JP3786299B2 - 製袋包装機における包材ロールの回転方向決定方法 - Google Patents

製袋包装機における包材ロールの回転方向決定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製袋包装機における包材ロールの回転方向決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
包材ロールには、印刷面がロールの表面に現れる表巻きと、印刷面が内側に巻込まれる裏巻きとがあり、表巻きの包材ロールを装置に装着する場合には、図1(b)に示したように、包材を下から繰出すように装填した上で、包材ロールを反時計方向に回転させ、また裏巻きの場合には、図1(a)に示したように、包材を上から繰出すように装填した上で、包材ロールを時計方向に回転させる必要がある。
【0003】
このため、包材ロールを駆動する形式の製袋包装機では、始動時に、オペレータが巻き形態を見間違えて駆動モータを逆向きに回転させてしまうといったミスを起し易く、このような場合には包材が繰出され続けてしまう結果、包材がたるんで蛇行の原因をきたす不都合が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、包材の巻き形態の如何に拘りなく、包材ロールを正しく回転させることのできる新たな包材ロールの回転方向決定方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明はこのような課題を達成するための製袋包装機における包材ロールの回転方向決定方法として、包材移送経路内で包材の送りを一時的に停止させ、この状態のもとで包材ロール駆動手段を任意の一方に回転させて、その際の包材に作用する張力の変化をもとに、張力が減少傾向を示す場合には包材ロールをそのまま回転させ、張力が増加傾向を示す場合には包材ロールを逆向きに回転させるようにしたものであり、また、包材移送経路内の包材を一時的に移送し、この際の包材に作用する張力によって無負荷状態で保持した包材ロールが回転する方向を検出し、この包材ロールの回転方向に包材ロール駆動手段を回転させるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
そこで以下に本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施例をなす包材ロールの回転方向決定方法が適用される縦型ピロー包装機の一例を示したものである。
【0007】
この包装機は、包材ロール4から繰出された包材Sを、ダンサーローラ6によって一定の張力を付与させつつガイドローラ8からフォーマ9のもとへ導き、ここで筒状に曲成させた上、一対のプルダウンベルト11によって図示しない横シール機構のもとへ引下し、充填筒10から供給されてくる充填物を収容させた上、上下を横シールして包装するように構成されている。
【0008】
この包装機には、制御装置20からの出力信号によって包材ロール4を正逆いずれかの方向に駆動する包材ロール駆動用のサーボモータ1が設けられ、また、ダンサーローラ6にはその変位をもとに包材Sに作用する張力を検出する張力検出用のセンサ7が設けられていて、ここからの検出信号は制御装置20に入力するように構成され、さらに、プルダウンベルト11は、上記した制御装置20からの出力信号によって動作するプルダウンベルト駆動用のサーボモータ12によって駆動されるように構成されている。
【0009】
つぎに、このように構成された装置による包材ロール4の回転方向の決定を中心とした各動作を、図2に示したフローチャートをもとに説明する。
【0010】
はじめに、包材ロール駆動モータ1をロックさせた状態でプルダウンベルト駆動モータ12に通電する(ステップ イ)。これにより、ダンサーローラ6は自己に作用する図示しないスプリングに抗して上昇するから、これが予め設定した位置まで上昇して、包材Sに所要の張力を付与させた段階で(ステップ ロ)、張力検出用センサ7からの検出信号によりプルダウン駆動モータ12をロックするとともに、包材ロール駆動モータ1をある方向、つまりこの実施例では図1(a)に示した時計方向へと若干回転させる(ステップ ハ)。
【0011】
そして、この回転により包材Sに作用する張力が減少してダンサーローラ6が下降傾向し始めたら、印刷面が包材ロール5の裏側にくる裏巻きロールが装填されていて包材Sが正常に繰出されていることを意味するから、この向きの回転を決定した上(ステップ ホ)、あとはプルダウンベルト駆動モータ12へ通電して所定の包装作業に移し(ステップ ト)、また、包材ロール4を時計方向に若干回転させた際に包材Sが引張られてダンサーローラ6が上昇し始めたら、図1(b)に示したように、包材ロール4の表面に印刷面が露出している表巻きロールが装填されていることを意味するから、張力検出用センサ7の出力信号により包材ロール駆動モータ1の回転方向を反時計方向に切換えるように決定して(ステップ ヘ)、あとは、先に示したと同様に、プルダウンベルト駆動モータ12へ通電して包装作業に移行させる(ステップ ト)。
【0012】
なお、上述した実施例では、包材Sの張力変動を検出するためにプルダウンベルト駆動モータ12をロックするようにしたものであるが、包材Sの移送経路内でその移送を一時的に抑え得るものであれば、他の阻止手段に置き換えることもでき、また、包材に作用する張力の検出手段としては、ここに示したセンサ7以外に他の検出手段を用いることもできる。
【0013】
これに対して図3は、本発明の第2の実施例が適用される包装機について示したもので、この装置は、包材ロール駆動モータ1の軸にロータリエンコーダ2を取付け、この回転方向をセンサ3により検出して、その検出出力により包材ロール駆動モータ1への通電と回転方向の切換えを行わすようにしたものである。
【0014】
つぎに、この実施例による包材ロール4の回転方向決定動作を図4をもとに説明すると、はじめに、包材ロール駆動モータ1への通電を断った状態で、プルダウンベルト駆動モータ12へ通電する(ステップ イ)。
【0015】
これにより、無負荷の状態にある包材ロール4が包材Sに引かれて図3(a)に示したように時計方向の回転を始めると(ステップ ロ)、ここに装填された包材ロール5は、包材の裏面が包材ロールの表向きに露出した裏巻きロールであることを意味するから、この場合には、直ちに包材ロール駆動モータ1へ通電し、回転の向きを時計方向に決定して(ステップ ハ)、包装作業に入らせ(ステップ ホ)、また、プルダウンベルト11の作動によって無負荷の包材ロール5が反時計方向に回転した場合には、図3(b)に示したように、印刷面が表に露出した表巻きロールが装填されていることを意味するから、包材ロール駆動モータ1を反時計方向に回転させて(ステップ ニ)、包装作業に入らせる(ステップ ホ)。
【0016】
なお、上述した実施例では、はじめにプルダウンベルト駆動モータ12のみを作動させるようにしているが、包材ロールの回転方向が検出できれば、プルダウンベルト駆動モータ12に限らず、包材移送経路内で包材を強制的に移送し得る他の移送手段に置換えることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、包材の移送を停止させた状態で包材ロールを回転させたときの張力変化、もしくは、包材を一時的に移送させた際の包材ロールの回転方向から、巻き形態を異にする各包材ロールの装填状態を判別して回転方向を決定するようにしたので、包材ロールの表巻きや裏巻きの如何に拘りなく、包材を自動的に、しかも正しく移送することを可能となして、操作ミスに伴って生じる包材の蛇行等の不都合を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例をなす方法が適用される包装機の一例を示した図である。
【図2】同上方法による包材ロールの装填検知と回転方向の決定動作を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例をなす方法が適用される包装機の一例を示した図である。
【図4】同上方法による包材ロールの装填検知とと回転方向の決定動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 包材ロール駆動モータ
3 回転方向検出用センサ
4 包材ロール
6 ダンサーローラ
7 張力検出用センサ
11 プルダウンベルト
12 プルダウンベルト駆動モータ

Claims (2)

  1. 包材移送経路内で包材の送りを一時的に停止させ、この状態のもとで包材ロール駆動手段を任意の一方に回転させて、その際の包材に作用する張力の変化をもとに、該張力が減少傾向を示す場合には包材ロールをそのまま回転させ、該張力が増加傾向を示す場合には包材ロールを逆向きに回転させるようにしたことを特徴とする製袋包装機における包材ロールの回転方向決定方法。
  2. 包材移送経路内の包材を一時的に移送し、この際の該包材に作用する張力により、無負荷状態で保持した包材ロールが回転する方向を検出して、該包材ロールの回転方向に包材ロール駆動手段を回転させるようにしたことを特徴とする製袋包装機における包材ロールの回転方向決定方法。
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