JPH0614819Y2 - 流体押出機 - Google Patents

流体押出機

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Publication number
JPH0614819Y2
JPH0614819Y2 JP3185588U JP3185588U JPH0614819Y2 JP H0614819 Y2 JPH0614819 Y2 JP H0614819Y2 JP 3185588 U JP3185588 U JP 3185588U JP 3185588 U JP3185588 U JP 3185588U JP H0614819 Y2 JPH0614819 Y2 JP H0614819Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
container
extruder
ram plate
cylinder rod
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3185588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01137778U (ja
Inventor
千尋 浅野
幹次 織茂
洋治 藤本
弘 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Shin Etsu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Shin Etsu Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd, Shin Etsu Engineering Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP3185588U priority Critical patent/JPH0614819Y2/ja
Publication of JPH01137778U publication Critical patent/JPH01137778U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は流体押出機に関する。
〔従来の技術〕
従来、容器に入れた流体、特に高粘性の流体を容器から
押し出し別の容器に移したりする場合、第3図に示すよ
うに、容器31の水平断面の形状、通常円形、に対応する
寸法、形状(通常円板条)のラム板32がピストン状に組
合わされ、このラム板にシリンダーロッド33が接続され
ている押出機が使用されている。この押出機は、シリン
ダーロッド33によりラム板32を押し下げて容器31内の流
体を加圧し、例えば、容器の側壁に設けられた出口34を
通じて流体を押し出すものである。なお、容器31の底部
36には、容器31を所定の位置に置くために、床側に配置
した位置合わせ部材37に対応する位置決め部材35が設け
られている。また、通常、この種の押出機においては、
容器31の側壁38とラム板32との間から流体が漏れるのを
防止するため、ラム板32の側壁にO−リング39が装着さ
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、上記構造の押出機では、容器の内寸法及びラム
板の製作誤差により、またラム板又は容器の設置位置の
ずれ等により、ラム板と容器との相対的位置がずれ、両
者の中心軸が一致せず、ずれることがある(以下、偏心
という)。特に流体を入れた容器を移動した場合には、
ラム板と容器の芯合わせが容易でなく、細心の注意をも
って芯合わせを行っても偏心することが多い。この偏心
により、ラム板と容器の側壁の間にあるO−リングが摩
耗し、最悪の場合には破損することがある。また偏心が
大きい場合には、O−リングと容器の側壁との間に局部
的に間隙ができ、この間隙より押出操作中の流体が漏れ
ることがある。
そこで、本考案の目的は、容器とラム板との間に多少の
相対的な位置ずれがあった場合でも、その位置ずれを自
動的に補正することができるため、O−リング等の摩耗
が少なく、間隙の形成による流体の漏れを生じることが
ない流体押出機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するものとして、容器と、
該容器内の流体を加圧して押し出すためのシリンダーロ
ッドに接続されたラム板とを備える流体押出機におい
て、前記シリンダーロッドとラム板とが、ラム板の面方
向に遊動可能な遊動接続部により接続されていることを
特徴とする流体押出機を提供するものである。
本考案の押出機において、上記シリンダーロッド及びラ
ム板は、公知のものでよく、特に限定されず、容器の寸
法、形状、押し出す流体の種類、量等によって適宜、選
択される。またシリンダーロッドを駆動する装置は、従
来、公知の装置でよく、特に限定されない。
〔実施例〕
以下、第1図に示す本考案の流体押出機の実施態様を参
照して本考案を詳細に説明する。
第1図に示す本考案の流体押出機は、シリンダーロッド
1とラム板2とを有し、該シリンダーロッド1とラム板
2は、ラム板2の上部に例えばボルト12等により固定さ
れている遊動接続部3により接続されている。遊動接続
部3は、第2図に拡大して示すように、内部に流動体4
が充填された筐体18からなり、シリンダーロッド1の断
面T字形の端部5が内部に挿入され、筐体18内を該端部
5が少なくともラム板の面方向に若干動くことができる
ように、該端部5と筐体18の内部側壁6、底壁7及び上
部覆い8との間には間隙がある。またシリンダーロッド
1のロッド部9が該筐体に挿入される開口部10は、該ロ
ッド9部の直径より大きく形成され、ロッド部9と上部
覆い8の間に間隙が形成されるようになっている。この
実施態様においても、容器11の底部14には容器11を所定
の位置に置くために、床側に配置した位置合わせ部材
(図示せず)に対応する位置決め部材13が設けられ、ま
たラム板2の側壁にはO−リング17が設けれている。
この流体押出機においては、シリンダーロッド1を駆動
装置(図示せず)により駆動しラム板を下降させ、容器
内の流体を加圧して容器11の側壁15に設けた流体出口16
より流体を押し出す。
この流体押出機において、容器11とラム板2の間に相対
的な位置のずれがあり偏心が生じている場合、シリンダ
ーロッド1の端部5が偏心に起因する側から応力によ
り、筐体18の内部で偏心を減少させる方向に自動的に動
き、その位置ずれ分を相殺して、容器11とラム板2の相
互位置を補正し適正な位置にすることができる。このと
き、遊動接続部に用いられる流動体4は、シリンダーロ
ッドの端部5が筐体18の内部を円滑に動くのを助ける。
上記筐体18に充填される流動体は、遊動接続部内をシリ
ンダーロッドの端部が円滑に動けるようにするためのも
のであり、例えばシリコーングリース、リチウムグリー
ス、カルシウムグリース、ナトリウムグリース等を挙げ
ることができる。
本考案の流体押出機は、いずれも流体にも適用できる
が、例えば、各種シーリング剤、コーキング剤、パテ接
着剤、グリース、クリーム、塗料、顔料、インク等の高
粘性体または超高粘性体等を押し出す場合に有用であ
る。特に、例えば100,000cp以上の高粘性度のものを押
し出す場合に有用である。
〔考案の効果〕
本考案の流体押出機は、容器とラム板との間に相対的な
位置ずれがあった場合でも、その位置ずれを自動的に補
正することができる。したがって、偏心によるO−リン
グ等の摩耗が少なく、また間隙の形成によって流体が漏
れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の流体押出機の実施態様を示す断面図、
第2図は本考案の流体押出機の主要部を示す断面図、第
3図は従来の流体押出機の構造を説明する断面図であ
る。 1……シリンダーロッド、2……ラム板、 3……遊動接続部、 4……流動体、 5……シリンダーロッド1の端部、 6……遊動接続部3の内部側壁、 7……遊動接続部3の内部底壁、 8……遊動接続部3の上部覆い、 9……シリンダーロッド1の本体。 10……開口部、11……容器、 12……ボルト、13……位置決め部材、 14……容器11の底部、15……容器11の側壁、 16……流体出口、17……O−リング、 18……筐体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤本 洋治 群馬県安中市郷原3005 信越化学工業株式 会社郷原分工場内 (72)考案者 酒井 弘 群馬県安中市磯部2―13―1 信越エンジ ニアリング株式会社北関東事業所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器と、該容器内の流体を加圧して押し出
    すためのシリンダーロッドに接続されたラム板とを備え
    る流体押出機において、前記シリンダーロッドとラム板
    とが、ラム板の面方向に遊動可能な遊動接続部により接
    続されていることを特徴とする流体押出機。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の流体
    押出機であって、前記遊動接続部が、内部に流動体が充
    填されている筐体と、該筐体の内部に遊動可能に挿入さ
    れたシリンダーロッドの端部とからなる流体押出機。
JP3185588U 1988-03-10 1988-03-10 流体押出機 Expired - Lifetime JPH0614819Y2 (ja)

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JP3185588U JPH0614819Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 流体押出機

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JP3185588U JPH0614819Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 流体押出機

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Publication Number Publication Date
JPH01137778U JPH01137778U (ja) 1989-09-20
JPH0614819Y2 true JPH0614819Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31258033

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JP3185588U Expired - Lifetime JPH0614819Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 流体押出機

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JPH01137778U (ja) 1989-09-20

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