JPH0615013U - 光コネクター用割りスリーブ - Google Patents

光コネクター用割りスリーブ

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Publication number
JPH0615013U
JPH0615013U JP5736192U JP5736192U JPH0615013U JP H0615013 U JPH0615013 U JP H0615013U JP 5736192 U JP5736192 U JP 5736192U JP 5736192 U JP5736192 U JP 5736192U JP H0615013 U JPH0615013 U JP H0615013U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
split sleeve
ferrule
optical connector
sleeve
split
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5736192U
Other languages
English (en)
Inventor
斉 日根野
Original Assignee
パイロットプレシジョン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by パイロットプレシジョン株式会社 filed Critical パイロットプレシジョン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光コネクターのフェルールと割りスリーブと
の頑固な密着を防止し、同時にゴミによるかじりや傷を
防ぐ。 【構成】 割りスリーブの内面を、該割りスリーブ内に
挿入されるフェルールとの接触面が少なくなるように構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光コネクターを定結するアダプター内に内蔵されている割りスリー ブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光コネクターを定結させるために用いられる割りスリーブ21の形状と しては、図5のように側面を切り欠いた筒状の金属で形成すると同時に、内径を 精密にし、この中に光コネクターのフェルールを両端より挿入してフェルールど うしを突き合わせ、光軸を合わせてフェルール内を貫通している光ファイバー内 の光エネルギー接続損失を最小限に抑えて、伝達させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の割りスリーブや精密スリーブではフェルールを挿入した場合、 スリーブ内周面とフェルール外周面との接触面が大であるので、密着の度合いが 強すぎて挿入や取り外しが困難になるという問題が生じ易く、そのためフェルー ルと割りスリーブとの磨耗によるゴミが生じたり、また割りスリーブ内に進入し たゴミが原因で、フェルールと割りスリーブとがかじってしまったり、さらには それが原因で傷を生じたりするなどの問題があり、結果として接続損失が劣化す るなどの問題が生じていた。
【0004】 本来割りスリーブは、側面の切り欠き部分が進入したゴミを排除するのである が、従来の構成では充分なものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、光コネクターを定結するアダプター内に内蔵されている割りスリー ブの内周面を、フェルールとスリーブとの接触面積が小さくなるように構成する ことにより、頑固な密着を防止し、同時にゴミによるかじりや傷を防ぐことので きる割りスリーブを提供することを目的としたものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づきさらに詳細に説明する。 実施例 実施例を図1および図2により説明すると、割りスリーブ1の構成は側面長手 方向に切り欠き1Aを設け、内面に数個の長手方向に伸びた突起1Bを内周に沿 って設けたものである。図3に示すように、割りスリーブ1の内面に挿入される 円柱状のフェルール2は、突起1Bの頂部に保持されることになり、その接触面 積はきわめて小さくなる。従って、内部に進入したゴミは突起1Bの谷部に排除 されるため、かじりや傷などが生じ難くなり、さらに接触面積が少なくなるため 、空気が閉じ込められることなく、取り外しがスムーズにできるなどの効果が得 られるのである。 なおこの実施例では、突起1Bの頂部は凸状になっているが、凹状でもかまわ ないし、また歯車状のものも含まれることは勿論である。
【0007】 ここで割りスリーブの材質は、樹脂、セラミック、金属等が挙げられる。いず れの材質でもよいが、目的とする内部形状が得られ易い樹脂やセラミックが好ま しい。特にアルミナやジルコニアなどのセラミックは、硬い材質であるため磨耗 が少なく、より良好である。また、本考案の割りスリーブを形成するための具体 的方法としては、押出、プレス、射出成形等が挙げられる。
【0008】 本考案の目的とする効果を得るためには、上記の構成ばかりでなく、接触面積 が小さくなる構造であればどのような構造でもよく、たとえば他の実施例として 次のようなものが挙げられる。
【0009】 図4は、割りスリーブ11の内面形状を三角形にしたものでそれぞれの片に各 1点づつフェルールとの接触点を有することになる。ここで内面形状は、三角形 ばかりでなく五角形、六角形など種々の形状が可能である。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の割りスリーブはフェルールとの接触面積が少な いので、空気や割りスリーブ内に進入もしくは摩擦などにより生じたゴミの逃げ 道が多くなり、そのためスムーズな着脱ができると同時に、フェルールと割りス リーブとのかじりがなくなり、傷も生じないなどの優れた特徴を呈するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の割りスリーブを示すA−A線
断面図である。
【図2】本考案の実施例の割りスリーブを示す平面図で
ある。
【図3】本考案の実施例の割りスリーブ内に、フェルー
ルを挿入した状態を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の割りスリーブを示す断面
図である。
【図5】従来の割りスリーブを示す断面図である。
【符号の説明】
1 割りスリーブ 1A 割りスリーブ1の切り欠き 1B 割りスリーブ1の突起 2 フェルール 11 割りスリーブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光コネクターを定結するアダプター内に
    内蔵されている割りスリーブにおいて、該割りスリーブ
    の内面形状が、割りスリーブ内に挿入されるフェルール
    面との接触面が小さくなるように構成されてなる割りス
    リーブ。
JP5736192U 1992-07-23 1992-07-23 光コネクター用割りスリーブ Pending JPH0615013U (ja)

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JP5736192U JPH0615013U (ja) 1992-07-23 1992-07-23 光コネクター用割りスリーブ

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JP5736192U JPH0615013U (ja) 1992-07-23 1992-07-23 光コネクター用割りスリーブ

Publications (1)

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JPH0615013U true JPH0615013U (ja) 1994-02-25

Family

ID=13053444

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JP5736192U Pending JPH0615013U (ja) 1992-07-23 1992-07-23 光コネクター用割りスリーブ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9477048B2 (en) 2012-06-07 2016-10-25 Adamant Co., Ltd. Sleeve for optical communication and method of manufacturing the sleeve for optical communication

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