JPH06147259A - 軸系縦振動制振装置 - Google Patents

軸系縦振動制振装置

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JPH06147259A
JPH06147259A JP30113092A JP30113092A JPH06147259A JP H06147259 A JPH06147259 A JP H06147259A JP 30113092 A JP30113092 A JP 30113092A JP 30113092 A JP30113092 A JP 30113092A JP H06147259 A JPH06147259 A JP H06147259A
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JP
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vibration
oil
weight
oil chamber
crankshaft
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JP30113092A
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English (en)
Inventor
Koji Yamazaki
幸治 山崎
Sadao Kawahara
定男 川原
和久 ▲やなぎ▼
Kazuhisa Yanagi
Yoshiaki Mitsuyama
慶明 満山
Shigeru Ezaki
殖 江▲ざき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、制振用ピストン・シリンダの寸法
を大型化することなく、制振効果を増大した軸系縦振動
制振装置を提供することを目的とする。 【構成】 内燃機関のクランク軸に固定された、ピスト
ン及び内燃機関本体に固定されたシリンダにより区画形
成された2個の油室と、液体を貯溜したU字形タンクの
内部で液体の上方に形成された2個の油室を有する吸振
器と、ピストン及びシリンダにより区画形成された油室
と吸振器の油室とを連通する配管とを具えた軸系縦振動
制振装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク軸を有する内
燃機関において、同クランク軸の縦振動を制振するため
の制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軸系振動ダンパーは、図7の縦断
面図に示すように、クランク軸1に固定されたピストン
2と、図示していない内燃機関本体に固定されたシリン
ダ3とにより形成された2個の油室4a,4bを油で満
たすと共に、両方の油室4a,4bを配管5で連結し、
その途中に弁10を配置している。
【0003】ここで、クランク軸1が軸方向に振動する
と、これに伴ないピストン2も軸方向に振動し、油は一
方の油室4a又は4bから配管5を経由して他方の油室
4a又は4bへ押し出される。この油の動作により減衰
が発生して、クランク軸1の振動が制動される。また、
この減衰は弁10の開度により調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の軸系縦
振動ダンパーを用いて制振効果を増大するためには、ピ
ストン2の受圧面積Apを大きくするか又はピストン2
とシリンダ3との間隙を小さくする必要がある。然しな
がら、内燃機関の高出力化に伴ない、クランク軸1が大
型化すると、クランク軸1の振動重量の増大する。この
場合、減衰のみの付加形式である従来の軸系縦振動ダン
パーでは、その制振効果には限界がある。
【0005】本発明は、制振用ピストン・シリンダの寸
法を大型化することなく、制振効果を増大した軸系縦振
動制振装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)従来形式の軸系縦振動ダンパーの油室を、液体を
貯溜したU字形タンクと同タンク内の液体の上方に形成
された油室とで構成される吸振器に連結する。 (2)従来形式の軸系縦振動ダンパーの油室を、重錘と
ばね要素とから構成される吸振器に連結する。 (3)従来形式の軸系縦振動ダンパーの油室を、駆動装
置に接続された重錘とばね要素とから構成される動吸振
器に連結する。
【0007】
【作用】
(1)従来形式の軸系縦振動ダンパーの油室に接続した
U字形タンク内の液体に発生する慣性力をクランク軸振
動の制振力として活用できる。吸振器の固有振動数や液
体の重量を調整することにより、制振効果を高めること
ができる。 (2)従来形式の軸系縦振動ダンパーの油室に接続した
油を満した容器内の重錘に発生する慣性力及びばね要素
の復元力をクランク軸振動の制振力として活用できる。
吸振器の固有振動数、重錘の重量、ばね要素の弾性係数
等を調整することにより、制振効果を高めることができ
る。 (3)上記(2)の形式の軸系縦振動制振装置に、クラ
ンク軸の縦振動検出器と、容器内の重錘に対する加振機
構とを組合せて動吸振器による制振を行うことにより、
制振作用の遅れが少なく且つ精度の高い軸系縦振動の制
振を行うことができる。
【0008】
【実施例】
第1実施例 本発明の第1実施例を図1,図2について説明する。図
において、1はクランク軸、2はピストン、3はシリン
ダ、4a,4bは油室、5,5a,5bは配管、6はU
字形タンク、7は液体、8a,8bは油室、9は動吸振
器(全体)、11は縦振動ダンパーが無い時のクランク
軸の振動振幅、12は従来の縦振動ダンパー装備時のク
ランク軸の振動振幅、13は本発明(第1実施例)によ
る縦振動ダンパー装備時のクランク時の振動振幅であ
る。ピストン2はクランク軸1に固定され、シリンダ3
は図示されない内燃機関本体に固定される。ピストン2
とシリンダ3とで形成される油室4a,4bは油で満た
されている。液体7を貯溜したU字形タンク6の液体7
の上方には、2個の油室8a,8bが形成され、この油
室8a,8bは、それぞれ上述したクランク軸1に固定
したピストン2の前後の油室4a,4bと配管5a,5
bにより連結されている。
【0009】U字形タンク6は、液体7の重量Wと油室
8a,8bの剛性Kとで振動系を構成するので、動吸振
器9として用いることができる。この動吸振器9の固有
円振動数ωは、液体7の重量Wや油室8a,8bの剛性
Kを調整することにより、クランク軸1の縦(O節)振
動の固有円振動数ωoに一致させてある。ここで、クラ
ンク軸1が軸方向に縦振動をする場合を考えると、クラ
ンク軸1に固定されたピストン2も軸方向に振動し、油
は一方の油室4a又は4bから配管5a又は5bを経由
して動吸振器9の油室8a又は8bへ押し出され、他方
の油室4b又は4aでは、逆に動吸振器9側から油が送
り込まれる。このような油の動作によって動吸振器9内
の液体7は励振力を作用せしめられ、クランク軸1とこ
の液体7は連成振動系を構成することになる。
【0010】従って、クランク軸1の共振回転数域で
は、内燃機関などが発生する起振力Fに対して、クラン
ク軸1の振動振幅doは、90°位相が遅れる。また、
動吸振器9の液体7の振動振幅dは更に90°位相が遅
れるので、液体7は起振力Fに対して逆位相で振動す
る。従って液体7の重量をWとすると、次式で表わされ
る制振力uが起振力Fを打消す方向に作用する。
【0011】u=W・a/g ここで a:液体7の振動加速度,a=d2 /dt2
・d g:重力加速度 従って、このような制振装置によると、動吸振器の液体
に発生する慣性力を制振力として活用できるので、縦振
動ダンパーとしての制振効果を大幅に高めることができ
る。例えば、図2に示すように、非制振時のクランク軸
の振動振幅が曲線11であるとき、従来の縦振動ダンパ
ーでは、減衰付加効果だけのため、曲線12に示すよう
に十分な制振効果を得ることが難しい場合でも、本発明
の制振装置では、重錘の慣性力効果により、曲線13で
示す十分な制振効果を得られる。
【0012】第2実施例 本発明の第2実施例を図3,図4について説明する。先
ず第1実施例と異なった部材について述べると、6は油
を満した容器、7は容器6に収容された重錘、6a,6
bは重錘7の両側に形成された油室、8はばね要素であ
る。ピストン2はクランク軸1に固定され、シリンダ3
は図示されない内燃機関本体に固定されている。そし
て、このピストン2とシリンダ3とで形成される油室4
a,4bを油で満たしている。更に、油で満たされた容
器6の内部に、重錘7と、コイルばね、ヘリカルコイル
ばね、空気ばね等の復元要素としてのばね要素8とが装
備され、動吸振器9を構成している。
【0013】この動吸振器9の固有円振動数ωは、重錘
7の重量Wやばね要素8の剛性Kを調整することによ
り、クランク軸1の縦(O節)振動の固有円振動数ωo
に一致させてある。また前述したクランク軸1に固定し
たピストン2の前後の油室4a,4bと、重錘7によっ
て2つに仕切られた容器6内の油室6a,6bとはそれ
ぞれ配管5a,5bで連結されている。
【0014】ここで、クランク軸1が軸方向に縦振動を
する場合を考えると、クランク軸1に固定されたピスト
ン2も軸方向に振動し、油は一方の油室4a又は4bか
ら配管5a又は5bを経由して動吸振器9の油室6a又
は6bへ押し出され、他方の油室4b又は4aでは、逆
に動吸振器9側から油が送り込まれる。このような油の
動作によって、動吸振器9内の重錘7は起振力Fを作用
せしめられ、クランク軸1とこの重錘7は連成振動系を
構成することになる。
【0015】従って、クランク軸1の共振回転数域で
は、内燃機関などが発生する起振力Fに対して、クラン
ク軸1の振動振幅doは、90°位相が遅れる。また動
吸振器9の重錘7の振動振幅dは更に90°位相が遅れ
るので、重錘7は起振力Fに対して逆位相で振動する。
従って、重錘7の重量をWとすると、次式で表わされる
制振力uが起振力Fを打消す方向に作用する。
【0016】u=W・a/g ここで a:重錘7の振動加速度,a=d2 /dt2
・d g:重力加速度 従って、このような制振装置によると、動吸振器の重錘
に発生する慣性力を制振力として活用できるので、縦振
動ダンパーとしての制振効果を大幅に高めることができ
る。例えば図4に示すように、非制振時のクランク軸の
振動振幅が曲線14であるとき、従来の縦振動ダンパー
では、減衰付加効果だけのため、曲線15に示すように
十分な制振効果を得ることが難しい場合でも、本発明の
制振装置(第2実施例)では、重錘の慣性力効果によ
り、曲線16で示す十分な制振効果を得ることができ
る。
【0017】第3実施例 本発明の第3実施例を図5,図6について説明する。図
において、1はクランク軸、2はピストン、3はシリン
ダ、4a,4bは油室、5a,5bは配管、6は容器、
7は重錘、8はばね要素、9は動吸振器(全体)、17
a,17bは振動検出器(非接触型)18は演算・制御
装置、19はパワーアップ、20はアクチュエータ、2
1はロッド、22は縦振動ダンパーが無い時のクランク
軸の振動振幅、23は従来の縦振動ダンパー装備時のク
ランク軸の振動振幅、24は本発明(第3実施例)によ
る軸系縦振動制振装置を装備して、制御していない時の
クランク軸の振動振幅、25は本発明(第3実施例)に
よる軸系縦振動制振装置を装備して、制御した時のクラ
ンク軸の振動振幅である。
【0018】ピストン2とシリンダ3とで形成された油
室4a,4bを油で満たし、油で満たされた容器6の内
部に、重錘7と、コイルバネやヘリカルコリルバネ等の
復元要素としてのばね要素8とを設ける。更に重錘7
を、容器6の側壁を液密に貫通するロッド21を介し
て、アクチュエータ20に連結して、動吸振器9を構成
する。アクチュエータ20は、クランク軸1及び重錘7
に設置した振動検出器(非接触型)17a,17bで得
られた信号をもとに、演算・制御装置18で演算された
値がパワーアップ19に送られることによって、駆動さ
れる。
【0019】更に、油で満たされた容器6の内部は、重
錘7によって2つの油室6a,6bに仕切られている。
動吸振器9の固有円振動数ωは、演算・制御装置12で
調整することにより、クランク軸1の縦振動の固有振動
数ωoに一致させている。また、クランク軸1に固定し
たピストン2の前後に形成された油室4a,4bと、重
錘7によって2つに仕切られた容器6内の油室6a,6
bとは、それぞれ配管5a,5bで連結されている。
【0020】ここで、クランク軸1が軸方向に縦振動を
する場合を考えると、クランク軸1に固定されたピスト
ン2も軸方向に振動し、油は一方の油室4a又は4bか
ら配管5a又は5bを経由して動吸振器9の油室6a又
は6bへ押し出され、他方の油室4b又は4aでは、逆
に動吸振器9側から油が送り込まれる。このような油の
動作によって動吸振器9内の重錘7は起振力Fが作用さ
れる。
【0021】一方、振動検出器17aによるクランク軸
1の縦振動の情報と、振動検出器17bによる重錘7の
振動の情報とが演算・制御装置18に送られる。演算・
制御装置18では、起振力Fを打ち消すような振動を重
錘7がするようにアクチュエータ20を駆動するための
信号をパワーアップ19に送り、その信号を受けてアク
チュエータ20が重錘7を駆動し、油室6a,6bと4
a,4b間の油の出入によって制振する。制振力uは、
次式で表わされ、振動検出器が検出する状態量によって
変えることができる。
【0022】加速度αを検出した場合、u=g1 α 速度vを検出した場合、u=g2 v 変位dを検出した場合、u=g3 d g1 ,g2 ,g3 は定数である。 従って、このような制振装置によると、動吸振器の重錘
に外部より制振力を加えることにより振動を止めるの
で、大幅な制振効果が得られる。また、制振装置が故障
等で通電しない場合でも、動吸振器としての制振効果を
発揮できる。図6に制振効果の比較を示す。非制振時の
クランク軸の縦振動振幅が曲線22であるとき、従来の
縦軸ダンパーの効果が曲線23である。それに対して本
発明の制振装置では、曲線25で示すような十分な制振
効果が得られている。また制御してないときでも、曲線
24のような制振効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】 (1)本発明による軸系縦振動制振装置は、内燃機関の
クランク軸に固定されたピストン及び内燃機関本体に固
定されたシリンダにより区画形成された2個の油室と、
液体を貯溜したU字形タンクの内部で液体の上方に形成
された2個の油室を有する吸振器と、前記ピストン及び
シリンダにより区画形成された油室と前記吸振器の油室
とを連通する配管とを具えたことにより、次の効果を有
する。
【0024】動吸振器の液体に発生する慣性力を制振力
として活用できるので、縦振動ダンパーとしての制振効
果を大幅に高めることができる。動吸振器は、その振動
子として液体を用いるので、その調整が容易に行える上
に、摺動部を排除することができ、機器としての信頼性
を大幅に向上することができる。 (2)本発明による軸系縦振動制振装置は、内燃機関の
クランク軸に固定されたピストン及び内燃機関本体に固
定されたシリンダにより区画形成された2個の油室と、
油を満した容器内に重錘を収容して同重錘の両側に油室
を形成し更に同重錘と容器壁との間にばね要素を配置し
た吸振器と、前記ピストン及びシリンダにより区画形成
された油室と前記吸振器の油室とを連通する配管とを具
えたことにより、次の効果を有する。
【0025】動吸振器の重錘に発生する慣性力を制振力
として活用できるので、縦振動ダンパーとしての制振効
果を大幅に高めることができる。動吸振器は、内燃機関
の外部に設置できるので、その重錘やばね要素の調整を
容易に行うことができる。 (3)本発明による軸系縦振動制振装置は、本発明によ
る軸系縦振動制振装置は、内燃機関のクランク軸に固定
されたピストン及び内燃機関本体に固定されたシリンダ
により区画形成された2個の油室と、油を満した容器内
に重錘を収容して同重錘の両側に油室を形成し更に同重
錘と容器壁との間にばね要素を配置した吸振器と、前記
ピストン及びシリンダにより区画形成された油室と前記
吸振器の油室とを連通する配管とを具えた軸系縦振動制
振装置において、クランク軸の縦振動を検出する振動検
出器と、容器内の重錘の振動を検出する振動検出器と、
容器壁を貫通するロッドを介して容器内の重錘を駆動す
るアクチュエータと、前記振動検出器からの信号を受
け、前記重錘の起振力を打消すように前記アクチュエー
タを制御する演算・制御装置とを設けたことにより、次
の効果を有する。
【0026】動吸振器の重錘に外部より制振力を加える
ことにより振動を止めるので、大幅な制振効果が得られ
る。また、制御装置が故障等で通電しない場合でも、動
吸振器としての制振効果を発揮できる。更に本発明の制
振装置は、内燃機関の外部に設置できるので、その重錘
やばね要素の調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】第1実施例の制振装置と従来の縦振動ダンパー
の制振効果を比較した線図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成図である。
【図4】第2実施例の制振装置と従来の縦振動ダンパー
の制振効果を比較した線図である。
【図5】本発明の第3実施例の構成図である。
【図6】第3実施例の制振装置と従来の縦振動ダンパー
の制振効果を比較した線図である。
【図7】従来の縦振動ダンパーの構成図である。
【符号の説明】
1 クランク軸 2 ピストン 3 シリンダ 4a 油室 4b 油室 5a 配管 5b 配管 6 U字形タンク 7 液体 8a 油室 8b 油室 9 動吸振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 満山 慶明 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 江▲ざき▼ 殖 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランク軸に固定されたピス
    トン及び内燃機関本体に固定されたシリンダにより区画
    形成された2個の油室と、液体を貯溜したU字形タンク
    の内部で液体の上方に形成された2個の油室を有する吸
    振器と、前記ピストン及びシリンダにより区画形成され
    た油室と前記吸振器の油室とを連通する配管とを具えた
    ことを特徴とする軸系縦振動制振装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関のクランク軸に固定されたピス
    トン及び内燃機関本体に固定されたシリンダにより区画
    形成された2個の油室と、油を満した容器内に重錘を収
    容して同重錘の両側に油室を形成し更に同重錘と容器壁
    との間にばね要素を配置した吸振器と、前記ピストン及
    びシリンダにより区画形成された油室と前記吸振器の油
    室とを連通する配管とを具えたことを特徴とする軸系縦
    振動制振装置。
  3. 【請求項3】 クランク軸の縦振動を検出する振動検出
    器と、容器内の重錘の振動を検出する振動検出器と、容
    器壁を貫通するロッドを介して容器内の重錘を駆動する
    アクチュエータと、前記振動検出器からの信号を受け、
    前記重錘の起振力を打消すように前記アクチュエータを
    制御する演算・制御装置とを具えた請求項2記載の軸系
    縦振動制振装置。
JP30113092A 1992-11-11 1992-11-11 軸系縦振動制振装置 Withdrawn JPH06147259A (ja)

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