JPH06147311A - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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JPH06147311A
JPH06147311A JP29701592A JP29701592A JPH06147311A JP H06147311 A JPH06147311 A JP H06147311A JP 29701592 A JP29701592 A JP 29701592A JP 29701592 A JP29701592 A JP 29701592A JP H06147311 A JPH06147311 A JP H06147311A
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line pressure
oil
pump
pressure
lockup
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Hiromasa Sakai
弘正 酒井
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の目的は、ロックアップ機構付流体伝動
装置を有する自動変速機のライン圧制御装置において、
ロックアップ車速の低速化により燃費の向上を図るこ
と。第2の目的は、可変容量オイルポンプを用いた自動
変速機のライン圧制御装置において、第1の目的に加
え、ポンプ制御安定性を向上し、ブリード流量低減を図
ること。 【構成】 第1の構成は、オイルポンプbからのポンプ
吐出油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライン圧が
低下した時、ロックアップコントロールバルブfの下流
であってオイルクーラeの上流位置で油路を絞る循環系
流量制限手段gを設けた。第2の構成は、前記循環系流
量制限手段gを、可変容量オイルポンプb’のポンプ偏
心量制御手段hとは別に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロックアップ機構付流
体伝動装置を有する自動変速機のライン圧制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロックアップ機構付トルクコンバ
ータを有する自動変速機のライン圧制御装置としては、
例えば、図4に示すニッサンフルレンジ電子制御オート
マチックトランスミッションRE4R01A型が知られ
ている。
【0003】図4により構成を説明すると、エンジンに
より駆動されるオイルポンプと、該オイルポンプからの
吐出油を車両状態に応じた目標ライン圧に調圧するプレ
ッシャーレギュレータバルブと、ロックアップ時にロッ
クアップ機構付トルクコンバータの締結室にライン圧を
導くと共に解放室の油をドレーンし、ロックアップ時に
油量過剰分をオイルクーラを介して循環系に逃がすロッ
クアップコントロールバルブとを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動変速機のライン圧制御装置にあっては、エンジ
ン回転すなわちポンプ回転が低く、油温が非常に高い時
等で、油量収支が悪化して目標ライン圧に対して実ライ
ン圧が低下した時、プレッシャーレギュレータバルブの
スプールがライン圧の制御信号圧であるプレッシャーモ
ディファイヤ圧に押されて図面下方に変位し、ロックア
ップ機構付トルクコンバータやそれを制御するロックア
ップコントロールバルブへ行く油路の上流を絞ってしま
うため、実ライン圧が低下する低車速時においてロック
アップを行なっても、この絞りによる圧力損失分でロッ
クアップ締結圧がライン圧以下に低下してしまい、必要
なロックアップ容量が得られない。
【0005】この結果、ロックアップができる領域が、
ポンプ吐出量が十分に確保される中〜高速時に制限され
てしまい、低車速時にも燃費向上の面からロックアップ
要求があるにもかかわらずこの要求に応えることができ
ない。
【0006】本発明は、上記課題に着目してなされたも
ので、第1の目的は、ロックアップ機構付流体伝動装置
を有する自動変速機のライン圧制御装置において、ロッ
クアップ車速の低速化により燃費の向上を図ることにあ
る。
【0007】第2の目的は、ロックアップ機構付流体伝
動装置を有すると共に可変容量オイルポンプを用いた自
動変速機のライン圧制御装置において、上記第1の目的
に加え、ポンプ制御安定性を向上し、ブリード流量低減
を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため請求項1記載の自動変速機のライン圧制御装置で
は、オイルポンプからのポンプ吐出油量が不足し、目標
ライン圧に対して実ライン圧が低下した時、ロックアッ
プコントロールバルブの下流であってオイルクーラの上
流位置で油路を絞る循環系流量制限手段を設けた。
【0009】即ち、図1(イ) のクレーム対応図に示すよ
うに、エンジンaにより駆動されるオイルポンプbと、
前記オイルポンプbからの吐出油を車両状態に応じた目
標ライン圧に調圧するプレッシャーレギュレータバルブ
cと、ロックアップ時にロックアップ機構付流体伝動装
置dの締結室にライン圧を導くと共に油量過剰分をオイ
ルクーラeを介して循環系に逃がすロックアップコント
ロールバルブfと、ポンプ吐出油量が不足し、目標ライ
ン圧に対して実ライン圧が低下した時、前記ロックアッ
プコントロールバルブfの下流であって前記オイルクー
ラeの上流位置で油路を絞る循環系流量制限手段gとを
備えている。
【0010】上記第2の目的を達成するため請求項2記
載の自動変速機のライン圧制御装置では、可変容量オイ
ルポンプからのポンプ吐出油量が不足し、目標ライン圧
に対して実ライン圧が低下した時、ロックアップコント
ロールバルブの下流であってオイルクーラの上流位置で
油路を絞る循環系流量制限手段を、可変容量オイルポン
プのポンプ偏心量を制御するポンプ偏心量制御手段とは
別に設けた。
【0011】即ち、図1(ロ) のクレーム対応図に示すよ
うに、エンジンaによる駆動回転とポンプ偏心量により
決まる吐出量の制御によりライン圧を調圧する可変容量
オイルポンプb’と、前記可変容量オイルポンプb’か
ら車両状態に応じた目標ライン圧が得られるようにポン
プ偏心量を制御するポンプ偏心量制御手段hと、ロック
アップ時にロックアップ機構付流体伝動装置dの締結室
にライン圧を導くと共に油量過剰分をオイルクーラeを
介して循環系に逃がすロックアップコントロールバルブ
fと、前記ポンプ偏心量制御手段hとは別に設けられ、
ポンプ吐出油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライ
ン圧が低下した時、前記ロックアップコントロールバル
ブfの下流であって前記オイルクーラeの上流位置で油
路を絞る循環系流量制限手段gとを備えている。
【0012】
【作用】第1の発明の作用を説明する。
【0013】ライン圧の調圧は、プレッシャーレギュレ
ータバルブcにおいて、エンジンaにより駆動されるオ
イルポンプbからの吐出油をリリーフ制御することで、
車両状態に応じた目標ライン圧に一致する実ライン圧が
作り出される。
【0014】そして、ロックアップ時には、ロックアッ
プコントロールバルブfにおいて、ロックアップ機構付
流体伝動装置dの締結室にライン圧が導かれると共に油
量過剰分がオイルクーラeを介して循環系に逃がされ
て、ロックアップ状態とされる。
【0015】このロックアップ状態において、ポンプ吐
出油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライン圧が低
下した時には、ロックアップコントロールバルブfの下
流であってオイルクーラeの上流位置に設けられた循環
系流量制限手段gで油路が絞られ、この循環系流量制限
手段gの上流側のロックアップコントロールバルブfや
ロックアップ機構付流体伝動装置dのライン圧が保圧さ
れ、必要なロックアップ容量が確保される。
【0016】第2の発明の作用を説明する。
【0017】ライン圧の調圧は、ポンプ偏心量制御手段
hにおいて、可変容量オイルポンプb’から車両状態に
応じた目標ライン圧が得られるようにポンプ偏心量が制
御され、可変容量オイルポンプb’において、エンジン
aによる駆動回転とポンプ偏心量により決まる吐出量の
制御によりライン圧が調圧される。
【0018】そして、ロックアップ時には、ロックアッ
プコントロールバルブfにおいて、ロックアップ機構付
流体伝動装置dの締結室にライン圧が導かれると共に油
量過剰分がオイルクーラeを介して循環系に逃がされ
て、ロックアップ状態とされる。
【0019】このロックアップ状態において、ポンプ吐
出油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライン圧が低
下した時には、ロックアップコントロールバルブfの下
流であってオイルクーラeの上流位置に設けられた循環
系流量制限手段gで油路が絞られ、この循環系流量制限
手段gの上流側のロックアップコントロールバルブfや
ロックアップ機構付流体伝動装置dのライン圧が保圧さ
れ、必要なロックアップ容量が確保される。
【0020】さらに、ポンプ偏心量制御手段hと循環系
流量制限手段gとは、それぞれ別に設けられていること
で、これらの制御手段の個々の目的にあった設計を行な
うことで、ポンプ制御安定性を向上し、ブリード流量低
減を図ることができる。
【0021】例えば、両制御手段がスプールバルブであ
る場合、循環系流量制限手段g側は十分な潤滑流量を確
保できるようにスプール径を大きくし、ポンプ偏心量制
御手段h側は、高応答が確保できるようにスプール径を
小さくバネ定数を大きく設定することで、ライン圧の低
下時にロックアップ容量を確保しながら、ポンプ制御安
定性を向上し、ブリード流量低減を図ることができるで
きる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】(第1実施例)まず、構成を説明する。
【0024】図2は請求項1記載の第1の発明に対応す
る第1実施例の自動変速機のライン圧制御装置を示す油
圧回路図である。
【0025】第1実施例装置は、図2に示すように、図
外のエンジンにより駆動されるオイルポンプ1と、該オ
イルポンプ1からの吐出油をスロットル状態に応じた目
標ライン圧に調圧するプレッシャーレギュレータバルブ
3と、ロックアップ時にロックアップ機構付トルクコン
バータ14(ロックアップ機構付流体伝動装置に相当)
の締結室14aにライン圧を導くと共に油量過剰分をオ
イルクーラ12を介して循環系に逃がすロックアップコ
ントロールバルブ4とを備えている。
【0026】前記オイルポンプ1の吐出ポートはライン
圧油路2に接続されている。
【0027】前記プレッシャーレギュレータバルブ3
は、バルブ穴に軸方向摺動可能に設けられたスプール3
aと、該スプール3aの端部に接して設けられた可動プ
ラグ3bと、該可動プラグ3bとプラグボディ3cとの
間に介装されたスプリング3dと、バルブ穴が形成され
たバルブボディ3eとを有して構成され、前記プラグボ
ディ3cには、図外のスロットル圧油路に接続されるス
ロットル圧ポート3fと、図外のRレンジ圧油路に接続
されるRレンジ圧ポート3gが設けられ、又、前記バル
ブボディ3eには、バルブ下流側潤滑油路10に接続さ
れる第1ポート3hと、オイルクーラ上流側潤滑油路1
1に接続される第2ポート3iと、ライン圧油路2に接
続されるライン圧ポート3jと、ドレーン油路15に接
続されるドレーンポート3kと、オリフィス16を介し
てライン圧油路2に接続されるライン圧ポート3mと、
ドレーンポート3nとが設けられている。
【0028】前記第1,第2ポート3h,3iとスプー
ル3aとは、ポンプ吐出油量が不足し、目標ライン圧に
対して実ライン圧が低下した時、前記スプール3aが図
の下方向にストロークすることを利用し、前記2つのポ
ート3h,3i間においてスプールストローク位置に応
じて油路を絞る、いわゆる請求項1記載の循環系流量制
限手段を構成する。
【0029】前記ロックアップコントロールバルブ4
は、バルブ穴に軸方向摺動可能に設けられたスプール4
aと、該スプール4aとバルブボディ4bとの間に介装
されたスプリング4cとを有して構成され、前記バルブ
ボディ4bには、ドレーンポート4dと、ライン圧油路
2に接続されるライン圧ポート4eと、オリフィス7を
介してドレーン油路15に接続されるドレーンポート4
fと、リリース圧油路6に接続されるリリース圧ポート
4gと、ライン圧油路2に接続されるライン圧ポート4
hと、オリフィス8を介してライン圧油路2に接続され
ると共にアプライ圧油路5に接続されるアプライ圧ポー
ト4iと、オリフィス9を介してライン圧油路2に接続
されると共にバルブ下流側潤滑油路10に接続される潤
滑ポート4jと、図外のロックアップ信号圧油路が接続
されるロックアップ信号圧ポート4kとが設けられてい
る。
【0030】前記ロックアップ機構付トルクコンバータ
14は、図外のロックアップクラッチにより画成されて
いる締結室14aと解放室14bを有し、前記締結室1
4aはアプライ圧油路5に接続され、前記解放室14b
はリリース圧油路6に接続されている。
【0031】前記締結圧バックアップ油路10には、オ
リフィス13を有するバイパス油路10aが設けられて
いる。
【0032】次に、作用を説明する。
【0033】[ライン圧の調圧作用]まず、オイルポン
プ1からのポンプ吐出圧は、プレッシャーレギュレータ
バルブ3でスロットル圧に対して設定された圧力(目標
ライン圧)にリリーフ制御される。つまり、スプール3
aの位置はポート3mからのフィードバックライン圧と
ポート3fからのスロットル圧による力のバランスする
位置に制御され、スロットル圧が高いほどポート3kか
らの油のリリーフが少なくなり、高いライン圧に制御さ
れることになる。
【0034】[ポンプ吐出量が十分な時]高速走行時等
でポンプ吐出量が十分な時、ロックアップ指令に基づい
て、ロックアップ信号圧がロックアップコントロールバ
ルブ4のポート4kに作用すると、このバルブ4のスプ
ール4aは、スプリング4cに抗して図の左半分の状態
から右半分の状態になるまでストロークし、ライン圧が
ポート4h→ポート4i→アプライ圧油路5を介して締
結室14aに導かれ、解放室14bからはリリース圧油
路6→ポート4g→ポート4f→オリフィス7を介して
油がドレーンされる。この作用により締結室14aと解
放室14bとに油圧差を生じ、十分なロックアップ容量
によりロックアップ状態が実現される。
【0035】このロックアップ状態において、ロックア
ップクラッチが締結ストロークを終了し、締結室14a
がライン圧に達すると、ロックアップコントロールバル
ブ4のスプール4aは、ポート4eからのライン圧とポ
ート4kからのロックアップ信号圧による力のバランス
する位置に制御され、ポート4iとポート4jとがライ
ン圧レベルに応じて連通し、油の戻りがオリフィス8,
9により規制されていることで、バルブ下流側潤滑油路
10に油量過剰分が流出し、この油はポート3h→ポー
ト3i→オイルクーラ上流側潤滑油路11を介してオイ
ルクーラ12により冷却され、クラッチやギア類の潤滑
油として使われる。
【0036】ここで、プレッシャーレギュレータバルブ
3のスプール3aの位置は、ポンプ吐出量が十分である
ことで、図のほぼ左半分の位置にあり、ポート3hとポ
ート3iとの間の油路をスプール3aにより絞ることは
ない。
【0037】したがって、ロックアップ時にも油路1
0,11及びオイルクーラ12への流量が十分に確保さ
れる。
【0038】[ポンプ吐出量が不足する時]低速走行時
等でポンプ吐出量が不足する時には、スロットル圧に対
して設定された目標ライン圧より実ライン圧が低下する
ため、プレッシャーレギュレータバルブ3のスプール3
aは、実ライン圧の低下にしたがって油のリリーフ量を
抑えるべく図の下方向にストロークし、図2の右半分の
位置に近づこうとする。
【0039】そして、ロックアップ指令に基づいて、ロ
ックアップ信号圧がロックアップコントロールバルブ4
のポート4kに作用し、上記と同様な作用によりロック
アップ状態とする場合、ロックアップコントロールバル
ブ4のポート4iとポート4jとがライン圧レベルに応
じて連通し、油の戻りがオリフィス8,9により規制さ
れていることで、バルブ下流側潤滑油路10に油量過剰
分が流出する。
【0040】しかし、プレッシャーレギュレータバルブ
3のスプール3aの位置は、ポンプ吐出量が不足してい
ることで、上記のように、図2の右半分の位置に近づこ
うとするため、ポート3hとポート3iとの間の油路が
スプール3aにより絞られ、循環系に流れる流量が制限
される。
【0041】このために、ポンプ吐出量が不足していて
もロックアップコントロールバルブ4の下流位置で流出
流量が制限される作用により、トルクコンバータ14の
締結室14aのロックアップ締結圧は、保圧作用により
ライン圧のレベルがそのまま確保されることになり、必
要なロックアップ容量を得ることができる。
【0042】この保圧作用とは、ポンプ吐出油量が小さ
くてライン圧を高める調圧制御がプレッシャーレギュレ
ータバルブ3で行なわれるほど、ポート3hとポート3
iとの間の油路のスプール3aによる絞り量が全閉方向
に近づく可変絞りとなり、この可変絞り位置より上流側
のライン圧のレベルをうまく目標ライン圧レベルに保つ
作用をいう。
【0043】なお、ポート3hとポート3iとの間の油
路をスプール3aにより完全に絞り切った場合にも、オ
リフィス13を有するバイパス油路10aを経過してオ
イルクーラ12へ十分な流量が確保される。
【0044】次に、効果を説明する。
【0045】(1)ロックアップ機構付トルクコンバー
タ14を有する自動変速機のライン圧制御装置におい
て、オイルポンプ1からのポンプ吐出油量が不足し、目
標ライン圧に対して実ライン圧が低下した時、ロックア
ップコントロールバルブ4の下流であってオイルクーラ
12の上流位置で油路を絞る循環系流量制限手段として
の構成をプレッシャーレギュレータバルブ3に設けたた
め、ポンプ吐出量が小さい時にでもロックアップ容量を
確保することができることになり、この結果、ロックア
ップ車速の低速化が達成され、変速制御でのロックアッ
プ領域が拡大し、燃費の向上を図ることができる。
【0046】(2)循環系流量制限手段が、プレッシャ
ーレギュレータバルブ3のスプール3aが、ポンプ吐出
油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライン圧が低下
した時にストロークすることを利用し、ポート3hとポ
ート3iとの間の油路の絞り量をスプール3aのストロ
ーク位置で決める構成としているため、循環系流量制限
手段がプレッシャーレギュレータバルブ3に内蔵されて
設けられることになり、独立して循環系流量制限手段を
設ける場合に比べ、コスト,部品点数,スペース的に有
利となる。
【0047】(第2実施例)まず、構成を説明する。
【0048】図3は請求項2記載の第2の発明に対応す
る第2実施例の自動変速機のライン圧制御装置を示す油
圧回路図である。
【0049】第2実施例装置は、図3に示すように、図
外のエンジンにより駆動される可変容量オイルポンプ
1’と、該可変容量オイルポンプ1’からスロットル状
態に応じた目標ライン圧が得られるようにポンプ偏心量
を制御するポンプ偏心量コントロールバルブ21(ポン
プ偏心量制御手段に相当)と、ロックアップ時にロック
アップ機構付トルクコンバータ14(ロックアップ機構
付流体伝動装置に相当)の締結室14aにライン圧を導
くと共に油量過剰分をオイルクーラ12を介して循環系
に逃がすロックアップコントロールバルブ4と、前記ポ
ンプ偏心量コントロールバルブ21とは別に設けられ、
ポンプ吐出油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライ
ン圧が低下した時、前記ロックアップコントロールバル
ブ4の下流であって前記オイルクーラ12の上流位置で
油路を絞る循環系流量制限バルブ22(循環系流量制限
手段に相当)とを備えている。
【0050】前記可変容量オイルポンプ1’には、ポン
プ偏心量を決める偏心油室1aが設けられ、吐出ポート
はライン圧油路2に接続されている。
【0051】前記ポンプ偏心量コントロールバルブ21
は、バルブ穴に軸方向摺動可能に設けられたスプール2
1aと、該スプール21aの端部に設けられた可動プラ
グ21bと、該可動プラグ21bとプラグボディ21c
との間に介装されたスプリング21dと、バルブ穴が形
成されたバルブボディ21eとを有して構成され、前記
プラグボディ21cには、図外のRレンジ圧油路に接続
されるRレンジ圧ポート21fが設けられ、又、前記バ
ルブボディ21eには、図外のスロットル圧油路が接続
されるスロットル圧ポート21gと、ライン圧油路2に
接続されるライン圧ポート21hと、偏心油室1aの下
流位置にブリードオリフィス18を有する偏心圧油路1
7に接続される偏心圧ポート21iと、ドレーンポート
21jと、オリフィス16を介してライン圧油路2に接
続されるライン圧ポート21kとが設けられている。
【0052】前記ロックアップコントロールバルブ4
は、第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0053】前記ロックアップ機構付トルクコンバータ
14は、図外のロックアップクラッチにより画成されて
いる締結室14aと解放室14bを有し、前記締結室1
4aはアプライ圧油路5に接続され、前記解放室14b
はリリース圧油路6に接続されている。
【0054】前記循環系流量制限バルブ22は、バルブ
穴に軸方向摺動可能に設けられたスプール22aと、該
スプール22aの端部に接して設けられた可動プラグ2
2bと、該可動プラグ22bとプラグボディ22cとの
間に介装されたスプリング22dと、バルブ穴が形成さ
れたバルブボディ22eとを有して構成され、前記プラ
グボディ22cには、図外のスロットル圧油路が接続さ
れるスロットル圧ポート22fと、図外のRレンジ圧油
路に接続されるRレンジ圧ポート22gが設けられ、
又、前記バルブボディ22eには、バルブ下流側潤滑油
路10に接続される第1ポート22hと、オイルクーラ
上流側潤滑油路11に接続される第2ポート22iと、
ライン圧油路2に接続されるライン圧ポート22jと、
ドレーンポート22kとが設けられている。
【0055】次に、作用を説明する。
【0056】[ライン圧の調圧作用]ポンプ偏心量コン
トロールバルブ21は、スロットル圧とフィードバック
ライン圧とを信号圧とし、ライン圧をスロットル圧が大
きいほど低い圧力の偏心圧に調圧するバルブである。つ
まり、スロットル圧に応じた目標ライン圧より実ライン
圧が高い時には、スプール21aが図の上方に押されラ
イン圧油路2との連通により高い偏心圧とされ、スロッ
トル圧に応じた目標ライン圧より実ライン圧が低い時に
は、スプール21aが図の下方に押されドレーンにより
低い偏心圧とされる。
【0057】一方、可変容量オイルポンプ1’は、偏心
油室1aへの油圧が高いほど偏心量が小さくなるように
設計されている。
【0058】したがって、可変容量オイルポンプ1’の
偏心油室1aへの油圧を、ポンプ偏心量コントロールバ
ルブ21により制御することで、ライン圧をスロットル
圧に応じて調圧することができる。
【0059】なお、DレンジではRレンジ圧は発生しな
いので、ポンプ偏心量コントロールバルブ21の可動プ
ラグ21bはスロットル圧で図の上方に押され、ライン
圧制御に関与しないが、Rレンジではライン圧と同圧の
Rレンジ圧がポート21fに入るため、可動プラグ21
bはスプール21aと接触してスプール21aをDレン
ジより下方に押す力が増え、スロットル圧に対してDレ
ンジより高いライン圧が設定されることになる。
【0060】[ポンプ吐出量が不足する時]低速走行時
等でポンプ吐出量が不足する時には、スロットル圧に対
して設定された目標ライン圧より実ライン圧が低下する
ため、ポンプ偏心量コントロールバルブ21のスプール
21aは、図3の右半分の位置に来る。
【0061】この時、偏心圧油路17の圧力は完全にド
レーンされ、ポンプ偏心量は最大となり、吐出油量はそ
の状態の回転で最大流量となる。この状態においても、
目標ライン圧が得られなければ、ライン圧油路2が接続
されている循環系流量制限バルブ22のスプール22a
は、図の下方向に押され、通常の状態(図3の左半分)
では十分な開度で接続されている油路10と油路11と
の間を絞るように動く。それによって、オイルクーラ1
2や潤滑系に流れる流量を制限し、油路10の上流を第
1実施例と同様に保圧する。
【0062】この保圧作用によって、油路10の上流の
トルクコンバータ14の締結室14aのロックアップ締
結圧がライン圧により保圧され、ロックアップ容量が確
保される。
【0063】なお、循環系流量制限バルブ22のスプー
ル22aにより最も絞った状態でも必要最小限の潤滑流
量を確保するため、スプール22aにはノッチ22m
(切り欠き)が形成されている。
【0064】[ブリード流量の低減作用]この第2実施
例では、ライン圧制御と油量収支不足時の潤滑流量の制
限を別々の制御弁で行なうようにしているため、より個
々の制御弁の目的にあった設計が可能となる。
【0065】例えば、可変容量オイルポンプ1’の偏心
量を制御する制御弁の応答性は、ライン圧調圧系の安定
性に大きく影響することから、制御弁の固有振動数を高
くして高応答にした方が望ましい。
【0066】しかし、潤滑流量の制限とポンプ偏心量の
制御を同一のバルブで行なった時は、潤滑流量を制限す
る機能を持たせるため、スプール径を大きく取る必要が
ある。これは、この制御弁に通常かなりの潤滑流量を流
す必要が生じるからであるが、これによって、スプール
弁自体の質量が増加するだけではなく、スプール弁の等
価質量となる作動油の慣性質量を増加させることにもつ
ながり、バルブ系の固有振動数を著しく低下させること
になる。
【0067】そして、バルブ変位に対するポンプ偏心量
制御圧回路及びライン圧回路から流す流量ゲインも大き
くなり、ライン圧制御システムの安定性に悪影響を及ぼ
す。
【0068】又、スプールを支持するバネ定数は目標に
対する実ライン圧低下にしたがって潤滑系の絞り開度を
設定するところから決まるため、強く設定することは困
難となり、バルブ系の固有振動数増加に悪影響を及ぼ
す。
【0069】これに対し、第2実施例では、ライン圧制
御(ポンプ偏心量制御)をするポンプ偏心量コントロー
ルバルブ21と、潤滑流量を制限する循環系流量制限バ
ルブ22とを別に設けているため、ポンプ偏心量コント
ロールバルブ21は大流量を流す必要がなく、スプール
径は小さくて済み、バネ定数も大きくとれるため、バル
ブ径の高い固有振動数が得られ、バルブ変位に対するポ
ンプ偏心量制御圧回路及びライン圧回路から流す流量ゲ
インも小さくでき、ライン圧制御安定性の限界を大きく
高めることが可能となる。
【0070】このため、偏心圧油路17に設けられたブ
リードオリフィス18の小径化やその廃止が可能とな
り、通常から捨てているブリード流量を低減できるた
め、ポンプの小型化やポンプ駆動力の低減が可能とな
り、車両燃費をより向上させることができる。
【0071】次に、効果を説明する。
【0072】(1')ロックアップ機構付トルクコンバー
タ14を有すると共に可変容量オイルポンプ1’を用い
た自動変速機のライン圧制御装置において、可変容量オ
イルポンプ1’からのポンプ吐出油量が不足し、目標ラ
イン圧に対して実ライン圧が低下した時、ロックアップ
コントロールバルブ4の下流であってオイルクーラ12
の上流位置で油路を絞る循環系流量制限バルブ22を設
けたため、ポンプ吐出量が小さい時にでもロックアップ
容量を確保することができることになり、この結果、ロ
ックアップ車速の低速化が達成され、変速制御でのロッ
クアップ領域が拡大し、燃費の向上を図ることができ
る。
【0073】(3)循環系流量制限バルブ22を可変容
量オイルポンプ1’のポンプ偏心量コントロールバルブ
21とは別に設けたため、個々の制御弁の目的にあった
設計を行なうことで、ポンプ制御安定性を向上し、ブリ
ード流量低減を図ることができるできる。
【0074】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0075】例えば、実施例において、プレッシャーレ
ギュレータバルブ3とロックアップコントロールバルブ
4とを接続するライン圧油路2の間にトルクコンバータ
14にかかる圧力の上限を制限する減圧弁やリリーフ弁
が設けられていてもよい。また、油路10や油路11に
オイルクーラ12にかかる最大油圧を制限する減圧弁や
リリーフ弁が設けられていてもよい。
【0076】第1実施例では、循環系流量制限手段をプ
レッシャーレギュレータバルブに内蔵した例を示した
が、これらを独立に設けてもよいし、また、第1実施例
では、油圧制御式のプレッシャーレギュレータバルブを
示したが、車両状態の電気的検出信号を用いて調圧する
電子制御式のプレッシャーレギュレータバルブとしても
よい。
【0077】第2実施例では、ポンプ偏心量制御手段及
び循環系流量制御手段として油圧制御式のスプールバル
ブを示したが、いずれの制御手段も電子制御式のスプー
ルバルブとしてもよい。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の本発明にあっては、ロッ
クアップ機構付流体伝動装置を有する自動変速機のライ
ン圧制御装置において、オイルポンプからのポンプ吐出
油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライン圧が低下
した時、ロックアップコントロールバルブの下流であっ
てオイルクーラの上流位置で油路を絞る循環系流量制限
手段を設けたため、ロックアップ車速の低速化により燃
費の向上を図ることができるという効果が得られる。
【0079】請求項2記載の本発明にあっては、ロック
アップ機構付流体伝動装置を有すると共に可変容量オイ
ルポンプを用いた自動変速機のライン圧制御装置におい
て、可変容量オイルポンプからのポンプ吐出油量が不足
し、目標ライン圧に対して実ライン圧が低下した時、ロ
ックアップコントロールバルブの下流であってオイルク
ーラの上流位置で油路を絞る循環系流量制限手段を、可
変容量オイルポンプのポンプ偏心量制御手段とは別に設
けたため、ロックアップ車速の低速化により燃費の向上
を図る上記効果に加え、ポンプ制御安定性を向上し、ブ
リード流量低減を図ることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機のライン圧制御装置を示す
クレーム対応図である。
【図2】第1実施例の自動変速機のライン圧制御装置を
示す油圧回路図である。
【図3】第2実施例の自動変速機のライン圧制御装置を
示す油圧回路図である。
【図4】従来の自動変速機のライン圧制御装置を示す油
圧回路図である。
【符号の説明】
a エンジン b オイルポンプ b’可変容量オイルポンプ c プレッシャーレギュレータバルブ d ロックアップ機構付流体伝動装置 e オイルクーラ f ロックアップコントロールバルブ g 循環系流量制限手段 h ポンプ偏心量制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動されるオイルポンプ
    と、 前記オイルポンプからの吐出油を車両状態に応じた目標
    ライン圧に調圧するプレッシャーレギュレータバルブ
    と、 ロックアップ時にロックアップ機構付流体伝動装置の締
    結室にライン圧を導くと共に油量過剰分をオイルクーラ
    を介して循環系に逃がすロックアップコントロールバル
    ブと、 ポンプ吐出油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライ
    ン圧が低下した時、前記ロックアップコントロールバル
    ブの下流であって前記オイルクーラの上流位置で油路を
    絞る循環系流量制限手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機のライン圧制
    御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンによる駆動回転とポンプ偏心量
    により決まる吐出量の制御によりライン圧を調圧する可
    変容量オイルポンプと、 前記可変容量オイルポンプから車両状態に応じた目標ラ
    イン圧が得られるようにポンプ偏心量を制御するポンプ
    偏心量制御手段と、 ロックアップ時にロックアップ機構付流体伝動装置の締
    結室にライン圧を導くと共に油量過剰分をオイルクーラ
    を介して循環系に逃がすロックアップコントロールバル
    ブと、 前記ポンプ偏心量制御手段とは別に設けられ、ポンプ吐
    出油量が不足し、目標ライン圧に対して実ライン圧が低
    下した時、前記ロックアップコントロールバルブの下流
    であって前記オイルクーラの上流位置で油路を絞る循環
    系流量制限手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機のライン圧制
    御装置。
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