JPH0614393Y2 - カラ−ブラウン管 - Google Patents

カラ−ブラウン管

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JPH0614393Y2
JPH0614393Y2 JP1986009021U JP902186U JPH0614393Y2 JP H0614393 Y2 JPH0614393 Y2 JP H0614393Y2 JP 1986009021 U JP1986009021 U JP 1986009021U JP 902186 U JP902186 U JP 902186U JP H0614393 Y2 JPH0614393 Y2 JP H0614393Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
panel
shadow mask
mask structure
spring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986009021U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62121763U (ja
Inventor
富三男 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シャドウマスク型カラーブラウン管、特にそ
のパネルとシャドウマスク構体との係合構造に関するも
のである。
〔従来の技術およびその問題点〕 一般にカラーブラウン管のパネルとシャドウマスク構体
は、第4図に示す様にシャドウマスク11が取付けられ
たフレーム12に複数個のスプリング13を設け、その
スプリング13の開孔をパネル14の内周面に設けられ
た係止ピン15に関係位置を正しく保持し係止すること
により組立てられている。特に、シャドウマスク構体を
パネル14の係止ピン15にとめる方法において、3ピ
ン支持のカラーブラウン管では一平面は3つの点で任意
に決めることができるということから位置ずれすること
なく比較的容易にシャドウマスク構体を組立てることが
できる。しかし、4ピン支持のものにおいては、4ピン
目はパネル製造工程で係止ピン15をパネル内周面のガ
ラスに埋め込む時に、他の3ピン平面に対しある誤差の
ばらつきを持っているため、4ピン支持パネルのシャド
ウマスク構体の4ピン目のスプリング開孔を係止ピン1
5に対し正確にずれることなく嵌合させる為には組合せ
るべきパネルに現物合せでスプリング開孔部を合せて組
立てる必要があった。
この方法の一例として、第2図に示すように4ピン目の
スプリング孔4を他の3個の孔より大きくあけ、係止ピ
ン15に対してはいわゆる「バカ孔」になっている4ピ
ン目のスプリング7を他の3個のスプリング13と同じ
工程で規定の位置に溶着し、この後にこのシャドウマス
ク構体の4ピン目のスプリング孔4とパネルピン15の
間に他の3つのスプリング13に相当する開孔を持った
支持片8を挿入しパネルピン15との関係を保った状態
で4ピン目のスプリング孔4と支持片8を溶着しパネル
14の係止ピンに対するシャドウマスク構体の位置決め
を行なう方法がある。この様にあるパネルに対し現物合
せの一品一様で組立てられたシャドウマスク構体は、カ
ラーブラウン管の最終工程まで一対で流されカラーブラ
ウン管が製作される。ところが、蛍光膜塗布工程等の途
中工程でパネル傷等の不具合が発生し、パネルのみ不良
となる場合があり、この様な場合シャドウマスク構体の
みを取り出して他の良品パネルと組合せて再利用しよう
とすると、前述のようにパネルの3ピン平面に対し4ピ
ン目の位置がばらつきを持っているため、そのままでは
4つのピンと4つのスプリングとが合わず再利用できな
い。従って、これらのシャドウマスク構体を廃棄解体し
たり、又再利用する場合は4ピン目の支持片の溶着部を
解体する必要があった。この解体に当っては溶着部をキ
リ等で孔明けして支持片を取り出す方法があるが、狭く
不安定な所で切り粉が発生しシャドウマスクの目づまり
不良やカラーブラウン管の電子銃ショート不良等の発生
原因となる等、多額の費用損失が発生していた。
本考案は前述の従来技術の欠点を除去し、4ピンシャド
ウマスク構体の再利用を容易にできる様にしたものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、シャドウマスク構体の4ケ所に取付けたスプ
リングの開孔をガラスパネルの係止ピンへ係止させるカ
ラーブラウン管において、少なくとも2ケ所のスプリン
グの開孔部に、係止ピンに嵌合する開孔を有する支持片
を重ね合わせて取付けたことを特徴とする。
すなわち、本考案は、当初組立てられたシャドウマスク
構体の4ピン目以外のスプリング孔部を「バカ孔」に見
たて支持片をそのパネルピンとスプリングとの間に挿入
し、新たなパネルと組合せることによってシャドウマス
ク構体の廃棄や支持片解体の切り粉が発生しない様にし
たものである。本考案は4ピンパネル用のシャドウマス
ク構体を任意のパネルと組合せることを可能にし、従っ
てシャドウマスク構体の破損がないかぎり、シャドウマ
スク構体を廃棄することなく簡単な処理で再利用ができ
かつ再利用の際に4ピン目のスプリング開孔と重ね合せ
た支持片をはがすことなく任意のパネルと組合せること
ができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図,第2図,第3図に基づ
き説明する。
第1図は本考案を基に再利用したシャドウマスク構体6
とパネル1の組合せた図である。即ち、当初、4ケ目の
ピン5に対応する4ケ目のスプリング7のバカ孔部でパ
ネルの係止ピン5に現物合せされた支持片8と対応する
スプリング9の孔部に同様の支持片10を溶着させ当初
とは違うパネルに組合せたものである。
一般に4ピンパネルの3ピン平面に対する4ピン目の位
置精度は第2図において、x,y両軸方向とも0.5mm程
度のばらつきが有るとされているが、当方の調査による
と同ロット内ではそのばらつきが半減されるレベルに有
ることが確認されている。従って、当初組立てたシャド
ウマスク構体6の4ピン目5に対向するスプリング9の
「バカ孔」ではない孔部を「バカ孔」と見たて支持片1
0をそのパネルピン3とスプリング9との間に挿入し、
新たなパネルと組合せればスプリングはその板厚分の約
0.8mmだけピンから押し下げられるので第3図に示すよ
うにピン3の外周約0.35mm程度の自由度が発生する。し
たがって、その範囲内のパネルピンのばらつき誤差であ
れば、当初の組立方法と全く同様に、ある任意のパネル
に対するシャドウマスク構体のスプリング孔相対位置を
決定することができる。
しかし、3ピンに対する4ピン目のばらつきが0.35mm程
度以上の場合は既設のスプリング開孔部にピンがひっか
かり正確な組合せができない。その場合は溶着する前に
パネルを交換し再組合せを行なう。当方の試行によれば
少なくとも2回のパネル交換で99%のシャドウマスク
構体の再利用が可能という結果がでている。以下同様に
して残りの2つのピン2,4についても本考案再利用方
法を適用すれば1つのシャドウマスク構体に対し3度ま
でパネルを入れ替えた再利用が容易にできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によるカラーブラウン管パネル
とシャドウマスク構体組立によれば、4ピンパネル用の
シャドウマスク構体の再利用が簡単にかつ複数回でき、
従って資材費の低減が図られ、カラーブラウン管のコス
トダウンに有効な手段となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は4ピ
ン目支持片部の分解斜視図、第3図は本考案により支持
片を取り付けたスプリングの嵌合状態を示す拡大図、第
4図は従来のパネルとシャドウマスク構体の組立を示す
平面図である。 1,14……パネル、2,3……ピン、4……バカ孔、
5,15……4ピン目ピン、6,11……シャドウマス
ク、7……4ピン目スプリング、8,10……支持片、
9,13……スプリング、12……フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャドウマスク構体の4ケ所に取付けたス
    プリングの開孔をガラスパネルの係止ピンへ係止させる
    カラーブラウン管において、係止ピン直径よりも相当大
    きな開孔を有する1つのスプリングと、係止ピンと嵌合
    する大きさの開孔を有する3つのスプリングのうちの少
    なくとも1つを含む、少なくとも2ケ所のスプリングの
    開孔部に、係止ピンに嵌合する開孔を有する支持片を重
    ね合せて取付けたことを特徴とするカラーブラウン管。
JP1986009021U 1986-01-24 1986-01-24 カラ−ブラウン管 Expired - Lifetime JPH0614393Y2 (ja)

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JP1986009021U JPH0614393Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24 カラ−ブラウン管

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JP1986009021U JPH0614393Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24 カラ−ブラウン管

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JPS62121763U JPS62121763U (ja) 1987-08-01
JPH0614393Y2 true JPH0614393Y2 (ja) 1994-04-13

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JP1986009021U Expired - Lifetime JPH0614393Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24 カラ−ブラウン管

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JPH0821333B2 (ja) * 1986-09-09 1996-03-04 株式会社東芝 カラ−受像管

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Publication number Publication date
JPS62121763U (ja) 1987-08-01

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