JP3051109U - 座席用ネック・レスト - Google Patents

座席用ネック・レスト

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Publication number
JP3051109U
JP3051109U JP1998000661U JP66198U JP3051109U JP 3051109 U JP3051109 U JP 3051109U JP 1998000661 U JP1998000661 U JP 1998000661U JP 66198 U JP66198 U JP 66198U JP 3051109 U JP3051109 U JP 3051109U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neck
base plate
seat
rest
shaped
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998000661U
Other languages
English (en)
Inventor
博道 大久保
哲男 佐藤
Original Assignee
有限会社クレオ
有限会社ティ・ツウ・オー
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社クレオ, 有限会社ティ・ツウ・オー filed Critical 有限会社クレオ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間運転などの場合の肩・首・目・手等の
疲労原因の解消を効果的に行うようにする工夫およびそ
の他の工夫を施した新規の座席用ネック・レストを提供
する。 【解決手段】 着座した人が任意に首の後面を嵌め当て
るV字状もしくは円弧状の凹み部を備え、当該凹み部に
おける嵌め当て面に遠赤外線輻射層を設けて成るもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車の運転席のヘッド・レスト部分等に装着して首の部分を安定させ るために用いる座席用ネック・レストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、運転席の背凭部は、バック・レスト(背凭部)の上にヘッド・レストを 設けているのみであって、ヘッド・レストにヘッドを当てて運転するときには運 転者の首部(ネック)の後側に空間ができていた。そしてこれが例えば長時間運 転などの場合の肩・首・目・手等の疲労原因となっていた。特に年長者の場合に は上記空間が広く、疲労の度合も高かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記原因の解消を効果的に行うようにする工夫およびその他の工夫 を施した新規の座席用ネック・レストを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係る座席用ネック・レストは、着座した人 が任意に首の後面を嵌め当てるV字状もしくは円弧状の凹み部を備え、当該凹み 部における嵌め当て面に遠赤外線輻射層を設けて成るものであり、
【0005】 また、背凭部への装着部を備えた固定側台板と、固定側台板への着脱部を備え た可動側台板と、可動側台板の表側面に設けたクッション用芯材入り膨隆部と、 膨隆部の頂面に形成した、着座した人が任意に首の後面を嵌め当てるV字状もし くは円弧状の凹み部と、を備えたものであり、
【0006】 そして、凹み部における嵌め当て面に遠赤外線輻射層を設けたものであり、
【0007】 そして、可動側台板の固定側台板への着脱部が雌雄の面ファスナーから成り、 固定側台板の方に設けた面ファスナーが上下に延長された大きさであるものであ る。
【0008】
【実施例】
図に示す実施例は、上半分を後方へ逆さ向きUの字状に折り曲げ且つ当該Uの 字状折り曲げ部内に左・右対のゴムベルト1を張設することによって形成した、 背凭部におけるヘッド・レスト2に対する装着部3を備えた固定側台板4を構成 し、この固定側台板4の主部5の表側面における左右の縦線上個所にテープ状を 呈する長目の雌の面ファスナー6、7を縫着する。
【0009】 また、これとは別個に角丸長方形状を呈する可動側台板9を構成し、この可動 側台板9の表側面にクッション用芯材8入りの膨隆部10を設け、また当該膨隆 部10の頂面に着座した人が任意に首部(ネック)の後面を嵌め当てるV字状の 凹み部11を設ける。
【0010】 この凹み部11を構成する場合、当該凹み部11における嵌め当て面は、遠赤 外線輻射布を用いて形成して遠赤外線輻射層12を設ける。
【0011】 また、上記可動側台板9の裏側面における左右の縦線上個所に上記雌の面ファ スナー6、7の約半分の長さの雄の面ファスナー13、14を縫着することによ って完成したのである。
【0012】 尚、上記凹み部11の底面は、上方に向うに従って深くなるように傾斜させて あって首への密着性を高くし、これによって直接肌(首)に触れる率あるいは近 接する率を多くして遠赤外線の下記のような効果を効率よく受けるようにしてあ る。
【0013】 上記の遠赤外線輻射層は、アルファ線の放出が大きいので、人体を熱源とする 遠赤外線(6〜25ミクロン)の放出により細胞の分子活動の共鳴作用と、磁気 帯より発生する磁気により生態の呼吸活動を活性化し、血行を良くし生態の発育 、中枢神経等に良い等の医療効果を奏する。
【0014】 本考案は、固定側台板の適宜個所に多数の通気孔を点在配置で明け、その裏側 に脱臭剤、芳香剤、脱イオン剤または抗菌剤等を入れておくようにすることがで きる
【0015】
【考案の効果】
本考案に係る座席用ネック・レストは、上記のような構成であるので、図3に 示すように運転中のドライバが凹み部にネック(首)の後側を嵌め当てて運転を するときには、ネックは勿論上体も安定して疲労が少なく、むち打ちにも効果が あって、安全で快適な運転を可能とするものであり、特に凹み部の嵌め当て面に 設けた遠赤外線輻射層の機能によって上記のような医療効果を得ることができ、 長時間の運転による肩・首・目・手等の疲労の軽減、回復を効率よく行うことが できるのみならず本発明における可動側台板は雌雄の面ファスナー同士の噛合位 置を任意に変更することで高さや僅かの向きを調整することが可能であるのでド ライバの座高等の違いにも対応し易い使い勝手の良さがあり、更にこれを長期に 亘って利用することによって延いては姿勢の矯正にも役立つ等の実用的効果を奏 するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく使用状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴムヘッド 2 ヘッド・レスト 3 装着部 4 固定側台板 5 主部 6、7 面ファスナー 8 芯材 9 可動側台板 10 膨隆部 11 凹み部 12 遠赤外線輻射層 13、14 面ファスナー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座した人が任意に首の後面を嵌め当て
    るV字状もしくは円弧状の凹み部を備え、当該凹み部に
    おける嵌め当て面に遠赤外線輻射層を設けて成ることを
    特徴とする座席用ネック・レスト。
  2. 【請求項2】 背凭部への装着部を備えた固定側台板
    と、固定側台板への着脱部を備えた可動側台板と、可動
    側台板の表側面に設けたクッション用芯材入り膨隆部
    と、膨隆部の頂面に形成した、着座した人が任意に首の
    後面を嵌め当てるV字状もしくは円弧状の凹み部と、を
    備えたことを特徴とする座席用ネック・レスト。
  3. 【請求項3】 凹み部における嵌め当て面に遠赤外線輻
    射層を設けたことを特徴とする請求項2記載の座席用ネ
    ック・レスト。
  4. 【請求項4】 可動側台板の固定側台板への着脱部が雌
    雄の面ファスナーから成り、固定側台板の方に設けた面
    ファスナーが上下に延長された大きさであることを特徴
    とする請求項2記載の座席用ネック・レスト。
JP1998000661U 1998-02-02 1998-02-02 座席用ネック・レスト Expired - Lifetime JP3051109U (ja)

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