JPH0614792Y2 - 配球器 - Google Patents

配球器

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JPH0614792Y2
JPH0614792Y2 JP14567288U JP14567288U JPH0614792Y2 JP H0614792 Y2 JPH0614792 Y2 JP H0614792Y2 JP 14567288 U JP14567288 U JP 14567288U JP 14567288 U JP14567288 U JP 14567288U JP H0614792 Y2 JPH0614792 Y2 JP H0614792Y2
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JP
Japan
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ball
hopper
shutter
conveyor
pit
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JP14567288U
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JPH0265962U (ja
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和元 橋詰
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和元 橋詰
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はショット練習機などを用いて練習するテニス、
野球、ゴルフなどの複数の練習機に球を自動的に供給す
る配球器に関するもので、特に、あらかじめ球を高所に
蓄えておき、適時に送球パイプなどを用いて練習機に供
給するものに関する。
(従来の技術) 球を複数の練習機に供給する場合、練習機の上方にホッ
パーを設け、ホッパーの底には練習機に通じる複数の送
球パイプと連接する排出口を設け、ホッパーの中には前
記排出口から球の直径の長さより離れた位置に表面にブ
ラシを備え、且つモータにより回転される攪拌軸を設け
ておき、ホッパーにはコンベアまたは空気圧送などの方
法により球を送って一定量蓄えておいて、練習機で球を
使用することにより球が送球パイプから自重により練習
機に送られ、ホッパーの中の球が所定の量まで減少した
ときにセンサーが動作してコンベアなどにより球をホッ
パーに送り込むようにしてある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、球は単体の場合はわずかな勾配でも容易に転
がる性質をもっているが、多数の球をホッパーのような
箱状の容器に入れて排出口から下に抜き取ると、球同志
が競り合って排出口付近でいわゆるブリッジ現象を起こ
して排出口に球が入っていかなくなり、攪拌軸の表面に
ブラシを備えて回転させても球同志が押し合う力が大き
く、球と攪拌軸とに滑りが生じて完全にブリッジ現象を
防ぐことが難しいという欠点があった。
本考案は上記ブリッジ現象の発生を防ぎ、送球パイプに
球を1個づつスムースに送るようにしたものである。
(課題を解決するための手段) 上部に開口部を備え、底部に複数の送球パイプに連接し
た排出口を備え、前記排出口から球の直径より長く離れ
た位置に回転しうる攪拌軸を備えたホッパーにおいて、
上部に球の装入口を備え、且つ下部がホッパーの開口部
に連接して開口する受球ピットを設け、受球ピットの下
部に複数個の窓を備えた隔壁と、前記窓を開閉するシャ
ッターとを設け、シャッターの上方で且つ隔壁の窓の両
側または片側の位置に窓に向かって傾斜した傾斜部を備
え、ホッパーの中の上方及び受球ピットの中の上方に球
によって動作するセンサーを設け、センサーの信号を受
けてシャッターとコンベアを動作させる制御器を設け、
攪拌軸の表面には軸方向に長く複数の浅い溝を備えた配
球器である。
(作用) 受球ピットに球を蓄えるときはシャッターが閉じられ、
ホッパーのなかに送られた球は攪拌軸により攪拌されな
がら排出口から送球パイプに送られて減少し、ついで受
球ピットに一定量球が溜まるとコンベアが止まり、シャ
ッターが開いて一定量の球がホッパーに送られる。ホッ
パーの中で球の溜まりが所定のレベルから下がったとき
センサーが動作してシャッターを閉じるとともに装入口
からコンベアにより球を受球ピットに送り込むので、受
球ピットに送られた球の重量は隔壁またはシャッターに
より受けられてホッパーの中の球には殆ど加わることが
なく、ホッパーの中の球同志は攪拌軸の表面に設けられ
た溝によって確実に回転と反転が繰り返えされるので排
出口付近にはブリッジ現象は発生しない。
(実施例) 以下、本考案を第1〜5図に示す実施例について説明す
る。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は正断面
図、第3図は第1図A−A線における断面図、第4図は
シャッターを示す平面図、第5図はシャッターの駆動機
構を示す説明図である。
ホッパー(1)の上部には開口部(11)を備え、前記開口部
(11)は両側壁(12),(12)の間隔より狭くしてホッパー
(1)の断面を太鼓状にしてあり、底部(13)に複数の送球
パイプ(2)と連接した複数の排出口(14)を適宜間隔をあ
けて2列に配列し、前記2列の排出口(14)の間の上部に
排出口(14)から球(B)の直径より長く離れた位置に攪
拌軸(3)が配置され、駆動軸(31)に固定された傘歯車(3
2)および攪拌軸(3)に固定された傘歯車(33)を介して回
転と反転を繰り返して駆動されるようにしてあり、攪拌
軸(3)の表面は比較的軟らかい金属、例えばアルミニウ
ムなどで構成され、且つ表面には軸方向に長く複数の浅
い溝(34)が設けられている。ホッパー(1)の上方には開
口部(11)に連接して開口する受球ピット(4)を設け、上
部に図示しないコンベアにより送られる球(B)の装入
口(41)を備えてある。受球ピット(4)の下部には複数個
の窓(42)を備えた隔壁(43)と、前記窓(42)を開閉するシ
ャッター(5)とを設けてある。シャッター(5)は隔壁(43)
に設けられた窓(42)と同じ間隔で窓(54)を備え、シャッ
ターモータ(51)の往復動作によりラックギア(52)及びラ
ックギヤ(52)に固定された爪(53)を介して隔壁(43)の上
を摺動するようにしてあり、窓(42)と窓(54)とが重なっ
たとき球(B)が受球ピット(4)からホッパー(1)に入る
ようにしてある。シャッター(5)の上方で且つ窓(42)の
両側または片側の位置に球(B)がそれぞれの窓(42)に
転がり落ちるように窓(42)に向かって傾斜した傾斜部(4
4)を備えてある。ホッパー(1)の上方には光電式のホッ
パーセンサー(6),(6)を設け、受球ピット(4)の中の上
方にはピットセンサー(7),(7)を設け、ホッパー(1)の
中で球(B)が所定のレベルから減少したときホッパー
センサー(6)からの信号を受けてシャッター(5)を閉じ、
かつ球(B)を受球ピット(4)に送るコンベアを動作さ
せ、球(B)が所定のレベル以上に溜まったときホッパ
ーセンサー(6)からの信号を受けてシャッター(5)を開
き、且つコンベアを停止させ、受球ピット(4)の中で球
(B)が所定のレベルから減少したときピットセンサー
(7)からの信号を受けてシャッター(5)を閉じ、かつコン
ベアを動作させ、球(B)が所定のレベル以上に溜まっ
たときピットセンサー(7)からの信号を受けてシャッタ
ー(5)を開き、かつコンベアの動作を止めるようにした
制御器(8)が設けられてある。
尚、受球ピット(4)の側面(45)及び天板(46)を密閉し、
天板(46)に球(B)の装入口(41)と排気口(47)とを備
え、コンベアを空気圧送装置で構成して球(B)を送る
ことが出来るようにしてある。
またホッパーの底部(13)を多数の小孔を備えた穴あき鋼
板により構成して球(B)に付着するごみなどを取り除
くとともにホッパー(1)の中の空気の流れを良くし、球
(B)の傷や湿気、結露などによる球同志の癒着現象を
防ぎ、ホッパー(1)および送球パイプ(2)の中で球が安定
して転がるようにしてある。
本実施例で球を送球パイプに供給する場合、最初シャッ
ター(5)を閉じておき、コンベアにより球(B)を装入
口(41)から受球ピット(4)に送り込み、球(B)が一定
量蓄えられるとピットセンサー(7)が動作してシャッタ
ー(5)が開き、コンベアは停止されるが球(B)は窓(4
2)および(54)を通ってホッパー(1)に流れ込む。ホッパ
ー(1)に入った球(B)は攪拌軸(3)により攪拌されて排
出口(14)から順次送球パイプ(2)に自重で送り込まれ、
各練習機に配球される。攪拌軸(3)には浅い溝(34)が設
けられているので球が溝に噛み込まれることもなく、ま
た攪拌軸(3)の表面で滑ることもなく確実に回転され、
攪拌軸(3)に接触している球から他の球に回転が伝達さ
れて球同志が動摩擦で接触する状態になり、排出口(14)
付近のブリッジ現象を防ぐ。ホッパー(1)の中の球が少
なくなると、ホッパーセンサー(6)の信号によりシャッ
ター(5)が閉じるとともにコンベアが動作して球が受球
ピット(4)に送り込まれ、配球動作を継続する。
(考案の効果) 本考案によれば、ホッパーと受球ピットの間にシャッタ
ーを設けて一旦球を一定量蓄えておき、適当な時期に一
定量だけホッパーに送るようにしてあるので、ホッパー
の中の球に過大な重量がかかることがなく、排出口付近
でブリッジ現象が発生するのを防いで配球器から練習機
まで円滑な配球動作をさせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2図は正断
面図、第3図は第1図A−A線における断面図、第4図
はシャッターを示す平面図、第5図はシャッターの駆動
機構を示す説明図である。 (1):ホッパー、(2):送球パイプ (3):攪拌軸、(4):受球ピット (5):シャッター、(6),(7):センサー (8):制御器

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に開口部を備え、底部に複数の送球パ
    イプに連接した排出口を備え、前記排出口から球の直径
    より長く離れた位置に回転しうる攪拌軸を備えたホッパ
    ーにおいて、上部にコンベアにより送られる球の装入口
    を備え、かつ下部がホッパーの開口部に連接して開口す
    る受球ピットを設け、受球ピットの下部に複数個の窓を
    備えた隔壁と、前記窓を開閉するシャッターとを設けた
    ことを特徴とする配球器。
  2. 【請求項2】シャッターの上方でかつ隔壁の窓の両側ま
    たは片側の位置に窓に向かって傾斜した傾斜部を備えた
    請求項1記載の配球器。
  3. 【請求項3】攪拌軸の表面に軸方向に長く複数の浅い溝
    を備えた請求項1または2記載の配球器。
  4. 【請求項4】ホッパーの中の上方にホッパーセンサーを
    設け、受球ピットの中の上方にはピットセンサーを設
    け、ホッパーの中で球が所定のレベルから減少したとき
    ホッパーセンサーからの信号を受けてシャッターを閉
    じ、かつ球を受球ピットに送るコンベアを動作させ、球
    が所定のレベル以上に溜まったときホッパーセンサーか
    ら信号を受けてシャッターを開き、かつコンベアを停止
    させ、受球ピットの中で球が所定のレベルから減少した
    ときピットセンサーからの信号を受けてシャッターを閉
    じ、かつコンベアを動作させ、球が所定のレベル以上に
    溜まったときピットセンサーからの信号を受けてシャッ
    ターを開き、かつコンベアの動作を止めるようにした制
    御器を設けた請求項1から3までのいずれかに記載の配
    球器。
  5. 【請求項5】受球ピットの側面および天板が密閉され、
    天板に球の装入口と排気口とを備え、コンベアが空気圧
    送装置で構成された請求項1から4までのいずれかに記
    載の配球器。
  6. 【請求項6】送球パイプに連接する複数の排出口をホッ
    パーの底に適宜間隔をあけて2列に配列し、前記2列の
    排出口の間の上部に攪拌軸を設けた請求項1から5まで
    のいずれかに記載の配球器。
  7. 【請求項7】ホッパーの開口部が両側壁の間隔より狭く
    した請求項1から6までのいずれかに記載の配球器。
  8. 【請求項8】ホッパーの底板が多数の小孔を備えた穴あ
    き鋼板により構成された請求項1から7までのいずれか
    に記載の配球器。
JP14567288U 1988-11-07 1988-11-07 配球器 Expired - Lifetime JPH0614792Y2 (ja)

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JP14567288U JPH0614792Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 配球器

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JP14567288U JPH0614792Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 配球器

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Publication Number Publication Date
JPH0265962U JPH0265962U (ja) 1990-05-17
JPH0614792Y2 true JPH0614792Y2 (ja) 1994-04-20

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ID=31414471

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JP14567288U Expired - Lifetime JPH0614792Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 配球器

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