JPH0614630Y2 - 座席用カバー - Google Patents

座席用カバー

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JPH0614630Y2
JPH0614630Y2 JP1990080830U JP8083090U JPH0614630Y2 JP H0614630 Y2 JPH0614630 Y2 JP H0614630Y2 JP 1990080830 U JP1990080830 U JP 1990080830U JP 8083090 U JP8083090 U JP 8083090U JP H0614630 Y2 JPH0614630 Y2 JP H0614630Y2
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JP
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seat
seat cover
magnet
cover
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JP1990080830U
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JPH0438753U (ja
Inventor
力 宮崎
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株式会社ミヤデン
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車などの座席を被覆する座席用カバーに
関する。
(従来の技術) 従来、自動車などの座席を被覆する座席用カバーには数
多い種類のものがあるが、たとえば、実開昭53−74
309号公報に記載されているように、多数の合成樹脂
製ボールをひもにてつなぎ合わせて座席の背もたれ及び
腰かけを被覆する座席用カバーが知られている。また、
多数のボールとして竹玉、木玉を漁網糸でつなぎ合わせ
て座席のヘッドレスト、背もたれ、腰かけを被覆する座
席用カバーも知られている。
そして、前記座席用カバーは、人がこの座席用カバーで
覆われた座席にすわった時、この人と座席との間に通気
空間を形成するので通気性に優れ、また、前記人に、竹
玉、木玉が適度に指圧的刺激を与えるようになってい
る。
また、実開昭59−79047号公報に記載されている
ように、座席用カバーの肩部に相当する位置に磁石板を
取付ける構造が知られている。
(考案が解決しようとする課題) 一般に、例えばタクシーやトラックなどの車の運転者の
ように、座席にすわったまま長時間にわたって同じ姿勢
を保ち続けると、体内の血液の循環が悪くなり、それに
伴い疲労を感じるようになってくる。
そこで、実開昭53−74309号公報に記載の構造で
は、ボールにて座席用カバーで覆われた座席にすわる人
に対して指圧的刺激を与えるだけの感覚的なものにすぎ
ず、血液の循環を促進させることまではできない、とい
う問題がある。
また、実開昭59−79047号公報に記載の構造で
は、磁石板は磁束密度を高くする突起部を有しない板体
のため、磁場を広範囲に形成することができず、磁気を
体内の広範囲に作用させることができず、しかも、指圧
的刺激を与えることができない、という問題がある。
本考案は、上記の問題点を鑑みてなされたもので、磁場
を広範囲に形成することができ、磁気を体内の広範囲に
作用させることができ、しかも、指圧的刺激を与えるこ
とができ、したがって、磁気作用によって座席にすわる
人の血液の循環を促進させ、かつ、指圧効果を得ること
ができる座席用カバーを提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 請求項1に記載の座席用カバーは、多数の単位体に挿通
孔を形成し、この挿通孔に挿通した連結線条にて前記単
位体を編成して形成され、座席のヘッドレストを覆う座
席用カバーにおいて、前記座席用カバーを構成する多数
の単位体中の少くとも一部に、表面に突起部を有する磁
石を配設したものである。
請求項2に記載の座席用カバーは、多数の単位体に挿通
孔を形成し、この挿通孔に挿通した連結線条にて前記単
位体を編成して形成され、座席の背もたれと腰かけとを
覆う座席用カバーにおいて、前記座席用カバーを構成す
る多数の単位体の中の少くとも一部に、表面に突起部を
有する磁石を配設したものである。
(作用) 本考案の座席用カバーでは、多数の単位体の少くとも一
部に表面に突起部を有する磁石が編成されているので、
この磁石及びこの磁石の磁束密度の高い突起部にて座席
用カバーで覆われた座席にすわる人の体内に、前記磁石
の発する磁気が作用して血液の循環を促進させるととも
に、指圧的刺激を作用させるものである。
従って、請求項1に記載の座席用カバーでは、前記座席
にすわる人の首筋に磁気が作用し、首筋の血液の循環を
促進できるものである。
また、請求項2に記載の座席用カバーでは、前記座席に
すわる人の背中や腰に磁気が作用し、この背中や腰の血
液の循環を促進できるものである。
(実施例) 本考案の座席用カバーの一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、1は座席用カバーで、この座席用カバ
ー1は、自動車の運転者がすわる座席のヘッドレストを
覆うヘッドレストカバー部2と、前記座席の背もたれを
覆う背もたれカバー部3と、前記座席の腰かけを覆う腰
かけカバー部4とが順次連続して一体に形成され、この
各カバー部2,3,4の略中央部には長手方向に磁石5
が同一の幅で配列され、この磁石5と単位体6とが連結
線条である漁網糸7によって第2図に示すように編成さ
れて構成されている。
前記単位体6は、竹、木材、プラスチック等の適宜の部
材からなり、球体、楕円体、多面体等の適宜の形状に成
形されたもので、この単位体6の略中心には、漁網糸7
が挿通される挿通孔8が形成されている。
前記磁石5は、6ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等の合成樹脂に、ストロンチウムフェライト、サマ
リウムコバルト等の磁性体粉末と種々の添加剤を混合
し、磁場中において、金型に注入して中心に漁網糸7が
挿通される挿通孔9を有する球体に射出成形し、磁性体
粉末を配向するとともに2極に磁化したものである。
そして、この磁石5の磁化方向は、第3図に示すよう
に、挿通孔9と平行方向でも良く、また、第4図に示す
ように、挿通孔9と垂直方向でも良く、さらに、挿通孔
9に対し任意の方向でも良い。なお、10は磁束を示して
いる。
このように着磁成形された磁石5は、例えば第5図に示
すように、、直径19.69mmの球体で、局所的に高さhが
0.33mmの突起部11が形成され、測定された表面磁束密度
は、球体表面のP点では1000ガウス、突起部11の頂
点Qでは1075ガウスとなり、突起部11を設けること
により、頂点Qでの表面磁束密度は7.5%向上する。な
お、この表面磁束密度は平面計測用のプローブで計測し
た値であるから、突起部11の頂点Qの表面磁束密度は、
理論的には1600ガウス程度と推定される。
次に、本実施例の作用について説明する。
前記座席用カバー1で覆われた自動車の座席に運転者が
すわると、運転者の首筋、脊髄付近、腰の表面に前記各
カバー部2,3,4にそれぞれ編成されている磁石5が
近接または接触するので、この磁石5が形成する磁場
に、首筋、脊髄付近、腰などの壺や体内の血管が含まれ
て磁気の作用により血液の循環が促進される。従って、
長時間運転を行う前記運転者の疲労感を軽減できる。
さらに、前記磁石5は、2極着磁された球体に成形さ
れ、しかも、表面に磁束密度が高い突起部11が形成され
ているので、磁場は広範囲に形成され、磁気を体内の広
範囲に作用させることができる。なお、磁石5の形状
は、上記実施例に限らず、磁気を体内に効果的に作用さ
せる適宜の形状でよい。
また、前記座席用カバー1は、挿通孔8,9がそれぞれ
形成された単位体6と磁石5とが漁網糸7によって構成
されているので、座席にすわる運転者と座席との間に通
気空間を形成して通気性を有する。
また、座席用カバー1に編成される磁石5の配列は、上
記実施例に限らず、例えば腰かけカバー部4の磁石5を
幅広く配列して座席用カバー1を形成しても良く、ま
た、首筋、脊髄付近、腰などに選択的に磁気を作用させ
るために、座席用カバー1のヘッドレストカバー部2、
背もたれカバー部3、腰かけカバー部4に選択的に磁石
5を編成してもよい。さらに、座席用カバー1を磁石5
だけで編成することもできる。
なお、磁石5や単位体6を編成する連結線条は、組み糸
でも良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、多数の単位体に挿通孔を形成し、この
挿通孔に挿通された連結線条にて前記単位体を編成して
形成された座席用カバーは、この座席用カバーを構成す
る多数の単位体の中の少くとも一部に表面に突起部を有
する磁石を配設したので、磁束密度の高い突起部を有す
る磁石にて磁場を広範囲に形成することができ、磁気を
体内の広範囲に作用させることができ、しかも、磁石の
突起部による指圧的刺激作用によって充分な指圧効果を
得ることができ、このため、座席用カバーで覆われた座
席に人がすわった場合、この人の首筋、脊髄付近、腰な
どに前記磁石が近接、または接触するので、この磁石が
形成する磁場に首筋、脊髄付近、腰などの壺や体内の血
管が含まれ、この磁気作用により血液の循環を促進させ
ることができ、したがって、磁気作用と指圧的刺激作用
とを兼ね備えた健康的な座席用カバーを提供することが
できる。
特に、請求項1に記載の座席用カバーによれば、人の首
筋の血行が良くなる。
また、請求項2に記載の座席用カバーによれば、人の脊
髄付近および腰の血行が良くなる。
したがって、座席に長時間すわって例えば自動車の運転
を続けた場合、この座席にすわった人の疲労感を軽減す
ることができる。
また、前記座席用カバーは、磁石と単位体とで編成され
ているので通気性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の座席用カバーの一実施例を示す斜視
図、第2図は同上磁石が配列編成されている部分の正面
図、第3図および第4図は同上磁石の挿通孔と磁束との
関係を示す説明図、第5図は同上磁石の断面図。 1……座席用カバー、5……磁石、6……単位体、7…
…連結線条としての漁網糸、8,9……挿通孔、11……
突起部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の単位体に挿通孔を形成し、この挿通
    孔に挿通した連結線条にて前記単位体を編成して形成さ
    れ、座席のヘッドレストを覆う座席用カバーにおいて、 前記座席用カバーを構成する多数の単位体の中の少くと
    も一部に、表面に突起部を有する磁石を配設したことを
    特徴とする座席用カバー。
  2. 【請求項2】多数の単位体に挿通孔を形成し、この挿通
    孔に挿通した連結線条にて前記単位体を編成して形成さ
    れ、座席の背もたれと腰かけとを覆う座席用カバーにお
    いて、 前記座席用カバーを構成する多数の単位体の中の少くと
    も一部に、表面に突起部を有する磁石を配設したことを
    特徴とする座席用カバー。
JP1990080830U 1990-07-30 1990-07-30 座席用カバー Expired - Lifetime JPH0614630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990080830U JPH0614630Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 座席用カバー

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Publication Number Publication Date
JPH0438753U JPH0438753U (ja) 1992-04-02
JPH0614630Y2 true JPH0614630Y2 (ja) 1994-04-20

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ID=31626228

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990080830U Expired - Lifetime JPH0614630Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 座席用カバー

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639407Y2 (ja) * 1976-11-19 1981-09-14
JPS5979047U (ja) * 1982-11-18 1984-05-29 橋田 正広 自動車の磁石板付竹製シ−トカバ−

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Publication number Publication date
JPH0438753U (ja) 1992-04-02

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