JPH06151903A - 光/電変換素子・光ファイバ結合モジュール - Google Patents

光/電変換素子・光ファイバ結合モジュール

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JPH06151903A
JPH06151903A JP4302749A JP30274992A JPH06151903A JP H06151903 A JPH06151903 A JP H06151903A JP 4302749 A JP4302749 A JP 4302749A JP 30274992 A JP30274992 A JP 30274992A JP H06151903 A JPH06151903 A JP H06151903A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
conversion element
circuit board
flat
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Withdrawn
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JP4302749A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Ochiai
良一 落合
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4249Packages, e.g. shape, construction, internal or external details comprising arrays of active devices and fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4204Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
    • G02B6/4214Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms the intermediate optical element having redirecting reflective means, e.g. mirrors, prisms for deflecting the radiation from horizontal to down- or upward direction toward a device

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  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光/電変換素子・光ファイバ結合モジュール
に関し、多チャンネル化のモジュールに適用して、光結
合度のばらつきが小さく、また高速度化が推進され、且
つ光ファイバの位置調整作業が簡単なことを目的とす
る。 【構成】 45度傾斜端面1Aを有する複数の光ファイバ1
と、それぞれの光ファイバ1の端部を挿入固着する溝41
が配列形成された基板40と、それぞれの溝41に挿着され
た光ファイバ1の45度傾斜端面1Aに対応する個所にレン
ズ部31が配列形成され、基板40の表面に貼着される平板
レンズ部材30と、駆動又は増幅回路3が形成され、それ
ぞれのレンズ部31に対応する個所に孔21を有する、平板
レンズ部材30の表面に形成された回路基板層20と、出射
光または入射光が孔21を通るよう、回路基板層20上に実
装した光/電変換素子2とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光/電変換素子・光フ
ァイバ結合モジュールに関する。通信の高速度化, 多チ
ャンネル化に伴い、光/電変換素子アレイと光ファイバ
アレイとを接続した光/電変換素子・光ファイバ結合モ
ジュールが要求されている。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の光/電変換素子・光ファイ
バ結合モジュールを示す。図6において、15は通信機器
或いはコンピュータ等の筐体等に取り付けた金属板状の
基台15である。
【0003】2は、半導体レーザ又は受光素子等の光/
電変換素子である。5は、基台15の表面に貼着したセラ
ミックスからなる光/電変換素子用基板であって、光/
電変換素子用基板5の中心部に光/電変換素子2を搭載
し、光/電変換素子の電極を光/電変換素子用基板5の
内層に設けたパターンを介して、光/電変換素子用基板
5の選択した側縁部表面に設けたパッドに接続してい
る。
【0004】7は、角形ガラス板の中心部にレンズ部
(屈折率分布形レンズ)を設けた平板レンズ部材であ
る。レンズ部8の光軸と光/電変換素子2の出射面又は
受光面の光軸とが一致するように、平板レンズ部材7を
平板レンズ部材7上に垂直に接着等して取り付けてい
る。
【0005】下方及び一方の側面が開口した箱形のセラ
ミックすよりなるキャップ6を、光/電変換素子2及び
平板レンズ部材7を覆うように、光/電変換素子用基板
5に銀ろー付け等して固着している。
【0006】そしてキャップ6の側面の開口から光ファ
イバ1を水平にして差込み、光ファイバ1の端面をレン
ズ部8に所望に近接し、レンズ部8の光軸と光ファイバ
の光軸とが一致するよう光ファイバ1の位置調整を行
い、光ファイバ1を保持した状態で、光ファイバ1の周
縁を含むキャップ6の開口を接着剤9で封止している。
【0007】10は、基台15に貼着するセラミックス等か
らなる回路基板である。回路基板10の表面に、駆動又は
増幅回路3(光/電変換素子2が半導体レーザの場合は
駆動回路、光/電変換素子2が受光素子の場合は増幅回
路)を設けている。
【0008】下方が開口した箱形の金属キャップ11を回
路基板10に銀ろー付け等することで、この駆動又は増幅
回路3は封止されている。一方、駆動又は増幅回路3の
一方の端末を、回路基板10の内層に設けたパターンを介
して、回路基板10の選択した側縁部表面に設けたパッド
に接続し、駆動又は増幅回路3の他方の端末を、回路基
板10の内層に設けたパターンを介して、前述の側縁に対
向する側縁部表面に設けた他のパッドに接続している。
【0009】そして、このバッドに光/電変換素子・光
ファイバ結合モジュールの入出力リード18を熱圧着等し
て接続している。このような回路基板10を、光/電変換
素子用基板5に近接して基台15上に貼着し、回路基板10
のパッドと光/電変換素子用基板5のパッドとを、金り
ぼん等のワイヤ16を熱圧着して接続している。
【0010】したがって、入出力リード18から投入され
た電気信号は、駆動又は増幅回路3(この場合は駆動回
路)を経て光/電変換素子2(この場合は半導体レー
ザ)に伝達され、光/電変換素子2で光信号に変換され
光ファイバ1に伝達されて光ファイバ1を進行する。
【0011】また、光ファイバ1を伝送されてきた光信
号は、光/電変換素子2(この場合は受光素子)に入力
されて、電気信号に変換され駆動又は増幅回路3(この
場合は増幅回路)を経て、入出力リード18に伝達され入
出力リード18を進行する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のモジ
ュールは、光ファイバと光/電変換素子とを光結合する
かめの光ファイバの位置調整に多大の時間を要するとい
う問題点があった。
【0013】したがって多チャンネル化の要求に伴う、
複数の光ファイバが並列した光ファイバアレイの場合
は、そのモジュールがコスト高になるばかりでなく、光
結合度がばらつくという問題点があった。
【0014】また、光/電変換素子と駆動又は増幅回路
間の伝送路が長く、且つワイヤが介在しているので、信
号の高速度化が阻害されるという問題点があった。本発
明はこのような点に鑑みて創作されたもので、多チャン
ネル化のモジュールに適用して、光結合度のばらつきが
小さく、また高速度化が推進され、且つ光ファイバの位
置調整作業が簡単な光/電変換素子・光ファイバ結合モ
ジュールを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、45度傾斜端面1A
を有する複数の光ファイバ1と、それぞれの光ファイバ
1の端部を挿入固着する溝41が配列形成された基板40
と、それぞれの溝41に挿着された光ファイバ1の45度傾
斜端面1Aに対応する個所にレンズ部31が配列形成され
た、基板40の表面に貼着される平板レンズ部材30とを設
ける。
【0016】そして、それぞれのレンズ部31に対応する
個所に設けた孔21及び駆動又は増幅回路3を有する回路
基板層20を、平板レンズ部材30の表面に形成し、その回
路基板層20上に、出射光または入射光が孔21を通るよう
光/電変換素子2を実装した構成とする。
【0017】図2に例示したうよに、平端面1Bを有する
複数の光ファイバ1と、それぞれの光ファイバ1の端部
を挿入固着する溝41-2が配列形成された透明誘電体より
なる基板40-2と、それぞれの溝41-2の終端部の延長線上
に形成され、一方の端部が光ファイバ1の平端面1Bが当
接する平端面で他方の端部が45度傾斜端面43の光導波路
42と、光導波路42の45度傾斜端面43に対応する個所にレ
ンズ部31が配列形成された、基板40-2の表面に貼着され
る平板レンズ部材30とを設ける。
【0018】そして、それぞれのレンズ部31に対応する
個所に設けた孔21及び駆動又は増幅回路3を有する回路
基板層20を、平板レンズ部材30の表面に形成し、その回
路基板層20上に、出射光または入射光が孔21を通るよう
光/電変換素子2を実装した構成とする。
【0019】または図3に例示したように、平端面1Bを
有する複数の光ファイバ1と、それぞれの光ファイバ1
の端部を挿入固着する溝41-3が配列形成された基板40-3
と、斜辺面がそれぞれの溝41-3の終端側に対向し、光フ
ァイバ1の平端面1Bが溝41-3の溝筋に直交する面に当接
するよう、溝41-3の終端部に挿着される直角プリズム45
と、直角プリズム45に対応する個所にレンズ部31が配列
形成された、基板40-3の表面に貼着される平板レンズ部
材30とを設ける。
【0020】そして、それぞれのレンズ部31に対応する
個所に設けた孔21及び駆動又は増幅回路3を有する回路
基板層20を、平板レンズ部材30の表面に形成し、その回
路基板層20上に、出射光または入射光が孔21を通るよう
光/電変換素子2を実装した構成とする。
【0021】或いはまた図4に例示したように、平端面
1Bを有する複数の光ファイバ1と、それぞれの光ファイ
バ1の端部を挿入固着する溝41-4が、配列形成された基
板40-4と、それぞれの溝41-4の終端部が上向きの45度傾
斜面に形成され、45度傾斜面に形成された反射鏡47と、
反射鏡47に対応する個所にレンズ部31が配列形成され
た、基板40-4の表面に貼着される平板レンズ部材30とを
設ける。
【0022】そして、それぞれのレンズ部31に対応する
個所に設けた孔21及び駆動又は増幅回路3を有する回路
基板層20を、平板レンズ部材30の表面に形成し、その回
路基板層20上に、出射光または入射光が孔21を通るよう
光/電変換素子2を実装した構成とする。
【0023】或いはさらにまた、図5に例示したよう
に、平端面1Bを有する複数の光ファイバ1と、それぞれ
の光ファイバ1の端部が垂直に嵌入する孔41-5が配列穿
孔された基板40-5と、それぞれの孔41-5に対応する個所
にレンズ部31-5が配列形成された基板40-5の表面に貼着
される平板レンズ部材30-5とを設ける。
【0024】そして、それぞれのレンズ部31-5に対応す
る個所に設けた孔及び駆動又は増幅回路3を有する回路
基板層20-5を、平板レンズ部材30-5の表面に形成し、そ
の回路基板層20-5上に、出射光または入射光が孔を通る
よう光/電変換素子2を実装した構成とする。
【0025】
【作用】本発明の何れのモジュールも、同一回路基板層
上に光/電変換素子と駆動又は増幅回路が形成されてい
るので、信号の伝送路が短い。したがって、信号の高速
度化が推進される。
【0026】また、光ファイバと光/電変換素子とが平
板レンズ部材のレンズ部を介して、光結合するよう構成
されている。そして、平板レンズ部材に配列されるレン
ズ部は、フォトリソグラフィ手段を採用することで、そ
のレンズ部の配列ピッチが高精度となり、また基板に配
列される溝もフォトリソグラフィ手段を採用すること
で、その溝の配列ピッチが高精度となる。
【0027】したがって、多チャンネル化のモジュール
に適用して、光結合度のばらつきが小さく、また光ファ
イバ等の位置調整が殆ど必要ない。
【0028】
【実施例】以下図1乃至図5を参照しながら、本発明を
具体的に説明する。なお、全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。
【0029】図1は、請求項1の発明の実施例の図で
(A) は断面図、(B) は基板の平面図、図2は請求項2の
発明の実施例の断面図、図3は請求項3の発明の実施例
の断面図、図4は請求項4の発明の実施例の断面図であ
り、図5は請求項5の発明の実施例の図で(A) は断面
図、(B) は平面図である。
【0030】図1において、光ファイバ1の端末部の被
覆を剥離し、その端面を軸心に対して傾斜した45度傾斜
端面1Aとしている。40は、例えばシリコン等よりなる角
板状の基板であって、選択した側縁部が開口した複数の
溝(V溝)41が、フォトリソグラフィ手段により所望の
ピッチで平行してエッチング形成されている。
【0031】45度傾斜端面1Aが下向きになるように光フ
ァイバ1が、それぞれの溝41に挿入され、接着剤等によ
り固着されている。30は、基板40と同形状のガラス板よ
りなる平板レンズ部材であって、基板40の溝41内に配列
したそれぞれの光ファイバ1の45度傾斜端面1Aに対応す
る個所に、レンズ部(屈折率分布形レンズ)31を配列形
成してある。
【0032】そして、それぞれのレンズ部31の配列ピッ
チは、フォトリソグラフィ手段を採用して高精度のもの
である。20は、平板レンズ部材30の表面に感光性エポキ
シ, 感光性ポリイミド樹脂の絶縁層を形成し、その上に
銅等をめっきエッチングして所望のパターンを形成した
多層構造の回路基板層である。
【0033】そしてこの回路基板層20には、レンズ部に
対応する個所にそれぞれ孔21をエッチングして設けてあ
る。2は、半導体レーザ又は受光素子等の光/電変換素
子(図は面発光LD)である。
【0034】そして、出射光または入射光がそれぞれの
孔21を通るように、光/電変換素子2を回路基板層20上
に実装している。また、孔21を外れた位置に駆動又は増
幅回路(光/電変換素子2が半導体レーザの場合は駆動
回路、光/電変換素子2が受光素子の場合は増幅回路)
3を設けている。
【0035】また、駆動又は増幅回路3の一方の端末
を、回路基板層20のの内層に設けたパターンを介して、
回路基板層20の側縁部表面に設けたパッドに接続してい
る。枠体25-1と蓋25-2とからなる下方が開口した箱形の
キャップを、回路基板層20の表面に金・錫接合等して搭
載し、光/電変換素子2及び駆動又は増幅回路3を封止
している。
【0036】なおこのキャップの材料は、セラミック
ス, 或いはガラスの熱膨張係数にほぼ等しい金属( 商品
名コバール) が望ましい。上述のように光/電変換素子
2, 駆動又は増幅回路3等含む回路基板層20を設けた平
板レンズ部材30を基板40の表面に位置合わせして載置
し、接着剤を用いて平板レンズ部材30を基板40に固着し
ている。
【0037】そして、回路基板層20のパッドに、入出力
リード18の端末を熱圧着等して接続している。また、基
板40寄りの光ファイバ1の周囲にゴムブッシュ49を嵌着
することで、光ファイバ1を保護している。
【0038】上述のように光ファイバ1を溝41に挿入し
て基板40に固着するだけで、光ファイバ1と光/電変換
素子2とがレンズ部31を介して光結合する。即ち、光フ
ァイバ1の位置調整作業が簡単である。
【0039】上述のように構成された光/電変換素子・
光ファイバ結合モジュールは、入出力リード18から投入
された電気信号は、駆動又は増幅回路3(この場合は駆
動回路)を経て光/電変換素子2(この場合は半導体レ
ーザ)に伝達され、光/電変換素子2で光信号に変換さ
れ、レンズ部31を介して光ファイバ1の45度傾斜端面1A
に投射され、45度傾斜端面1Aで光ファイバの軸心方向に
反射して光ファイバ1を進行する。
【0040】また、光ファイバ1を伝送されてきた光信
号は、45度傾斜端面1Aで直上方向に直角に方向転換しレ
ンズ部31を経て、光/電変換素子2(この場合は受光素
子)に入力され、電気信号に変換され駆動又は増幅回路
3(この場合は増幅回路)を経て、入出力リード18に伝
達され入出力リード18を進行する。
【0041】図2において、40-2は、ガラスまたはニオ
ブ酸リチュム等よりなる透明誘電体よりなる基板であ
る。基板40-2には、選択した側縁部が開口した複数の溝
(U形溝)41-2が、フォトリソグラフィ手段により所望
のピッチで平行してエッチング形成されている。
【0042】そしてそれぞれの溝41-2の終端部の延長線
上に光導波路42が形成されている。この光導波路42の溝
41-2がはの端面は垂直な平端面であり、他方の端面は45
度傾斜端面43にしてある。
【0043】光ファイバ1を溝41-2に差込み挿入し、そ
の平端面1Bを光導波路42の平坦面に当接し、その状態で
接着剤等により光ファイバ1を溝41-2に固着している。
一方、平板レンズ部材30には、それぞれの光導波路42の
45度傾斜端面43に対向する位置に、レンズ部31を配設形
成している。
【0044】そして、図1で説明したものと同様に、光
/電変換素子2, 駆動又は増幅回路3等含む回路基板層
20を設けた平板レンズ部材30を、基板40-2の表面に位置
合わせして載置し、接着剤を用いて平板レンズ部材30を
基板40-2に固着している。
【0045】また、回路基板層20のパッドに、入出力リ
ード18の端末を熱圧着等して接続している。上述のよう
な光/電変換素子・光ファイバ結合モジュールは、光フ
ァイバ1の端面が平端面1Bであるので、この平端面1Bを
光導波路42の平坦面に当接するだけで、簡単に光ファイ
バ1の位置決めができるという優れたメリットがある。
【0046】図3において、45は、2等辺直角形塔状の
直角プリズムである。40-3は、シリコン, 石英, または
ガラスの熱膨張係数にほぼ等しい金属( 商品名コバー
ル) 等よりなる基板である。
【0047】基板40-3には、選択した側縁部が開口した
複数の溝(U形溝)41-3が、フォトリソグラフィ手段に
より所望のピッチで平行してエッチング形成されてい
る。溝41-3の終端側に、斜辺面が45度傾斜して対向する
ようそれぞれの溝41-3の終端部に、直角プリズム45を挿
入固着し、光ファイバ1を溝41-3に差込みその平端面1B
を、直角プリズム45の溝筋に直交する面に当接させ、そ
の状態で光ファイバ1を接着剤を用いて溝41-3内に接着
固定している。
【0048】そして、図1で説明したものと同様に、光
/電変換素子2, 駆動又は増幅回路3等含む回路基板層
20を設けた平板レンズ部材30を、基板40-3の表面に位置
合わせして載置し、接着剤を用いて平板レンズ部材30を
基板40-3に固着している。
【0049】図4において、40-4は、シリコン, 石英等
よりなる基板である。基板40-4には、選択した側縁部が
開口した複数の溝(V形溝)41-4が、フォトリソグラフ
ィ手段により所望のピッチで平行してエッチング形成さ
れている。
【0050】この溝溝41-4の終端側の端面は、上向きの
45度傾斜面に形成されており、この傾斜端面を銀めっき
等することで反射鏡47としている。そして、光ファイバ
1を溝41-4に差込み、その平端面1Bを反射鏡47に充分に
近接させた状態で、光ファイバ1を接着剤を用いて溝41
-4内に接着固定している。
【0051】一方、図1で説明したものと同様に、光/
電変換素子2, 駆動又は増幅回路3等含む回路基板層20
を設けた平板レンズ部材30を、基板40-4の表面に位置合
わせして載置し、接着剤を用いて平板レンズ部材30を基
板40-4に固着している。
【0052】図5において、40-5は、ガラス又はガラス
の熱膨張係数にほぼ等しい金属( 商品名コバール) 等よ
りなる円板状の基板である。中心に対して対称に基板40
-5に孔41-5(図では4個)を並列に穿孔し、それぞれの
孔41-5に光ファイバ1の端末を挿入し接着剤で接着する
ことで、光ファイバ1を基板40-5に鉛直に固着してい
る。そして、基板40-5の端面を研磨等して、光ファイバ
1の端面と基板40-5の端面とが同一面になるように仕上
げている。
【0053】なお、基板40-5の裏面側にゴムブッシュ49
-5を嵌着することで、光ファイバ1を保護している。30
-5は、基板40- 5 と同径のガラス円板なる平板レンズ部
材30-5である。
【0054】平板レンズ部材30-5には、それぞれの光フ
ァイバ1の端面に対応する個所に、レンズ部(屈折率分
布形レンズ)31-5を配列形成してある。20-5は、平板レ
ンズ部材30の表面に感光性エポキシ, 感光性ポリイミド
樹脂の絶縁層を形成し、その上に銅等をめっきエッチン
グして所望のパターンを形成した、平板レンズ部材30-5
の外径寸法よりも所望に小さい円板状の多層構造の回路
基板層である。
【0055】そしてこの回路基板層2-5 には、レンズ部
に対応する個所にそれぞれ孔21-5をエッチングして設け
てある。そして、出射光または入射光がそれぞれの孔21
-5を通るように、光/電変換素子2を回路基板層20-5上
に実装している。
【0056】また、孔21-5を外れた位置に駆動又は増幅
回路(光/電変換素子2が半導体レーザの場合は駆動回
路、光/電変換素子2が受光素子の場合は増幅回路)3
を設けている。
【0057】それぞれの駆動又は増幅回路3の端末を、
回路基板層20-5の外周部に引き出し、それぞの端部にパ
ッドを設けている。50-1は, セラミックスよりなるほぼ
リング形の回路基台50-1であって、その内径寸法は回路
基板層20-5の外径寸法よりもわずかに大きい。
【0058】回路基台50-1は内鍔を有し、この内鍔の端
面部分にパッドが並列に形成され、このパッドは、回路
基台50-1の内部に設けたパターンを介して、回路基台50
-1の上端面に配設したパッドに接続されている。
【0059】そして、この上端面に配設したパッドに
は、それぞれ入出力リード58を半田付け等して植立させ
ている。このような回路基台50-1を、平板レンズ部材30
-5に重ねて接着し、回路基台50-1の内鍔面に設けたパッ
ドと回路基板層20-5の外周部に設けたパッドとをワイヤ
ボンディングして接続している。
【0060】そして、回路基台50-1の上部開口に蓋50-2
を固着することで、光/電変換素子2及び駆動又は増幅
回路3を封止している。上述のように光/電変換素子
2, 駆動又は増幅回路3等含む回路基板層20-5を設けた
平板レンズ部材30-5を基板40-5の表面に位置合わせして
載置し、接着剤を用いて平板レンズ部材30-5を基板40-5
に固着している。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、同一回路
基板層上に光/電変換素子と駆動又は増幅回路が形成さ
れていて、信号の伝送路が短くて、信号の高速度化が推
進されるという効果を有する。
【0062】また、光ファイバアレイと光/電変換素子
アレイとが平板レンズ部材のレンズ部を介して光結合す
るよう構成されており、多チャンネル化のモジュールに
適用して、光結合度のばらつきが小さく、且つ光ファイ
バ等の位置調整を殆ど必要としないという効果を備えて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の実施例の図で (A)は断面図 (B)は基板の平面図
【図2】 請求項2の発明の実施例の断面図
【図3】 請求項3の発明の実施例の断面図
【図4】 請求項4の発明の実施例の断面図
【図5】 請求項5の発明の実施例の図で (A)は断面図 (B)は平面図
【図6】 従来例の断面図
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 光/電変換素子 3 駆動又は増幅回路 18,58 入出力リード 20,20-5 回路基板層 21,21-5 孔 30,30-5 平板レンズ部材 31,31-5 レンズ部 40,40-2,40-3,40-4,40-5 基板 41,41-2,41-3,41-4 溝 41-5 孔 42 光導波路 43 45度傾斜端面 45 直角プリズム 47 反射鏡 50-1 回路基台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 45度傾斜端面(1A)を有する複数の光ファ
    イバ(1) と、 それぞれの該光ファイバ(1) の端部を挿入固着する溝(4
    1)が、配列形成された基板(40)と、 それぞれの該溝(41)に挿着された該光ファイバ(1) の45
    度傾斜端面(1A)に対応する個所にレンズ部(31)が配列形
    成された、該基板(40)の表面に貼着される平板レンズ部
    材(30)と、 それぞれの該レンズ部(31)に対応する個所に設けた孔(2
    1)及び駆動又は増幅回路(3) を有する、該平板レンズ部
    材(30)の表面に形成された回路基板層(20)と、 出射光または入射光が該孔(21)を通るよう、該回路基板
    層(20)上に実装されたた光/電変換素子(2) とを、備え
    たことを特徴とする光/電変換素子・光ファイバ結合モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 平端面(1B)を有する複数の光ファイバ
    (1) と、 それぞれの該光ファイバ(1) の端部を挿入固着する溝(4
    1-2)が、配列形成された透明誘電体よりなる基板(40-2)
    と、 それぞれの該溝(41-2)の終端部の延長線上に形成され、
    一方の端部が該光ファイバ(1) の平端面(1B)が当接する
    平端面で、他方の端部が45度傾斜端面(43)の光導波路(4
    2)と、 該光導波路(42)の45度傾斜端面(43)に対応する個所にレ
    ンズ部(31)が配列形成された、該基板(40-2)の表面に貼
    着される平板レンズ部材(30)と、 それぞれの該レンズ部(31)に対応する個所に設けた孔(2
    1)及び駆動又は増幅回路(3) を有する、該平板レンズ部
    材(30)の表面に形成された回路基板層(20)と、 出射光または入射光が該孔(21)を通るよう、該回路基板
    層(20)上に実装されたた光/電変換素子(2) とを、備え
    たことを特徴とする光/電変換素子・光ファイバ結合モ
    ジュール。
  3. 【請求項3】 平端面(1B)を有する複数の光ファイバ
    (1) と、 それぞれの該光ファイバ(1) の端部を挿入固着する溝(4
    1-3)が、配列形成された基板(40-3)と、 斜辺面がそれぞれの該溝(41-3)の終端側に対向し、該光
    ファイバ(1) の平端面(1B)が該溝(41-3)の溝筋に直交す
    る面に当接するよう、該溝(41-3)の終端部に挿着される
    直角プリズム(45)と、 該直角プリズム(45)に対応する個所にレンズ部(31)が配
    列形成された、該基板(40-3)の表面に貼着される平板レ
    ンズ部材(30)と、 それぞれの該レンズ部(31)に対応する個所に設けた孔(2
    1)及び駆動又は増幅回路(3) を有する、該平板レンズ部
    材(30)の表面に形成された回路基板層(20)と、 出射光または入射光が該孔(21)を通るよう、該回路基板
    層(20)上に実装されたた光/電変換素子(2) とを、備え
    たことを特徴とする光/電変換素子・光ファイバ結合モ
    ジュール。
  4. 【請求項4】 平端面(1B)を有する複数の光ファイバ
    (1) と、 それぞれの該光ファイバ(1) の端部を挿入固着する溝(4
    1-4)が、配列形成された基板(40-4)と、 それぞれの該溝(41-4)の終端部が上向きの45度傾斜面に
    形成され、該45度傾斜面に形成された反射鏡(47)と、 該反射鏡(47)に対応する個所にレンズ部(31)が配列形成
    された、該基板(40-4)の表面に貼着される平板レンズ部
    材(30)と、 それぞれの該レンズ部(31)に対応する個所に設けた孔(2
    1)及び駆動又は増幅回路(3) を有する、該平板レンズ部
    材(30)の表面に形成された回路基板層(20)と、 出射光または入射光が該孔(21)を通るよう、該回路基板
    層(20)上に実装されたた光/電変換素子(2) とを、備え
    たことを特徴とする光/電変換素子・光ファイバ結合モ
    ジュール。
  5. 【請求項5】 平端面(1B)を有する複数の光ファイバ
    (1) と、 それぞれの該光ファイバ(1) の端部が垂直に嵌入する孔
    (41-5)が、配列穿孔された基板(40-5)と、 それぞれの該孔(41-5)に対応する個所にレンズ部(31-5)
    が配列形成された、該基板(40-5)の表面に貼着される平
    板レンズ部材(30-5)と、 それぞれの該レンズ部(31-5)に対応する個所に設けた
    孔、及び駆動又は増幅回路(3) を有する、該平板レンズ
    部材(30-5)の表面に形成された回路基板層(20-5)と、 出射光または入射光が該孔を通るよう、該回路基板層(2
    0-5)上に実装されたた光/電変換素子(2) とを、備えた
    ことを特徴とする光/電変換素子・光ファイバ結合モジ
    ュール。
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