信装置。
  4. 前記双方向チャネルに関するチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段をさらに備え、
    前記チャネル開設手段は、前記チャネル情報取得手段によって取得された前記チャネル情報に基づいて前記双方向チャネルを開設する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  5. 前記双方向チャネルに関するチャネル情報を予め格納するチャネル情報格納手段をさらに備え、
    前記チャネル開設手段は、前記チャネル情報格納手段に格納されている前記チャネル情報に基づいて前記双方向チャネルを開設する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  6. 前記第2の受信手段は、前記電子ファイルの全部または一部の送信を要求するに際し、未取得部分を選択的に要求する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  7. 前記第2の受信手段は、前記未取得部分の先頭部のオフセット値と最後部のオフセット値とを指定することによって前記未取得部分を選択的に要求する
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ受信装置。
  8. 前記第2の受信手段は、前記未取得部分を選択的に要求するに際し、一定長の前記分割データを要求し、
    前記復元手段は、既に受信している前記冗長データと新たに前記第2の受信手段によって受信した前記分割データとに基づいて前記電子ファイルの復元を試み、
    前記第2の受信手段は、前記復元手段によって前記電子ファイルが復元できない場合に、前記復元手段によって前記電子ファイルが復元できるまで、繰り返し、前記一定長の分割データを要求する
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ受信装置。
  9. 前記第1の受信手段は、FLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)を用いて前記分割データまたは前記冗長データを受信し、
    前記所在情報取得手段は、ファイル転送テーブル(File Delivery Table)に含まれる前記所在情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  10. 前記第2の受信手段は、HTTP(HyperText Transport Protocol)を用いて前記電子ファイルの全部または一部の送信を要求するとともに前記電子ファイルの全部または一部を受信し、HTTPのRangeヘッダを用いて送信を要求する部分を指定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  11. データ受信装置が電子ファイルを受信するデータ受信方法において、
    前記電子ファイルを構成する分割データまたは当該分割データを復元するための冗長データを一方向チャネルを用いて受信する第1の受信ステップと、
    前記第1の受信ステップにおいて受信した前記分割データまたは前記冗長データに基づいて前記電子ファイルを復元する復元ステップと、
    前記電子ファイルの所在を特定する所在情報を取得する所在情報取得ステップと、
    前記電子ファイルの全部または一部の再送信が必要とされる際に双方向チャネルを開設するチャネル開設ステップと、
    前記チャネル開設ステップにおいて開設された前記双方向チャネルを用いて、前記所在情報取得ステップにおいて取得された前記所在情報によって特定される前記所在に対して前記電子ファイルの全部または一部の送信を要求し、前記所在から前記電子ファイルの全部または一部を受信する第2の受信ステップと
    を備えることを特徴とするデータ受信方法。
  12. 前記第2の受信ステップは、前記電子ファイルの全部または一部の送信を要求するに際し、未取得部分を選択的に要求する
    ことを特徴とする請求項11に記載のデータ受信方法。
  13. 前記第2の受信ステップは、前記電子ファイルの未取得部分の送信を要求するに際し、一定長の前記分割データの送信を要求し、既に受信している前記冗長データと新たに受信した前記分割データとに基づいて前記電子ファイルの復元を試み、前記電子ファイルが復元できない場合には、前記電子ファイルが復元できるまで、繰り返し、前記一定長の分割データを要求する
    ことを特徴とする請求項12に記載のデータ受信方法。
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