JPH06144613A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH06144613A
JPH06144613A JP4302336A JP30233692A JPH06144613A JP H06144613 A JPH06144613 A JP H06144613A JP 4302336 A JP4302336 A JP 4302336A JP 30233692 A JP30233692 A JP 30233692A JP H06144613 A JPH06144613 A JP H06144613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
feed roller
sheet
paper
feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4302336A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Sekine
範明 関根
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4302336A priority Critical patent/JPH06144613A/ja
Publication of JPH06144613A publication Critical patent/JPH06144613A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で給紙動作のオン,オフが行え、
しかもレジスト動作での用紙の給紙状態をより安定させ
る。 【構成】 半月コロ1へ駆動モータ3からの駆動力を伝
えるプーリ18に、駆動モータ3の正逆転の切換えによっ
て半月コロ1の回転および停止の駆動伝達の切換えを行
うワンウェイクラッチを設け、さらに半月コロ1が用紙
送り出し方向と逆方向に回転するときに、半月コロ1を
記録紙7の上面と当接させて、停止させる構造にして、
複雑なクラッチ装置を使用せずに、給紙動作のオン,オ
フを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンタ,フ
ァクシミリなどに適用され、コーナ爪分離方式を用いる
給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は従来の給紙装置における要部の構
成図であり、この例は、略半円状をなす送りコロ(以
下、半月コロという)1の給紙下流側のローラがレジス
トローラ2である場合であって、半月コロ1とレジスト
ローラ2が半月コロ1と同軸上の駆動伝達部4及びレジ
ストローラ2と同軸上の駆動伝達部5においてベルト6
を介して駆動モータ3により、同一回転方向に駆動され
る。半月コロ1側の駆動伝達部4は一回転クラッチを有
する構成となっている。すなわち励磁信号により励磁さ
れた場合、半月コロ1は、一回転して停止する構成にな
っている。またレジストローラ2の駆動伝達部5は電磁
クラッチを有しており、励磁信号により励磁されている
場合は、駆動がレジストローラ2に伝達され回転駆動す
る構成となっている。
【0003】次に上記の装置の給紙動作について説明す
る。まず駆動モータ3が励磁され矢印方向にベルト6が
回転する。次に、半月コロ1側の駆動伝達部4が励磁さ
れ半月コロ1は回転して記録紙7を搬送し、記録紙7
は、コーナ爪8により1枚に分離されてレジストローラ
2に搬送され、レジストセンサ9を通過した瞬間、レジ
ストセンサ9のon信号により、ある一定時間後に駆動
モータ3を停止させ、記録紙7にループ形状(二点鎖線
部)を形成させる。次に図示されていない作像系の画情
報に合わせて、図示されていない電磁クラッチが励磁さ
れ、レジストローラ2は回転し、記録紙7を作像系へ搬
送する。
【0004】図23は従来の他の給紙装置における要部の
構成図であり、この例は、上記の給紙装置において半月
コロ1とレジストローラ2との間に搬送ローラ10を設け
たものであって、搬送ローラ10は駆動モータ3に対して
ベルト6と駆動伝達部11などの駆動系を介して直結され
ているので、駆動モータ3の回転時に、搬送ローラ10も
回転し、記録紙7を搬送可能な状態にある。従って、半
月コロ1またはレジストローラ2が回転し、記録紙7を
搬送しているときは、搬送ローラ10も回転して記録紙7
を搬送していることが異なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の給紙装置
では、電磁クラッチ,スプリングクラッチなどの複雑な
構造のクラッチを使用しているため、装置全体の構成を
複雑にすると共に、コストアップの原因になっていた。
【0006】本発明の目的は、簡単な構成で給紙動作の
オン,オフが行え、しかもレジスト動作での記録紙など
の用紙の給紙状態をより安定させることが可能な給紙装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、積載された用紙の最上位の用紙における
給紙側の角部をコーナ爪で係止し、半月コロにより最上
位の用紙を送り出すことによって、用紙を1枚ずつ給紙
する給紙装置において、前記半月コロへ駆動モータから
の駆動力を伝える駆動伝達部に、駆動モータの正転動作
および逆転動作の切換えによって半月コロの回転および
停止の駆動伝達の切換えを行うワンウェイクラッチを設
け、さらに半月コロが用紙送り出し方向と逆方向に回転
するときに、半月コロを所定の位置で停止させるストッ
パ部を備えたことを特徴とする。
【0008】また前記半月コロが用紙送り出し方向と逆
方向に回転するときに、前記ワンウェイクラッチが空転
方向に回転し、かつ一定のトルクを発生するように設定
し、半月コロの給紙下流側に設けられたレジストローラ
によるレジスト時に、半月コロが用紙のループ形状形成
の押えになるように構成したことを特徴とする。
【0009】また前記半月コロのストッパ位置を用紙の
上面とし、半月コロにおける用紙との接触部分にコロを
設けたことを特徴とする。
【0010】また前記半月コロの側部に設けられたレバ
ーと、半月コロの用紙送り出し方向と逆方向の回転時の
み前記レバーを係止して半月コロを用紙面から一定距離
離れた位置に保持するストッパとを備え、半月コロが用
紙送り出し方向の回転時のみ連続回転可能であるように
構成したことを特徴とする。
【0011】また前記半月コロと、半月コロの給紙下流
側に設けられたレジストローラとの間に、駆動モータか
らの駆動力を伝える駆動伝達部にワンウェイクラッチが
設けられた搬送ローラを設置したことを特徴とする。
【0012】また前記半月コロに駆動力伝達用ピンを間
隙をとって設け、この間隙分だけ半月コロを回転可能に
したことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の手段によれば、半月コロによる用紙送り
出し時には、駆動モータが正転し、駆動モータの回転駆
動力がワンウェイクラッチ及び駆動伝達部を介して半月
コロに伝わる。半月コロの回転停止時には、駆動モータ
が逆転し、半月コロは所定位置で停止した状態に保持さ
れ、ワンウェイクラッチの空転によって半月コロに回転
駆動力が伝わらない。
【0014】また半月コロへは停止した状態で一定トル
クが与えられ、レジスト時に用紙は、先端がレジストロ
ーラに当接した状態で、半月コロによってループ形状が
保持され、レジストローラへの推進力が確保される。
【0015】また半月コロの停止時における用紙との接
触による搬送負荷がコロによって軽減され、レジスト時
の前記ループ形状の保持が確実になされると共に搬送性
能が高まる。
【0016】また半月コロは、逆回転時にはレバーとス
トッパとが係止関係になって、用紙面から離れた状態で
停止し、用紙と接触しないので、搬送性能が高まる。一
方、用紙送り出し方向の正回転時にはレバーとストッパ
との係止関係が解除されるので、半月コロの連続回転が
可能になる。
【0017】またレジストローラと半月コロの間に、同
一の駆動モータで駆動される搬送ローラが設けられるの
で、より搬送性能が高まる。
【0018】また半月コロと駆動力伝達用ピンとの間隙
分だけ設置関係に余裕が生じ、各部材との距離関係に制
限されずに半月コロの円滑な駆動ができることになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図22,図23に基づいて説明した部材には同
一符号を付して詳しい説明を省略する。
【0020】図1は本発明の第1実施例の概略構成を示
す平面図であり、この第1実施例が図22の従来装置と異
なる点は、駆動モータ3を正転及び逆転の両回転方向で
使用し、そのため駆動モータ3がある方向に回転すると
き、レジストローラ2と半月コロ1とに反対方向に駆動
がかかることになる構成にある。
【0021】図1において、駆動モータ3の出力軸15に
プーリ16と伝達ギヤ17とを固定し、駆動モータ3の回転
駆動力を、プーリ16からベルト6を介して公知のワンウ
ェイクラッチ(図示せず)を有する駆動伝達部であるプー
リ18に伝えることで、レジストローラ2を回転させ、ま
た前記回転駆動力を、伝達ギヤ17と噛合する駆動伝達部
であるワンウェイ式のトルクリミッタ(図示せず)を有す
るギヤ19に伝えることで、半月コロ1を回転させる。
【0022】上記の第1実施例の動作を図2〜図4の側
面図に基づいて説明する。図2において、まず、駆動モ
ータ3を矢印の方向に回転するとギヤ19のトルクリミッ
タはロック方向に回転するため、半月コロ1が搬送方向
に回転し、記録紙7を搬送し始める。またレジストロー
ラ2は、プーリ18のワンウェイクラッチが空転方向に回
転しているため、駆動は伝わらず停止している。
【0023】次に、図3の状態では図2で搬送された記
録紙7がレジストセンサ9に到達し、レジストセンサ9
のon信号を受け、記録紙7が、レジストローラ2に達
し、ループ状態になるタイミングで、駆動モータ3を停
止させる。そのとき半月コロ1は記録紙7面より離れる
ように設定する。
【0024】図4で駆動モータ3を図2のときとは反対
の矢印の方向に回転すると、レジストローラ2は、プー
リ18のワンウェイクラッチがロック方向に回転するた
め、搬送方向に回転し、記録紙7を搬送する。また半月
コロ1は、ギヤ19のトルクリミッタが空転方向に回転す
るため、ストッパ位置に回転したところで、トルクリミ
ッタが空転するようになって停止する。
【0025】次に、半月コロ1が前記ストッパ位置にき
たときの状態について説明する。すなわち、図5に示し
たように記録紙7がループ状態(L部分)になり前記駆動
モータ3が停止する。この状態から駆動モータ3を逆転
させ、レジストローラ2が記録紙7を搬送し始めると、
半月コロ1は逆転してストッパ位置にくる。そのときの
半月コロ1の状態が図6の状態であって、記録紙7のル
ープ形状部分Lを押え付け、ループの逃げるのを防止
し、推進力Fを与える状態で停止する。
【0026】図7は前記半月コロのストッパを説明する
側面図であり、上記の第1実施例では、半月コロ1のス
トッパは記録紙7の上面であるが、図7の例では、半月
コロ1の記録紙7の上面と当接する部位にコロ20を設
け、記録紙7がレジストローラ2によって搬送されると
き、記録紙7の搬送負荷を軽減している。
【0027】図8は半月コロの他のストッパ機構を示す
側面図、図9は図8における半月コロの構造の説明図で
あり、このストッパ機構では、半月コロ1が、記録紙7
の上面と接触せずに、記録紙7のループ形状を押えられ
る記録紙面より若干上方の位置で停止するようになって
いる。
【0028】具体的には半月コロ1の側面にレバー25の
一端25aを支持させ、レバー25の他端を折り曲げてスト
ッパ面25bとし、このストッパ面25bをスプリング26で外
方に付勢しており、レバー25を半月コロ1の側面に対し
て傾斜した状態で揺動可能に設けている。また装置本体
には前記レバー25の傾斜角度と略同角度の傾斜面27aを
有するストッパ27が設けられている。
【0029】前記レバー25は、半月コロ1が記録紙搬送
方向(図9の矢印方向)に回転しているときに、ストッパ
面25bがストッパ27の傾斜面27aによって、半月コロ1の
側面に形成された凹部1a内にスプリング26の付勢力に
抗して入り込みながら上昇し、ストッパ27を通り抜ける
と、スプリング26の付勢力を受けてストッパ面25bが半
月コロ1の外方に傾斜状態で突出することになり、半月
コロ1の回転を自由にする。
【0030】しかし半月コロ1が反搬送方向に回転する
と、レバー25のストッパ面25bがストッパ27の上部に当
接し、半月コロ1の回転を停止させる。
【0031】従って、レジストローラ2の搬送時には、
半月コロ1は反搬送方向に回転するため、半月コロ1に
おけるレバー25のストッパ面25bがストッパ27に当接し
た位置で、ギヤ19のトルクリミッタが空転状態となり、
半月コロ1はその位置で停止する。
【0032】図10は本発明の第2実施例の概略構成を示
す平面図であり、上記の第1実施例において図23の従来
装置と同様に半月コロ1とレジストローラ2との間に搬
送ローラ10を設けたものであって、第1実施例の構成
と、レジストローラ2に回転駆動力を伝えるベルト6,
プーリ16,18の構成とは同じである、しかし伝達ギヤ17
は、比較的幅広にし、搬送ローラ10を駆動する駆動伝達
部である、ワンウェイクラッチを有する駆動ギヤ30に噛
合させると共に、半月コロ1を駆動するベルト31と一対
のプーリ32とからなる駆動伝達部における一方のプーリ
32に一体に設けられたギヤ33に噛合させている。
【0033】上記の第2実施例の動作を図11〜図15の側
面図に基づいて説明する。
【0034】まず、図11のように駆動モータ3を矢印方
向に回転させると、レジストローラ2側のプーリ18は反
搬送方向に回転するため、ワンウェイクラッチが空転方
向に回転し、レジストローラ2には駆動が伝達されな
い。また搬送ローラ10は、駆動ギヤ30に一体化されたワ
ンウェイクラッチがロック方向に回転するため、搬送ロ
ーラ10を駆動することにより搬送方向に回転する。ま
た、半月コロ1もギヤ33,プーリ32により搬送方向に回
転し、記録紙7を搬送し始める。
【0035】次に、図12は半月コロ1が記録紙7を搬送
ローラ10まで回転搬送したところであり、このとき半月
コロ1はまだ紙面と接しているように設定してある。
【0036】次に、この状態で搬送ローラ10が記録紙7
を搬送し、半月コロ1が紙面から離れるように設定す
る。記録紙7はレジストセンサ9を通過し、レジストセ
ンサ9のon信号により記録紙7のレジストローラ2に
到達し、かつループ形状を形成するタイミングで駆動モ
ータ3を止める(図13)。
【0037】次に、図11,図12のときとは反対方向に駆
動モータ3を回転させると、レジストローラ2側のプー
リ18のワンウェイクラッチはロック方向に回転し、レジ
ストローラ2は記録紙7を図示しない作像系に搬送す
る。このとき搬送ローラ10側の駆動ギヤ30は反搬送方向
に回転するが、駆動ギヤ30内のワンウェイクラッチが空
転方向に回転しているため、搬送ローラ10には駆動は伝
わらず、搬送ローラ10は記録紙7により連れ回りする。
また、プーリ32は、一体化されたギヤ33により反搬送方
向に回転するが、搬送ローラ10とは固定されておらず、
自由の状態であるため搬送ローラ10には駆動が伝わら
ず、ベルト31を介してプーリ32を反搬送方向に回転させ
る。従って、半月コロ1は第1実施例と同じ構成である
のでストッパ位置に停止する(図15)。
【0038】図15のように、記録紙7がレジストセンサ
9を通過して発生するoff信号により、記録紙7がレ
ジストローラ2を通過する時間経過後に駆動モータ3を
停止させ、次の記録紙搬送のタイミングで再び矢印方向
へ駆動モータ3を回転させ、次の記録紙7を搬送させ
る。
【0039】第2実施例の場合、記録紙7の先端がレジ
ストローラ2に到達したとき、半月コロ1は、紙面から
離れてなくてはならない。従って、第2実施例の場合、
半月コロ1の搬送面長さの設定条件は、記録紙7の先端
が搬送ローラ10に到達したときは、紙面と接していて、
かつ記録紙7の先端がレジストローラ2に到達したと
き、半月コロ1が紙面から離れるように、半月コロ1の
搬送面の設定をしなければならない。つまり搬送ローラ
10からレジストローラ2までの距離が制限を受けること
になる。
【0040】図16〜図20は本発明の第3実施例の構成及
び動作を説明するための側面図であり、この第3実施例
では、記録紙7の先端がレジストローラ2まで搬送され
たとき、半月コロ1が紙面に接してしまうように、レジ
ストローラ2と搬送ローラ10との距離が設定されていて
も、記録紙の搬送が円滑に行われるようにしている。
【0041】すなわち第3実施例では、図21に示したよ
うに、半月コロ1と、半月コロ1が遊嵌された半月コロ
軸35とが駆動力伝達用ピンである作動ピン36を介して連
結され、さらに図16に示したように、作動ピン36が半月
コロ1に形成された円弧溝37に挿入されており、作動ピ
ン36と半月コロ1との連結に円弧溝37の形成角度θ分の
遊びを設け、駆動力が間欠伝達される構成になってい
る。また搬送ローラ10と半月コロ1との間に線速差を設
け、搬送ローラ10の線速V2が半月コロ1の線速V1より
速い(V2>V1)ように設定し、他は第2実施例と同じ構
成とする。
【0042】上記の第3実施例において、まず、図16
で、駆動モータ3が半月コロ1の搬送方向に回転開始す
ると、作動ピン36は半月コロ1の円弧溝37の端部に当接
し、半月コロ1を回転し始め、半月コロ1が記録紙7に
接して搬送し始める。
【0043】次に図17で記録紙7が搬送ローラ10に達す
ると記録紙の線速は、半月コロ1の線速(V1)から搬送
ローラ10の線速(V2)に変わる。そのため半月コロ1の
駆動も作動ピン36から記録紙7に変わり回転速度が速く
なる。従って、記録紙7の先端が搬送ローラ10からレジ
ストローラ2に搬送される間に作動ピン36が円弧溝37と
当接していた面から離れることになる。
【0044】次に、図18で記録紙7の先端が、レジスト
センサ9を通過し、レジストローラ2に達してループ形
状を作ったところで駆動モータ3を停止させる。
【0045】次に、図19で半月コロ1の搬送時とは反対
方向に駆動モータ7を逆転させ、レジストローラ2で搬
送開始すると、作動ピン36は半月コロ1の搬送時とは反
対方向に回転するため、作動ピン36が円弧溝37の反対側
の面に当接し、半月コロ1は逆転し始めて半月コロ1が
待機位置に当接したところでプーリ32のトルクリミッタ
が空転状態になり、半月コロ1は待機位置で停止する。
【0046】次に、図20で記録紙7の後端がレジストロ
ーラ2を通過し、次の記録紙7を搬送する場合、再び駆
動モータ3を半月コロ1搬送時の方向に回転させると、
まず作動ピン36は円弧溝37を反対方向に移動し、当接し
たところで半月コロ1は、搬送方向に回転し、図16の状
態に戻り再び記録紙7を搬送する。
【0047】つまり、この第2実施例の場合、図18の記
録紙7の先端がレジストローラ2に達したときの半月コ
ロ1の位置が角度α分ずれることにより半月コロ1が記
録紙7の面上に接することを防ぐことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給紙装置
によれば、請求項1記載の構成によれば、電磁クラッ
チ,ワンターンクラッチなどの複雑な構造のクラッチ装
置を使用せずに、良好に給紙動作のオン,オフができ
る。
【0049】また請求項2記載の構成によれば、レジス
ト時に用紙におけるレジストローラへの推進力が確保さ
れるように、用紙をループ形状に確実に保持できる。
【0050】また請求項3記載の構成によれば、用紙搬
送時における半月コロと用紙との接触負荷を、コロの存
在によって軽減でき、前記用紙のループ形状の確実なる
保持と共に搬送性能を高めることができる。
【0051】また請求項4記載の構成によれば、半月コ
ロが正転する用紙搬送時には半月コロの円滑な連続回転
が可能になり、しかも半月コロが逆転する半月コロの停
止時には半月コロと用紙とが離れるため、搬送性能を高
めることができる。
【0052】また請求項5記載の構成によれば、レジス
トローラと半月コロの間に同一駆動モータによって駆動
される搬送ローラが設けられることで、より搬送性能を
高めることができる。
【0053】また請求項6記載の構成によれば、半月コ
ロと駆動力伝達用ピンとの間隙分だけ、各部材との距離
関係に制限されずに半月コロの円滑な駆動が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における給紙装置の概略構
成を示す平面図である。
【図2】第1実施例の動作を説明するための側面図であ
る。
【図3】第1実施例の動作を説明するための側面図であ
る。
【図4】第1実施例の動作を説明するための側面図であ
る。
【図5】記録紙のループ状態の説明図である。
【図6】記録紙のループ状態の説明図である。
【図7】半月コロのストッパを説明するための側面図で
ある。
【図8】半月コロの他のストッパ機構を示す側面図であ
る。
【図9】図8における半月コロの構造の説明図である。
【図10】本発明の第2実施例の概略構成を示す平面図
である。
【図11】第2実施例の動作を説明するための側面図で
ある。
【図12】第2実施例の動作を説明するための側面図で
ある。
【図13】第2実施例の動作を説明するための側面図で
ある。
【図14】第2実施例の動作を説明するための側面図で
ある。
【図15】第2実施例の動作を説明するための側面図で
ある。
【図16】本発明の第3実施例の動作を説明するための
側面図である。
【図17】本発明の第3実施例の動作を説明するための
側面図である。
【図18】本発明の第3実施例の動作を説明するための
側面図である。
【図19】本発明の第3実施例の動作を説明するための
側面図である。
【図20】本発明の第3実施例の動作を説明するための
側面図である。
【図21】第3実施例における要部の構成を示す平面図
である。
【図22】従来の給紙装置における要部の構成図であ
る。
【図23】従来の他の給紙装置における要部の構成図で
ある。
【符号の説明】
1…半月コロ(送りコロ)、 2…レジストローラ、 3
…駆動モータ、 6…ベルト、 7…記録紙(用紙)、
8…コーナ爪、 10…搬送ローラ、 18,32…プーリ
(駆動伝達部)、 17…伝達ギヤ(駆動伝達部)、 25…レ
バー、 25b…ストッパ面、 26…スプリング、 27…
ストッパ、 30…駆動ギヤ(駆動伝達部)、36…作動ピン
(駆動力伝達用ピン)、 37…円弧溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 108 B 7046−5C // B65H 9/14 B 8922−3F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載された用紙の最上位の用紙における
    給紙側の角部をコーナ爪で係止し、略半円状をなす送り
    コロにより最上位の用紙を送り出すことによって、用紙
    を1枚ずつ給紙する給紙装置において、前記送りコロへ
    駆動モータからの駆動力を伝える駆動伝達部に、駆動モ
    ータの正転動作および逆転動作の切換えによって送りコ
    ロの回転および停止の駆動伝達の切換えを行うワンウェ
    イクラッチを設け、さらに送りコロが用紙送り出し方向
    と逆方向に回転するときに、送りコロを所定の位置で停
    止させるストッパ部を備えたことを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記送りコロが用紙送り出し方向と逆方
    向に回転するときに、前記ワンウェイクラッチが空転方
    向に回転し、かつ一定のトルクを発生するように設定
    し、送りコロの給紙下流側に設けられたレジストローラ
    によるレジスト時に、送りコロが用紙のループ形状形成
    の押えになるように構成したことを特徴とする請求項1
    の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記送りコロのストッパ位置を用紙の上
    面とし、送りコロにおける用紙との接触部分にコロを設
    けたことを特徴とする請求項1または2の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記送りコロの側部に設けられたレバー
    と、送りコロの用紙送り出し方向と逆方向の回転時のみ
    前記レバーを係止して送りコロを用紙面から一定距離離
    れた位置に保持するストッパとを備え、送りコロが用紙
    送り出し方向の回転時のみ連続回転可能であるように構
    成したことを特徴とする請求項1または2の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記送りコロと、送りコロの給紙下流側
    に設けられたレジストローラとの間に、駆動モータから
    の駆動力を伝える駆動伝達部にワンウェイクラッチが設
    けられた搬送ローラを設置したことを特徴とする請求項
    1の給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記送りコロに駆動力伝達用ピンを間隙
    をとって設け、この間隙分だけ送りコロを回転可能にし
    たことを特徴とする請求項1または5の給紙装置。
JP4302336A 1992-11-12 1992-11-12 給紙装置 Pending JPH06144613A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010224586A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 紙幣識別装置

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