JPH06144401A - 粉体の減容装置 - Google Patents
粉体の減容装置Info
- Publication number
- JPH06144401A JPH06144401A JP31424092A JP31424092A JPH06144401A JP H06144401 A JPH06144401 A JP H06144401A JP 31424092 A JP31424092 A JP 31424092A JP 31424092 A JP31424092 A JP 31424092A JP H06144401 A JPH06144401 A JP H06144401A
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- JP
- Japan
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- powder
- bag
- vacuum
- volume
- sensor
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- Pending
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- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉体の形状や性質に関係なく、少ない動力に
よって粉体の容積を減らすことができて、長時間にわた
って放置しても粉体が飛散することのない粉体の減容装
置を得ること。 【構成】 真空に脱気し得る耐真空容器本体１と、この
耐真空容器本体１内に空の袋３を保持する袋保持フック
２と、この空の袋３に粉体を供給する手段４〜６と、袋
を封緘する圧着装置11およびヒートシール装置13とを具
備しており、粉体を充填した袋３ごと耐真空容器本体１
を真空ポンプ10で真空脱気したのち、袋３の口を密封す
るように構成されている。粉体の充満による袋３の拡張
を検知するセンサ７を設けて、このセンサ７の検知出力
により粉体の供給を停止させることもできる。
よって粉体の容積を減らすことができて、長時間にわた
って放置しても粉体が飛散することのない粉体の減容装
置を得ること。 【構成】 真空に脱気し得る耐真空容器本体１と、この
耐真空容器本体１内に空の袋３を保持する袋保持フック
２と、この空の袋３に粉体を供給する手段４〜６と、袋
を封緘する圧着装置11およびヒートシール装置13とを具
備しており、粉体を充填した袋３ごと耐真空容器本体１
を真空ポンプ10で真空脱気したのち、袋３の口を密封す
るように構成されている。粉体の充満による袋３の拡張
を検知するセンサ７を設けて、このセンサ７の検知出力
により粉体の供給を停止させることもできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、袋に充填された粉体
中に含まれる空気などの気体を脱気して、粉体の容積を
減らす粉体の減容装置に関する。
中に含まれる空気などの気体を脱気して、粉体の容積を
減らす粉体の減容装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、集塵装置から排出される粉体を
廃棄する際に、粉体の容積を減らして飛散しないように
固める方法として、従来より、(1) 粉体を機械的に圧縮
して固化する方法、(2) 粉体に液体または固化剤を加
え、混練して固化する方法等が知られている。
廃棄する際に、粉体の容積を減らして飛散しないように
固める方法として、従来より、(1) 粉体を機械的に圧縮
して固化する方法、(2) 粉体に液体または固化剤を加
え、混練して固化する方法等が知られている。
【０００３】しかし、機械的に圧縮して固化する方法を
実施する際には、15〜20Ｋｗ／ｍ3程度の大きな動力を
必要とし、液体または固化剤を加え、混練して固化する
方法を実施すると、容積を減らすことはできても、重量
が増加し、しかも、粉体の性質が変化することがあり、
また、対象とする粉体ごとに添加する液体または固化剤
の種類を選択しなければならず、長時間にわたって放置
すると乾燥や風化により再飛散することがあった。
実施する際には、15〜20Ｋｗ／ｍ3程度の大きな動力を
必要とし、液体または固化剤を加え、混練して固化する
方法を実施すると、容積を減らすことはできても、重量
が増加し、しかも、粉体の性質が変化することがあり、
また、対象とする粉体ごとに添加する液体または固化剤
の種類を選択しなければならず、長時間にわたって放置
すると乾燥や風化により再飛散することがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
粉体の形状や性質に関係なく、少ない動力によって粉体
の容積を減らすことができ、長時間にわたって放置して
も粉体が飛散することのない粉体の減容装置を得るため
に考えられたものである。
粉体の形状や性質に関係なく、少ない動力によって粉体
の容積を減らすことができ、長時間にわたって放置して
も粉体が飛散することのない粉体の減容装置を得るため
に考えられたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の粉体の減容装
置は、真空に脱気し得る耐真空容器本体と、この耐真空
容器本体内に空の袋を保持する手段と、この空の袋に粉
体を供給する手段と、袋の口を封緘する手段とを具備し
ており、粉体を充填した袋ごと耐真空容器本体を真空脱
気したのち、袋の口を封緘するように構成されている。
置は、真空に脱気し得る耐真空容器本体と、この耐真空
容器本体内に空の袋を保持する手段と、この空の袋に粉
体を供給する手段と、袋の口を封緘する手段とを具備し
ており、粉体を充填した袋ごと耐真空容器本体を真空脱
気したのち、袋の口を封緘するように構成されている。
【０００６】粉体の充満による袋の膨らみを検知するセ
ンサを設けて、このセンサの検知出力により粉体の供給
を停止させることもできる。
ンサを設けて、このセンサの検知出力により粉体の供給
を停止させることもできる。
【０００７】
【実施例】この発明の粉体の減容装置は、図１に示すよ
うに、減圧弁９を介して真空ポンプ10が接続され、復圧
弁12および真空計14が接続され、扉（図示せず）を有す
る耐真空容器本体１を具備しており、この耐真空容器本
体１内には、袋３を保持する袋保持フック２と、圧着装
置11で駆動されて、袋３の口を封緘するヒートシール装
置などのシール装置13と、袋３の上部の膨らみ状態を検
知するセンサ７とを備えており、耐真空容器本体１の上
部には、粉体を投入するシュート６が設けられている。
うに、減圧弁９を介して真空ポンプ10が接続され、復圧
弁12および真空計14が接続され、扉（図示せず）を有す
る耐真空容器本体１を具備しており、この耐真空容器本
体１内には、袋３を保持する袋保持フック２と、圧着装
置11で駆動されて、袋３の口を封緘するヒートシール装
置などのシール装置13と、袋３の上部の膨らみ状態を検
知するセンサ７とを備えており、耐真空容器本体１の上
部には、粉体を投入するシュート６が設けられている。
【０００８】さらに、シュート６の上には、駆動装置15
によって開閉されるシャッタ８と、粉体供給装置４およ
びジャバラ式シュート５が設けられ、扉を開いて、ポリ
エチレンなどの通気しない合成樹脂シートで作った空の
袋３を袋保持フック２で保持させてから扉を閉じ、シャ
ッタ８を後退させたのち、ジャバラ式シュート５を伸長
させてシュート６と結合し、粉体供給装置４を作動させ
ると、袋３内に粉体が供給される。そして、粉体が充満
すると、点線で示すように袋３の上部が膨らんでくるの
で、この袋３上部の膨らみをセンサ７で検知して、粉体
供給装置５を停止させる。
によって開閉されるシャッタ８と、粉体供給装置４およ
びジャバラ式シュート５が設けられ、扉を開いて、ポリ
エチレンなどの通気しない合成樹脂シートで作った空の
袋３を袋保持フック２で保持させてから扉を閉じ、シャ
ッタ８を後退させたのち、ジャバラ式シュート５を伸長
させてシュート６と結合し、粉体供給装置４を作動させ
ると、袋３内に粉体が供給される。そして、粉体が充満
すると、点線で示すように袋３の上部が膨らんでくるの
で、この袋３上部の膨らみをセンサ７で検知して、粉体
供給装置５を停止させる。
【０００９】次に、ジャバラ式シュート５を短縮させて
シュート６から外し、シャッタ８でシュート６を閉じた
のち、ジャバラ式シュート５を再度、伸長させてシャッ
タ８を押して密閉する。減圧弁９を開いて真空ポンプ10
を作動させ、耐真空容器本体１内の空気を脱気する。こ
のとき、シュート６と袋３の口との隙間を経て袋３内の
粉体中の空気も脱気される。
シュート６から外し、シャッタ８でシュート６を閉じた
のち、ジャバラ式シュート５を再度、伸長させてシャッ
タ８を押して密閉する。減圧弁９を開いて真空ポンプ10
を作動させ、耐真空容器本体１内の空気を脱気する。こ
のとき、シュート６と袋３の口との隙間を経て袋３内の
粉体中の空気も脱気される。
【００１０】真空計14によって、耐真空容器本体１内が
充分に減圧されたことを確認すると、圧着装置11を作動
させて、シール装置13により袋３の口を封緘したのち、
復圧弁12を開いて耐真空容器本体１内を大気圧に戻し、
扉を開いて袋保持フック２より袋３を外して取り出す。
粉体を充満した袋の内部は、脱気されているので、袋全
体に大気圧が圧縮力となって加わり、粉体の容積を減少
させる。
充分に減圧されたことを確認すると、圧着装置11を作動
させて、シール装置13により袋３の口を封緘したのち、
復圧弁12を開いて耐真空容器本体１内を大気圧に戻し、
扉を開いて袋保持フック２より袋３を外して取り出す。
粉体を充満した袋の内部は、脱気されているので、袋全
体に大気圧が圧縮力となって加わり、粉体の容積を減少
させる。
【００１１】このように構成された減容装置を使用し
て、集塵装置で捕集された廃棄粉体を減容処理した結果
は、表１に例示するとおりであって、少ない動力により
減容できることが明らかである。
て、集塵装置で捕集された廃棄粉体を減容処理した結果
は、表１に例示するとおりであって、少ない動力により
減容できることが明らかである。
【００１２】
【表１】
【００１３】なお、減容処理時間とは、粉体供給停止時
から減容処理完了までに要した時間であり、総所要動力
は、真空ポンプ、ヒートシール、駆動機器に要した総消
費電力である。
から減容処理完了までに要した時間であり、総所要動力
は、真空ポンプ、ヒートシール、駆動機器に要した総消
費電力である。
【００１４】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明から明らかな
ように、この発明の粉体の減容装置によると、従来の圧
縮固化装置に比べて極めて少ない動力により減容固化す
ることができ、添加剤を用いないので、すべての粉体に
適用することができて、粉体の再飛散を確実に防ぐこと
ができる。
ように、この発明の粉体の減容装置によると、従来の圧
縮固化装置に比べて極めて少ない動力により減容固化す
ることができ、添加剤を用いないので、すべての粉体に
適用することができて、粉体の再飛散を確実に防ぐこと
ができる。
【００１５】再利用する粉体に対しては、保管、運搬が
容易になるとともに粉体の変質を防止することができ
る。また、廃棄する粉体に対しては、埋立て処理が容易
になるように、粉体の減容および飛散防止に極めて有用
である。
容易になるとともに粉体の変質を防止することができ
る。また、廃棄する粉体に対しては、埋立て処理が容易
になるように、粉体の減容および飛散防止に極めて有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の粉体の減容装置の一実施例を示す側
面図である。
面図である。
１ 耐真空容器本体 ２ 袋保持フック ３ 袋 ４ 粉体供給装置 ５ ジャバラ式シュート ６ シュート ７ センサ ８ シャッタ ９ 減圧弁 10 真空ポンプ 11 圧着装置 12 復圧弁 13 シール装置
Claims (2)
- 【請求項１】 真空に脱気し得る耐真空容器本体と、該
耐真空容器本体内に空の袋を保持する手段と、該空の袋
に粉体を供給する手段と、上記袋の口を封緘する手段と
を具備し、粉体を充填した袋ごと上記耐真空容器本体を
真空脱気したのち、袋の口を封緘することを特徴とする
粉体の減容装置。 - 【請求項２】 粉体の充満による袋の膨らみを検知する
センサと、該センサの検知出力により粉体の供給を停止
させる手段とを具備することを特徴とする請求項１に記
載の粉体の減容装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31424092A JPH06144401A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 粉体の減容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31424092A JPH06144401A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 粉体の減容装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06144401A true JPH06144401A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18050979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31424092A Pending JPH06144401A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 粉体の減容装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06144401A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015189482A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社古川製作所 | ガス充填包装機 |
| CN107399458A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-11-28 | 安徽远鸿机械自动化有限公司 | 一种超细粉料包装机 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP31424092A patent/JPH06144401A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015189482A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社古川製作所 | ガス充填包装機 |
| CN107399458A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-11-28 | 安徽远鸿机械自动化有限公司 | 一种超细粉料包装机 |
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