JPH0615033Y2 - 発泡プラスチックビーズ用充填機 - Google Patents
発泡プラスチックビーズ用充填機Info
- Publication number
- JPH0615033Y2 JPH0615033Y2 JP2921790U JP2921790U JPH0615033Y2 JP H0615033 Y2 JPH0615033 Y2 JP H0615033Y2 JP 2921790 U JP2921790 U JP 2921790U JP 2921790 U JP2921790 U JP 2921790U JP H0615033 Y2 JPH0615033 Y2 JP H0615033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- plunger
- filling machine
- main pipe
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は発泡プラスチックビーズ用充填機に関し、さ
らに詳しくはプランジャが一重管の主管内を進退動する
エヤシリンダーを短くすると共に主管とプランジャーと
の間に隙間を形成して該プランジャ後方に吹出位置及び
本数可変のノズル管を設けてなる発泡プラスチックビー
ズ用充填機に関するものである。
らに詳しくはプランジャが一重管の主管内を進退動する
エヤシリンダーを短くすると共に主管とプランジャーと
の間に隙間を形成して該プランジャ後方に吹出位置及び
本数可変のノズル管を設けてなる発泡プラスチックビー
ズ用充填機に関するものである。
(従来の技術) 発泡プラスチックビーズ成形では、1面の金型で多数個
一度に成形し、しかも1個の製品に対し充填機が1個以
上設けられ、標準的金型で18個程度取り付けられてい
る。近年多機種小ロット生産が主流となり、金型交換頻
度が多くなり、その作業をいかに短く、省力化するかが
生産性向上の大きな課題となっている。
一度に成形し、しかも1個の製品に対し充填機が1個以
上設けられ、標準的金型で18個程度取り付けられてい
る。近年多機種小ロット生産が主流となり、金型交換頻
度が多くなり、その作業をいかに短く、省力化するかが
生産性向上の大きな課題となっている。
従来、最も一般に広く使用されている充填機を第3図に
ついて説明すると継手1aの基管部2aに連通の分岐管
部4aはニップル7aを介して原料供給源に接続される
ようになっている。また基管部2aにはエヤ周室16を
形成する内管14,外管15とでなる主管5aが連通さ
れ、該主管5a内を進退動して主管5aの先筒部8aを
開閉するプランジャ10aをロッド9a先端に有するエ
ヤシリンダー6aが継手1aの直管部3aに嵌装されて
いる。そして原料充填時には圧縮エヤがエヤポート13
aからエヤ通孔12aを経てエヤ周室16に入り、複数
のノズル孔11aより第3図鎖線のように前方一点に収
斂する状態になるよう吹出されるもので、この際にイン
ゼクション作用によって原料供給源からの原料は吸収さ
れると共に圧力エヤにて成形金型内に充填される。
ついて説明すると継手1aの基管部2aに連通の分岐管
部4aはニップル7aを介して原料供給源に接続される
ようになっている。また基管部2aにはエヤ周室16を
形成する内管14,外管15とでなる主管5aが連通さ
れ、該主管5a内を進退動して主管5aの先筒部8aを
開閉するプランジャ10aをロッド9a先端に有するエ
ヤシリンダー6aが継手1aの直管部3aに嵌装されて
いる。そして原料充填時には圧縮エヤがエヤポート13
aからエヤ通孔12aを経てエヤ周室16に入り、複数
のノズル孔11aより第3図鎖線のように前方一点に収
斂する状態になるよう吹出されるもので、この際にイン
ゼクション作用によって原料供給源からの原料は吸収さ
れると共に圧力エヤにて成形金型内に充填される。
なお上記の一般に広く使用されている充填機とは別にそ
の長さを短かくさせたものとして従来一部で第4図に示
すようなものも知られている。即ち継手1′aの基管部
2′aに連通の分岐管部4′aはニップル7′aを介し
て原料供給源に接続されるようになっている。また基管
部2′aはエヤ周室16′aを形成する内管14′a,
外管15′aとでなる主管5′aが連通され、該主管
5′a内の先部において、主管5′aとの間に先筒部
8′aに通ずる隙間S′を形成すると共に主管5′a内
先部を進退動して主管5′aの先筒部8′aを開閉する
プランジャ10aをロッド9a先端に有するエヤシリン
ダー6′aが継手1′aの直管部3′aに嵌装されてい
る。そして圧縮エヤがエヤポート13′aからエヤ通孔
12′aを経てエヤ周室16′に入り、複数のノズル孔
11′aより第4図鎖線のように吹出されると、インゼ
クション作用によって原料供給源からの原料は主管5′
a先部へ吸引されると共に各ノズル孔11′aから吐出
する圧力エヤにて成形金型内に充填されるようになって
いる。
の長さを短かくさせたものとして従来一部で第4図に示
すようなものも知られている。即ち継手1′aの基管部
2′aに連通の分岐管部4′aはニップル7′aを介し
て原料供給源に接続されるようになっている。また基管
部2′aはエヤ周室16′aを形成する内管14′a,
外管15′aとでなる主管5′aが連通され、該主管
5′a内の先部において、主管5′aとの間に先筒部
8′aに通ずる隙間S′を形成すると共に主管5′a内
先部を進退動して主管5′aの先筒部8′aを開閉する
プランジャ10aをロッド9a先端に有するエヤシリン
ダー6′aが継手1′aの直管部3′aに嵌装されてい
る。そして圧縮エヤがエヤポート13′aからエヤ通孔
12′aを経てエヤ周室16′に入り、複数のノズル孔
11′aより第4図鎖線のように吹出されると、インゼ
クション作用によって原料供給源からの原料は主管5′
a先部へ吸引されると共に各ノズル孔11′aから吐出
する圧力エヤにて成形金型内に充填されるようになって
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前者第3図の充填機は長さが大であって、金型体
積より充填機の占有体積の方が大きく、金型自動交換,
搬送,取り付け作業などの大きな隘路となっていた。
積より充填機の占有体積の方が大きく、金型自動交換,
搬送,取り付け作業などの大きな隘路となっていた。
また後者第4図の充填機は主管5′aが二重管のために
プランジャ10′aと主管5′aとの間の隙間S′が大
きくとれなかった。そのため隙間S′の通過抵抗が大で
あり、原料が脈動してスムーズに通過流動しなく充填時
間に問題があった。そこで内管14′aを太くせざるを
得なく従って外管15′aを太くすることを余儀なくさ
れて主管5′aの太さが大きくなって必然的に金型との
互換性がなくなった。そのためにもこのものは殆んど使
われなくなった。
プランジャ10′aと主管5′aとの間の隙間S′が大
きくとれなかった。そのため隙間S′の通過抵抗が大で
あり、原料が脈動してスムーズに通過流動しなく充填時
間に問題があった。そこで内管14′aを太くせざるを
得なく従って外管15′aを太くすることを余儀なくさ
れて主管5′aの太さが大きくなって必然的に金型との
互換性がなくなった。そのためにもこのものは殆んど使
われなくなった。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するためになされたもので
あって次のように構成してある。
あって次のように構成してある。
すなわちこの考案の発泡プラスチックビーズ用充填機
は、基管部に連通の分岐管部が原料供給源に接続され基
管部に連通の主管内を進退動して主管の先筒部を開閉す
るプランジャをロッド先端に有するエヤシリンダが直管
部に嵌装された充填機において、後退限のプランジャが
一重管の主管の先部に位置して該プランジャと主管との
間に先筒部に通ずる隙間を形成すると共にプランジャ後
方において吹出し位置及び本数可変のノズル管を先部を
主管内に臨ませて設けてなるものである。
は、基管部に連通の分岐管部が原料供給源に接続され基
管部に連通の主管内を進退動して主管の先筒部を開閉す
るプランジャをロッド先端に有するエヤシリンダが直管
部に嵌装された充填機において、後退限のプランジャが
一重管の主管の先部に位置して該プランジャと主管との
間に先筒部に通ずる隙間を形成すると共にプランジャ後
方において吹出し位置及び本数可変のノズル管を先部を
主管内に臨ませて設けてなるものである。
次にこの考案の充填機を以下実施例について図面を参照
しながら詳しく説明する。
しながら詳しく説明する。
1は、Y形の継手で、該継手1の基管部2に連通の分岐
管部4はニップル7を介してホース(透明)によって原
料供給源(図示せず)に接続される。6は、基管部2に
連通の一重管の主管5内先部を前後進退動して主管5の
先筒部8を開閉するプランジャ10をロッド9先端に有
するエヤシリンダーで、該エヤシリンダー6は継手1の
直管部3に嵌装されてる。なおこのエヤシリンダー6
は、プランジャ10が主管5先部において進退動する小
ストロークで短いものである。
管部4はニップル7を介してホース(透明)によって原
料供給源(図示せず)に接続される。6は、基管部2に
連通の一重管の主管5内先部を前後進退動して主管5の
先筒部8を開閉するプランジャ10をロッド9先端に有
するエヤシリンダーで、該エヤシリンダー6は継手1の
直管部3に嵌装されてる。なおこのエヤシリンダー6
は、プランジャ10が主管5先部において進退動する小
ストロークで短いものである。
そしてこの考案では、後退限のプランジャ10が一重管
の主管5の先部に位置して該プランジャ10と主管5と
の間に先筒部8に通ずる隙間Sを形成すると共にプラン
ジャ10後方において吹出し位置及び本数可変のノズル
管11を先部を主管5内に臨ませて設けてなるものであ
る。なお12はエヤ通孔、13はエヤポートである。第
1図の実施例ではノズル管11の1本の場合が例示して
ある。
の主管5の先部に位置して該プランジャ10と主管5と
の間に先筒部8に通ずる隙間Sを形成すると共にプラン
ジャ10後方において吹出し位置及び本数可変のノズル
管11を先部を主管5内に臨ませて設けてなるものであ
る。なお12はエヤ通孔、13はエヤポートである。第
1図の実施例ではノズル管11の1本の場合が例示して
ある。
(作用) エヤポート13からエヤ通孔13を経てノズル管11に
入った圧縮エヤがノズル管11の先端吹出し口から吐出
し、インセグション作用によって原料供給源側の原料を
主管5内に吸引する。そしてエヤ圧力によって原料は押
圧され主管5とプランジャ10との隙間Sを通過して先
筒部8を経て金型内に充填される。
入った圧縮エヤがノズル管11の先端吹出し口から吐出
し、インセグション作用によって原料供給源側の原料を
主管5内に吸引する。そしてエヤ圧力によって原料は押
圧され主管5とプランジャ10との隙間Sを通過して先
筒部8を経て金型内に充填される。
なお図面第5図は従来の充填機Bとこの発明の充填機A
とを金型17に夫々取付け比較した状態を示したもので
充填機Aを充填機Bの約半分位の長さとすることができ
る。
とを金型17に夫々取付け比較した状態を示したもので
充填機Aを充填機Bの約半分位の長さとすることができ
る。
(考案の効果) この考案の充填機は叙上の構成であって、長さが従来よ
り短くできてその占有体積を金型体積より小さくし得る
ため、金型自動交換,搬送,取付け作業などを作業性良
く円滑容易に効率的に行わせることができると共にこの
考案は現状の金型がそのまま使用でき、充填機の長さを
半分程度とすることができるなどの卓抜した効果があ
る。
り短くできてその占有体積を金型体積より小さくし得る
ため、金型自動交換,搬送,取付け作業などを作業性良
く円滑容易に効率的に行わせることができると共にこの
考案は現状の金型がそのまま使用でき、充填機の長さを
半分程度とすることができるなどの卓抜した効果があ
る。
また同じ外径寸法の充填機において、原料通過寸法が大
きくできると共にエヤノズル管の吹出し位置がプランジ
ャより後方位置にあり、主管とプランジャの隙間を原料
が通過する時、エヤ圧力で押すことになり従来の吸引す
る方式のものに比較して小さい寸法でもスムーズに通過
させることができて充填機能を改善できるなど優れた効
果がある。
きくできると共にエヤノズル管の吹出し位置がプランジ
ャより後方位置にあり、主管とプランジャの隙間を原料
が通過する時、エヤ圧力で押すことになり従来の吸引す
る方式のものに比較して小さい寸法でもスムーズに通過
させることができて充填機能を改善できるなど優れた効
果がある。
さらに充填終了時に管内に原料が残り、過充填となるこ
とを防止するためにエヤノズル吹出位置及びノズル管の
本数を変えることができる著大な効果がある。
とを防止するためにエヤノズル吹出位置及びノズル管の
本数を変えることができる著大な効果がある。
第1図はこの考案充填機の縦断側面図、第2図は同縦断
正面図、第3図及び第4図は従来充填機の縦断側面図、
第5図は取付けの対比説明図である。 1,1a,1′a……継手、2,2a,2′a……基管
部、3,3a,3′a……直管部、4,4a,4′a…
…分岐管部、5,5a,5′a……主管、6,6a,
6′a……エヤシリンダ、7,7a,7′a……ニップ
ル、8,8a,8′a……先筒部、9,9a,9′a…
…ロッド、10,10a,10′a……プランジャ、1
1……ノズル管、11a,11′a……ノズル孔、1
2,12a,12′a……エヤ通孔、13,13a,1
3′a……エヤポート、14,14a……内管、15,
15a……外管、16,16a……エヤ周室、17……
金型、A,B……充填機、S……隙間、
正面図、第3図及び第4図は従来充填機の縦断側面図、
第5図は取付けの対比説明図である。 1,1a,1′a……継手、2,2a,2′a……基管
部、3,3a,3′a……直管部、4,4a,4′a…
…分岐管部、5,5a,5′a……主管、6,6a,
6′a……エヤシリンダ、7,7a,7′a……ニップ
ル、8,8a,8′a……先筒部、9,9a,9′a…
…ロッド、10,10a,10′a……プランジャ、1
1……ノズル管、11a,11′a……ノズル孔、1
2,12a,12′a……エヤ通孔、13,13a,1
3′a……エヤポート、14,14a……内管、15,
15a……外管、16,16a……エヤ周室、17……
金型、A,B……充填機、S……隙間、
Claims (1)
- 【請求項1】基管部に連通の分岐管部が原料供給源に接
続され基管部に連通の主管内を進退動して主管の先筒部
を開閉するプランジャをロッド先端に有するエヤシリン
ダが直管部に嵌装された充填機において、後退限のプラ
ンジャが一重管の主管の先部に位置して該プランジャと
主管との間に先筒部に通ずる隙間を形成すると共にプラ
ンジャ後方において吹出し位置及び本数可変のノズル管
を先部を主管内に臨ませて設けてなることを特徴とする
発泡プラスチックビーズ用充填機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2921790U JPH0615033Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 発泡プラスチックビーズ用充填機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2921790U JPH0615033Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 発泡プラスチックビーズ用充填機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118629U JPH03118629U (ja) | 1991-12-06 |
JPH0615033Y2 true JPH0615033Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31531989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2921790U Expired - Lifetime JPH0615033Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 発泡プラスチックビーズ用充填機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615033Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2921790U patent/JPH0615033Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118629U (ja) | 1991-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |