JPH0614841Y2 - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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JPH0614841Y2
JPH0614841Y2 JP1988163720U JP16372088U JPH0614841Y2 JP H0614841 Y2 JPH0614841 Y2 JP H0614841Y2 JP 1988163720 U JP1988163720 U JP 1988163720U JP 16372088 U JP16372088 U JP 16372088U JP H0614841 Y2 JPH0614841 Y2 JP H0614841Y2
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    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/042Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B11/00Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water
    • A46B11/001Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs
    • A46B11/0013Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs dispensing by gravity or by shaking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K5/00Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
    • B43K5/18Arrangements for feeding the ink to the nibs
    • B43K5/1818Mechanical feeding means, e.g. valves; Pumps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
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    • B43K8/02Pens with writing-points other than nibs or balls with writing-points comprising fibres, felt, or similar porous or capillary material
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、インク、修正液、ペイント、絵具、マニキュ
ア液等の種々の塗布液を塗布するための塗布具に関する
ものである。
(従来技術) 上記のような塗布液を塗布するための塗布具としては、
例えばインク室を有する本体容器内にインク撹拌用のボ
ールを収納し、この本体容器の先端にインク流量を調節
する弁を介して塗布体を取付けたもの等が一般に知られ
ており、このような塗布具では、使用時には塗布具全体
を振ってインク室内のインクを撹拌することにより塗布
が行われる。
ところが、このような塗布具は、上記インク流量調節弁
を備えながらも必要以上のインクが塗布体側に流れてぼ
た落ち現象が生じ易く、その防止が課題とされていた。
従来、このような課題を解決する手段として、例えば実
公昭45−22651号公報には、ペン芯と本体容器内
部との間に弁を設け、この弁を通常は上記ペン芯と本体
容器内部とを遮断するようにスプリングで付勢するとと
もに、上記本体容器内にボールを収納し、使用直前に本
体容器を振ることにより上記ボールで弁を押して開き、
本体容器内のインクをペン芯側へ送り出すようにしたも
のが示されている。このような構造によれば、通常状態
ではペン先にインクは補充されず、本体容器を振った時
のみ、弁が開いてインクが少量ずつペン先に補充される
ことになる。
また、実公昭62−29103号公報には、本体容器の
先方に、この容器内部と抑止部を介して連通する副室を
形成し、使用時にペン先を被塗布部に押付けながら、上
記本体容器を外部から押してその内部のインクを上記副
室内に圧入するようにしたものが示されている。この構
造によれば、容器内部の塗布液は直接先端開口より流出
せず、一旦副室内に貯留されるので、開弁時に多量の塗
布液が瞬時に流出することが防がれる。
さらに、実公昭61−14472号公報には、塗布体を
収納するペン先側の小室と本体容器との間に連通口を設
け、使用時にこの連通口をボールで塞ぐようにしたもの
が示されている。この塗布具は、使用者が全体を上下に
振ることにより上記ボールが移動して本体容器内の塗布
液を撹拌し、この塗布液が上記小室内に流入するように
なっており、使用時には上記ボールが上記連通口を塞ぐ
ことにより、先端開口から流出する塗布液が制限される
ようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記実公昭45−22651号公報記載のものでは、通
常状態でペン先と本体容器内部との連通が弁により断た
れているので、長時間使用せずに放置しておくとペン先
側のインクの粘度が高まり易く、インクの流出性が悪く
なる傾向がある。
また、上記実公昭62−29103号公報記載の塗布具
では、容器本体の押圧加減で副室に圧入される塗布液の
量が変わるため、該塗布液量のばらつきが大きく、均一
な塗布が行いにくい。また、塗布時にペン先を被塗布部
に押付けながら容器本体を押圧する作業は難しく、作業
性にも課題が残される。
また、実公昭61−14472号公報記載の塗布具で
は、主塗布液室から小室内へ流れるインクはボールによ
って規制できるものの、小室内の塗布液が塗布時に多量
噴出するおそれが依然残されている。
本考案は、このような事情に鑑み、塗布液の粘り等のた
めにその流出性が劣化することがなく、かつ塗布液流出
量を一定量に抑え、これによってボタ漏れを防ぎ、かつ
簡単な作業で均一な塗布を実現することができる塗布具
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、先端方向に開口し、内部に塗布液を収納する
本体容器と、この本体容器に対しその開口を塞ぐように
取付けられ、先端に内外を連通する先端開口が設けられ
た先筒と、内部に収納室を有し、かつこの収納室と上記
本体容器内および先筒内とを各々連通する尾端側連通口
および先端側連通口を有する中空状の収納部材と、上記
収納室内に軸方向に移動可能に収納される塗布液圧入部
材と、上記先筒内に軸方向に移動可能に設けられ、この
先筒の内壁との間に微小間隙からなる塗布液保持部を形
成し、かつ該先筒の先端部内壁との当接により該先筒の
先端開口を塞ぐ先端弁と、この先端弁を先端方向に付勢
する付勢部材と、毛管作用を有し、上記先筒の先端開口
を貫通する状態で上記先端弁の端部に固定される塗布体
とを備えるとともに、上記収納部材の先端側部分に先端
方向に向かうに従って開口面積の減少するテーパー状の
案内部を設け、上記塗布液圧入部材の移動により収納部
材の収納室内の塗布液が上記案内部を通って塗布液保持
部内に圧入されるようにしたものである。
〔作用〕
上記構成において、使用前、本体容器内の塗布液は収納
部材の尾端側連通口から収納室内に入るが、先筒内壁と
先端弁との間に形成された微小間隙の塗布液保持部には
塗布液が侵入しにくい状態にある。この状態から、まず
塗布前に塗布具全体を軸方向に振ることにより、収納室
内の塗布液圧入部材が同方向に激しく往復動し、この塗
布液圧入部材の移動によって、上記収納室内の塗布液
が、案内部から先端側連通口を通って上記塗布液保持部
に圧入される。そして、この状態で塗布体を被塗布部に
押付けることにより、先端弁が付勢部材の付勢力に抗し
て尾端側に押込まれ、先筒の先端開口が開く。これによ
って、先端弁に固定された塗布体が上記塗布液保持部内
に保持された塗布液と接触し、この塗布液が塗布体のも
つ毛管作用によって外部に引出され、塗布可能状態とな
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
ここに示される塗布具は、本体容器1、先筒2、収納部
材3、先端弁4、塗布体5、および塗布液圧入ボール
(塗布液圧入部材)6を備えている。
上記本体容器1は、先端方向(図では左方向)に開口す
る中空容器からなり、その内部には塗布液が収納され、
さらに、必要な場合(顔料系塗布液を収納する場合等)
には撹拌用ボール7が収納される。上記塗布液としては
種々のものが利用可能であり、例えばインク、修正液、
ペイント、絵具、マニキュア液等、低粘度のものから比
較的高粘度のものまで広く適用することができる。
先筒2は、尾端側から順に大径部2a、テーパー部2
b、小径部2c、および先端部2dからなる形状を有
し、上記大径部2aが、本体容器1の先端部にその開口
を塞ぐように取付けられている。また、上記先端部2d
の軸心位置には先端開口2eが設けられている。
収納部材3は、先端側部材(案内部)31と後端側部材
32の2つの部材により構成されている。
上記先端側部材31は、先端側および尾端側の双方に開
口し、かつその開口面積が先端側に向かうに従って減少
する漏斗状(テーパー状)に形成されており、上記先筒
2のテーパー部2b内に嵌入されている。尾端側部材3
2は、本体容器1の開口端部から尾端方向まで延びる中
空容器状に形成され、その先端周縁部が本体容器1の先
端面と先筒2の内壁との間に挟まれた状態で取付けられ
ている。そして、この尾端側部材32および上記先端側
部材31によって、上記塗布液圧入ボール6を収納する
収納室3aが形成されている。
この収納室3aは、先端側部材31に形成された先端側
連通口31a、および尾端側部材32に形成された軸方
向に延びるスリット状の尾端側連通口32aによって、
先筒2および本体容器1の内部と各々連通されており、
上記尾端側連通口32aは本体容器1内の塗布液が収納
室3a内に自然に流入する大きさを有している。上記塗
布液圧入ボール6は、この収納室3a内に主として軸方
向に移動可能に収納されており、この塗布液圧入ボール
6が最も尾端側の位置(第1図二点鎖線の位置)にある
状態で、この塗布液圧入ボール6よりも先端側で収納室
3aと本体容器1とを連通するように上記尾端側連通口
32aの形成位置が設定されている。
なお、第1図において32bは、尾端側部材32の成形
時に形成された貫通孔であり、本考案では特になくても
よい。
先端弁4は、上記先筒2の小径部2c内に収納されてお
り、この小径部2cの内壁との間に微小間隙からなる塗
布液保持部8を形成している。また、この先端弁4の中
央部位には鍔部4aが形成され、この鍔部4aと上記先
端側部材31の先端面との間に圧縮ばね(付勢部材)9
が挟み込まれている。この圧縮ばね9により、先端弁4
は先端方向に付勢され、その先端面が通常は先筒2の内
壁に押付けられており(第1,2図の状態)、これによ
って先筒2の先端開口2eが塞がれている。
そして、この先端弁4の先端部に、塗布体5が上記先端
開口2eを貫通する状態で固定されている。この塗布体
5は、上記塗布液保持部8内の塗布液を外部に引出す毛
管作用を有するものであればよく、その具体的な材質お
よび構造としては、 (1)ナイロン、アクリル、ポリエステル等からなる繊維
束やハケ (2)フッ素樹脂、ポリプロピレン、ウレタン等の焼結体 (3)ウレタン、ポリプロピレン、ポリエチレン等の発泡
体 (4)粗毛、ポリプロピレン等からなるフェルト等が例と
して挙げられる。また、プラスチック、ガラス、金属等
の硬質材料であっても、その外周面に軸方向に延びる複
数の塗布液溝等を設けて毛管作用が得られるようにすれ
ば、適用が可能である。この塗布体5は、図に示される
ように先端弁4が先端方向に押付けられた状態では塗布
液保持部8に臨まず、先端弁4が尾端方向に押込まれた
状態にのみ塗布液保持部8内の塗布液と接触するになっ
ている。
次に、この塗布具の作用を説明する。
塗布具を使用していない通常状態では、収納室3a内の
塗布液圧入ボール6は遊動しているので、本体容器1の
内部と塗布液保持部8とは収納室3aおよび先端側連通
口31aを介して連通されるが、上述のように塗布液保
持部8は微小間隙からなり、しかも、先端開口2eが先
端弁4により塞がれているので、本体容器1内および収
納室3aの塗布液は塗布液保持部8内に流入しにくい状
態にある。
この状態から、塗布具1全体を軸方向に振ると、収納室
3a内で塗布液圧入ボール6が急激に往復動する。この
とき、塗布液圧入ボール6が最も尾端側の位置(第1図
二点鎖線)にある状態で本体容器1内の塗布液が尾端側
連通口32aから収納室3a内に流入し、かつ、この状
態から塗布液圧入ボール6が先端方向に移動することに
よって上記収納室3a内の塗布液が塗布液保持部8内に
圧入される。すなわち、塗布液圧入ボール6の往復動に
よって本体容器1から塗布液保持部8への塗布液の流れ
が形成され、これによって塗布液保持部8内に塗布液が
補充される。しかも、上述のように収納部材3の先端側
部分を構成する先端側部材は漏斗状の案内部とされてい
るため、収納室3a内の塗布液は円滑に塗布液保持部8
内に圧入される。
なお、このとき先端弁4の先端部は圧縮ばね9の弾性力
により先筒2の内壁に押付けられており、これによって
先端開口2eが塞がれているので、この先端開口2eか
ら塗布液が飛散ることはない。
次に、この状態から塗布体5を下にして塗布具全体を立
てることにより、塗布液圧入ボール6が第1図実線に示
されるように先端側部材31内に嵌まり込み、この先端
側部材31の内壁31aとの当接により収納室3aと塗
布液保持部8との連通が遮断される。
そして、この状態で塗布体5を被塗布部に押付けると、
この塗布体5および先端弁4が圧縮ばね9の弾性力に抗
して尾端側に押込まれる。これによって、塗布体5が塗
布液保持部8内に補充された塗布液と接触し、この塗布
液が塗布体5の毛管作用により塗布具外部へ引出され、
塗布可能状態となる。なお、塗布液保持部8の保持する
塗布液がきれた場合には、再度塗布具を振って塗布液を
補充してやればよい。
以上のように、この塗布具は、塗布液保持部8内に塗布
液を少量ずつ保持し、この塗布液保持部8内の塗布液を
塗布体5の毛管作用により外部に引出すようにしたもの
であるので、塗布体5を被塗布部に押付けた時に多量の
塗布液が噴出するいわゆるぼた漏れ現象を防ぐことがで
きる。しかも、塗布液圧入ボール6の往復動により塗布
液保持部8内に強制的に塗布液を圧入するようにしてお
り、かつ収納部材3の先端部に塗布液の案内部(ここで
は先端側部材31)を設けているので、塗布液保持部8
が微小間隙からなり、かつ先端開口2eが先端弁4で塞
がれていても、この塗布具全体を振るだけで上記塗布液
保持部8内に塗布液を十分に補充することができる。さ
らに、通常状態では塗布液保持部8と収納室3aとが連
通しているので、塗布液保持部8内の塗布液の溶剤が蒸
発することにより該塗布液の粘度が高まることがなく、
このため塗布液の流出性が下がるおそれはない。
また、この実施例のように塗布液圧入ボール6と先端側
部31の内壁31aの当接によって塗布液保持部8と収
納室3aとの連通が遮断されるようにすれば、外温の変
化や手の温度に起因して本体容器1内の温度が上昇し、
圧力が上昇しても、その圧力変化が塗布液保持部8に伝
わらないので、上記ボタ漏れ効果をさらに確実なものに
することができる。
なお、本考案では各部材の具体的な形状や構造はこの実
施例に限定されず、例えば次のような態様をとることも
できる。
(1)第3図に示されるように、上記先端弁4に複数の鍔
部4b〜4dを設ける等して先端弁4の表面積を増やせ
ば、この先端弁4と先筒2の内壁とによる塗布液保持性
が高まり、比較的低粘度の塗布液についても、塗布液保
持部8内に十分に保持しておくことができる。
(2)本考案における収納部材は、第4図に示される収納
部材3′のように縦割りに分割された部材同士で形成し
てもよいし、全体を一体成形してもよい。例えば上記収
納部材3′の場合も、その先端および尾端に上記と同様
の先端側連通口31a′および尾端側連通口32a′を
各々設け、先端部内壁にテーパー状の案内部31′を形
成することにより、収納室3a′内の塗布液を塗布液保
持部8内に円滑に圧入することができる。なお、同図に
おいて3c′は収納部材3′の成形時に形成された貫通
孔である。
(3)また、この収納部材3′や上記収納部材3の貫通孔
32b,3c′を利用し、第5図に示されるような本体
軸10aおよび円錐状の圧入部10bからなる形状の塗
布液圧入部材10を軸方向に移動可能に支持するように
してもよい。この場合は、上記圧入部10bと案内部3
1(31′)とが当接することにより、塗布液圧入部材
10の先端方向への移動が規制されることになる。
(4)この明細書中の「塗布」は、ベタ塗り等の狭い概念
にとらわれるものではなく、塗布体5の形状を適宜変え
ることによって、本考案は筆記具やマーカー等としても
広く利用できるものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、収納室に収納された塗布液圧入
部材の往復動により、本体容器内に収納された塗布液
を、先端弁と先筒内壁との間に形成された微小間隙から
なる塗布液保持部に圧入し、さらに、塗布体の毛管作用
により外部に引出すようにしたものであるので、塗布体
を被塗布部に押付けた時に引出される塗布液の量を略一
定量に抑え、これによってぼた漏れを防止し、均一な塗
布を実現することができる効果がある。しかも、通常状
態では上記塗布液保持部と収納室とが連通されているの
で、塗布液保持部内の塗布液が閉込められて粘度が高ま
ることにより流出性が下がるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における塗布具の断面図、第
2図は同塗布具の要部を示す断面図、第3図は他の実施
例における塗布具の要部を示す断面図、第4図および第
5図は他の実施例における塗布具の収納部材および塗布
液圧入部材を示す断面図である。 1…本体容器、2…先筒、2e…先端開口、3,3′…
収納部材、3a,3a′…収納室、31…先端側部材
(案内部)、31′…案内部、31a,31a′…先端
側連通口、32a,32a′…尾端側連通口、4…先端
弁、5…塗布体、6…塗布液圧入ボール、8…塗布液保
持部、9…圧縮ばね(付勢部材)、10…塗布液圧入部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−125083(JP,U) 実開 昭59−155184(JP,U) 実公 昭61−14472(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端方向に開口し、内部に塗布液を収納す
    る本体容器と、この本体容器に対しその開口を塞ぐよう
    に取付けられ、先端に内外を連通する先端開口が設けら
    れた先筒と、内部に収納室を有し、かつこの収納室と上
    記本体容器内および先筒内とを各々連通する尾端側連通
    口および先端側連通口を有する中空状の収納部材と、上
    記収納室内に軸方向に移動可能に収納される塗布液圧入
    部材と、上記先筒内に軸方向に移動可能に設けられ、こ
    の先筒の内壁との間に微小間隙からなる塗布液保持部を
    形成し、かつ該先筒の先端部内壁との当接により該先筒
    の先端開口を塞ぐ先端弁と、この先端弁を先端方向に付
    勢する付勢部材と、毛管作用を有し、上記先筒の先端開
    口を貫通する状態で上記先端弁の端部に固定される塗布
    体とを備えるとともに、上記収納部材の先端側部分に先
    端方向に向かうに従って開口面積の減少するテーパー状
    の案内部を設け、上記塗布液圧入部材の移動により収納
    部材の収納室内の塗布液が上記案内部を通って塗布液保
    持部内に圧入されるようにしたことを特徴とする塗布
    具。
JP1988163720U 1988-12-16 1988-12-16 塗布具 Expired - Lifetime JPH0614841Y2 (ja)

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