JPH06144665A - 長尺ウエブの送り出し制御装置 - Google Patents

長尺ウエブの送り出し制御装置

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JPH06144665A
JPH06144665A JP31791092A JP31791092A JPH06144665A JP H06144665 A JPH06144665 A JP H06144665A JP 31791092 A JP31791092 A JP 31791092A JP 31791092 A JP31791092 A JP 31791092A JP H06144665 A JPH06144665 A JP H06144665A
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roll
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dancer roller
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Masao Fukuda
雅夫 福田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常運転時と包材装填時別に包材に加える張
力を制御するようにすること。 【構成】 包材ロール2からプルダウンベルト17にか
けての包材搬送経路の一部に、付勢バネ24によって常
時付勢されたダンサーローラ20を移動可能に取付け
て、このダンサーローラ20が上限位置I及び下限位置
IVに達したときには、包材なしとして装置を停止させ、
またダンサーローラ20が通常運転位置IIにあるときは
ロール軸駆動用サーボモータ4を正逆転して包材Sに所
要の強い張力を付与し、さらにダンサーローラ20が包
材装填位置III にあるときは、このサーボモータ4を正
転させて弱い力で包材Sを引出せるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製袋包装機に用いられ
る包材のような長尺ウエブを所要の張力をもって送り出
すように制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺の包材を筒状に曲成し、ここに順次
内容物を充填して袋を成形してゆくようにした製袋包装
機にあっては、包材供給部に装填された包材ロールの巻
量が多い場合には、運転開始当初に大きな回転トルクを
必要として立上りに多大の時間を要したり、あるいは包
材に過大の張力を作用させることになって包材を切断さ
せたりする問題を生じさせ、また、包材が少なくなった
ような場合には、その端部が紙管に貼着されているか否
かによって引出し側に大きなトルクを急激に作用させる
かあるいは無負荷状態にさせるかして、装置に悪影響を
与えるといった不都合を生じさせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
運転の開始あるいは停止時、ロールの巻量の多寡、さら
には包材の終了時等に生じるトルクの大きな変動を可及
的になくする一方、人手による引出しを容易にすること
のできる新たな長尺ウエブの送り出し制御装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はこのよ
うな課題を達成するための長尺ウエブの送り出し制御装
置として、ロール状のウエブ供給源と該ウエブを引出す
引出し手段ととの間を結ぶウエブ搬送経路の一部に、付
勢手段に付勢されてウエブに引張り力を付勢させるべく
搬送方向とは異る方向に変位するローラ手段を配設した
ウエブの搬送装置において、この装置に、ウエブの巻回
ロールを回転駆動する駆動手段を配設するとともに、ロ
ーラ手段の変位領域のうち、その上限及び下限位置にお
いては上記装置を不作動にし、高い張力付与領域におい
ては駆動手段を巻回ロールの慣性力に応じて正逆転制御
し、低い張力付与領域においては駆動手段を巻回ロール
の質量に応じて正転制御する制御手段を配設するように
したものである。
【0005】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は本発明の一実施例をなす装置の概要構成を示
したものであり、また図2はこの装置を適用した製袋包
装機の一例を示したものである。はじめに、図2によっ
てこの装置が施された製袋包装機について説明する。
【0006】この製袋包装機1は、包材ロール2を支持
する支持軸3(図1)と、この包材をフォーマ10のも
とへ導く一連のガイドローラ5、6、7と、包材Sの搬
送方向を略90度変更する傾斜ロール8と、ロール2か
ら繰出された包材Sに一定の張力を付与するための後述
するダンサローラ20と、フォーマ10のサイズに応じ
てガイドローラ9をフォーマ10のスカート部11に正
しく近接位置させる機構13と、フォーマ10によりチ
ューブ状に曲成した包材Sの合わせ目をシールする縦シ
ール機構15と、その上下をエンドシールする横シール
機構16と、チューブ状に曲成した包材Sを吸引保持し
つつ横シール機構16のもとへ引き出す左右一対のプル
ダウンベルト17、17と、機体前面に配設された操作
ユニット18とによって構成されている。
【0007】図1は本発明の主要部について示したもの
で、ダンサーローラ20は、縦のガイド溝21(図4)
に案内されて上限位置Iに設けた上限ストッパ22と、
下限位置IVに設けた下限ストッパ23との間を上下動し
て、包材Sの緩みを除去するとともに、その軸に作用す
る付勢バネ24に付勢されて、通常運転モード時におい
ては図IIで示した通常運転領域において例えば45k
g、装填モード時においては図III で示した領域におい
て例えば0.5kgの張力を包材Sに作用させることが
できるように構成されている。
【0008】一方、包材ロール2を支持する支持軸3
は、図示しない駆動力伝達機構を介して支持軸駆動用の
サーボモータ4に駆動され、後述する制御手段30の制
御下で、通常運転モード時には、プルダウンベルト駆動
用のサーボモータ19の動きと連動しつつ、包材Sに常
時例えば4.5kg前後の張力を付与させるよう正転動
及び反転動し、また包材装填モード時には、包材ロール
からの包材Sを人手によって0.5kg程度の力で引出
すことができるよう正転動するように構成されている。
【0009】ところで、図中符号30で示した制御手段
は、通常運転モード時、包材装填モード時及び異常時に
おいて、ロール軸駆動用サーボモータ3及びプルダウン
ベルト駆動用サーボモータ19の動きを制御するもの
で、この制御手段30は、ここに入力する上限ストッパ
22、下限ストッパ23からの各検出出力と、通常運転
領域IIに設けた運転位置検知センサ25と、包材装填領
域III に設けた装填位置検知センサ26からの各検出出
力、包材ロール2の荷重検出用ロードセル27からの検
出出力及び付勢バネ24の支持部に設けたテンション検
出センサ28からの各検出出力を受けて、支持軸駆動用
サーボモータ4とプルダウンベルト駆動用サーボモータ
19を表1に示したように制御する。
【0010】
【表1】
【0011】つぎにこのように構成された装置の動作を
図3、図4及び表1をもとに説明する。製袋包装機1を
運転状態から停止させると、包材ロール2はその大きな
慣性により若干オーバーランして包材Sを送り出す。こ
のため、ダンサローラ20は、正規の通常運転位置IIか
ら包材装填位置へ下がって包材Sの緩みを抑えている。
【0012】この状態のもとでメインスイッチを投入
し、プルダウンベルト駆動用サーボモータ19を始めと
する一連の駆動モータを作動させると(ステップ
イ)、装填位置検知センサ26からの出力信号を受けた
制御手段30は、ロール軸駆動用サーボモータ4を包材
装填モード時と同様に正転させて包材Sを送出す(ステ
ップハ)。一方この間に、動作を開始したプルダウンベ
ルト駆動用サーボモータ19はダンサーローラ20を包
材装填位置III から通常運転位置IIへ変位させながら、
この間に生じた余分の包材Sをバッファーとして利用し
つつ短時間に装置1を立上らせて通常の運転状態に入ら
せる。
【0013】このようにしてダンサーローラ20が通常
運転領域IIに達したら(ステップニ)、制御手段30
は、包材ロール荷重検出用ロードセル27からの出力信
号により包材ロール2の質量(つまり包材ロール2の巻
径)に応じた速度でロール軸駆動用サーボモータ4を回
転させ、また慣性により送り速度が上回った場合には若
干反転させて、ダンサーローラ20が通常運転領域II内
にあるように、かつ包材Sに例えば4.5kgの張力を
常時付与させるようにして包材Sを送り出す(ステップ
ホ)。
【0014】一方、この通常運転状態のもとで、紙管に
巻かれた包材Sが全て送り出されたり、あるいは包材S
が何らの原因によって切断したような場合、ダンサーロ
ーラ20は包材Sに加える張力がなくなるため、付勢バ
ネ24の付勢力により急激に下限位置IVまで下降する
(ステップ ヘ)。このような事態になると、制御手段
30は、下限ストッパ23からの検出出力により直ちに
プルダウンベルト駆動用サーボモータ19とロール軸駆
動用サーボモータ4を停止させるとともに(ステップ
ト)、装置1を包材装填モードに切換える(ステップ
チ)。
【0015】したがって、つぎに装置1を再び作動させ
るべく、ロール軸3に新たな包材ロール2を装填する
か、切断した包材Sを繋ぐかして再びメインスイッチを
投入すると、ダンサーローラ20が包材装填領域III ま
で引上げられた点で(ステップヌ)ロール軸駆動用サー
ボモータ4は正転動を始めて包材ロール2の質量に応じ
た力で包材Sを送り出すから(ステップ ル)、この状
態で作業者が包材Sを引出すと、包材Sは、例えば0.
5kg程度の小さな引張り力での引出しが可能になっ
て、各ローラ5、20、7への掛渡し作業を容易に行わ
せることができる。
【0016】また一方、包材Sが全て使い尽くされて包
材Sの終端が紙管に貼付いた状態でその送り出しが止ま
ったような場合には、強い張力を受けたダンサーローラ
20は付勢バネ24に抗して急激に上限位置Iに達し
(ステップ オ)、制御手段30はこのような事態にな
ると、上限ストッパ22からの検出信号を受けて直ちに
両サーボモータ4、19を停止させて装置1を不作動に
する(ステップ ワ)。
【0017】このような場合、再び装置1を通常運転に
戻すには、ロール軸2に新たな包材ロール2を装填した
上で、人手によりダンサーローラ20を下限位置IVまで
引下げる(ステップ カ)。これにより、装置1は再び
包材装填モードに切換えられ(ステップ チ)、あとは
上述したと同様にロール軸駆動用サーボモータ4を正転
させ、包材Sを弱い力で引出すことを可能にする(ステ
ップ ヌ)。
【0018】そして再び包材Sの始端がプルダウンベル
ト17のもとへ引出され、ついでメインスイッチが入れ
られると、あとはさきに述べたような順を追って通常の
運転動作が開始されることになる。
【0019】なお以上は、製袋包装機に適用した装置の
例によって本発明を説明したものであるが、ロール状に
巻回した長尺ウエブをウエブ供給源とする装置であるな
らば、この種の他のウエブ供給装置に本発明を適用させ
ることができることは云うまでもない。
【0020】また上述した実施例では、包材ロール2の
巻径検出手段として包材ロール荷重検出用ロードセル2
7を用いたものであるが、これをロール2の径を直接検
出する光電式等の他の巻径検出センサに置換えることが
できることは云うまでもない。
【0021】さらにこの実施例では、ダンサーローラ2
0の移動領域に沿って4つのセンサ22、23、25、
26を設ける一方、付勢バネ24の下端にテンション検
出センサ28を設けるようにしているが、これは単なる
説明のためのものであって、ダンサーローラ20の各位
置を22、23、25、26によって知るようにして
も、あるいはテンション検出センサ28に作用する張力
の度合いからダンサーローラ20の変位量を知るように
しても同じであるから、これらのいずれか一方を適用す
ればよいことは明らかである。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ロー
ル状に巻回したウエブとウエブ引出し手段との間に付勢
手段に付勢されたローラ手段を変位自在に配設して、こ
のローラ手段が変位の上限あるいは下限にあるときはウ
エブ引出し手段を含めた装置全体を不作動にし、ローラ
手段が高い張力付与領域にあるときは、ロール状ウエブ
の駆動手段を正逆転制御し、ローラ手段が低い張力付与
領域にあるときはこの駆動手段を正転動させるようにし
たので、このロール手段に単なるウエブの張力付与機能
とバッファ機能を持たせるだけではなく、ウエブ引出し
手段による通常運転時には、ウエブロールの慣性を見込
んでウエブに必要とする強い張力を付与させ、またウエ
ブ装填時にはウエブロールの質量に応じてこれを強制的
に正転駆動することにより、ウエブを僅かな力で引出す
ことを可能として、ウエブの適切な送出しとその容易な
懸渡し作業を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の概要構成図であ
る。
【図2】同上装置を備えた製袋包装機の一例を示した斜
視図である。
【図3】同上装置による各包材送り動作を示したフロー
チャートである。
【図4】各モード時におけるダンサーローラの位置と動
きを示した図である。
【符号の説明】
1 製袋包装機 2 包材ロール 4 ロール軸駆動用サーボモータ 19 プルダウンベルト駆動用サーボモータ 20 ダンサーローラ 22、23 ストッパ 24 付勢バネ 25 運転位置検知センサ 26 装填位置検知センサ 27 包材ロール荷重検出用ロードセル 28 テンション検知センサ S 包材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状のウエブ供給源と該ウエブを引
    出す引出し手段ととの間を結ぶウエブ搬送経路の一部
    に、付勢手段に付勢されて該ウエブに引張り力を付勢さ
    せるべく搬送方向とは異る方向に変位するローラ手段を
    配設したウエブの搬送装置において、該装置に、上記ウ
    エブの巻回ロールを回転駆動する駆動手段を配設すると
    ともに、上記ローラ手段の変位領域のうち、その上限及
    び下限位置においては上記装置を不作動にし、高い張力
    付与領域においては上記駆動手段を上記巻回ロールの慣
    性力に応じて正逆転制御し、低い張力付与領域において
    は上記駆動手段を上記巻回ロールの質量に応じて正転制
    御する制御手段を配設したことを特徴とする長尺ウエブ
    の送り出し制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004089758A1 (ja) * 2003-04-02 2004-10-21 Yuyama Mfg. Co., Ltd. 薬剤包装装置
CN103663971A (zh) * 2013-12-06 2014-03-26 辽宁红山玉科技有限公司 一种低氟微晶玻璃

Cited By (3)

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WO2004089758A1 (ja) * 2003-04-02 2004-10-21 Yuyama Mfg. Co., Ltd. 薬剤包装装置
US7500337B2 (en) 2003-04-02 2009-03-10 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Medicine packaging device
CN103663971A (zh) * 2013-12-06 2014-03-26 辽宁红山玉科技有限公司 一种低氟微晶玻璃

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