JPH06143988A - 加湿冷却方式換気装置 - Google Patents

加湿冷却方式換気装置

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JPH06143988A
JPH06143988A JP4295998A JP29599892A JPH06143988A JP H06143988 A JPH06143988 A JP H06143988A JP 4295998 A JP4295998 A JP 4295998A JP 29599892 A JP29599892 A JP 29599892A JP H06143988 A JPH06143988 A JP H06143988A
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JP
Japan
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air
air passage
outside
passage
port
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JP4295998A
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Inventor
Seiji Inoue
誠司 井上
Yoshinori Kawamura
義則 川村
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の温度上昇を抑制する加湿冷却方式の換
気装置を提供する。例えば、夏期等における炎天下駐車
時の車室内の温度上昇を抑制し、車室内の不快感低減お
よび車内搭載品の高温による悪影響を抑えるのに最適な
ものである。 【構成】 外気を取り入れる第1室外口2と、室内に外
気を導入する第1室内口3を連通させる第1空気通路1
5を備えた換気装置において、前記第1空気通路15途
中から分岐して、外気を排出する第2室外口5へ連通さ
せる第2空気通路16と、該第2空気通路16を通過す
る空気を加湿させるための水供給装置としてのノズル
6、ポンプ8、タンク9と、前記第1空気通路15と前
記第2空気通路16を通過する空気を互いに熱交換させ
る熱交換器としてのヒートパイプ7、吸熱フィン13、
放熱フィン14と、前記第1室外口2から第1室内口3
および第2室外口5へ外気を導入させる送風装置とを備
えている。本構成によれば、室内の温度上昇を低温に抑
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加湿冷却方式の換気装
置に関するものであり、例えば車両駐車時の換気用とし
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】この種の換気装置の一例として、特開昭
59−57022号公報に開示された技術が知られてい
る。この装置は、車体に配設された太陽光線を電気エネ
ルギ−に変換する太陽電池と、この電気エネルギ−によ
り駆動される送風装置と、送風装置により車内と車外の
空気を交換する換気機構からなる。
【0003】この従来技術によれば、夏期等の車両駐車
時において、車載バッテリを使用することなく、車室内
の空気清浄および換気を行い、車室内の温度上昇を抑制
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置においては、単に外気を取り入れ車室内の換気を
行うため、ある程度は車室内温度の上昇を緩和するこが
できるが、依然として車室内温度は高いという問題点が
あった。
【0005】そこで本発明は、夏期等における、室内の
温度を比較的低温に維持することが可能な、加湿冷却方
式の換気装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、室外より外気を取り入れ、
室内に外気を導入する第1空気通路を備えた換気装置に
おいて、前記室外より外気を取り入れ、この外気を排出
する第2空気通路と、該第2空気通路を通過する空気中
に水分を供給し、該空気を加湿させるための水供給装置
と、前記加湿された空気により前記第1空気通路と前記
第2空気通路を通過する空気を互いに熱交換させ前記第
1空気通路を通過する空気を冷却する熱交換器と、前記
第1空気通路および第2空気通路へ外気を導入する送風
装置とを具備したことを特徴とする加湿冷却方式換気装
置を提供する。
【0007】
【作用】本発明によれば、室外から取り入れられた外気
は、第1空気通路を経て室内へ導入される。一方、前記
第2空気通路へ室外より導入された空気は、水供給装置
により供給された水の蒸発に伴う潜熱により冷却され、
熱交換器も導入空気に対する湿球温度近くまで冷却され
る。この低温は熱交換器を介して、第1空気通路を通過
する外気に伝達され、冷風が室内へ吹き出される。
【0008】
【実施例】次に本発明の、加湿冷却方式の換気装置を、
図に示す一実施例に基づき説明する。 〔第1実施例〕図1は、本発明の第1実施例を示すもの
で、車両に適用した加湿冷却方式の換気装置の構成断面
図を示したものである。
【0009】本実施例の加湿冷却方式の換気装置は、図
1に示すように、外気を導入する外気取り入れ口(第1
室外口)2と、車室内に通じる室内口(第1室内口)3
とを連通させる第1空気通路15と、前記外気取り入れ
口2を同一にし、前記第1空気通路15途中から分岐
し、車室外に通じる室外口(第2室外口)5を有する第
2空気通路16により構成される。
【0010】前記第1空気通路15内には、熱交換器の
主要部をなすヒ−トパイプ7の一端に設けられた熱交換
を行う吸熱フィン13と、車室内へ冷却された外気を吹
き出す室内ファン1が空気の流れ方向から順次配設され
ている。また第2空気通路16内には、ヒ−トパイプ7
の一端に設けられた熱交換を行う放熱フィン14と、放
熱フィン14を冷却するために水を噴射するノズル6
と、車室外へ外気を送り出す室外ファン4とが空気の流
れ方向から順次配設されている。さらに、前記ノズル6
へ水を供給するためのポンプ8と、第2空気通路16を
共有してノズル6下方部に水を溜めておくタンク9とが
備えられている。前記吸熱フィン13と放熱フィン14
はヒ−トパイプ7により連結されており、ヒ−トパイプ
7によって熱の伝達交換がなされることになる。
【0011】次に本実施例の作用を図2(イ)、(ロ)
に示す。図2(イ)は太陽電池等の供給電力が大きい場
合の作動図、図2(ロ)は供給電力が小さい場合の作動
図を示したものである。
【0012】まず供給電力が大きい場合の作動を図2
(イ)に示す。図2(イ)より、矢印17は外気の流れ
を示すものであるが、室内ファン1および室外ファン4
を駆動することにより、外気取り入れ口2より導入され
た外気は、第1空気通路15および第2空気通路16に
分流され、室内口3および室外口5へ導入される。前記
第2空気通路16内に設けられた、ノズル6から噴出さ
れた水は、放熱フィン14に付着し、そこで蒸発するこ
とにより、蒸発に伴う潜熱を奪い、その結果放熱フィン
14は導入空気に対する湿球温度近くにまで冷却され
る。例えば、導入空気(外気)が、温度40°C、湿度
30%の場合、放熱フィン14はおよそ25°Cまで冷
却される。この低い温度は、ヒ−トパイプ7の伝導によ
り第1空気通路15内の吸熱フィン13に伝達され、第
1空気通路15内へ導入された外気を冷却することにな
る。さらに冷却された外気は、室内ファン1により車室
内に吹き出され、車室内全体が冷却されることになる。
【0013】本実施例によれば、従来技術のように外気
を直接車室内に導入する場合に比べ、より低温に冷却し
た空気を車室内に導入できるため、炎天下駐車時の不快
感低減および車内搭載品の高温による悪影響を抑えるこ
とが可能となる。
【0014】また、冷却に用いた水は、車室内に入るこ
とはないので、冷却に伴い車室内の湿度が上昇すること
もない。なお、以上のような効果を得るために、ノズル
6から噴出すべき水量は、条件によって異なるが、例え
ば上記例と同様に外気温度が40°C。湿度が30%で
あり、第2空気通路16内を通過する風量が100m3
/hの場合、約700cm 3 /h以上の噴出水量であれば
よい。
【0015】以上の実施例では、太陽電池等の出力によ
り、室内ファン1と室外ファン4とポンプ8の3つの機
器を駆動する必要があるが、例えば日射量が少なく、太
陽電池10等の出力が弱い場合、これらの3つの機器を
駆動することができない場合がある。このような場合
は、図2(ロ)に示すように、ファン4とポンプ8を停
止させ、ファン1のみを駆動させ、上述した従来技術と
同様の換気方式とすることにより低電力時に対応するこ
とができる。これは、日射量が弱い場合を想定している
ため、日射量が弱い場合は、車室内を高温にする熱負荷
が小さいため、前記方法においても車室内の温度上昇を
抑制することができる。 〔第2実施例〕次に、図3は本発明の第2実施例に係わ
る、加湿冷却方式の換気装置の構成断面図を示したもの
である。
【0016】本第2実施例における加湿冷却方式の換気
装置は図3に示すように、上述した第1実施例と同様
に、外気を導入する外気取り入れ口2と、車室内に通じ
る室内口3とを連通させる第1空気通路15と、前記外
気取り入れ口2を同一にし、前記第1空気通路15途中
から分岐し、車室外に通じる室外口5とを連通させる第
2空気通路16により構成される。
【0017】そして、本実施例においては、前記吸熱フ
ィン13と放熱フィン14およびヒ−トパイプ7の組み
合わせの代わりに、屈曲した導管18を有する熱交換器
11が配設されている。
【0018】つまり、第1空気通路15途中には、熱交
換器11と車室内へ空気を吹き出す室内ファン1が空気
の流れ方向から順次配設されている。また、前記熱交換
器11の一端部が第2空気通路16内に突出した構造と
なっている。さらに第2空気通路16内には、前記熱交
換器11の一端部と、前記熱交換器11を冷却するため
に水を噴出するノズル6と、車室外へ空気を吹き出す室
外ファン4とが空気の流れ方向から順次配設されてい
る。さらに前記ノズル6へ水を供給するためのポンプ8
と、第2空気通路16を共有して、ノズル6下方部に水
を溜めておくタンク9とが備えられている。
【0019】次に本実施例の作用を説明する。図3の矢
印17は空気の流れを示すものであるが、本第2実施例
においては、室内ファン1および室外ファン4の駆動に
より、外気取り入れ口2から導入された外気は、前記第
1空気通路15と第2空気通路16に分流され室内口3
および室外口5へ導入される。第1空気通路15に導入
された外気は、熱交換器11の導管18内を通過した
後、室内口3から車室内へと室内ファン1によって吹き
出される。前記第2空気通路16内に設けられたノズル
6から噴出された水は、熱交換器11の外表面で蒸発
し、潜熱を奪うことにより熱交換器11は冷却される。
これにより、熱交換器11の導管18内を通過する外気
も冷却され、冷却された外気は、室内ファン1により車
室内に吹き出され、車室内全体が冷却されることにな
り、第1実施例と同様の車室内の温度上昇の抑制効果が
得られる。
【0020】尚、第1および第2実施例において、室内
ファン1および室外ファン4の2つを用いた構成となっ
ているが、これに限られるものではなく、たとえば図4
に示すように、外気取り入れ口2内にファン19を設置
した場合も第1および第2実施例と同様の効果が得られ
る。 〔第3実施例〕次に、図5は本発明の第3実施例に係わ
る、加湿冷却機能に加えて、空気清浄機能を付加した換
気装置の構成断面図を示したものである。
【0021】本第3実施例においては、図5に示すよう
に、外気を導入する外気取り入れ口2と、車室内に通じ
る室内口3とを連通させる第1空気通路15と、前記外
気取り入れ口2を同一にし、前記第1空気通路15途中
から分岐し、車室外に通じる室外口5を有する第2空気
通路16と、前記外気取り入れ口2を同一にし、前記第
1空気通路15途中から分岐し、車室内に通じる空気清
浄吸い込み口18(第2室内口)を有する第3空気通路
20により構成される。つまり、前記第1空気通路1
5、第2空気通路16、第3空気通路20は、一箇所で
連通する構造となっている。
【0022】また上述した第1実施例と同様に、前記第
1空気通路15内には、ヒ−トパイプ7の一端に設けら
れた熱交換を行う吸熱フィン13と、車室内へ冷却され
た外気を吹き出す室内ファン1が空気の流れ方向から順
次配設されている。また第2空気通路16内には、ヒ−
トパイプ7の一端に設けられた熱交換を行う放熱フィン
14と、放熱フィン14を冷却するために水を噴出する
ノズル6と、車室外へ外気を送り出す室外ファン4とが
空気の流れ方向から順次配設されている。さらに、前記
ノズル6へ水を供給するためのポンプ8と、第2空気通
路16を共有してノズル6下方部に水を溜めておくタン
ク9とが備えられている。前記吸熱フィン13と放熱フ
ィン14はヒ−トパイプ7により連結されており、ヒ−
トパイプ7によって熱の伝達交換がされることになる。
そして本実施例においては、第3空気通路20内には、
空気清浄のためのフィルタ21が設けられている。ま
た、第1空気通路15、第2空気通路16、第3空気通
路20の連通部には、空気の流れを切り換えるダンパ2
2が設置されている。このダンパ22は3段階の切り換
え機能を備え、外気取り入れ口2と室内口3および室外
口5を連通させるようなダンパ22の位置をAの位置、
空気清浄吸い込み口18および室内口3を連通させ、ま
た外気取り入れ口2および室外口5を連通させるような
ダンパ22の位置をBの位置、室外口5と室内口3およ
び空気清浄吸い込み口18を連通させるようなダンパ2
2の位置をCの位置と区別することにする。
【0023】次に本実施例の作用を図6(イ)、(ロ)
ないし図7(イ)、(ロ)、(ハ)に示す。図6(イ)
は太陽電池等の供給電力が大きい場合の換気に関する作
動図、図6(ロ)は供給電力が小さい場合の換気に関す
る作動図、図7(イ)は冷却効果のある空気清浄の作動
図、図7(ロ)は冷却効果のない空気清浄の作動図、図
7(ハ)は排気に関する作動図を示している。
【0024】発電量が大きい時の換気時は図6(イ)、
また発電量が小さい時の換気時は図6(ロ)に示すよう
に、ダンパ22はAの位置に設定され、外気は第3空気
通路20へは流入しない構成となる。これは上述した第
1実施例と同様の構成となり、前記第1実施例と同様の
作用効果が得られる。
【0025】また図7(イ)は、車室内の空気清浄を行
う場合を示しており、しかも空気清浄後の空気を冷却し
て車室内へ戻すものである。この時ダンパ22は、Bの
位置に設定され、空気清浄吸い込み口18と室内口3を
連通させるとともに、外気取り入れ口2と室外口5を連
通させる構造である。またこの時、室内ファン1、室外
ファン4およびポンプ8は駆動されている。
【0026】空気清浄吸い込み口18から吸引された車
室内の空気は、第3空気通路20内に導入され、前記第
3空気通路20内に設けられたフィルタ21を介して、
車室内空気が清浄されることになる。さらに清浄された
空気は、第1空気通路15へ導入される。前記第1空気
通路15内では、ヒ−トパイプ7の一端に設けられた吸
熱フィン13により、熱交換され室内口3を介して室内
ファン1によって吹き出されることになる。また、外気
取り入れ口2から導入された外気は、第2空気通路16
に流入し、ヒ−トパイプ7の一端に設けられた放熱フィ
ン14を介して、室外口5から室外ファン4によって吹
き出されることになる。ノズル6から噴出された水は、
放熱フィン14に付着し、そこで蒸発することにより、
蒸発に伴う潜熱を奪い、その結果放熱フィン14は導入
空気に対する湿球温度近くにまで冷却され、この低い温
度がヒ−トパイプ7の伝熱により、第1空気通路15内
の吸熱フィン13に伝達され、第1空気通路15へ流入
した空気を冷却することになる。
【0027】この場合、車載されたク−ラ−と併用する
ことにより、前記車載ク−ラ−の必要冷房能力を低減す
ることができる。次に図7(ロ)においても、前記空気
清浄を行う場合であるが、空気清浄後の空気を冷却せず
に車室内へ戻す場合である。この時もダンパ22は、B
の位置に設定され、空気清浄吸い込み口18と室内口3
を連通させるとともに、外気取り入れ口2と室外口5を
連通させる構造である。しかしながら、この場合は、室
内ファン1は駆動されていれるが、室外ファン4および
ポンプ8は駆動されない。
【0028】空気清浄吸い込み口18から吸引された車
室内の空気は、第3空気通路20内に導入され、前記第
3空気通路20内に設けられたフィルタ21を介して、
車室内空気が清浄されることになる。さらに清浄された
空気は、第1空気通路15を通過した後、室内口3から
室内ファン1を介して車室内へ吹き出されることにな
る。
【0029】この場合、冷風が必要ない場合の空気清浄
に有効である。次に図7(ハ)は排気を行う場合であ
る。この時は、ダンパ22はCの位置に設定され、空気
清浄吸い込み口18、室内口3および室外口5を連通さ
せる構造である。この時室外ファン4は駆動されている
が、室内ファン1およびポンプ8は停止されている。
【0030】空気清浄吸い込み口18および室内口3か
ら吸引された車室内の空気は、第3空気通路20ないし
第1空気通路15を通過して第2空気通路16内に導入
され、その後室外口5を介して室外ファン4によって吹
き出されることになる。
【0031】本構成によれば、たとえばタバコ等の煙を
車室外へ放出したい場合に有効である。また、図8は本
発明の第3実施例であり、上記図5の装置について、具
体的に実車に搭載した透視図を示したものである。つま
り、図8に示すように、車両におけるトランクの車室内
側に設置した場合のもので、空気清浄吸い込み口18と
室内口3を車室内後部のリアトレイ上に設置し、外気取
り入れ口2を床下に、室外口5をリアガラス直後のトラ
ンク上に開口している。本実施例では、室外口5は上向
きに開口させているが、雨等の侵入が問題になる場合等
には、外気取り入れ口2とは離れた位置の床下部に室外
口5を開口させても同等の効果が得られる。
【0032】尚、室内ファン1、室外ファン4、および
ポンプ8を駆動するための電力は、車室外に設置した太
陽電池10もしくは図示しない車載バッテリ等により供
給される。また、タンク9内の水は、車載ク−ラ−のエ
バポレ−タから発生するドレン水や、あらかじめユ−ザ
−により別途補給される。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術のように外気
を直接室内に導入する場合に比較して、低温に冷却した
空気を室内に導入できるため、たとえば車両の炎天下駐
車時等の車室内温度の上昇を抑制し、不快感の低減およ
び車室内搭載品の高温による悪影響を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、加湿冷却方式の換
気装置の断面構成図
【図2】(イ)は供給電力が大きい場合における第1実
施例の作動説明図、(ロ)は供給電力が小さい場合にお
ける第1実施例の作動説明図
【図3】本発明の第2実施例を示す、加湿冷却方式の換
気装置の断面構成図
【図4】本発明の第1実施例および第2実施例における
変形例を示す断面構成図
【図5】本発明の第3実施例を示す、加湿冷却機能に加
えて空気清浄機能を付加した換気装置の断面構成図
【図6】(イ)は供給電力が大きい場合における第3実
施例の作動説明図、(ロ)は供給電力が小さい場合にお
ける第3実施例の作動説明図
【図7】本発明の第3実施例における(イ)冷却効果の
ある空気洗浄の場合の作動説明図、(ロ)冷却効果のな
い空気清浄の場合の作動説明図、(ハ)排気に関する作
動説明図
【図8】本発明の第3実施例の装置を実車に搭載した場
合の透視図
【符号の説明】
1 室内ファン 2 第1室外口をなす外気取り入れ口 3 第1室内口 4 室外ファン 5 第2室外口 6 水供給装置をなすノズル 7 熱交換器の主要部をなすヒ−トパイプ 8 ポンプ 9 タンク 10 太陽電池 13 熱交換器の主要部をなす吸熱フィン 14 熱交換器の主要部をなす放熱フィン 15 第1空気通路 16 第2空気通路 18 第2室内口をなす空気清浄吸い込み口 20 第3空気通路 21 フィルタ 22 ダンパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外より外気を取り入れ、室内に外気を
    導入する第1空気通路を備えた換気装置において、 前記室外より外気を取り入れ、この外気を排出する第2
    空気通路と、該第2空気通路を通過する空気中に水分を
    供給し、該空気を加湿させるための水供給装置と、前記
    加湿された空気により前記第1空気通路と前記第2空気
    通路を通過する空気を互いに熱交換させ前記第1空気通
    路を通過する空気を冷却する熱交換器と、前記第1空気
    通路および第2空気通路へ外気を導入する送風装置とを
    具備したことを特徴とする加湿冷却方式換気装置。
  2. 【請求項2】 前記第1空気通路は、室外より外気を取
    り入れる第1室外口と室内に外気を導入する第1室内口
    とを有し、前記第2空気通路は第1空気通路途中から分
    岐して形成され、外気を室外へ排出する第2室外口を有
    することを特徴とする請求項1記載の加湿冷却方式換気
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1空気通路および前記第2空気通
    路に加え、前記第1空気通路途中から分岐して、室内の
    空気を取り入れる第2室内口を有する第3空気通路を配
    設し、該第3空気通路内に空気清浄フィルタを配置し、
    さらに第1空気通路から第2空気通路および第3空気通
    路へと分岐する箇所に空気の流れ方向を切り換えるダン
    パを備えたことを特徴とする請求項2記載の加湿冷却機
    能付き換気装置。
JP4295998A 1992-11-05 1992-11-05 加湿冷却方式換気装置 Withdrawn JPH06143988A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7654307B2 (en) * 2006-01-18 2010-02-02 Delphi Technologies, Inc. Evaporative cooler assisted automotive air conditioning system
KR101013896B1 (ko) * 2007-10-25 2011-02-14 현대자동차주식회사 차량용 쿨링시스템
JP2012101689A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Isuzu Motors Ltd ダッシュボード冷却システム

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