JPH0614376A - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム

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JPH0614376A
JPH0614376A JP4166270A JP16627092A JPH0614376A JP H0614376 A JPH0614376 A JP H0614376A JP 4166270 A JP4166270 A JP 4166270A JP 16627092 A JP16627092 A JP 16627092A JP H0614376 A JPH0614376 A JP H0614376A
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Masato Fujiwara
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、大規模かつ複数のプロセスの監視
制御システムでも、必要な警報のみ発報し、且つシステ
ムに合わせて警報に重みを付することにある。 【構成】 複数の制御用ステーションを制御する複数の
オペレータインタフェイスステーション3が設けられた
監視制御システムにおいて、各オペレータインタフェイ
スステーション3は、予めステーション毎に警報監視の
実行可否を示す監視可否デ−タを記憶する可否デ−タテ
ーブル13と、外部から入力されるデ−タに基づいて可
否デ−タテーブル13内の情報を、登録,更新する可否
デ−タ登録手段12と、あるステーションで警報が発生
した場合に、この警報に基づいて当該ステーションを特
定し、監視可否デ−タに基づいて当該ステーションの警
報監視の可否を判断する警報監視判断手段14と、警報
監視が可の場合には警報を発報する警報発報手段18と
を備えた監視制御システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプロセス計装そ
の他の各種の制御システム等に利用される監視制御シス
テムに係り、特に、必要な各ステーションの警報のみを
発報し、且つシステム全体を考慮しつつ警報に重みを付
する技術を設けた監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロセス等の監視制御システム
は、同一LAN上に複数の実行制御用のプロセスコント
ロールステーションの他、これら実行制御用プロセスコ
ントロールステーションを監視制御する監視操作用オペ
レータインタフェイスステーションが接続され、前記各
実行制御用プロセスコントロールステーションでは、各
プロセス単位毎に1個または複数のプロセス状態を検出
し、プロセス状態の異常の有無を判断し、かつ、プロセ
ス状態に応じて必要な操作を行い、一方、監視操作用プ
ロセスコントロールステーションでは、実行制御用プロ
セスコントロールステーションで発生した警報を監視す
る構成となっている。
【0003】この場合、各監視操作用オペレータインタ
フェイスステーションの警報監視は全ての実行制御用プ
ロセスコントロールステーションが監視対象となってい
ても問題ないが、近年、監視制御システムの信頼性およ
び性能向上の観点から、監視制御の範囲が複数プロセス
を対象に扱えるようになってきたこと、工場内に分散し
ていた計器室の統合化、オペレータの作業環境改善、合
理化およびプロセスの集中管理を図ること等が要求さ
れ、このため従来の監視操作用オペレータインタフェイ
スステーションを1つにまとめた統合監視制御システム
が構築されている。
【0004】このような統合監視制御システムは、計器
室に複数の監視操作用オペレータインタフェイスステー
ションと、多くのCRT装置とを設け、オペレータは担
当するプロセスに応じて複数の班に分かれ、プロセス単
位でCRT装置を限定して当該プロセスを監視制御して
いる。
【0005】また、各実行制御用プロセスコントロール
ステーションが発する警報のうち、当該各実行制御用プ
ロセスコントロールステーション内のカードおよび周辺
機器の警報は、予め警報項目と、異常の重要度(以下、
重みという)とが決められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような監視制御システムは、全ての実行制御用プロセス
コントロールステーションが警報監視対象となっている
ため、対象プロセス以外の実行制御用プロセスコントロ
ールステーションでカード異常が発生すると、対象プロ
セス監視用のCRT装置にも当該プロセスコントロール
ステーションのカード警報が発報されてオペレータに負
担がかかり、プロセスの監視に悪影響を与える問題があ
る。
【0007】また、このように、ある実行制御用プロセ
スコントロールステーションが発した警報を全ての監視
操作用オペレータインタフェイスステーションに発報す
る方式では、必要な警報だけを選択して発報することが
できない問題がある。
【0008】さらに、各実行制御用プロセスコントロー
ルステーション内のカードおよび周辺機器の警報は、警
報項目と警報の重みとが予め決められているが、これら
はシステムによりかなり異なるので、システムごとに設
定したいという問題がある。例えば、周辺機器のプリン
タに異常が発生した場合、プリンタ本体の異常を重警報
とし、紙切れなどは軽警報とするのが普通であるが、公
共機関への報告を必要とする公共システムの帳票機能で
のプリンタ異常の場合には、紙切れであっても重警報と
し、オペレータに対応を促して帳票を継続させるように
したい。
【0009】一方、化学プロセス分野等のシステムで
は、プロセスへの影響度の低いプリンタ本体の異常の場
合には軽故障扱いとし、より影響度の高いものを重故障
としたい。
【0010】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、大規模かつ複数のプロセスを監視制御するシステム
でも、必要とするステーションの警報のみを発報し、且
つ、システムに合わせて警報に重みを付する監視制御シ
ステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1,2に対応する
発明は、複数の制御用ステーションを監視制御する複数
の監視操作用ステーションが設けられた監視制御システ
ムにおいて、各監視操作用ステーションは、予め前記各
制御用ステーションおよび前記各監視操作用ステーショ
ンのうち、少なくとも前記各制御用ステーション毎に警
報監視の実行可否を示す監視可否デ−タを記憶する可否
デ−タテーブルと、あるステーションで警報が発生した
場合、この警報に基づいて当該ステーションを特定し、
前記監視可否デ−タに基づいて当該ステーションの警報
監視の実行可否を判断する警報監視判断手段と、警報監
視が可の場合には前記警報を発報する警報発報手段と、
外部から入力されるデ−タに基づいて前記可否デ−タテ
ーブル内の監視可否デ−タを登録,更新する可否デ−タ
登録手段とを設けた監視制御システムである。
【0012】請求項3,4に対応する発明は、複数の制
御用ステーションを監視制御する複数の監視操作用ステ
ーションが設けられた監視制御システムにおいて、各監
視操作用ステーションは、予め前記各制御用ステーショ
ンおよび前記各監視操作用ステーションのうち、少なく
とも前記各制御用ステーション内のカード種別および周
辺の機器種別毎に、警報項目デ−タ,警報監視の実行可
否を示す監視可否デ−タおよび前記警報項目の重要度を
示す重み付けデ−タを記憶する監視情報テーブルと、あ
るカードまたは周辺機器で警報が発生した場合、この警
報に基づいて当該カードまたは周辺機器の種別および警
報項目を特定し、且つ、前記監視可否デ−タに基づいて
警報監視の実行可否を判断し、警報監視が可の場合には
前記重み付けデ−タに基づいて重み付け警報を作成する
警報作成手段と、この警報作成手段で作成された前記重
み付け警報を発報する警報発報手段と、外部から入力さ
れるデ−タに基づいて前記監視情報テーブル内の監視可
否デ−タおよび重み付けデ−タを登録,更新する監視情
報登録手段とを設けた監視制御システムである。
【0013】
【作用】従って、請求項1,2に対応する発明は以上の
ような手段を講じたことにより、各制御用ステーション
および各監視操作用ステーションのうち、少なくとも,
ある制御用ステーションが警報を発した際に、この警報
に基づき、警報監視判断手段が、警報を発した当該ステ
ーションを特定し、且つ可否デ−タテーブルを呼び出し
て当該ステーションの警報監視の実行可否を判断し、警
報監視が可の場合には警報発報手段が当該警報を発報す
るので、必要とするステーションの警報のみを発報する
ことができると共に、可否デ−タテーブル内の監視可否
デ−タを登録,更新する可否デ−タ登録手段を設けたこ
とにより、このような監視対象のステーションを任意に
設定することができる。
【0014】請求項3,4に対応する発明は、各制御用
ステーションおよび各監視操作用ステーションのうち、
少なくとも各制御用ステーション内のあるカードまたは
周辺機器で警報が発生した際に、この警報に基づき、警
報作成手段が、警報を発した当該カードまたは周辺機器
の種別および警報項目を特定し、且つ監視情報テーブル
を呼び出して当該カードまたは周辺機器の警報監視が可
の場合に重み付けデ−タを用いて重み付け警報を作成
し、警報発報手段がこの重み付け警報を発報するので、
カードまたは周辺機器について警報監視の実行可否や重
み付けの組み合わせにより,必要な警報を適切な重要度
で発報することができると共に、監視情報テーブル内の
各情報を登録,変更する監視情報登録手段を設けたこと
により、このような監視対象のカードまたは周辺機器の
警報を任意の重要度で設定することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明に係る監視制御システムの
構成を示す図である。この監視制御システムは、同一L
AN1上の制御用ステーションとしての複数のプロセス
コントロールステーション21 〜N と監視操作用ステー
ションとしての複数のオペレータインタフェイスステー
ション31 〜n とで構成されていて、オペレータインタ
フェイスステーション3毎に、監視対象となるプロセス
コントロールステーション2が予め決まっている。これ
らプロセスコントロールステーション2は、プロセス制
御用等に各種のカード4を介して外部の検出器5のデ−
タにより操作される操作弁6を有し、且つ周辺機器とし
て例えばプリンタ7,デ−タ表示器8および警報ブザー
9等を備える一方、オペレータインタフェイスステーシ
ョン3は監視操作用に複数のCRT装置101 〜m のい
ずれかを備えている。
【0016】次に本発明の主要部をなすオペレータイン
タフェイスステーションの構成について図2を用いて説
明する。このオペレータインタフェイスステーション3
は、外部から可否デ−タ登録手段12を介して警報監視
の実行可否を登録する可否デ−タテーブル13と、この
可否デ−タテーブルに基づいて各ステーションの警報を
監視する警報監視手段14と、外部から監視情報登録手
段15を介して監視情報を登録する監視情報を登録する
監視情報テーブル16と、この監視情報に基づいて各ス
テーション内のカード4および周辺機器7〜9の警報を
作成する警報作成手段17と、警報監視手段14または
警報作成手段17から警報を受けて外部に発報する警報
発報手段18とで構成されている。
【0017】前記可否デ−タ登録手段12は、外部のC
RT装置10から入力されるデ−タに基づいて前記可否
デ−タテーブル13内の情報を登録,更新する機能をも
っている。
【0018】この可否デ−タテーブル13は、予めプロ
セスコントロールステーション2およびオペレータイン
タフェイスステーション3のうち、少なくとも前記各プ
ロセスコントロールステーション毎に警報監視の実行可
否を示す監視可否デ−タを記憶するテーブルであって、
図3のように各ステーションを特定するステーション番
1 〜N と、CRT装置を特定するCRT番号1 〜m
を、警報監視の実行可否を示す監視可否デ−タで対応付
けしている。ここで、監視可否デ−タは1ビットのフラ
グであって、“0”の場合には警報監視を実行し、
“1”の場合には警報監視をしない旨を示す。
【0019】前記警報監視手段14は、各プロセスコン
トロールステーション2および各オペレータインタフェ
イスステーション3のうち、少なくとも,あるプロセス
コントロールステーション2で警報が発生した場合に、
この警報に基づいて当該ステーションを特定し、前記監
視可否デ−タに基づいて当該ステーションの警報監視の
可否を判断するものである。
【0020】一方、前記監視情報登録手段15は、外部
のCRT装置6から入力されるデ−タに基づいて前記監
視情報テーブル16内の情報を、登録,更新する機能を
もつ。
【0021】この監視情報テーブル16は、予め各プロ
セスコントロールステーション2および各オペレータフ
ェイスステーション3のうち、少なくとも前記各プロセ
スコントロールステーション2内のカード種別および周
辺の機器種別毎に、警報項目デ−タ,警報監視の実行可
否を示す監視可否デ−タ,および前記警報項目の重要度
を示す重み付けデ−タを記憶するテーブルであって、具
体的には図4に示す通りである。図示するように、カー
ド4または周辺機器7〜9の種別に対応して警報項目の
名称デ−タがシステムで予め決められており、この警報
項目デ−タに対応して重み付けデ−タおよび監視可否デ
−タを登録することができる。ここで、重み付けデ−タ
の対応するビットは、“0”が軽警報,“1”が重警報
であって、監視可否デ−タの対応するビットは、“0”
が警報監視を実行し,“1”が警報監視をしない旨を示
している。
【0022】前記警報作成手段17は、あるカードまた
は周辺機器で警報が発生した場合に、この警報に基づい
て当該カードまたは周辺機器の種別および警報項目を特
定し、且つ、監視情報テーブル16内の監視可否デ−タ
に基づいて警報監視の可否を判断し、警報監視が可すな
わち実行する場合には前記重み付けデ−タに基づいて重
み付け警報を作成するものである。
【0023】前記警報発報手段18は、警報監視手段1
3で警報監視を可と判断した場合には当該警報を発報
し、また、警報作成手段17で重み付け警報を作成した
場合には当該重み付け警報を発報するものである。
【0024】次に、このような監視制御システムの動作
について図面を参照して説明するに、まず、必要なステ
ーションのみの警報の監視について述べる。始めにオペ
レータは、各CRT装置6毎に、警報の監視対象とする
ステーションとして,少なくとも各プロセスコントロー
ルステーション2の設定を行う。この設定は、可否デ−
タ登録手段12によりCRT装置6上に図5のようなス
テーション番号とオン,オフが表示されたステーション
警報監視設定画面を表示させて、監視するステーション
番号のオン表示をタッチして反転表示させ,監視しない
ステーション番号のオフ表示をタッチして反転表示させ
ると、これら反転表示による設定が監視可否デ−タとし
て可否デ−タテーブルに登録される。
【0025】なお、このような登録は、設定画面を表示
しているCRT装置6に対する分しか行うことができ
ず、すなわち他のCRT装置6に対しては監視するステ
ーションを設定できないので、オペレータは、全てのC
RT装置61 〜m について監視するステーションを登録
する。
【0026】次に、例えば、あるプロセスコントロール
ステーション2で警報を発生すると、この警報がLAN
1を介してオペレータインタフェイスステーション3内
の警報監視手段14に入力される。この警報監視手段1
4は、図6に示すように、受信した警報から当該プロセ
スコントロールステーション番号iを決定する(ST
1)とともにCRT番号jを初期化(ST2)する。こ
こで、可否デ−タテーブル13を呼び出してプロセスコ
ントロールステーション番号iをCRT番号jのCRT
装置61 が警報監視するか否かを判断する(ST3)。
警報監視する場合は警報発報手段18がプロセスコント
ロールステーションiの警報をCRT装置6j に発報し
(ST4)、しかる後、警報監視手段14がCRT番号
jに1を加算する(ST5)。
【0027】また、ST4で警報監視しない場合もST
5に行く。次に、1を加算された新たなCRT番号jが
全てのCRT装置6の個数m以下の場合には再度ST3
から処理を行い、個数mより上の場合には処理を終了す
る。
【0028】このように、全てのCRT装置61 〜m
ついて予め監視対象となるステーションとして,少なく
とも各プロセスコントロールステーション2を設定する
ので、例えば、あるプロセスコントロールステーション
が警報を発生した場合に、CRT装置6を監視するオペ
レータに対し、必要とするプロセスコントロールステー
ションの警報のみを発報することができる。
【0029】次に、カードおよび周辺機器の警報の監視
について図面を用いて述べるに、前述のようにステーシ
ョン番号に対するCRT番号は決定しているものとし、
且つCRT装置6の全てについて同様な処理を述べるこ
とは省略し、ここでは、あるCRT装置6j に処理を代
表させて説明する。
【0030】まず、オペレータは、監視情報登録手段1
5により図7のCRT画面を呼び出してカード種別と警
報項目又は周辺機器種別と警報項目毎に、警報監視の実
行可否と、実行する場合の警報の重み付けとを登録す
る。ここで、前記CRT画面は、カード種別又は周辺機
器種別単位に予め決まっている、種別番号、種別名称お
よび警報項目名称と、登録又は更新できる、警報監視の
実行可否,及び警報の重み付けとを表示する。このよう
な画面によりオペレータは、画面上で該当するカード種
別と警報項目又は周辺機器種別と警報項目毎に、警報監
視する場合には、横のオン表示にタッチして当該オン表
示部分を反転表示させ、警報監視しない場合には、その
横のオフ表示にタッチしてオフ表示部分を反転表示させ
て必要な情報を登録する。
【0031】同様に、オペレータは、警報の重み付けを
前記オン表示に対応する“重”又は“軽”部分にタッチ
して当該部分を反転表示させることにより登録する。監
視情報登録手段15は、これら反転表示による設定を監
視可否デ−タおよび重み付けデ−タとして監視情報テー
ブル16に記憶させる。
【0032】次に、プロセスコントロールステーション
2内のあるカード又は周辺機器で警報を発生すると、こ
の警報がLAN1を介してオペレータインタフェイスス
テーション3内の警報作成手段17に入力される。この
警報作成手段17は、受信した警報から当該カード又は
周辺機器の種別kを決定する(ST11)とともに警報
項目lを決定する(ST12)。
【0033】ここで、監視情報テーブル16を呼び出し
てカード又は周辺機器の種別kを警報監視するか否かを
判断する(ST13)。警報監視する場合は、重み付け
デ−タに基づいて重み付けを判断し(ST14)、
“重”の場合には、重警報を作成し警報発報手段18を
介してCRT装置6j に発報し(ST15)、“軽”の
場合には同様に軽警報を発報し(ST16)、処理を終
了する。
【0034】また、ST13で警報監視をしない場合に
は処理を終了する。
【0035】このように、カード種別と警報項目及び周
辺機器種別と警報項目毎について予め警報監視の実行可
否と、警報の重み付けとを設定できるようにしたので、
あるカード又は周辺機器で警報が発生した場合に、必要
な警報を適切な重み付けで発報することができる。
【0036】上述したように、本実施例によれば、予め
CRT装置6毎に監視対象のステーションを任意に設定
できるようにしたので、例えばあるプロセスコントロー
ルステーション2が警報を発した際に、この警報に基づ
き、警報監視判断手段14が、警報を発した当該プロセ
スコントロールステーション2を特定するとともに可否
デ−タテーブルを呼び出して当該プロセスコントロール
ステーション2の警報監視の実行可否を判断し、警報監
視が可の場合のみ,警報発報手段18が当該警報を発報
するので、必要とする任意のステーションの警報のみを
選択して発報することができる。
【0037】これより、警報発生時にオペレータは、迅
速な対応をとることができる。また、オペレータが監視
対象外のステーションの警報に気を取られることが無く
なるので、監視上のよけいな負担が無くなり、ひいて
は、プロセスに与える悪影響を未然に防止することがで
きる。
【0038】さらに、予めカード種別および周辺機器種
別単位に各種の警報項目を設け、これら警報項目毎に、
警報監視の実行可否および警報の重み付けとを任意に設
定できるようにしたので、あるカードまたは周辺機器で
警報が発生した際に、この警報に基づき、警報作成手段
17が、警報を発した当該カード4または周辺機器7〜
9の種別および警報項目を特定し、且つ監視情報テーブ
ル16を呼び出して当該カード4または周辺機器7〜9
の警報監視が可の場合に重み付けデ−タにより重み付け
警報を作成し、この重み付け警報を警報発報手段18が
発報するので、カード4または周辺機器7〜9について
警報監視の実行可否や重み付けの組み合わせにより,必
要な警報を適切な重要度で発報することができる。
【0039】従って、システムの内容に対応して警報項
目と警報の重み付けを細かく設定することができ、ま
た、重警報が発生した場合には、オペレータが最優先で
対応することができる。
【0040】なお、本発明は、警報の重み付けを重警報
および軽警報の2段階で行うように説明したが、テーブ
ル内のフラグの割り付けを1ビットから2ビットに変更
することにより重警報、中警報および軽警報の3段階と
しても同様に実施できる。
【0041】また、監視情報テーブル16内の、カード
種別,周辺機器種別および警報項目デ−タは予めシステ
ムで決められているように説明したが、システムの変更
や拡張等に応じて監視情報登録手段15で登録,更新で
きるようにしても同様に実施できる。
【0042】さらに、オペレータインタフェイスステー
ション3は複数のプロセスコントロールステーション2
を監視するように説明したが、合わせて他のオペレータ
インタフェイスステーション3及びそのカードと周辺機
器とを監視するようにしても同様に実施できる。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、予め各制
御用ステーションおよび各監視操作用ステーションのう
ち、少なくとも各制御用ステーション毎に警報監視の実
行可否を登録し、且つカード種別及び周辺機器種別に対
応して警報項目デ−タを設け、これら警報項目デ−タに
対応して警報監視の実行可否および警報の重み付けを登
録することにより、ステーション,カード又は周辺機器
のいずれかで警報が発生した場合には、これらの登録し
た情報に基づいて警報監視の実行可否および警報の重み
を判断して警報を発報するので、大規模かつ複数のプロ
セスを監視制御するシステムでも、必要とするステーシ
ョンの警報のみを発報し、且つ、システムに合わせて警
報に重みを付する監視制御システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する監視制御システムの構成を示
す図。
【図2】本発明の主要部をなすオペレータインタフェイ
スステーションの構成を示す図。
【図3】可否デ−タテーブルの構成を示す図。
【図4】監視情報テーブルの構成を示す図。
【図5】ステーションの警報監視設定画面を示す図。
【図6】警報監視手段の動作を示すフロ−チャ−ト。
【図7】カード・周辺機器の警報監視設定画面を示す
図。
【図8】警報作成手段の動作を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1…LAN、2…プロセスコントロールステーション、
3…オペレータインタフェイスステーション、4…カー
ド、11…警報監視装置、12…可否デ−タ登録手段、
13…可否デ−タテーブル、14…警報監視手段、15
…監視情報登録手段、16…監視情報テーブル、17…
警報作成手段、18…警報発報手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御用ステーションを監視制御す
    る複数の監視操作用ステーションが設けられた監視制御
    システムにおいて、 各監視操作用ステーションは、 予め前記各制御用ステーションおよび前記各監視操作用
    ステーションのうち、少なくとも前記各制御用ステーシ
    ョン毎に警報監視の実行可否を示す監視可否デ−タを記
    憶する可否デ−タテーブルと、 前記各制御用ステーションおよび前記各監視操作用ステ
    ーションのうち、少なくとも,ある制御用ステーション
    で警報が発生した場合、この警報に基づいて当該ステー
    ションを特定し、前記監視可否デ−タに基づいて当該ス
    テーションの警報監視の実行可否を判断する警報監視判
    断手段と、 警報監視が可の場合には前記警報を発報する警報発報手
    段とを備えたことを特徴とする監視制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視制御システムにおい
    て、 外部から入力されるデ−タに基づいて前記可否デ−タテ
    ーブル内の監視可否デ−タを登録,更新する可否デ−タ
    登録手段を付加したことを特徴とする監視制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数の制御用ステーションを監視制御す
    る複数の監視操作用ステーションが設けられた監視制御
    システムにおいて、 各監視操作用ステーションは、 予め前記各制御用ステーションおよび前記各監視操作用
    ステーションのうち、少なくとも前記各制御用ステーシ
    ョン内のカード種別および周辺の機器種別毎に、警報項
    目デ−タ,警報監視の実行可否を示す監視可否デ−タお
    よび前記警報項目の重要度を示す重み付けデ−タを記憶
    する監視情報テーブルと、 あるカードまたは周辺機器で警報が発生した場合、この
    警報に基づいて当該カードまたは周辺機器の種別および
    警報項目を特定し、且つ、前記監視可否デ−タに基づい
    て警報監視の実行可否を判断し、警報監視が可の場合に
    は前記重み付けデ−タに基づいて重み付け警報を作成す
    る警報作成手段と、 この警報作成手段で作成された前記重み付け警報を発報
    する警報発報手段とを備えたことを特徴とする監視制御
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の監視制御システムにおい
    て、 外部から入力されるデ−タに基づいて前記監視情報テー
    ブル内の監視可否デ−タおよび重み付けデ−タを登録,
    更新する監視情報登録手段を付加したことを特徴とする
    監視制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015087992A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 アズビル株式会社 機器状態表示装置および機器状態表示方法

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