JPH06145311A - バイオポリエステル共重合体とその製造方法 - Google Patents

バイオポリエステル共重合体とその製造方法

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JPH06145311A
JPH06145311A JP5175895A JP17589593A JPH06145311A JP H06145311 A JPH06145311 A JP H06145311A JP 5175895 A JP5175895 A JP 5175895A JP 17589593 A JP17589593 A JP 17589593A JP H06145311 A JPH06145311 A JP H06145311A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 D(−)−3−ヒドロキシ酪酸(3HB)と
3−ヒドロキシプロピオン酸(3HP)をモノマー単位
とする新規な組成の2元共重合体、P(3HB/3H
P)(ただし、3HPモル分率は10%以上)およびそ
の微生物による製造法を提供する。 【構成】 Alcaligenes latus の菌株を液体培養する
際、炭素源として3HP単位を生成する炭素化合物をそ
の一部または全部に用いることにより、P(3HB/3
HP)を広範な組成範囲に亘って生合成し、蓄積させて
採取することを実現した。 【効果】 本発明の2元共重合体は、溶融時熱安定性が
良く、所望の柔軟性を有する特長があり、生分解性、熱
可塑性プラスチックとしての利用に適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、D(−)−3−ヒドロ
キシブチレート(3HB)をモノマー単位として含有す
る新規な脂肪族ポリエステルと、微生物の生合成機能を
利用して該ポリエステルを製造する方法に関するもので
ある。3HBの単独重合体、ポリ(3−ヒドロキシブチ
レート)(PHB)に代表される一群の微生物産生ポリ
エステルは、石油由来の合成高分子とは異なり、微生物
により、あるいはヒトを含めた高等動物の体内で容易に
分解される性質(生分解性)を有している。近年夥しい
量の合成高分子がプラスチック等として多方面で利用さ
れると共に、使用済のプラスチックが腐らない嵩高い廃
棄物として蓄積し、自然環境の汚染を起こすことが深刻
な問題となっている。微生物産生ポリエステルは生分解
されることにより自然の物質循環に取り込まれるので、
環境保全を可能とするプラスチックとして利用すること
ができる。また、医療分野においては、回収不用のイン
プラント材料、薬物担体としての利用が可能である。
【0002】
【従来の技術】従来、多種の細菌がPHBを菌体内に生
成し、粒子として蓄積することが報告されてきた〔 H.B
randle et al, Adv. Biochem. Eng./ Biotechnol., 4
1, 77−93 (1990) 〕。このPHBの細菌を用いた製造
方法には、特開昭56−117793、特開昭60−1
99392、特開昭62−55094等が知られてい
る。一方、PHBの硬くて脆いという欠点を克服するた
めに、3HBと他のモノマー単位から成る共重合ポリエ
ステルの生合成が報告されている。例えば、3HBとD
(−)−3−ヒドロキシ吉草酸(3HV)との共重合体
(特開昭57−150393、特開昭63−26998
9等)や、3HBと4−ヒドロキシ酪酸との共重合体
(特開平1−48821)が知られている。また、3H
Bと3−ヒドロキシプロピオン酸(3HP)との共重合
体の生合成も報告されている〔 Macromolecular Report
s, A 28 ( Suppl. 1 ), 15-24 (1991)〕が、3HP単位
のモル分率は、最高でわずかに7モル%と低く、広範囲
にわたって物性を調節するには不十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、3HBと3
HPとの共重合体の組成が上記のように著しく限定され
ていた状況に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、該共重合体
の組成を広範囲に変化させ得ることを明らかにし、新規
な共重合体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】Macromolecular Report
s, A 28 ( Suppl. 1 ), 15-24 (1991) によると、予備
的培養によりポリエステルを蓄積することなく、予め増
殖させた Alcaligenes eutrophus(ATCC 1769
9)を、ポリエステル生成に有利な窒素源を含有しない
培地中にて、唯一の炭素源として3−ヒドロキシプロピ
オン酸、1,5−ペンタンジオール、1,7−ヘプタン
ジオールのいずれかを用いて培養することにより、3H
Bと3HPのランダム共重合ポリエステルを得たと報告
されている。しかし、共重合体中の3HP単位のモル分
率は小さく、1〜7%にすぎないものであった。また、
特開昭58−69224によれば、 Alcaligenes eutro
phus(NCIB 11599)を前半は無機培地に炭素
源としてグルコースを添加しながら培養して菌体を増殖
させ、後半は添加する炭素源を3−クロロプロピオン酸
またはアクリル酸に切り換えて培養した結果、モノマー
単位として3HB、3HVおよびAなる単位から成る3
元共重合体を得たことが開示されている。重合体中の単
位Aのモル分率は0.6〜6.5%であった。そして、
単位Aは3HP単位と推定されている。
【0005】本発明者の知る限り、モノマー単位として
3HPを含有する微生物産生ポリエステルは、上記の2
報に限られる。この両先行技術における培養では、先
ず、ポリエステルを含まない菌体を増殖させ、次いで、
ポリエステル生合成を行っている。このポリエステル生
合成段階では、 (i)窒素源をなくすことにより、炭素源の菌体増殖や
エネルギー生産への消費を抑える一方、ポリエステルの
生成を促進している。 (ii) 3HP単位生成炭素源は、単独で使用したり、共
用する炭素源に対し高い量比でも使用を試みている。 このようにポリエステル生成、とりわけ3HP単位の生
成を最大限促進する培養条件にも関わらず、生成したポ
リエステル中の3HP単位のモル分率は、既述のとおり
7モル%以下であった。
【0006】このような従来技術の制約に鑑み、本発明
者は、各種の微生物により3HBと3HPの共重合体を
生合成する可能性を検討した結果、Alcaligenes latus
の菌株を液体培地中で培養するに際し、炭素源として3
HP単位生成炭素化合物を含む炭素源を用いることによ
り、3HP単位のモル分率が10%以上の新しい組成の
共重合体を得るに到った。
【0007】本発明により得られる共重合体は、
【化1】 なる構造のD(−)−3−ヒドロキシ酪酸(3HB)単
位と
【化2】 なる構造の3−ヒドロキシプロピオン酸(3HP)単位
から成る。この中、3HB単位は光学活性で右旋性を示
し、共重合体中90モル%以下を占め、3HP単位は1
0モル%以上を占める。3HP単位の含有率は、好まし
くは10〜80モル%、より好ましくは10〜60モル
%である。また、13C NMRの解析により、共重合体
中でのモノマー単位(I)と(II)の配列はランダムで
ある。分子量に関しては、数平均分子量で50,000
〜500,000、好ましくは100,000〜50
0,000、重量平均分子量で80,000〜1,00
0,000、好ましくは150,000〜1,000,
000である。
【0008】本発明の共重合体を製造するために用いる
微生物は、Alcaligenes latus の全ての公知の菌株、例
えば、ATCC( American Type Culture Collection
) の菌株 No.29712、29713、および297
14が適当である。Alcaligenes latus に関しては、バ
ージーズ・マニュアル( Bergey's Manual of Systemat
ic Bacteriology, Vol.1 (1984) )にその菌学的性質が
示されている。
【0009】共重合体を製造するための上記の微生物の
培養は、液体培地中にて好気的に行う。培養温度は25
〜40℃、好ましくは28〜38℃である。培養の初発
pHは6.0〜8.0、好ましくは6.5〜7.5であ
る。培地には合成、半合成、天然の培地のいずれも用い
ることができる。
【0010】炭素源としては、蔗糖、麦芽糖、D−グル
コース、D−フルクトース、でん粉等の炭水化物;グル
コン酸、2−ケトグルコン酸、酢酸、酪酸、3−ヒドロ
キシ酪酸、イソ酪酸、クエン酸、コハク酸、フマール
酸、D(−)−酒石酸等の有機酸;グリセロール、プロ
ピレングリコール、2,3−ブチレングリコール等の多
価アルコール;L−α−アラニン、L−グルタミン酸、
β−アラニン、L−セリン、L−プロリン、L−アスパ
ラギン酸、L−ロイシン、L−スレオニン、ザルコシン
等のアミノ酸、その他ブチルアミンが例示される。ま
た、糖蜜、ポリペプトン、肉エキス、カザミノ酸、酵母
エキス等の天然栄養源は、炭素源としてだけでなく複合
的または総合的な栄養源として用いることができる。
【0011】培地中の窒素源としては、無機アンモニウ
ム塩、例えば、燐酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、
塩化アンモニウム等、また、前記したアミノ酸類、天然
栄養源、および有機酸アンモニウム、有機アミドが用い
られる。また、無機イオンとしては、ナトリウム、カリ
ウム、マグネシウム、カルシウム、塩素、硫酸、燐酸の
他、微量の鉄、マンガン、亜鉛、銅、コバルト、ニッケ
ル、モリブデン酸、ホウ酸等が全て、または一部を組み
合わせて用いられる。
【0012】本発明の共重合体を生成、蓄積させるため
には、上記した炭素源の他に、3HP単位を生成する炭
素化合物を培地中に存在させることが必要である。3H
P単位を生成する炭素化合物は培養開始時に培地中に存
在させてもよいし、増殖期の途中あるいは増殖期の後に
添加してもよい。また、培養開始時に存在させた後、培
養途中で連続的または断続的に添加する方法も効果的で
ある。培養途中で該炭素化合物を添加する場合、他の栄
養源と共に添加してもよいし、単独で添加してもよい。
前記先行技術においては、培養に際して、先ず、ポリエ
ステルを含まない菌体を増殖させているが、本発明にお
いては、3HP単位を生成する炭素化合物を培養開始時
に培地中に存在させても、菌の増殖と共にポリエステル
の生成が行われる。
【0013】3HP単位を生成する炭素化合物として
は、3−ヒドロキシプロピオン酸、β−プロピオラクト
ン、3−クロロプロピオン酸等が挙げられる。特に3−
ヒドロキシプロピオン酸が好ましい。該炭素化合物の使
用量は、通常、培地1リットル当たり0.1〜10g、
好ましくは0.3〜8gに維持される。また、培養に用
いる他の炭素源の種類や量、および蓄積する共重合体の
所望とする組成に対応して、適宜その量を設定すること
が要求される。
【0014】培養終了後は、遠心分離、濾過などにより
菌体を集める。集めた菌体を蒸留水で洗浄後、凍結乾燥
によって菌体を得る。次いで、該菌体から重合体をクロ
ロホルム等の良溶媒で加熱下に抽出し、濃縮後、ヘキサ
ン、メタノールなどの貧溶媒で再沈澱することにより重
合体を得る。
【0015】本発明の共重合体は、熱可塑性で溶融成形
に適切である。また、単独重合体のPHBや、3HPの
モル分率の低い公知のP(3HB/3HP)に比べて融
点が低く、溶融成形時の熱安定性が高い。さらに、PH
Bの欠点である硬さ、脆さが克服され、柔軟性の高い機
械的性質を示す。
【0016】
【実施例】以下に、Alcaligenes latus 菌株を用いた3
HBと3HPの共重合ポリエステルの製造を実施例をも
って説明する。 実施例1〜4 容量500mlの坂口フラスコ中、Alcaligenes latus A
TCC 29713の凍結保存株を、表1に示す無機培
地100mlに炭素源として蔗糖と炭素化合物として3−
ヒドロキシプロピオン酸を合計8g/リットルを加えた
培地に無菌的に植菌し、30℃、48時間、毎分130
ストロークで振盪培養した。ただし、蔗糖と3−ヒドロ
キシプロピオン酸の量比を変えて4種の培地を調製し、
各培地中での培養を実施例1〜4とした。
【0017】
【表1】 *微量元素溶液は蒸留水1リットル当たり次の化合物を
含む:H3 BO3 (0.3g)、CaCl2 ・6H2
(0.2g)、ZnSO4 ・7H2 O(0.1g)、M
nCl2 ・4H2 O(30mg)、NaMoO4 ・2H2
O(30mg)、NiCl2 ・6H2 O(20mg)、Cu
SO4 ・5H2 O(10mg)
【0018】培養終了後、培養液を遠心分離(5000
rpm 、15分)し、水洗を経て集菌した。菌体は凍結乾
燥し、乾燥菌体を得た。菌体中に蓄積したポリエステル
は、乾燥菌体から熱クロロホルム約100mlで抽出後、
溶液を濃縮し、ヘキサンを加えて沈澱させた。沈澱を濾
過、乾燥してポリエステルを得た。
【0019】得られたポリエステルの組成分析は、50
0MHzの 1H NMRのスペクトルで行った。なお、
スペクトルの割当ては、Y.Doi et al, Macromolecules,
19,2860 (1986) 等に準じて行った。各実施例の培養結
果を表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】さらに、各実施例の共重合体の融点(T
m)とガラス転移温度(Tg)を示差熱分析(DSC)
で測定した結果、および分子量(数平均分子量)、分子
量多分散度(重量平均分子量/数平均分子量)をゲル濾
過クロマトグラフィー(GPC)で測定した結果を表3
に示す。
【0022】
【表3】
【0023】さらに、実施例1と4の重合体試料に関し
ては、125MHzの13C NMRを用いて、カルボニ
ル炭素の多重線共鳴構造からモノマー単位配列のダイア
ッド連鎖分布を決定した(図1および図2参照)。それ
によると、 実施例1の共重合体: FBB=0.56、FBP+FPB=0.36、FPP=0.0
8 実施例4の共重合体: FBB=0.82、FBP+FPB=0.16、FPP=0.0
2 ただし、Fは分率、下付き添字のBは3HB単位、Pは
3HP単位を示すものとする。この結果は、各共重合体
の組成と照合することにより、いずれもランダム配列の
共重合体であることを示す。
【0024】実施例5 炭素源として3ーヒドロキシ酪酸1.7g/lと炭素化
合物として3ーヒドロキシプロピオン酸4.0g/lを
用い、培養時間を72時間としたこと以外は、実施例1
〜4と同様に培養した。培養終了以降の乾燥菌体取得操
作、ポリエステル抽出操作、およびポリエステルの組成
分析も実施例1〜4と同様に実施した。 実施例6 炭素源として3ーヒドロキシ酪酸3.3g/lと炭素化
合物として3ーヒドロキシプロピオン酸4.0g/lを
用い、培養時間を120時間としたこと以外は、実施例
5と同様に培養を行い、培養以降の操作も同様に実施し
た。実施例5と6培養結果を表4に示す。
【0025】
【表4】 表5には、実施例5と6で得た共重合体の熱的性質と分
子量を示す。
【0026】
【表5】
【0027】
【発明の効果】本発明により、従来3HPモル%が7%
以下に限定されていた微生物産生共重合ポリエステル、
P(3HB/3HP)の3HP mol%が広範囲に亘る新
組成の物質を得ることができた。この共重合体は、PH
Bや3HPモル分率の低いP(3HB/3HP)に比
べ、溶融成形時の熱安定性に優れ、また、柔軟性の高い
機械的性質を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得た重合体試料の125MHzの13
NMRスペクトルである。
【図2】図1のスペクトル中の左端の多重線(カルボニ
ル炭素由来)の拡大図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反復単位としてD(−)−3−ヒドロキ
    シ酪酸単位を20〜90モル%、3−ヒドロキシプロピ
    オン酸単位を10〜80モル%含み、数平均分子量が5
    0,000〜500,000の2元ランダム共重合体ポ
    リエステル。
  2. 【請求項2】 Alcaligenes latusの
    菌株を液体培地中で培養するに際し、同菌体の少なくと
    も増殖時または(および)増殖後に、3−ヒドロキシプ
    ロピオン酸単位を生成する炭素化合物を含む炭素源を存
    在させることにより、D(−)−3−ヒドロキシ酪酸と
    3−ヒドロキシプロピオン酸の2元共重合体を生成、蓄
    積させ、これを採取することを特徴とする共重合ポリエ
    ステルの製造方法。
  3. 【請求項3】 Alcaligenes latusの
    菌株を液体培地中で培養するための炭素源として、3−
    ヒドロキシプロピオン酸単位を生成する炭素化合物を含
    む炭素源を用いることにより、菌株の増殖と共に、D
    (−)−3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシプロピオ
    ン酸の2元共重合体を蓄積させる請求項2記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 3−ヒドロキシプロピオン酸単位を生成
    する炭素化合物が3−ヒドロキシプロピオン酸である請
    求項2または3記載の製造方法。
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