JPH06145739A - 高炉出銑口周辺劣化部の補修方法 - Google Patents
高炉出銑口周辺劣化部の補修方法Info
- Publication number
- JPH06145739A JPH06145739A JP32143992A JP32143992A JPH06145739A JP H06145739 A JPH06145739 A JP H06145739A JP 32143992 A JP32143992 A JP 32143992A JP 32143992 A JP32143992 A JP 32143992A JP H06145739 A JPH06145739 A JP H06145739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mud gun
- tap hole
- cap
- blast furnace
- taphole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高炉出銑口周辺部の補修における人体への苛
酷な環境をなくすことを可能とする。 【構成】 前側に皿状の型枠４を有するキャップ３をマ
ッドガン筒先２に取り付け、このキャップの型枠４をマ
ッドガン１により出銑口周辺耐火物１５に対して押し付
けて出銑口１３，１４を覆い、マッドガン１の中より、
出銑口閉塞用に用いる充填材１６を、出銑口の窪み１４
及び型枠４間の空間に圧入し、その充填部１７をキャッ
プを除去したマッドガン筒先２で圧着成形する。
酷な環境をなくすことを可能とする。 【構成】 前側に皿状の型枠４を有するキャップ３をマ
ッドガン筒先２に取り付け、このキャップの型枠４をマ
ッドガン１により出銑口周辺耐火物１５に対して押し付
けて出銑口１３，１４を覆い、マッドガン１の中より、
出銑口閉塞用に用いる充填材１６を、出銑口の窪み１４
及び型枠４間の空間に圧入し、その充填部１７をキャッ
プを除去したマッドガン筒先２で圧着成形する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉出銑口周辺劣化部
の補修方法に関するものである。
の補修方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、高炉の湯だまりに降下した熔銑
熔滓を出銑口から炉外に抽出させる鋳床設備は、出銑
口、出銑口を開ける開孔機、閉塞するマッドガン、熔銑
熔滓を流す樋などで構成される。出銑口は高炉内部での
溶融が十分に進行して、所定量の出銑が可能となる時間
の後に開孔され、そして所定量出銑後に閉塞される。
熔滓を出銑口から炉外に抽出させる鋳床設備は、出銑
口、出銑口を開ける開孔機、閉塞するマッドガン、熔銑
熔滓を流す樋などで構成される。出銑口は高炉内部での
溶融が十分に進行して、所定量の出銑が可能となる時間
の後に開孔され、そして所定量出銑後に閉塞される。
【０００３】この開孔閉塞の繰り返しの過程において、
或いは通常の高炉内での溶融進行過程において、出銑口
周辺のガス圧上昇や閉塞に伴う大きな圧力変動等のため
高炉出銑口面に亀裂、、面荒れ、面形成材料の部分的脱
落等が生じると、出銑口閉塞作業の際にマッドガン筒先
の先端面と出銑口面の間から充填材の漏れが生ずる。ま
た、マッドガンを出銑口に対して繰り返し圧着力するた
め、出銑口面に大きなくぼみが生ずる。
或いは通常の高炉内での溶融進行過程において、出銑口
周辺のガス圧上昇や閉塞に伴う大きな圧力変動等のため
高炉出銑口面に亀裂、、面荒れ、面形成材料の部分的脱
落等が生じると、出銑口閉塞作業の際にマッドガン筒先
の先端面と出銑口面の間から充填材の漏れが生ずる。ま
た、マッドガンを出銑口に対して繰り返し圧着力するた
め、出銑口面に大きなくぼみが生ずる。
【０００４】従来、そうした場合、出銑口を回転刃式面
取り装置、或いはブレーカで解体し、同部に補修用の耐
火物を手塗りするとか、同部に枠を作り耐火物を流し込
み、所要時間の乾燥工程を経て、高炉出銑口を形成して
いる。
取り装置、或いはブレーカで解体し、同部に補修用の耐
火物を手塗りするとか、同部に枠を作り耐火物を流し込
み、所要時間の乾燥工程を経て、高炉出銑口を形成して
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この高炉出銑
口劣化部の補修作業は、出銑口近傍での作業であるの
で、高熱やガスに人体が晒され、危険かつ重労働であ
る。
口劣化部の補修作業は、出銑口近傍での作業であるの
で、高熱やガスに人体が晒され、危険かつ重労働であ
る。
【０００６】これに対して、特開昭５７−９８０９号公
報に開示された高炉出銑口枠部成形方法がある。これ
は、図４に示すように、マッドガン３３の先端部に、該
先端部から後方にスカート状に広がる型枠４４をセット
し、これを出銑口３４周辺の露出させた煉瓦面３５に対
し出銑口閉塞時の定位置にて向き合わせ、その壁面３５
とスカート状型枠４４との間にＳｉＯ，Ａｌ2 Ｏ3 等を
主成分とする流動性不定形耐火物４９を流し込んだ後固
化する方法であり、整形工程をなくすことができる。
報に開示された高炉出銑口枠部成形方法がある。これ
は、図４に示すように、マッドガン３３の先端部に、該
先端部から後方にスカート状に広がる型枠４４をセット
し、これを出銑口３４周辺の露出させた煉瓦面３５に対
し出銑口閉塞時の定位置にて向き合わせ、その壁面３５
とスカート状型枠４４との間にＳｉＯ，Ａｌ2 Ｏ3 等を
主成分とする流動性不定形耐火物４９を流し込んだ後固
化する方法であり、整形工程をなくすことができる。
【０００７】しかし、この方法の場合、（１）流込み装
置を用いて壁面３５とスカート状型枠４４との間に流動
性耐火物を流し込む作業が必要であり、（２）周辺の壁
面を覆うような大きな型枠をセットする必要がある。従
って、これらの作業に伴う重筋労働は依然としてなくな
らない。
置を用いて壁面３５とスカート状型枠４４との間に流動
性耐火物を流し込む作業が必要であり、（２）周辺の壁
面を覆うような大きな型枠をセットする必要がある。従
って、これらの作業に伴う重筋労働は依然としてなくな
らない。
【０００８】本発明の目的は、上述の欠点を解消し、人
体への苛酷な環境をなくし、高炉出銑口劣化部の補修作
業をより容易に行い得る高炉出銑口周辺劣化部の補修方
法を提供することにある。
体への苛酷な環境をなくし、高炉出銑口劣化部の補修作
業をより容易に行い得る高炉出銑口周辺劣化部の補修方
法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の高炉出銑口周辺劣化部の補修方法は、前側
に皿状の型枠を有するキャップをマッドガン筒先に着脱
可能に取り付け、このキャップの型枠をマッドガンによ
り出銑口周辺耐火物に対して押し付けて出銑口を覆い、
マッドガンの中より出銑口閉塞用に用いる充填材を出銑
口の窪み及び型枠間の空間に圧入し、その充填部をキャ
ップを除去したマッドガン筒先で圧着成形し、所要時間
の乾燥工程を経てこれを固化し高炉出銑口とするもので
ある。
に、本発明の高炉出銑口周辺劣化部の補修方法は、前側
に皿状の型枠を有するキャップをマッドガン筒先に着脱
可能に取り付け、このキャップの型枠をマッドガンによ
り出銑口周辺耐火物に対して押し付けて出銑口を覆い、
マッドガンの中より出銑口閉塞用に用いる充填材を出銑
口の窪み及び型枠間の空間に圧入し、その充填部をキャ
ップを除去したマッドガン筒先で圧着成形し、所要時間
の乾燥工程を経てこれを固化し高炉出銑口とするもので
ある。
【００１０】
【作用】マッドガン筒先に取り付けたキャップは、前側
が皿状の型枠として形成されており、このキャップを出
銑口周辺耐火物に対して押し付けた場合、出銑口の窪み
はその皿状の型枠で覆われ閉鎖された空間となる。これ
に充填材がマッドガンの中より押出される。即ち、従来
実施していた出銑口補修用の特定耐火物による手塗りも
しくは流し込みによる補修方法に代わり、出銑口閉塞用
に用いられている充填材そのものを補修用材料として用
いるものであり、別途の流込み装置や図４の場合のよう
な出銑口近傍での流し込み作業は必要でない。またマッ
ドガン筒先にキャップを取り付ける作業があるだけであ
り、これはマッドガンの格納位置で行えばよく、極めて
簡単かつ安全であり高熱，粉塵，重筋作業から作業者を
解放することができる。
が皿状の型枠として形成されており、このキャップを出
銑口周辺耐火物に対して押し付けた場合、出銑口の窪み
はその皿状の型枠で覆われ閉鎖された空間となる。これ
に充填材がマッドガンの中より押出される。即ち、従来
実施していた出銑口補修用の特定耐火物による手塗りも
しくは流し込みによる補修方法に代わり、出銑口閉塞用
に用いられている充填材そのものを補修用材料として用
いるものであり、別途の流込み装置や図４の場合のよう
な出銑口近傍での流し込み作業は必要でない。またマッ
ドガン筒先にキャップを取り付ける作業があるだけであ
り、これはマッドガンの格納位置で行えばよく、極めて
簡単かつ安全であり高熱，粉塵，重筋作業から作業者を
解放することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説
明する。図３にマッドガン１の筒先２に図１の如く取り
付けられるキャップ３を示す。このキャップ３は、前面
側に解放された全体として皿状をなす型枠４と、その後
面に形成されたマッドガン筒先２に対する取付部５とを
有する。
明する。図３にマッドガン１の筒先２に図１の如く取り
付けられるキャップ３を示す。このキャップ３は、前面
側に解放された全体として皿状をなす型枠４と、その後
面に形成されたマッドガン筒先２に対する取付部５とを
有する。
【００１２】本実施例の場合、型枠４は円筒状の型枠空
間部６及びフランジ部７を有し、その型枠空間部６の大
きさは、直径がマッドガン１の筒先２よりやや大きく、
深さはマッド充填後に必要十分な盛り上がりが残るよう
に定めてある。また型枠空間部６の内面には、テフロン
等のスベリ易い材料から成る離型材層６ａが設けてあ
る。しかし、被覆層６ａを予め設ける代わりに、使用に
際して、その都度油等の離型剤を塗るようにしてもよ
い。
間部６及びフランジ部７を有し、その型枠空間部６の大
きさは、直径がマッドガン１の筒先２よりやや大きく、
深さはマッド充填後に必要十分な盛り上がりが残るよう
に定めてある。また型枠空間部６の内面には、テフロン
等のスベリ易い材料から成る離型材層６ａが設けてあ
る。しかし、被覆層６ａを予め設ける代わりに、使用に
際して、その都度油等の離型剤を塗るようにしてもよ
い。
【００１３】一方、取付部５は、上記型枠４の後面に二
重リングとなるように２つのリング８，９を突設し、両
リング間に嵌合空間部１０を形成して成る。この嵌合空
間部１０はマッドガン筒先２の縁部（肉厚部）を受け入
れる嵌め合い部であり、嵌合後のマッドガン筒先縁部に
対しキャップ３を離脱しないように固定するため、外側
の突設リング８には半径方向外部から固定ネジ１１がネ
ジ込まれている。また、内側の突設リング９の内部空間
は貫通孔１２により型枠空間部６と連通され、以てマッ
ドガン１からマッドを型枠空間部６内に供給する供給通
路が形成される。尚、この突設リング８，９間の嵌合空
間部１０は、マッドガン筒先２の縁部（肉厚部）を嵌挿
したとき、両者間がほぼ完全に封止されるような寸法精
度を有している。
重リングとなるように２つのリング８，９を突設し、両
リング間に嵌合空間部１０を形成して成る。この嵌合空
間部１０はマッドガン筒先２の縁部（肉厚部）を受け入
れる嵌め合い部であり、嵌合後のマッドガン筒先縁部に
対しキャップ３を離脱しないように固定するため、外側
の突設リング８には半径方向外部から固定ネジ１１がネ
ジ込まれている。また、内側の突設リング９の内部空間
は貫通孔１２により型枠空間部６と連通され、以てマッ
ドガン１からマッドを型枠空間部６内に供給する供給通
路が形成される。尚、この突設リング８，９間の嵌合空
間部１０は、マッドガン筒先２の縁部（肉厚部）を嵌挿
したとき、両者間がほぼ完全に封止されるような寸法精
度を有している。
【００１４】次に上記キャップ３を用いた補修方法につ
いて説明する。 （１）まずキャップ３を図１の如くマッドガン１の筒先
２にセットする。即ち、キャップ取付部５の突設リング
８，９間（嵌合空間部１０）にマッドガン筒先２の縁部
を嵌挿し、固定ネジ１１を締め付けてキャップ３をマッ
ドガン筒先２に固定する。その際、突設リング８，９間
の嵌合空間部１０の底、又はマッドガン筒先２の外周囲
には、必要に応じてシール部材が介在される。
いて説明する。 （１）まずキャップ３を図１の如くマッドガン１の筒先
２にセットする。即ち、キャップ取付部５の突設リング
８，９間（嵌合空間部１０）にマッドガン筒先２の縁部
を嵌挿し、固定ネジ１１を締め付けてキャップ３をマッ
ドガン筒先２に固定する。その際、突設リング８，９間
の嵌合空間部１０の底、又はマッドガン筒先２の外周囲
には、必要に応じてシール部材が介在される。
【００１５】（２）マッドガン１を格納位置から旋回動
作させて、キャップ３をマッドガン１と一緒に出銑口１
３の正面に移動させ、出銑口周辺耐火物１５に対してキ
ャップ３をマッドガンにより押し付ける。この場合、キ
ャップ３は、その型枠４により出銑口１３の劣化部たる
窪み１４が覆われるように位置決めする。これによりキ
ャップ３の周縁つまり型枠フランジ部７が、マッドガン
本体の持つ力で、図１の如く出銑口周辺耐火物に圧着さ
れる。
作させて、キャップ３をマッドガン１と一緒に出銑口１
３の正面に移動させ、出銑口周辺耐火物１５に対してキ
ャップ３をマッドガンにより押し付ける。この場合、キ
ャップ３は、その型枠４により出銑口１３の劣化部たる
窪み１４が覆われるように位置決めする。これによりキ
ャップ３の周縁つまり型枠フランジ部７が、マッドガン
本体の持つ力で、図１の如く出銑口周辺耐火物に圧着さ
れる。
【００１６】（３）出銑口閉塞用に用いられているマッ
ド１６を、マッドガン本体が有する押出し装置（図示せ
ず）でマッドガン内部から貫通孔１２を通して押し出
し、出銑口の窪み１４とキャップ３の型枠空間部６とで
形成される空間内を充満させる。型枠空間部６の底は出
銑口周辺耐火物１５の面より外側に位置するので、マッ
ド１６は出銑口１３の劣化部たる窪み１４より大目に充
填されることになる。
ド１６を、マッドガン本体が有する押出し装置（図示せ
ず）でマッドガン内部から貫通孔１２を通して押し出
し、出銑口の窪み１４とキャップ３の型枠空間部６とで
形成される空間内を充満させる。型枠空間部６の底は出
銑口周辺耐火物１５の面より外側に位置するので、マッ
ド１６は出銑口１３の劣化部たる窪み１４より大目に充
填されることになる。
【００１７】（４）キャップ３をマッドガン１と一緒に
後退させる。この時、キャップ３の型枠空間部６の内面
には、テフロン等の離型材層６ａがコーティングしてあ
るので、ギャップ３は容易に充填部１７のマッドから離
型される。ギャップ３を離型した後には、充填部１７の
上に型枠空間部６と相補形の隆起部が残ることになる。
尚、キャップ３はネジ１１で固定してあるので、マッド
ガン１の後退時にマッドガン筒先２から抜け落ちる心配
はない。
後退させる。この時、キャップ３の型枠空間部６の内面
には、テフロン等の離型材層６ａがコーティングしてあ
るので、ギャップ３は容易に充填部１７のマッドから離
型される。ギャップ３を離型した後には、充填部１７の
上に型枠空間部６と相補形の隆起部が残ることになる。
尚、キャップ３はネジ１１で固定してあるので、マッド
ガン１の後退時にマッドガン筒先２から抜け落ちる心配
はない。
【００１８】（５）マッドガン１を格納位置へ旋回させ
て退避させ、キャップ３を外した後、図２の如く、その
マッドガン筒先２を上記充填部１７上のマッド隆起部に
押し付け、出銑口面を形成する。その後、所要時間の乾
燥工程を経てこれを固化し、補修済みの高炉出銑口とす
る。
て退避させ、キャップ３を外した後、図２の如く、その
マッドガン筒先２を上記充填部１７上のマッド隆起部に
押し付け、出銑口面を形成する。その後、所要時間の乾
燥工程を経てこれを固化し、補修済みの高炉出銑口とす
る。
【００１９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば下記
の如き優れた効果が得られる。 １）出銑口閉塞用に用いられている充填材そのものを補
修用材料として用いるので、別途の流込み装置が不要で
ある。
の如き優れた効果が得られる。 １）出銑口閉塞用に用いられている充填材そのものを補
修用材料として用いるので、別途の流込み装置が不要で
ある。
【００２０】２）従前の出銑口近傍での流し込み，型枠
や冶具のハンドリング及びセット等といった人手作業も
必要でないので、高熱，粉塵，重筋作業から作業者を解
放することができ、補修作業の快適化あるいは省力化を
図ることができる。
や冶具のハンドリング及びセット等といった人手作業も
必要でないので、高熱，粉塵，重筋作業から作業者を解
放することができ、補修作業の快適化あるいは省力化を
図ることができる。
【００２１】３）マッドガン筒先にキャップを取り付け
る作業は、マッドガンの格納位置で行えばよく、極めて
簡単かつ安全である。
る作業は、マッドガンの格納位置で行えばよく、極めて
簡単かつ安全である。
【図１】本発明の一実施例における補修方法の充填工程
を示した図である。
を示した図である。
【図２】本発明の一実施例における補修方法の圧着成形
工程を示した図である。
工程を示した図である。
【図３】図１においてマッドガンに取り付けたキャップ
の構造を示した図である。
の構造を示した図である。
【図４】従来の補修方法を示した図である。
１ マッドガン ２ マッドガン筒先 ３ キャップ ４ 型枠 ５ 取付部 ６ 型枠空間部 ６ａ 離型材層 ７ フランジ部 ８，９ リング １０ 嵌合空間部 １１ 固定ネジ １２ 貫通孔 １３ 出銑口 １４ 出銑口の劣化部たる窪み １５ 出銑口周辺耐火物 １６ マッド（充填材） １７ 充填部
Claims (1)
- 【請求項１】 前側に皿状の型枠を有するキャップをマ
ッドガン筒先に着脱可能に取り付け、このキャップの型
枠をマッドガンにより出銑口周辺耐火物に対して押し付
けて出銑口を覆い、マッドガンの中より出銑口閉塞用に
用いる充填材を出銑口の窪み及び型枠間の空間に圧入
し、その充填部をキャップを除去したマッドガン筒先で
圧着成形し、所要時間の乾燥工程を経てこれを固化し高
炉出銑口とすることを特徴とする高炉出銑口周辺劣化部
の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32143992A JPH06145739A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 高炉出銑口周辺劣化部の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32143992A JPH06145739A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 高炉出銑口周辺劣化部の補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06145739A true JPH06145739A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18132574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32143992A Withdrawn JPH06145739A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 高炉出銑口周辺劣化部の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06145739A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100429155B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2004-04-28 | 주식회사 포스코 | 고로의 출선구 접합면 성형재 부착장치 |
| KR100711770B1 (ko) * | 2005-12-07 | 2007-04-25 | 주식회사 포스코 | 고로의 출선구 접합면 보수장치 |
| KR100798064B1 (ko) * | 2001-11-15 | 2008-01-28 | 주식회사 포스코 | 출선구 비상폐쇄시 머드건 보조장치 |
| KR100812160B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2008-03-12 | 주식회사 포스코 | 용광로 출선구 폐쇄장치 |
| KR100851874B1 (ko) * | 2006-12-27 | 2008-08-13 | 주식회사 포스코 | 출선구 압입장치 |
| US7582254B2 (en) * | 2006-05-03 | 2009-09-01 | J.K. Industries, Inc. | Mud gun cap |
| KR100950383B1 (ko) * | 2003-04-04 | 2010-03-29 | 주식회사 포스코 | 출선구 폐쇄각 조절이 용이한 머드건 |
| KR100977785B1 (ko) * | 2003-04-11 | 2010-08-24 | 주식회사 포스코 | 출선중 손상된 출선구면 보수용 옥토 주입장치 |
| CN115213562A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-10-21 | 宁波乐惠国际工程装备股份有限公司 | 一种激光叠焊薄板焊接工艺 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP32143992A patent/JPH06145739A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100429155B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2004-04-28 | 주식회사 포스코 | 고로의 출선구 접합면 성형재 부착장치 |
| KR100798064B1 (ko) * | 2001-11-15 | 2008-01-28 | 주식회사 포스코 | 출선구 비상폐쇄시 머드건 보조장치 |
| KR100812160B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2008-03-12 | 주식회사 포스코 | 용광로 출선구 폐쇄장치 |
| KR100950383B1 (ko) * | 2003-04-04 | 2010-03-29 | 주식회사 포스코 | 출선구 폐쇄각 조절이 용이한 머드건 |
| KR100977785B1 (ko) * | 2003-04-11 | 2010-08-24 | 주식회사 포스코 | 출선중 손상된 출선구면 보수용 옥토 주입장치 |
| KR100711770B1 (ko) * | 2005-12-07 | 2007-04-25 | 주식회사 포스코 | 고로의 출선구 접합면 보수장치 |
| US7582254B2 (en) * | 2006-05-03 | 2009-09-01 | J.K. Industries, Inc. | Mud gun cap |
| KR100851874B1 (ko) * | 2006-12-27 | 2008-08-13 | 주식회사 포스코 | 출선구 압입장치 |
| CN115213562A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-10-21 | 宁波乐惠国际工程装备股份有限公司 | 一种激光叠焊薄板焊接工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4008749A (en) | Method for low-pressure casting in a sand mould | |
| JPH06145739A (ja) | 高炉出銑口周辺劣化部の補修方法 | |
| US7074361B2 (en) | Ladle | |
| HU185692B (en) | Metal castin apparatus and method | |
| US3672432A (en) | Bottom poured ingots | |
| US3735906A (en) | Replaceable molten metal nozzle structure | |
| US4133370A (en) | Method and apparatus for low-pressure casting in a sand mould | |
| US3831662A (en) | Casting mold with constricting device | |
| DE10346917A1 (de) | Vorrichtung zum Giessen mit verlorenem Schaummodell zur verbesserten Wiederverwertung von Angussmetall | |
| CA1049223A (en) | Auxiliary device for use with a permanent mold in casting operations | |
| JP3361089B2 (ja) | 取鍋を内張りする方法及び対応の型 | |
| JPH0360845A (ja) | 精密鋳造用鋳型の製造方法 | |
| JPH06256824A (ja) | 高炉出銑口周辺劣化部の補修方法及びこれに用いるシールリング | |
| JP3506833B2 (ja) | タンディッシュ羽口の補修方法 | |
| US3322390A (en) | Ingot mold for effervescent steel | |
| RU2182063C2 (ru) | Способ ремонта деталей с открытыми поверхностными дефектами | |
| US2988793A (en) | Composite hot top and method of manufacture | |
| JPH07256415A (ja) | タンディッシュ上部ノズル | |
| HU208930B (en) | Insert for casting cast workpieces | |
| JPH06256825A (ja) | 高炉出銑口周辺劣化部の補修方法及びこれに用いる押え盤 | |
| JPH05230514A (ja) | 高炉出銑口の補修方法 | |
| JPS6027580Y2 (ja) | 連続鋳造用タンデイツシユのシ−ル管 | |
| GB1238919A (ja) | ||
| JPS585918Y2 (ja) | ライニング補修用仕切装置 | |
| JPS6337673Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |