JPH0377443A - リモートコントロール信号の受信方法および装置 - Google Patents

リモートコントロール信号の受信方法および装置

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JPH0377443A
JPH0377443A JP1213707A JP21370789A JPH0377443A JP H0377443 A JPH0377443 A JP H0377443A JP 1213707 A JP1213707 A JP 1213707A JP 21370789 A JP21370789 A JP 21370789A JP H0377443 A JPH0377443 A JP H0377443A
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JP
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remote control
signal
optical
noise
noise component
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JP1213707A
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Inventor
Norio Murata
村田 典生
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はテレビジョン受像機などに使用する光を利用
したリモートコントロール装置であって、特に光ノイズ
の除去を図った、リモートコントロール信号(以下、「
リモコン信号」と略す)の受信方法および受信装置に関
する。
〔従来の技術] 通常、この種のリモートコントロール装置における受光
部は、送信部から送られる光リモートコントロール信号
(以下、「光信号」と略す)が極めて微弱なため、光電
変換された信号を増幅度の非常に大きい増幅器で増幅し
たのち、リモコン信号の検波処理をする様に構成してい
る。したがって、電磁ノイズあるいは不要輻射などの外
乱には基本的に弱く、なんらかの対策が必要となる。
かかる不都合に対して、受光部全体を受光面を除いてシ
ールドケースで覆うとともに、受光面を尤透過性の導電
フィルムで閉じることにより、上記した外乱の影響を軽
減する試みが開示されている(実公昭62−8606号
公報[HO4B 91001 )。
[発明が解決しようとする課題] ところが近年、高周波点灯蛍光灯などのインバータ照明
器具の普及に伴い、該照明器具から発生する光ノイズの
影響が問題となっている。すなわち、一般的なリモート
コントロール装置は、波長が960 n’m程度の赤外
光を40kHz程度の搬送波で断続1.たちのを光信号
として利用しているのに対し、前記した照明器具から放
出される光成分中にも赤外領域の波長が含まれるととも
に、30〜45kHzの周波数で点滅を繰り返している
ため、この光が光信号に重畳されて光ノイズとなる虞れ
が強い。更にこの種の光ノイズは前記したシールドケー
スでは入力を距止しえず、そのまま受光部に入力されて
、安定したリモコン動作を妨げるのである。
かかる問題に対し、光ノイズの影響を軽減するための試
みも開示されている(例えば、特開昭63−10832
号公報[HO4B 91001 ’)が、回路構成が複
雑となるなど、実用上問題が多い。
本発明者は上記した光ノイズの問題について考察を行な
った結果、光信号は波長あるいは入射方向などの物理的
特性が一定範囲に特定されるのに対して、光ノイズは広
い範囲に分布しており、かかる特性の違いを利用して光
ノイズのみを取り出すことにより、光ノイズを含んだリ
モコン信号から光ノイズを容易に除去できることを知見
した。
本発明は上記した知見に基づいてなされたものであって
、比較的簡単な構成で、光ノイズの影響を可及的に抑え
、安定したリモートコントロール−動作が行なえるリモ
コン信号の受信方法を提供することを目的とする。
本発明は更に、前記方法を実施した受信装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかるリモコン信号の受信方法は、光信号およ
び光ノイズを複数の受光手段へ入力する工程と、入力さ
れた光を電気信号に変換するとともに、ノイズ成分と、
該ノイズ成分が重畳されたリモコン信号成分とに分離す
る工程と、分離された両成分からノイズ成分をキャンセ
ルし、リモコン信号のみを取り出す工程とを備えている
前記したノイズ成分と該ノイズ成分が重畳したリモコン
信号成分との分離は、各受光手段に備えた光電変換素子
における、光に対するピーク感度の違いにより行なうこ
とができる。
一方、リモコン信号の受信装置は、第工図にその概略構
成を示す如く、受光した光を電気信号に変換する複数の
受光手段と、少なくとも1つの受光手段に設けられてノ
イズ成分のみを分離して抽出可能とするノイズ成分抽出
手段と、抽出されたノイズ成分と該ノイズ成分を含むリ
モコン信号成分とを入力し、ノイズ成分をキャンセルし
てリモコン信号のみを取り出し可能とするノイズ成分除
去手段とを備えたものである。
[作 用コ 上記構成により、送信部(3)から送出された光信号(
4)は、受光手段に入力されて電気信号に変換される。
ここで、光ノイズ(22)の発生が無い場合は、従来と
略同様にしてリモコン信号が取り出され、所定の信号処
理がなされる。
次いで、受光手段に対して光信号(4)に加えて光ノイ
ズ(22)が入力されると、該ノイズ(22)が光信号
(4)に重畳されたまま、電気信号に変換される。しか
しながら、少なくとも1つの受光手段は、光ノイズ成分
(22a)の抽出手段を備え、該抽出手段から前記した
光信号(4)に重畳されたノイズと同相の信号が取り出
されるので、例えば、抽出手段を備えない受光手段から
出力される信号(18)との差をとることにより、ノイ
ズ成分(22a)がキャンセルされて、リモコン信号の
みが取り出されるのである。
[発明の効果] 本発明は上記の如く、複数の受光手段を備え、該受光手
段の少なくとも1つによって光ノイズ成分(22a)を
抽出し、抽出した光ノイズ成分(22a)によって受信
信号から光ノイズ(22)を除去する様に構成したので
、比較的簡単な構成で、光ノイズの影響が最小限に抑制
され、使用場所を選ぶことなく、光を利用したリモート
コントロール装置を安定して動作させることができる。
光ノイズ(22)の抽出方法として、光電変換素子(1
6) (17)の光に対する受光感度の違いを利用する
ことにより、光ノイズの抽出と光電変換動作を同時に行
なうことができる。
更に光電変換素子(16) (17)を1つのパッケー
ジに一体化することにより、小型化が図られ、省スペー
スに有効であるとともに、微妙な調整を行なうことなく
入射光レベルの均等化が可能となる。
[実施例] 図面及び以下の説明は本発明の1つの実施例を示すもの
であって、これを特許請求の範囲を減縮するために理解
すべきでない。
以下本発明を、テレビジョン受像機のリモートコントロ
ール装置に実施した一例を示すがこれに限らず、各種電
気機器におけるリモートコントロール装置においても略
同様に実施できることは勿論である。
本発明にかかる受信装置(1)は、第2図に示す如く、
テレビジョン受像機(2)の前面下部位置に配設され、
送信部(3)から適宜送出される光信号(4)を、正面
方向から入射可能とする。
受信装置(1)は、第3図に示す様に、該受信装置(1
)を構成する電子回路全体をシールドケース(5〉内に
収納することにより、外部で発生した電磁的なノイズが
電子回路へ侵入することを防止している。シールドケー
ス(5)は、略矩形箱状の金属ケース(6)の正面に受
光窓(7)を設けるとともに、該受光窓(7)を光が透
過可能な導電性フィルム(8)で閉じることにより、高
いシールド効果を維持しながら、受光窓(7)を通じて
シールドケース(5)内部への光の入射を可能としてい
る。
シールドケース(5)内に備える電子回路は、第4図に
示すとおり、入力された光を電気信号に変換する受光部
(11)と、変換された電気信号を増幅する差動増幅部
(12)と、増幅された電気信号からリモコン信号(1
3)を取り出す検波部(14)とから構成され、取り出
された信号(13)はマイクロプロセッサの様な制御手
段を備えた信号処理部(15)に送られ、リモコン信号
(13)の解読あるいはテレビジョン受像機(2)の各
種制御動作が行なわれる。
受光部(11)は、フォトダイオードあるいはフォトト
ランジスタの様に、入射した光の強度に対応した電気信
号を発生可能とする光電変換素子であって、本実施例に
あっては、第1および第2光電変換素子(16)(17
)の2つを1組として1パツケージ内に一体に収納する
とともに、両方の素子(16)(17)に外来光が均等
に入射する様、受光窓(7)に接近させて配置している
。更に、第1光電変換素子(16)の受光感度Aを、第
5図に示す如く、送信部(3)から送られる光信号(4
)の波長(例えば、960nmの赤外領域)にピーク感
度を有するものとする一方、第2光電変換素子(17)
の受光感度Bのピーク波長を、第1光電変換素子(16
)より短い波長である可視光領域にピーク感度を有する
様に設定することにより、第1光電変換素子(16)か
らは、送信部(3)から送出される光信号(4)に照明
器具(21)から放出される光ノイズ(22)が重畳し
たものが電気信号(18)として取り出されるのに対し
、第2光電変換素子(17)は光信号(4)に反応せず
、光ノイズ(22)の成分のみが選択的に電気信号(2
2a)として取り出される様にしている。
差動増幅部(12)は、例えば演算増幅器で構成され、
第1および第2光電変換素子(16) (17)から個
別に取り出された2つの電気信号(18) (22a)
を同時に人力し、両者の差をとると同時に増幅して取り
出すことにより、光信号4に重畳した光ノイズ(22)
の成分をキャンセルして除去可能とする。
すなわち、受光部(11)に入射する光中に光ノイズ(
22)の重畳がない場合、第1光電変換素子(16)か
らは第6図(a)の様な光信号(4)に対応した電気信
号(18)のみが出力されるのに対し、第2光電変換素
子(17)は光信号に反応せず、第6図(b)の様に出
力に信号が現われない。したがって、差動増幅部(12
)から出力される信号(19)も、第6図(a)の光信
号(4)の成分のみが取り出される。
これに対して光ノイズ(22〉が発生している場合は、
第1光電変換素子(16)から出力される信号も、例え
ば第7図(a)の様に光信号(4)の前後に光ノイズ(
22)が重畳した電気信号(18)が出力される。−方
、第2光電変換素子(17)は光信号(4)には反応せ
ず、従って第7図(b)の様に、光ノイズ(22)の成
分のみが選択的に電気信号(22a)として取り出され
る。ここで、第1光電変換素子(I6)から取り出され
る信号中の光ノイズの成分と、第2光電変換素子(17
)から取り出される光ノイズ(22)に対応した電気信
号(22a)とはその波形および位相を同じくしている
ため、両電気信号の差電圧を差動増幅部(12)によっ
てとることにより、光ノイズ(22)の成分のみがキャ
ンセルされ、第7図(C)の様な光ノイズが除去された
信号(19)が増幅されて取り出されるのである。
差動増幅部(12)から取り出された電気信号(19)
は、従来と略同様にして、リミッタ(23)で振幅が制
限されたあと、中心周波数が搬送波の周波数(例えば4
5kHz)のバンドパスフィルタ(24)で濾波したの
ち、検波回路(25)で信号成分を検波し、更に波形整
形回路(26)で矩形波に整形することにより、第6図
(c)あるいは第7図(d)の様な波形となり、信号処
理部(15)で処理可能な信号(13)となる。
なお上記実施例では、受光部(11)から出力された電
気信号からアナログ的に光ノイズ(22)を取り除いた
後、増幅および検波動作を行なってデジタル信号に変換
する様に構成したが、第1および第2光電変換素子(1
6) (17)に各々1組ずつ、第4図と略同様な増幅
部および検波部を備え、電気信号を個別に増幅および検
波した後、例えば信号処理部(15)でデジタル的に光
ノイズ(22)の成分を取り除くことも可能である。
また受光部(11)に備える光電変換素子の数も2つに
限られず、3以上に増加させることもできる。
更に、光ノイズ(22)の成分を分離して取り出す方法
も、光電変換素子(16) (17)それ自体の受光感
度のピーク位置を異ならせるものに限らず、同一特性の
素子を、光の入射方向を互いに相違させて備え、第2光
電変換素子(17)に対して物理的に光信号(4)の入
射を阻止する様にしたり、第2光電変換素子(17)の
前面に赤外線光の入射を阻止する光フィルタを備えて光
の入射特性を変える様にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示す概略図、第2図ない
し第4図は、本発明にかかる受信装置をテレビジョン受
像機のリモートコントロール装置に実施した一例を示し
、第2図は取り付は状態を示す斜視図、第3図は外観形
状を示す斜視図、第4図は電気回路の概略を示すブロッ
ク図、第5図は受信装置に入射される光の発光強度と、
受光部における受光感度との関係を示す説明図、第6図
および第7図は電気回路の動作状態を説明するための波
形図であって、第6図(a)ないしくC)は光ノイズの
ない場合、第7図(a)ないしくd)は光ノイズのある
場合を各々示す。 (1)・・・・受信装置、 (3)・・・・送信部、 (4)・・・・光リモートコントロール信号、(11)
・・・受光部、 (13)・・・リモートコントロール信号、(14)・
・・検波部、 (16)・・・第1光電変換素子、 (17)・・・第2光電変換素子、 (22)・・・光ノイズ。 第6図 時 間 272−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光リモートコントロール信号を光ノイズと一緒に
    複数の受光手段へ入力する工程と、 入力された光を電気信号に変換するとともに、該電気成
    分をノイズ成分と、該ノイズ成分が重畳されたリモート
    コントロール信号成分とに分離する工程と、 分離された両成分からノイズ成分をキャンセルし、リモ
    ートコントロール信号のみを取り出す工程とを備えたリ
    モートコントロール信号の受信方法。
  2. (2)前記したノイズ成分と該ノイズ成分が重畳したリ
    モートコントロール信号成分との分離は、各受光手段に
    備えた光電変換素子おける光に対するピーク感度の違い
    により行なう請求項1記載の受信方法。
  3. (3)受光した光を電気信号に変換する複数の受光手段
    と、 少なくとも1つの受光手段に設けられ、ノイズ成分のみ
    を分離して抽出可能とするノイズ成分抽出手段と、 抽出されたノイズ成分と、該ノイズ成分を含むリモート
    コントロール信号成分とを入力し、ノイズ成分をキャン
    セルしてリモートコントロール信号のみを取り出し可能
    とするノイズ成分除去手段とを備えたリモートコントロ
    ール信号の受信装置。
  4. (4)各受光手段は光電変換素子であって、ノイズ成分
    の抽出手段は、1つの光電変換素子における光に対する
    ピーク感度を、光リモートコントロール信号の波長と異
    ならせたものである請求項3記載の受信装置。
JP1213707A 1989-08-18 1989-08-18 リモートコントロール信号の受信方法および装置 Pending JPH0377443A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033922A (ja) * 2001-05-18 2003-02-04 Hitachi Ltd 成形金型クリーニング用シートおよびそれを用いた半導体装置の製造方法
JP2005151320A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Nec Viewtechnology Ltd 受光装置およびそれを用いた光通信システム

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