JPH06152453A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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Publication number
JPH06152453A
JPH06152453A JP31623092A JP31623092A JPH06152453A JP H06152453 A JPH06152453 A JP H06152453A JP 31623092 A JP31623092 A JP 31623092A JP 31623092 A JP31623092 A JP 31623092A JP H06152453 A JPH06152453 A JP H06152453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
filter
signal
circuit
bef
Prior art date
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Pending
Application number
JP31623092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Hirayama
正彦 平山
Nobuaki Fukushima
信明 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP31623092A priority Critical patent/JPH06152453A/ja
Publication of JPH06152453A publication Critical patent/JPH06152453A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータ蛍光灯から発生される信号のよう
に周波数が一定しない不要信号を除去可能なフィルタ回
路を得る。 【構成】 帯域除去フィルタ(BEF)31と帯域通過
フィルタ(BPF)32を直列接続したフィルタ回路に
おいて、BEF31を同調周波数調整型のフィルタで構
成するとともに、入力信号を第2のBEF33に通して
不要信号のみを出力させ、この不要信号の出力周波数を
周波数検出回路34で検出し、検出された周波数をf−
V変換回路35において対応する電圧とし、この電圧を
同調周波数調整端子30に入力させてBEF31の同調
周波数を不要信号の周波数と一致するように調整し、不
要信号の減衰効果を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルタ回路に関し、特
に赤外線受信装置等に用いられるフィルタ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に赤外線受信装置は、図3に示すよ
うに、入力端子1に赤外線受光素子31を接続し、かつ
この入力端子1には増幅回路11、フィルタ回路12、
検波回路13、波形整形回路14を接続し出力端子2に
出力するようになっている。この出力端子2にはマイク
ロコンピュータ32が接続され、信号処理を行うように
なっている。この赤外線受信装置では、特定周波数の搬
送波を変調した赤外線信号を赤外線受光素子31が受信
し、増幅回路11で増幅したのち、赤外線信号以外の不
要な信号をフィルタ回路12で除去し、検波回路13で
復調し、その復調信号を波形整形回路14で波形整形し
て出力端子2から出力させている。
【0003】ここで赤外線受信装置に用いられる前記フ
ィルタ回路12は、例えば、図3に示すように赤外線信
号の搬送波に同調したBPF(帯域通過フィルタ)21
及びBEF(帯域除去フィルタ)22で構成される。増
幅回路11で増幅された信号がフィルタ回路12の入力
端子10に入力されると、信号はBPF21で所定の帯
域のみが通過され、BEF22において更に不要信号が
減衰されて出力端子20から出力される。このBEF2
2は赤外線信号以外の不要信号のうち、レベルの大きい
ものを十分減衰させるために付加されている。また、B
PF21は任意の周波数の搬送波に対応するため、同調
周波数(帯域中心周波数、以下同じ)が任意に設定でき
るタイプのものが用いられており、BEF22は同調周
波数が特定周波数に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、赤外線信号
以外の不要信号でレベルの大きいものに、例えばインバ
ータ蛍光灯により発生する不要信号がある。インバータ
蛍光灯の制御周波数には、特に基準はなく各メーカで任
意に設定されているのが現状である。このため、赤外線
受信装置に用いられている従来のフィルタ回路は、BE
Fの同調周波数が特定周波数に固定されているため、制
御周波数の異なる種々のインバータ蛍光灯の不要信号を
全て十分に減衰させることはできなくなる。まか、仮に
インバータ蛍光灯の制御周波数とBEFの周波数が一致
していたとしても、インバータ蛍光灯の場合には調光時
と全光時とで制御周波数が異なるため、不要信号を十分
に減衰させることができないことがあるという問題があ
る。本発明の目的は、インバータ蛍光灯から発生される
信号のように周波数が一定しない不要信号を除去可能な
フィルタ回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の帯域除
去フィルタと帯域通過フィルタを直列接続したフィルタ
回路において、第1の帯域除去フィルタを同調周波数調
整型のフィルタで構成するとともに、前記帯域通過フィ
ルタと同調周波数が一致し、受信した信号が入力される
第2の帯域除去フィルタと、この帯域除去フィルタの出
力周波数を検出する周波数検出回路と、検出された周波
数を対応する電圧又は電流に変換する変換回路とを備
え、この変換回路の出力により前記第1の帯域除去フィ
ルタの同調周波数を調整するように構成する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のフィルタ回路の一実施例の回路図で
あり、入力端子10と出力端子20との間にBEF31
とBPF32を直列に接続している。ここで、前記BE
F31には同調周波数調整端子30を有するBEFが使
用される。即ち、このBEF32は、同調周波数調整端
子30に入力される電圧によって同調周波数が変化され
る機能を有している。また、前記BPF31はその同調
周波数が受信する赤外線信号の搬送波の周波数に一致さ
せている。
【0007】前記BEF31の入力には、前記BPF3
2と同調周波数を一致させた、換言すれば受信する信号
の周波数に同調周波数を一致させた第2のBEF33が
接続され、この第2のBEF33の出力にはその出力信
号の周波数を検出する周波数検出回路34を接続する。
更に、この周波数検出回路34の出力には、検出された
周波数を電圧に変換するf−V(周波数−電圧)変換回
路35を接続し、このf−V変換回路35の出力電圧を
前記BEF31の同調周波数調整端子30に入力させ、
BEF31の同調周波数を調整し得るように構成してい
る。
【0008】このフィルタ回路の動作を図2の赤外線受
信装置のフィルタ回路12に用いた場合について説明す
る。赤外線受光素子31で受信した赤外線信号は、増幅
回路11で増幅された後、このフィルタ回路の入力端子
10に入力される。入力された信号には赤外線信号の搬
送波と、インバータ蛍光灯の不要信号が含まれている
が、第2のBEF33によって赤外線信号の搬送波信号
のみ除去され、不要信号のみが周波数検出回路34に入
力される。周波数検出回路34では、入力された不要信
号の周波数を検出し、更に次段のf−V変換回路35で
その不要信号の周波数に対応する電圧が出力される。
【0009】そして、このf−V変換回路35の出力電
圧はBEF31の同調周波数調整端子30に入力され、
BEF31は不要信号の周波数を同調周波数とするよう
に調整される。これにより、不要信号の周波数とBEF
31の同調周波数が一致され、不要信号はBEF31で
十分に減衰される。更に、このBEF31の出力はBP
F32に入力され、ここで不要信号が更に減衰されるこ
とになる。したがって、このフィルタ回路を実際に赤外
線受信装置に用いると、赤外線以外の不要な信号、特に
インバータ蛍光灯により発生する不要信号においては、
各社の様々な制御周波数の不要信号を減衰することがで
き、また調光時と全光時の制御周波数の変化にも対応す
ることができる。なお、BEFの同調周波数調整端子が
電流で駆動される場合には、f−V変換回路に換えて、
f−I(周波数−電流)変換回路を用いてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の帯
域除去フィルタを同調周波数調整型のフィルタで構成
し、かつ受信した信号を第2の帯域除去フィルタを通し
て不要信号を透過させ、この不要信号の周波数を周波数
検出回路で検出し、この周波数に対応する電圧又は電流
を変換回路から出力させ、この出力により第1の帯域除
去フィルタの同調周波数を不要信号と一致するように調
整する構成としているので、周波数が一定しない不要信
号を十分減衰することができる。特に、このフィルタ回
路を赤外線受信装置に用いた場合には、入力される信号
内の不要信号を十分に減衰させ、なおかつ制御周波数の
異なるインバータ蛍光灯による不要信号を無調整で十分
に減衰させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルタ回路の一実施例の回路図であ
る。
【図2】本発明が適用される赤外線受信装置のブロック
図である。
【図3】従来のフィルタ回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 30 同調周波数調整端子 31 BEF 32 BPF 33 第2のBEF 34 周波数検出回路 35 f−V変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の帯域除去フィルタと帯域通過フィ
    ルタを直列接続したフィルタ回路において、前記第1の
    帯域除去フィルタを同調周波数調整型のフィルタで構成
    するとともに、前記帯域通過フィルタと同調周波数が一
    致し、受信した信号が入力される第2の帯域除去フィル
    タと、この帯域除去フィルタの出力周波数を検出する周
    波数検出回路と、検出された周波数を対応する電圧又は
    電流に変換する変換回路とを備え、この変換回路の出力
    により前記第1の帯域除去フィルタの同調周波数を調整
    するように構成したことを特徴とするフィルタ回路。
JP31623092A 1992-10-31 1992-10-31 フィルタ回路 Pending JPH06152453A (ja)

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JP31623092A JPH06152453A (ja) 1992-10-31 1992-10-31 フィルタ回路

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JPH06152453A true JPH06152453A (ja) 1994-05-31

Family

ID=18074764

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JP31623092A Pending JPH06152453A (ja) 1992-10-31 1992-10-31 フィルタ回路

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JP (1) JPH06152453A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7924106B2 (en) 2007-12-25 2011-04-12 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd Oscillation module

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