JPH0615057U - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH0615057U
JPH0615057U JP5253192U JP5253192U JPH0615057U JP H0615057 U JPH0615057 U JP H0615057U JP 5253192 U JP5253192 U JP 5253192U JP 5253192 U JP5253192 U JP 5253192U JP H0615057 U JPH0615057 U JP H0615057U
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switch
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JP5253192U
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English (en)
Inventor
一郎 根本
裕之 泉
Original Assignee
株式会社精工舎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、複写装置の位置決め手段の改良に
関する。 【構成】 本考案は、位置決め手段の押圧を検出すべく
押圧検出手段を設け、その出力によって複写装置を制御
する。 【効果】 照明手段の点灯輝度をより安定させて複写の
印画品質を向上させ、複写開始の指示から複写開始まで
にかかる時間がより短くなり、使用者が誤操作しても資
源の節約ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写装置の印画品質の向上、操作性向上、資源節約に関する。
【0002】
【従来の技術】
特願平3−151336号公報に提案されているインスタント写真式複写装置 は、使用者が手動操作によって前記複写装置を起動する主電源スイッチと、前記 使用者が別の手動操作によって複写開始を指示する複写スイッチと、前記複写ス イッチに応答して前記原稿の複写範囲を照明する照明手段と、原稿に対して前記 複写装置の複写範囲を決定する位置決め手段とを備え、使用者が主電源スイッチ を手動操作して前記複写装置を起動し、前記使用者が位置決め手段を用いて原稿 の複写範囲を決定し、あるいは複写範囲の決定をすることなく、前記使用者ある いはその近傍の者が複写スイッチを手動操作するなどして複写開始を指示すると 、照明手段が点灯してその直後に複写が開始される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
照明手段の点灯直後に複写を開始するので、照明手段の点灯輝度が安定しない ことがあり、露光ムラや露光量過不足が生じ、複写の印画品質が低下することが ある。
【0004】 一方、照明手段の点灯後、照明手段の点灯輝度が安定する時間を見込んで照明 手段の予備点灯を行うと、複写開始の指示から複写開始までにかかる時間が長く なり、好ましくない。また主電源スイッチに応答して照明手段を点灯するように すると、無用な点灯で照明のエネルギーを浪費するため、好ましくない。
【0005】 さらに、使用者が位置決め手段を用いて原稿の複写範囲を決定する以前に、前 記使用者あるいはその近傍の者が、故意または不注意によって複写スイッチを誤 操作して複写開始を指示すると、照明手段が点灯して無用な複写が開始され、好 ましくない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、手動操作によって起動する主電源スイッチと、原稿に対して複写範 囲を決定する位置決め手段と、前記位置決め手段への押圧を検出して、出力信号 を発生する押圧検出手段と、前記押圧検出手段の出力信号に応答して前記原稿の 複写範囲を照明する照明手段と、前記位置決め手段の押圧に抗する方向へ前記位 置決め手段を付勢する付勢手段と、前記押圧検出手段の出力信号に応答して、前 記使用者が複写装置の起動とは別の手動操作によって複写開始を指示可能な複写 スイッチとを備えてなる複写装置を提供するものである。
【0007】
【実施例】
本実施例の複写装置は、例えば直線的に配置された屈折力分布型レンズ(セル フォックレンズアレイ)で構成される光学系が原稿面上を走査し、インスタント 写真フィルムへ前記原稿を複写するものである。
【0008】 つまり、複写装置の主構造体であるハウジングと、前記ハウジング上部、下部 へ各々設けられた開口部と、前記上部開口部へ設けられたフィルムバック(フィ ルムを含む)と、前記ハウジングの内部の前記光学系と各種駆動機構によって複 写機能を果たすものである。
【0009】 以下図1〜3及び図6、7に沿って説明する。
【0010】 図2、3に示すハウジング3は本複写装置の主構造体をなし、上開口部7、下開 口部4を備え、前記ハウジング3と外部を隔離するために各々フィルムバック10、 硝子板Gを持つ。隔離された内部には以下に説明する光学系や各種駆動機構を収 納する。
【0011】 前記フィルムバック10は、フィルム12を収納し、前記フィルム12の無用な感光 を防止している。
【0012】 前記フィルム12は、前記上開口部7を光路として感光面を配置される。
【0013】 前記硝子板Gは、前記開口部4へ配置され、複写の際の原稿の基準位置となる。 原稿が基準位置を外れると、正規の焦点でない複写となる。
【0014】 主電源スイッチ13は、図1に示す複写装置の回路への電源供給を開始または停 止し、使用者が手動操作可能なものである。電源供給を開始するとパワーオンリ セット回路14により制御回路15が作動し、前記制御回路15が各々の機能を司る回 路の信号処理を行う。
【0015】 電源100は、前記主電源スイッチ13による回路の開閉に応答して、複写装置へ の電源供給を行うものである。
【0016】 セルフォックレンズアレイ(以下SLAと略す)6は、図2、3に示されるよ うにレンズホルダー5へ固定され、レンズホルダー5は図示されないモータ16と図 示されない駆動力伝達手段によってリミットスイッチ1,2の間を往復駆動される 。 照明手段18、は前記レンズホルダー5へ固定され、前記SLA6の複写範囲を照 明しながら前記SLA6と連動する。照明手段駆動回路19は、前記照明手段18の 点灯電圧の安定化などの機能を果たす。
【0017】 遮光幕8は、前記レンズホルダー5へ固定され、前記照明手段18の照明光のフィ ルム12への漏光を防止しながら前記SLA6と連動する。前記遮光幕8の両端は、 図示されない巻取り手段によって常時適当な張りを与えられる。
【0018】 リミットスイッチ1,2はレンズホルダー5の当接を検出し、その出力信号に応答 してモータ16は、モータ駆動回路17よりその駆動を制御される。
【0019】 位置決め手段50は図示されない原稿に対して当接され、使用者が前記位置決め 手段50を押圧して、図2の様に複写範囲の決定を行なうことが可能である。前記 位置決め手段50は、前記ハウジング3へその一端を回動自在に支持され、後述の 付勢手段52によって付勢される。前記位置決め手段50は、光路として開口部9を 備える。
【0020】 押圧検出手段51は、前記位置決め手段50への押圧を検出して、前記使用者の位 置決め動作完了を示す出力信号を発生する。その出力信号に応答して照明手段18 が点灯し、複写開始可能な状態になることが図6、7の制御フロー32に示されて いる。使用者が前記位置決め手段50の押圧をしないとき、後述の付勢手段52の付 勢力によって前記位置決め手段50は押圧されず、前記照明手段18は、消灯状態と なり、複写開始可能な状態でなくなる。
【0021】 複写スイッチ20は、使用者が手動操作可能で、前記複写開始可能な状態の時、 その出力によって複写の開始を指示できる。
【0022】 前記付勢手段52は、前記位置決め手段50の押圧に抗する方向へ前記位置決め手 段50を付勢する作用を持つ。
【0023】 警告手段21並びに警告手段駆動回路22は、正規の複写が行われなかった場合の 警告を行い、使用者へ告知するものである。
【0024】 制御回路15は、入力された信号の判定及び前記判定結果による処理を行い、複 写装置の動作を制御する。
【0025】 これらから構成されるインスタント写真式複写装置に於て、使用者が主電源ス イッチ13を手動操作すると、前記複写装置が起動する。
【0026】 図3の様に前記使用者が位置決め手段50を開いて図示されない原稿へ前記位置 決め手段を当接する。図6、7の制御フロー32によると、このとき未だ複写開始 可能な状態でないために、前記使用者が複写スイッチ20を手動操作して複写開始 を指示しても複写できない。
【0027】 その後、前記使用者が前記位置決め手段50を付勢手段52の付勢力に抗して押圧 し、図2に示すように複写範囲を決定する。
【0028】 図6、7の制御フロー32に示されるように、押圧検出手段51は前記位置決め手 段50への押圧を検出し、前記照明手段18が点灯して予備点灯を行う。
【0029】 前記使用者が複写範囲を決定した後、前記使用者が複写スイッチ20を手動操作 して複写開始を指示すると、前記制御フローに従い複写が開始される。
【0030】 複写が終了して前記使用者が前記位置決め手段50の押圧をやめると、前記位置 決め手段50の前記付勢手段52によって、前記位置決め手段50の位置決め状態が解 除され、同時に前記原稿の複写範囲を照明する照明手段18が消灯する。
【0031】 後に前記使用者が手動操作によって、複写装置の主電源スイッチ13を切ること も可能で、複写を継続するときは同様の手順を繰り返す。
【0032】 説明した実施例では、位置決め手段50への押圧を検出して、使用者の位置決め 動作完了を示す出力信号を発生する押圧検出手段51の前記出力信号に応答して、 原稿の複写範囲を照明する照明手段18の予備点灯を行っているが、前記照明手段 18に限らず、図4に示すように、例えば動作状況表示手段60など複写装置に付随 して作動する装置を起動するように構成してもよい。
【0033】 図5に示すように、複写スイッチ20を廃止してその回路を短絡し、使用者が主 電源スイッチ13を操作して複写装置を起動すると複写を開始するように構成し、 押圧検出手段51は主電源スイッチ13に依存しない別の回路によって構成してもよ い。
【0034】 図8に示すように、付勢手段52は位置決め手段50へ設けず、押圧検出手段51へ 設けて構成してもよい。
【0035】 押圧検出手段51として、図9に示すような、押圧による媒体中の波動伝搬速度 の変化を検出するプッシュスイッチを使用してもよい。
【0036】 図14に示すように、主電源スイッチ13を使用することなく、押圧検出手段が主 電源スイッチの機能を持つ構成であってもよい。
【0037】
【考案の効果】
前記照明手段の点灯輝度をより安定させ、露光ムラや露光量過不足を防止し、 複写の印画品質を向上させる。
【0038】 また照明手段の点灯後、照明手段の点灯輝度が安定する時間を見込んでの照明 手段の予備点灯が不要もしくは短時間となるため、複写開始の指示から複写開始 までにかかる時間がより短くなり、操作性が向上する。
【0039】 更に主電源スイッチに応答して照明手段を点灯するような予備点灯を不要とし 、無用な点灯で照明のエネルギーを浪費することがない為、資源の節約できる。 使用者が位置決め手段を用いて原稿の複写範囲を決定する以前に、前記使用者 あるいはその近傍の者が、故意または不注意によって複写スイッチを誤操作して 複写開始を指示しても、照明手段が点灯して無用な複写が開始されることが無い 為、資源の節約ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の回路を示す図である。
【図2】本考案の実施例の機械的構成を示す断面図(位
置決め手段閉状態)である。
【図3】本考案の実施例の機械的構成を示す断面図(位
置決め手段開状態)である。
【図4】本考案の他の実施例の回路を示す図(表示手段
を備える)である。
【図5】本考案の他の実施例の回路を示す図(押圧検出
手段が別回路)である。
【図6】本考案の実施例の制御フローチャートである。
【図7】本考案の実施例の制御フローチャートである。
【図8】本考案の他の実施例の機械的構成を示す断面図
(付勢方法)である。
【図9】本考案の他の実施例の押圧検出手段を示す図
(波動伝搬検出)である。
【図10】従来例の制御フローチャートである。
【図11】従来例の制御フローチャートである。
【図12】従来例の機械的構成を示す断面図(位置決め
手段閉状態)である。
【図13】従来例の機械的構成を示す断面図(位置決め
手段開状態)である。
【図14】本考案の他の実施例の回路を示す図(押圧検
出で電源供給)である。
【符号の説明】
1 リミットスイッチ 2 リミットスイッチ 3 ハウジング 4 上開口部 7 下開口部 9 開口部 5 レンズホルダー 6 SLA(セルフォックレンス゛アレイ) 8 遮光幕 10 フィルムバック 12 フィルム 13 主電源スイッチ 14 パワーオンリセット回路 15 制御回路 16 モータ 17 モータ駆動回路 18 照明手段 19 照明手段駆動回路 20 複写スイッチ 21 警告手段 22 警告手段駆動回路 50 位置決め手段 51 押圧検出手段 52 付勢手段 60 動作表示手段 61 動作表示手段駆動回路 G 硝子板 100 電源

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作によって起動する主電源スイッ
    チと、原稿に対して複写範囲を決定する位置決め手段
    と、前記位置決め手段への押圧を検出して、出力信号を
    発生する押圧検出手段と、前記押圧検出手段の出力信号
    に応答して前記原稿の複写範囲を照明する照明手段と、
    前記位置決め手段の押圧に抗する方向へ前記位置決め手
    段を付勢する付勢手段と、複写開始を指示する信号を発
    生する複写スイッチと、前記押圧検出手段か前記複写ス
    イッチの、少なくとも一方の出力信号の処理を行い、複
    写装置の動作を制御する制御回路とを備えてなる複写装
    置。
  2. 【請求項2】 複写範囲を決定する位置決め手段と、前
    記位置決め手段への押圧を検出して出力信号を発生し、
    主電源スイッチを兼ねる押圧検出手段と、前記押圧検出
    手段の出力信号に応答して前記原稿の複写範囲を照明す
    る照明手段と、前記位置決め手段の押圧に抗する方向へ
    前記位置決め手段を付勢する付勢手段と、複写開始を指
    示する信号を発生する複写スイッチと、前記押圧検出手
    段か前記複写スイッチの、少なくとも一方の出力信号の
    処理を行い、複写装置の動作を制御する制御回路とを備
    えてなる複写装置。
JP5253192U 1992-07-27 1992-07-27 複写装置 Pending JPH0615057U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50135458A (ja) * 1974-03-25 1975-10-27
JPS50138240A (ja) * 1974-04-05 1975-11-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50135458A (ja) * 1974-03-25 1975-10-27
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