JPH06148670A - 液晶モジュール - Google Patents

液晶モジュール

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JPH06148670A
JPH06148670A JP30200692A JP30200692A JPH06148670A JP H06148670 A JPH06148670 A JP H06148670A JP 30200692 A JP30200692 A JP 30200692A JP 30200692 A JP30200692 A JP 30200692A JP H06148670 A JPH06148670 A JP H06148670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
tape carrier
crystal panel
input
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP30200692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nakamura
眞治 中村
Tatsuro Matsuda
達郎 松田
Hikari Fujita
光 藤田
Akiyoshi Kawazu
明美 河津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30200692A priority Critical patent/JPH06148670A/ja
Publication of JPH06148670A publication Critical patent/JPH06148670A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶モジュールの信号伝達経路において、テ
ープキャリヤ化された駆動ICの入力配線部からの電磁
波をシールドし不要輻射の低減をはかる。 【構成】 テープキャリヤ化された駆動IC2の入力配
線部の裏表を絶縁材料9を介してシールド導体10で囲
い、さらにリード線11で電気的にアースする構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶モジュールに関
し、とくにその構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルの大型、高精細化、カ
ラー化が進み、駆動周波数高くなるにつれて電磁波の不
要輻射対策が課題になっている。
【0003】以下に従来の薄膜トランジスタ(Thin
Film Transister、以下TFTと記
載)方式の液晶パネルを用いた液晶モジュールの不要輻
射にたいする防止構造について図面を参照しながら説明
する。
【0004】図3は従来の液晶モジュールの外観を示す
斜視図である。液晶パネル1は金属フレーム12の中に
収納されモジュール化されている。
【0005】図4は前述の液晶モジュールのA−A’部
の断面図である。液晶パネル1を動作させるためのソー
ス側駆動IC2はTAB(Tape Automate
dBonding)方式によりテープキャリヤパッケー
ジ化されてあり、そのソース側駆動IC2の入力配線
4’の端部はプリント基板8に接続され、出力配線5’
の端部は液晶パネル1に接続される。液晶パネル1を駆
動するソース側の電気信号は入力信号ケーブル(図示せ
ず)、ソース側プリント基板8、ソース側駆動IC2を
経て液晶パネル1に供給される。バックライトユニット
12は液晶パネル1の下面に配置し、液晶パネル1、バ
ックライトユニット12とともに金属フレーム13の中
に収納されている。金属フレーム13はきょう体の役割
とともに電磁波シールドも兼ねている。
【0006】図5は金属フレーム13を除いた液晶モジ
ュールの斜視図である。液晶パネル1を駆動するソース
側駆動IC2およびゲート側駆動IC2’は液晶パネル
1の3辺に接続されている。
【0007】図6はソース側駆動I2Cの周辺部を拡大
したものである。ソース側駆動IC2はテープキャリヤ
フィルム3’の片面にパターニングされた入力配線4’
および出力配線5’にボンディングされた後に保護コー
ト6が施こされている。
【0008】15”サイズで1152×3色(R,G,
B)×900ドットのTFTを用いたフルカラー対応の
液晶パネルの場合、画面表示をさせる駆動周波数が高く
なりすぎるため、対策として画面の分割駆動方式を採用
してもソース側ICを駆動させるクロック周波数は18
MHzもの高周波になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の構成では、液晶モジュールには18MHz
で、かつ矩形波の駆動信号が入力されるため、入力信号
ケーブルから液晶パネルに至るまでの伝達経路、すなは
ち、ソース側のプリント基板や駆動ICの入力配線がア
ンテナとなって電磁波の不要輻射を生じ、金属フレーム
に伝達したのちフレーム表面からさらに輻射したり、あ
るいは金属フレームの勘合部の隙間から電磁波洩れが生
じたする。
【0010】従って、不要輻射を低減するためには、液
晶パネルへ駆動信号が伝達されるソース信号の一連の経
路において各々の構成要素で電磁波の不要輻射に対する
対策がもとめられる。
【0011】このため、プリント基板においては多層配
線とし、内層配線にはアースを強化するためのベタパタ
ーンを施したり、信号配線間にグランドパターンを設け
たり、さらにはEMIノイズフィルタを付加するなどの
不要輻射対策を実施したりしているのが実状である。し
かしながら、さらに不要輻射を低減する手段としてソー
ス側駆動ICの入力配線において電磁波の不要輻射に対
する対策が求められていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の液晶モジュールは、液晶パネルへの信号伝達
経路の1つであるソース側の各駆動ICにおいて、テー
プキャリヤの入力配線の上下面を絶縁材料を介して全面
を導体でシールドする構造とし、そのシールド導体を電
気的に接地することにより電磁波の輻射を低減する構成
とする。
【0013】
【作用】この構成によって、大型で高精細、かつカラー
対応の液晶パネルにおいて、電磁波の不要輻射を低減し
たテープキャリヤ化した駆動ICとすることができ、液
晶モジュールとして不要輻射が低減できる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の実施例の液晶
モジュールにおけるソース側駆動IC周辺部の拡大図で
ある。本実施例の液晶モジュールについて図を用いてそ
の機能を説明する。液晶パネル1には入力ケーブル(図
示せず)を経て、電気信号がプリント基板8に入り、テ
ープキャリヤフィルム3の入力配線4から駆動IC2に
供給され、さらに出力配線5を通じて液晶パネル1に加
わる。入力ケーブルから駆動IC2に至る配線系には周
波数18MHzのクロック信号が伝達され、駆動IC2
の出力から液晶パネル1にいたる配線系には約60KH
zの周波数の電気信号が流れる。
【0016】図1に示すように、本実施例におけるテー
プキャリヤ3は、その入力配線5において、入力配線の
上下(テープキャリヤの裏表)にポリイミドからなる絶
縁材料9を介して銅箔をシールド導体10として接着
し、さらにシールド導体10からはプリント基板8のア
ースランド8’にリード線11で接続し電気的にアース
する。
【0017】この構成ではプリント基板から液晶パネル
に至る電気配線系、すなはち電磁波の不要輻射の一因と
なる高周波信号が伝達される駆動ICまでへの電気配線
系の中で、不要輻射のアンテナになるテープキャリヤの
入力配線をシールド導体で囲っている構造になるため、
この部分からの不要輻射は極めて小さい値とすることが
できる。
【0018】(実施例2)図2は本発明の実施例の液晶
モジュールにおけるソース側駆動IC周辺部の拡大図で
ある。
【0019】図2において構成部品の機能は実施例1で
述べたものと同じである。図2においてテープキャリヤ
3は、入力配線5において、入力配線の上下(テープキ
ャリヤの裏表)にポリイミドからなる絶縁材料9を介し
て銅ペーストを塗布・乾燥してシールド導体10’と
し、さらにシールド導体10’からはプリント基板8の
アースランド8’にリード線11で接続し電気的にアー
スする。
【0020】この構成により、実施例1と同じくテープ
キャリヤの入力配線をシールド導体で囲っている構造に
なるため、この部分からの不要輻射は極めて小さい値と
することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープキャリヤ
化された駆動ICの入力配線部において、入力配線を絶
縁材料を介してシールド導体で囲い、さらにシールド導
体を電気的にアースする構成により、駆動ICの入力配
線部から輻射される電磁波をシールドすることができ、
液晶モジュールとしての不要輻射を極めて小さくするこ
とができるものである。
【0022】上記実施例では高周波のクロック信号が入
る駆動ICの入力配線側をシールドした例を示したが、
低周波信号になるが駆動ICの出力配線側に同様のシー
ルドを施すことで一層の不要輻射対策の効果が期待され
ることは言うまでもない。
【0023】またシールド導体として、銅箔および銅ペ
ーストを用いたが、他の電気導体を用いることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の液晶モジュールの断面
【図2】本発明の第2の実施例の液晶モジュールの断面
【図3】従来の液晶モジュールの外観斜視図
【図4】従来の液晶モジュールの断面図
【図5】従来の液晶モジュールの内部断面図
【図6】従来の液晶モジュールの信号伝達経路の断面図
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 ソース側駆動IC 2’ ゲート側駆動IC 3、3’ テープキャリヤフィルム 4、4’ 入力配線 5、5’ 出力配線 6 保護コート 7 導電性接着剤 8 ソース側プリント基板 8’ アースランド 9 絶縁材料 10、10’ シールド導体 11 リード線 12 バックライトユニット 13 金属フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河津 明美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルと、液晶パネルを駆動するため
    のテープキャリヤパッケージ化された複数の駆動IC
    と、駆動ICおよび液晶パネルに電気信号を供給するプ
    リント基板を備え、前記駆動ICのテープキャリヤの入
    力配線は絶縁物を介したシールド導体で囲われ、かつシ
    ールド導体を電気的に接地したことを特徴とする液晶モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】テープキャリヤの駆動ICへの入力側配線
    は多層のテープキャリヤで構成したことを特徴とする請
    求項1記載の液晶モジュール。
  3. 【請求項3】テープキャリヤの駆動ICへの入力配線を
    囲うシールド導体は金属粉体の混練物であることを特徴
    とする請求項1記載の液晶モジュール。
JP30200692A 1992-11-12 1992-11-12 液晶モジュール Pending JPH06148670A (ja)

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JP30200692A JPH06148670A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 液晶モジュール

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100295823B1 (ko) * 1998-10-09 2001-10-26 구본준, 론 위라하디락사 테이프캐리어패키지의결함방지기능을갖는액정표시장치
KR100474518B1 (ko) * 1998-03-31 2005-08-01 삼성전자주식회사 엘씨디 모듈의 백라이트 어셈블리
KR100539975B1 (ko) * 1997-08-21 2006-03-03 삼성전자주식회사 표시장치
US7230659B2 (en) * 2001-05-07 2007-06-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display device and method for assembling the same
JP2011186318A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Panasonic Corp 表示装置および電子機器

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