JPH06151065A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH06151065A
JPH06151065A JP29877592A JP29877592A JPH06151065A JP H06151065 A JPH06151065 A JP H06151065A JP 29877592 A JP29877592 A JP 29877592A JP 29877592 A JP29877592 A JP 29877592A JP H06151065 A JPH06151065 A JP H06151065A
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JP
Japan
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infrared sensor
lighting
light source
infrared
sensor
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Application number
JP29877592A
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English (en)
Inventor
Bunji Iwasaki
文次 岩崎
Sadao Nakano
貞生 中野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 照明器具11の台座部14に回動枠21を回動自在
に支持する。この回動枠21に赤外線センサ36および照度
センサ37を備えたセンサユニット38を取付ける。赤外線
センサ36により人体の発する赤外線を検知し、かつ、照
度センサ37により所定以上の可視光線を検知しない状態
で自動的に白熱電球16を点灯する。赤外線センサ36をカ
バー体41により覆う。カバー体41の下側部に多層干渉膜
46を形成する。多層干渉膜46により白熱電球16が放射す
る赤外線を反射する。 【効果】 照明器具11を天井面12に設置した後でも、室
内環境に応じて回動枠21を回動し、赤外線センサ36の受
光方向を適切に設定できる。白熱電球16が放射するエネ
ルギーによる誤動作を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線センサを備えた
照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトイレの天井面などに取付
けられる照明器具において、天井面に直付固定される取
付部と赤外線センサとなどからなる一体型の点灯制御ユ
ニットを有し、赤外線センサにより人体の発する赤外線
を検知した状態で自動的に白熱電球を点灯あるいは消灯
させる構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】点灯制御ユニットの取
付部は天井面に木ねじなどにより直付固定されるため、
天井の構造などにより取付け位置および取付け方向が制
限される。そこで、上記従来の構成では、必ずしも赤外
線センサの受光方向を適切な方向に向けて設置すること
ができず、人体の検知範囲を適切に設定することができ
ないとの問題を有している。
【0004】また、上記従来の構成では、白熱電球が点
灯時に放射するエネルギーを赤外線センサが検知するこ
とにより、照明器具が誤動作するおそれがあるとの問題
を有してる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、赤外線センサの受光方向を適切な方向に向けて設
置でき、人体を効果的に検知できるとともに、光源から
放射されるエネルギーによる誤動作を低減できる照明器
具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、設置面に取付けられる台座部と、この台座部に支持
されるとともに光源を装着する器具本体と、前記台座部
の外周部に回動可能に設けられた回動枠と、この回動枠
に設けられ受光方向の赤外線を検知する赤外線センサ
と、この赤外線センサに接続され前記光源の点灯状態を
制御する点灯制御装置とを具備したものである。
【0007】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、少なくとも一部に光源から放射さ
れるエネルギーを低減する遮断部を設けたカバー体にて
赤外線センサを覆ったものである。
【0008】請求項3記載の照明器具は、光源を装着す
る器具本体と、この器具本体に備えられ赤外線を検知す
る赤外線センサと、この赤外線センサを覆うとともに少
なくとも一部に光源から放射されるエネルギーを低減す
る遮断部を設けたカバー体と、この赤外線センサに接続
され前記光源の点灯状態を制御する点灯制御装置とを具
備したものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の照明器具では、器具本体を支持
する台座部の外周部に回動枠を回動自在に設けるととも
に、この回動枠に赤外線センサを設けたので、照明器具
の設置後においても回動枠を回動することにより赤外線
センサの受光方向が適切な方向に設定される。そして、
赤外線センサによる赤外線の検知状態に従い、点灯制御
装置が光源の点灯状態を制御する。
【0010】請求項2記載の照明器具では、器具本体を
支持する台座部の外周部に回動枠を回動自在に設けると
ともに、この回動枠に赤外線センサを設けたので、照明
器具の設置後においても回動枠を回動することにより赤
外線センサの受光方向が適切な方向に設定される。そし
て、赤外線センサによる赤外線の検知状態に従い、点灯
制御装置が光源の点灯状態を制御する。また、赤外線セ
ンサを覆うカバー体の少なくとも一部に光源から放射さ
れるエネルギーを低減する遮断部を設けたので、光源か
ら放射されるエネルギーを赤外線センサが検知すること
による点灯制御装置の誤動作が防止される。
【0011】請求項3記載の照明器具では、赤外線セン
サを覆うカバー体の少なくとも一部に光源から放射され
るエネルギーを低減する遮断部を設けたので、光源から
放射されるエネルギーを赤外線センサが検知することに
よる点灯制御装置の誤動作が防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0013】図1ないし図3において、11は直付型の照
明器具で、この照明器具11は、例えばトイレあるいは内
玄関などの設置面としての天井面12に取付けられる台座
部14と、この台座部14の下側に取付けられた器具本体15
と、この器具本体15に装着された光源としての白熱電球
16と、器具本体15の下側に取付けられて白熱電球16を覆
うグローブ17となどから構成されている。
【0014】また、天井面12に取付けられる台座部14
は、図1ないし図4に示すように、合成樹脂からなる略
円錐台形環状の回動枠21を有している。この回動枠21に
は、中央部に嵌合孔22が形成されているとともに、上方
に開口した収納部23を内部に設けた中空状に形成されて
おり、嵌合孔22に面した内壁部25と、下方に臨んでテー
パ状に傾斜した外面部26と、これらの内壁部25および外
面部26の下端部に連設された水平状の下板部27とを有し
ている。そして、内壁部25の上端部は外側に向かってク
ランク状に屈曲され、環状をなす上部嵌合部31が形成さ
れている。さらに、収納部23の上部は蓋体32により覆わ
れているとともに、外面部26の一部には矩形状のセンサ
用開口部33が形成されている。
【0015】そして、この回動枠21の収納部23には、リ
レーなどからなる点灯制御装置34が収納されているとと
もに、センサ用開口部33に面して、点灯制御装置34に電
気的に接続された回路基板35が取付けられている。さら
に、この回路基板35の上側に、集電素子などにて構成さ
れた赤外線センサ36が取付けられているとともに、この
回路基板35の下側に、CdSなどの受光素子などからな
る照度センサ37が取付けられて、センサユニット38が構
成されている。そして、この赤外線センサ36あるいは照
度センサ37は、テーパ状に傾斜した外面部26に直交する
方向である斜め下方に向かう正面方向(受光方向)を中
心とする所定の受光範囲の赤外線あるいは可視光線を検
知するようになっている。
【0016】すなわち、赤外線センサ36は、図5のグラ
フの実線aに示すように、感度のピークが人体の発する
赤外線を効果的に検知できる波長Paに設定されている
とともに、照度センサ37は、図5のグラフの実線bに示
すように、感度のピークが可視光線を効果的に検知でき
る波長Pbに設定されている。
【0017】なお、例えば、波長Paは934.5オン
グストローム〔A°〕、波長Pbは5000〜6000
オングストローム〔A°〕に設定されている。
【0018】また、図5のグラフの実線Lは、白熱電球
16が点灯時に放射するエネルギーを示し、最大のエネル
ギーの波長PLは波長Paと波長Pbとの間の波長に位
置するが、赤外線センサ36および照度センサ37の検知範
囲に含まれる波長のエネルギーも若干放射するようにな
っている。
【0019】また、このセンサ用開口部33は、図1ない
し図3に示すように、略半円筒状のカバー体41により覆
われている。このカバー体41は、例えば乳白色をなす高
密度ポリエチレンにより一体に形成され、図1および図
6に示すように、半円筒状の周面部42と、この周面部42
の上下を閉塞した上下の面部43,44とを有している。そ
して、この周面部42の上下方向の中間位置のやや下側に
は、内側と外側とを連通するスリット45が周方向に沿っ
て形成されている。さらに、このスリット45下側の周面
部42および下面部44は、他の部分より材厚が若干大きく
形成されているとともに、スリット45下側の周面部42の
外側には、例えば酸化チタン(TiO)、二酸化けい
素(SiO)などを多層に蒸着してなる遮断部として
の多層干渉膜46が形成されている。
【0020】そして、カバー体41の下側部は、材厚が大
きく形成されているため、赤外線の透過率が低減されて
いるとともに、多層干渉膜46が形成されているため、所
定の範囲の波長の光線のみを反射して遮断するようにな
っている。すなわち、この多層干渉膜46は、図5のグラ
フに示すように、赤外線センサ36のピーク感度の波長P
aより高い所定の波長cから、照度センサ37のピーク感
度の波長Pbより低い所定の波長dまでの間のc−d間
の波長域を光線のみを反射して遮断するようになってい
る。
【0021】このようにして、白熱電球16から点灯時に
放射されるエネルギーのうち、赤外線センサ36および照
度センサ37の検知範囲の波長のエネルギーの一部を遮断
し、白熱電球16の放射するエネルギーによる赤外線セン
サ36および照度センサ37への影響を低減できるようにな
っている。
【0022】また、周面部42の両側の端部からは、それ
ぞれ上下に対をなす係止爪部47が突設され、これらの係
止爪部47をセンサ用開口部33の周縁部に係合することに
より、このカバー体41が回動枠21の外面部26に取付けら
れている。
【0023】そして、この回動枠21は、台座部14を構成
する支持金具51と保持体52とに上下を挾持された状態
で、これらの支持金具51および保持体52に対して回動自
在に支持されている。
【0024】そして、この支持金具51は、鉄板などから
円板状に形成され、回動枠21の上部嵌合部31に摺動自在
に嵌合されるようになっている。また、この支持金具51
の中央部には電源孔53が形成されているとともに、この
電源孔53の両側に位置して、それぞれ対をなすボルト用
係止孔54,55が形成されている。これらのボルト用係止
孔54,55は、上側がテーパ状に拡径され、上側から挿入
された取付ボルト56,57の径大な頭部56a ,57a を係止
するようになっている。
【0025】さらに、電源孔53の前後には、一対のビス
係止孔51a ,51a が形成され、これらのビス係止孔51a
,51a に下側から図示しない取付ビス(木ねじ)を挿
入して天井面12に螺合することにより、この支持金具51
が天井面12に固定されているとともに、中央部の電源孔
53を介して、図示しない電源線が引き込まれ、この電源
線が点灯制御装置34に接続されている。
【0026】また、保持体52は、合成樹脂製の略円板状
をなし、回動枠21の下板部27に摺動自在に当接するよう
になっているとともに、この保持体52の周縁部52a は回
動枠21の外面部26に連続するように下方に臨んでテーパ
状に傾斜している。そして、この保持体52の中央部には
電源用通孔58が形成されており、この電源用通孔58に筒
状の支持部59が突設されているとともに、この電源用通
孔58の両側に位置して、それぞれ対をなす取付ボス61,
62が突設されている。また、内側の取付ボス61には、取
付ボルト56が螺合する有底のねじ孔61a が形成されてい
るとともに、外側の取付ボス62には取付ボルト57が挿通
する通孔62a が形成されている。さらに、電源用通孔58
の前後に位置して、それぞれ略楕円形状の長孔63,64が
形成されている。これらの長孔63,64は、互いに長手方
向をほぼ直交する方向に設定されているとともに、これ
らの長孔63,64の周辺部から上方に向かって略円筒状の
取付ボス65,66が突設されている。
【0027】そして、これらの支持金具51および保持体
52にて回動枠21を挾持すると、保持体52の支持部59およ
び各取付ボス61,62,65,66が回動枠21の嵌合孔22を挿
通して支持金具51の下面に当接する。この状態で、支持
金具51の内側のボルト用係止孔54に取付ボルト56を挿通
して保持体52の内側の取付ボス61のねじ孔61a に螺合す
ることにより、支持金具51と保持体52との間に回動枠21
が回動自在に挾持された状態で支持される。
【0028】また、照明器具11の器具本体15は、略円筒
状をなす筒状部71内に水平状の取付板72が設けられ、こ
の取付板72の中央部に配線用孔73が形成されているとと
もに、この配線用孔73の両側に位置して一対の通孔74が
形成されている。そして、この取付板72の下面には、4
0W型の白熱電球16を装着するランプソケット75が取付
けられ、このランプソケット75は、取付板72の配線用孔
73および保持体52の電源用通孔58を挿通するリード線76
により回動枠21の収納部23に収納された点灯制御装置34
に電気的に接続されている。また、この器具本体15は、
上端の頭部57aを支持金具51のボルト用係止孔55に係止
された両側の取付ボルト57を取付板72の通孔74に挿通し
た状態で、これらの取付ボルト57の先端部からナット57
b を螺合することにより、上端部を保持体52下面に当接
した状態で台座部14に取付け支持されている。
【0029】また、グローブ17は、例えばガラスなどか
ら下面を閉塞しあるいは開口した略円筒状に形成され、
ねじ込みなどにて器具本体15に着脱可能に取付けられて
いる。
【0030】次に、本実施例の照明器具11の天井面12へ
の取付け動作を説明する。
【0031】まず、点灯制御装置34およびセンサユニッ
ト38などを収納した回動枠21を支持金具51と保持体52に
て挾持するとともに、取付ボルト56を螺合し、回動枠21
を回動自在に支持した台座部14を構成する。
【0032】ついで、支持金具51のボルト用係止孔55に
上側から取付ボルト57を挿通して頭部57a を係止すると
ともに、天井面12から導出された電源線を回動枠21の収
納部23に収納した点灯制御装置34に接続した状態で、下
側から保持体52の各長孔63,64を介して支持金具51のビ
ス係止孔51a に取付ビスを挿入して天井面12の強固な部
分に螺合し、台座部14を天井面12に固定する。
【0033】そして、点灯制御装置34から導出されたリ
ード線76を器具本体15のランプソケット75に接続すると
ともに、各取付ボルト57の先端部を器具本体15の通孔74
に挿通してナット57b を螺合し、器具本体15を台座部14
に取付ける。
【0034】さらに、器具本体15のランプソケット75に
白熱電球16を螺合するとともに、器具本体15にグローブ
17を取付け、照明器具11を構成する。
【0035】また、この状態で、あるいは台座部14を天
井面12に固定した状態で、室内環境に応じて回動枠21を
回動し、センサユニット38の受光方向を最適な方向に向
け、赤外線センサ36の検出範囲を設定する。
【0036】次に、点灯制御装置34およびセンサユニッ
ト38の動作を説明する。
【0037】この点灯制御装置34は、リレーなどを備
え、赤外線を検知する赤外線センサ36と、可視光線を検
知する照度センサ37とからの入力に従い電源をオン、オ
フし、ランプソケット75に装着された白熱電球16を自動
的に点灯、消灯する。
【0038】すなわち、トイレに取付けられる照明器具
11においては、昼間などの明るい場合においては入退出
にかかわらず消灯し、例えば150Lx 以下となる夜間
などの暗い場合においては入室状態において点灯すると
ともに退出状態において消灯するように制御する。
【0039】そこで、照度センサ37により所定以上の可
視光線が検知されると、赤外線センサ36による赤外線の
検知状態にかかわらず、電源をオフして白熱電球16を消
灯する。
【0040】また、照度センサ37により所定以上の可視
光線が検知されない状態では、赤外線センサ36により人
体の発する赤外線が検知されると電源をオンして白熱電
球16を点灯するとともに、赤外線センサ36により人体の
発する赤外線が検知されないと電源をオフして白熱電球
16を消灯する。
【0041】なお、照度センサ37により所定以上の可視
光線が検知されない状態において、赤外線センサ36によ
り赤外線が検知された状態から赤外線が検知されない状
態に変化した場合には、誤動作防止のためただちには消
灯せず、例えば1分30秒ほど経過した後に電源をオフ
して白熱電球16を消灯する。
【0042】そして、本実施例の照明器具では、センサ
ユニット38を備えた台座部14の回動枠21を回動自在に支
持したため、照明器具11を天井面12に設置した後におい
ても個々の現場の室内環境に応じて赤外線センサ36の受
光方向すなわち人体の検出範囲を大きく変化させ適切に
設定することができる。そこで、天井面12の構造によ
り、取付ビスにより天井面12に固定される支持金具51の
取付け位置および取付け方向が制限されたとしても、回
動枠21を回動することにより容易に赤外線センサ36の受
光方向を適切に設定して、人体を効果的に検知すること
ができる。
【0043】また、センサユニット38を収納した回動枠
21は照明器具11の台座部14に設けられ、しかも、回動枠
21の外面部26は下方に臨んでテーパ状に傾斜して形成さ
れているため、台座部14を薄型化して照明器具11を小型
化できるとともに、赤外線センサ36の受光方向を下方に
傾斜して設定でき、一般住宅のトイレなどの狭い部屋の
天井面12に取付けた場合にも赤外線センサ36を入口に対
向させ、この赤外線センサ36の性能を有効に利用して人
体を効果的に検知することができる。
【0044】さらに、白熱電球16の放射する赤外線など
の影響を受けやすいカバー体41の下側部に所定の範囲の
波長の赤外線を反射する多層干渉膜46を形成するととも
に、カバー体41の下側部の材厚を大きくして赤外線の透
過率を低減させたため、白熱電球16が放射する赤外線域
のエネルギーを効果的に遮断して点灯制御装置34の誤動
作を防止することができる。
【0045】また、多層干渉膜46はカバー体41の下側部
のみに形成され、カバー体41の材厚も下側部のみが大き
く設定されているため、赤外線センサ36および照度セン
サ37の動作が制限されることを抑制することができる。
【0046】なお、本実施例の照明器具11は設置面とし
ての天井面12に取付けたが、例えばトイレなどの壁面に
取付けることもできる。
【0047】また、カバー体41の周面部42に多数の球面
分割レンズを形成し、赤外線センサ36の受光範囲を広く
設定することもできる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、器具
本体を支持する台座部の外周部に回動枠を回動自在に設
けるとともに、この回動枠に赤外線センサを設けたた
め、照明器具の設置後においても回動枠を回動すること
により赤外線センサの受光方向を適切な方向に設定でき
る。そこで、台座部の設置面への取付け位置及び取付け
方向にかかわらず、赤外線を効果的に検知して光源の点
灯状態を制御することができる。
【0049】請求項2記載の照明器具によれば、器具本
体を支持する台座部の外周部に回動枠を回動自在に設け
るとともに、この回動枠に赤外線センサを設けたため、
照明器具の設置後においても回動枠を回動することによ
り赤外線センサの受光方向を適切な方向に設定できる。
そこで、台座部の設置面への取付け位置及び取付け方向
にかかわらず、赤外線を効果的に検知して光源の点灯状
態を制御することができる。また、赤外線センサを覆う
カバー体の少なくとも一部に光源から放射されるエネル
ギーを低減する遮断部を設けたため、光源から放射され
るエネルギーを赤外線センサが検知することによる点灯
制御装置の誤動作を防止することができる。
【0050】請求項3記載の照明器具によれば、赤外線
センサを覆うカバー体の少なくとも一部に光源から放射
されるエネルギーを低減する遮断部を設けたため、光源
から放射されるエネルギーを赤外線センサが検知するこ
とによる点灯制御装置の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す一部の断面
図である。
【図2】同上照明器具の斜視図である。
【図3】同上照明器具の分解斜視図である。
【図4】同上台座部の底面図である。
【図5】同上赤外線センサ、照度センサおよびカバー体
の特性を示すグラフである。
【図6】同上カバー体の斜視図である。
【符号の説明】
11 照明器具 12 設置面としての天井面 14 台座部 15 器具本体 16 光源としての白熱電球 21 回動枠 34 点灯制御装置 36 赤外線センサ 41 カバー体 46 遮断部としての多層干渉膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置面に取付けられる台座部と、 この台座部に支持されるとともに光源を装着する器具本
    体と、 前記台座部の外周部に回動可能に設けられた回動枠と、 この回動枠に設けられ受光方向の赤外線を検知する赤外
    線センサと、 この赤外線センサに接続され前記光源の点灯状態を制御
    する点灯制御装置とを具備したことを特徴とする照明器
    具。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部に光源から放射されるエ
    ネルギーを低減する遮断部を設けたカバー体にて赤外線
    センサを覆ったことを特徴とする請求項1記載の照明器
    具。
  3. 【請求項3】 光源を装着する器具本体と、 この器具本体に備えられ赤外線を検知する赤外線センサ
    と、 この赤外線センサを覆うとともに少なくとも一部に光源
    から放射されるエネルギーを低減する遮断部を設けたカ
    バー体と、 この赤外線センサに接続され前記光源の点灯状態を制御
    する点灯制御装置とを具備したことを特徴とする照明器
    具。
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