JPH0615237Y2 - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JPH0615237Y2
JPH0615237Y2 JP1988149850U JP14985088U JPH0615237Y2 JP H0615237 Y2 JPH0615237 Y2 JP H0615237Y2 JP 1988149850 U JP1988149850 U JP 1988149850U JP 14985088 U JP14985088 U JP 14985088U JP H0615237 Y2 JPH0615237 Y2 JP H0615237Y2
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JP
Japan
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drain
water
tank
evaporator
main tank
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JP1988149850U
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JPH0270128U (ja
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正行 森島
裕 奥村
好夫 武藤
雅文 岡田
克美 森戸
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は除湿によって生じた蒸発器のドレン水をドレ
ンパンを介してドレンタンクに貯溜するようにした除湿
機に関する。
(ロ)従来の技術 この種の除湿機では、例えば実公昭61−18337号
公報に開示されているように、蒸発器と、この蒸発器の
ドレン水を受けるドレンパンと、このドレンパンからの
ドレン水を貯溜するドレンタンクとを外装ケース内に収
容してなるものが一般的であり、ドレンタンク内のフロ
ートが所定位置まで上昇すると、リミットスイッチを開
放させて除湿動作が停止されるようにしてある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上述した除湿機では、長時間連続使用されると、予期し
ないときに除湿運転が停止され、ドレンタンクを空にし
ないと再運転できないなど、使い勝手が悪い欠点があっ
た。
この考案は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
除湿運転が停止される前に、ドレンタンクの貯水状況を
把握できるようにすることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案では、蒸発器と、この蒸発器のドレン水を受け
るドレンパンと、このドレンパンからのドレン水を貯溜
するドレンタンクと、このドレンタンクの水量を検出す
る水量検知器と、湿度検知器と、水量検知器が所定水量
を検出したとき、湿度検知器の検出湿度に応じて残り運
転時間を演算する演算装置と、この演算装置の演算値に
基づいて時間表示を行なう表示器とを備えた構成であ
る。
(ホ)作用 ドレンタンクの水位が上昇し、貯水量が所定量以上にな
ると、演算装置は湿度検知器の検出湿度を入力し、湿度
−除湿能力特性にしたがってドレンタンクが満水になる
までの時間を演算する。そして、その演算値に基づいて
表示器に残り運転時間を表示させる。このため、ドレン
タンクが満水に近づくと、顧客はその貯水状況を把握で
き、あと、どの位の時間で除湿運転が停止するのかを明
確に判別可能である。
(ヘ)実施例 以下、この考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図及び第2図において、(1)は外装ケースであり、
外装ケース(1)には一側上部に吸込み口(2)、他側上部に
吹出し口(3)、一側下部にタンク取出し口(4)がそれぞれ
設けられている。外装ケース(1)の内部は仕切り板(5)に
て上下に仕切られ、仕切り板(5)の上には蒸発器(6)と、
凝縮器(7)と、送風機(8)とが設けられている。また、仕
切り板(5)の下には主タンク(9)と、補助タンク(10)と、
蒸発器(6)及び凝縮器(7)とともに冷媒回路を構成する圧
縮機(11)等とが設けられている。(12)は蒸発器(6)の下
に設けられ、仕切り板(5)に一体に組込まれたドレンパ
ンであり、ドレン流出口(13)を有している。
補助タンク(10)は主タンク(9)の上で、支点(14)を中心
に回動自在に枢支されている。そして、主タンク(9)が
外装ケース(1)内の所定位置に挿入された状態では補助
タンク(10)が主タンク(9)の支持体(15)によって第1図
に示すように傾き、主タンク(9)を外装ケース(1)の外に
取出した状態では、第2図に示すようにドレンパン(12)
のドレン流出口(13)からドレン水が補助タンク(10)に、
直接、流れ込むようにしてある。また、主タンク(9)内
にはフロート(16)が上下動自在に挿入され、フロート(1
6)の上方にはフロート(16)の上下動に伴って開閉される
2つのマイクロスイッチ(17)(18)が異なる高さ位置に設
けられている。
第3図は上述した除湿機の制御装置を示すものである。
第3図において、(18)(19)は電源端子、(20)は電源スイ
ッチ、(21)は常閉のリレースイッチ、(22)は圧縮機駆動
用モータ、(23)は送風機駆動用モータ、(24)は演算機能
を有するマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)であり、マイコン(24)にはマイクロスイッチ(17)(1
8)のオン、オフ信号と、吸入み口(2)近くに設けられた
湿度検知器(25)の湿度信号とが入力されている。また、
マイコン(24)の出力側にはリレースイッチ(21)が制御用
のリレー(26)と、表示器(27)とが設けられている。
マイコン(24)は主タンク(9)の水位がHA以上になり、
マイクロスイッチ(17)のオン信号が入力されると、湿度
検知器(25)の湿度信号と、除湿機の湿度−除湿能力特性
とから、主タンク(9)の水位がHAからHBに上昇する
のに要する時間(残り運転時間)を演算で求め、この時
間を表示器(27)にデジタル又はアナログで表示させる。
この残り時間表示は時間の経過に伴って値が小さくな
る。また、マイコン(24)は主タンク(9)の水位がHB以
上になり、マイクロスイッチ(18)のオン信号が入力され
ると、リレー(26)に通電させ、リレースイッチ(21)を開
放させる。この除湿機の強制停止は主タンク(9)の水を
捨て、かつ、電源スイッチ(20)を入れ直すことによって
解除される。
通常の除湿運転時は、第1図に示すように主タンク(9)
が外装ケース(1)内の所定位置に挿入され、リレースイ
ッチ(21)が閉じている。このため、電源スイッチ(20)の
投入により、両モータ(22)(23)が通電され、圧縮機(11)
及び送風機(8)が運転する。吸込み口(2)から外装ケース
(1)内に取入れられた室内空気は蒸発器(6)及び凝縮器
(7)を通過する際に湿気が奪われ、吹出し口(3)から室内
へ吹出される。また、蒸発器(6)のドレン水はドレンパ
ン(12)で受けられ、ドレンパン(12)のドレン流出口(13)
からのドレン水は補助タンク(10)の側壁に沿って流れ、
主タンク(9)内に滑らかに流入する。
主タンク(9)内の水位がHA以上になると、フロート(1
6)によってマイクロスイッチ(17)が閉じ、マイコン(24)
は上述したように表示器(27)に除湿機が運転可能な残り
運転時間を表示させる。顧客はこの時間表示をみなが
ら、適宜、主タンク(9)を取出し、排水を行うことがで
きる。
主タンク(9)の排水中は、第2図に示すようにドレンパ
ン(12)からのドレン水が補助タンク(10)に貯溜されるた
め、ドレン水を外装ケース(1)の底板等に垂れ流すこと
なく、除湿運転を継続して行うことができる。また、空
になった主タンク(9)を外装ケース(1)内に挿入すると、
補助タンク(10)の水が主タンク(9)に移されるため、補
助タンク(10)の排水作業は不要である。
万一、顧客が表示器(27)の表示に気付かず、主タンク
(9)の水位がHB以上になった場合でも、マイコン(24)
によってリレースイッチ(21)が開放され、除湿運転が停
止するので、水漏れの心配はない。
(ト)考案の効果 この考案は以上のように構成されているので、除湿運転
が停止される前にドレンタンクの貯水状況を把握でき、
しかも、あと、どの位の時間で除湿運転が停止するのか
を明確に識別することが可能で、ドレンタンクの排水を
適切に行うことができるものであり、使い勝手に優れて
いる。特に、上述した実施例のように、ドレンタンクを
主タンクと、主タンクが取出されたときにドレン水が導
入される補助タンクとで構成したものにこの考案を適用
すれば、除湿運転を中断させることなく、ドレンタンク
の排水を行うことができ、至極、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す除湿機の概略構成
図、第2図は同じく主タンクを取外した状態を示す概略
構成図、第3図は除湿機の制御装置の一例を示す回路構
成図である。 (6)……蒸発器、(9)……主タンク(ドレンタンク)、(1
0)……補助タンク(ドレンタンク)、(12)……ドレンパ
ン、(16)……フロート(水量検知器)、(24)……マイク
ロコンピュータ(演算装置)、(25)……湿度検知器、(2
7)……表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡田 雅文 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 森戸 克美 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発器と、この蒸発器のドレン水を受ける
    ドレンパンと、このドレンパンからのドレン水を貯溜す
    るドレンタンクと、このドレンタンクの水量を検出する
    水量検知器と、湿度検知器と、水量検知器が所定水量を
    検出したとき、湿度検知器の検出湿度に応じて残り運転
    時間を演算する演算装置と、この演算装置の演算値に基
    づいて時間表示を行う表示器とを備えたことを特徴とす
    る除湿機。
JP1988149850U 1988-11-16 1988-11-16 除湿機 Expired - Lifetime JPH0615237Y2 (ja)

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JP1988149850U JPH0615237Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 除湿機

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JP1988149850U JPH0615237Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 除湿機

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JPH0270128U JPH0270128U (ja) 1990-05-28
JPH0615237Y2 true JPH0615237Y2 (ja) 1994-04-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109539502A (zh) * 2018-11-26 2019-03-29 珠海格力电器股份有限公司 一种湿度控制器的控制方法、装置和湿度控制器

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KR102199375B1 (ko) * 2014-09-04 2021-01-06 엘지전자 주식회사 제습기

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JPH0270128U (ja) 1990-05-28

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