JPH0615197A - 電気集じん機の洗浄装置 - Google Patents

電気集じん機の洗浄装置

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JPH0615197A
JPH0615197A JP19623892A JP19623892A JPH0615197A JP H0615197 A JPH0615197 A JP H0615197A JP 19623892 A JP19623892 A JP 19623892A JP 19623892 A JP19623892 A JP 19623892A JP H0615197 A JPH0615197 A JP H0615197A
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JP
Japan
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cleaning liquid
body frame
main body
cleaning
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP19623892A
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English (en)
Inventor
Shinji Hamada
慎二 浜田
Koji Yasumoto
浩二 安本
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0615197A publication Critical patent/JPH0615197A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気集じん機の機内を隅々まで洗浄する。 【構成】電気集じん機1の本体フレーム2の前後の通風
口2a及び2bを水密に閉塞するシャッタ4を設け、密
閉した本体フレーム2内に洗浄液を満たして、超音波振
動子5により洗浄液に超音波振動を加える。これにより
機内が隅々まで洗浄され、ノズルから洗浄水を吹き付け
る場合のような洗浄むらが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車道トンネル用
の電気集じん機を洗浄液を用いて洗浄するための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】距離の長い自動車道トンネルでは排気ガ
スや道路粉じんなどによる空気の汚れが大きいため、通
常、電気集じん機を設置して空気中の煤じんを除去し、
トンネル内の視程の改善を図っている。一方、電気集じ
ん機は捕集した煤じんが次第に機内に堆積して捕集能力
が低下するため例えば1〜3日に1回は堆積した煤じん
を取り除く必要があり、従来は洗浄水をノズルから吹き
付けて堆積煤じんを払い落としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、洗浄水を吹
き付ける従来方法は機内の隅々まで有効な水圧を維持し
たまま洗浄水を行き渡らせることが困難であり、煤じん
の除去にどうしてもむらが生じる。そのため、従来は例
えば1〜2ヶ月に1回は手作業により細部の清掃を行っ
ていた。また、洗浄水の吹き付けにはノズルを数多く配
置しなければならないため配管が複雑となり、電気集じ
ん機が大形、高価格となるとともに、保守作業が大変で
あった。そこで、この発明は、洗浄液が機内の隅々まで
行き渡り大きな洗浄効果が得られるとともに、構成が簡
単でコストも安い電気集じん機の洗浄装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、集じんユニットを収納した本体フレー
ムの通風口を水密に閉塞する開閉自在な閉塞手段と、こ
の閉塞手段により閉塞された前記本体フレーム内に洗浄
液を満たす洗浄液供給手段と、前記本体フレーム内の前
記洗浄液を振動ないしは流動させる洗浄液駆動手段と、
前記本体フレーム内の前記洗浄液を排出する洗浄液排出
手段とを設けるものとする。洗浄液の駆動には、本体フ
レームの内部に超音波振動子や回転翼を設置するのがよ
い。なお、通風口を閉塞した本体フレームは必ずしも完
全密閉である必要はなく、洗浄液が多少漏れてもそれに
応じて補給を続ければよい。また、漏れ出た洗浄液は樋
などで受けて回収し再利用することができる。
【0005】
【作用】本体フレームを水密に閉塞して洗浄液を満た
し、この洗浄液に振動ないしは流動を与えて電気集じん
機内に付着した煤じんを洗い落とす。これにより、洗浄
液が機内の隅々まで行き渡り洗浄むらが生じない。その
際、洗浄液は乳化剤などの洗浄補助剤を添加したり、ヒ
ータなどで加熱して温水化したりして洗浄力を強化する
ことができる。また、配管構成も洗浄液の供給と排出だ
けで済むので簡単となる。更に、水洗浄の場合は垂れ流
しのため多量の洗浄水を消費し、その後の汚水処理も厄
介であるが、この場合は定量の洗浄液を洗浄能力が低下
するまで繰り返し使用できるので、その回収処理も容易
である。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図5に基づいてこの発明の実施
例を説明する。図1〜図3は第1の実施例を示すもの
で、図1は電気集じん機の正面図、図2はそのII−II線
に沿う縦断面図、図3は図2の III−III 線に沿う横断
面図である。これらの図において、電気集じん機1は前
後に通風口2a及び2bが開口したダクト状の本体フレ
ーム2内に、2基の集じんユニット3が左右に並んで収
納された構造で、図示の場合、2台の電気集じん機1が
上下に積み重ねられている。通風口2aから図示しない
送風機により電気集じん機1内に導かれた自動車道トン
ネル内の汚染空気は、集じんユニット3を通過して通風
口2bから排出される。その間、汚染空気中の煤じんは
集じんユニット3の帯電部3aで電荷を与えられ、次い
で集じん部3bで静電力により捕集される。
【0007】ここで、各電気集じん機1の本体フレーム
2は繰出し式のシャッタ4を前後に備えており、通風口
2a,2bは図示の通り繰り出される可撓式の遮蔽板に
より水密に閉塞されるようになっている。また、本体フ
レーム2の内部には超音波振動子5が設置されている。
そして、シャッタ4で通風口2a,2bが閉塞された本
体フレーム2内に図示しない洗浄液タンクから洗浄液を
供給し、またこの洗浄液を洗浄液タンクに戻すために図
1に示す通りに配管されている。
【0008】このような構成の下で、電気集じん機1を
洗浄する際にはシャッタ4を図示の通り繰り出して通風
口2a,2bを閉塞し、先ず上段の電気集じん機1に洗
浄液を満たす。すなわち、電磁弁6を開き電磁弁7及び
8を閉じて洗浄液ポンプ9を起動し、洗浄液を上部供給
管10を介して上段の本体フレーム2内に注入する。そ
して、洗浄液が満杯になったことをレベルスイッチ11
(図2)で検知したら超音波振動子5を起動し、洗浄液
に超音波振動を加える。これにより、よく知られた原理
で洗浄液に浸かった集じん電極や碍子の超音波洗浄が行
われ、これらに堆積した煤じんが除去される。その間、
通風口2a,2bから漏出した洗浄液は上段の樋12で
受け止め、回収管13を介して洗浄液タンクに返送する
一方、レベルスイッチ11からの液面低下信号により洗
浄液ポンプ9を起動して洗浄液を補充する。
【0009】適宜の時間を待って上段の電気集じん機1
の洗浄が完了したら電磁弁8を開き、排出管14を介し
て洗浄液を下段の電気集じん機1に移す。洗浄液が漏出
により不足していれば、電磁弁7を開いて洗浄液ポンプ
9を起動し、下部供給管15を介して洗浄液を補充す
る。そして、下段のレベルスイッチ11が満杯を検出し
たら、下段の超音波振動子5を起動して同様に洗浄を行
う。その間、漏出した洗浄液の回収は下段の樋12と回
収管13とで同様に行い、また不足した洗浄液は洗浄液
ポンプ9を起動して補充する。下段の電気集じん機1の
洗浄が完了したら電磁弁16を開き、排出管17、下段
の樋12及び回収管13を介して洗浄液を洗浄液タンク
に返送する。以下、図示しない別の電気集じん機の洗浄
を同様に行い、洗浄液タンクの洗浄液は能力一杯まで繰
り返し使用する。
【0010】図4はこの発明の第2の実施例を示す正面
図、図5はそのV−V線に沿う横断面図である。この実
施例では通風口2a,2bの閉塞手段としてシャッタに
代えて、垂直軸を中心に旋回する旋回扉18を用いてい
る。図は開放状態であるが、図示しない駆動モータによ
り旋回扉18を図5の時計方向に一斉に回動させること
により、通風口2a,2bを水密に閉塞することができ
る。また、この実施例では超音波振動子に代えて本体フ
レーム2内の底部に洗浄液を攪拌する回転翼19を設
け、洗浄時にはこの回転翼19を正逆回転させることに
より洗浄液に渦流を生じさせて機内を洗浄するようにし
ている。その他の構成は第1の実施例と同じなので省略
してある。
【0011】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、通
風口を閉塞した本体フレーム内に洗浄液を満たし、これ
を超音波振動子や回転翼で振動ないしは流動させて電気
集じん機の洗浄を行うことにより、機内の隅々まで洗浄
液が行き渡って洗浄むらがなくなるとともに、洗浄液の
強力な洗浄力により粘性の大きい煤じんも確実に洗い落
とすことができる。また、ノズルから水を噴射する方式
に比べて配管構成が簡単であり、また洗浄液は繰り返し
使用できるので洗浄汚水の処理も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す電気集じん機の
正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う横断面図である。
【図4】この発明の第2の実施例を示す電気集じん機の
正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
1 電気集じん機 2 本体フレーム 3 集じんユニット 4 シャッタ 5 超音波振動子 18 旋回扉 19 回転翼

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚染空気の入口及び浄化空気の出口となる
    通風口が前後にそれぞれ開口した本体フレーム内に、前
    記汚染空気中の煤じん粒子に電荷を与える帯電部と帯電
    した前記煤じん粒子を捕集する集じん部とからなる集じ
    んユニットが収納された電気集じん機において、 本体フレームの通風口を水密に閉塞する開閉自在な閉塞
    手段と、この閉塞手段により閉塞された前記本体フレー
    ム内に洗浄液を満たす洗浄液供給手段と、前記本体フレ
    ーム内の前記洗浄液を振動ないしは流動させる洗浄液駆
    動手段と、前記本体フレーム内の前記洗浄液を排出する
    洗浄液排出手段とを設けたことを特徴とする電気集じん
    機の洗浄装置。
  2. 【請求項2】洗浄液を振動させる駆動手段として超音波
    振動子を本体フレーム内に設置したことを特徴とする請
    求項1記載の電気集じん機の洗浄装置。
  3. 【請求項3】洗浄液を流動させる駆動手段として回転翼
    を本体フレーム内に設置したことを特徴とする請求項1
    記載の電気集じん機の洗浄装置。
JP19623892A 1992-06-30 1992-06-30 電気集じん機の洗浄装置 Pending JPH0615197A (ja)

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