JPH06145165A - D−グリセロ−d−タロオクトン酸エステル類およびマンニトール類 - Google Patents

D−グリセロ−d−タロオクトン酸エステル類およびマンニトール類

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JPH06145165A
JPH06145165A JP3081027A JP8102791A JPH06145165A JP H06145165 A JPH06145165 A JP H06145165A JP 3081027 A JP3081027 A JP 3081027A JP 8102791 A JP8102791 A JP 8102791A JP H06145165 A JPH06145165 A JP H06145165A
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compound
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isopropylidene
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JP3081027A
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English (en)
Inventor
Hiromu Meguro
煕 目黒
Hiroshi Orui
洋 大類
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 2,6−アンヒドロ−3−デオキシ−D−グ
リセロ−D−タロオクトン酸類(2−デオキシ−β−K
DO類)の合成中間体として有用な化合物の提供。 【構成】 式(1)で表されるD−グリセロ−D−タロ
オクトン酸エステル類、および式(2)で表されるマン
ニトール類。 [式中、Rは水素原子またはC1〜C4のアルキル基を;
1は低級アルキル基を;Yは水酸基、ヨウ素またはベ
ンジルオキシ基を;Zは水素原子または基−CH
(R2)COOR3を示す。ここでR2は水素原子および
1〜C4のアルキル基を表し、R3は低級アルキル基を
表す。但しZが水素原子のとき、Yはベンジルオキシ基
を表す。] 【効果】 2,3:5,6−ジ−O−イソプロピリヂン
−D−マンニトールを出発原料として、式(2)のマン
ニトール類を経、式(1)のD−グリセロ−D−タロオ
クトン酸エステル類が得られる。式(1)から優れた殺
菌効果を有する2−デオキシ−β−KDOが製造でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラム陰性菌に対して優
れた殺菌効果を有することが知られている2,6−アン
ヒドロ−3−デオキシ−D−グリセロ−D−タロオクト
ン酸類(以下、2−デオキシ−β−KDO類と称する)
の合成中間体として有用な新規化合物ならびに該化合物
の製法に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は下記式(A)
【化3】 [式中、Rは水素原子およびC1〜C4のアルキル基を示
し、R2は水素原子および低級アルキル基を示す、]の
2−デオキシ−β−KDO類の合成中間体として有用な
下記式(1)
【化4】 [式中、R1は低級アルキル基を示し、Rは式(A)と
同義、]のD−グリセロ−D−タロオクトン酸エステル
類ならびに下記式(2)
【化5】 [式中、Yは水酸基、ヨウ素またはベンジルオキシ基
(以下、−OBnともいう)を示し、Zは水素原子また
は基−CH(R)COOR1を示し、RおよびR1は式
(1)と同義、但しZが水素原子のとき、Yはベンジル
オキシ基を表す、]表されるマンニトール類に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、式(A)の化合物を合成する方法
としてはいくつかの提案がなされている。それらの一つ
として、例えばD−マンノースから合成できる2,3;
5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マンノフラノ
ースを出発原料とし、ウィツテヒ(Wittig)反応
により炭素鎖をのばし、不飽和結合を接触還元後、カル
ボキシル基のα−位を塩化亜鉛の存在下にヨウ素化し、
分子内環化反応により6員環を構築するという方法があ
る[J.Org.Chem.,52(1987)441
4〜4416]。
【0004】また、この他に3−デオキシ−β−O−マ
ンノ−2−オクチュロピノソニック酸(以下、KDOと
いう)類を原料に用いて、2位を塩素で置換後、ピリジ
ン中、加圧水素下に還元する方法なども提案されている
[J.Org.Chem.,52(1987)3777
〜3784]。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来提案のうち第1番目の方法は、出発原料が安価で、工
程数も比較的短いという利点はあるが、ヨウ素化の段階
で2位のエピマーが、3:2の比率で生成する。そし
て、比率の小さい方のエピマーは、環化すると不純物を
生成するため、2−デオキシ−β−KDO類の収率が低
下するという問題点がある。
【0006】またKDOを原料に用いる方法は、還元反
応において、目的のα対(カルボキシル基がα配置)を
11:1と優先的に与えるため、全収率は高くなるが、
原料のKDOを合成する際に高価なオキサロ酢酸を用い
るという問題があり、大量製造には向かないという欠点
を有しており、更に改善された工業的に有利な製造方法
の確立が強く望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の課
題を解決し得る工業的に有利な式(A)化合物の製造方
法の確立を図るため、鋭意研究を重ねてきた。その結
果、後記式(3)の公知化合物から容易に合成できる前
記式(1)および(2)の化合物が、前記式(A)化合
物の合成中間体として有用であることを発見した。従っ
て、本発明はグラム陰性菌に対して優れた殺菌作用を有
する式(A)化合物の合成中間体として有用な式(1)
および式(2)化合物を提供するにある。
【0008】本発明によれば、式(1)および式(2)
化合物の合成は、後記式(3)の2,3;5,6−ジ−
O−イソプロピリデン−D−マンニトールをベンジルハ
ライド(BnX)と反応させて前記式(2)に包含され
る後記式(2)−4のエーテルマンニトール類を形成さ
せる工程[以下、(a)工程と称する]:該式(2)−
4化合物を2−ハロゲン化酢酸エステル類[XCH
(R)COOR1]と反応させて式(2)に包含される
後記式(2)−3のエステルマンニトール類を形成させ
る工程[以下、(b)工程と称する]:該式(2)−3
化合物を加水素分解させて式(2)に包含される後記式
(2)−2のヒドロキシマンニトール類を形成させる工
程[以下、(c)工程と称する]:該式(2)−2化合
物をヨウ素化反応させて式(2)に包含される後記式
(2)−1のヨウ素マンニトール類を形成させる工程
[以下、(d)工程と称する]:該式(2)−1化合物
を環化反応させて前記式(1)のD−グリセロ−D−タ
ロオクトン酸エステル類を形成させる工程[以下、
(e)工程と称する]からなる。更に、本発明は式
(1)の化合物から容易に誘導できる前記式(A)の2
−デオキシ−β−KDO類を形成させる発明も包含して
いる。
【0009】本発明の式(2)化合物および式(1)化
合物を合成する各工程を反応式で示すと以下のように表
すことができる。
【0010】
【化6】 [上記反応工程図において、Bnはベンジル基、TPP
はトリフェニルホスフィンおよびLDAはリチウムジイ
ソプロピルアミドを示し、RおよびR1は式(A)同義
であり、Xはハロゲンを示す、]
【0011】上記反応工程図に従って各工程の製造法を
詳細に説明する。(a)工程 前記式(3)の化合物から式(2)の化合物に包含され
る前記式(2)−4の化合物を合成する反応は、式
(3)化合物を有機溶媒中、金属水素化物の存在下にハ
ロゲン化ベンジルと反応させることにより容易に実施で
きる。出発原料の式(3)の化合物は、市場で入手でき
るほか、D−マンノースから公知の方法により容易に製
造できる。
【0012】上記反応の反応時間ならびに反応温度は、
適宜に選択することができ、例えば、約−10℃〜約5
0℃の温度範囲で約0.1〜約2時間程度で行えばよ
い。この反応に用いるハロゲン化ベンジルのハロゲンと
しては、例えば、フッ素、塩素、臭素などを挙げること
ができ、これらハロゲン化ベンジルの使用量は、前記式
(3)化合物1モルに対して、例えば約1〜約5モル程
度の範囲が好ましい。
【0013】金属水素化物としては、例えば水素化ナト
リウムなどを挙げることができ、その使用量には特別な
制限はなく、式(3)化合物1モルに対して、例えば約
1〜約2モル程度の範囲が適当である。更に、使用され
る有機溶媒は、反応に対して不活性な溶媒であればよ
く、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、トル
エン、ベンゼン、キシレンなどを例示できる。これら溶
媒の使用量は、適宜に選択すればよく、例えば式(3)
化合物に対して約10〜約100重量倍程度の使用量が
好ましい。反応終了後は、常法に従って生成物を洗浄、
抽出、蒸留、カラムクロマトグラフィーのごとき精製手
段を用いることにより、本発明の新規な前記式(2)−
4で表される1−O−ベンジル−2,3;5,6−ジ−
O−イソプロピリデン−D−マンニトールが得られる。
【0014】(b)工程 上述のようにして得られる式(2)−4の化合物から式
(2)の化合物に包含される前記式(2)−3の化合物
を合成する反応は、式(2)−4化合物を有機溶媒中、
金属水素化物の存在下に2−ハロゲン化酢酸エステル類
と反応させることにより容易に実施できる。
【0015】上記反応に用いる2−ハロゲン化酢酸エス
テル類[XCH(R)COOR1]は、2位にアルキル
置換されていてもよい2−ハロゲン化酢酸の低級アルキ
ルエステル類であり、具体的には2−ハロゲン化酢酸、
2−ハロゲン化プロピオン酸、2−ハロゲン化ブタノイ
ック酸、2−ハロゲン化ペンタノイック酸、2−ハロゲ
ン化ヘキサノイック酸などの低級アルキルエステル類で
ある。該エステルの使用量は、前記式(2)−4化合物
1モルに対して、例えば約1〜約5モル程度の範囲で十
分である。
【0016】また、この反応で用いる金属水素化物は、
例えば水素化ナトリウムなどを挙げることができ、その
使用量には特に限定はなく、式(2)−4化合物1モル
に対して、例えば約1〜約2モル程度の範囲であればよ
い。
【0017】反応時間ならびに反応温度は、反応条件に
より適宜選択でき、例えば約−10℃〜約100℃の温
度範囲で約0.1〜約2時間程度で行うことができる。
更に、使用しうる有機溶媒は反応不活性な溶媒であれば
よく、例えばテトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ド、トルエン、ベンゼン、キシレンなどを例示できる。
これら溶媒の使用量は、例えば式(3)化合物に対して
約10〜約100重量倍程度の使用量が好ましい。反応
終了後、例えば生成物を洗浄、抽出、蒸留、カラムクロ
マトグラフィーのごとき精製手段を用いることにより、
本発明の新規な前記式(2)−3で表されるエステルマ
ンニトール類が好収率で得られる。
【0018】このようにして得られる式(2)−3化合
物は、1−O−ベンジル−4−O−アルコキシカルボニ
ルエチル−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン
−D−マンニトールおよび1−O−ベンジル−4−O−
2−アルキルアルコキシカルボニルエチル−2,3;
5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マンニトール
を包含する。これら化合物のアルコキシ基(OR1)の
具体例としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロ
ピルオキシ基、ブチルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘ
キシルオキシ基などの低級アルコキシ基を挙げることが
でき、またアルキル基(R)の具体例としては、例えば
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのC1
〜C4のアルキル基を挙げることができる。
【0019】(c)工程 式(2)−3の化合物を有機溶媒中、パラジウム触媒と
接触させることにより式(2)の化合物に包含される新
規な前記式(2)−2で表されるヒドロキシマンニトー
ル類を合成できる。
【0020】反応時間は反応温度によっても異なるが、
例えば約0℃〜約80℃の温度範囲で約1〜約5時間程
度で実施できる。上記反応で使用するパラジウム触媒と
しては、例えば水酸化パラジウム、パラジウムカーボン
などを例示できる。これら触媒の使用量は、前記式
(2)−3化合物1モルに対して、例えば約0.1〜約
0.001モル程度が好ましい。
【0021】また、有機溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、酢酸エチルなどを例示でき、該溶媒の
使用量は、適宜に選択すればよく、例えば式(2)−3
化合物に対して約1〜約30重量倍程度を挙げることが
できる。反応終了後は、常法に従って生成物を各種の分
離・精製手段を用いて本発明の新規な前記式(2)−2
で表されるヒドロキシマンニトール類が好収率で得られ
る。
【0022】上述の式(2)−2化合物は、4−O−ア
ルコキシカルボニルエチル−2,3;5,6−ジ−O−
イソプロピリデン−D−マンニトールおよび4−O−2
−アルキルアルコキシカルボニルエチル−2,3;5,
6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マンニトールを包
含する。これら化合物のアルコキシ基およびアルキル基
の具体例としては、式(2)−3の化合物で例示したと
同様の基を挙げることができる。
【0023】(d)工程 前記式(2)−2の化合物から式(2)の化合物に包含
される前記式(2)−1のヨウ素マンニトール類を合成
するには、該式(2)−2の化合物を有機溶媒中、TP
Pおよびイミダゾールの存在下にヨウ素と反応させるこ
とにより実施できる。
【0024】上記反応は、例えば約0℃〜約50℃程度
の反応温度ならびに約5〜約20時間程度の反応時間で
行うことができる。ヨウ素の使用量は、前記式(2)−
2の化合物1モルに対して、等モル以上、例えば約1.
5〜約3モル程度の範囲をより好ましく示すことができ
る。
【0025】また、この反応に使用するTPPの使用量
は、式(2)−2の化合物1モルに対して、例えば約
1.1〜約2.0モル程度を例示することができ、同様
にイミダゾールは、例えば約1.1〜約5.0モル程度
の範囲を好ましく挙げることができる。
【0025】更に、この反応に使用する有機溶媒として
は、例えばジクロルメタン、1,2−ジクロルエタン、
クロロホルムなどを例示することができる。これら溶媒
は、式(2)−2の化合物に対して約5〜約50重量倍
程度の使用量が好ましい。反応後は、常法に従って生成
物を分離・精製して前記式(2)−1で表されるヨウ素
マンニトール類が好収率で得られる。
【0026】このようにして合成することのできる式
(2)−1の化合物は、1−デオキシ−4−O−アルコ
キシカルボニルエチル−1−ヨウ化−2,3;5,6−
ジ−O−イソプロピリデン−D−マンニトールおよび1
−デオキシ−4−O−2−アルキルアルコキシカルボニ
ルエチル−1−ヨウ化−2,3;5,6−ジ−O−イソ
プロピリデン−D−マンニトールを包含する。これら化
合物のアルコキシ基およびアルキル基の具体例として
は、式(2)−3の化合物で例示したと同様の基を示す
ことができる。
【0027】(e)工程 前記式(2)−1の化合物を有機溶媒中、LDAと接触
させ環化することにより本発明の新規な前記式(1)で
表されるD−グリセロ−D−タロオクトン酸エステル類
が合成される。
【0028】反応時間は反応温度によっても異なるが、
例えば約−75℃〜約0℃の温度範囲で約1〜約10時
間程度で行うことができる。上記反応に用いるLDAの
使用量は、前記式(2)−1化合物1モルに対して、例
えば約1.0〜約2.0モル程度の範囲あればよく、ま
た、この反応に使用される有機溶媒は、反応に対して不
活性な溶媒であればよい。このような溶媒としては、例
えばテトラヒドロフランなどを例示することができ、該
溶媒の使用量としては、例えば式(2)−1化合物に対
して約10〜約50重量倍程度を挙げることができる。
反応終了後は、常法に従って生成物を洗浄、抽出、蒸
留、カラムクロマトグラフィーのごとき精製手段を用い
て前記式(1)の化合物を好収率に得ることができる。
【0029】上述の方法で合成できる式(1)の化合物
には、低級アルキル−2,6−アンヒドロ−3−デオキ
シ−4,5,;7,8−ジ−O−イソプロピリデン−D
−グリセロ−D−タロ−オクトネートおよび低級アルキ
ル2−アルキル−2,6−アンヒドロ−3−デオキシ−
4,5,;7,8−ジ−O−イソプロピリデン−D−グ
リセロ−D−タロ−オクトネートが包含される。これら
化合物の低級アルキル(R1)としてはメチル基、エチ
ル基などを挙げることができ、またアルキル(R)の具
体例としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基などのC1〜C4のアルキル基を例示するこ
とができる。
【0030】上述のごとく式(3)の化合物を出発原料
とし、式(2)の化合物を経由して合成できる式(1)
の化合物を、例えば下記反応式に示す方法により、グラ
ム陰性菌に対して優れた殺菌効果を有する式(A)で表
される2−デオキシ−β−KDO類に誘導することがで
きる。
【0031】
【化7】 式中、R、R1およびR2は前記したと同義、
【0032】式(1)の化合物を式(A)の化合物に誘
導するには、上記反応式に従って、以下に説明する方法
により容易に行うことができる。例えば、式(1)の化
合物をエタノールなどの有機溶媒とトリフロロ酢酸のご
とき酸の混合溶液に窒素気流下に溶解させ、約3時間撹
拌し、減圧下に溶媒のエタノールを留去する。留去後、
さらにエタノールを加え、同様の操作を数回繰り返す。
NMRでイソプロピリデン基が完全にはずれていること
を確認した後、残渣を水酸化ナトリウムなどで塩基性に
した後、Dowex50などの水素イオン交換樹脂で中
和する。樹脂は濾過して除き、濃縮した濾液をカラムク
ロマトで精製することにより、定量的に式(A)の化合
物を合成することができる。
【0033】以下に本発明の式(2)および式(1)の
化合物の合成方法を実施例を挙げて詳細に説明する。
【0034】
【実施例1】1−O−ベンジル−2,3;5,6−ジ−O−イソプロ
ピリデン−D−マンニトール[(2)−4の化合物]の
合成。 2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マン
ニトール500mg(1.9ミリモル)を乾燥したN,
N−ジメチルホルムアミド(以下、DMFと称する)5
0mlに溶かし、水素化ナトリウム76mg(1.05
等量)を氷冷下で加えた。氷冷下で10分間、次いで室
温下で20分間撹拌した後、臭化ベンジル411mg
(1.2等量)を滴下した。5分後、反応終了をTLC
で確認(Rf=0.50/ベンゼン:酢酸エチル=3:
1)した後、氷冷下、メタノールを滴下し、反応を停止
した。
【0035】反応液に水を加え、酢酸エチルで3回抽出
した。酢酸エチル層は、少量の飽和食塩水で繰り返し洗
い、DMFを除いた。酢酸エチル層を硫酸ナトリウムで
除水した後、減圧蒸留、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ベンゼン:酢酸エチル=9:1)にて精製して
純粋な標記の式(2)−4の化合物571mg(収率=
85%)を得た。
【0036】 [α]D=−11.6(c=0.3,CHCl31 H-NMR(400MHz/CDCl3) δ(ppm)1.34,1.37,1.39,1.51(12H,4S,2CMc2),2.81(1H,b
r.d,JOH.4=7.1Hz,4-OH), 3.50(1H,br.t,J4.3or5=6.8H
z,J4.3or5<1Hz,H-4),3.75(1H,dd,J1a.1b=10.5Hz,J
1a.2=4.9Hz,H-1a),3.82(1H,dd,J1b.2=4.6Hz,H-1b),3.96
-4.12(3H,H-6a,H-6b,h -5),4.36-4.45(2H,H-2,H-3),4.
60(2H,s,-OCH2 Ph),7.27-7.38(5h,M,Ph)
【0037】
【実施例2】1−O−ベンジル−4−O−エトキシカルボニルメチル
−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マ
ンニトール[(2)−3の化合物]の合成。 1−O−ベンジル−2,3;5,6−ジ−O−イソプロ
ピリデン−D−マンニトール3.6g(10.4ミリモ
ル)を乾燥したテトラヒドロフランに溶かし、水素化ナ
トリウム480mg(1.15等量)を加え、1時間還
流した。0℃まで冷却後、2−ブロモ酢酸エチル1.8
ml(1.5等量)を滴下した。室温で6時間撹拌後、
0℃として、エタノールを滴下して反応を停止した(R
f=0.64/ベンゼン:酢酸エチル=3:1)。
【0038】酢酸を数滴加えて、液性を弱酸性とした
後、減圧濃縮した。残渣に酢酸エチルを加え、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗い、硫酸ナ
トリウムで乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ベンゼン:酢酸エチル=10:1)にて精製して純
粋な標記の式(2)−3の化合物3.49g(収率=7
8%)を得た。
【0039】 [α]D=+16.8(c=1.3,CHCl31 H-NMR(400MHz/CDCl3) δ(ppm)1.27,(3H,t,JCH3.CH2=7OHz,OCH2 CH3),1.30,1.3
4,1.49(12H,2S,2CMe2), 3.63(1H,dd,J1a.1b=9.5Hz,J
1a.2=6.2Hz,H-1a),3.70(1H,dd,J1b.2=5.1Hz,H-1b), 3.
75(1H,dd,J4.3or5=4.8,J4.3or5=5.5Hz,H-4),4.05-4.09
(2H,H-6a,H-6b),4.11 -4.20(4H,H-3,H-5,OCH2 CH3),4.
21-4.40[3H,(4.23,4.38,ABq,JHCH=16.5Hz,OCH 2 CO2E
t),(4.35,m,H-2)],4.54,4.54(2H,ABq,JHCH=12.1Hz,OCH2
Ph),7.27-7.53 (5H,m,Ph)
【0040】
【実施例3】1−O−ベンジル−4−O−(1−エトキシカルボニル
エチル)−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン
−D−マンニトール[(2)−3の化合物]の合成。 実施例2において、2−ブロモ酢酸エチルの代わりに2
−ブロモプロピオン酸エチルを用いた以外は、実施例2
の方法に準じて純粋な標記の式(2)−3の化合物を合
成した(収率=92%)を得た。
【0041】 [α]D=−10.1(c=0.4,CHCl31 H-NMR(400MHz/CDCl3) δ(ppm) 1.24-1.44[15H,1.28,1.31,1.37,1.44(S×4,2CM
e2),1.26,t,JCH2.CH3=7. 3Hz,OCH2 CH3),1.40(d,JCH.
CH3=7.0,OCHCH3)],3.70(1H,dd,J1a.2=6.6,J1a,1b= 9.
9,H-1a),3.81(1H,dd,J1b.2=4.8,H-1b),3.80(1H,dd,J4.5
=4.0,J4.3=6.2,H-4), 3.95(1H,dd,J6a.5=7.3,J6a.6b=
8.4,H-6a),4.04(1H,dd,J6b.5=7.0,H-6b,4.05(1 H,dd,J
3.2=6.2,H-3),4.13-4.21(3H,m,H-5,OCH2 CH3 ),4.32(1
H,ddd,H-2),4.41 (1H,q,OCHCH3),4.57,4.61(2H,Aq,J
HCH=12.1,OCH2 Ph),7.27-7.52(5H,m,Ph)
【0042】
【実施例4】4−O−エトキシカルボニルメチル−2,3;5,6−
ジ−O−イソプロピリデン−D−マンニトール[(2)
−2の化合物]の合成。 1−O−ベンジル−4−O−エトキシカルボニルメチル
−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マ
ンニトール700mg(1.6ミリモル)をメタノール
20mlに溶かし、触媒量の水酸化パラジウムを加え
て、水素雰囲気下、45分間振とうした。反応終了をT
LCで確認(Rf=0.43/ベンゼン:酢酸エチル=
1:1)した後、反応液を濾過し、減圧濃縮後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(2.5×5.0cm;
ベンゼン:酢酸エチル=1:1)にて精製して純粋な標
記の式(2)−2の化合物539mg(収率=97%)
を得た。
【0043】 [α]D=+56.6(c=0.7,CHCl31 H-NMR(400MHz/CDCl3) δ(ppm)1.29,(3H,t,JCH3.CH2=7.2Hz,OCH2 CH3),1.34,1.
36,1.43,1.50(12H,4S,2 CMe2),2.53(1H,br.1-OH),3.67
(1H,br.dd,J1a.1b=11.4Hz,J1a.2=6.2Hz),3.78-3. 84(2
H,H-1b,H-4),4.08-4.27(7H,H-2,H-3,H-5,H-6a,H-6b,OCH
2 CH3),4.36,4.41 7(2H,ABq,JHCH=16.5Hz,OCH2 CO2Et)
【0044】
【実施例5】4−O−(1−エトキシカルボニルエチル)−2,3;
5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マンニトール
[(2)−2の化合物]の合成。 実施例4において、1−O−ベンジル−4−O−エトキ
シカルボニルメチル−2,3;5,6−ジ−O−イソプ
ロピリデン−D−マンニトールの代わりに1−O−ベン
ジル−4−O−エトキシカルボニルエチル−2,3;
5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マンニトール
を用いた以外は、実施例4の方法に準じて純粋な標記の
式(2)−2の化合物を合成した(収率=97%)。
【0045】 [α]D=+10.9(c=0.4,CHCl31 H-NMR(400MHz/CDCl3) δ(ppm)1.28,(3H,t,JCH3.CH2=7.0Hz,OCH2 CH3),1.32-1.
45,[15H,1.32,1.45(sx2, 2CMe2),1.38(d,JCH3.CH=7.0,
OCHCH3),2.85(1H,br.S,1-OH),3.72(1H,br,dd,J1a .1b=
11.4,J1a.2=5.9,J1a.OH<1,H-1a),3.92-4.02[3H,3.94(b
r.dd,J1b.2=5.9J1b .OH<1,H-1b),3.97(dd,J6a.5=7.0,J
6a.6b=8.4,H-6a),4.01(dd,J4.5=4.4,J4.3=5. 9,H-4),
4.10-4.28[6H,4.12(dd,J6b.5=7.0,H-6b),4.15(t,J3.2=
6.2,H-3),H-5,O CH2 CH3,4.26(ddd,H-2],4.50(1H,q,OC
HCH3)
【0046】
【実施例6】1−デオキシ−4−O−エトキシカルボニルメチル−1
−ヨウ化−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン
−D−マンニトール[(2)−1の化合物]の合成。 4−O−エトキシカルボニルメチル−2,3;5,6−
ジ−O−イソプロピリデン−D−マンニトール150m
g(0.43ミリモル)をモレキュラーシーブス4Aで
乾燥したジクロルメタン5mlに溶かし、0℃まで冷却
した後、イミダゾール73mg(2.5等量)、トリフ
ェニルホスフィン136mg(1.2等量)、ヨウ素2
20mg(2.0等量)を順次加えた。
【0047】一晩撹拌の後、TLCにて目的物(Rf=
0.73/ベンゼン:酢酸エチル=3:1)、副生成物
の1,4−アンヒドロ−2,3;5,6−ジ−O−イソ
プロピリデン−D−マンニトール(Rf=0.43/ベ
ンゼン:酢酸エチル=3:1)の他に原料のスポットが
確認されたので、更にトリフェニルフォスフィン34m
g(0.3等量)を加えた。2時間撹拌すると原料が完
全に消失しているのが確認されたので、10%チオ硫酸
ナトリウム水溶液を加え、反応を停止した。ジクロロメ
タンで抽出後、飽和塩化ナトリウムで洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=10:1)にて
精製して純粋な標記の式(2)−1の化合物145mg
(収率=77%)を得た。
【0048】 [α]D=+57.0(c=1.4,CHCl31 H-NMR(400MHz/CDCl3) δ(ppm)1.29,(3H,t,JCH3.CH2=7.2Hz,OCH2 CH3),1.33,1.
36,1.44,1.51(12H,4S,2 CMe2),3.23(1H,dd,J1a.1b=9.9
Hz,J1a.2=9.5Hz,H-1),3.61(1H,dd,J1b.2=4.4Hz, H-1
b),3.80(1H,dd,J4.3or5=7.0Hz,J4.5or3=5.9Hz,H-4),4.0
7(6H,H-3,H-5,H-6a, H-6b,OCH2 CH3),4.33-4.45[3H,
(4.35,4.43,ABq,JHCH=16.5Hz,OCH2 CO2Et),(4. 41,dd
d,J2.3=5.5Hz,H-2)]
【0049】
【実施例7】1−デオキシ−4−O−(1−エトキシカルボニルエチ
ル)−1−ヨウ化−2,3;5,6−ジ−O−イソプロ
ピリデン−D−マンニトール[(2)−1の化合物]の
合成。 実施例6において、4−O−エトキシカルボニルメチル
−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−マ
ンニトールの代わりに4−O−エトキシカルボニルエチ
ル−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−
マンニトールを用いた以外は、実施例6の方法に準じて
純粋な標記の式(2)−1の化合物を合成した(収率=
86%)。
【0050】 [α]D=+12.2(c=1.1,CHCl31 H-NMR(270MHz/CDCl3) δ(ppm)1.28,(3H,t,JCH3.CH2=7.1Hz,OCH2 CH3),1.32-1.
48[15H,1.32,1.45,1.48 (sx3,2CMe2),1.36(d,JCH3.CH=
7.1,OCHCH3)],3.30(1H,t,J1a.1b=J1a.2=9.5,H-1 a),3.
81(1H,dd,J1b.2=4.4,H-1b),3.80-4.00(2H,m,H-4,H-6a),
4.09-4.24(5H,m, H-3,OCH2 CH3,H-5,H-6),4.38-4.48[2
H,4.41(ddd,H-2),4.45(q,OCHCH3)]
【0051】
【実施例8】エチル−2,6−アンヒドロ−3−デオキシ−4,
5,;7,8−ジ−O−イソプロピリデン−D−グリセ
ロ−D−タロ−オクトネート[式(1)化合物]の合
成。 ジイソプロピルアミンのテトラヒドロフラン(以下、T
HFと称する)(0.6ml/5.0ml)を窒素雰囲
気下、ドライアイス/四塩化炭素で−20℃まで冷却
し、n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液(1.6ミリモ
ル)をゆっくりと滴下した。20分間かくはんし、リチ
ウムジイソプロピルアミドの0.5ミリモル溶液を調製
した。1−デオキシ−4−O−エトキシカルボニルメチ
ル−1−ヨウ化−2,3;5,6−ジ−O−イソプロピ
リデン−D−マンニトール580mg(1.27ミリモ
ル)をTHF10mlに溶かし、窒素雰囲気下、ドライ
アイス/アセトンで−75℃まで冷却し、これにLDA
溶液3.05mlをゆっくりと滴下した。
【0052】二時間かくはん後、飽和塩化アンモニウム
水溶液を加えて反応を停止した。酢酸エチルを加えて2
回抽出後、有機層は飽和食塩水で洗い、次いで無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮後、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=10:
1)にて精製して純粋な標記の式(1)の化合物271
mg(収率=84%)を得た。
【0053】 [α]D=−42.5(c=1.2,CHCl31 H-NMR(270MHz/CDCl3) δ(ppm)1.24,(3H,t,JCH3.CH2=7.1Hz,OCH2 CH3),1.37,1.
39,1.42,1.49(12H,S×4, 2CMe2),1.86(1H,ddd,J3ax.4=
2.2,J3ax.2=11.2,J3ax.3eq=14.0,H-3ax),2.31(1H ,dd
d,J3eq.4=3.2,J3eq.2=5.9,H-3eq),3.51(1H,dd,J6.5=1.
5,J6.7=8.3,H-6),4. 08-4.25(5H,m,OCH2 CH3,H-7,8,
8'),4.35(1H,dd,J5.4=7.8,H-5),4.50-4.62[2H, 4.35(d
d,H-2),4.56(ddd,H-4)]
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、安価で入手容易なD−
マンノースから合成できる前記式(3)の化合物を出発
原料として製造できる前記式(2)−1のヨウ素マンニ
トール類、前記式(2)−2のヒドロキシマンニトール
類、前記式(2)−3のエステルマンニトール類および
前記式(2)−4のエーテルマンニトール類を包含して
なる新規な前記式(2)で表されるマンニトール類なら
びに前記式(1)で表される新規なD−グリセロ−D−
タロオクトン酸エステル類を提供することが可能であ
る。
【0055】該式(2)および(1)の化合物は、グラ
ム陰性菌に対して優れた殺菌効果を有する前記式(A)
で表される2−デオキシ−β−KDO類の合成中間体と
して有用である。
【化8】
【化9】

Claims (2)

    【明細書】 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 [式中、Rは水素原子またはC1〜C4のアルキル基を示
    し、R1は低級アルキル基を示す、]で表されるD−グ
    リセロ−D−タロオクトン酸エステル類。
  2. 【請求項2】 下記式(2) 【化2】 [式中、Yは水酸基、ヨウ素またはベンジルオキシ基を
    示し、Zは水素原子または基−CH(R)COOR1
    示す、ここでRは水素原子およびC1〜C4のアルキル基
    を表し、R1は低級アルキル基を表す、但しZが水素原
    子のとき、Yはベンジルオキシ基を表す、]で表される
    マンニトール類。
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CN114685553A (zh) * 2020-12-29 2022-07-01 南京圣鼎医药科技有限公司 一种艾地骨化醇中间体的制备方法及其中间体
CN114685553B (zh) * 2020-12-29 2024-01-30 南京圣鼎医药科技有限公司 一种艾地骨化醇中间体的制备方法及其中间体

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