JPH0614409B2 - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents
光学的情報記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0614409B2 JPH0614409B2 JP60059151A JP5915185A JPH0614409B2 JP H0614409 B2 JPH0614409 B2 JP H0614409B2 JP 60059151 A JP60059151 A JP 60059151A JP 5915185 A JP5915185 A JP 5915185A JP H0614409 B2 JPH0614409 B2 JP H0614409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tracking
- information recording
- objective lens
- optical pickup
- error signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08517—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only
Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はトラツキング制御を光ピツクアツプ内の光学系
を移動させるトラツキング制御手段と、光ピツクアツプ
自体を移動させるキヤリツジ駆動手段との２とおりの手
段によつて行う光学的情報記録再生装置に関する。
を移動させるトラツキング制御手段と、光ピツクアツプ
自体を移動させるキヤリツジ駆動手段との２とおりの手
段によつて行う光学的情報記録再生装置に関する。
従来技術 多数のトラツクを有する記録媒体に光ビームを照射する
ことにより情報の記録・再生又は消去を行う装置は広く
知られている。
ことにより情報の記録・再生又は消去を行う装置は広く
知られている。
これらの装置では、記録密度が高くトラツク幅が狭い上
隣接トラツク間の距離が非常に接近しているので、光ビ
ームを目標トラツク上に追従させるためのトラツキング
制御手段が重要な役割を果たしている。
隣接トラツク間の距離が非常に接近しているので、光ビ
ームを目標トラツク上に追従させるためのトラツキング
制御手段が重要な役割を果たしている。
従来、トラツキング制御は対物レンズあるいはミラー等
の光ピツクアツプ内の光学系の位置を制御して行つてい
たが、近年いわゆる二段サーボ方式と呼ばれる制御方式
が考えられている。
の光ピツクアツプ内の光学系の位置を制御して行つてい
たが、近年いわゆる二段サーボ方式と呼ばれる制御方式
が考えられている。
これは、トラツキング制御を、対物レンズ又はミラーの
駆動と光ピツクアツプ自体を移動させるキヤリツジ駆動
との共同作業を行うもので、第３図を用いて詳細を説明
する。
駆動と光ピツクアツプ自体を移動させるキヤリツジ駆動
との共同作業を行うもので、第３図を用いて詳細を説明
する。
記録媒体１はスピンドルモータ２により回転する。光ピ
ツクアツプ３は、記録媒体上に情報を記録・再生又は消
去を行う為のもので、キヤリツジ４上に載せられて、VC
M（ボイスコイルモータ）等のキヤリツジ駆動手段５に
より、媒体１の半径方向に駆動される。
ツクアツプ３は、記録媒体上に情報を記録・再生又は消
去を行う為のもので、キヤリツジ４上に載せられて、VC
M（ボイスコイルモータ）等のキヤリツジ駆動手段５に
より、媒体１の半径方向に駆動される。
光ピツクアツプ３内を説明すると、半導体レーザ等の光
源６からの光束は、コリメータレンズ７にて平行光とさ
れ、偏光プリズム８，1/4入板９を通過して対物レンズ1
0の作用により、記録媒体１上に集光する。記録媒体１
にて反射された光束は、1/4入板の作用により偏光プリ
ズム８にて反射し、デイテクタ11に入射する。デイテク
タ11は、反射光から媒体上の情報信号及びトラツクエラ
ー信号，フオーカスエラー信号の検出を行つている。
源６からの光束は、コリメータレンズ７にて平行光とさ
れ、偏光プリズム８，1/4入板９を通過して対物レンズ1
0の作用により、記録媒体１上に集光する。記録媒体１
にて反射された光束は、1/4入板の作用により偏光プリ
ズム８にて反射し、デイテクタ11に入射する。デイテク
タ11は、反射光から媒体上の情報信号及びトラツクエラ
ー信号，フオーカスエラー信号の検出を行つている。
デイテクタ11の出力に基づいてトラツキング制御回路12
は、所定トラツクと光ビームとのずれを表わすトラツク
エラー信号（以下TESと略す）を生成する。
は、所定トラツクと光ビームとのずれを表わすトラツク
エラー信号（以下TESと略す）を生成する。
TESはトラツキングコイル13に加わり、対物レンズ10を
駆動すると同時にキヤリツジ駆動回路14に印加し、キヤ
リツジ駆動手段５を働かせて光ピツクアツプ３自体を駆
動してトラツキングのずれを補正する。
駆動すると同時にキヤリツジ駆動回路14に印加し、キヤ
リツジ駆動手段５を働かせて光ピツクアツプ３自体を駆
動してトラツキングのずれを補正する。
対物レンズ10は通常バネ（図示しない）を介して光ピツ
クアツプ３本体に固定されている。従つて、トラツキン
グコイル13に制御信号が入らないと、対物レンズ10は、
バネのつりあいに応じた機械的中立点に位置している。
クアツプ３本体に固定されている。従つて、トラツキン
グコイル13に制御信号が入らないと、対物レンズ10は、
バネのつりあいに応じた機械的中立点に位置している。
従来の対物レンズのみによるトラツキング制御では、機
械的中立点からの対物レンズの偏位が大きくなるためTE
Sに光学的オフセツト分が発生し目標トラツクからずれ
た位置をトラツキングする。
械的中立点からの対物レンズの偏位が大きくなるためTE
Sに光学的オフセツト分が発生し目標トラツクからずれ
た位置をトラツキングする。
これに対し、二段サーボ方式は、対物レンズが例えば右
方に移動したら、キヤリツジの方も右方に移動し、対物
レンズが常に機械的中立点近傍にあるよう制御するの
で、TESにオフセツト信号が発生せず、トラツク上を忠
実に追従できるものである。
方に移動したら、キヤリツジの方も右方に移動し、対物
レンズが常に機械的中立点近傍にあるよう制御するの
で、TESにオフセツト信号が発生せず、トラツク上を忠
実に追従できるものである。
この二段サーボの概念を更に進展させ、２つの手段によ
るトラツキング動作開始タイミングをずらす技術が本出
願人により特願昭58-25167号明細書に開示されている。
トラツキング動作を開始する場合、まず先に対物レンズ
を調整するトラツキング動作を行い、少し遅れて光ピツ
クアツプ全体を移動するキヤリツジ駆動手段による制御
動作を行うのである。このように時間差をおいて二段サ
ーボを開始することにより、トラツキングが安定するま
での時間を短縮することができる。しかしながら、この
ような時間差をもつた二段サーボには次のような欠点が
ある。即ち、第４図に示すグラフのように、対物レンズ
の駆動手段とキヤリツジ駆動手段の周波数応答特性を比
べると、前者は低域では応答性が悪く、後者は高域では
応答性が悪いのである。ここでトラツキング動作を開始
した直後の追従動作を考えると、まず低域周波数変動に
完全に追従しおえてからはじめて高域周波数変動への追
従がなされる。ところが前述したように、トラツキング
動作開始直後は、対物レンズ駆動によるトラツキング制
御のみを行うので、低域での応答性が悪く、十分な追従
制御を行うことができないのである。
るトラツキング動作開始タイミングをずらす技術が本出
願人により特願昭58-25167号明細書に開示されている。
トラツキング動作を開始する場合、まず先に対物レンズ
を調整するトラツキング動作を行い、少し遅れて光ピツ
クアツプ全体を移動するキヤリツジ駆動手段による制御
動作を行うのである。このように時間差をおいて二段サ
ーボを開始することにより、トラツキングが安定するま
での時間を短縮することができる。しかしながら、この
ような時間差をもつた二段サーボには次のような欠点が
ある。即ち、第４図に示すグラフのように、対物レンズ
の駆動手段とキヤリツジ駆動手段の周波数応答特性を比
べると、前者は低域では応答性が悪く、後者は高域では
応答性が悪いのである。ここでトラツキング動作を開始
した直後の追従動作を考えると、まず低域周波数変動に
完全に追従しおえてからはじめて高域周波数変動への追
従がなされる。ところが前述したように、トラツキング
動作開始直後は、対物レンズ駆動によるトラツキング制
御のみを行うので、低域での応答性が悪く、十分な追従
制御を行うことができないのである。
発明の目的 そこで本発明は時間差をもつた二段サーボによつて、常
に追従性のよい的確なトラツキング制御をしうる光学的
情報記録再生装置を提供することを目的とする。
に追従性のよい的確なトラツキング制御をしうる光学的
情報記録再生装置を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明の特徴は、光ピツクアツプ内の光学系を移動する
トラツキング駆動手段と光ピツクアツプ自体を移動する
キヤリツジ駆動手段とを有する光学的情報記録再生装置
ににおいて、トラツキング駆動手段だけによつてトラツ
キング制御を行う場合には、トラツキングエラー信号の
低域周波数成分のゲインを高めて光学系の制御を行うよ
うにし、常に追従性のよい的確なトラツキング制御を行
えるようにした点にある。
トラツキング駆動手段と光ピツクアツプ自体を移動する
キヤリツジ駆動手段とを有する光学的情報記録再生装置
ににおいて、トラツキング駆動手段だけによつてトラツ
キング制御を行う場合には、トラツキングエラー信号の
低域周波数成分のゲインを高めて光学系の制御を行うよ
うにし、常に追従性のよい的確なトラツキング制御を行
えるようにした点にある。
実施例 以下本発明を図示する実施例に基じて詳述する。第１図
は本発明の一実施例に係る光学的情報記録再生装置のブ
ロツク図である。光ピツクアツプ１内には、光学系とし
て、半導体レーザ21，コリメータレンズ22，整形プリズ
ム23，偏光プリズム24，1/4波長板25，対物レンズ2
6，、反射プリズム27が設けられている。半導体レーザ2
1から出た光ビームはコリメータレンズ22で平行光線と
なり、整形プリズム23でビーム断面を円形にした後、偏
光プリズム24，更に1/4波長板25を通り、対物レンズ26
によつて焦点調節されて情報記録媒体４の所定位置に照
射される。情報記録媒体４はスピンドルモータ６によつ
て回転させられる。情報記録媒体４からの反射光は、対
物レンズ26によつて集められ、1/4波長板25の作用によ
り、偏光プリズム27で反射し、次に反射プリズム27で反
射し、反射光検出手段としての２分割光デイテクタ51で
検出され、この検出信号は差動増幅器52に与えられ、そ
の差分がトラツキング、制御回路８に与えられる。
は本発明の一実施例に係る光学的情報記録再生装置のブ
ロツク図である。光ピツクアツプ１内には、光学系とし
て、半導体レーザ21，コリメータレンズ22，整形プリズ
ム23，偏光プリズム24，1/4波長板25，対物レンズ2
6，、反射プリズム27が設けられている。半導体レーザ2
1から出た光ビームはコリメータレンズ22で平行光線と
なり、整形プリズム23でビーム断面を円形にした後、偏
光プリズム24，更に1/4波長板25を通り、対物レンズ26
によつて焦点調節されて情報記録媒体４の所定位置に照
射される。情報記録媒体４はスピンドルモータ６によつ
て回転させられる。情報記録媒体４からの反射光は、対
物レンズ26によつて集められ、1/4波長板25の作用によ
り、偏光プリズム27で反射し、次に反射プリズム27で反
射し、反射光検出手段としての２分割光デイテクタ51で
検出され、この検出信号は差動増幅器52に与えられ、そ
の差分がトラツキング、制御回路８に与えられる。
トラツキング制御回路では、この差分信号に基づいてTE
S（トラツキングエラー信号）を発生し、このTESを２と
おりの制御手段に与える。第１の制御手段は、トラツキ
ング駆動手段としてのトラツキングコイル31であり、第
２の制御手段は、キヤリツジ駆動手段としてのVCM72で
ある。VCM72の制御手段であるVCM駆動回路71へはTESを
そのまま与えるが、対物レンズ駆動回路31へはTESを周
波数ゲイン補正装置９を介して与える。なお、VCM駆動
回路71は、光ピツクアツプ自体を媒体４の半径方向に動
かすためのVCM（ボイスコイルモータ）72を駆動させる
回路であり通常はTESに基いて動作するが、シーク動作
時には光ピツクアツプの半径方向位置を検出するリニア
スケール10からの制御信号に基づいて動作する。
S（トラツキングエラー信号）を発生し、このTESを２と
おりの制御手段に与える。第１の制御手段は、トラツキ
ング駆動手段としてのトラツキングコイル31であり、第
２の制御手段は、キヤリツジ駆動手段としてのVCM72で
ある。VCM72の制御手段であるVCM駆動回路71へはTESを
そのまま与えるが、対物レンズ駆動回路31へはTESを周
波数ゲイン補正装置９を介して与える。なお、VCM駆動
回路71は、光ピツクアツプ自体を媒体４の半径方向に動
かすためのVCM（ボイスコイルモータ）72を駆動させる
回路であり通常はTESに基いて動作するが、シーク動作
時には光ピツクアツプの半径方向位置を検出するリニア
スケール10からの制御信号に基づいて動作する。
次に本装置のトラツキング動作を開始してから安定する
までの動作について説明する。
までの動作について説明する。
トラツキング動作が開始すると、まず第１の制御手段、
即ち対物レンズの調整によるトラツキング（Ｏ・TRK）
を先行させる。第２の制御手段、即ち光ピツクアツプの
移動によるトラツキング（P・TRK）はまだ行わない。従
つて第１図で、TES信号は周波数ゲイン補正装置９を介
して対物レンズ駆動回路31に与えられている。この状態
では、周波数ゲイン補正装置９はTESの低域周波数成分
のゲインを高める機能を果たしている。従つて対物レン
ズ駆動回路31に実際に与えられるTES信号は低域周波数
成分が増幅されたものとなり、まず低域周波数変動への
追従がなされることになる。
即ち対物レンズの調整によるトラツキング（Ｏ・TRK）
を先行させる。第２の制御手段、即ち光ピツクアツプの
移動によるトラツキング（P・TRK）はまだ行わない。従
つて第１図で、TES信号は周波数ゲイン補正装置９を介
して対物レンズ駆動回路31に与えられている。この状態
では、周波数ゲイン補正装置９はTESの低域周波数成分
のゲインを高める機能を果たしている。従つて対物レン
ズ駆動回路31に実際に与えられるTES信号は低域周波数
成分が増幅されたものとなり、まず低域周波数変動への
追従がなされることになる。
続いて第２の制御手段、即ち光ピツクアツプの移動によ
るトラツキング（P・TRK）を動作を開始し、二段サーボ
を行う。従つて、TESは対物レンズ駆動回路31とVCM駆動
回路71との双方に与えられることになる。ところで、こ
の二段サーボに入つた時点から、周波数ゲイン補正装置
９による低域周波数成分のゲイン増幅を停止させるよう
にしなければならない。対物レンズ駆動回路31に相変わ
らず低域周波数成分のゲインが高められたTES信号を与
えていると、低域変動に対する追従が相変わらず対物レ
ンズ駆動回路によつて行われてしまい、VCM駆動回路71
による追従が十分行われなくなるからである。そこで二
段サーボに入つた時点から、周波数ゲイン補正装置９は
TESをそのまま対物レンズ駆動回路31に与えるようにす
る。これにより、低域変動に対する追従はVCM駆動回路7
1により、高域変動に対する追従はは対物レンズ駆動回
路31により、それぞれ役割を分担させた二段サーボが完
了し、定常状態に入ることができる。
るトラツキング（P・TRK）を動作を開始し、二段サーボ
を行う。従つて、TESは対物レンズ駆動回路31とVCM駆動
回路71との双方に与えられることになる。ところで、こ
の二段サーボに入つた時点から、周波数ゲイン補正装置
９による低域周波数成分のゲイン増幅を停止させるよう
にしなければならない。対物レンズ駆動回路31に相変わ
らず低域周波数成分のゲインが高められたTES信号を与
えていると、低域変動に対する追従が相変わらず対物レ
ンズ駆動回路によつて行われてしまい、VCM駆動回路71
による追従が十分行われなくなるからである。そこで二
段サーボに入つた時点から、周波数ゲイン補正装置９は
TESをそのまま対物レンズ駆動回路31に与えるようにす
る。これにより、低域変動に対する追従はVCM駆動回路7
1により、高域変動に対する追従はは対物レンズ駆動回
路31により、それぞれ役割を分担させた二段サーボが完
了し、定常状態に入ることができる。
第２図に周波数ゲイン補正装置９の一構成例を示す。い
ま、対物レンズを調整してトラツキング動作を行つてい
る場合にＯ・WRK信号がハイレベルに、また、光ピツク
アツプを移動してトラツキング動作を行つている場合に
Ｐ・TRK信号がハイレベルなるものとする。トラツキン
グ動作開始直後は、Ｏ・TRK信号のみがハイレベルとな
つているから、ANDゲート93の出力はローレベルとな
り、スイツチS2はOFF状態となる。一方スイツチS1には
インバータ94を介してハイレベルの信号が与えられるた
め、ON状態となる。従つてTES信号は低域積分ゲイン回
路91において、低域周波数成分が増幅され、更に位相補
償回路92で位相補償を受け、対物レンズ駆動回路31に与
えられることになる。
ま、対物レンズを調整してトラツキング動作を行つてい
る場合にＯ・WRK信号がハイレベルに、また、光ピツク
アツプを移動してトラツキング動作を行つている場合に
Ｐ・TRK信号がハイレベルなるものとする。トラツキン
グ動作開始直後は、Ｏ・TRK信号のみがハイレベルとな
つているから、ANDゲート93の出力はローレベルとな
り、スイツチS2はOFF状態となる。一方スイツチS1には
インバータ94を介してハイレベルの信号が与えられるた
め、ON状態となる。従つてTES信号は低域積分ゲイン回
路91において、低域周波数成分が増幅され、更に位相補
償回路92で位相補償を受け、対物レンズ駆動回路31に与
えられることになる。
続いて二段サーボに入り、Ｏ・TRK信号とＰ・TRK信号が
ともにハイレベルとなると、ANDゲート93の出力ハイレ
ベルとなり、スイツチS2はON状態、スイツチS1はOFF状
態とななる。従つてTESは低域積分ゲイン回路91を通ら
ずに、位相補償回路92で位相補償だけを受け、対物レン
ズ駆動回路31に与えられることになる。
ともにハイレベルとなると、ANDゲート93の出力ハイレ
ベルとなり、スイツチS2はON状態、スイツチS1はOFF状
態とななる。従つてTESは低域積分ゲイン回路91を通ら
ずに、位相補償回路92で位相補償だけを受け、対物レン
ズ駆動回路31に与えられることになる。
以上の実施例では、トラツキング駆動を対物レンズの移
動により行つてきたが、本発明はミラーあるいは光源等
の他の光学部材を移動させる場合も同様の実施が可能で
ある。
動により行つてきたが、本発明はミラーあるいは光源等
の他の光学部材を移動させる場合も同様の実施が可能で
ある。
また、キヤリツジ駆動手段もVCMの他にボールネジ、α
ベルト等公知手段を用いることができる。
ベルト等公知手段を用いることができる。
発明の効果 以上のとおり本発明によれば、光学系の調整と光ピツク
アツプの移動との２つのトラツキング制御手段を有する
光学的情報記録再生装置において、光学系の調整だけに
よつてトラツキング制御を行う場合にトラツキングエラ
ー信号の低域周波数成分のゲインを高めて光学系の制御
を行うようにしたため、常に追従性のよい的確なトラツ
キング制御が可能である。
アツプの移動との２つのトラツキング制御手段を有する
光学的情報記録再生装置において、光学系の調整だけに
よつてトラツキング制御を行う場合にトラツキングエラ
ー信号の低域周波数成分のゲインを高めて光学系の制御
を行うようにしたため、常に追従性のよい的確なトラツ
キング制御が可能である。
第１図は本発明の一実施例に係る光学的情報記録再生装
置のブロツク図、第２図は第１図に示す実施例の周波数
ゲイン補正装置の一例を示すブロツク図、第３図は従来
の二段サーボ式光学的情報記録再生装置の一例を示すブ
ロツク図、第４図は二段サーボにおける各アクチユエー
タの周波数応答特性を示すグラフである。 １……光ピツクアツプ ２……光学系 ２１……半導体レーザ ２２……コリメータレンズ ２３……プリズム ２４……偏光プリズム ２５……1/4波長板 ２６……対物レンズ ２７……反射プリズム ３……光学系アクチユエータ ３１……対物レンズ駆動回路 ４……情報記録媒体 ５……反射光検出手段 ５１……二分割光デイテクタ ５２……差動増幅器 ６……スピンドルモータ ７……光ピツクアツプアクチユエータ ７１……VCM駆動回路 ８……トラツキング制御回路 ９……周波数ゲイン補正装置 ９１……低域積分ゲイン回路 ９２……位相補償回路 ９３……AND回路 ９４……インバータ １０……リニアスケール回路 S1,S2……スイツチ
置のブロツク図、第２図は第１図に示す実施例の周波数
ゲイン補正装置の一例を示すブロツク図、第３図は従来
の二段サーボ式光学的情報記録再生装置の一例を示すブ
ロツク図、第４図は二段サーボにおける各アクチユエー
タの周波数応答特性を示すグラフである。 １……光ピツクアツプ ２……光学系 ２１……半導体レーザ ２２……コリメータレンズ ２３……プリズム ２４……偏光プリズム ２５……1/4波長板 ２６……対物レンズ ２７……反射プリズム ３……光学系アクチユエータ ３１……対物レンズ駆動回路 ４……情報記録媒体 ５……反射光検出手段 ５１……二分割光デイテクタ ５２……差動増幅器 ６……スピンドルモータ ７……光ピツクアツプアクチユエータ ７１……VCM駆動回路 ８……トラツキング制御回路 ９……周波数ゲイン補正装置 ９１……低域積分ゲイン回路 ９２……位相補償回路 ９３……AND回路 ９４……インバータ １０……リニアスケール回路 S1,S2……スイツチ
Claims (1)
- 【請求項１】情報記録媒体に光ビームを照射して、その
反射光を検出する光ピックアップと、 この光ピックアップ内の光学系を移動させることにより
前記光ビームを移動させるトラッキング駆動手段と、 前記光ピックアップを移動するキャリッジ駆動手段と、 前記反射光の検出信号に基づいて前記情報記録媒体上の
トラックからの前記光ビームの位置ずれを示すトラッキ
ングエラー信号を発生するトラッキングエラー信号発生
手段とを備え、 前記トラッキング駆動手段と前記キャリッジ駆動手段と
を前記トラッキングエラー信号で制御することによりト
ラッキング制御を行う光学的情報記録再生装置におい
て、 前記トラッキング駆動手段のみが前記トラッキングエラ
ー信号で制御される期間中に、前記トラッキングエラー
信号の低周波数成分のゲインを高めるゲイン制御手段を
備えたことを特徴とする光学的情報記録再生装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60059151A JPH0614409B2 (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 光学的情報記録再生装置 |
| US06/840,928 US4761773A (en) | 1985-03-23 | 1986-03-18 | Tracking control apparatus |
| DE19863609467 DE3609467A1 (de) | 1985-03-23 | 1986-03-20 | Spursteuervorrichtung fuer ein datenaufzeichnungs/wiedergabegeraet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60059151A JPH0614409B2 (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 光学的情報記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61217939A JPS61217939A (ja) | 1986-09-27 |
| JPH0614409B2 true JPH0614409B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=13105057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60059151A Expired - Lifetime JPH0614409B2 (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 光学的情報記録再生装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4761773A (ja) |
| JP (1) | JPH0614409B2 (ja) |
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Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3763679D1 (de) * | 1986-02-10 | 1990-08-23 | Hitachi Ltd | Gasentladungsanzeige. |
| JPH0782656B2 (ja) * | 1986-07-11 | 1995-09-06 | 株式会社日立製作所 | 光デイスク装置 |
| US5073881A (en) * | 1987-06-24 | 1991-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc apparatus with rapid and stable accessing capability |
| KR970010941B1 (ko) * | 1994-04-30 | 1997-07-02 | 대우전자 주식회사 | 레이저어레이를 갖춘 광픽업장치 |
| KR0137245B1 (ko) * | 1995-05-31 | 1998-05-15 | 배순훈 | 듀얼포커스법에 사용되는 광학헤드 위치 조절장치(an optical head position adjusting device using at the method of dual focus) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5817549A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-02-01 | Hitachi Ltd | 光学的トラツク追従装置 |
| JPS58166567A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報トラックの検索装置 |
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1985
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1986
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- 1986-03-20 DE DE19863609467 patent/DE3609467A1/de active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3609467A1 (de) | 1986-11-27 |
| US4761773A (en) | 1988-08-02 |
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| JPS61217939A (ja) | 1986-09-27 |
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