JP2002246188A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JP2002246188A
JP2002246188A JP2001040080A JP2001040080A JP2002246188A JP 2002246188 A JP2002246188 A JP 2002246188A JP 2001040080 A JP2001040080 A JP 2001040080A JP 2001040080 A JP2001040080 A JP 2001040080A JP 2002246188 A JP2002246188 A JP 2002246188A
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JP
Japan
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remote control
frequency
infrared remote
receiving
signal
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JP2001040080A
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English (en)
Inventor
Mikiaki Matsubara
幹晃 松原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2001040080A priority Critical patent/JP2002246188A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプ点灯用高周波発生装置にて点灯される
ランプの光による悪影響を防止し、赤外線リモコン制御
性能を向上させる。 【解決手段】 赤外線リモコン信号9を受信する受信部
10において、アンプ11で赤外線リモコン信号9及び
その近傍周波数の信号のみが増幅される。それをBPF
+TRAP12を通し、検波部13、波形整形部14を
介して出力する。アンプ11の利得の周波数特性は、ア
ンプ11の反転入力に接続されたコイル15、コンデン
サ16の定数変更で変更できる。アンプ11の利得が最
大となる周波数は、コイル15、コンデンサ16の直列
共振周波数と一致し、この共振の鋭さを表すQ値によっ
て、利得が最大になる周波数付近における周波数特性の
急峻さを可変できる。直列共振周波数を赤外線リモコン
信号の搬送周波数に設定し、赤外線リモコン信号の近傍
周波数信号を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線リモートコ
ントロール信号で制御される照明器具のリモートコント
ロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のリモートコントロール
(以下、リモコンという)装置において、図4のブロッ
ク図に示すリモコン装置受信部が構成されている。図4
に示すように、赤外線リモコン信号9を受信する受信部
10において、アンプ11により、赤外線リモコン信号
9及びその近傍周波数の信号のみが増幅される。そし
て、それをバンドパスフィルタ+ウェーブトラップ(B
PF+TRAP)12を通してから、検波部13、波形
整形部14を介して出力する。
【0003】これを用いる照明器具において、赤外線リ
モコン信号の搬送周波数とランプ点灯用の高周波発生装
置の出力周波数とがかなり近接している。このため、高
周波発生装置で点灯されるランプによる光が赤外線リモ
コン信号の受信部に入ると、赤外線リモコン信号との弁
別がつきにくく、照明器具のリモコン制御に悪影響を与
えてしまう。
【0004】この問題を解決する方法として、例えば、
特開平6−176874号公報に開示された照明器具に
は、図4に示すリモコン装置の受信部がある。リモコン
信号用の受信部は、バンドパスフィルタ+ウエーブトラ
ップ(BPF+TRAP)を備えている。バンドパスフ
ィルタの通過ピーク周波数を赤外線リモコン信号搬送周
波数に優先的に合わせ、また、トラップ周波数をランプ
点灯用高周波発生装置の出力周波数に優先的に合わせて
いる。これらにより、ランプ点灯用高周波発生装置で点
灯されるランプによる光が赤外線リモコン信号の受信部
に入っても、これによる悪影響を防止でき、赤外線リモ
コン制御性能(到達距離)を向上している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の照明器具のリモコン装置は、低温下に長時間
放置されていたランプを点灯させた場合において、赤外
線リモコン制御性能が要求される仕様を満足されない場
合があるという問題があった。
【0006】特に、前記の問題はランプの定格電力が大
きい、または、リモコン信号用の受信部とランプとの距
離が非常に短い等の理由により、赤外線リモコン信号の
受信部に強力な光が入った場合に生じる。
【0007】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、低温下に長時間放置されて
いたランプを点灯させた場合でも、ランプ点灯用高周波
発生装置にて点灯されるランプの光による悪影響を防止
でき、赤外線リモコン制御性能(到達距離)を向上させ
たリモコン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るリモートコントロール装置は、照明器
具を制御するリモートコントロール装置であって、照明
器具に設けられ送信手段からの赤外線リモートコントロ
ール信号を受ける受信手段と、受信手段にLC直列共振
を利用した周波数特性の利得を得る増幅手段とを備え、
増幅手段の最大利得を得る周波数を赤外線リモートコン
トロール信号の搬送波周波数に合わせたことを特徴とす
る。
【0009】また、照明器具を制御するリモートコント
ロール装置であって、照明器具に設けられ送信手段から
の赤外線リモートコントロール信号を受ける受信手段
と、受信手段にLC直列共振を利用した周波数特性の利
得を得る増幅手段と、目的以外の周波数を阻止するウェ
ーブトラップとを備え、増幅手段の最大利得を得る周波
数を赤外線リモートコントロール信号の搬送波周波数に
合わせ、かつウェーブトラップの周波数をランプ点灯用
高周波発生手段の出力周波数に合わせたことを特徴とす
る。
【0010】また、前記受信手段に、赤外線リモートコ
ントロール信号の信号受信部が取り付けられる基板表面
の信号受信部の取り付け部分及び周辺を覆う遮光手段を
備え、遮光手段により基板を透過して信号受信部に侵入
する外来光を遮断することを特徴とする。
【0011】また、前記遮光手段として、基板上の信号
受信部において赤外線リモートコントロール信号が受信
でき、かつ信号受信部の取り付け部分及び周辺を覆う継
ぎ目のないシールドケースにより基板を透過して信号受
信部に侵入する外来光を遮断することを特徴とする。
【0012】また、前記遮光手段として、基板両面また
は片面に設けるシルクを用いて基板を透過して信号受信
部に侵入する外来光を遮断することを特徴とする。
【0013】前記構成によれば、ランプ点灯用高周波発
生手段にて点灯されるランプの光による悪影響を防止で
き、また、基板表面の信号受信部の取り付け部分及び周
辺をシルクで覆い、基板を透過して信号受信部に侵入す
る外来光を遮断して、光による信号受信部への干渉を低
減または排除でき、赤外線リモコン制御性能(到達距
離)を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態におけるリモコ
ン装置受信部の構成を示すブロック図である。図1に示
すように、赤外線リモコン信号9を受信する受信部10
において、アンプ11により、赤外線リモコン信号9及
びその近傍周波数の信号のみが増幅される。そして、そ
れをバンドパスフィルタ+ウェーブトラップ(BPF+
TRAP)12を通してから、検波部13、波形整形部
14を介して出力する。
【0016】本実施の形態の受信部10におけるアンプ
11の利得の周波数特性は、アンプ11の反転入力に接
続されたコイル15、コンデンサ16の定数を変更する
ことにより変更可能である。
【0017】このアンプ11の利得に、LC直列共振を
利用した周波数特性を持たせる。例えば、赤外線リモコ
ン信号の搬送周波数が38kHzであるとき、この周波
数に優先的にLC直列共振の直列共振周波数を合わせる
ことで、38kHzにて利得が最大となる図2に示すよ
うな周波数特性を持たせることができる。周波数38k
Hz及びその近傍周波数の赤外線リモコン信号は、アン
プ11によって優先的に増幅されるが、その他の周波数
信号(ノイズ)はほとんど増幅されない。この赤外線リ
モコン信号以外の信号は、赤外線リモコン信号と比較し
て相対的に微少信号となり、赤外線リモコン制御機能に
影響を及ぼさなくなる。また、LC直列共振の方がCR
直列共振よりもQ値が鋭いので、この効果は、LC直列
共振の方がCR直列共振より大きくなる。
【0018】このように、アンプ11の利得が最大とな
る周波数は、コイル15、コンデンサ16の直列共振周
波数と一致し、また、この共振の鋭さを表すQ値によっ
て、利得が最大になる周波数付近において、周波数特性
の急峻さを可変することが可能である。この直列共振周
波数が、赤外線リモコン信号の搬送周波数になるよう
に、コイル15、コンデンサ16の定数を設定する。
【0019】また、赤外線リモコン信号の近傍周波数信
号が干渉し、赤外線リモコン制御性能が低下していれ
ば、コイル15、コンデンサ16の直列共振のQ値が更
に鋭くなるようにこの2点の定数を設定すればよい。こ
れにより、アンプ11の利得の周波数特性はさらに鋭く
なり、赤外線リモコン信号の近傍周波数信号をさらに除
去することが可能となる。
【0020】前述のリモコン装置受信部が構成される基
板において、基板上に配置される各部品を電磁的に保護
する継ぎ目のないシールドケース(図示せず)を、赤外
線リモコン信号を受信する信号受信部においては赤外線
リモコン信号を受信でき、かつ信号受信部の取り付け部
分及び周辺を覆うように配置することで、このシールド
ケースを遮光手段として用い、基板を透過して信号受信
部に侵入する外来光を遮断することができる。
【0021】また、図3に示すように、信号受信部21
が取り付けられている基板22の表面を信号受信部21
の取り付け部分及びその周辺において、基板22の両面
または片面を遮光手段であるシルク23で覆い、基板2
2を透過して信号受信部21に侵入する外来光24を遮
断する。これにより、この外来光24による信号受信部
21への干渉を低減または排除し、赤外線リモコン制御
性能(到達距離)を向上させることが可能となる。な
お、シルク23の色は、黒色が望ましい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ランプ点灯用の高周波発生装置にて点灯されるランプか
らの外来光の悪影響を防止し、赤外線リモコン制御性能
(到達距離)を向上することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるリモコン装置受信
部の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるアンプにより得ら
れる利得の周波数特性を示す図
【図3】本発明の実施の形態における信号受信部の構成
を示す図
【図4】従来のリモコン装置受信部の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
9 赤外線リモコン信号 10 受信部 11 アンプ 12 BPF+TRAP 13 検波部 14 波形整形部 15 コイル 16 コンデンサ 21 信号受信部 22 基板 23 シルク 24 外来光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明器具を制御するリモートコントロー
    ル装置であって、前記照明器具に設けられ送信手段から
    の赤外線リモートコントロール信号を受ける受信手段
    と、前記受信手段に設けられLC直列共振を利用した周
    波数特性の利得を得る増幅手段とを備え、前記増幅手段
    の最大利得を得る周波数を前記赤外線リモートコントロ
    ール信号の搬送波周波数に合わせたことを特徴とするリ
    モートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 照明器具を制御するリモートコントロー
    ル装置であって、前記照明器具に設けられ送信手段から
    の赤外線リモートコントロール信号を受ける受信手段
    と、前記受信手段に設けられLC直列共振を利用した周
    波数特性の利得を得る増幅手段と、目的以外の周波数を
    阻止するウェーブトラップとを備え、前記増幅手段の最
    大利得を得る周波数を前記赤外線リモートコントロール
    信号の搬送波周波数に合わせ、かつ前記ウェーブトラッ
    プの周波数をランプ点灯用高周波発生手段の出力周波数
    に合わせたことを特徴とするリモートコントロール装
    置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段に、赤外線リモートコント
    ロール信号の信号受信部が取り付けられる基板表面にお
    ける前記信号受信部の取り付け部分及び周辺を覆う遮光
    手段を備え、前記遮光手段により前記基板を透過して信
    号受信部に侵入する外来光を遮断することを特徴とする
    請求項1または2記載のリモートコントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光手段として、信号受信部におい
    て赤外線リモートコントロール信号が受信でき、かつ基
    板上の前記信号受信部の取り付け部分及び周辺を覆う継
    ぎ目のないシールドケースにより前記基板を透過して信
    号受信部に侵入する外来光を遮断することを特徴とする
    請求項3記載のリモートコントロール装置。
  5. 【請求項5】 前記遮光手段として、基板両面または片
    面に設けるシルクを用いて前記基板を透過し信号受信部
    に侵入する外来光を遮断することを特徴とする請求項3
    記載のリモートコントロール装置。
JP2001040080A 2001-02-16 2001-02-16 リモートコントロール装置 Pending JP2002246188A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192509A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Toshiba Corp 粒子加速器のビーム位置モニタ
JP2016186477A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 センサー及び画像形成装置

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