JPH06152188A - プリント基板収納装置 - Google Patents
プリント基板収納装置Info
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- JPH06152188A JPH06152188A JP31923892A JP31923892A JPH06152188A JP H06152188 A JPH06152188 A JP H06152188A JP 31923892 A JP31923892 A JP 31923892A JP 31923892 A JP31923892 A JP 31923892A JP H06152188 A JPH06152188 A JP H06152188A
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- circuit board
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プリント基板の別容器への移し替え作業等は不
要であり、しかも押上げ装置から取り出した収納装置を
そのまま次工程に一挙に供給することができるようにし
たプリント基板収納装置を提供することにある。 【構成】整列積上げ収納装置5の押上げ装置6上にセッ
トされ、該押上げ装置により順次押し上げられるプリン
ト基板1を下段側から収納すると共に下面開口部に設け
たストッパー機構でプリント基板の脱落を防止するよう
に構成したプリント基板収納装置10であって、対向す
る側壁板11の上下部を摺動連結部材12で連結して、
側壁板間の幅をプリント基板の幅に対応するよう任意に
調節し得るように構成し、前記ストッパー機構は、スト
ッパー片14が自重で常時側壁板11の内側方向に突出
するように該ストッパー片の回転支点17を偏寄させて
それぞれの側壁板に枢支したものである。
要であり、しかも押上げ装置から取り出した収納装置を
そのまま次工程に一挙に供給することができるようにし
たプリント基板収納装置を提供することにある。 【構成】整列積上げ収納装置5の押上げ装置6上にセッ
トされ、該押上げ装置により順次押し上げられるプリン
ト基板1を下段側から収納すると共に下面開口部に設け
たストッパー機構でプリント基板の脱落を防止するよう
に構成したプリント基板収納装置10であって、対向す
る側壁板11の上下部を摺動連結部材12で連結して、
側壁板間の幅をプリント基板の幅に対応するよう任意に
調節し得るように構成し、前記ストッパー機構は、スト
ッパー片14が自重で常時側壁板11の内側方向に突出
するように該ストッパー片の回転支点17を偏寄させて
それぞれの側壁板に枢支したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品をプリント基
板へ実装する電子部品自動挿入機用のプリント基板収納
装置に係り、特に整列積上げ収納装置にセットしてプリ
ント基板を収納する補助ストッカーとして最適なプリン
ト基板収納装置に関するものである。
板へ実装する電子部品自動挿入機用のプリント基板収納
装置に係り、特に整列積上げ収納装置にセットしてプリ
ント基板を収納する補助ストッカーとして最適なプリン
ト基板収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリント基板供給収納工程の例を
図6の概略図に基づいて説明すると、収納容器等に積み
上げられて所定位置に搬送供給されたプリント基板1は
吸着引き上げ装置2により1枚づつ引き上げられ、搬送
コンベア3で第1次工程の電子部品挿入機4に送致され
て電子部品が挿入される。電子部品が挿入されたプリン
ト基板1は搬送コンベア3で整列積上げ収納装置5に供
給される。この整列積上げ収納装置5は押上げ装置6の
上部にストッカー部7が配置されており、ストッカー部
7の下面開放面に送致されたプリント基板1を押上げ装
置6で押し上げて順次収納する形式である。なお、図で
は、説明の便宜上、整列積上げ収納装置5は正面側が描
かれていてその側面側から搬送コンベア3でプリント基
板1が供給されるように表示されているが、実際にはプ
リント基板1は搬送コンベア3で図の整列積上げ収納装
置5の背面側に供給され、送致されたプリント基板1は
ストッカー部7の正面側に配置した保持バー8の下端部
に突き当たって規制されると共に該保持バー8は順次積
み上げられるプリント基板1の進行方向側(正面側)の
端縁を規制保持するようになっている。ストッカー7部
から2次工程や他の機械へのプリント基板1の供給は、
少量ずつ手作業で行うか、別容器に一時保管したのち、
同様に手作業で供給する方式である。
図6の概略図に基づいて説明すると、収納容器等に積み
上げられて所定位置に搬送供給されたプリント基板1は
吸着引き上げ装置2により1枚づつ引き上げられ、搬送
コンベア3で第1次工程の電子部品挿入機4に送致され
て電子部品が挿入される。電子部品が挿入されたプリン
ト基板1は搬送コンベア3で整列積上げ収納装置5に供
給される。この整列積上げ収納装置5は押上げ装置6の
上部にストッカー部7が配置されており、ストッカー部
7の下面開放面に送致されたプリント基板1を押上げ装
置6で押し上げて順次収納する形式である。なお、図で
は、説明の便宜上、整列積上げ収納装置5は正面側が描
かれていてその側面側から搬送コンベア3でプリント基
板1が供給されるように表示されているが、実際にはプ
リント基板1は搬送コンベア3で図の整列積上げ収納装
置5の背面側に供給され、送致されたプリント基板1は
ストッカー部7の正面側に配置した保持バー8の下端部
に突き当たって規制されると共に該保持バー8は順次積
み上げられるプリント基板1の進行方向側(正面側)の
端縁を規制保持するようになっている。ストッカー7部
から2次工程や他の機械へのプリント基板1の供給は、
少量ずつ手作業で行うか、別容器に一時保管したのち、
同様に手作業で供給する方式である。
【0003】従来の前記ストッカー部7は左右のガイド
板7a、7aを備えており、該ガイド板7a、7aの下
部にはバネ等からなるストッパーが対設されていて、プ
リント基板1を押し上げることによりバネの撓み等によ
り強制的にストッパーを通過させ、ストッパーを通過す
ると復元してプリント基板の落下が防止されるようにな
っている。
板7a、7aを備えており、該ガイド板7a、7aの下
部にはバネ等からなるストッパーが対設されていて、プ
リント基板1を押し上げることによりバネの撓み等によ
り強制的にストッパーを通過させ、ストッパーを通過す
ると復元してプリント基板の落下が防止されるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の整列積上げ収納
装置にあっては、プリント基板を手作業で何回も分割供
給したり、一時別容器に移し、再度取り出す等、作業性
において重大な欠点があり、また、このような作業中に
プリント基板に挿入された電子部品の表裏が何回となく
こすれ合うことから、引出し線の曲げ状態が変化し、電
子部品浮きや傾きが生じ、甚だしい場合には電子部品が
脱落する等の不具合があった。勿論、前記整列積上げ収
納装置5に代えて、従来から知られている溝構造を有す
る基板収納用マガジンラックに棚板状に収納すれば問題
は解決するが、このマガジンラックにプリント基板を収
納するための収納装置やマガジンラック自体が高価であ
り、設置保管面積も必要とすることから、整列積上げ収
納形式も有効な装置として現存しているのが現状であ
る。また、従来の整列積上げ収納装置5にあってはスト
ッパーがバネ等からなっていて、プリント基板1を強制
的に通過させることによりその撓みで復元させる形式で
あるため、バネがプリント基板上をこする結果となり、
プリント基板を損傷する、等の欠点があった。
装置にあっては、プリント基板を手作業で何回も分割供
給したり、一時別容器に移し、再度取り出す等、作業性
において重大な欠点があり、また、このような作業中に
プリント基板に挿入された電子部品の表裏が何回となく
こすれ合うことから、引出し線の曲げ状態が変化し、電
子部品浮きや傾きが生じ、甚だしい場合には電子部品が
脱落する等の不具合があった。勿論、前記整列積上げ収
納装置5に代えて、従来から知られている溝構造を有す
る基板収納用マガジンラックに棚板状に収納すれば問題
は解決するが、このマガジンラックにプリント基板を収
納するための収納装置やマガジンラック自体が高価であ
り、設置保管面積も必要とすることから、整列積上げ収
納形式も有効な装置として現存しているのが現状であ
る。また、従来の整列積上げ収納装置5にあってはスト
ッパーがバネ等からなっていて、プリント基板1を強制
的に通過させることによりその撓みで復元させる形式で
あるため、バネがプリント基板上をこする結果となり、
プリント基板を損傷する、等の欠点があった。
【0005】本発明の目的は、別容器への移し替え作業
等は不要であり、しかも押上げ装置から取り出した収納
装置をそのまま次工程に一挙に供給することができ、プ
リント基板の収納に際してプリント基板を損傷したりす
るおそれのないプリント基板収納装置を提供することに
ある。
等は不要であり、しかも押上げ装置から取り出した収納
装置をそのまま次工程に一挙に供給することができ、プ
リント基板の収納に際してプリント基板を損傷したりす
るおそれのないプリント基板収納装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリント基
板収納装置は、整列積上げ収納装置の押上げ装置上にセ
ットされ、該押上げ装置により順次押し上げられるプリ
ント基板を下段側から収納すると共に下面開口部に設け
たストッパー機構でプリント基板の脱落を防止するよう
に構成したプリント基板収納装置であって、対向する側
壁板の上下部を摺動連結部材で連結して、側壁板間の幅
を幅の異なるプリント基板に対応できるように任意に調
節し得るように構成し、前記ストッパー機構は、ストッ
パー片が自重で常時側壁板の内側方向に突出するように
該ストッパー片の回転支点を偏寄させてそれぞれの側壁
板に枢支したものである。摺動連結部材としては径の異
なるパイプ同士を摺動自在に挿入して構成することがで
き、任意の摺動位置でビス止めするようにする。前記側
壁板は、2層構造とすることにより、下端縁外側面と上
端縁内側面にそれぞれ段部が形成されるように段付き構
造とし、また、正面側に位置する上下の摺動連結部材間
にはプリント基板抜け出し防止用の保持部材を差し渡す
と共にこれに対向するように背面側には前後方向にスラ
イド可能な可動保持部材を配置して、幅の異なるプリン
ト基板に対応し得るようにすると共にプリント基板収納
装置の搬送時における内部のプリント基板の前後方向の
ガタツキを防止する。
板収納装置は、整列積上げ収納装置の押上げ装置上にセ
ットされ、該押上げ装置により順次押し上げられるプリ
ント基板を下段側から収納すると共に下面開口部に設け
たストッパー機構でプリント基板の脱落を防止するよう
に構成したプリント基板収納装置であって、対向する側
壁板の上下部を摺動連結部材で連結して、側壁板間の幅
を幅の異なるプリント基板に対応できるように任意に調
節し得るように構成し、前記ストッパー機構は、ストッ
パー片が自重で常時側壁板の内側方向に突出するように
該ストッパー片の回転支点を偏寄させてそれぞれの側壁
板に枢支したものである。摺動連結部材としては径の異
なるパイプ同士を摺動自在に挿入して構成することがで
き、任意の摺動位置でビス止めするようにする。前記側
壁板は、2層構造とすることにより、下端縁外側面と上
端縁内側面にそれぞれ段部が形成されるように段付き構
造とし、また、正面側に位置する上下の摺動連結部材間
にはプリント基板抜け出し防止用の保持部材を差し渡す
と共にこれに対向するように背面側には前後方向にスラ
イド可能な可動保持部材を配置して、幅の異なるプリン
ト基板に対応し得るようにすると共にプリント基板収納
装置の搬送時における内部のプリント基板の前後方向の
ガタツキを防止する。
【0007】
【作用】プリント基板挿入装置を整列積上げ収納装置の
押上げ装置上にセットすると、押上げ装置の上端縁が側
壁板の下端縁外側面に設けた段部に嵌合し、確実にセッ
トされる。プリント基板がプリント基板挿入装置の下面
開口部の所定位置に送致されると押上げ装置が作動し、
プリント基板を押し上げる。プリント基板はストッパー
片に接触して該ストッパー片を回転させ、プリント基板
はストッパー片を通過したのち更に上方に押し上げられ
るが、プリント基板がストッパー片を通過すると該スト
ッパー片はその自重で倒れて復元する。この状態では押
上げ装置の押上げ部が降下してもプリント基板はストッ
パー片に係合し、落下することはない。このような動作
を繰り返して多数枚のプリント基板が収納され、また、
収納されたプリント基板は保持部材で保持されるから、
前後方向に抜け出すことはない。このようにして所定枚
数のプリント基板が収納されたプリント基板収納装置は
整列積上げ収納装置から取り出され、一時保管されたり
プリント基板収納装置ごと搬送される。また、他の工程
におけるマガジンラック等にそのまま挿入することがで
きる。側壁板の上端縁内側面には段部が形成されていて
他のプリント基板収納装置の下端部が嵌合できるから、
一時保管に際しては順次積み重ねて保管することがで
き、搬送時においては保持部材と可動保持部材とにより
内部のプリント基板のガタツキが防止される。
押上げ装置上にセットすると、押上げ装置の上端縁が側
壁板の下端縁外側面に設けた段部に嵌合し、確実にセッ
トされる。プリント基板がプリント基板挿入装置の下面
開口部の所定位置に送致されると押上げ装置が作動し、
プリント基板を押し上げる。プリント基板はストッパー
片に接触して該ストッパー片を回転させ、プリント基板
はストッパー片を通過したのち更に上方に押し上げられ
るが、プリント基板がストッパー片を通過すると該スト
ッパー片はその自重で倒れて復元する。この状態では押
上げ装置の押上げ部が降下してもプリント基板はストッ
パー片に係合し、落下することはない。このような動作
を繰り返して多数枚のプリント基板が収納され、また、
収納されたプリント基板は保持部材で保持されるから、
前後方向に抜け出すことはない。このようにして所定枚
数のプリント基板が収納されたプリント基板収納装置は
整列積上げ収納装置から取り出され、一時保管されたり
プリント基板収納装置ごと搬送される。また、他の工程
におけるマガジンラック等にそのまま挿入することがで
きる。側壁板の上端縁内側面には段部が形成されていて
他のプリント基板収納装置の下端部が嵌合できるから、
一時保管に際しては順次積み重ねて保管することがで
き、搬送時においては保持部材と可動保持部材とにより
内部のプリント基板のガタツキが防止される。
【0008】
【実施例】本発明のプリント基板収納装置の一実施例を
図1に基づいて説明する。本発明のプリント基板収納装
置10は、従来の整列積上げ収納装置5の押上げ装置6
上にセットされ、該押上げ装置6により順次押し上げら
れるプリント基板1を下段側から収納すると共に下面開
口部に設けたストッパー機構でプリント基板1の脱落を
防止するように構成したものであり、対向する側壁板1
1の上下部が摺動連結部材12で連結されていて、側壁
板11、11間の幅をプリント基板の幅に対応して任意
に調節し得るように構成され、前記ストッパー機構は、
ストッパー片14が自重で常時側壁板11、11の内側
方向に突出するように該ストッパー片14の回転支点1
7を偏寄させてそれぞれの側壁板11、11に枢支した
ものである。
図1に基づいて説明する。本発明のプリント基板収納装
置10は、従来の整列積上げ収納装置5の押上げ装置6
上にセットされ、該押上げ装置6により順次押し上げら
れるプリント基板1を下段側から収納すると共に下面開
口部に設けたストッパー機構でプリント基板1の脱落を
防止するように構成したものであり、対向する側壁板1
1の上下部が摺動連結部材12で連結されていて、側壁
板11、11間の幅をプリント基板の幅に対応して任意
に調節し得るように構成され、前記ストッパー機構は、
ストッパー片14が自重で常時側壁板11、11の内側
方向に突出するように該ストッパー片14の回転支点1
7を偏寄させてそれぞれの側壁板11、11に枢支した
ものである。
【0009】このプリント基板収納装置10の具体的な
構成は、側壁板11、11を内側板11aと内側板11
bとで2層構造にすると共に両者をずらして重合させる
ことにより下端縁外側面11cと上端縁内側面11dに
それぞれ段部が形成された段付き構造をなしており、両
側壁板11、11は各角部近傍を4本の摺動連結部材1
2で連結される。連結部材12は径の異なるパイプ12
a、12b同士を摺動自在に挿入すると共に所定の摺動
位置でビス12cによりビス止め固定されるようになっ
ている。このように下端縁外側面11cに段部が形成さ
れているから、押上げ装置5上にセットすると該押上げ
装置5の上端縁が嵌合し、確実にセットされる。また、
上端縁内側面11dにも段部が形成されているから、プ
リント基板収納装置10を積み重ねる場合には上位のプ
リント基板収納装置における側壁板11の下端縁がこれ
に嵌合し、確実に積み重ねることができる。なお、両側
壁板11、11間にプリント基板1が安定的に収納でき
て、しかもその外径が前記ガイド板7a、7a間に嵌合
し得るものであれば、前記段部は板金加工による段曲げ
や部分締り加工によって形成してもよい。
構成は、側壁板11、11を内側板11aと内側板11
bとで2層構造にすると共に両者をずらして重合させる
ことにより下端縁外側面11cと上端縁内側面11dに
それぞれ段部が形成された段付き構造をなしており、両
側壁板11、11は各角部近傍を4本の摺動連結部材1
2で連結される。連結部材12は径の異なるパイプ12
a、12b同士を摺動自在に挿入すると共に所定の摺動
位置でビス12cによりビス止め固定されるようになっ
ている。このように下端縁外側面11cに段部が形成さ
れているから、押上げ装置5上にセットすると該押上げ
装置5の上端縁が嵌合し、確実にセットされる。また、
上端縁内側面11dにも段部が形成されているから、プ
リント基板収納装置10を積み重ねる場合には上位のプ
リント基板収納装置における側壁板11の下端縁がこれ
に嵌合し、確実に積み重ねることができる。なお、両側
壁板11、11間にプリント基板1が安定的に収納でき
て、しかもその外径が前記ガイド板7a、7a間に嵌合
し得るものであれば、前記段部は板金加工による段曲げ
や部分締り加工によって形成してもよい。
【0010】この正面側に位置する上下の摺動連結部材
12、実施例ではパイプ12a、12a間にプリント基
板抜け出し防止用の棒状の保持部材13が差し渡されて
固定されており、搬送コンベア3で矢示F方向(背面方
向)から搬送されたプリント基板7はその先端縁が保持
部材13の下端部に突き当たって所定位置でストップす
る。また、この保持部材13に対向するように背面側に
は前後方向にスライド調節可能な可動保持部材18が配
置されている。この可動保持部材18は略「L」字形を
なしている保持バー18aを取付ベース18bから突出
させ、該取付ベース18bにはスライド調節用の長孔が
形成されていて該長孔を介して固定ネジ19で一方の側
壁板11、実施例では左側壁板に固定されている。従っ
て、プリント基板7の幅が異なる場合であっても可動保
持部材18をスライド調節することにより保持部材13
との間の幅を任意に設定することができ、また、プリン
ト基板収納装置全体を搬送する場合等においては内部に
収納されたプリント基板7のガタツキを防止することが
できる。なお、図中、20は目盛りである。
12、実施例ではパイプ12a、12a間にプリント基
板抜け出し防止用の棒状の保持部材13が差し渡されて
固定されており、搬送コンベア3で矢示F方向(背面方
向)から搬送されたプリント基板7はその先端縁が保持
部材13の下端部に突き当たって所定位置でストップす
る。また、この保持部材13に対向するように背面側に
は前後方向にスライド調節可能な可動保持部材18が配
置されている。この可動保持部材18は略「L」字形を
なしている保持バー18aを取付ベース18bから突出
させ、該取付ベース18bにはスライド調節用の長孔が
形成されていて該長孔を介して固定ネジ19で一方の側
壁板11、実施例では左側壁板に固定されている。従っ
て、プリント基板7の幅が異なる場合であっても可動保
持部材18をスライド調節することにより保持部材13
との間の幅を任意に設定することができ、また、プリン
ト基板収納装置全体を搬送する場合等においては内部に
収納されたプリント基板7のガタツキを防止することが
できる。なお、図中、20は目盛りである。
【0011】ストッパー機構は、上面が平坦で先端部下
面にテーパーを設けた断面略水滴状のストッパー片14
を回転支点17が偏寄するように軸受け部材15に枢支
し、この軸受け部材15を前記下端縁外側面11cに固
定ネジ15aで取り付け、該ストッパー片14の先端部
を前記下端縁外側面11cに形成した窓孔から突出さて
構成されている。従って、図5に示すように、ストッパ
ー片14は上面が水平状態になるようにその自重で常時
側壁板11の内面側に突出しており、プリント基板1が
このストッパー片14を押し上げると上方向に回転して
窓孔内に退避し、プリント基板1が通過できるようにな
っている。また、プリント基板1が通過するとその自重
で下方向に回転して元位置に復帰し、図2に示すよう
に、押上げ装置6の押上げ部材6aが降下してもプリン
ト基板1が落下することはない。ストッパー機構をこの
ような構成にすることにより、従来のバネストッパー等
と異なり、構造が簡単になると共に確実な動作を確保す
ることができ、しかもプリント基板面を損傷したりする
ことはない。なお、プリント基板1の荷重はストッパー
片14を介して窓孔の下辺Gで受けていてプリント基板
の位置決めにもなっており、一方、ストッパー片14が
自重で元位置に復帰できる回転域は軸受け部材15の上
縁部Hで設定されているから、保管や移動中の外力でス
トッパー片14が持ち上げられたりプリント基板収納装
置10全体をを反転させた場合等でも回転域が規制さ
れ、不必要に窓孔内に没入することはない。
面にテーパーを設けた断面略水滴状のストッパー片14
を回転支点17が偏寄するように軸受け部材15に枢支
し、この軸受け部材15を前記下端縁外側面11cに固
定ネジ15aで取り付け、該ストッパー片14の先端部
を前記下端縁外側面11cに形成した窓孔から突出さて
構成されている。従って、図5に示すように、ストッパ
ー片14は上面が水平状態になるようにその自重で常時
側壁板11の内面側に突出しており、プリント基板1が
このストッパー片14を押し上げると上方向に回転して
窓孔内に退避し、プリント基板1が通過できるようにな
っている。また、プリント基板1が通過するとその自重
で下方向に回転して元位置に復帰し、図2に示すよう
に、押上げ装置6の押上げ部材6aが降下してもプリン
ト基板1が落下することはない。ストッパー機構をこの
ような構成にすることにより、従来のバネストッパー等
と異なり、構造が簡単になると共に確実な動作を確保す
ることができ、しかもプリント基板面を損傷したりする
ことはない。なお、プリント基板1の荷重はストッパー
片14を介して窓孔の下辺Gで受けていてプリント基板
の位置決めにもなっており、一方、ストッパー片14が
自重で元位置に復帰できる回転域は軸受け部材15の上
縁部Hで設定されているから、保管や移動中の外力でス
トッパー片14が持ち上げられたりプリント基板収納装
置10全体をを反転させた場合等でも回転域が規制さ
れ、不必要に窓孔内に没入することはない。
【0012】このプリント基板収納装置10を従来の整
列積上げ収納装置5にセットするに際しては、図2に示
すように、整列積上げ収納装置5を改造してストッカー
部7のガイド板7a、7a間の幅を広げると共に従来の
バネ等からなるストッパーを取り外し、天板がある場合
にはこれを取り外すと共に図2では仮想線で示している
前述の保持バー8を取り外して、両ガイド板7a、7a
間にセットできるようにする。図2はこのようにして整
列積上げ収納装置5にセットされた状態を示している。
このように整列積上げ収納装置5を少し改良するだけで
従来の上げ収納装置5をそのまま使用することができ
る。また、このプリント基板収納装置10は内部にプリ
ント基板を収納した状態で、例えば、次工程の吸着引上
げ装置に移送してプリント基板供給容器として使用で
き、この場合には前記ガイド板7a、7aと同様に吸着
引上げ装置に設けられているガイド板を前記同様に幅を
広げるように改良するだけで従来の吸着引上げ装置をそ
のまま使用することができる。
列積上げ収納装置5にセットするに際しては、図2に示
すように、整列積上げ収納装置5を改造してストッカー
部7のガイド板7a、7a間の幅を広げると共に従来の
バネ等からなるストッパーを取り外し、天板がある場合
にはこれを取り外すと共に図2では仮想線で示している
前述の保持バー8を取り外して、両ガイド板7a、7a
間にセットできるようにする。図2はこのようにして整
列積上げ収納装置5にセットされた状態を示している。
このように整列積上げ収納装置5を少し改良するだけで
従来の上げ収納装置5をそのまま使用することができ
る。また、このプリント基板収納装置10は内部にプリ
ント基板を収納した状態で、例えば、次工程の吸着引上
げ装置に移送してプリント基板供給容器として使用で
き、この場合には前記ガイド板7a、7aと同様に吸着
引上げ装置に設けられているガイド板を前記同様に幅を
広げるように改良するだけで従来の吸着引上げ装置をそ
のまま使用することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明のプリント基板収納装置によれ
ば、整列積上げ収納装置にセットすることができると共
にセットするに際しては、プリント基板の幅に対応して
側壁板間の幅を任意に調節することができ、しかも、ス
トッパー機構はプリント基板を容易に通過させることが
できると共に通過後のプリント基板を確実に保持するこ
とができる。プリント基板が所定枚数収納されると前記
整列積上げ収納装置から取り出してプリント基板を一括
して搬送供給することができ、従来のように手作業で複
数枚づつ取り出したりする作業は不要である。しかも搬
送時においては内部に収納されたプリトン基板が揺動し
たりすることはなく、確実に保持せしめることができ
る。また、プリント基板を1時保管する場合であっても
一括して保管でき、しかもプリント基板収納装置を段積
みして保管できるから、大量のプリント基板を一括処理
することができ、従来のように手作業で別容器に移し替
えたりする作業は不要となる。このように作業能率を著
しく向上させることができると共に手作業によりプリン
ト基板を一枚づつ移し替える際に発生していた電子部品
の損傷等の事故をなくすことができ、品質を向上させる
ことができる。
ば、整列積上げ収納装置にセットすることができると共
にセットするに際しては、プリント基板の幅に対応して
側壁板間の幅を任意に調節することができ、しかも、ス
トッパー機構はプリント基板を容易に通過させることが
できると共に通過後のプリント基板を確実に保持するこ
とができる。プリント基板が所定枚数収納されると前記
整列積上げ収納装置から取り出してプリント基板を一括
して搬送供給することができ、従来のように手作業で複
数枚づつ取り出したりする作業は不要である。しかも搬
送時においては内部に収納されたプリトン基板が揺動し
たりすることはなく、確実に保持せしめることができ
る。また、プリント基板を1時保管する場合であっても
一括して保管でき、しかもプリント基板収納装置を段積
みして保管できるから、大量のプリント基板を一括処理
することができ、従来のように手作業で別容器に移し替
えたりする作業は不要となる。このように作業能率を著
しく向上させることができると共に手作業によりプリン
ト基板を一枚づつ移し替える際に発生していた電子部品
の損傷等の事故をなくすことができ、品質を向上させる
ことができる。
【図1】本発明に係るプリント基板収納装置を示す斜視
図。
図。
【図2】プリント基板収納装置を整列積上げ収納装置に
セットした状態を示す正面図。
セットした状態を示す正面図。
【図3】ストッパー機構の背面図。
【図4】ストッパー機構の側面図。
【図5】図4におけるA部の拡大図。
【図6】従来のプリント基板供給工程及び整列積上げ収
納装置を示す概略図。
納装置を示す概略図。
1 プリント基板 5 整列積上げ収納装置 6 押上げ装置 7 ストッカー部 7a ガイド板 11 側壁板 12 摺動連結部材 13 保持部材 14 ストッパー片 15 軸受け部材 18 可動保持部材
Claims (6)
- 【請求項1】 整列積上げ収納装置(5)の押上げ装置
(6)上にセットされ、該押上げ装置により順次押し上
げられるプリント基板(1)を下段側から収納すると共
に下面開口部に設けたストッパー機構でプリント基板の
脱落を防止するように構成したプリント基板収納装置
(10)であって、対向する側壁板(11)の上下部が
摺動連結部材(12)で連結されていて、側壁板間の幅
をプリント基板の幅に対応するよう任意に調節し得るよ
うに構成され、前記ストッパー機構は、ストッパー片
(14)が自重で常時側壁板(11)の内側方向に突出
するように該ストッパー片の回転支点(17)を偏寄さ
せてそれぞれの側壁板に枢支されていることを特徴とす
るプリント基板収納装置。 - 【請求項2】 側壁板(11)が下端縁外側面(11
c)と上端縁内側面(11d)にそれぞれ段部が形成さ
れるように段付き構造をなしていることを特徴とする請
求項1記載のプリント基板収納装置。 - 【請求項3】 摺動連結部材(12)が径の異なるパイ
プ(12a、12b)を摺動自在に挿入して構成され、
任意の摺動位置でビス止め(12c)されるようになっ
ていることを特徴とする請求項1記載のプリント基板収
納装置。 - 【請求項4】 正面側に位置する上下の摺動連結部材
(12)間にはプリント基板抜け出し防止用の保持部材
(13)が差し渡されていることを特徴とする請求項1
記載のプリント基板収納装置。 - 【請求項5】 側壁板(11)を段付き構造とするため
に、側壁板が2層構造をなしていることを特徴とする請
求項2記載のプリント基板収納装置。 - 【請求項6】 保持部材(13)に対向するように背面
側には前後方向にスライドできて前記保持部材との間の
幅を調節し得るようにした可動保持部材(18)が配置
されていることを特徴とする請求項4記載のプリント基
板収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31923892A JPH06152188A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | プリント基板収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31923892A JPH06152188A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | プリント基板収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152188A true JPH06152188A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18107958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31923892A Pending JPH06152188A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | プリント基板収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152188A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012101879A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Kojima Press Industry Co Ltd | 基板収容装置 |
CN105101729A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-11-25 | 王启先 | 一种带有散热片的智能电子装置安装柜 |
CN105101728A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-11-25 | 王启先 | 一种低噪音的智能电子装置安装柜 |
CN107031959A (zh) * | 2017-06-06 | 2017-08-11 | 马鞍山纽泽科技服务有限公司 | 新型线路板防静电架 |
CN107393852A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-11-24 | 吉林省长光瑞思激光技术有限公司 | 一种芯片清洗容器 |
CN109367977A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-02-22 | 广德宝达精密电路有限公司 | 一种印刷线路板用固定插板 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP31923892A patent/JPH06152188A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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