JPH06144314A - 磁力吸着式移動装置 - Google Patents

磁力吸着式移動装置

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JPH06144314A
JPH06144314A JP4293347A JP29334792A JPH06144314A JP H06144314 A JPH06144314 A JP H06144314A JP 4293347 A JP4293347 A JP 4293347A JP 29334792 A JP29334792 A JP 29334792A JP H06144314 A JPH06144314 A JP H06144314A
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HONSHU SHIKOKU RENKAKUKYO
HONSYU SHIKOKU RENRAKUKIYOU KODAN
NIPPON KENSETSU KIKAIKA KYOKAI
Niigata Engineering Co Ltd
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HONSHU SHIKOKU RENKAKUKYO
HONSYU SHIKOKU RENRAKUKIYOU KODAN
NIPPON KENSETSU KIKAIKA KYOKAI
Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段差・凹凸のある壁面でも十分な力で吸着し
て自在に移動できる磁力吸着式移動装置を提供する。 【構成】 中心軸31の両端には、それぞれフレーム3
2が回動自在に設けられている。各フレーム32の両端
には、それぞれ履帯装置1が回動自在に設けられてい
る。4台の履帯装置1は、エンドレスの履帯の内側に磁
石を有し、各フレーム32ごとに設けられた2台のモー
タ33で2台一組として駆動される。各フレーム32に
設けられた2台の履帯装置は弾性連結手段40で連結さ
れ、一方の履帯装置が走行面から浮き上がるとコイルば
ねの弾性力で走行面側に引き戻される。4台の履帯装置
は、互いに所定の回転自由度で揺動して走行面に密着す
る。段差部に乗り上げて一時的に走行面から離れても、
弾性連結手段の付勢力で走行面に直ちに引き戻されて再
び密着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋梁・タンク等の鋼製
構造物壁面を自在に移動することができ、点検・補修な
どの維持管理作業等に使用できる磁力吸着式履帯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋梁・タンク等の点検・補修のために、
壁面に吸着して自由に移動できる移動装置が工夫されて
いる。図12は、ライニング101で覆われている磁石
車輪100を用いた移動装置の原理を示すものである。
即ち、図示しない装置本体は複数の磁石車輪100によ
って壁面105に吸着し、磁石車輪100の転動によっ
て該壁面105を移動する。
【0003】図13は、車輪102によって壁面105
上に支えられた装置本体103の下面に、壁面105と
間隔をおいて磁石104を設けた移動装置である。装置
本体103は該磁石104によって壁面105に吸着
し、車輪102の転動によって該壁面105上を移動す
る。
【0004】このほか、真空吸着式の移動装置も知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁石車輪100を用い
た図12の移動装置によれば、円盤形の磁石車輪100
と壁面105は線接触であるため、磁石の質量の割には
大きな吸着力が得られなかった。特に壁面にボルト列な
どの突起があると吸着力はさらに低下してしまう。
【0006】図13の移動装置によれば、壁面105と
の接地機構である車輪102と磁石104とが互いに独
立して配置されているため、壁面105に設けられたボ
ルト列などの突起物をさけることができる。しかし、磁
石104と壁面105との間に大きな隙間が必要なため
に磁石104の壁面105に対する吸着力は非常に弱く
なり、垂直面及び天井面に移動装置を保持できない。
【0007】また、真空吸着式の壁面移動装置によれ
ば、壁面の段差部などは、真空破壊を起こすために通過
することができない。
【0008】本発明は、段差、凹凸、突起、曲率などの
ある壁面でも十分な力で吸着して自在に移動できる磁力
吸着式移動装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る磁力吸
着式移動装置は、循環して駆動される履帯の一部を磁性
体の走行面に磁力で吸着させて該走行面上を走行する複
数の履帯装置と、走行方向に沿って並ぶ複数の前記履帯
装置を互いに連結するとともに走行面から離れた履帯装
置を該走行面に向けて付勢する弾性連結手段とを備えて
いる。
【0010】第2の発明に係る磁力吸着式移動装置は、
前記第1の発明に係る磁力吸着式移動装置を走行方向と
平行に複数設け、前記各履帯装置を互いに回転自在とな
るように連結したことを特徴とする。
【0011】
【作用】磁力吸着式移動装置は、各履帯装置の全部又は
一部が各履帯の一部を走行面に密着させることによって
走行面に吸着し、履帯の循環駆動によって該走行面上を
走行する。走行面の凹凸等によって一部の履帯装置が走
行面から一時的に浮き上がっても、弾性連結手段によっ
て該履帯装置は走行面へ付勢されるので、走行面と履帯
は直ちに再度密着する。
【0012】
【実施例】本実施例の磁力吸着式移動装置30(移動装
置30)は、4台の履帯装置1を一体に組み合わせた構
造となっている。まず、図1〜図6により、この履帯装
置1について説明する。図1〜図3に示すように、履帯
装置1の台枠2は、下方に開口した凹部3を有してい
る。該凹部3の両側には、斜め上方の外側に向けてフラ
ンジ部4,4がそれぞれ設けられている。台枠2の該フ
ランジ部4には、前記凹部3を覆うように摺動プレート
5がボルト等の固定手段で取り付けられている。摺動プ
レート5の下面には、複数の矩形の溝部6及び突条7が
本装置1の進行方向と平行に形成されている。
【0013】前記台枠2の進行方向の前端及び後端に
は、駆動ホイール8及び従動ホイール9がそれぞれ設け
られている。各ホイール8,9はブラケット10,10
に支持されており、ブラケット10は支持軸11を介し
て台枠2に取り付けられている。支持軸11は台枠2に
対して軸方向の任意の位置で固定板12によって固定さ
れる。従って、各ホイール8,9の台枠2に対する位置
は所定範囲内で調整でき、両ホイール8,9の間隔は調
整できる。駆動ホイール8の回転軸は台枠の外に突出し
ており、その突出した端部には駆動スプロケット18が
固設されている。
【0014】前記両ホイール8,9の周面には歯13が
形成されており、さらに歯13にはホイール8,9の回
転方向に平行な複数の溝14が形成されている。
【0015】前記台枠2には無端の履帯15が装着され
ている。図4(b)に示すように、この履帯15の内面
側には、前記両ホイール8,9の歯13に噛み合う歯部
16が形成されている。また同図(a)に示すように、
この履帯15の歯部16の間には摺動部17が設けられ
ている。摺動部17は歯部16に対して相対的に低い溝
状の部分であり、低摩擦係数材料(例えばふっ素系樹
脂)からなる。即ち、この履帯15は、ゴムと炭素繊維
等の張力繊維からなる本体に、低摩擦係数材料を複合化
したものである。
【0016】そして、図4(a)に示すように、履帯1
5と摺動プレート5を組み合わせると、履帯15の歯部
16は摺動プレート5の溝部6に入るが、歯部16の頂
部と溝部6の底は接触しない。そして履帯15の摺動部
17が摺動プレート5の突条7に接触する。
【0017】次に、前記台枠2の凹部3内には、前記摺
動プレート5の内側面に磁石20が設けられている。こ
の磁石20の上には、適当に選択した複数板の鋼板から
なるヨーク21が重ねられ、ボルトで磁石20と一体に
されている。そして、磁石20及びヨーク21は、台枠
2に設けられた押えボルト22によって摺動プレート5
上に固定されている。
【0018】次に以上のように構成された履帯装置の単
体での作用を説明する。橋梁・タンク等のような鋼製構
造物の壁面に、履帯装置1を吸着させる。磁石20は、
台枠2の摺動プレート5及び履帯15ごしに壁面に磁力
を及ぼし、摺動プレート5を介して履帯15を壁面に押
し付ける。
【0019】図示しない駆動手段によって駆動ホイール
8に回転トルクを与えると、履帯15の歯部16にトル
クが伝達され、履帯15は台枠2に対して矢印方向に駆
動される。
【0020】摺動プレート5は台枠2に固定されている
ため、履帯15は摺動プレート5の突条7に接触する摺
動部17を摺動面として移動する。この摺動部17は低
摩擦係数材料で平滑に仕上げられているので、履帯15
との摺動で発生する内部摩擦力を小さく抑えることがで
きる。
【0021】また図4(a)に示すように、履帯15の
歯部16が摺動プレート5の溝部6にはまり込む構造で
あるため、横方向の外力が加わった時に両者が外れるこ
とはない。
【0022】従って、この履帯装置1によれば、壁面に
接触している履帯15及び摺動プレート5の厚さは小さ
く、この部分を介して平坦な磁石20が壁面に吸着力を
生ぜしめる。即ち、磁石20による吸着力は、接触面の
ほぼ全長にわたってほぼ一定した十分な強さで生じ、装
置1を壁面に確実に吸着させる。従って、走行面である
壁面に、段差、ボルト列などの大きな凹凸面があって
も、脱落することなく確実にこれを乗り越えることがで
きる。
【0023】例えば、磁石が厚さ25mm、平面形状が
200×100mm、重量3.75kgfの希土類ネオ
ジウム磁石である場合、磁石の下面と壁面のギャップδ
(mm)と、装置全体の吸着力S(kgf)との関係
は、図5に示す通りとなった。また、吸着力S(kg
f)と走行抵抗の関係は図6に示す通りとなった。図6
より、使用域での走行抵抗は、吸着力の10%程度であ
り、一般の弾性車輪の走行抵抗/車重比と大差ない。従
って、強力な吸着力を有しているにもかかわらず移動は
円滑に行なわれ、高い実用性を有している。
【0024】次に、図7に示すように、本実施例の移動
装置30は、前述したような安定した走行機能を有する
履帯装置1が4台組み合わされて構成されている。本移
動装置30の基体となる中心軸31の両端には、それぞ
れフレーム32,32が設けられている。フレーム32
は移動装置30の移動方向に沿った細長い箱状の部材で
あり、そのほぼ中央部において前記中心軸31に揺動自
在に取り付けられている。
【0025】各フレーム32の一端には、それぞれモー
タ33が設けられている。また、各フレーム32の他端
と、各モータ33の近傍には、それぞれ履帯装置1がフ
レーム32に対して回動自在となるように支持軸34を
介して設けられている。即ち、各フレーム32ごとに、
それぞれ2台づつの履帯装置1,1が、移動方向に沿っ
て所定間隔をおいて並設されている。
【0026】各フレーム32において、二本の支持軸3
4,34には、それぞれスプロケット35が設けられて
いる。両支持軸34,34のスプロケット35,35は
チェン36を介して連動しており、また各支持軸34,
34のスプロケット35,35と該支持軸34に支えら
れる履帯装置1の駆動スプロケット18とはチェン37
で連動するようになっている。そして、一方の支持軸3
4のスプロケット35が、前記モータ33によって駆動
されるようになっている。従って、2台のモータ33を
駆動することによって、左右のフレームごとにそれぞれ
2台の履帯装置1,1を同方向又は逆方向に駆動するこ
とができる。
【0027】図7及び図8に示すように、共通のフレー
ム32に連結された前後一対の履帯装置1,1は、リン
ク部41とコイルバネ42を有する弾性連結手段40に
よっても連結されている。
【0028】即ち、2台の履帯装置1,1において、隣
り合う両ホイール8,9の各回転軸の端面には、長孔4
3aを有する固定部材43が、該長孔43aを挿通する
ピン44によってそれぞれ連結されている。そして各固
定部材43のねじ部43bがターンバックル45の両端
にねじ込まれて、両履帯装置1,1を所定の自由度で連
結するリンク部41を構成している。
【0029】前記リンク部41のターンバックル45
と、各履帯装置1の台枠2の側面とは、それぞれコイル
ばね42によって連結されている。コイルばね42の一
端はターンバックル45の中央下側に連結され、他端は
前記ピン44よりも下方において台枠2に回動自在に固
定されている。このコイルばね42は、引き伸ばされた
状態で取り付けられ、リンク部41のピン44を中心に
各履帯装置1を下方へ回動する方向へ付勢している。従
って、この一対の履帯装置1,1を壁面から離せば、一
対のコイルばね42,42の付勢力によって両履帯装置
1,1は履帯15の接触面側を互いに接近させる方向に
移動することになる。
【0030】なお、以上の構成の説明ではふれなかった
が、この移動装置30を自走式の検査・補修ロボット等
として用いるのであれば、それに必要な装備等を前記フ
レーム32乃至中心軸31等に搭載する必要がある。例
えば、検査装置、修理装置、動力源、装備及びモータ等
の制御装置、遠隔操縦装置等をフレーム32等に備えつ
ける。
【0031】次に、本実施例の移動装置30の作用を説
明する。まず、本移動装置30を橋梁・タンク等のよう
な鋼製構造物の壁面に吸着させる。壁面に対する吸着及
び移動時の作用は、履帯装置1単体の場合とほぼ同じで
あるが、複数台の履帯装置1による吸着効果は強力であ
る。
【0032】次に、本移動装置30が垂直な壁面上でボ
ルト列等の段差部を乗り越える際の作用を説明する。ま
ず、各フレーム32において、一対の履帯装置1,1
は、両端を長孔43aで支持されたリンク部41によっ
て連結されているので、この長孔43aとピン44のあ
そびによって図9(a),(b)に示すように動くこと
ができる。
【0033】そして図10に示すように前方の履帯装置
1aが垂直な壁面50を上昇して段差部51を乗り越え
ようとすると、この上側の履帯装置1aは先端が持ち上
がって壁面50から大きく離れ、壁面50との接触面積
がきわめて小さくなる。図10において、段差部51に
乗り上げて位置(A)にある履帯装置1aは矢印OY
向の変位の限界にある。
【0034】この時、段差部51に乗り上げている方の
履帯装置1aとリンク部41とを連結している一方のコ
イルばね42は図示のように伸びている。このコイルば
ね42が上方の履帯装置1aに復元力を与えるので、こ
のまま上側の履帯装置1aが外へ倒れてしまうことはな
い。そして、この復元力により、該履帯装置1aは壁面
50側に引き戻され、段差部51の上に素早く乗り移っ
て履帯15を走行面に密着させることができる。
【0035】本移動装置30は、このように弾性連結手
段40を介して所定の回転自由度でフレームに連結され
た2台の履帯装置1,1を2組有しており、さらに各組
が中心軸31に対して自在に回動できるようになってい
る。従って、四つの履帯装置1の壁面50に対する接地
点の高さに相対的な差異があっても、各履帯装置1は常
に壁面50と接触し、走行面に段差部51等があっても
常に十分な吸着力で走行面に吸着して走行することがで
きる。
【0036】なお、この移動装置30の走行方向を変え
る時は、進行方向の左右にある履帯装置1の駆動スピー
ドを変えればよい。またモータ33の逆転によって後退
することもできる。
【0037】図11は、本実施例の移動装置30の垂直
な壁面50における力学的釣合いを模式的に示したもの
である。ここで、G:重心、W:自重、Su:上部履帯
装置1台の吸着力、SL :下部履帯装置1台の吸着力、
μ:履帯と壁面との粘着係数、Fu:上部履帯の粘着
力、FL :下部履帯の粘着力、L:ホイールベース、
h:壁面からの重心オフセットであり、ここでFi=μ
Siが成り立つ。
【0038】滑り落ちない条件は、 2μ(Su+SL )>W … 上履帯がはげ落ちない条件は、 2・Su・L>W・h …
【0039】2台の履帯装置1,1が共にボルト列上に
ある時の吸着力が最も弱くなるので、その時の吸着力が
上の2式,を満たすように磁石等の条件を定めれば
よい。
【0040】以上説明した一実施例では、履帯装置1を
前後に2台並べて連結し、これを左右に並べて計4台の
履帯装置1を用いた。しかしながら、進行方向に3台以
上の履帯装置1を一列に並べて弾性連結手段40で連結
してもよいし、2台又は3台以上の履帯装置1を連結し
たものを、左右に2列以上並べて一体にしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の磁力吸着式移動装置によれば、
磁力によって壁面に吸着する複数の履帯装置を弾性連結
手段で連結し、走行面から浮き上った履帯装置には走行
面側へ向いた力が働くようにしている。
【0042】従って本発明によれば、履帯が走行面に対
して不完全接触(点接触、線接触)となる段差部等にお
いては、当該履帯装置の吸着力の減少分は完全接触(面
接触)している他の履帯装置によって補われ、さらに浮
き上がった履帯装置は転倒することなく弾性連結手段の
付勢力によって走行面に戻される。これによって、滑り
落ちや剥がれ落ちのない十分な吸着力を確保できるとと
もに、安定した状態で凹凸のある走行面を移動すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における履帯装置の平断面図である。
【図2】一実施例における履帯装置の正面図である。
【図3】図2のA−A切断線における断面図である。
【図4】(a)は図3の履帯付近の拡大断面図であり、
(b)は図3のb−b切断線における断面図である。
【図5】一実施例における磁石と壁面の間隔と吸着力と
の関係を示すグラフである。
【図6】一実施例における吸着力と走行抵抗の関係を示
すグラフである。
【図7】一実施例の移動装置の平断面図である。
【図8】一実施例の移動装置の弾性連結装置を示す図で
ある。
【図9】一実施例の移動装置における履帯装置の変位を
示す図である。
【図10】一実施例の移動装置の作用を示す図である。
【図11】一実施例の移動装置の走行面における力学的
な釣合いを示す模式図である。
【図12】従来の磁石車輪を示す図である。
【図13】従来の移動装置の他の構造例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 磁力吸着式履帯装置(履帯装置) 15 履帯 30 磁力吸着式移動装置(移動装置) 40 弾性連結手段 50 走行面としての壁面
フロントページの続き (72)発明者 秋山 和夫 東京都千代田区霞が関一丁目4番1号 株 式会社新潟鉄工所交通システム事業部内 (72)発明者 朝倉 義博 兵庫県明石市朝霧3−1−8 第2水野マ ンション102 (72)発明者 谷口 弘文 静岡県富士市大渕2711−5

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環して駆動される履帯の一部を磁性体
    の走行面に磁力で吸着させて該走行面上を走行する複数
    の履帯装置と、走行方向に沿って並ぶ複数の前記履帯装
    置を互いに連結するとともに走行面から離れた履帯装置
    を該走行面に向けて付勢する弾性連結手段とを備えた磁
    力吸着式移動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁力吸着式移動装置を走
    行方向と平行に複数設け、前記各履帯装置を互いに回転
    自在となるように連結した磁力吸着式移動装置。
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