JPH06148765A - 放射線画像記録読取方法および装置 - Google Patents

放射線画像記録読取方法および装置

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JPH06148765A
JPH06148765A JP4298548A JP29854892A JPH06148765A JP H06148765 A JPH06148765 A JP H06148765A JP 4298548 A JP4298548 A JP 4298548A JP 29854892 A JP29854892 A JP 29854892A JP H06148765 A JPH06148765 A JP H06148765A
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JP
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radiation
image
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recording medium
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JP4298548A
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English (en)
Inventor
Shigeru Saotome
滋 早乙女
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被写体の放射線画像の観察を行いつつ放射線
画像の撮影を行う放射線画像記録読取方法および装置に
おいて、観察から撮影までの無駄な時間を短縮し、装置
をコンパクトにし、故障、騒音を少なくする。 【構成】 装置1の画像記録部10に、エンドレスベルト
状の記録媒体2の一部に放射線11a が照射されたときに
発せられる瞬時発光光を受け、これを可視像用の信号に
変換する透視手段81を設ける。透視手段81により放射線
画像を観察し、所望とする放射線画像が観察されたとき
に、記録媒体2を搬送して、記録媒体2の別の部分に被
写体の放射線画像を蓄積記録する。画像読取部20におい
てこの別の部分から放射線画像を得、消去部30において
残存画像を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積性蛍光体層を有す
る記録媒体に放射線画像情報を蓄積記録し、次いでこれ
に励起光を照射し、蓄積記録された画像情報に応じて輝
尽発光する光を検出して画像情報を読取り電気信号に変
換する放射線画像情報記録読取装置に関し、さらに詳細
には、画像情報の記録に先立って、この画像を透視モニ
ターすることのできる放射線画像情報記録読取装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、
β線、γ線、紫外線、電子線等)を照射すると、この放
射線のエネルギーの一部がその蛍光体中に蓄積され、そ
の後その蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積
されたエネルギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示す。こ
のような性質を示す蛍光体を蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光
体)と言う。
【0003】この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被
写体の放射線画像情報を一旦蓄積性蛍光体のシート(以
下、蓄積性蛍光体シートと称する)に記録し、これを励
起光で走査して輝尽発光させ、この輝尽発光光を光電的
に読み取って画像信号を得、この画像信号を処理して診
断適性の良い被写体の放射線画像を得る方法が提案され
ている(例えば特開昭55-12429号、同55-116340 号、同
55-163472 号、同56-11395号、同56-104645 号など)。
この最終的な画像はハードコピーとして再生したり、あ
るいはCRT上に再生したりすることができる。このよ
うな放射線画像情報記録再生方法においては、蓄積性蛍
光体シートは最終的に画像情報を記録せず、上記のよう
な最終的な記録媒体に画像を与えるために一時的に画像
情報を担持するものであるから、この蓄積性蛍光体シー
トは繰り返し使用するようにしてもよく、またそのよう
に繰返し使用すれば極めて経済的である。
【0004】また、例えばX線撮影車のような移動ステ
ーションに蓄積性蛍光体シートを使用する放射線画像情
報記録読取装置を装備し、集団検診のために各所へ出張
してX線撮影をするような場合には、蓄積性蛍光体シー
トを多数車に積載して行くのは不便であり、また移動車
に積載できるシートの数には限りがある。従って、蓄積
性蛍光体シートを繰返し使用可能なようにして移動車に
積載し、これに被写体毎の放射線画像情報を記録し、そ
れを読み出して得た画像信号を磁気テープ等の記憶容量
の大きい記録媒体に写し、蓄積性蛍光体シート等を循環
再使用するようにすれば移動車によって多数の被写体の
放射線画像を撮影することができるので実用上極めて有
用である。さらに、この循環再使用により、連続撮影を
行えば、集団検診において撮影のスピードを上げること
もでき、実用上の効果は極めて大きい。
【0005】上記のように蓄積性蛍光体シートを再使用
するには、輝尽発光光が読み取られた後の蓄積性蛍光体
シートに残存する放射線エネルギーを、例えば特開昭56
-11392号、同56-12599号に示されるようにシートに光や
熱を照射することによって放出させて残存放射線画像を
消去し、この蓄積性蛍光体シートを再度放射線画像記録
に使用すればよい。
【0006】そこで本出願人は、放射線画像を蓄積記録
しうる蓄積性蛍光体シートを所定の循環通路に沿って搬
送する循環搬送手段と、前記循環通路にあって、前記シ
ートに被写体を通して放射線を照射することにより、こ
のシート上に被写体の放射線画像情報を蓄積記録する画
像記録部と、前記循環通路にあって、前記画像記録部に
おいて放射線画像情報を蓄積記録された蓄積性蛍光体シ
ートを走査する励起光を発する励起光源およびこの励起
光により走査された蓄積性蛍光体シートから発せられた
輝尽発光光を読み取って画像信号を得る光電読取手段か
らなる画像読取部と、前記循環通路にあって、前記画像
読取部において画像読取りが行われた後の蓄積性蛍光体
シートに画像記録がなされるのに先行してこの蓄積性蛍
光体シートに残存する放射線エネルギーを放出させる消
去部とを1つの装置に組み込み、上記蓄積性蛍光体シー
トを上記各部間を循環させて繰り返し使用するようにし
たいわゆるビルトインタイプの放射線画像情報記録読取
装置を先に提案した(特開昭59-192240 号)。このよう
な構造の放射線画像情報記録読取装置によれば、放射線
画像情報の記録、読取りを連続的かつ能率的に行うこと
ができる。
【0007】一方、放射線画像撮影時の撮影のタイミン
グを撮影者の経験や勘に頼って決定することなく、常に
良好なタイミングを得て所望の画像の撮影を行うことが
できるように、被写体を介して放射線源と対向しうる位
置に、被写体を通過して入射する放射線を受け、これを
可視像用の信号に変化する透視手段を備えてなる装置が
既に提案されている(特開昭58-207038 号)。かかる装
置においては撮影位置に蓄積性蛍光体シートを搬送する
のに先立って透視手段により画像の透視を行い、適当な
タイミングで蓄積性蛍光体シートを撮影位置に送ること
により、常に良好なタイミングで撮影を行うことができ
る。また、本出願人により、上述した透視手段を適用し
たビルトインタイプの放射線画像情報記録読取装置が提
案されている(特開昭61-99139号)。
【0008】しかしながら、このような放射線画像情報
記録読取装置は、蓄積性蛍光体シートの循環通路を設け
るために装置が大型化しやすく、その利用範囲が限定さ
れてしまうものであった。そこで、本出願人により、蓄
積性蛍光体シートを内蔵し、記録読取りを行うためのユ
ニットを装置内に設け、放射線画像の記録時にはこのユ
ニットを撮影位置に移動させ、透視時には撮影位置より
退却させるようにして装置のコンパクト化を図った放射
線画像記録読取装置(特開昭63-259639 号)、このユニ
ットから蓄積性蛍光体シートのみを撮影位置に移動させ
るようにした放射線画像情報記録読取装置(特開昭63-2
59642 号)が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭63-259639 号、特開昭63-259642 号に開示され
ている放射線画像記録読取装置は、装置のコンパクトを
図ることができるが、放射線画像を透視して観察を行っ
ている状態から撮影に切り換える際に、ユニットを撮影
位置へ移動させる必要があるため、観察から撮影に切り
換える際の無駄な時間が長いという問題がある。また、
ユニットを往復移動させる必要があるため可動部が多
く、機構が複雑となって故障の原因となり、また移動の
際に発生する騒音が大きいという問題があった。これは
ビルトインタイプの放射線画像記録読取装置に限らず、
前述した特開昭58-207038 号に開示されているような、
1枚の蓄積性蛍光体シートを撮影位置に移動させて撮影
を行うような装置においても、同様に発生する問題であ
る。
【0010】本発明は上記事情に鑑み、観察と撮影の切
り換え時の無駄な時間を少なくし、小型で簡単な機構に
より故障が少なく騒音の問題のない放射線画像記録読取
装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による放射線画像
記録読取方法は、放射線画像を蓄積記録し得る蓄積性蛍
光体層を有する記録媒体に、放射線源から発せられた放
射線を被写体を通して照射し、該被写体の放射線画像を
前記記録媒体に蓄積記録し、該被写体の放射線画像が蓄
積記録された記録媒体に励起光を照射し、この励起光の
照射により前記記録媒体から発せられた輝尽発光光を読
み取って前記被写体の放射線画像情報を担持する画像信
号を得る放射線画像記録読取方法において、前記記録媒
体の一部を前記被写体を透過した前記放射線が照射され
る位置へ移動させ、該一部に前記被写体を透過した放射
線を照射し、該放射線が照射されたときに、前記蓄積性
蛍光体層の一部から発せられる瞬時発光光により、前記
被写体の放射線画像を観察し、前記被写体の、所望とす
る放射線画像が観察された際に、前記放射線の照射を停
止し、該放射線の照射が停止している間に、前記記録媒
体の他の部分を前記被写体を透過した前記放射線が照射
される位置へ移動させ、その後、該他の部分に前記被写
体を透過した放射線を照射することにより該被写体の放
射線透過画像を前記記録媒体に蓄積記録することを特徴
とするものである。
【0012】本発明による第1の放射線画像記録読取装
置は、放射線画像を蓄積記録しうる蓄積性蛍光体層を有
する記録媒体を、所定の通路に沿って搬送する搬送手
段、放射線源と、該放射線源より発せられた放射線を受
ける位置に被写体を支持する支持手段と、前記記録媒体
に前記被写体を通して前記放射線が照射されたときに、
前記記録媒体の前記蓄積性蛍光体層から発せられる瞬時
発光光を受け該瞬時発光光を可視像用の信号に変換する
透視手段とを備えた画像記録部、前記通路にあって、前
記画像記録部において放射線画像を蓄積記録された前記
記録媒体を走査する励起光を発する励起光源と、この励
起光により走査された前記記録媒体から発せられた輝尽
発光光を読み取って画像信号を得る光電読取手段とを有
する画像読取部、前記通路にあって、前記画像読取部に
おいて画像読取が行われた後の前記記録媒体に画像記録
がなされるのに先行して前記記録媒体上の残存放射線エ
ネルギーを放出させる消去部、および前記搬送手段を駆
動させて前記記録媒体の一部を前記被写体を透過した放
射線が照射される位置へと搬送し、前記一部に前記被写
体を透過した放射線が照射されている間は前記搬送手段
を停止または駆動させ、前記透視手段により前記被写体
の所望とする放射線画像が観察された際に、前記放射線
の照射を停止し、前記搬送手段を駆動させて前記記録媒
体の他の部分を前記被写体を透過した前記放射線が照射
される位置へ搬送し、前記他の部分が該位置に搬送され
た後に前記搬送手段を停止し、前記放射線を前記他の部
分に照射することにより前記記録媒体に前記被写体の放
射線透過画像を蓄積記録し、その後前記放射線の照射を
停止し、前記搬送手段を駆動させて前記他の部分を前記
画像読取部へ搬送させる制御手段とからなることを特徴
とするものである。
【0013】また、本発明による第2の放射線画像記録
読取装置は、本発明による第1の放射線画像記録読取装
置において、前記画像記録部と前記画像読取部とが少な
くとも前記放射線画像1枚分以上離れていることを特徴
とするものである。
【0014】さらに、本発明による第3の放射線画像記
録読取装置は、本発明による第1または第2の放射線画
像記録読取装置において、前記記録媒体がエンドレスベ
ルト状に形成されていることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明による第4の放射線画像記録
読取装置は、本発明による第1または第2の放射線画像
記録読取装置において、前記記録媒体が帯状の可撓性シ
ートとして形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0016】
【作用】本発明による放射線画像記録読取方法は、蓄積
性蛍光体層を有する記録媒体の一部に被写体を透過した
放射線を照射し、この際に蓄積性蛍光体層から発せられ
る瞬時発光光により被写体の放射線画像を観察し、所望
とする放射線画像が観察された際に搬送手段により記録
媒体を移動して記録媒体の他の部分に被写体の放射線透
過画像を蓄積記録するようにしたものである。このた
め、被写体観察から撮影までの間の時間が短縮され、ま
た複雑な機構も必要でないため、故障が少なく作動時の
騒音も問題とはならない。
【0017】また、本発明による放射線画像記録読取方
法を実施するための本発明による放射線画像記録読取装
置は、いわゆるビルトインタイプの装置であるため、撮
影した画像を現像したり読取装置に搬入する手間がな
く、また撮影後直ちに放射線画像を見ることができ、装
置をコンパクトに構成することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例による放射線画像
情報記録読取装置の概略側面図である。
【0020】本実施例の装置1は、後述するように画像
記録部10、読取部20、消去部30および4つのローラ41,
42,43,44からなる搬送手段および記録部10、読取部2
0、消去部30ならびに搬送手段を制御する制御手段50と
から構成されている。画像記録部10は、レンズ等の光学
系とTVカメラの組み合わせ等からなる透視部を備えた
透視手段81と、被写体5に放射線11a を照射する放射線
源11、被写体5を載置し上面が放射性透過性を有する撮
影台14とからなっており、被写体5はこの撮影台に載置
された状態で撮影台14の上方に設けられたX線源等の放
射線源11に対向する。
【0021】装置1内において、全面に蓄積性蛍光体層
が形成された蓄積性蛍光体シートであるエンドレスの記
録ベルト2は、搬送手段である4つのローラ41,42,4
3,44により懸架されて図中矢印方向に循環搬送され
る。なお、上記4つのローラ41,42,43,44のうち、ロ
ーラ44はモータ53の軸53a にベルト、またはチェーンに
より連続されてなる駆動ローラであり、他のローラ41,
42,43はこのローラ44に従動して回転する従動ローラと
なっている。またモータの軸53a にはロータリーエンコ
ーダ55が取り付けられており、モータの回転を検出して
制御手段50により種々の制御を行うことができるように
なっている。この装置1は内部の記録ベルト2が被写体
5を介して放射線源11と対向せしめられ、本装置におい
てはこの第1の位置において記録ベルト2を放射線が照
射される位置に保持せしめる部分、すなわち前記ローラ
41,42の間に画像記録部10が設定される。ここで記録ベ
ルト2は、図2(a) に示すように透明な可撓性を有する
支持体2aの放射線が照射される側の面に蛍光体層2bが形
成されてなるものである。
【0022】制御手段50により撮影台14上の被写体5を
介して放射線源11が作動されると、被写体5の透過放射
線画像が記録ベルト2上に照射される。この際、被写体
の放射線画像情報が記録ベルトの蓄積性蛍光体層に蓄積
されるとともに、記録ベルト2の蓄積蛍光体層2bから瞬
時発光光12が発せられる。この瞬時発光光12は、撮影台
14の下方に位置する透視手段81の放射線源11に対向させ
て配置したレンズ等の光学系で受光され、得られた像は
TVカメラにより被写体5の放射線画像情報としての観
察用の信号に変換される。この信号はライン83を介して
CRT等の受像装置82に伝えられ、この受像装置82に放
射線画像情報が観察用画像として再生される。この受像
装置に再生されたモニター像を見ながら、本装置の操作
者は所望の時点で撮影を行う。なお、上述した瞬時発光
光12の観察は、記録ベルト2を停止した状態で行う必要
はなく、記録ベルト2を搬送しつつ行ってもよいもので
ある。撮影に際しては制御手段50により一旦放射線源11
からの放射線の照射を止め、ローラ41,42,43,44によ
り記録ベルト2のX線11a が照射されていない部分を被
写体5を透過した放射線が照射される位置へ搬送させ
る。記録ベルト2が搬送されると、記録ベルト2は停止
され、再度被写体5に放射線11a が照射され、被写体5
の透過放射線画像が記録ベルト2上に照射され、被写体
5の放射線画像情報が記録ベルト2の蛍光体層2bに蓄積
記録される。
【0023】このようにして撮影が行われた後、記録ベ
ルト2の被写体5の放射線画像情報が蓄積記録された部
分は、画像読取部20へ移動される。
【0024】画像読取部20には、励起光21Aを発するH
e ーNe レーザ等の励起光源21が記録ベルト2の搬送方
向と垂直方向に延びて設けられ、また励起光21Aの光路
上には、励起光21Aを記録ベルト上にその幅方向(図1
の紙面に垂直な方向)に主走査させる光偏向器である回
転多面鏡24が設けられている。励起光源21から発せられ
た励起光21Aは光路を変更せしめられた後、ビームエキ
スパンダ,シリンドリカルレンズ等を備えた入射用光学
系23を通過して回転多面鏡24に入射する。回転多面鏡24
により反射偏向された励起光21Aは、f θレンズ等から
なる走査用光学系25を通過し、さらに5つのミラー26a
,26b ,26c ,26d ,26e により光路を変更せしめら
れた後、ローラ43の下側周面上にある記録ベルト2に対
して繰返し主走査を行う。なおミラー26c は励起光21A
を図1の紙面と平行面内においてのみ集束させるシリン
ドリカルミラーであり、上述した光学系においてはこの
ミラー26c と入射用光学系内のシリンドリカルレンズと
の作用により、回転多面鏡24に軸ぶれ、面倒れ等が生じ
ても、記録ベルト上において走査線のピッチむらを発生
させることのないものとなっている。励起光21Aの主走
査と同時に記録ベルト2はローラ41,42,43,44により
一定速度で図1の矢印方向に搬送されて副走査され、画
像記録部10において放射線画像情報が蓄積記録された部
分は、その略全面に亘って励起光21Aが照射される。
【0025】記録ベルト2の励起光照射箇所からは、蓄
積記録された画像情報に応じて輝尽発光光が生じ、この
輝尽発光光は光電読取手段27により検出される。本装置
における光電読取手段27は主走査方向に主走査線の長さ
以上に亘って延びた長尺の光電子増倍管(フォトマルチ
プライヤー)28と、このフォトマルチプライヤー28の受
光面に設けられ、輝尽発光光のみを選択的に透過させて
シート表面で反射した励起光のフォトマルチプライヤー
への入射をカットするフィルタ29A、およびこのフィル
タ29Aを介してフォトマルチプライヤー28の入射端面に
取り付けられ、輝尽発光光のフォトマルチプライヤー28
への伝達を良好に行う光ガイド29Bからなっており、こ
のうちフォトマルチプライヤー28は、一例として図3
(a) ,(b)に示すようにベネシアンブラインド形と称さ
れる電極構造を有するものとなっている。また走査線を
挾んで光読取手段27と対向する位置には、ミラー29Cが
配され、ミラー29C側に放出された輝尽発光光を効率よ
く前記光ガイドの受光面に向けて反射させるようになっ
ている。フォトマルチプライヤー28は、本体28Aが円筒
形状をしており、受光面28a に対向して本体28Aに沿っ
て光電陰極28b が設けられており、光電陰極28b の下方
に複数板(本実施例では13枚)のダイノード28c が絶縁
部材28d を介して重ねられピン28e で固定されて増倍部
28f を構成している。このダイノード28c はそれぞれ一
枚の導電板に多数のコの字状の切り込みが入れられ、折
り曲げられたブラインド状に形成されている。この増倍
部28f の下方には絶縁部材28d を介してシールド電極28
g がピン28e で固定され、シールド電極28g 内に陽極28
h が設けられている。これらの電極はそれぞれ本体28A
側端に設けられた端子群28i の各端子と1対1に対応し
て電気的に接続されている。なおシールド電極28g は必
ずしも設けられなくてもよい。
【0026】図4は上記フォトマルチプライヤー28を駆
動し光電出力を取り出す為の電気回路60を示しており、
フォトマルチプライヤー28の各部分に相当する部分は同
一符号を付してある。光電陰極28b には負高圧印加端子
60a を介して負の高電圧が印加されている。また、負高
圧印加端子60a に印加された負の高電圧はブリーダ抵抗
群60b により分圧されたダイノード28c にそれぞれ印加
されている。また、シールド電極28g は接地されてお
り、陽極28h は抵抗60c を介して接地されると共に増幅
器60d の一方の端子に入力されている。増幅器60d の他
方の端子は接地されており出力端子60e より光電変換さ
れた画像情報が電気信号として取り出される。取り出さ
れた画像信号は必要な画像処理が行われた後、CRT等
のディスプレイや感光フィルムに光走査記録を行う記録
装置といった種々の画像再生装置に送られる。なお、プ
リント基板等を収納しており、画像処理等の制御を行う
制御回路は一例として記録ベルト2のループ内に設ける
ようにしてもよい。
【0027】画像読取りが終了した記録ベルト2の一部
は、ローラ41,42,43,44によってさらに搬送され、消
去部30に送られる。消去部30は函体31と、この函体31の
内部に並べられた一列として3本の蛍光灯等の消去光源
32とからなるものである。函体31内の消去光源32は、記
録ベルト2の蓄積性蛍光体層2bの励起波長領域の光を主
に発するものであり、画像読取り後に蛍光体層2bに残存
していた放射線エネルギーは、記録ベルト2が搬送され
つつその画像形成域全体にこのような光が照射されるこ
とにより放出される。なお、透視手段81の下方には放射
線を遮蔽する鉛板6が配されているため、撮影時に放射
線源11から発せられる放射線11a が、上述した画像読取
部20や消去部30の内部に位置する記録ベルト2に照射さ
れたり、該放射線が画像読取部20や消去部30に悪影響を
及ぼすといった不都合は生じない。また本装置において
は、上記読取り,消去は1つの画像形成域に対して一定
期間平行して行われるようになる。消去部30において消
去の終了した記録ベルト2の部分は、再び画像記録部10
に搬送されて新たな記録を行うことの可能な状態とな
る。
【0028】なお、この読取り、消去を行っている間に
おいても、放射線源11より放射線11a を発せしめ、被写
体5の透過放射線画像を記録ベルト2に照射し、その際
に発生する瞬時発光光12を透視手段81により受け、被写
体5の放射線画像を可視像として再生し、撮影するポイ
ントを探すようにしてもよい。
【0029】また、撮影が終了した記録ベルト2を画像
読取部20へ移動させる際には、ローラ41,42,43,44を
読取りを行う速度よりも高速で回転させて、記録ベルト
2の放射線画像情報が蓄積記録された部分を画像読取部
20へ高速で移動させるように制御すれば、読取りを行う
までの時間がより短縮されるため好ましい。
【0030】なお、上記実施例においては、図2(a) に
示すように支持体2aの放射線が照射される側の面に蛍光
体層2bが形成されているが、図2(b) に示すように支持
体2aの放射線が照射される側とは反対側の面に蛍光体層
2bを形成するようにしてもよい。この場合、支持体2aが
透明であれば、読取りは上記実施例のように支持体2a側
からでも行うことができるが、読取りは、蛍光体層2b側
から行うのが好ましい。なお、読取りを蛍光体層2b側か
ら行う場合には、支持体2aは透明でなくてもよい。
【0031】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0032】図5は、本発明による放射線画像記録読取
装置の第2実施例の概略側面図である。
【0033】本発明の第2実施例の装置は、画像読取部
20が画像記録部10の直後に設けられている点において、
本発明の第1実施例と異なるものであり、本発明の第1
実施例と同一の部分については同一符号を付し、詳細な
説明は省略する。すなわち、本発明の第2実施例による
装置は、記録ベルト2に被写体5の放射線透過画像が蓄
積記録された後、ローラ41,42,43,44により記録ベル
ト2を搬送しつつ、画像記録部10の直後に設けられた画
像読取部20において、放射線画像の読取りを行うもので
ある。なお、図5に示す画像読取部20においては、フォ
トマルチプライヤー28のみを図示し、他の部分(ミラー
等)は省略する。
【0034】本発明による第2実施例の装置は放射線画
像の読取りが終了すると、再度放射線11a を被写体5に
照射し、被写体5を透過した放射線11a を記録ベルト2
に照射し、被写体5の放射線画像の観察を行うのであ
る。
【0035】なお、上述した本発明の第2実施例におい
ては、放射線画像の読取りを行っている間は、被写体に
放射線を照射することができないため、被写体の放射線
画像の観察を行うことができない。一方、上述した本発
明の第1実施例においては、記録ベルト2の被写体の放
射線画像を蓄積記録した部分を高速で画像読取部20に搬
送し、放射線画像の読取りを行うものであるため、読取
りを行っている間も被写体に放射線を照射することがで
き、被写体の放射線画像の観察を行うことができる。し
たがって、無駄な時間をより短縮するためには、本発明
の第1実施例の方がより好ましいが、非常に高速で画像
の読取りを行うことができる場合には、上述した本発明
の第2実施例に示した装置の方が無駄な時間をより少な
くすることができる。
【0036】また、上述した実施例においては、記録媒
体としてエンドレスの記録ベルトを用いているが、図6
に示すように記録媒体を帯状の可撓性シートとして構成
するようにしてもよい。以下、これを本発明の第3実施
例として説明する。図6に示すように、装置1′内に第
1巻取軸71と第2巻取軸72とを配置し、各巻取軸71,72
を図示しないモータによりそれぞれ図中反時計方向およ
び時計方向に回転されるようにする。第1巻取軸71に可
撓性の支持体を用いて長尺の帯状に形成された記録媒体
2′の一端側が巻回され、その他端は第2巻取軸72に保
持され、この他端側から第2巻取軸72に巻き取られるよ
うになっている。また、記録媒体2′はローラ73,74に
張架されるようになっている。本発明の第3実施例にお
いては、第1巻取軸71とローラ73との間に画像記録部1
0′が設定されており、被写体の放射線画像の観察と記
録は、上述した本発明の第1,第2実施例と同様にして
行われる。
【0037】また、画像読取部20′は、上述した本発明
の第2実施例と同様に、ローラ73と74との間に設定され
ている。なお、画像読取部20′の構成は本発明の第1実
施例における画像読取部20と略同一であるため、ここで
はその詳細な説明は省略し、図中においてはフォトマル
チプライヤー28′のみを示す。
【0038】前述のようにして記録媒体に被写体の放射
線画像の観察を行い、所望とするポイントとなった後、
ローラ73が回転されることにより記録媒体2′は図示矢
印方向に定速で搬送される。このとき第2巻取軸72が回
転されて記録媒体2′は軸72に巻き取られる。また第1
巻取軸71側には公知の手段により適度の負荷が与えら
れ、それにより記録媒体2′は常に緊張した状態を維持
する。その後前述のようにして、記録媒体2′に被写体
の放射線画像が蓄積記録される。この後ローラ73が回転
され記録媒体2′が画像読取部20′に搬送されるととも
に、励起光が記録媒体2′上を主走査し、この記録媒体
2′の、励起光の照射を受けた箇所からは、記録媒体
2′に蓄積記録された放射線画像情報を担う輝尽発光光
が発せられる。この輝尽発光光は直接、あるいは集光用
反射ミラーにおいて反射して、効率良くフォトマルチプ
ライヤー28′によって検出される。上記のようにして励
起光の主走査がなされるとともに、記録媒体2′が前述
のように搬送されて副走査がなされ、したがって該記録
媒体2′からは2次元的に輝尽発光光が読み取られる。
【0039】このようにして画像読取りが終了した記録
媒体では第2巻取軸とローラ74との間に設定されている
消去部30′に搬送され、ここで、記録媒体2′に残存し
ている画像が消去される。画像が消去された記録媒体
2′は、第2巻取軸72に巻回され、そこに貯えられる。
それとともに第1巻取軸71に巻回されていた記録媒体
2′の別の部分がローラ73,74間に張架されるようにな
るので、記録媒体2′に、前述と同様にして新たな放射
線画像情報を記録することができる。このようにして記
録媒体2′の略全長を利用して放射線画像情報記録がな
され、第1巻取軸71に巻回して貯えられていた記録媒体
2′がすべて第2巻取軸72側に送り出されてしまうと、
図示しないモータが駆動され、第1巻取軸71が図中時計
方向に回転される。それにより、第2巻取軸72に巻回さ
れていた画像読取り終了後の記録媒体2′は、すべて第
1巻取軸71側に戻されるが、この際消去部30′において
再度消去光を照射するようにしてもよい。
【0040】このようにした第1巻取軸71には、再び放
射線画像情報の記録が可能な程度まで画像(残像)消去
がなされた記録媒体2′が貯えられるので、この記録媒
体2′を用いて前述の画像記録(撮影)および読取りを
繰り返すことが可能となる。
【0041】なお、以上、記録媒体2′に放射線画像情
報が蓄積記録された後、この放射線画像情報が直ちに画
像読取部20′において読み取られる場合について説明し
たが、本装置は、画像読取部20′における画像読取りを
後回しにして、画像記録(撮影)を多数回次々と行うよ
うに使用することもできる。つまりこの場合は、画像記
録がなされた部分の記録媒体2′を一旦すべて第2巻取
軸72に巻き取ってしまい、一連の画像記録が終了した
後、第2巻取軸72から第1巻取軸71側にシート20′を戻
し、その際に画像読取部220 において画像読取りを行え
ばよい。
【0042】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。図7は、本発明の第4実施例を示す概略側面図であ
る。図7に示すように本発明の第4実施例は、記録媒体
として蓄積性蛍光体シート2″を用いるものである。な
お、本発明の第4実施例における画像記録部10″、画像
読取部20″および消去部30″の構成は、前述した本発明
の第1,第2および第3実施例と略同一であるため、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0043】まず、複数の蓄積性蛍光体シート2″が収
納されているシートケース92より、1枚の蓄積性蛍光体
シート2″が取り出され画像記録部10″の方向へ搬送さ
れる。画像記録部10″における被写体を透過した放射線
が照射される位置(撮影位置)には、ガイド板91a ,91
b およびローラ94a ,94b が配される。画像記録部10″
に搬送された蓄積性蛍光体シート2″は、ガイド板91a
,91b により上下に挟むように案内されるとともに、
シート2″の搬入方向の後端および前端がそれぞれロー
ラ94a ,94b により挾持されて撮影位置に保持される。
【0044】この状態において、前述のようにして被写
体の放射線画像の観察が行われ、所望とする放射線画像
が観察された際に、放射線の照射を止め、シート2″を
画像記録部10″から搬出し、別のシート2″がシートケ
ース92より取り出され、撮影位置にセットされる。その
後前述のようにして別のシート2″に被写体の放射線画
像が蓄積記録される。この際、放射線画像の観察を行っ
たシート2″は、画像読取部20″を通過して消去部30″
に搬送され、ここでシートに残存している画像が消去さ
れる。残存画像が消去されたシート2″は再度シートケ
ース92に収納され、放射線画像の観察、撮影に使用され
る。
【0045】被写体の放射線画像が蓄積記録されたシー
ト2″は、ローラ95により画像読取部20″へと搬送さ
れ、ここで、前述のように放射線画像の読取りが行われ
る。画像読取りが終了したシート2″はローラ96により
消去部30″へと搬送され、ここでシートに残存している
画像が消去される。残存画像が消去されたシート2″は
放射線画像の観察に使用したシートと同様にローラ97に
より再度シートケース92に収納され、放射線画像の観
察、撮影に使用される。
【0046】なお、上述した本発明の第4実施例におい
ては、被写体の放射線画像を蓄積記録したシートの読取
り、消去を行っている間に、さらに別のシート2″をシ
ートケース92より取り出して、画像記録部10″の撮影位
置に固定し、被写体の放射線画像の観察を行うようにし
てもよい。画像記録部10″から漏れる放射線は遮光板
6″により遮光されるため、読取り、消去に影響を及す
ことがなく、またこれにより、観察と撮影との間の無駄
な時間が短縮されることとなりより好ましい。
【0047】なお、上述した実施例においては、フォト
マルチプライヤーとして図3に示すような長尺のフォト
マルタプライヤーを用いているが、これに限定されるも
のではなく、ボックス型と称される電極構造のフォトマ
ルチプライヤー等、いかなるものを使用してもよいこと
はもちろんである。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る放射線画像読取記録方法および装置は、蓄積性蛍光体
層を有する記録媒体の瞬時発光光を利用して、被写体の
放射線画像の観察を行い、所望の放射線画像が観察され
たときに、記録媒体を移動して、記録媒体の別の部分に
被写体の放射線画像を記録するようにしたため、観察か
ら撮影までの無駄な時間を短縮することができる。ま
た、構造も非常に簡単なものであるため、故障が少な
く、作動時の騒音も少ないコンパクトな装置を構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による放射線画像記録読取
装置の概略側面図
【図2】記録媒体の状態を表す断面図
【図3】上記装置に用いられるフォトマルチプライヤー
の一部破断斜視図
【図4】フォトマルチプライヤーの電気回路を示す電気
回路図
【図5】本発明の第2実施例による放射線画像記録読取
装置の概略側面図
【図6】本発明の第3実施例による放射線画像記録読取
装置の概略側面図
【図7】本発明の第4実施例による放射線画像記録読取
装置の概略側面図
【符号の説明】
1,1′,1″ 放射線画像記録読取装置 2,2′,2″ 記録媒体(記録ベルト、蓄積性蛍光
体シート) 2a 支持体 2b 蓄積性蛍光体層 5 被写体 10,10′,10″ 画像記録部 20,20′,20″ 画像読取部 30,30′,30″ 消去部 81 透視手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像を蓄積記録し得る蓄積性蛍光
    体層を有する記録媒体に、放射線源から発せられた放射
    線を被写体を通して照射し、該被写体の放射線画像を前
    記記録媒体に蓄積記録し、該被写体の放射線画像が蓄積
    記録された記録媒体に励起光を照射し、この励起光の照
    射により前記記録媒体から発せられた輝尽発光光を読み
    取って前記被写体の放射線画像情報を担持する画像信号
    を得る放射線画像記録読取方法において、 前記記録媒体の一部を前記被写体を透過した前記放射線
    が照射される位置へ移動させ、該一部に前記被写体を透
    過した放射線を照射し、 該放射線が照射されたときに、前記蓄積性蛍光体層の一
    部から発せられる瞬時発光光により、前記被写体の放射
    線画像を観察し、 前記被写体の、所望とする放射線画像が観察された際
    に、前記放射線の照射を停止し、 該放射線の照射が停止している間に、前記記録媒体の他
    の部分を前記被写体を透過した前記放射線が照射される
    位置へ移動させ、 その後、該他の部分に前記被写体を透過した放射線を照
    射することにより該被写体の放射線透過画像を前記記録
    媒体に蓄積記録することを特徴とする放射線画像記録読
    取方法。
  2. 【請求項2】 放射線画像を蓄積記録しうる蓄積性蛍光
    体層を有する記録媒体を、所定の通路に沿って搬送する
    搬送手段、 放射線源と、該放射線源より発せられた放射線を受ける
    位置に被写体を支持する支持手段と、前記記録媒体に前
    記被写体を通して前記放射線が照射されたときに、前記
    記録媒体の前記蓄積性蛍光体層から発せられる瞬時発光
    光を受け該瞬時発光光を可視像用の信号に変換する透視
    手段とを備えた画像記録部、 前記通路にあって、前記画像記録部において放射線画像
    を蓄積記録された前記記録媒体を走査する励起光を発す
    る励起光源と、この励起光により走査された前記記録媒
    体から発せられた輝尽発光光を読み取って画像信号を得
    る光電読取手段とを有する画像読取部、 前記通路にあって、前記画像読取部において画像読取が
    行われた後の前記記録媒体に画像記録がなされるのに先
    行して前記記録媒体上の残存放射線エネルギーを放出さ
    せる消去部、および前記搬送手段を駆動させて前記記録
    媒体の一部を前記被写体を透過した放射線が照射される
    位置へと搬送し、前記一部に前記被写体を透過した放射
    線が照射されている間は前記搬送手段を停止または駆動
    させ、前記透視手段により前記被写体の所望とする放射
    線画像が観察された際に、前記放射線の照射を停止し、
    前記搬送手段を駆動させて前記記録媒体の他の部分を前
    記被写体を透過した前記放射線が照射される位置へ搬送
    し、前記他の部分が該位置に搬送された後に前記搬送手
    段を停止し、前記放射線を前記他の部分に照射すること
    により前記記録媒体に前記被写体の放射線透過画像を蓄
    積記録し、その後前記放射線の照射を停止し、前記搬送
    手段を駆動させて前記他の部分を前記画像読取部へ搬送
    させる制御手段とからなることを特徴とする放射線画像
    情報記録読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記録部と前記画像読取部とが少
    なくとも前記放射線画像1枚分以上離れていることを特
    徴とする請求項2記載の放射線画像記録読取装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体がエンドレスベルト状に形
    成されていることを特徴とする請求項2または3記載の
    放射線画像記録読取装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体が帯状の可撓性シートとし
    て形成されていることを特徴とする請求項2または3記
    載の放射線画像記録読取装置。
JP4298548A 1992-11-09 1992-11-09 放射線画像記録読取方法および装置 Withdrawn JPH06148765A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029362A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Konica Corp 放射線画像読取装置及び放射線画像読取方法

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JP2003029362A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Konica Corp 放射線画像読取装置及び放射線画像読取方法

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